JP2001270805A - 光揮性化粧料 - Google Patents

光揮性化粧料

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JP2001270805A
JP2001270805A JP2001007550A JP2001007550A JP2001270805A JP 2001270805 A JP2001270805 A JP 2001270805A JP 2001007550 A JP2001007550 A JP 2001007550A JP 2001007550 A JP2001007550 A JP 2001007550A JP 2001270805 A JP2001270805 A JP 2001270805A
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glittering
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Keiko Hirota
桂子 廣田
Yuki Yamamoto
由紀 山本
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Sakura Color Products Corp
Original Assignee
Sakura Color Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より強い光輝感を持ち、さらには強い立体感
を発現することができる化粧料、特にメイキャップ化粧
料を提供する。 【解決手段】 平滑な金属表面を有する鱗片状のガラス
フレーク粒子を含有し、そのガラスフレーク粒子のメジ
アン径が10〜500μmであり、前記ガラスフレーク
粒子が、化粧料全量に対して0.1〜20重量%含有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強い光輝感及び立
体感を発現する化粧料、特にメイキャップ化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、口紅、美爪料やアイシャドウなど
のメイキャップ化粧料として、金属酸化物を表面に被覆
したいわゆるパール顔料等を含有した化粧料が提供され
ている(特開昭62−187770号、特開平6−11
6507号、特開平9−132514号、特開平8−3
02236号、特開平2000−186012号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
の化粧料では、必ずしも強い光輝感及び立体感のあるも
のは提供されていなかった。本発明の目的は、より強い
光輝感を持ち、さらには強い立体感を発現することがで
きる化粧料、特にメイキャップ化粧料を提供するところ
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
鋭意検討した結果、金属(合金を含む。)の平滑な表
面、換言すれば平滑な金属表面を有する鱗片状の光輝性
粒子を含む化粧料であれば、強い光輝感を持ち、さらに
は強い立体感を発現することができる化粧料を提供する
ことができることを見出した。また、本発明は、その中
でも粒子表面が金属で被覆されたガラスフレーク粒子、
金属で被覆された無機粒子、金属箔粉及び金属被覆樹脂
フィルム粉を含有する化粧料が好適であり、また多重層
フィルム粉を含有する化粧料も好適であることを見出し
た。
【0005】かかる金属表面を備えた鱗片状の光輝性粒
子を含有する光輝性化粧料は、金属表面に入射する光が
当該平滑な金属表面で反射(好ましくは全反射)する結
果、肌、毛、爪などの表面にキラキラが点在するところ
の従来には全く提供されていなかった強い光輝感と立体
感を併せ持った化粧塗膜を得ることができる。
【0006】一方、この粒子表面が金属で被覆された光
輝性粒子と似て非なるものとして、既述したパール顔料
の様に、粒子表面が金属酸化物で被覆されたものがあ
る。しかし、この光輝性粒子の場合は、金属酸化物層が
透明であり、かつ金属酸化物の属性に起因して着色化す
る傾向が強く、しかも入射光が金属酸化物表面で反射す
るのではなく、金属酸化物層内に入射し屈折し、金属酸
化物層内で光の干渉作用が生じ、強い光輝感と立体感を
得ることが困難である。これに対して、粒子表面が平滑
な金属表面を有する鱗片状の光輝性粒子、中でも粒子表
面が金属で被覆された鱗片状のガラスフレーク粒子を含
有する化粧料の場合は、既述の通り、入射する光が、鱗
片状ガラスフレーク粒子の平滑面に備わった平滑な金属
表面で直接反射する結果、この金属表面での反射によっ
て強い光輝感と立体感を与えることができ、これを含有
する化粧料、特にメイキャップ化粧料の場合、これを塗
布した爪などにキラキラした強い光輝感と立体感を現出
させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】(光輝性粒子)本発明で用いられ
る光輝性粒子としては、平滑な金属表面を有する鱗片状
の光輝性粒子(光輝片)であることが重要である。特
に、入射する光が全反射する平滑な表面を有する鱗片状
の光輝性粒子が好ましい。前記金属としては、特に限定
されないが、光の反射率が0.5以上である金属単体又
は合金が好ましく、銀(反射率;0.94)、アルミニ
ウム(反射率;0.83)、金(反射率;0.80)、
ニッケル(反射率;0.63)等が例示される。
【0008】前記のキラキラは、鱗片状の光輝性粒子が
平滑な金属表面を有していることで達成されるが、10
μm未満の小粒径の光輝性粒子では光輝感が弱く、化粧
塗膜をメタリック調にすることはできても、化粧塗膜に
キラキラ(光輝片)が点在する従来にはない強い光輝感
と立体感を有する化粧塗膜を得ることは困難である。従
って、粒子径の大きさもこのキラキラ感に影響するもの
であり、前記光輝性粒子のメジアン径は、少なくとも1
