JPH0651281A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH0651281A
JPH0651281A JP20493692A JP20493692A JPH0651281A JP H0651281 A JPH0651281 A JP H0651281A JP 20493692 A JP20493692 A JP 20493692A JP 20493692 A JP20493692 A JP 20493692A JP H0651281 A JPH0651281 A JP H0651281A
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JP
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image
signal
display
pixel
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JP20493692A
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English (en)
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Mitsuru Maeda
充 前田
Tadashi Yoshida
正 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Priority to DE69321308T priority patent/DE69321308T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示画像を部分的に書き換えることにより良
好な画像を表示する。 【構成】 メモリ性のあるディスプレイに画像を表示す
るための表示制御装置において、画像信号を入力する手
段(100)と、該入力画像信号を量子化する量子化手
段(120)と、該量子化手段で得られる画像信号から
フレーム間の変化を検出するフレーム間変化検出手段
(180)と、該フレーム間変化検出手段の結果から表
示の部分書換信号を生成する部分書換制御手段(20
0)を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】入力画像信号を該入力画像信号の
フレーム周波数より低い周波数で画像を表示するメモリ
性のあるディスプレイ、特に強誘電性液晶ディスプレ
イ、(Ferroelectric Liquid C
rystal Display:以下、FLCDと略
す)による表示を制御する表示制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】まず、FLCDについて簡単に述べる。
FLCDは液晶を用いた2値ディスプレイであるが、デ
ィスプレイを構成する画素自体にメモリ性があり、電界
がかからなくなっても画素セルが電界の印加によって変
化した表示状態を保持し続ける特徴がある。大画面の製
造が容易であることから、次世代のディスプレイとして
期待がもたれている。
【0003】また、文字や線図形と自然画像が混在して
いても高画質な2値画像が得られる2値化手法として、
誤差拡散法や平均濃度保存法等の2値化手法が普及し始
めている。
【0004】FLCDはその特性から、高精細化したデ
ィスプレイ表示スピードに対応できない。特に、近年高
精細化が進むワークステ−ション等のコンピュータ表示
出力(例えば、画像サイズ1280×1024、60H
zノンインターレース)に対しては、フレーム周波数が
1/4程度であり、インタラクティブ性が問われる、マ
ウス等のカーソル移動等ではこの動きに表示が追従せ
ず、作業者に不快感を与え、作業効率の低下を招いてい
た。
【0005】そのため、FLCDのメモリ性を生かし、
フレーム間で変化があった部分のみを表示状態を更新
し、見かけのフレーム周波数を向上させる方式が考えら
れている。
【0006】図2はコンピュータとディスプレイとの関
係を示したものである。10はコンピュータ本体であ
り、CPUとメモリ、ディスク等の周辺装置で構成され
ている。コンピュータ本体からは、ディスプレイ表示の
ための画像信号11が出力される。通常、画像信号11
はディジタル信号やアナログ信号であればNTSCコン
ポジット信号、コンポーネントRGB信号、ノンインタ
ーレース信号等である。30はFLCDである。20は
本発明に関する画像処理部であり、コンピュータ本体1
0からのRGBアナログ信号11を入力し、FLCD3
0に出力可能なRGB各1ビットのディジタル信号12
に変換する。FLCD30は画像処理部20からのディ
ジタルRGB信号12を入力し、表示する。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、図
2のような構成では、コンピュータ10からの出力は、
例えば画像信号11が1280×1024サイズ相当の
