JPH0651282A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

Info

Publication number
JPH0651282A
JPH0651282A JP20554092A JP20554092A JPH0651282A JP H0651282 A JPH0651282 A JP H0651282A JP 20554092 A JP20554092 A JP 20554092A JP 20554092 A JP20554092 A JP 20554092A JP H0651282 A JPH0651282 A JP H0651282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
input
display
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20554092A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Maeda
充 前田
Tadashi Yoshida
正 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20554092A priority Critical patent/JPH0651282A/ja
Priority to EP93306004A priority patent/EP0581594B1/en
Priority to DE69321308T priority patent/DE69321308T2/de
Priority to AT93306004T priority patent/ATE171808T1/de
Publication of JPH0651282A publication Critical patent/JPH0651282A/ja
Priority to US08/509,177 priority patent/US6091389A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示画像を部分的に書き換えることにより良
好な画像を表示する。 【構成】 メモリ性のあるディスプレイに画像を表示す
るための表示制御装置において、画像信号を入力する手
段(100)と、該入力手段により入力された画像信号
を格納する格納手段(170、180)と、該入力手段
から入力される画像信号と該格納手段に格納された単位
時間前の同一位置の画像信号との差分値を求める差分算
出手段(190)と、該差分値から表示の部分書換信号
を生成する部分書換制御手段(220)を具備すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】入力画像信号を該入力画像信号の
フレーム周波数より低い周波数で画像を表示するメモリ
性のあるディスプレイ、特に強誘電性液晶ディスプレイ
(Ferroelectric Liquid Cry
stal Display:以下、FLCDと略す)に
よる表示を制御する表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、FLCDについて簡単に述べる。
FLCDは液晶を用いた2値ディスプレイであるが、デ
ィスプレイを構成する画素自体にメモリ性があり、電界
がかからなくなっても画素セルが電界の印加によって変
化した表示状態を保持し続ける特徴がある。大画面の製
造が容易であることから、次世代のディスプレイとして
期待がもたれている。
【0003】また、文字や線図形と自然画像が混在して
いても高画質な2値画像が得られる2値化手法として、
誤差拡散法や平均濃度保存法等の2値化手法が普及し始
めている。
【0004】FLCDはその特性から、高精細化したデ
ィスプレイ表示スピード、例えば画像サイズ1280×
1024の60Hzノンインターレースに、対応できな
い。特に、近年高精細化が進むワークステーション等の
コンピュータ表示出力に対しては、フレーム周波数が1
/4程度であり、インタラクティブ性が問われる、マウ
ス等のカーソル移動等ではこの動きに表示が追従せず、
作業者に不快感を与え、作業効率の低下を招いていた。
【0005】そのため、FLCDのメモリ性を生かし、
フレーム間で変化があった部分のみを表示状態を変更
し、見かけのフレーム周波数を向上させる方式が考えら
れている。
【0006】図2はコンピュータとディスプレイとの関
係を示したものである。10はコンピュータ本体であ
り、CPUとメモリ、ディスク等の周辺装置で構成され
ている。コンピュータ本体からは、ディスプレイ表示の
ための画像信号11が出力される。通常、画像信号11
ディジタル信号や、アナログ信号であれば、NTSCコ
ンポジット信号、コンポーネントRGB信号、ノンイン
ターレース信号等である。30はFLCDである。20
は本発明に関する画像処理部であり、コンピュータ本体
10からのRGBアナログ信号11を入力し、FLCD
30に出力可能なRGB各1ビットのディジタル信号1
2に変換する。FLCD30は画像処理部20からのデ
ィジタルRGB信号12を入力し、表示する。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、図
2にような構成では、コンピュータ10からの出力は、
例えば画像信号11が1280×1024サイズ相当の