0μm、少なくとも25μm、好ましくは30μm以
上、さらに好ましくは500μmに至る大粒径の鱗片状
光輝性粒子が望ましい。
【0009】なお、本発明でいう「メジアン径」とは、
リーダアンドノースラップLeeda &Northlup社製、商品
名「マイクロトラックMicrotrac HRA 9320-X100」のメ
ジアン径測定装置を用い、レーザー回折方法によって測
定したD50の値(μm)を示している。
【0010】本発明によれば、化粧料が人の爪の表面な
どに塗布され、化粧塗膜を形成したとき、その塗膜で
は、光輝性粒子のD50のメジアン径の値が大きければ大
きいほど、また表面粗さ(JIS B 0601)の最
大値Rmaxが小さければ小さいほど光輝性が発現する。
そこで、さらにその両物性値が関係する光輝性のミニマ
ム値を、光輝性粒子の上記メジアン径(μm)に対する
粒子表面における平滑度(μm)の比(平滑度(μm)
/メジアン径(μm))として関連付けたとき、特にそ
の比が0.011以下のときに粒子の光輝性が強く発現
する。なお、本発明でいう「平滑度」とは、株式会社エ
リオニクス社製、商品名「ERA−8000」の電子顕
微鏡を用い、乾燥した状態の化粧塗膜において、その表
面の単位エリア当りに存在する複数の光輝性粒子のそれ
ぞれの表面粗さの最大値Rmaxを測定し、それらの最大
値Rmaxの平均値(μm)を示している。
【0011】なお、本発明の態様としては、固形、液状
を問わず、水性、油性等に限定されるものではなく、フ
ェーシャル化粧料、メークアップ化粧料、ヘア化粧料な
どの化粧料に用いることができ、特にマニキュア、ペデ
ィキュア、ネイルポリッシュ、マスカラ、アイライナ
ー、アイシャドー、口紅、頬紅、ファンデーション等に
好適に用いることができる。
【0012】液状の場合は、化粧料が擬塑性流動特性
(チキソトロピー性)を有していることが好適である。
これによって、かかる大粒径の鱗片状光輝性粒子を含む
ものであっても、沈降を防ぐことが出来、また鱗片状の
光輝性粒子が塊状に集合しないものとすることができ、
これを塗布すると、上記キラキラが点在する従来にはな
い化粧塗膜を得ることが可能となる。
【0013】化粧料中に着色剤を含有させる場合は、本
発明の光輝性粒子は、乾燥した化粧塗膜の状態で、着色
剤の被覆度が80%以下となる粒子とすることが好まし
い。ここで、「着色剤の被覆度」とは、1つの粒子の表
面を覆う着色顔料などの着色剤の被覆率を示しており、
1つの粒子表面の全表面積に対する着色剤の被覆面積で
示される。本発明では、化粧塗膜の表面においてその単
位エリア当りに存在する複数の光輝性粒子について、株
式会社ニコン製偏向顕微鏡「OPTIPHOT」及び富
士写真フィルム株式会社製デジタルカメラHC−300
Zで撮影したデジタル画像に対し、Horie−MS製
画像処理ソフト「Image Plus」で二値化する
ことにより、上記粒子の表面積及び着色剤の被覆面積を
それぞれ測定し、その平均値で着色剤の被覆度を算出し
ている。この「着色剤の被覆度」は、光輝性粒子及び着
色剤粒子の大きさ、含有量及び各粒子の化粧料中での分
散性のほか、化粧料の粘性などによって調整できる物性
値である。
【0014】本発明において、光輝性粒子の粒子母体と
しては、前記の通り、ガラスフレーク粒子、無機粒子、
金属箔粉、金属被覆樹脂フィルム粉、多重層フィルム粉
等が挙げられる。すなわち、本発明において、平滑な金
属表面を有する鱗片状の光輝性粒子とは、上記の粒子母
体が金属で被覆された構造からなる。ここで、「被覆」
とは粒子表面の全体のみならず、一部を被覆したものも
含まれるが、粒子表面の全体が金属で被覆された光輝性
粒子が好ましい。これについては、ガラスフレーク粒子
のみならず、他の金属被覆構造の光輝性粒子についても
以下同様である。
【0015】この粒子表面が金属で被覆されたガラスフ
レーク粒子として一例を挙げれば、フレーク状ガラスが
無電解メッキ法により金属で被覆されたガラスフレーク
粒子を使用することができる。例えば、銀で被覆された
東洋アルミニウム社製の商品名「メタシャインREFS
X−2015PS」、「メタシャインREFSX−20
25PS」、及び「メタシャインREFSX−2040
PS」、日本板硝子社製の商品名「メタシャインRCF
SX−5480PS」、「メタシャインRCFSX−52
30PS」「メタシャインRCFSX−5150PS」、
「メタシャインRCFSX−5090PS」を例示するこ
とができる。
【0016】また、フレ−ク状ガラスがスパッタリング
法により、粒子表面が金属で被覆されたガラスフレーク
粒子も使用することができる。例えば、銀で被覆された
東洋アルミニウム社製の商品名「クリスタルカラ−GF
2125」、「クリスタルカラーGF2125−M」、
「クリスタルカラーGF2140」、「クリスタルカラ
ーGF2140−M」がある。また、ニッケル・クロム
・モリブデンの合金で被覆された同社製の商品名「クリ
スタルカラーGF2525」、「クリスタルカラーGF
2525−M」、「クリスタルカラーGF2540」、
「クリスタルカラーGF2540−M」がある。また、
真鍮で被覆された同社製の商品名「クリスタルカラーG
F250」、銀合金で被覆された同社製の商品名「クリ
スタルカラーGF1345」、チタンで被覆された同社
製の商品名「クリスタルカラーGF1445」がある。
【0017】粒子表面が金属で被覆された本発明のガラ
スフレーク粒子のメジアン径は、500μm以下、特に
10〜500μmが好適である。ガラスフレーク粒子の
メジアン径が500μmを超えると、塗布時滑りが発生
し仕上がり状態が好ましくない。なお、本発明の化粧料
をボールペンタイプの化粧容器に充填し、先端のボール
の回転と共に人の肌や爪の表面などに塗布する場合は、
光輝性粒子のメジアン径を100μm以下とすることが
ペン先からの流出性の点で好ましい。
【0018】本発明における前記ガラスフレーク粒子の
