JPH06514B2 - 自動二輪車のステアリングロツク保護装置 - Google Patents

自動二輪車のステアリングロツク保護装置

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JPH06514B2
JPH06514B2 JP15022184A JP15022184A JPH06514B2 JP H06514 B2 JPH06514 B2 JP H06514B2 JP 15022184 A JP15022184 A JP 15022184A JP 15022184 A JP15022184 A JP 15022184A JP H06514 B2 JPH06514 B2 JP H06514B2
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JP
Japan
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steering lock
instrument
lock
handle
handle bracket
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達夫 香月
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車両の盗難を防止するステアリングロック
が不正に破壊されることがないように保護する自動二輪
車のステアリングロック保護装置に関するものである。
[従来の技術] 周知のように、例えば自動二輪車には車両の盗難を防止
するステアリングロックが備えられるものがある。この
ステアリングロックは、ヘッドパイプに旋回可能に設け
られたハンドル軸にフロントフォークを支持するハンド
ルブラケットに設けられ、錠体収容部の操作によりロッ
クピンをヘッドパイプに係合してロックし、ハンドル軸
を旋回不能にしている。
ところで、このステアリングロックをトライバー等で無
理にこじあけると、ロックピンが外れて車体の盗難につ
ながり易くなる。このため、例えば実開昭57−165
580号公報に示されるように、ハンドルブラケットで
ステアリングロックを覆い、トライバー等で容易にこじ
あけることができないように保護したものがある。
[発明が解決しようとする課題] このようにハンドルブラケットの前側にステアリングロ
ックを取り付け、このステアリングロックを上方視でハ
ンドルブラケットで覆うようにすると、このハンドルブ
ラケットに計器を取り付ける場合にはステアリングロッ
クを覆う部分やステアリングロックが邪魔になる。
従って、ハンドルブラケットに取り付けられる計器がハ
ンドル軸から離れた位置になるため、その分ハンドル操
作の時の慣性マスが大きくなり、ステアリングロックの
取り付けによってハンドル操作の操作性が低下すると共
に、計器の取り付け位置がライダーの目から離れるた
め、計器の視認性が低下する等の問題があある。
この発明は、かかる実情を背景にしてなされたもので、
ステアリングロックが不正に破壊されることがないよう
に保護するとともに、ステアリングロックの取り付けに
よっても計器をハンドル軸に近付けることができ、ハン
ドル操作の操作性が向上すると共に、計器の視認性が向
上する自動二輪車のステアリングロック保護装置を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、この発明は、ヘッドパイプ
に旋回可能に設けられたハンドル軸に、フロントフォー
クがハンドルブラケットを介して支持され、このハンド
ルブラケットに、ロックピンを有するステアリングロッ
クと、計器とを設け、前記ステアリングロックのロック
ピンを前記ヘッドパイプと係合しハンドル軸の旋回をロ
ックする自動二輪車において、上方視で前記ステアリン
グロックの一側部を前記ハンドルブラケットの一部で、
他側部を前記ハンドルブラケットの前側に配置した前記
計器に形成された凹部で包囲するとともに、前記ステア
リングロックの下方をヘッドライトの支持ブラケットで
側部から覆うようになしたことを特徴としている。
[作用] この発明では、上方視でステアリングロックの一側部を
ハンドルブラケットの一部で、他側部をハンドルブラケ
ットの前側に配置した計器に形成された凹部で包囲し、
ステアリングロックの下方を支持ブラケットで側部から
覆うため、上方や下方からトライバー等の挿入が困難で
ステアリングロックを破壊し難く、またトライバー等を
無理に挿入すると計器等が破壊されて使用不能になるた
め盗難につながり難い。
また、上方視でステアリングロックの一側部をハンドル
ブラケットの一部で、他側部を計器に形成された凹部で
包囲しているため、ステアリングロックの取り付けによ
っても、計器をハンドル軸に近付けることができ、ハン
ドル操作の時の慣性マスが小さくなり、ハンドル操作の
操作性が向上するとともに、計器の取り付け位置がライ
ダーの目に近付き計器の視認性が向上する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図はこの発明を適用した自動二輪車の側面図、第2
図はステアリングロック保護装置の平面図、第3図は第
2図のIII−III断面図、第4図は第2図のIV−IV断面図
である。
図において1は自動二輪車の車体フレームで、この車体
フレーム1のヘッドパイプ2にはハンドル軸3が旋回可
能に軸支されている。ハンドル軸3にはフロントフォー
ク4がアッパハンドルブラケット5とアンダハンドルブ
ラケット6とで連結され、アッパハンドルブラケット5
の上部にはハンドル7が一対の取付板8により固定され
ている。
アッパハンドルブラケット5はナット9によりハンドル
軸3に取付けられ、このアッパハンドルブラケット5は
鋳造成形される。そして、アッパハンドルブラケット5
の前側中央部にはステアリングロック10の一側部に沿
いその半周部を覆う覆部5aが、また覆部5aの両側に
は計器11を保持する計器保持板12を取付けるための
保持部5bが一体に形成されている。
ステアリングロック10は錠体収容部10aと、ロック
ピン支持部10bと、ロックピン10cとから構成さ
れ、ロックピン支持部10bの一対の凹部10dに締付
ボルト13を下方から挿通して、覆部5aの下部に螺着
して取付けられる。
このようにして、アッパハンドルブラケット5の前側中
央部にステアリングロック10が取り付けられ、上方視
