JPH0651552B2 - 記録シ−ト搬送装置 - Google Patents

記録シ−ト搬送装置

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JPH0651552B2
JPH0651552B2 JP31413486A JP31413486A JPH0651552B2 JP H0651552 B2 JPH0651552 B2 JP H0651552B2 JP 31413486 A JP31413486 A JP 31413486A JP 31413486 A JP31413486 A JP 31413486A JP H0651552 B2 JPH0651552 B2 JP H0651552B2
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文幸 広田
和浩 廣田
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は電子写真複写機の画像記録装置や印刷装置等に
用いるシート状用の搬送装置に関し、特にシート状用紙
の両面に画像記録することのできる自両面記録装置にお
ける記録シート搬送装置の改良に関するものである。
【従来の技術】
一般に、電子写真複写機等の画像記録装置や印刷装置等
においては、記録シートの片面記録だけでなく両面記録
もできる自動両面記録装置の技術が種々提案されてい
る。従来の自動両面記録装置においては、画像処理部に
おいてシートの一方の面に画像記録したのち、該シート
を一旦中間にストックし、再び該シートを搬送して画像
形成部に送り込むようになっており、このような自動シ
ート循環搬送装置は、特開昭59-82247号、特開昭59-114
227号、特開昭60-2241号等の各公報に開示されている。 このような自動両面複写装置は、複写部で片面に複写し
た記録シート(複写紙)を方向転換して複写部の下方に
搬送してスタッカー部に収容し、該シートを再度送り出
して上方に搬送し方向転換して複写部に供給し、シート
の他面を複写するようにしたもので、片面を複写してか
ら他面を複写する間にシートを2回方向転換することか
ら、その径路の途中でシートを1回反転する必要があ
る。このシートを反転するための搬送装置として、従来
シートを本来の径路の途中から分岐した別径路に入れた
のち、スイッチバック状に本来の径路に戻す方式と、二
軸間に張設したエンドレスベルトを用いてその端部で反
転する方式とが採られていた。 上記何れの方式においても、スタッカー部に一旦集積さ
れた片面複写済みの複写紙は後端を先頭にして再給紙さ
れ、搬送装置および搬送ガイドを通って再び画像形成部
に入り、複写紙の他面に対して感光体上に形成されたト
ナー像が転写され、更に定着器経て通常の外部のトレイ
上に収容されるように構成されている。 従来のシート搬送装置の再給紙手段は、例えばスタッカ
ー下前方に延長されシートと摺接する固定ガイド板と、
該ガイド板の下方にあって再給紙時に駆動回転される半
月状断面を有する送り出しローラと、該ローラの上方に
あって再給紙時にはシートを介して送り出しローラに圧
接する押圧板又は押圧ローラとから構成されている。ま
た重送防止手段としては、ローラ分離方式、ベルト分離
方式、摩擦部材分離方式等が一般に用いられる。 シートの一方の面に画像記録された少なくとも一枚のシ
ートはスタッカー部において中間トレイ上に一旦堆積収
容され、各シートの先端部は上方の固定ガイド板により
案内され進行し、移動可能なシート停止部材に当接して
停止する。このとき押圧板は上方に退避している。再給
紙が開始されると、上記ストッパが退避するとともに押
圧板が下降しシートを押圧するとともに送り出しローラ
が駆動回転して、押圧板との間に挟持された1枚以上の
シートが重送防止手段側に送り出され、ここでシート分
離が行なわれて、一枚のシートは次の搬送手段へ送られ
る。
【発明が解決しようとする問題点】
上述の如き従来の自動両面記録装置のシート搬送装置に
おいては、前記固定ガイド板、移動可能なシート停止部
材、揺動可能な押圧板(又は押圧ローラ)等が前記中間
トレイ再給紙手段の間の限られた狭いスペース内にそれ