配合量は、化粧料全量に対して0.1〜20重量%含ま
れていることが好ましい。ガラスフレーク粒子が化粧料
全量に対して0.1重量%未満の場合は光輝性及び立体
感が充分でない。また、前記ガラスフレーク粒子が化粧
料全量に対して20重量%を超えると、固形分が多くな
り、化粧塗膜の仕上がりが綺麗でなくなり、また使用感
が低下する。ガラスフレーク粒子の最適配合量は0.5
〜10重量%である。
【0019】なお、本発明の前記ガラスフレーク粒子
は、その1種又は2種以上を混合して用いることができ
る。また、前記ガラスフレーク粒子を、金属酸化物の粒
子表面を備えたガラスフレーク粒子、後述の金属被覆無
機粒子や、アルミニウム顔料やパ−ル顔料などの光輝性
顔料と混合して用いることもできる。
【0020】(無機粒子)本発明で用いられる「無機粒
子」は、平滑な金属表面を有する無機粒子である(ガラ
スフレーク粒子を除く。)。例えば、金属蒸着等で金属
が被覆された無機粒子がある。具体的には、アルミニウ
ム−マンガンが表面に被覆された雲母状酸化鉄(III) を
用いることができる。例えばBASF株式会社製の商品
名「Paliocrom Copper L3000」及び「Paliocrom Copper
L3001」がある。
【0021】上記の平滑な金属表面を有する無機粒子の
メジアン径も、前記ガラスフレーク粒子のメジアン径と
同様に、500μm以下、特に10〜500μmが好適
である。金属被覆無機粒子のメジアン径が500μmを
超えると、塗布時滑りが発生し仕上がり状態が好ましく
ない。
【0022】また、アルミニウム顔料であっても、既述
のように、少なくとも10μmのメジアン径を有し、か
つ平滑な表面を有する鱗片状のアルミニウム粉、好まし
くは前記平滑度の比が0.011以下である鱗片状のア
ルミニウム粉であれば、塗膜に当該粒子本来のキラキラ
した輝きを持たせることができる。このような物性値を
備えることが可能なアルミニウム粉として、東洋アルミ
ニウム株式会社製の商品名「WXM U75C」(メジ
アン径:13μm)、同社製の商品名「WXM542
2」(メジアン径:18μm)、同社製の商品名「WX
M 1440」(メジアン径:30μm)、同社製の商
品名「WXM 1415」(メジアン径:50μm)を
例示することができる。特に、アルミニウム粉の場合、
粒子のメジアン径が25μmを超えるところの30μm
以上の同社製の商品名「WXM1440」(メジアン
径:30μm)及び同社製の商品名「WXM 141
5」(メジアン径:50μm)を好適に用いることがで
きる。
【0023】上記無機粒子の配合量も、前記ガラスフレ
ーク粒子と同様に、化粧料全量に対して0.1〜20重
量%含まれていることが好ましい。上記の無機粒子が化
粧料全量に対して0.1重量%未満の場合は光輝性が充
分でない。また、上記の無機粒子が化粧料全量に対して
20重量%を超えると、固形分が多くなり、仕上がりが
綺麗でなくなり、使用感が低下する。上記の無機粒子の
最適配合量は0.1〜10重量%である。
【0024】なお、平滑な金属表面を有する上記無機粒
子も1種又は2種以上を混合して用いることができる。
また、当該無機粒子を、粒子表面に金属が被覆されたガ
ラスフレーク粒子のほか、アルミニウム顔料、パ−ル顔
料などの光輝性顔料と混合して用いることもできる。
【0025】(金属箔粉)本発明で用いられる金属箔粉
は、アルミニウム箔などの金属箔を粉末にした金属粉を
総称するものとして定義される。従って、本発明では、
かかる定義の金属箔粉であれば用いることができる。し
かし、アルミニウム箔粉、中でも箔表面が鏡面加工され
たアルミニウム箔粉、特にその角状フレークの場合、こ
れを含有する光輝性化粧料の場合、これをメイキャップ
の用途に用いると、更に強い光輝性と立体性を与えるこ
とができる点で好適である。また、箔表面が鏡面加工さ
れると共に、顔料又は染料により着色されたアルミニウ
ム箔粉の場合、その色相に応じて従来にはない色調の強
い光輝感と立体感のあるメイキャップを得ることができ
る。
【0026】一例を挙げれば、箔表面が鏡面加工される
と共に着色されたダイヤ工業製の商品名「ダイヤモンド
ピースHタイプ」の品番H25のSilver、同品番DG.Gol
d、同品番LG.Gold、同品番Green、同品番Blue、同品番R
ed、同品番Maroon、同品番Blackのほか、同品番H55
Silver、同品番DG.Gold、同品番LG.Gold、同品番Gree
n、同品番Blue、同品番Red、同品番Maroon、同品番Blac
kなどを例示することができる。
【0027】また、例えば、尾池工業製の商品名「エル
ジー」シリーズの品番#500のSilver、同品番Goldの
ほか、同品番#325 Silver、同品番R.Gold、同品番
B.Gold、同品番Red、同品番Blue、同品番Green、同品番
Violetなどを例示することができる。
【0028】この金属箔粉の粒度は特に限定されない
が、500メッシュ〜50メッシュが好適である。金属
箔粉が500メッシュを超えるとフレーク粒子が小さす
ぎるため光輝性に劣る。50メッシュ未満でも使用する
ことは可能であるが、化粧料に含有するには50メッシ
ュ以上が好適である。
【0029】本発明の金属箔粉は、化粧料全量中0.0
1〜20.0重量%含まれていることが好ましい。上記
金属箔粉が化粧料全量中0.01重量%未満の場合は光
輝性及び立体感が充分でない。金属箔粉が化粧料全量中
20.0重量%を超えると、固形分が多くなり、仕上が
りが綺麗でなくなり、使用感が低下する。金属箔粉の最
適配合量は、0.05〜10.0重量%である。また、
上記金属箔粉を、前記金属被覆無機粒子や、粒子表面に
金属が被覆されたガラスフレーク粒子のほか、アルミニ
ウム顔料、パ−ル顔料などの光輝性顔料と混合して用い
ることもできる。
【0030】(金属被覆樹脂フィルム粉)本発明で用い
る金属被覆樹脂フィルム粉は、蒸着等によってアルミニ