60Hzノンインターレースのアナログ信号であれば、
図7に示すようにカーソルが(X0,Y0)から(X
1、Y1)に移動した場合でも、カーソルの形状や、
(X0,Y0)→(X1,Y1)といった移動の情報は
特に与えられない。即ち、表示状態を変更する領域に関
する情報は与えられない。
【0008】したがって、入力される画像データからこ
れらの情報を抽出しなければならない。
【0009】特に、画像データを量子化して表示する場
合に、表示状態を変更すべき領域をいかに抽出するかが
問題となる。
【0010】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、表示画像を部分的に書き換えることにより、
良好な画像を表示することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の表示制御装置は、メモリ性のあるデ
ィスプレイに画像を表示するための表示制御装置におい
て、画像信号を入力する手段と、該入力画像信号を量子
化する量子化手段と、該量子化手段で得られる画像信号
からフレーム間の変化を検出するフレーム間変化検出手
段と、該フレーム間変化検出手段の結果から表示の部分
書換信号を生成する部分書換制御手段を具備することを
特徴とする。
【0012】
【実施例】本発明の以下の実施例によれば、メモリ性の
あるディスプレイに表示する際に、画像情報を量子化す
る量子化手段と、該量子化手段で量子化された画像から
1つまたはそれ以上の画素からなる領域を設定する変化
検出領域設定手段と、フレーム間の変化点を検出するフ
レーム間変化検出手段を設け、フレーム間変化の検出結
果から部分書換の領域の決定するものである。
【0013】以下具体的に説明する。
【0014】(第1の実施例)図1は本発明を適用した
画像表示装置の画像処理部の実施例構成である。
【0015】本実施例では白黒グレースケールノンイン
ターレース60Hz信号とする。また、説明を容易にす
るために2値化を例にとる。
【0016】図1は図2の画像処理部20の詳細であ
る。100はコンピュータ10からの白黒アナログ出力
信号を入力する端子、110は入力された白黒アナログ
信号をA/D変換し、多値のディジタル白黒信号を生成
するA/D変換部である。白黒アナログ信号は60Hz
ノンインターレースである。120は画像2値化部であ
り、多値の白黒ディジタル信号を白黒1ビットの信号に
変換する。ここでは説明のため、画像の2値化手法とし
てディザ法を用いる。130は同期をとるためにFIF
Oメモリ等で構成される遅延バッファである。140は
制御信号でON/OFFするスイッチである。150は
各画素の白黒1ビットのデータを格納しておくフレーム
メモリであり、2ポートRAM等で構成される。16
0、170は2値化された白黒信号を格納するフレーム
メモリであり、180は入力された2値白黒画像データ
とフレームメモリ160または170に格納された1フ
レーム前の2値白黒画像データを比較してフレーム間の
変化点を検出する変化点検出部である。190は各走査
線ごとにフラグのON/OFFができるラインフラグメ
モリである。200はラインフラグメモリ190の内容
から、部分書き込みを行うか、どうかを判断し、部分書
き込みの位置等の制御を行う部分書き込み検知部であ
る。210はFLCDインターフェースであり、ビデオ
フレームメモリ150の内容を読みだし、端子220を
介して、FLCD30に出力する。
【0017】コンピュータ10からの60Hzノンイン
ターレースの白黒アナログ信号を端子100より、A/
D変換部110に入力する。入力された白黒アナログ信
号はA/D変換され、多値の白黒ディジタル信号に変換
されて画像2値化部120に入力される。画像2値化部
120は入力された多値白黒信号をディザ法によって2
値化していく。その結果は遅延バッファ130に格納さ
れ、フレームメモリ160または170に書き込まれ、
変化点検出部180に入力される。フレームメモリ16
0と170は書き込みと読み出しがフレーム単位で交互
に行われ、一方が書き込みを行っている間、もう一方は
読み出しを行っている。
【0018】2値化された白黒信号は変化点検出部18
0に入力される。変換点検出部180ではラインバッフ
ァを備えており、3×3のウインドウを画素ごとに生成
し、1フレーム前の2値白黒信号と画素ごとに比較し、
変化した画素数を計数し、しきい値と比較し、閾値より
も変化した画素数が多ければ、変化点として検出する。
【0019】図2に変化点検出部180の詳細なブロッ
ク図を示す。
【0020】300は画像2値化部120から白黒2値
画像データを入力する端子である。310はフレームメ
モリ160または170から1フレーム前の白黒2値画
像データを入力する端子である。320、330、34
0、350は1ライン分のFIFOメモリである。37
0〜460は1ビットのラッチである。各FIFOメモ
リとラッチは画素のクロックに同期して動作する。50
0〜540は2入力1出力の排他的論理和回路であり、
