JPH0651140B2 - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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JPH0651140B2
JPH0651140B2 JP1054104A JP5410489A JPH0651140B2 JP H0651140 B2 JPH0651140 B2 JP H0651140B2 JP 1054104 A JP1054104 A JP 1054104A JP 5410489 A JP5410489 A JP 5410489A JP H0651140 B2 JPH0651140 B2 JP H0651140B2
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spray
air
air outlet
port
liquid
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義文 杉原
誠 菊川
一浩 篠原
康男 小倉
清司 松原
俊彦 山崎
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Kao Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は噴霧装置に係り、特に噴霧ノズルから噴霧液を
噴出して室内空間を加湿する噴霧装置に関する。
〔従来の技術〕
噴霧ノズルは液体を室内空間等に噴霧する為に使用され
る。噴霧液の微細化の為には、噴霧ノズルでのアトマイ
ズエネルギーを大きくした高圧の液(又は気泡)をノズ
ルに供給する必要がある。しかし、液或いは気泡を高圧
化すると必然的に噴霧ノズルからの噴霧液の発生音が大
きくなって騒音を引き起こす。そこで、このような発生
音を低下させる手段として、音の進行方向を屈曲させる
ことが考えられ、吹き出し口に曲がり管等を設けること
が考えられている。
第6図は従来の噴霧ノズルの消音を目的とした噴霧装置
の説明図である。第6図に示すように噴霧ノズル61で
は液体配管63及びエア配管65からの気液混合体が噴
霧され、液体は噴霧液となって前方に放出される。噴霧
ノズル61の周囲には消音筒67が設けられると共に、
その前方には湾曲プレート69が配せられる。前方に吹
出された噴霧液は噴霧方向が変えられる。そして、噴霧
ノズル61からの発生音波も同様に湾曲プレート69に
衝突して消音される。これにより、噴霧される空間或い
は室内の騒音が防止される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記噴霧装置では、噴霧装置の近傍に噴
霧液が落下し、室内を十分に加湿できない上に、室内の
床が漏れるという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、噴霧
装置の近傍に噴霧液が落下するのを防止する噴霧装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は前記目的を達成する為に、先端部が噴霧方向に
湾曲して先端に噴霧口が形成された送気ダクト内に噴霧
ノズルを配設し、該噴霧ノズルから噴霧液を噴出して、
前記噴霧口から吹き出す噴霧装置に於いて、前記噴霧口
の上縁に第1のエア吹出口を形成すると共に、前記噴霧
口の下縁に第2のエア吹出口を形成し、該第1、及び第
2のエア吹出口から吹き出されるエアと共に、前記噴霧
液を前記噴霧口から吹き出すことを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、噴霧口の上縁に形成した第1のエア吹
出口からエアを吹き出すと共に噴霧口の下縁に形成した
第2エア吹出口からエアを吹き出す。これによって、噴
霧液は、第1及び第2のエア吹出口から吹き出されたエ
アによって包まれるように吹き出されるので、噴霧装置
の近傍に噴霧液が落下することはない。
また、前記第2のエア吹出口を上方にスライド移動させ
て噴霧口面積を小さくする。これによって、噴霧液の吹
き出し飛距離を長くすることができる。また、第2のエ
ア吹出口を下方に移動させて噴霧口面積を大きくする。
これによって、噴霧液の吹き出し飛距離を短くすること
ができる。
更に、第2のエア吹出口の吹出角度を上方に傾けること
によって、噴霧液の吹き出し飛距離を長くすることがで
き、また下方に傾けることによって噴霧液の吹き出し飛
距離を短くすることができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る噴霧装置の好ましい
実施例を詳説する。
先ず、第1図は本発明に係る噴霧装置の第1実施例を示
す側断面図である。第2図は第1図に示した第1実施例
の正面図である。
第1図、第2図に於いて、湾曲した送気ダクト10は背
面に通路12を有し、この通路12の下部にはメインフ