ウムなどの金属が被覆された樹脂フィルムの粉末で構成
されている。例えば、アルミニウムが蒸着されたポリエ
チレンテレフタレート(PET)の樹脂フィルム粉や、
着色された同樹脂フィルム粉が挙げられる。また、ホロ
グラムのプレス型を用いることにより、目には見えない
細かい溝がエンボスされたポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルム粉に、アルミニウムが蒸着された樹
脂フィルム粉(アルミ蒸着PETエンボスホログラム)
を用いることができる。このPETエンボスホログラム
は、プリズム効果によって虹色に輝き、光輝性を発色す
る。
【0031】具体的には、ダイヤ工業製の商品名「ダイ
ヤモンドピース(レギュラータイプ)」シリーズの品番
55 Silver、同品番DG.Gold、同品番LG.Gold、同シリ
ーズの品番501 Green、同品番Blue、同品番Red、同
品番Maroon、同品番Blackなどを挙げることができる。
また、ダイヤ工業製の商品名「ダイヤホログラム」シリ
ーズの品番HG−5EP、HG−S20などを挙げるこ
とが出来る。
【0032】この金属被覆樹脂フィルム粉の粒度は特に
限定されないが、140メッシュ〜50メッシュが好適
である。金属箔粉が140メッシュを超えるとフレーク
粒子が小さすぎるため光輝性に劣る。
【0033】本発明の金属被覆樹脂フィルム粉は、化粧
料全量中0.01〜20.0重量%含まれていることが
好ましい。上記金属被覆樹脂フィルム粉が化粧料全量中
0.01重量%未満の場合は光輝性及び立体感が充分で
ない。金属被覆樹脂フィルム粉が化粧料全量中20.0
重量%を超えると、固形分が多くなり、仕上がりが綺麗
でなくなり、使用感が低下する。金属被覆樹脂フィルム
粉の最適配合量は、0.05〜10.0重量%である。
また、上記金属被覆樹脂フィルム粉を、前記金属箔粉、
前記金属被覆無機粒子、粒子表面に金属又は金属酸化物
が被覆されたガラスフレーク粒子のほか、アルミニウム
顔料、パ−ル顔料などの光輝性顔料と混合して用いるこ
ともできる。
【0034】(多重層フィルム粉)本発明でいう「多重
層フィルム粉」とは、多重層フィルムを細かく粉末にし
たものをいい、多重層が光の屈折により発色し、見る角
度によって色彩が変化する合成樹脂フィルム粉をいう。
この「多重層フィルム粉」には、透明性の高い着色をし
た多重層フィルム粉も含まれる。
【0035】多重層フィルム粉としては、多層フィルム
の形態を有することにより光輝性を発色させることがで
きる色材であれば特に制限されない。このような多重層
フィルム粉としては、例えば、ダイヤ工業株式会社製の
「クリスタルカラー」シリーズや、同社製の「レインボ
ーフレーク」シリーズなどが挙げられる。
【0036】前記「クリスタルカラー」シリーズとして
は、品番「X−5」、品番「X−20」、品番「X−4
0」、品番「X−701−30」、品番「X−701−
10」などがあり、それぞれの品番には、オパール、ト
パーズ、ブルートパーズ、エメラルド、コーラル、サフ
ァイヤ、ダイヤモンド、アクアマリーン、ペリドット、
ブルームーンなどの色調がある。すなわち、例えば、
「クリスタルカラー X−20」のシリーズとしては、
商品名「クリスタルカラー X−20 OPAL」、商
品名「クリスタルカラー X−20 TOPAZ」、商
品名「クリスタルカラー X−20 BLUETOPA
Z」、商品名「クリスタルカラー X−20 EMER
ALD」、商品名「クリスタルカラー X−20 CO
RAL」、商品名「クリスタルカラー X−20 SA
PHIRE」、商品名「クリスタルカラー X−20
DIAMOND」、商品名「クリスタルカラー X−2
0AQUAMARINE」、商品名「クリスタルカラー
X−20 PERIDOT」、商品名「クリスタルカ
ラー X−20 BLUEMOON」などがある。従っ
て、これらに相当する商品名「クリスタルカラー X−
5」シリーズ、商品名「クリスタルカラー X−40」
シリーズ、商品名「クリスタルカラー X−701−3
0」シリーズ、商品名「クリスタルカラー X−701
−10」シリーズなどがある。
【0037】また、「レインボーフレーク」シリーズと
しては、品番「No55」、品番「No501」、品番
「No510」、品番「No530」、品番「No55
0」、品番「No580」、品番「NoR−05」、品
番「NoR−15」、品番「No501−30」などが
あり、それぞれの品番には、クリスタル、レモンイエロ
ー、ディプエロー、アプリコット、ナイルグリーン、グ
リーン、ピンク、スカイブルー、ローヤルブルー、ラベ
ンダー、レッド、モナークグリーンなどの色調がある。
すなわち、例えば、「レインボーフレーク No55」
のシリーズとしては、商品名「レインボーフレーク N
o55 クリスタル」、商品名「レインボーフレーク
No55 レモンイエロー」、商品名「レインボーフレ
ーク No55 ディプエロー」、商品名「レインボー
フレーク No55 アプリコット」、商品名「レイン
ボーフレーク No55 ナイルグリーン」、商品名
「レインボーフレーク No55 グリーン」、商品名
「レインボーフレーク No55 ピンク」、商品名
「レインボーフレーク No55 スカイブルー」、商
品名「レインボーフレーク No55 ローヤルブル
ー」、商品名「レインボーフレーク No55 ラベン
ダー」、商品名「レインボーフレーク No55レッ
ド」、商品名「レインボーフレーク No55 モナー
クグリーン」などがある。従って、これらに相当する
「レインボーフレーク No501」のシリーズ、「レ
インボーフレーク No510」のシリーズ、「レイン
ボーフレークNo530」のシリーズ、「レインボーフ
レーク No550」のシリーズ、「レインボーフレー
ク No580」のシリーズ、「レインボーフレーク
NoR−05」のシリーズ、「レインボーフレーク N
oR−15」のシリーズ、「レインボーフレーク No