2つの入力が異なる場合に1を出力する。550は画素
クロック毎に、入力されたデータから1の個数を係数す
るカウンタである。560は比較器である。570は外
部から比較器560の閾値を入力するための端子であ
る。580は外部に比較器560の出力を外部に出力す
る端子であり、ラインフラグメモリ190に接続されて
いる。
【0021】今、画像2値化部120が第n走査線の第
m画素を2値化し、端子300から白黒2値画像データ
が入力されたとする。ラッチ370には第n走査線の第
m画素の2値化データがラッチされている。この時、ラ
ッチ385には第n走査線の第(m−1)画素の2値化
データが、ラッチ400には第n走査線の第(m−2)
画素の2値化データがラッチされている。第n走査線の
第m画素の2値化データはFIFOメモリ320にも入
力され、1ライン分遅延される。ラッチ375には第
(n−1)走査線の第m画素の2値化データが、ラッチ
390には第(n−1)走査線の第(m−1)画素の2
値化データが、ラッチ405には第(n−1)走査線の
第(m−2)画素の2値化データがラッチされている。
第(n−1)走査線の第m画素の2値化データはFIF
Oメモリ330にも入力され、更に1ライン分遅延され
る。ラッチ380には第(n−2)走査線の第m画素の
2値化データが、ラッチ395には第(n−2)走査線
の第(m−1)画素の2値化データが、ラッチ410に
は第(n−2)走査線の第(m−2)画素の2値化デー
タがラッチされている。
【0022】これと同時に、フレームメモリ160また
は170から端子310を経て、1フレーム前の第n走
査線の第m画素の白黒2値画像データが入力される。F
IFOメモリ340、350とラッチ420〜460も
同様に動作する。
【0023】この時、ラッチ370〜410に入力され
ているフレームの第(n−1)走査線の第(m−1)画
素を中心とする3×3のウィンドウが、ラッチ420〜
460に入力されているフレームの直前のフレームの第
(n−1)走査線の第(m−1)画素を中心とする3×
3のウィンドウが形成される。これらの画素データが等
しいかどうかを排他的論理和回路500〜540で比較
し、カウンタ550に出力する。排他的論理和回路50
0には入力フレームの第n走査線の第(m−2)画素と
直前フレームの第n走査線の第(m−2)画素が入力さ
れる。
【0024】カウンタ550は排他的論理和回路500
〜540で1の個数、すなわち変化のあった画素の個数
を計算する。説明を容易にするために、端子570から
は値3が常に入力されているとする。比較器560はこ
の閾値とカウンタ550の計数結果とを比較し、閾値よ
りも大きければ端子580から1を、小さければ0を出
力する。
【0025】走査線の処理を開始する前に、ラインフラ
グメモリ190の該当するフラグをリセットする。
【0026】走査線の処理を開始し、変化点が検出され
たら、即ち端子580から1が出力されたら、該当する
走査線に対応するラインフラグメモリ190のフラグを
たてる。画像2値化部120が第n走査線の第m画素を
2値化し、端子300から白黒2値画像データが入力し
ているときは第(n−1)走査線である。
【0027】部分書き込み検知部200はラインフラグ
メモリ190のフラグの状態を監視し、フラグがたった
場合、該当する走査線の部分書き込みを行う。
【0028】部分書き込みを行う場合はスイッチ140
をONにし、部分書き込みを行う走査線の位置情報をビ
デオフレームメモリ150とFLCDインターフェース
部210に送る。この結果、変化点が検出された走査線
に対応する走査線の2値化された白黒信号を遅延バッフ
ァ130から読み出し、ビデオフレームメモリ150に
書き込みを行う。さらに、FLCDインターフェース2
10は、ビデオフレームメモリ150の該当する走査線
の白黒2値信号を読み出し、FLCD30の走査線デー
タによってFLCD30の該当する走査線の表示状態を
変化させる。
【0029】ラインフラグメモリ190のフラグがたっ
ていない場合、部分書き込み検知部200はスイッチ1
30をOFFにし、該当する走査線の白黒2値化信号の
書き込みは行わない。このようにして、変化のあった部
分のみの表示状態を変化させる。
【0030】(第2の実施例)図4は本発明を適用した
画像表示装置の画像処理部の実施例構成である。
【0031】本実施例ではRGBカラーノンインターレ
ース60Hz信号とする。
【0032】図4は図2の画像処理部20の詳細であ
る。600はコンピュータ10からのカラー赤色のアナ
ログ出力信号を入力する端子、610はコンピュータ1
0からのカラー緑色のアナログ出力信号を入力する端
子、620はコンピュータ10からのカラー青色のアナ
ログ出力信号を入力する端子である。630、640、
650は入力されたアナログ信号をA/D変換し、多値
のディジタル信号を生成するA/D変換部である。66
0、670、680は画像2値化部であり、660は赤
色の多値のディジタル信号を1ビットの信号に、670
は緑色の多値のディジタル信号を1ビットの信号に、6