ァン20が設けられている。前記メインファン20から
のエアは通路12を介してエア吹出口15から吹き出さ
れると共に、一部は開口部12Aからダクト10内に入
り、噴霧口11から吹き出される。
第1のエア吹出口15は、湾曲壁10Aに沿って設けら
れた前記通路12に連通されると共に噴霧口11の上縁
に形成される。また、ダンパー14が通路12内に設け
られ、通路12内のエア流量を調整する。また、エア吹
出口15近傍にダンパ14aが設けられエア吹出口15
から吹き出されるエアの吹き出し角度を調整することが
出来る。
また、第2図に示すように送気ダクト10内の噴霧ノズ
ル19、19…にはエア配管16及び液体配管18が接
続され、配管16、18からのエア及び液体によってミ
スト化された液体が、前記メインファン20からのエア
によって噴霧口11から噴霧される。
一方、前記湾曲壁10Aに対向する壁30にサブファン
22が取付けられ、サブファン22によって吹き出され
たエアは、通路24を介して第2のエア吹出口28から
吹出される。エア吹出口28は上下方向に移動自在とな
っている。また、エア吹出口28はピン27を介してエ
ア吹き出し角度が調整自在に構成されている。エア吹出
口28から吹き出されるエアは、前記噴霧口11の下縁
に沿って吹き出される。また、第3図に示すように、エ
ア吹出口28はサブファン22に対してエア吹き出し角
度が調整自在であるので、噴霧口11面積を調節するこ
とができると共に噴霧口11から吹き出されたエアを上
下方向に案内することができる。
前記の如く構成された噴霧装置によれば、噴霧口11か
ら吹き出される噴霧液をエア吹出口15から吹き出され
るエアと、エア吹出口28から吹き出されるエアによっ
て包み込むようにして強制的に噴き出す。これによっ
て、噴霧装置の近傍に噴霧液が落下するのを防止でき
る。
次に、サブファン22の通路24を上方に伸長させて噴
霧口11面積を小さくすると、噴霧液の吹き出し飛距離
を長くすることができる。更に、エア吹出口28を上方
に傾けると共にエア吹出口15のダンパ14aを上方に
傾け、またサブファン22の回転数を制御してエア吹き
出し風速をアップさせると、噴霧液の吹き出し飛距離を
更に長くすることができる。また、通路24のエア吹出
口28を前記した状態から下降させて噴霧口11面積を
大きくすると噴霧液の吹き出し飛距離を短くすることが
できる。更に、エア吹出口28を下方に傾けると共にエ
ア吹出口15のダンパ14aを下方に傾け、またサブフ
ァン22の回転数を制御してエア吹き出し風速をダウン
させると、前記噴霧液の吹き出し飛距離を短くすること
ができる。
従って、サブファン22の通路24の噴霧口11に対す
る位置、角度を、室内の広さ、高さに応じて適宜に調節
することにより、室内全体を適度な加湿状態にすること
ができる。
次に、第4図では本発明に係る噴霧装置の第2実施例を
示す側断面図が示されている。
第1図に示した第1実施例中と同一の部材又は類似の部
材には同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
第4図に於いて、通路12は、途中で分岐し、下側通路
42に連通されている。共通のエア供給源としてのメイ
ンファン20から吹き出されたエアは、前記通路12、
42を介して、第1のエア吹出口15、第2のエア吹出
口28から吹き出される。更に、噴霧ノズル19から噴
出した噴霧液はメインファン20によって噴霧口11か
ら吹き出される。
また、前記実施例ではエア吹出口を上下縁に形成した
が、更に同様の構造のエア吹出口を左右の側縁に形成し
てもよい。
次に、第5図には本発明に係る噴霧装置の第3実施例を
示す側断面図が示されている。
第5図に示す噴霧装置は第1図の第1実施例の装置と略
同様な外観・構成になっており、第1図において使用さ
れる部材と同一なものには同一の符号を付してその詳し
い説明を省略する。また、第5図に示した第3実施例と
第1図の第1実施例との構成の相違点は、第1実施例の
噴霧装置が2台のメインファン20、サブファン22を
具備していたのに対し、第3実施例では1台のファン2
0で噴霧を行うようにしたことである。
第5図に於いて、ファン20から吹き出されるエアは通
路12を通って第1のエア吹出口15から吹き出され、
またその一部は開口42を通って噴霧ノズル19の設置
通路に送風されて、その送風量は開口42の風量調節ダ
ンパ44、44によって調節される。更に、前記通路1
2の壁には噴霧口11から噴霧される噴霧液の吹き出し
角度を調節するエアナイフノズル30、32が設けられ
る。また、送気ダクト10の内側湾曲壁10Bには外部
エア取込口38が形成され、このエア取込口38にはエ
ア調節ダンパ40が設けられる。
第3実施例によれば、1台のファン20によって噴霧液
を噴霧する場合、噴霧ノズル19からの噴霧液の流れに
よって、送気ダクト10の内側湾曲壁10Bの近傍に、
渦流領域Gが生じる場合がある。この際、エア取込口3