No501−30」のシリーズがある。
【0038】多重層フィルム粉は、化粧料全量中0.0
1〜20重量%含まれていることが好ましい。上記多重
層フィルム粉が化粧料全量中0.01重量%未満の場合
は光輝性及び立体感が充分でない。多重層フィルム粉が
化粧料全量中20重量%を超えると、固形分が多くな
り、仕上がりが綺麗でなくなり、使用感が低下する。多
重層フィルム粉の最適配合量は、0.05〜10重量%
である。また、上記多重層フィルム粉を、前記金属被覆
樹脂フィルム粉、前記金属箔粉、前記金属被覆無機粒
子、粒子表面に金属が被覆されたガラスフレーク粒子の
ほか、アルミニウム顔料、パ−ル顔料などの光輝性顔料
と混合して用いることもできる。なお、多重層フィルム
粉の粒度は、40メッシュ〜200メッシュのものが好
適である。
【0039】本発明の化粧料では、本発明の効果を妨げ
ない範囲で通常の化粧料、特にメーキャップ化粧料とし
て通常用いられている種々の成分を適宜選択して使用す
ることができる。このような種々の成分としては、例え
ば、着色剤(顔料、染料等の色素)のほか、固体油、半
固体油、液体油等の油性成分、さらには有機溶剤、保湿
剤、樹脂類、増粘剤、油脂類、可塑剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、界面活性剤、香料、水、
粉末状物質、pH調整剤、水溶性高分子、美容成分など
が挙げられる。
【0040】例えば、油性成分としては、高級脂肪族ア
ルコール、高級脂肪酸、エステル油、パラフィン油、ワ
ックス等を例示することができる。また、有機溶剤とし
てはエチルアルコール、プロピレングリコール、ソルビ
トール、グルコース等のアルコール類、酢酸エチル、ア
セトン、トルエンを例示することができる。また保湿剤
としては、ムコ多糖類、コラーゲン類、PCA塩、乳酸
塩等を例示することができる。また、界面活性剤として
はノニオン系、カチオン系、アニオン系、両性の各種界
面活性剤を用いることができる。また増粘剤としては、
例えば、プルラン、ザンサンガム、ウェランガム、ラム
ザンガム、サクシノグルカン、デキストラン、トラガン
シガム、グァ−ガム、タラガム、ロ−カストビ−ンガ
ム、ガティガム、アラビノガラクタンガム、アラビアガ
ム、クイスシ−ドガム、ペクチン、デンプン、サイリュ
−ムシ−ドガム、ペクチン、カラギ−ナン、アルギン
酸、寒天、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、ポリビニ
ルピロリドン、エチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシビニルポリマー、N−ビニルアセ
トアミド系樹脂を例示することができる。これらの増粘
剤としては、擬塑性流動特性(チキソトロピー性)を付
与することができるものが含まれる。
【0041】着色剤としては、化粧料に通常配合される
各種の染料、例えばC.I.アシッドレッド27(赤色
2号)、C.I.アシッドレッド51(赤色3号)、
C.I.アシッドレッド18(赤色102号)、C.
I.アシッドレッド28(赤色104号)、C.I.ア
シッドレッド94(赤色105号)、C.I.アシッド
レッド52(赤色106号)、C.I.アシッドイエロ
ー23(黄色4号)、C.I.アシッドイエロー3(黄
色5号)、C.I.フードグリーン3(緑色3号)、
C.I.フードブルー2(青色1号)、C.I.アシッ
ドブルー74(青色2号)等が用いられるほか、各種の
顔料(着色顔料及び/又は体質顔料)、例えば酸化チタ
ン、黒鉛、ベンガラ、カーボンブラック、群青、カオリ
ン、酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム等の無機顔料、C.I.ピグメントブラック1(黒
色401号)、C.I.ピグメントグリーン7、C.
I.ピグメントブルー15(青色4号)、C.I.ピグ
メントレッド112、C.I.ピグメントバイオレット
19、ウォッチングレッド、C.I.ピグメントレッド
57−1(赤色201号)、C.I.ピグメント57
(赤色202号)等の有機顔料、さらに有機タール系顔
料、有機色素のレーキ顔料等、その他化粧料に通常配合
される各種の顔料が用いられる。
【0042】本発明の化粧料の製造方法は、上記の各成
分を混合することによって得られる。混合に際しては、
各種化粧料における公知の方法を採用することができ
る。本発明の化粧料は、スティック状、粉末状、液状、
乳液状、ゲル状、ケーキ状、クリーム状、ペンシル状等
種々の形態をとることができる。スティック状としては
例えば頬や唇などに塗布する場合に好適であり、例えば
ワックスを含ませて固形化することで得られる。粉末状
としては例えばルージュ組成物として頬に塗布する場合
に好適であり、例えばカオリン、酸化アルミニウム、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機充填剤を含ま
せることで得ることが出来る。上記の化粧料の形態は、
公知の担体成分を含有することにより得られるものであ
る。また、肌などに転写する転写型の化粧料としても用
いることができる。
【0043】また、ペン先にボールを保持し、容器内に
充填された化粧料が上記ボールの回転とともに肌、爪の
表面等に塗布されるボールペン型のアプリケーター(ボ
ールペン型容器)にも適用することができる。この場合
では、その容器内の収容部に液状化粧料や乳液状等の半
液状の化粧料を充填することができる。しかし、前記の
擬塑性流動特性(チキソトロピー性)を付与する増粘剤
を化粧料中に含ませることによって、前記アプリケータ
ー内では高粘度のゲル状(非流動状乃至難流動状)化粧
料組成物であるが、ボールの回転とともに剪断力が化粧
料組成物に働き、粘度が急減して流動性を帯び、肌、爪
の表面等に塗布される、従来にはないボールペン型のア
プリケーター(ボールペン型容器)に適用することも可
能である。また、このような先端がボールチップではな