80は青色の多値のディジタル信号を1ビットの信号に
変換する。ここでは説明のため、画像の2値化手法とし
てディザ法を用いる。690、700、710は同期を
とるためにFIFOメモリ等で構成される遅延バッファ
である。720、730、740は制御信号でON/O
FFするスイッチである。
【0033】750は各画素の赤色1ビットのデータを
格納しておくフレームメモリであり、760は各画素の
緑色1ビットのデータを格納しておくフレームメモリで
あり、770は各画素の青色1ビットのデータを格納し
ておくフレームメモリであり、これらは2ポートRAM
等で構成される。
【0034】780、790、800、810、82
0、830は2値化された各色の2値化データを格納す
るフレームメモリであり、840は入力された青色2値
画像データとフレームメモリ780または790に格納
された1フレーム前の青色2値画像データを比較してフ
レーム間の変化点を検出する変化点検出部である。同様
に、850は緑色2値画像データを比較してフレーム間
の変化点を検出する変化点検出部であり、860は赤色
2値画像データを比較してフレーム間の変化点を検出す
る変化点検出部である。870は3入力の論理和をとる
OR回路である。880は各走査線ごとにフラグのON
/OFFができるラインフラグメモリである。890は
ラインフラグメモリ880の内容から、部分書き込みを
行うか、どうかを判断し、部分書き込みの位置等の制御
を行う部分書き込み検知部である。900はFLCDイ
ンターフェースであり、ビデオフレ−ムメモリ750、
760、770の内容を同期を取って読みだし、端子2
20を介して、FLCD30に出力する。
【0035】コンピュータ10からの60Hzノンイン
ターレースの赤色(R)アナログ信号を端子600よ
り、A/D変換部660に、緑色(G)アナログ信号を
端子610より、A/D変換部670に、青色(B)ア
ナログ信号を端子620より、A/D変換部680に入
力する。入力された多値RGBアナログ信号はA/D変
換され、それぞれ多値のR、G、Bディジタル信号に変
換されて各色の画像2値化部690、700、710に
入力される。
【0036】画像2値化部120は入力された多値RG
B信号を各色ごとにディザ法によって2値化していく。
それぞれの結果は各色の遅延バッファ690、700、
710に格納される。
【0037】2値化部660に入力されたR信号は2値
化され、2値化されたR信号はフレームメモリ820ま
たは830に書き込まれる。フレームメモリ820と8
30は書き込みと読み出しがフレーム単位で交互に行わ
れ、一方書き込みを行なっている間、もう一方は読み出
しを行っている。2値化されたR信号は変化点検出部8
60に入力される。変化点検出部860の詳細を図5に
示す。
【0038】1000は赤色画像2値化660から赤色
2値画像データを入力する端子である。1010はフレ
ームメモリ820または830から1フレーム前の赤色
2値画像データを入力する端子である。1020、10
30、1040、1050は1ライン分のFIFOメモ
リである。1070〜1160は1ビットのラッチであ
る。各FIFOメモリとラッチは画素のクロックに同期
して動作する。1200〜1240は2入力1出力の排
他的論理和回路であり、2つの入力が異なる場合に1を
出力する。
【0039】1250〜1275は入力線のデータを上
位ビットとして下位に1ビットの0を付加する2倍器で
ある。即ちデータを1ビットシフトする。1280は画
素クロック毎に、入力されたデータを加算する加算器で
ある、1290は比較器である。1300は外部から比
較器1290の閾値を入力するための端子である。13
10は外部に比較器1300の出力を外部に出力する端
子であり、OR回路870に接続されている。
【0040】今、画像2値化部660が第n走査線の第
m画素を2値化し、端子300から白黒2値画像データ
が入力されたとする。ラッチ1070には第n走査線の
第m画素の2値化データがラッチされている。この時、
ラッチ1085には第n走査線の第(m−1)画素の2
値化データが、ラッチ1100には第n走査線の第(m
−2)画素の2値化データがラッチされている。第n走
査線の第m画素の2値化データはFIFOメモリ102
0にも入力され、1ライン分遅延される。ラッチ107
5には第(n−1)走査線の第m画素の2値化データ
が、ラッチ1090には第(n−1)走査線の第(m−
1)画素の2値化データが、ラッチ1105には第(n
−1)走査線の第(m−2)画素の2値化データがラッ
チされている。第(n−1)走査線の第m画素の2値化
データはFIFOメモリ1030にも入力され、更に1
ライン分遅延される。ラッチ1080には第(n−2)
走査線の第m画素の2値化データが、ラッチ1095に
は第(n−2)走査線の第(m−1)画素の2値化デー
タが、ラッチ1110には第(n−2)走査線の第(m
−2)画素の2値化データがラッチされている。
【0041】これと同時に、フレームメモリ820また