ぞれ独立して配置されているため、形状や構成が複雑と
なりコスト高を招き、更に組立調整メインテナンス等の
作業性が悪く搬送不良の原因ともなる。 また、前記シート停止部材および押圧板(又は押圧ロー
ラ)の駆動機構も複雑であった。更に従来の固定式のガ
イ板では、シートをスタックするときにはシートのスタ
ック時にはシート進入側を広くとる必要があるが、この
ままではシート再給紙時にはシートは押圧矯正されてい
ないためシートのカーリング癖により重送防止手段によ
るシート分離が確実に行なわれない等の欠点が生じる。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、上記の如き従来の自動両面記録装置のシート
搬送装置における問題点を排除して、集積部から再給紙
するシートを正確に位置揃えし、かつ確実に搬送するこ
とができる記録シート搬送装置を提供することを目的と
するものである。更にシートの停止,案内,押圧の機能
を1部材で行なわしめるコンパクトな構造と簡潔な動作
によりシート搬送の信頼性を向上せしめることを目的と
するものである。 この目的を達成する本発明のシート搬送装置は、入口通
路から搬送されたシートを中間トレイに一旦ストック
し、該中間トレイから再び前記シートを搬送するシート
搬送装置において、前記ストック時には前記中間トレイ
上のシートの先端に当接して停止せしめるシート停止部
材と、上記シートを該シート停止部材に進入・案内せし
めるとともに再給紙時にはストックされたシートを回動
する給紙部材に押圧せしめる規制部材とを有し、前記ス
トッパ部材と規制部材とを一体に構成するとともに、搬
送装置本体に固定された支軸を中心にして揺動可能にな
したことを特徴とするものである。
【実施例】
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明す
る。 第1図は本発明を適用したシート搬送装置を搭載した両
面複写装置の給紙径路を示す要部断面図、第2図はシー
ト搬送装置の斜視図、第3図は両面複写装置の構成図、
第4図はは自動両面複写機能を説明する模式図である。 第3図において、1は自動原稿送り装置、2は走査露光
光学系、3は感光体ドラム廻りの画像形成部、4は複写
紙供給部(給紙部)、5は複写紙搬送部、6は定着器、
7は反転排紙切替部、8は分岐搬送部、9は反転搬送
部、10はスタッカー部、11は再給紙部である。なお9,
10,11は一つの枠体に収められたスタッカーユニットで
ある。 次に第1図ないし第4図により複写紙の給紙過程を説明
する。 給紙部4の給紙カセット又は給紙トレイ内に収納された
片面複写のための複写紙Pは選択された給紙手段の作
動により一枚ずつ送り出され複写紙搬送部5に送り込ま
れ、引続き画像形成部3において原稿台ガラス上に自動
または手動により載置された原稿Dの原稿画像が複写紙
上に形成される。片面に複写された複写紙Pは搬
送部5の搬送ベルトを介して定着器6で加熱定着され
る。 定着器5の下流側には定着後の複写紙Pを直進させて
機外に排紙する排紙径路aと、両面複写のため、あるい
は反転排紙のための下方径路のガイド板71に導入する導
入径路bとを切換える機能を有する分岐機構が設けられ
ている。反転排紙切替部7はガイド板71、上下ローラか
らなる上流ローラ72と下流ローラ73、軸74を支点として
揺動できるように設けた断面が逆三角形をなす可動分岐
体(フラッパ)75、および電磁ソレノイド(図示せず)
等から構成されていて、上記可動分岐体75の上面に沿っ
た排紙径路a、一側面に沿ってガイド板71に連続する導
入径路b、他側面に沿ってガイド板71と下流ローラ73と
を連通する反転排紙径路cがそれぞれ設けられている。
可動分岐体75はは電磁ソレノイド等の駆動装置(図示せ
ず)の作動により上流ローラ72側の右尖端が該ローラ72
の圧接点付近で上下に変位し、導入径路bを開けて排紙
径路aを閉じるか、この逆に切換わる。また可動分岐体
75の下部尖端は該可動分岐体75が上述の如く導入径路b
を開けたときは、その径路bの外側のガイド板71を複写
紙Pが通過できる僅かな隙間を残して接近し、前記反
転排径路cの外側のガイド板71より大きく離間するよう