でステアリングロック10のハンドル軸3側の一側部を
アッパハンドルブラケット5の一部に凹状に形成された
覆部5aが包囲している。
また、ステアリングロック10のロックピン10cの前
方にはピン係止体14が、その一対の足部14aをヘッ
ドパイプ2に固定し、ヘッドパイプ2間に所定の間隔を
形成して配設されている。また、ピン係止体14は左右
一対のロック孔14bを有しており、このロック孔14
bにロックピン10cが係合してロックされ、ハンドル
7の旋回が不可能になる。
さらに、計器11の計器保持板12には一対の取付ボル
ト15が固定され、この取付ボルト15は弾性体のグロ
メット16を介して保持部5bに挿通され、ヘッドライ
ト17の取付板18とともにナツト19で締付固定され
ている。
この計器11のハンドル軸3側には凹部11aが形成さ
れており、この凹部11aにより上方視でステアリング
ロック10の他側部を包囲している。
また、取付板18には支持パイプ20の上部が固定され
ており、この支持パイプ20に支持ブラケット21が溶
接で固定され、この支持ブラケット21にヘッドライト
17が取り付けられている。この支持ブラケット21は
所定の幅を有しており、ステアリングロック10の下方
を側部から覆うようになっている。
また、ヘッドライト17はその取付け状態において、計
器11の下方に位置してステアリングロック10の前側
を覆っている。そして、ステアリングロック10の両側
において、アッパハンドルブラケット5と計器保持板1
2との間に形成される空間にブレーキケーブル22と、
クラッチケーブル23とが挿通されている。
このように、上方視でステアリングロック10の一側部
をアッパハンドルブラケット5の一部の覆部5aで、他
側部をアッパハンドルブラケット5の前側に配置した計
器11に形成された凹部11aで包囲しており、上方か
らトライバー等をステアリングロック10の側部に挿入
することが困難である。また、ステアリングロック10
の下方をヘッドライト17の支持ブラケット21で側部
から覆っているため、ステアリングロック10の下方か
らトライバー等を挿入することが困難である。
従って、トライバー等でステアリングロック10を破壊
し難く、またトライバー等を無理に挿入すると計器等が
破壊されて使用不能になるため盗難につながり難い。
また、上方視でステアリングロック10の一側部をアッ
パハンドルブラケット5の一部の覆部5aで、他側部を
アッパハンドルブラケット5の前側に配置した計器11
に形成された凹部11aで包囲しているため、ステアリ
ングロック10の取り付けによっても、ステアリングロ
ック10やアッパハンドルブラケット5の覆部5aが邪
魔にならず、その分計器11をハンドル軸3に近付ける
ことができる。このため、ハンドル操作の時の慣性マス
が小さくなり、ハンドル操作の操作性が向上するととも
に、計器11の取り付け位置をライダーの目に近付ける
ことができ、計器11の視認性が向上する。
[発明の効果] この発明は前記のように、上方視でステアリングロック
の一側部をハンドルブラケットの一部で、他側部を計器
に形成された凹部で包囲し、ステアリングロックの下方
を支持ブラケットで側部から覆うから、上方や下方から
トライバー等の挿入が困難でステアリングロックを破壊
し難く、またトライバー等を無理に挿入すると計器等が
破壊されて使用不能になるため盗難につながり難い。
また、上方視でステアリングロックの一側部をハンドル
ブラケットの一部で、他側部を計器に形成された凹部で
包囲したから、ステアリングロックの取り付けによって
も、ステアリングロックやハンドルブラケットが邪魔に
ならず、計器をハンドル軸に近付けることができ、その
分ハンドル操作の時の慣性マスが小さくなり、ハンドル
操作の操作性が向上するとともに、計器の取り付け位置
がライダーの目に近付くため、計器の視認性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した自動二輪車の側面図、第2
図はステアリングロック保護装置の平面図、第3図は第
2図のIII−III断面図、第4図は第2図のIV−IV断面図
である。 2…ヘッドパイプ 3…ハンドル軸 4…フロントフォーク 5…アッパハンドルブラケット 5a…覆部 5b…保持部 10…ステアリングロック 11…計器 11a…凹部 17…ヘッドライト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドパイプに旋回可能に設けられたハン
    ドル軸に、フロントフォークがハンドルブラケットを介
    して支持され、このハンドルブラケットに、ロックピン
    を有するステアリングロックと、計器とを設け、前記ス
    テアリングロックのロックピンを前記ヘッドパイプと係
    合しハンドル軸の旋回をロックする自動二輪車におい
    て、上方視で前記ステアリングロックの一側部を前記ハ
    ンドルブラケットの一部で、他側部を前記ハンドルブラ
    ケットの前側に配置した前記計器に形成された凹部で包
    囲するとともに、前記ステアリングロックの下方をヘッ
    ドライトの支持ブラケットで側部から覆うようになした
    ことを特徴とする自動二輪車のステアリングロック保護
    装置。
JP15022184A 1984-07-19 1984-07-19 自動二輪車のステアリングロツク保護装置 Expired - Fee Related JPH06514B2 (ja)

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JPS6127777A JPS6127777A (ja) 1986-02-07
JPH06514B2 true JPH06514B2 (ja) 1994-01-05

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JPH0615781Y2 (ja) * 1986-10-27 1994-04-27 本田技研工業株式会社 自動2輪車等のハンドルロツク装置

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JPS6127777A (ja) 1986-02-07

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