60Hzノンインターレースのアナログ信号であり、図
6に示すようにカーソルが移動しても、カーソルの形状
や、(X0,Y0)→(X1,Y1)といった移動の情
報は特に与えられない。即ち、高速表示を実現するため
の表示状態を変更する領域に関する情報がない。
【0008】したがって入力される画像データからこれ
らの情報を抽出しなければならない。
【0009】特に、画像データを量子化して表示する場
合に、表示状態を変更すべき領域をいかに抽出するかが
問題となる。
【0010】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、表示画像を部分的に書き換えることにより、
良好な画像を表示することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の表示制御装置は、メモリ性のあるデ
ィスプレイに画像を表示するための表示制御装置におい
て、画像信号を入力する手段と、該入力手段により入力
された画像信号を格納する格納手段と、該入力手段から
入力される画像信号と該格納手段に格納された単位時間
前の同一位置の画像信号との差分値を求める差分算出手
段と、該差分値から表示の部分書換信号を生成する部分
書換制御手段を具備することを特徴とする。
【0012】
【実施例】本発明の以下の実施例によれば、メモリ性の
あるディスプレイに表示する際に、単位時間前の画像デ
ータを格納しておく格納手段と、入力された画像信号と
格納された同一位置の画像信号との差分を求める差分算
出手段と、該差分算出手段の結果を閾値で2値化する2
値化手段とを設け、該2値化手段によって得られた画像
から領域を決定することにより、部分書換の領域の精度
を向上させるものである。
【0013】また、入力した画像信号を信号変換する手
段を設け、画像信号を変換することで、主に白黒で表現
されるカーソル等のポインティングマークの検出精度を
向上させている。
【0014】さらに、入力画像を平滑化する手段を設
け、ノイズによる影響を低減させている。
【0015】以下具体的に説明する。
【0016】(第1実施例)図1は本発明を適用した画
像表示装置の画像処理部の実施例構成である。
【0017】本実施例ではコンポーネントRGBノンイ
ンターレース60Hz信号とする。
【0018】図1は図2の画像処理部20の詳細であ
る。100はコンピュータ10からのRGBアナログ出
力信号11を入力する端子、110は入力されたRGB
アナログ信号をA/D変換し、多値のディジタルRGB
信号を生成するA/D変換部である。RGBアナログ信
号は60Hzノンインターレースである。120は画像
2値化部であり、多値のRGBディジタル信号をRGB
各1ビットの信号に変換する。ここでは画像の2値化手
法として中間調を表現するのに適した誤差拡散を用い
る。130は同期をとるためにFIFOメモリ等で構成
される遅延バッファである。140は制御信号でON/
OFFするスイッチである。150は各画素のRGB各
1ビットのデータを格納しておくフレームメモリであ
り、2ボートRAM等で構成される。160は多値ディ
ジタルRGB信号から輝度信号である多値Y信号生成す
る、RGB/Y変換部である。170、180はY信号
を格納するフレームメモリであり、190は入力された
Y信号とフレームメモリ170または180に格納され
た1フレーム前のY信号との絶対値差分を求める絶対値
差分部である。200は多値の絶対差分値を2値化す
る、2値化部である。ここで2値化手法として固定の閾
値と比較して2値化する単純2値化を用いる。210は
各走査線ごとにフラグのON/OFFができるラインフ
ラグメモリである。220はラインフラグメモリ190
の内容から、部分書き込みを行うか、どうかを判断し、
部分書き込みの位置等の制御を行う部分書き込み検知部
である。230はFLCDインターフェースであり、ビ
デオフレームメモリ150の内容を読みだし、端子24
0を介して、FLCD30に出力する。
【0019】コンピュータ10からの60Hzノンイン
ターレースのRGBアナログ信号を端子100より、A
/D変換部110に入力する。入力された多値RGBア
ナログ信号はA/D変換され、多値のRGBディジタル
信号に変換されて画像2値化部120とRGB/Y変換
部160に入力される。画像2値化部120は入力され
た多値RGB信号を各色ごとに誤差拡散法によって2値
化していく。その結果は遅延バッファ130に格納され
る。
【0020】一方、RGB/Y変換部160に入力され
た多値のRGBディジタル信号は画素ごとに順次、Y信
号に変換する。RGB信号からY信号への変換は Y=0.299×R+0.587×G+0.114×B で行われる。Y信号は絶対値差分部190に入力される
と同時に、フレームメモリ170または180に書き込
まれる。フレームメモリ170と180は書き込みと読
み出しがフレーム単位で交互に行われ、一方が書き込み
を行っている間、もう一方は読み出しを行っている。
【0021】絶対値差分部190は、RGB/Y変換部
160から入力されたY信号と、フレームメモリ170
または180に書き込まれている1フレーム前の同一位
置のY信号との差分の絶対値を求める。
【0022】2値化部200に入力されたY信号の差分
の絶対値は固定閾値THと比較され、2値化される。差
分の絶対値が閾値THよりも大きかった場合は1を出力
し、そうでなければ0を出力する。
【0023】閾値THはアナロクノイズよりも大きな値