になる。従って定着済みの複写紙Pが可動分岐体75の
右尖端を通って導入径路bに進入下降して可動分岐体75
の下部尖端を通り抜け、ガイド板71を通過し、分岐搬送
逆路8の正逆転ローラ81の逆転でイッチバックして反転
排紙径路cに逆向きに搬送される際に複写紙が導入径路
bに逆流しないようになる。 上記反転排紙切替部7を通して下方に送られてきた複写
紙Pは、分岐搬送部8の正逆転モータ80により駆動回
転される正逆転ローラ81,82およびガイド板83により搬
送・案内されてスタッカーユニットの反転搬送部9に送
り込まれる。 反転搬送部9に送入された複写紙Pは上ガイド板91
A、下ガイド板91Bによる隙間に受け入れられる。該複写
紙Pは下ガイド板91Bの上面を走行するように、大径
プーリ92と小径プーリ93との間に張設された複数条のエ
ンドレスベルト94と、該エンドレスベルト94の外表面に
圧接して従動回転するように上ガイド板91Aに軸支され
たローラ95A,95Bとの間に挟まれて搬送され、上ガイド
板91Aの右端付近の反転ガイド曲面91Cに沿って反転さ
れ、大径プーリ92の下面でエンドレスベルト94に圧接し
て従動回転しているローラ95Cの圧接位置より左方に向
けて放出されるようになっている。 なお、テンションローラ96はエンドレスベルト94を両プ
ーリ92,93間に張設するとともに、ローラ95cの圧接位
置より放出された複写紙Pがエンドレスベルト94に追
従しないよう、大プーリ92にエンドレスベルト94を充分
巻回せしめるような位置に架設されている。 また、上ガイド板91Aはその基部部側が大径プーリ92の
外側に平行に設けた軸91Dに固着され、これを中心に開
放できるようにし、上下ガイド板91A,91B間に生じたジ
ャム処理を容易にするとともに、上ガイド板91Aの自重
をローラ95A,95Bに加えてエンドレスベルト94への適度
な圧接力を付与させている。 更に、下ガイド板91Bの基部側は、大プーリ92の駆動軸9
2Aに嵌合され、必要に応じて駆動軸92Aを中心にして回
動せしめ開放できるようになっている。これによって下
ガイド板91Bの下部に設けたスタッカー部10での複写紙
収容状態の確認や該部分に生ずることがあるジャム処理
を容易にしている。 スタッカー部10は、前記反転搬送部9の下方において複
写紙Pの放出方向と逆向きに傾斜したスタッカー基板
101と、該基板101の上面に複写紙サイズに合わせて広狭
調節できる用紙幅規制板102、制板移動動手段103、及び
逆風ファン104を備えている。 上記規制手段103は、モータ、歯車例、ピニオンと歯合
し複写紙の幅方向に移動可能な2個のラック部材等から
成り、複写紙のサイズを設定することにより前記用紙幅
規制板102を移動せしめる。 スタッカー基板101の幅方向の中央で、傾斜面のやや上
方寄りには開口105があけられ、その下方にはモータ付
きの送風ファン104が取り付けられている。スタッカー
板101上には前記反転搬送部9から放出された各種サイ
ズの複写紙Pが放出方向と逆向きで水平方向より上向
きの空気流を噴射するように、送風ファン104および噴
射口106が設けられている。該噴射口106から噴射された
空気流はスタッカー基板101上に放出落下する複写紙P
の下側に潜り込み、複写紙Pを空気膜上に乗せてス
タッカー基板101の上面を滑降するようにしている。こ
れにより、スタッカー基板101の傾斜角度を急にしなく
ても済む。 次に、スタッカー基板101の傾斜下端付近で複写紙搬送
下流側には再給紙部11が設けられている。再給部11は、
シート規制部材、第1給紙部材、分離給紙部材、第2給
紙部材等から構成されている。 先ず、スタッカー基板101の傾斜下端側には、複写紙P
の下面側に接する第1給紙ローラ(下送りローラ)11
0と、複写紙Pの上面側に接離するシート規制板111と
が設けられている。該シート規制板111の一端には弾性
体から成る2個のシート停止部材112が設けてあり、前
記スタッカー基板101の傾斜面から空気流および自重で
滑降して複写紙Pのの下方先端が当接するようになっ
ている。このシート停止部材112の移動は、スタッカー
ユニットの両側板100のうち一方の側板に設けられた電
