JPH0651080B2 - ドライクリーナ - Google Patents

ドライクリーナ

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JPH0651080B2
JPH0651080B2 JP1134053A JP13405389A JPH0651080B2 JP H0651080 B2 JPH0651080 B2 JP H0651080B2 JP 1134053 A JP1134053 A JP 1134053A JP 13405389 A JP13405389 A JP 13405389A JP H0651080 B2 JPH0651080 B2 JP H0651080B2
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JP
Japan
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solvent
cooler
cleaning
chamber
dry
Prior art date
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JP1134053A
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JPH0396A (ja
Inventor
剛一 初田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、1.1.1 トリクロルエタンやパークロルエチレ
ン等の有機溶剤を使用するドライクリーナに関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、実公昭58−14950号公報(D06F 43
/08) に示されているドライクリーナを第2図に基づい
て説明する。
(51)は回転ドラム(52)を内設した洗浄槽で、ボタントラ
ップ(53)、溶剤タンク(54)、ポンプ(55)及びフィルタ(5
6)と共に溶剤循環経路を形成し、この径路内に流れる溶
剤を前記洗浄槽(51)内に供給し、前記ドラム(52)の回転
で洗浄を行なう。(57)は乾燥風路で、風上側から順に、
リントフィルタ(58)、送風機(59)、クーラー(60)、ヒー
ター(61)を内蔵し、更に、前記クーラー(60)とヒーター
(61)との間には、機外へ連通する排気ダクト(62)を設
け、このダクト(62)を開閉ダンパ(63)で開閉できるよう
にしている。
そして、乾燥工程では、前記クーラー(60)に冷却剤を、
前記ヒーター(61)に蒸気を夫々通し、且つ前記送風機(5
9)を駆動する。すると、ヒータ(61)で加熱された高温の
空気が前記洗浄槽(51)内に導入され、洗浄物に含まれて
いる溶剤を蒸発させて、これを再び前記乾燥風路(57)内
に吸込んで前記クーラー(60)で空気中の気化溶剤を凝縮
させて液化する。この液化溶剤は、水分離器(64)を通っ
て、前記タンク(54)に回収される。
さて、(65)は空気抜管であり、上端が前記排気ダクト(6
2)に接続され、途中を分岐して前記乾燥風路(57)と、水
分離器(64)と、溶剤タンク(54)とに接続されている。
前記空気抜管(65)は、前記洗浄槽(51)や溶剤タンク(54)
内等の空気の抜け路としての役割を果たし、洗浄槽(51)
や溶剤タンク(54)等が密閉状態になることを防止して、
前記循環径路内での溶剤の循環動作を円滑にしている。
また、前記洗浄槽(51)とボタントラップ(53)とを接続す
る均圧管(66)も同様の理由から設けられている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、溶剤を含んだ有害ガスが、空気抜管
(65)及び排気ダクト(62)を介して直接機外へ放出される
問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑み、溶剤を循環させて
洗浄運転を行う構成において、溶剤循環が円滑に行われ
且つ溶剤を含んだガスが機外へ極力排出されないよう
に、洗浄室内の空気をスムーズに抜くことができるドラ
イクリーナを提供しようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、洗浄室と、溶剤タンクと、フィルタと、洗浄
運転の場合に前記洗浄室、溶剤タンク、フィルタの間で
溶剤を循環させるポンプと、送風機、クーラー、ヒータ
ーを内蔵するとともに前記洗浄室に連結され、乾燥運転
の場合に乾燥風を前記洗浄室へ循環させる状態にて前記
クーラーで溶剤を凝縮回収する乾燥風路とを備えたドラ
イクリーナにおいて、前記乾燥風路内にて区画され、前
記クーラーが配設された冷却室と、この冷却室を仕切板
と前記クーラーの冷却フィンとで共同して区画すること
により形成され、前記洗浄運転の場合に乾燥風風上側及
び乾燥風風下側から前記乾燥風路内に侵入する洗浄室内
空気が各々流入する第1及び第2室と、これら第1及び
第2室に流入した空気が各室に位置する前記クーラーの
一部分で溶剤成分が凝縮回収されて機外へ排出されるよ
うに、前記第1及び第2室の一方に形成された導出口と
を有するものである。