は830から端子1010を経て、1フレーム前の第n
走査線の第m画素の白黒2値画像データが入力される。
FIFOメモリ1040、1050とラッチ1120〜
1160も同様に動作する。
【0042】この時、ラッチ1070〜1110に入力
されているフレームの第(n−1)走査線の第(m−
1)画素を中心とする3×3のウィンドウが、ラッチ1
120〜1160に入力されているフレームの直前のフ
レームの第(n−1)走査線の第(m−1)画素を中心
とする3×3のウィンドウが形成される。これらの画素
データが等しいかどうかを排他的論理和回路1200〜
540で比較する。
【0043】ここで、3×3のウィンドウに図6のよう
な重み付けを行う。排他的論理和回路1200、121
0、1230、1240は加算器1280に出力する。
排他的論理和回路1205、1215、1225、12
35はそれぞれ2倍器1250、1255、1270、
1275に入力され、値を2倍にし、加算器1280に
出力する。排他的論理和回路1220の出力は2倍器1
260、1265を経て、値を4倍にした後、加算器1
280に入力される。説明を容易にするために、端子1
300からは値6が常に入力されているとする。比較器
1290はこの閾値と加算器1280の結果とを比較
し、閾値よりも大きければ端子1310から1を、小さ
ければ0を出力する。
【0044】同様に、青色2値信号、緑色2値信号に関
しても、同様の構成を取る変化点検出部850、840
で変化点を検出する。
【0045】赤色2値信号の変化点検出部860、緑色
2値信号の変化点検出部850、青色2値信号の変化点
検出部840の出力はOR回路870に入力される。O
R回路870はこれらの入力の論理和をとってラインフ
ラグメモリ880に出力する。
【0046】走査線の処理を開始する前に、ラインフラ
グメモリ880の該当するフラグをリセットする。OR
回路870の出力が1の場合、該当する走査線に対応す
るラインフラグメモリ880のフラグをたてる。
【0047】部分書き込み検知部890はラインフラグ
メモリ880のフラグの状態を監視し、フラグがたった
場合、該当する走査線の部分書き込みを行う。
【0048】部分書き込みを行う場合は各色のスイッチ
720、730、740をONにし、部分書き込みを行
う走査線の位置情報を各色のビデオフレームメモリ75
0、760、770とFLCDインターフェース部90
0に送る。この結果、変化点が検出された走査線に対応
する走査線の2値化されたRGB信号を各色の遅延バッ
ファ690、700、710から読み出し、各色のビデ
オフレームメモリ750、760、770に書き込みを
行う。さらに、FLCDインターフェース900は、各
色のビデオフレームメモリ750、760、770の該
当する走査線のRGB2値信号を読み出し、FLCD3
0の走査線データによってFLCD30の該当する走査
線の表示状態を変化させる。
【0049】ラインフラグメモリ870のフラグがたっ
ていない場合、部分書き込み検知部890は各色のスイ
ッチ720、730、740をOFFにし、該当する走
査線のRGB2値化信号の書き込みは行わない。このよ
うにして、変化のあった部分のみの表示状態を変化、更
新させる。
【0050】(他の実施例)入力信号はこれに限定され
ず、ディジタルの多値信号でもかまわず、さらに別な画
像信号でもかまわない。
【0051】画像の2値化手法もこれに限定されず、平
均濃度保存法等の2値化手法を用いてもかまわない。
【0052】フレーム間変化の検出用画像の2値化手法
もこれに限定されず、他の2値化手法を用いてもかまわ
ない。
【0053】変化点の検出方法はこれに限定されず、画
像をブロックに分割したり、画素単位での変化を用いて
もかまわない。また、お重み付けもこれに限定されな
い。
【0054】部分書き込みの単位は走査線単位に限定さ
れず、ブロックや画素単位でもかまわない。
【0055】フレームメモリ等の構成はこれに限定され
ず、複数ラインバッファを用いてもかまわないし、その
他の構成でもかまわない。
【0056】変化点検出のためのサブサンプリングの手
法はこれに限定されず、A/D変換後にサブサンプリン
グや投影法のようなフィルタ演算を行っても良い。
【0057】画像データの更新・非更新の手段もこれに
限定されず、メモリの書き込み許可信号の利用や別の手
法を用いてもかまわない。
【0058】ディスプレイの手法もFLCDに限定され
ず、メモリ性のあるディスプレイなら何でも良い。
【0059】量子化を2値化として説明を行ったが、そ
れ以上の量子化、例えば閾値を2つとって3値化しても
もちろんかまわない。
【0060】以上のようにメモリ性のあるディスプレイ
に表示する際に、画像情報を量子化する量子化手段と、
該量子化手段で量子化された画像から1つまたはそれ以
上の画素からなる領域を設定する変化検出領域設定手段
と、フレーム間の変化点を検出するフレーム間変化検出
手段を設け、フレーム間変化の検出結果から部分書換の
領域の決定するを設けることにより、表示を高精細化す