であれば良い。閾値THの決定法はいろいろあるが、例
えば、事前に単一輝度(ここでは128とする)のアナ
ログ信号を出力してもらい、端子100から入力して、
A/D変換110でディジタルデータに変換し、RGB
/Y変換部160に入力してY信号に変換してからフレ
ームメモリ170に書き込む。絶対値差分部190では
RGB/Y変換部160からの入力ではなく、固定値
(ここでは128)との絶対値差分を求め、その最大値
を閾値THとすることもできる。
【0024】2値化されたY信号で1があれば、変化点
として抽出する。走査線の処理を開始する前に、ライン
フラグメモリ210の該当するフラグをリセットする。
変化点が抽出されたら、該当する走査線に対応するライ
ンフラグメモリ210のフラグをたてる。1走査線内に
変化点がなかった場合、ラインフラグメモリ210の該
当するフラグがたっていればこれをリセットする。
【0025】部分書き込み検知部220はラインフラグ
メモリ210のフラグの状態を監視し、フラグがたった
場合、該当する走査線の部分書き込みを行う。
【0026】部分書き込みを行う場合はスイッチ140
をONにし、部分書き込みを行う走査線の位置情報をビ
デオフレームメモリ150とFLCDインターフェース
部230に送る。この結果、変化点が検出された走査線
に対応する走査線の2値化されたRGB信号を遅延バッ
ファ130から読み出し、ビデオフレームメモリ150
に書き込みを行う。さらに、FLCDインターフェース
230はビデオフレームメモリ150の該当する走査線
のRGB2値信号を読み出し、FLCD30の走査線デ
ータによってFLCD30の該当する走査線の表示状態
を変化させる。
【0027】ラインフラグメモリ210のフラグがたっ
ていない場合、部分書き込み検知部220はスイッチ1
40をOFFにし、該当する走査線のRGB2値化信号
の書き込みは行わない。このようにして、変化のあった
部分のみの表示状態を変化させる。
【0028】(第2実施例)図3は本発明を適用した画
像表示装置の画像処理部の実施例構成である。図3にあ
って図1と同じ番号のものは第1の実施例と同様な機能
を果たす。300〜350はフレームメモリである。3
60,370,380は入力された多値信号とフレーム
メモリに格納された1フレーム前の多値信号を比較して
フレーム間の差分の絶対値を算出する絶対値差分部であ
る。390,400,410は画像の2値化部であり、
420はOR回路である。
【0029】コンピュータ10からの60Hzノンイン
ターレースのRGBアナログ信号を端子100より、A
/D変換部110に入力する。入力された多値RGBア
ナログ信号はA/D変換され、多値のRGBディジタル
信号に変換されて画像2値化部120に入力され、Rの
多値信号はフレームメモリ320または330に、Gの
多値信号はフレームメモリ300または310に、Bの
多値信号はフレームメモリ340または350に入力さ
れる。フレームメモリ300と310、フレームメモリ
320と330、フレームメモリ340と350は書き
込みと読み出しがフレーム単位で交互に行われ、一方が
書き込みを行っている間、もう一方は読み出しを行って
いる。
【0030】画像2値化部120は入力された多値RG
B信号を各色ごとに誤差拡散法によって2値化してい
く。その結果は遅延バッファ130に格納される。
【0031】絶対値差分部360は、A/D変換部11
0から入力されたR信号と、フレームメモリ170また
は180に書き込まれている1フレーム前の同一位置の
R信号との差分の絶対値を求める。
【0032】2値化部360に入力されたR信号の差分
の絶対値は固定閾値THR と比較され、2値化される。
差分の絶対値が閾値THR よりも大きかった場合は1を
出力し、そうでなければ0を出力する。
【0033】閾値THR はアナロクノイズよりも大きな
値であれば良い。
【0034】同様に、B信号、G信号に関しても変化点
を検出する。
【0035】R信号の2値化部390、G信号の2値化
部400、B信号の2値化部410の出力はOR回路4
20に入力される。OR回路420はこれらの入力の論
理和をとってラインフラグメモリ210に出力する。
【0036】走査線の処理を開始する前に、ラインフラ
グメモリ210の該当するフラグをリセットする。OR
回路420の出力が1の場合、該当する走査線に対応す
るラインフラグメモリ210のフラグをたてる。
【0037】部分書き込み検知部220はラインフラグ
メモリ210のフラグの状態を監視し、フラグがたった
場合、該当する走査線の部分書き込みを行う。
【0038】部分書き込みを行う場合はスイッチ140
をONにし、部分書き込みを行う走査線の位置情報をビ
デオフレームメモリ150とFLCDインターフェース
部230に送る。この結果、変化点が検出された走査線
に対応する走査線の2値化されたRGB信号を遅延バッ
ファ130から読み出し、ビデオフレームメモリ150
に書き込みを行う。さらに、FLCDインターフェース
230はビデオフレームメモリ150の該当する走査線
のRGB2値信号を読み出し、FLCD30の走査線デ
ータによってFLCD30の該当する走査線の表示状態
を変化させる。
【0039】ラインフラグメモリ210のフラグがたっ
ていない場合、部分書き込み検知部220はスイッチ1
40をOFFにし、該当する走査線のRGB2値化信号
の書き込みは行わない。このようにして、変化のあった
部分のみの表示状態を変化させる。