く、繊維束等で構成したペン型アプリケーター(ペン型
容器)にも適用できる。また、これらのような直液式の
供給構造ではなく、化粧料を繊維束等の中芯に含浸させ
た中芯式や、バルブを解してペン芯に供給するバルブ式
のアプリケーター(ペン型容器)にもできる。しかし、
平滑な金属表面を有し、少なくとも10μm、中でも3
0μm以上のメジアン径を有する大粒径の鱗片状の光輝
性粒子を化粧料中に含むペン型アプリケーター(ペン型
容器)の場合では、擬塑性流動特性(チキソトロピー
性)が付与された化粧料が充填されている容器、中でも
ボールペン型のアプリケーター(ボールペン型容器)に
適用することが好ましい。無論、本発明は、ニュートン
流動特性を持つ液状又は半液状の化粧料に適用すること
ができる。
【0044】本発明の態様が水性の場合は、アクリル
系、スチレン−アクリル系、酢酸ビニル系等の合成樹脂
エマルジョンを用いることが好ましい。本発明におい
て、光輝性粒子はその形状が大きいため、ガラスフレー
ク粒子等の光輝性粒子の粒子母体を塗膜に強く定着させ
ることが困難である場合があり、塗布後、摩擦などによ
り光輝性粒子が剥がれやすく、強い光輝感と立体感を化
粧塗膜に持続的に与えることが困難であり、光輝感と立
体感を有する化粧塗膜の耐久性が低い場合がある。上記
のことから、かかる大粒径の平滑な金属表面を有する鱗
片状の光輝性粒子、特に前記ガラスフレーク粒子を含む
化粧料の場合は、上記光輝性粒子を塗膜に定着させるバ
インダー成分を含有することか望ましい。
【0045】(化粧塗膜の形成方法及び塗膜)本発明の
化粧塗膜の形成方法は特に限定されるものではないが、
少なくとも10μmのメジアン径を有する平滑な金属表
面を有する鱗片状の光輝性粒子が化粧塗膜に散りばめら
れ、点在していることが望ましい。特に、着色剤(着色
顔料)を含有する化粧利用の場合、この鱗片状の光輝性
粒子が塗膜面全体に対して80%以下の分布度で分布さ
せ、かつ上記光輝性粒子同士の間に前記着色剤粒子を分
布させる方法が好ましい。
【0046】図1は本発明の化粧料を上記方法によって
塗布した場合の化粧塗膜をモデル的に示す概略断面図で
ある。図1に示す様に、本実施態様では、上記塗布方法
によって、前記光輝性粒子101が、爪2(被塗布面)
の表面に、爪表面10全体に対して80%以下の分布度
で分布し、かつ光輝性粒子101と光輝性粒子102の
間に着色剤粒子103が分布する塗膜1を形成すること
ができる。本実施形態に即してさらに詳述すると、この
塗膜1では、上記光輝性粒子101、102が、微視的
に見ると、爪2(被塗布面)の表面に、その表面を構成
する凹凸面に対して平滑面を維持しながら配置されてお
り、さらにこの平滑面を有する光輝性粒子101と平滑
面を有する光輝性粒子102の間に、着色剤粒子103
が着色剤の粒子群として分布されている。本実施形態で
は、2つの光輝性粒子101、102で塗膜を示してい
るが、無論、複数の光輝性粒子であって、前記光輝性粒
子同士の間に着色剤が分布し、着色剤の粒子群が配置さ
れている塗膜とすることが重要である。かかる塗膜の形
成方法を採用することにより、爪2(被塗布面)の表面
を構成する凹凸面によって光輝性粒子は様々な角度を持
った複数の平滑面が塗膜の表面に点在することになり、
しかもこの光輝性粒子は、好ましくは乾燥した塗膜の状
態で、前記粒子の表面を覆う着色剤の被覆率が80%以
下となる鱗片状の光輝性粒子であることから、光輝性粒
子101、102表面を覆う着色剤粒子への光の入射が
なく或いはほとんどなく、光輝性粒子のそれぞれの平滑
面に対して反射光が攪乱されることなく、光輝性粒子の
平滑面に応じた光3の入射31及び反射32が得られ
る。しかも、図1に示す様に、例えば光輝性粒子10
1、102のそれぞれの平滑面111、112に対して
それぞれ異なる角度で光3の入射31及び反射32が発
生することから、目の位置で塗膜を見る角度が微妙に変
わることによってキラキラした輝きを発現するものであ
る。さらにまた、本実施形態では、前記物性値を持つ光
輝性粒子が、爪等(被塗布面)の表面に、好ましくは塗
膜面全体に対して80%以下の分布度で分布し、光輝性
粒子と光輝性粒子の間に着色剤粒子が分布する塗膜であ
ることから、この光輝性粒子の光輝性と着色剤の発色性
がバランスよく確保され、相互に相乗的にキラキラした
輝きと発色性を与えることになり、有色の光輝感を塗膜
に与えることができる。なお、前記光輝性粒子が、爪
(被塗布面)の表面に、塗膜面全体に対して80%を超
える分布度で分布した場合、たとえ複数の光輝性粒子間
において着色剤が存在していたとしても、塗膜表面にお
いては光輝性粒子の光輝感が着色剤粒子の発色性に勝っ
て当該着色剤の発色性を押さえることになる。しかも、
塗膜表面に現れる光輝性粒子の光輝感は、視覚的には、
塗膜表面において光輝性粒子が占める面積だけで定まる
ものではなく、むしろ塗膜面全体をほとんど占めるよう
になれば、着色剤粒子の発色性の低下と相俟って、光輝
性粒子の有色面を構成してしまい、かえって光輝性が低
下する。すなわち、光輝性粒子の光輝感は、光輝性粒子
同士の間に存在する着色剤の分布との関係において相乗
的に放つ視覚的感覚であるから、この光輝感も着色剤の
発色性との関連において、塗膜面全体に対して80%以
下の分布度で分布させることが好ましい。なお、本発明
において、光輝性粒子の「分布度」とは、株式会社ニコ
ン製偏向顕微鏡「OPTIPHOT」及び富士写真フィ
ルム株式会社製デジタルカメラHC−300Zで撮影し
たデジタル画像に対し、Horie−MS製画像処理ソ
フト「Image Plus」で二値化することによ
り、塗膜の全面積に占める光輝性粒子の面積を測定し、
その比率を算出して定めた数値(%)である。なお、本
発明の鱗片状の光輝性粒子は、乾燥した塗膜の状態で、
前記粒子の表面を覆う着色剤の被覆率が40%以下とな
る粒子とすることがさらに好ましい。また、この鱗片状