磁ソレノイド118により行なわれる。 第5図は再給紙部11による複写紙のスタック時の状態を
示すスタッカーユニットの部分断面図であり、第66図
ははシート規制手段の斜視図である。 これらの図において、前記シート規制板111の両側端の
対称位置には折曲部111Aが形成されていて、該折曲部11
1Aにはオイルレス軸受111Bが固設されている。この左右
のオイルレス軸受111Bには、スタッカーユニットの両側
板100に植設された左右のスタッド113が嵌合し、シート
規制板111は該スタッド113を中心にして揺動可能になっ
ている。 一方、上記両側板100の間に回転自に架設された回動軸1
14の両端付近には左右各1個のアーム115が固定されて
いる。該アーム115の他の先端部にはピン115Aがそれぞ
れ植設されていて、該ピン115Aの外側面には前記シート
規制板111の底面が自重又はばね不勢されて圧接してい
る。 また上記回動軸114の一方の端部付近には揺動板116が固
定されていて回軸114とともに揺動自在になっている。
該揺該動板116の上端部はレバー117を介して電磁ソレノ
イド118のプランジャ118Aに接続している。なお、レバ
ー117の両端部の穴は、揺動板116と一体をなすピン116A
とプランジャ118Aに固定したピン118Bとにそれぞれ係合
している。また、電磁ソレノイド118は永久磁石を内蔵
したラッチングソレノイドであり、該永久磁石の鎖錠に
よって、プランジャ118Aを所定動作位置に保持し、解放
(ラッチを外す)されるまでは所定動作位置を保持し続
ける構造になっている。 第5図は、上記プランジャ118Aがソレノイド118により
吸引状態に保持され、これによって揺動動板116がレバ
ー117により引張られてほぼ直立姿勢を示している図で
ある。このとき回動軸114と一体をなすアーム115は反時
計方向に回動して、その先端のピン115Aは上昇位置に停
止している。該ピン115Aに当接するシート規制板111
は、スタッド113を中心にして時計方向に回動して、そ
の左端面は上昇位置に停止し、シート規制板111の底面
側は下方に配置された固定ガイド板120およびだい1給
紙ローラ110に対し大きく開いた状態となる。 一方このとき、上記シート規制板111の一端に固定され
たシート停止部材112の先端面は固定ガイド板120の上面
に圧接している。 このように第5図に示される状態において、前記反転搬
送部9から放出された複写紙Pはスタッカー基板101
の面上に送り出されて載せられ、該スタッカー基板101
の傾斜面に沿って下降し、更に固定ガイド板120および
分離ベルト125上を通過しシート停止部材112に到達して
停止する。引続きスタッカー部10に送り込まれた後続の
複写紙Pも次々とスタッカー基板101上の先行複写紙
上を滑走しシート停止部112に到達して停止し堆積
状態となり、これら複写紙Pの先端が揃えられる。な
お、カーリングした複写紙Pや、前記送風ファン104
による空気流によって僅か浮上して下降してくる複写紙
や、堆積された多数枚の複写紙上を滑降してくる複
写紙P等の先端部は、下方の固定ガイド板120の上方
を通過するが、このときシート規制板111は大きな開口
状態になっているから、これら複写紙Pはシート規制
板111の内側のガイド面115Cに沿って案内されて進行
し、シート停止部材112に当接し先端揃えが行なわれ
る。 上記固定ガイド板120の幅方向中央付近には、大きな開
口があけられていて、駆動回転される第1給紙ローラ
(下送りローラ)110と、駆動回転されるローラ121,12
2,およびアーム123に支持されたテンションローラ124
によって張設された分離ベルト125の各上部が前記固定
ガイド板120の開口より僅か突出している。 一方、スタッカーユニットの両側板100間にはステー部
材130が架設され、該ステー部材130の中央付近に突出し
た軸131に対し回動アーム132が揺動自在になっていて、
その先端平面部がステー部材130の先端のストッパ面に
当接したとき揺動が停止される。上記回動アーム132に
は取付板132、ローラ支持部材134が調整可能に取り付け
られている。ローラ支持部材134の下端付近には、重送