【0040】(第3実施例)図4は本発明を適用した画
像表示装置の画像処理部の実施例構成である。図4にあ
って図1と同じ番号のものは第1の実施例と同様な機能
を果たす。600はアナログRGB信号から輝度信号で
あるアナログY信号生成する、アナログRGB/Y変換
部である。610はアナログY信号をA/D変換し、多
値のディジタルY信号を生成するA/D変換部である。
620はローパスフィルタ部であり、図5に示すローパ
スフィルタ処理を施し、奇数番目の走査線をサブサンプ
リングする。630,640はディスプレイの画像サイ
ズの縦横1/2のサイズのフレームメモリである。65
0は入力されたY信号とフレームメモリ630または6
40に格納された1フレーム前のY信号との絶対値差分
を求める絶対値差分部である。660は多値の絶対差分
値を2値化する、2値化部である。ここで2値化手法と
して固定の閾値と比較して2値化する単純2値化を用い
る。
【0041】670は各奇数番目の走査線ごとにフラグ
のON/OFFができるラインフラグメモリである。6
80はラインフラグメモリ670の内容から、部分書き
込みを行うか、どうかを判断し、部分書き込みの位置等
の制御を行う部分書き込みの位置等の制御を行う部分書
き込み検知部である。690は遅延バッファである。
【0042】コンピュータ10からの60Hzノンイン
ターレースのRGBアナログ信号を端子100より、A
/D変換部110とRGB/Y変換部600に入力す
る。入力された多値RGBアナログ信号はA/D変換部
110でA/D変換され、多値のRGBディジタル信号
に変換されて画像2値化部120に入力される。画像2
値化部120は入力された多値RGB信号を各色ごとに
誤差拡散法によって2値化していく。その結果は遅延バ
ッファ690に格納される。
【0043】一方、RGB/Y変換部600はRGBア
ナログ信号を入力し、アナログY信号に変換し、A/D
変換部610に出力する。A/D変換部610はアナロ
グY信号をA/D変換し、多値のディジタルY信号を生
成し、ローパスフィルタ部620に入力する。
【0044】ローパスフィルタ部620はローパスフィ
ルタ処理を施し、奇数番目の走査線を1/2の周波数で
サブサンプリングする。ローパスフィルタリングされた
Y信号はフレームメモリ630または640に書き込ま
れる。フレームメモリ630と640は書き込みと読み
出しがフレーム単位で交互に行われ、一方が書き込みを
行っている間、もう一方は読み出しを行っている。
【0045】絶対値差分部650は、RGB/Y変換部
610から入力されたY信号と、フレームメモリ630
または640に書き込まれている1フレーム前の同一位
置のY信号との差分の絶対値を求める。
【0046】2値化部660に入力されたY信号の差分
の絶対値は固定閾値THと比較され、2値化される。差
分の絶対値が閾値THよりも大きかった場合は1を出力
し、そうでなければ0を出力する。
【0047】2値化されたY信号で1があれば、変化点
として抽出する。走査線の処理を開始する前に、ライン
フラグメモリ210の該当するフラグをリセットする。
変化点が抽出されたら、該当する走査線に対応するライ
ンフラグメモリ210のフラグをたてる。1走査線内に
変化点がなかった場合、ラインフラグメモリ210の該
当するフラグがたっていればこれをリセットする。
【0048】部分書き込み検知部220はラインフラグ
メモリ210のフラグの状態を監視し、フラグがたった
場合、該当する走査線の部分書き込みを行う。
【0049】部分書き込みを行う場合はスイッチ140
をONにし、部分書き込みを行う走査線の位置情報をビ
デオフレームメモリ150とFLCDインターフェース
部230に送る。ラインフラグメモリ670の前の奇数
番目の走査線で部分書き込みを実施していなければ、部
分書き込み検知部680は、遅延バッファ690から該
当する奇数番目の走査線のデータと、前後の偶数番目の
走査線のデータを読み出す。位置情報としてビデオフレ
ームメモリ150に該当する奇数番目の走査線の位置
と、前後の偶数番目の走査線の位置を送り、データを書
き込むと同時に、FLCDインターフェース230にも
同様に位置情報を送り、ビデオフレームメモリ150の
該当する走査線のRGB2値信号を読み出し、FLCD
30の走査線データによってFLCD30の該当する走
査線の表示状態を変化させる。
【0050】ラインフラグメモリ670のフラグがたっ
ていない場合、部分書き込み検知部680はスイッチ1
40をOFFにし、該当する走査線のRGB2値化信号
の書き込みは行わない。このようにして、変化のあった
部分のみの表示状態を変化させる。
【0051】(他の実施例)入力信号はこれに限定され
ず、ディジタルの多値信号でもかまわず、さらに別な画
像信号でもかまわない。また、カラーにも限定されな
い。
【0052】変化点検出の信号も輝度信号に限定され
ず、色度信号を併用してもかまわないし、輝度色度に限
定されない。
【0053】画像の2値化手法もこれに限定されず、平
均濃度保存法等の他の2値化手法を用いてもかまわな
い。
【0054】部分書き込みの単位は走査線単位に限定さ
れず、ブロックや画素単位でもかまわない。
【0055】フレームメモリ等の構成はこれに限定され
ず、複数ラインバッファを用いてもかまわないし、その
他の構成でもかまわない。
【0056】変化点検出のためのサブサンプリングの手
法はこれに限定されず、A/D変換前にサブサンプリン