8から外部エアを取り込むことによって、前記渦流領域
Gの発生が防止される。前記エア取込口38からのエア
取り込み量は、風量調節ダンパ40によって調節できる
と共に、開口42のダンパ44、44によっても調節で
きる。
更に、エア取込口38から取り込まれたエアは噴霧口1
1の下縁から吹き出され、第2のエア吹出口28が形成
される。前記エア吹出口28から吹き出されるエアは、
噴霧口11の上縁に設けられたエア吹出口15から吹き
出されるエアと共に、噴霧液を包み込むようにして室内
に噴き出される。これによって噴霧装置の近傍に噴霧液
が落下するのを防止できる。
また、噴霧口11からの噴霧液の吹き出し角度は、エア
ナイフノズル30、32を第5図中上下方向に傾けるこ
とによって変えることができるので、噴霧液の飛距離を
調節することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る噴霧装置によれば、
噴霧口の上縁及び下縁に形成した第1及び第2のエア吹
出口からのエアと共に、噴霧口からの噴霧液を包み込む
ようにして噴き出すようにしたので、噴霧装置の近傍に
噴霧液が落下するのを防止できる。また、噴霧口に対す
る第2のエア吹出口の位置及び角度を、室内の大きさ高
さに応じて適宜に調節するようにしたので、噴霧液の吹
き出し飛距離を調節することができると共に室内全体を
適度な噴霧液の加湿状態にすることができる。
また、エア吹出口を連通し、共通のエア供給源から吹き
出すエア量を適宜に調整するようにしたので、室内全体
を適度な噴霧液の加湿状にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る噴霧装置の第1実施例を示す側断
面図、第2図は第1図に示した第1実施例の正面図、第
3図は第1実施例中のエア吹出口が上方向に傾いた状態
を示す側断面図、第4図は本発明に係る噴霧装置の第2
実施例を示す側断面図、第5図は本発明に係る噴霧装置
の第3実施例を示す側断面図、第6図は従来例の噴霧装
置の説明図である。 10…送気ダクト、10A…湾曲壁、11…噴霧口、1
5…第1のエア吹出口、19…噴霧ノズル、20…メイ
ンファン、22…サブファン、28…第2のエア吹出
口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 康男 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 松原 清司 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 山崎 俊彦 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部が噴霧方向に湾曲して先端に噴霧口
    が形成された送気ダクト内に噴霧ノズルを配設し、該噴
    霧ノズルから噴霧液を噴出して、前記噴霧口から吹き出
    す噴霧装置に於いて、 前記噴霧口の上縁に第1のエア吹出口を形成すると共
    に、前記噴霧口の下縁に第2のエア吹出口を形成し、該
    第1、及び第2のエア吹出口から吹き出されるエアと共
    に、前記噴霧液を前記噴霧口から吹き出すことを特徴と
    する噴霧装置。
  2. 【請求項2】前記第2のエア吹出口が、噴霧口に対して
    上下移動自在であることを特徴とする請求項(1)記載の
    噴霧装置。
  3. 【請求項3】前記第2のエア吹出口の吹き出し角度が、
    調整自在であることを特徴とする請求項(2)記載の噴霧
    装置。
  4. 【請求項4】第1のエア吹出口と第2のエア吹出口とは
    連通され、共通のエア供給源からエアが供給されること
    を特徴とする請求項(1)記載の噴霧装置。
JP1054104A 1989-03-07 1989-03-07 噴霧装置 Expired - Lifetime JPH0651140B2 (ja)

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JPH02233167A JPH02233167A (ja) 1990-09-14
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JP5211420B2 (ja) * 2005-08-04 2013-06-12 株式会社エクォス・リサーチ 燃料電池システム
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CN108981053A (zh) * 2018-08-10 2018-12-11 珠海格力电器股份有限公司 一种水帘加湿器
CN112032893B (zh) * 2020-09-07 2021-12-28 云阳县海峡小学 一种用于学校运动空间空气净化设备的加湿雾化机构

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