防止ローラ(さばきローラ)135が設けられていて、回
動アーム132が上記停止位置に在るとき、前記分離ベル
ト125の外周面に圧接している。 次に、両側板100間には回転支軸136が回転自在に支持さ
れていて、該回転支軸136に対して可動ガイド板137の穴
が嵌合し、可動ガイド板137は回転支軸136を中心にして
回動自在になっている。可動ガイド板137の下辺137Aは
複写紙搬送時に案内板となるものであり、前記固定ガイ
ド板120との間隙には搬送路を形成している。また可動
ガイド板137左方に延びた片持状の2本の細長いアーム
部137Bはその下縁で前記重送防止ローラ131の両軸端を
押圧しているから、この状態では重送防止ローラ131は
可動ガイド137等の自重でで分離ベルト125を外側から圧
接した状態を維持し、容易には離間しない。 上記分離ベルト125と重送防止ローラ131とから成る重送
防止給紙部の搬送下流側には、駆動側下ローラ141、従
動側上ローラ142、ガイド板143、フォトセンサ144から
成る第2給紙ユニットが設けられている。 次に、裏面複写開始の信号が入力されると、先ず、電磁
ソレノイド118のプランジャ118Aは突出してレバー117を
右方に移動させるから、揺動板116、回動軸114を介して
ストッパ115は時計方向に回動され、ピン115Aは下降す
る。これにより該ピン115Aに常時圧接するシート規制部
材111はスタッド113を中心にして反時計方向に回動し
て、ガイド面115Cは下降し、固定ガイド板120および第
1給紙ローラ110上に堆積載置されている複写紙P
最上層に圧接する。 これと同時に、シート停止部材112も反時計方向に回動
するから、その先端部は分離ベルト125との圧接を解除
して離間し、複写紙Pの通過が可能となる。なお上記
各可動部材は矢印付き一点鎖線で示す軌跡を描いて移動
する。この状態において複写紙Pの再給紙準備が開始
される。 第7図は再給紙状態にあるスタッカーユニットの部分断
面図である。 この状態で再給紙信号が入力されると、ローラ122が駆
動回転されて分離ベルト125は矢印方向に回動される。
同時に下送りローラ110も駆動回転が開始される。これ
により固定ガイド板120上に積み重ねられた状態にセッ
トされた複数枚の複写紙Pは、回転する下送りローラ
110と、上方から押圧するシート規制板111との間に挟圧
されて送り出され、分離ベルト125の上面に載せられて
やや上向きに搬送される。 シート規制板111の間隙部を通過した複数の複写紙P
は、回動する分離ベルト125と、内蔵するワンウエーク
ラッチにより停止状態の重送防止ローラ131との圧接位
置において挟圧されて摩擦分離動作により最下層の1枚
の複写紙Pのみが分離されて送り出される。この1枚
の複写紙Pは引続き固定ガイド板120と可動ガイド板1
37との間で案内されて2給紙ユニットの下ローラ141と
上ローラ142との圧接回転により挟圧されて搬送され、
フォトセンサ144により複写紙先端通過が検知される
と、第1給紙下ローラ110および分離ベルト125の回動が
停止されるから第2給紙ローラ141、142により1枚の複
写紙は引続き搬送される。更に排紙下ローラ145排紙上
ローラ146の間で挟圧されて搬送部5に送り込まれる。
この複写紙Pは引続き画像形成部3において複写紙P
の裏面複写が行なわれ、定着器6で定着処理されたの
ち、反転排紙切替部7の排紙経路aを通過して機外に排
出される。 以上説明したシート搬送装置は、両面複写装置の複写紙
反転機構に適用して好適な用紙搬送を行うものでである
が、本発明はこれに限定されるものでなく、用紙再給紙
を行う搬送装置、例えば原稿紙自動送り装置も利用可能
である。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る記録シート搬送装
置は、中間トレイに一旦ストックされたシートを再給紙
するスタッカー部と再給紙部との間の限られた狭いスペ
ースの中で単一部材による単純な動作によって、複写紙
の案内,堆積,整列,停止,再給紙等の複雑な多機能を
果すことが可能である。特にスタック終了後、複写紙へ
の押圧とガイドを兼ねたシート規制板によって行なうか