グやフィルタ処理を行っても良い。
【0057】ディスプレイの手法もFLCDに限定され
ず、メモリ性のあるディスプレイであれば良い。
【0058】以上のように表示用の2値化手段と、フレ
ーム間変化検出用の2値化手段を設けることにより、表
示を高精細化すると同時に、フレーム間の変化検出の精
度を向上させることができる。また、入力信号を輝度等
の画像信号に変換することにより、主に白黒であるカー
ソル等の抽出を容易にし、フレーム間の変化を検出する
ためのメモリ容量を減じることができ、装置の低コスト
化がはかれる。また、画像信号をサブサンプリングする
ことにより、装置の低コスト化がはかれ、表示する画像
サイズより少なくサンプリングすることにより、変化点
検出用のメモリ容量を減少させ、さらにローパスフィル
タを用いることでアナログ信号で加わるノイズ等を除去
し、フレーム間の変化の検出精度を向上させられる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画像を部分的に書き換えることにより、良好な画像
を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の適用にする画像表示システムの全体図
である。
【図3】第2実施例の画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第3実施例の画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第3実施例の平滑化に使用するローパスフィル
タを示す図である。
【図6】カーソルの移動の様子を表わす図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ本体 11,12 画像信号 20 画像処理部 30 FLCD 100,240 端子 110,610 A/D変換部 120 画像2値化部 130,690 遅延のバッファ 140 スイッチ 150 ビデオフレームメモリ 160,600 RGB/Y変換部 170,180,300,310,320,330,3
40,350,630,640 フレームメモリ 190,390,400,650 絶対値差分部 200,390,400,410,660 2値化部 210,670 ラインフラグメモリ 220,680 部分書き込み検知部 230 FLCDインターフェース 420 OR回路 620 ローパスフィルタ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ性のあるディスプレイに画像を表
    示するための表示制御装置において、 画像信号を入力する手段と、 該入力手段により入力された画像信号を格納する格納手
    段と、 該入力手段から入力される画像信号と該格納手段に格納
    された単位時間前の同一位置の画像信号との差分値を求
    める差分算出手段と、 該差分値から表示の部分書換信号を生成する部分書換制
    御手段を具備することを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段により入力される画像信号
    は、アナログ信号であり、アナログ/ディジタル変換手
    段によりディジタル信号に変換されることを特徴とする
    請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記差分算出手段の出力を閾値で2値化
    する2値化手段を具備することを特徴とする請求項1記
    載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アナログ信号に加わるノイズを除去
    すべく2値化の閾値を設定することを特徴とする請求項
    3記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 更に前記入力画像信号を量子化する量子
    化手段を有することを特徴とする請求項1記載の表示制
    御装置。
  6. 【請求項6】 更に前記入力信号を平滑化する画像平滑
    化手段を有することを特徴とする請求項1記載の表示制
    御装置。
  7. 【請求項7】 更に前記画像信号を信号変換する画像信
    号変換手段を有することを特徴とする請求項1記載の表
    示制御装置。
JP20554092A 1992-07-31 1992-07-31 表示制御装置 Pending JPH0651282A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20554092A JPH0651282A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 表示制御装置
EP93306004A EP0581594B1 (en) 1992-07-31 1993-07-29 Display controlling apparatus
DE69321308T DE69321308T2 (de) 1992-07-31 1993-07-29 Anzeigesteuergerät
AT93306004T ATE171808T1 (de) 1992-07-31 1993-07-29 Anzeigesteuergerät