(ホ) 作 用 即ち、導出部から排出されるガスは、その前に必らずク
ーラーを通過し、この際にガス内の溶剤が凝縮して液化
され、ガスから溶剤が除去される。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。但し、従
来例と同様の構成には同符号を用い、説明を省略する。
(1)は乾燥風路(57)内に、区画壁(2)(3)によって区画さ
れた冷却室であり、この冷却室(1)の内部を横断するよ
うにクーラー(60)が配設されている。前記冷却室(1)
は、下端が開放すると共に、風上側壁面に導入口(4)を
有し、この導入口(4)から導入された空気を、クーラー
(60)で冷却して、下端から導出し、ヒータ(61)へ導びい
ている。(5)…は前記クーラー(60)に配設されたプレー
トフィンであり、前記導入口(4)が設けられた壁面に対
向するように配置されている。(6)は前記冷却室(1)の
上面から垂設された仕切壁であり、その下端は前記プレ
ートフィン(5)の1つ(5a)に近接するよう配設され、こ
の仕切壁(6)をプレートフィン(5a)とで共同して、前記
冷却室(1)を二室(1a)(1b)に区画している。(7)は前記
二室(1a)(1b)の内、前記導入口(4)を有しない室(1b)の
上面に設けられた導出口であり、排気パイプ(8)を介し
て排気ダクト(62)に連通している。(9)は水分離器(64)
及び溶剤タンク(54)を前記乾燥風路(57)に連通する均圧
パイプである。
而して、洗浄槽(51)や溶剤タンク(54)内等の空気圧が増
加した場合、この加圧空気は前記乾燥風路(57)内に侵入
する。そして、風上側から侵入した加圧空気は、矢印実
線の如く前記冷却室(1)の一室(1a)から他室(1b)へ流入
し、また、風下側からの加圧空気は、矢印点線の如く前
記冷却室(1)の他室(1b)へ流入し、前記導出口(7)から
機外へ放出される。そして、これら加圧空気が前記導出
口(7)に至るまでには、必らず前記クーラー(60)を通過
し、この際に、溶剤成分が凝縮され、空気中から除去さ
れる。
従って、前記導出口(7)からは、溶剤をほとんど含まな
いガスが放出される。特に、本実施例のドライクリーナ
のクーラー(60)は、チラー水等の冷却能力の高い冷却源
を用いているので、溶剤の回収能力は非常に高いもので
ある。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、溶剤を循環して洗浄運転を行う構成に
おいて、乾燥風風上側及び乾燥風風下側から前記乾燥風
路内に流入する洗浄室内空気を各々、冷却室の第1及び
第2室を介して機外へスムーズに抜くことができ、洗浄
運転における溶剤循環を円滑に行うことができる。
更に、前記冷却室の第1及び第2室に流入した洗浄室内
空気は、各室に位置するクーラーの一部分で溶剤成分を
凝縮回収して機外へ排出するものであり、従って、溶剤
を含んだガスが機外へ排出されるのを極力抑制すること
ができる。
更に前記クーラーは乾燥運転の場合に使用するものを兼
用したものであり、構造の複雑化を招かない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドライクリーナに於ける要部断面せる
配管系統図、第2図は従来例に於ける第1図相当図であ
る。 (1)……冷却室(冷却部)、(1a)(1b)……二室、(5a)…
…プレートフィン(冷却フィン)、(6)……仕切壁(仕
切板)、(7)……導出口(導出部)、(51)……洗浄槽
(洗浄室)、(57)……乾燥風路、(60)……クーラー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄室と、溶剤タンクと、フィルタと、洗
    浄運転の場合に前記洗浄室、溶剤タンク、フィルタの間
    で溶剤を循環させるポンプと、送風機、クーラー、ヒー
    ターを内蔵するとともに前記洗浄室に連結され、乾燥運
    転の場合に乾燥風を前記洗浄室へ循環させる状態にて前
    記クーラーで溶剤を凝縮回収する乾燥風路とを備えたド
    ライクリーナにおいて、前記乾燥風路内にて区画され、
    前記クーラーが配設された冷却室と、この冷却室を仕切
    板と前記クーラーの冷却フィンとで共同して区画するこ
    とにより形成され、前記洗浄運転の場合に乾燥風風上側
    及び乾燥風風下側から前記乾燥風路内に侵入する洗浄室
    内空気が各々流入する第1及び第2室と、これら第1及
    び第2室に流入した空気が各室に位置する前記クーラー
    の一部分で溶剤成分が凝縮回収されて機外へ排出される
    ように、前記第1及び第2室の一方に形成された導出口
    とを有することを特徴とするドライクリーナ。
JP1134053A 1989-05-26 1989-05-26 ドライクリーナ Expired - Lifetime JPH0651080B2 (ja)

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JPH0396A JPH0396A (ja) 1991-01-07
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