の光輝性粒子の分布度も、塗膜面全体に対して20〜4
5%の範囲の分布度で分布させることが最適である。
【0047】
【実施例】表1〜3に示す組成及び配合量(重量%)
で、各種の成分を、それぞれの化粧料の公知の製造方法
により混合して、各化粧料を得た。具体的には、実施例
1、および比較例1〜2は口紅であり、実施例2、及び
比較例3〜4は美爪料であり、実施例3、および比較例
5〜6はアイシャドウである。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】上記表1〜3において、金属が粒子表面に
被覆されたガラスフレーク粒子(表中、「ガラスフレー
ク顔料」として示す。)は、商品名「メタシャインRE
FSX−2025PS」、東洋アルミニウム株式会社
製、メジアン径約25μmを用いた。アルミフレーク顔
料は、商品名「WXM0630」、東洋アルミニウム株
式会社製、平均粒径約5μmを用いた。金属酸化物が被
覆されたパ−ル顔料は、商品名「Iriodin302」、メルク
ジャパン株式会社製、平均粒子径約5〜20μmを用い
た。
【0052】(評価試験)次に、これらの化粧料を用い
て、それぞれの用途に応じた化粧を行い、下記の試験を
行い、これらの評価結果を表1〜3にそれぞれ併記し
た。 (光輝感及び立体感)これらの化粧料を用いて、それぞ
れの用途に応じた化粧を行い、各化粧料の光輝感及び立
体感についてそれぞれ評価した。光輝感は化粧状態を目
視観察により行い、光輝感の極めて強いものを○、光輝
感が強いものを△、光揮感が小さい又は光輝感がないも
のを×として評価した。また立体感についても化粧状態
を目視観察により行い、立体感が極めて強いものを○、
立体感が強いものを△、立体感がないものを×として評
価した。
【0053】実施例1に係る口紅を用いると、唇には強
い光輝感及び立体感のある化粧を付与することができ
る。また、実施例2の美爪料を用いると、爪には強い光
輝感及び立体感のある化粧を付与することができる。ま
た、実施例3に係るアイシャドウを用いると、目元には
強い光輝感及び立体感のある化粧を付与することができ
る。
【0054】本実施例は、粒子表面に金属が被覆された
ガラスフレーク粒子を含有した光輝性化粧料であるの
で、従来のパール顔料や、アルミニウム粉顔料(メジア
ン径か10μm未満、非平滑面)を用いた化粧料と比較
して、より強い光輝感と立体感を持つ従来にない独特の
化粧を付与することができる。
【0055】また、表4に示す様に、金属被覆無機粒
子、金属被覆樹脂フィルム粉、金属箔粉、多重層フィル
ム粉をそれぞれを含有した実施例4〜7の光輝性化粧料
(美爪料)の場合も、強い光輝感と立体感を持つ化粧を
与えることができる。なお、前記のガラスフレーク粒子
を含有した光輝性化粧料は、金属被覆無機粒子、金属被
覆樹脂フィルム粉、金属箔粉、多重層フィルム粉をそれ
ぞれを含有した光輝性化粧料よりも更に光輝感が強く、
特にマニュキュア、ペディキュアなどの美爪料や、アイ
シャドウとしては最適である。
【0056】
【表4】
【0057】なお、上記表4において、金属被覆無機粒
子としては、アルミニウム−マンガンが表面に被覆され
た雲母状酸化鉄(III)を用いた。また、金属被覆樹脂フ
ィルム粉としては、ダイヤ工業製の商品名「ダイヤモン
ドピース(レギュラータイプ)」シリーズの品番55 S
ilverを用いた。また、金属箔粉としては、ダイヤ工業
製の商品名「ダイヤモンドピースHタイプ」の品番H2
5のSilverを用いた。また、多重層フィルム粉として
は、ダイヤ工業株式会社製の「クリスタルカラーX−2
0 OPAL」を用いた。
【0058】
【発明の効果】本発明は、金属(合金を含む。)の平滑
な表面を有する鱗片状の光輝性粒子を含む化粧料である
ことから、これを肌、毛、爪などの表面に塗布すると、
その化粧塗膜に散りばめられた上記光輝性粒子において
その金属表面に入射する光が当該平滑な金属表面で反射
し、肌、毛、爪などの表面にキラキラが点在するところ
の従来には全く提供されていなかった強い光輝感と立体
感を併せ持った化粧塗膜を得ることができる。従って、
本発明の化粧料は、フェーシャル化粧料、メークアップ
化粧料、ヘア化粧料など種々の用途の化粧料として有用
である。特に、マニュキュア、ペディキュア、ネイルポ
リッシュ、マスカラ、アイライナー、アイシャドー、口
紅、ファンデーションなどに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の化粧料を上記方法によって塗布した
場合の化粧塗膜をモデル的に示す概略断面図である。
【符号の説明】
101 光輝性粒子 102 光輝性粒子 103 着色剤粒子 111 平滑面 112 平滑面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/02 A61K 7/02 M T Z 7/025 7/025 7/032 7/032 7/043 7/043 Fターム(参考) 4C083 AB191 AB192 AB431 AB432 AB442 AC012 AC092 AC242 AC352 AC372 AC422 AC482 AC792 AD021 AD072 AD092 AD222 AD262 AD662 BB23 BB25 BB26 BB32 BB60 CC01 CC11 CC13 CC14 CC28 DD05 DD11 EE06 EE07

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平滑な金属表面を有する鱗片状の光輝性
    粒子を含有する光輝性化粧料。
  2. 【請求項2】 前記光輝性粒子は、少なくとも10μm
    のメジアン径を有する請求項1記載の光輝性化粧料。
  3. 【請求項3】 前記光輝性粒子のメジアン径に対する粒
    子表面における平滑度の比が0.011以下である請求
    項2記載の光輝性化粧料。
  4. 【請求項4】 擬塑性流動特性(チキソトロピー性)を