ら、複写紙のカールがある程度矯正することができ、再
給紙時の斜行や給紙不良等を防止できる効果がある。ま
た、ソレノイド等の比較的簡単な駆動源により作できる
から、構造が簡単,コンパクトにでき安定して動作し、
製造コストも安価となるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した記録シート搬送装置を搭載し
た両面複写装置の要部断面図、第2図は該両面複写装置
のシート搬送装置の斜視図、第3図は両面複写装置の構
成図、第4図は自動両面複写機による給紙径路を説明す
る模式図、第5図は複写紙スタック時のスタッカーユニ
ットの断面図、第6図は電磁ソレノイドによる駆動系を
示す斜視図である。第7図は再給紙状態にあるスタッカ
ーユニットの断面図である。 9……反転搬送部、10……スタッカー部 11……再給紙部、92……大径プーリ 93……小径プーリ、94……エンドレスベルト 100……側板、101……スタッカー基板 104……送風ファン、110……第1給紙ローラ 111……シート規制板、112……シート停止部材 114……回動軸、115……アーム 116……揺動板、117……レバー 118……電磁ソレノイド、120……固定ガイド板 125……分離ベルト、135……重送防止ローラ 137……可動ガイド板 141,142……第2給紙ローラ 144……フォトセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口通路から搬送された記録シートを中間
    トレイに一旦ストックし、該中間トレイから再び前記シ
    ートを給送する記録シート搬送装置において、前記スト
    ック時には前記中間トレイ上のシートの先端に当接して
    停止せしめるシート停止部材と、上記シートを該シート
    停止部材に進入・案内せしめるとともに再給紙時にはス
    トックされたシートを回動する給紙部材に押圧せしめる
    規制部材とを有し、前記シート停止部材と規制部材とを
    一体に構成するとともに、搬送装置本体に固定された支
    軸を中心にして揺動可能にしたことを特徴とする記録シ
    ート搬送装置。
JP31413486A 1986-12-27 1986-12-27 記録シ−ト搬送装置 Expired - Lifetime JPH0651552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31413486A JPH0651552B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 記録シ−ト搬送装置

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JP31413486A JPH0651552B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 記録シ−ト搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPS63171722A JPS63171722A (ja) 1988-07-15
JPH0651552B2 true JPH0651552B2 (ja) 1994-07-06

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ID=18049645

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JP31413486A Expired - Lifetime JPH0651552B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 記録シ−ト搬送装置

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JP2861223B2 (ja) * 1990-03-23 1999-02-24 日本精工株式会社 耐衝撃性リニアガイド装置
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