US08/509,177 US6091389A (en) 1992-07-31 1995-07-31 Display controlling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20554092A JPH0651282A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 表示制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651282A true JPH0651282A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16508588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20554092A Pending JPH0651282A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 表示制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0651282A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5646693A (en) * 1994-11-04 1997-07-08 Cismas; Sorin Memory utilization for video decoding and display with 3:2 pull-down
US6198773B1 (en) 1997-12-18 2001-03-06 Zoran Corporation Video memory management for MPEG video decode and display system
JP2006011027A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Victor Co Of Japan Ltd 画像信号処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5646693A (en) * 1994-11-04 1997-07-08 Cismas; Sorin Memory utilization for video decoding and display with 3:2 pull-down
US6198773B1 (en) 1997-12-18 2001-03-06 Zoran Corporation Video memory management for MPEG video decode and display system
JP2006011027A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Victor Co Of Japan Ltd 画像信号処理装置
JP4572599B2 (ja) * 2004-06-25 2010-11-04 日本ビクター株式会社 画像信号処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0227190A2 (en) Adaptive line interpolation for progressive scan displays
US6097364A (en) Display control apparatus which compresses image data to reduce the size of a display memory
US8508610B2 (en) Video signal processing apparatus
US6091389A (en) Display controlling apparatus
JPH07322165A (ja) 多数ビデオウィンドー同時表示方式
US5861864A (en) Video interface system and method
JPH08502150A (ja) ビジュアルフレームバッファ・アーキテクチャ
JPH01113789A (ja) 中間調表示装置
US5148292A (en) Apparatus for effectively compressing video data representing a relatively simple image having strong area correlation
JP3255358B2 (ja) 階調変換回路および画像表示装置
JPH0651282A (ja) 表示制御装置
US5929928A (en) Digital image processor
JPH0651726A (ja) 表示制御装置
JPH0720822A (ja) 表示制御装置
JPH06124189A (ja) 画像表示装置および画像表示制御方法
JPH0651281A (ja) 表示制御装置
JPH03236097A (ja) 画像表示方法および装置
JP2839578B2 (ja) イメージデータ入力処理装置
JP3712138B2 (ja) 記録装置、記録再生装置、記録方法及び記録再生方法
JPH10143122A (ja) 変化位置検出装置および画像処理装置
JPH0764518A (ja) 表示制御装置
JP3270029B2 (ja) 画像再生装置及びそれを用いた携帯電子機器
JPH087093A (ja) 画像表示装置
JPH05297841A (ja) 表示制御装置
JPS63142783A (ja) スキヤンコンバ−タ