    有する請求項1記載の光輝性化粧料。
  5. 【請求項5】 前記光輝性粒子の粒子母体がガラスフレ
    ーク粒子である請求項1記載の光輝性化粧料。
  6. 【請求項6】 前記金属が、銀、金、ニッケル、アルミ
    ニウムのいずれかの金属単体又は合金である請求項1記
    載の光輝性化粧料。
  7. 【請求項7】 前記金属がガラスフレーク粒子の表面に
    被覆された請求項5記載の光輝性化粧料。
  8. 【請求項8】 前記ガラスフレーク粒子のメジアン径が
    10〜500μmである請求項5記載の光輝性化粧料。
  9. 【請求項9】 前記ガラスフレーク粒子が、化粧料全量
    に対して0.1〜20重量%含有している請求項5記載
    の光輝性化粧料。
  10. 【請求項10】 前記光輝性粒子の粒子母体が無機粒子
    である請求項1記載の光輝性化粧料。
  11. 【請求項11】 前記無機粒子のメジアン径が10〜5
    00μmである請求項10記載の光輝性化粧料。
  12. 【請求項12】 光輝性粒子の粒子母体が金属箔粉であ
    る請求項1記載の光輝性化粧料。
  13. 【請求項13】 前記金属箔粉が、鏡面加工されたアル
    ミニウム箔粉である請求項12記載の光輝性化粧料。
  14. 【請求項14】 前記金属箔粉が、化粧料全量に対して
    0.01〜20.0重量%含まれている請求項12記載
    の光輝性化粧料。
  15. 【請求項15】 前記光輝性粒子の粒子母体が樹脂フィ
    ルム粉である請求項1記載の光輝性化粧料。
  16. 【請求項16】 前記樹脂フィルム粉は、アルミニウム
    が蒸着されたポリエチレンテレフタレートフィルム粉で
    ある請求項15記載の光輝性化粧料。
  17. 【請求項17】 前記樹脂フィルム粉が、化粧料全量中
    0.01〜20.0重量%含まれている請求項15記載
    の光輝性化粧料。
  18. 【請求項18】 光輝性粒子の粒子母体が多重層フィル
    ム粉である請求項1記載の光輝性化粧料。
  19. 【請求項19】 前記多重層フィルム粉が、化粧料全量
    に対して0.01〜20重量%含まれている請求項18
    記載の光輝性化粧料。
  20. 【請求項20】 前記鱗片状の光輝性粒子をヒトの肌、
    毛又は爪に定着させるバインダー成分を含有してなる請
    求項1記載の光輝性化粧料。
  21. 【請求項21】 上記バインダー成分として合成樹脂エ
    マルジョンを含有してなる請求項20記載の光輝性化粧
    料。
  22. 【請求項22】 請求項1記載の光輝性化粧料を含む口
    紅。
  23. 【請求項23】 請求項1記載の光輝性化粧料を含む美
    爪料。
  24. 【請求項24】 請求項1記載の光輝性化粧料を含むア
    イシャドウ。
  25. 【請求項25】 少なくとも10μmのメジアン径を有
    し、かつ平滑な金属表面を有する鱗片状の光輝性粒子で
    あって、その光輝性粒子同士の間に、着色剤粒子を分布
    させる光輝性化粧料における塗膜の形成方法。
  26. 【請求項26】 少なくとも10μmのメジアン径を有
    し、かつ平滑な金属表面を有し、上記メジアン径に対す
    る粒子表面における平滑度の比が0.011以下であ
    り、かつ、乾燥した塗膜の状態で、前記粒子の表面を覆
    う着色剤の被覆率が80%以下となる鱗片状の光輝性粒
    子であって、この鱗片状の光輝性粒子を塗膜面全体に対
    して80%以下の分布度で分布させ、かつ上記光輝性粒
    子同士の間に前記着色剤粒子を分布させる光輝性化粧料
    における塗膜の形成方法。
  27. 【請求項27】 光輝感と立体感を備えた化粧料の化粧
    塗膜。
  28. 【請求項28】 平滑な金属表面を有する鱗片状の光輝
    性粒子が塗膜に散りばめられて点在している請求項27
    記載の化粧塗膜。
  29. 【請求項29】 少なくとも10μmのメジアン径を有
    し、かつ平滑な金属面を有する鱗片状の光輝性粒子であ
    って、その光輝性粒子同士の間に、着色剤粒子が分布し
    ている化粧塗膜。
  30. 【請求項30】 少なくとも10μmのメジアン径を有
    し、かつ平滑な金属表面を有し、上記メジアン径に対す
    る粒子表面における平滑度の比が0.011以下であ
    り、かつ、乾燥した塗膜の状態で、前記粒子の表面を覆
    う着色剤の被覆率が80%以下となる鱗片状の光輝性粒
    子であって、この鱗片状の光輝性粒子が塗膜面全体に対
    して80%以下の分布度で分布しており、かつ上記光輝
    性粒子同士の間に前記着色剤粒子が分布している化粧塗
    膜。
  31. 【請求項31】 平滑な金属表面を有する鱗片状の光輝
    性粒子を含有する化粧料が収容部内に充填されたボール
    ペン型アプリケーター。
  32. 【請求項32】 鱗片状の光輝性粒子が、平滑な金属表
    面を有するガラスフレーク粒子、平滑な粒子表面を有す
    るアルミニウム粒子、及び金属が被覆された無機粒子の
    グループから選ばれた光輝性粒子である請求項31記載
    のボールペン型アプリケーター。
  33. 【請求項33】 鱗片状の光輝性粒子が、少なくとも1
    0μmのメジアン径を有する請求項31記載のボールペ
    ン型アプリケーター。
  34. 【請求項34】 前記鱗片状の光輝性粒子が、前記メジ
    アン径に対する粒子表面における平滑度の比が0.01
    1以下であって、かつ、乾燥した塗膜の状態で、前記粒
    子の表面を覆う着色剤の被覆率が80%以下となる粒子
    である請求項33記載のボールペン型アプリケーター。
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