ると同時に、フレーム間の変化検出の精度を向上させる
ことができる。
【0061】また、画像信号をサブサンプリング周囲の
複数の画素を参照することにより、アナログ信号で加わ
るノイズ等を除去し、フレーム間の変化の検出精度を向
上させらせる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画像を部分的に書き換えることにより良好な画像を
表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の適用にする画像表示システムの全体図
である。
【図3】第1実施例の変化点検出部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第2実施例の画像表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第1実施例の変化点検出部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】第3実施例の変化点検出に使用する重みマトリ
クスを示す図である。
【図7】カーソルの移動の様子を表す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ本体 11、12 画像信号 20 画像処理部 30 FLCD 100,220,300,310,580,600,6
10,620,910,1000,1010,1310
端子 110,630,640,650 A/D変換部 120,660,670,680 画像2値化部 130,690,700,710 遅延バッファ 140,720,730,740 スイッチ 150,750,760,770 ビデオフレームメモ
リ 160,170,780,790,800,810,8
20,830 フレームメモリ 180,840,850,860 変化点検出部 190,880 ラインフラグメモリ 200,890 部分書き込み検知部 210,900 FLCDインターフェース 870 OR回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ性のあるディスプレイに画像を表
    示するための表示制御装置において、画像信号を入力す
    る手段と、 該入力画像信号を量子化する量子化手段と、 該量子化手段で得られる画像信号からフレーム間の変化
    を検出するフレーム間変化検出手段と、 該フレーム間変化検出手段の結果から表示の部分書換信
    号を生成する部分書換制御手段を具備することを特徴と
    する表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電子化手段により電子化された画像
    の1つまたは複数の画素と、時間的に前の画素とを比較
    し、フレーム間の変化を検出することを特徴とする請求
    項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 フレーム間の変化を検出するために単位
    時間前の量子化画像を格納するメモリを有する請求項1
    記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記量子化手段が画像信号の2値化を行
    うことを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
JP20493692A 1992-07-31 1992-07-31 表示制御装置 Pending JPH0651281A (ja)

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JP20493692A JPH0651281A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 表示制御装置
EP93306004A EP0581594B1 (en) 1992-07-31 1993-07-29 Display controlling apparatus
AT93306004T ATE171808T1 (de) 1992-07-31 1993-07-29 Anzeigesteuergerät
DE69321308T DE69321308T2 (de) 1992-07-31 1993-07-29 Anzeigesteuergerät
US08/509,177 US6091389A (en) 1992-07-31 1995-07-31 Display controlling apparatus

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010515926A (ja) * 2007-06-15 2010-05-13 株式会社リコー 電子ペーパーディスプレイ上の画像アーチファクトを低減する方法及び装置

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