JPH06510796A - 酵素による不活性化から生物活性ペプチドを保護するための医薬組成物におけるダイズタンパク質又は加水分解物 - Google Patents

酵素による不活性化から生物活性ペプチドを保護するための医薬組成物におけるダイズタンパク質又は加水分解物

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JPH06510796A
JPH06510796A JP5510892A JP51089293A JPH06510796A JP H06510796 A JPH06510796 A JP H06510796A JP 5510892 A JP5510892 A JP 5510892A JP 51089293 A JP51089293 A JP 51089293A JP H06510796 A JPH06510796 A JP H06510796A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酵素による不活性化から生物活性ペプチドを保護するための医薬組成物における ダイズタンパク質又は加水分解物本発明はタンパク質、精製された天然タンパク 質、分子量で分別されたタンパク質、又は部分的に加水分解されたタンパク質か らなる保護剤と組み合わせた治療剤を投与することによってタンパク質分解的に 不安定な治療剤の生物学的利用性を向上することに関するものである。
発明の背景 ペプチド医薬やペプチダーゼで分解される結合を有する医薬は最近では最も有望 な医薬であるが、胃腸管及び他の粘膜組織におけるタンパク質分解酵素の存在に よって不安定になるので、普通、それらを非経口的に投与する必要がある。患者 に対しては非経口的に注射するように指示することができるが、ペプチド医薬の 自己投与のために、皮膚非挿入的な方法を開発することが従来から望まれていた 。
プロテアーゼ・インヒビターや浸透強化剤は、粘Ht9i与経路からペプチドや タンパク質が吸収されることに対する酵素的障壁及び浸透障壁を回避する手段と してしばしば考えられている。このような障壁のために、粘膜経路のペプチド及 びタンl<り質医薬の生物学的利用性は低い。
特にペプチド医薬の経口的投与は、タンパク質分解酵素によるペプチドのカ日水 分解のために、生物学的利用性が非常に低(なっている。その範囲は、ループロ ライトについては、経口投与による0 05%から膣投与による38%までであ り、インスリンについては、相当する数値は0.05%と18%である。
Lee、Journal of Controlled Re1ease、上よ 213 (1990)参四。
タンパク質分解的に不安定な治療剤を不活性化するタンパク質分解酵素の例とし ては、腸腔内のペプシン トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ及びカル ボキシベプヂダーゼ、及び胃腸管、鼻及び腟の粘膜表面上のアミノペプチダーゼ を埜げることができる。
成人哺乳動物の空腸を横断する完全オリゴペプチドの輸送は、ペプチダーゼ・イ ンヒビターとの組み合わせと同じように、生体外と生体内で示されてきた。
Friedman及びAm1don、PhamaceuticalResear ch 8.No、1.l)、93. (19911゜Fujii等は、米国特許 @4.639,435号明細書(1987)において、キモトリプシンで不安定 化する薬(カリクレイン又はカルシトニン)と−緒に経口的又は座薬的に投与さ れるキモトリプシンのインヒビターとして、■−イソプロピルー、4−[4−( 1,2,3,4−テトラヒドロナフトイルオキシ)ベンソイル1ピペラジン・メ タンスルホネートの使用をクレームしている。この特許文献には、前記の目的の ためにペンソイルピペラジンエステルを使用することも開示されている。これら のインヒビターのメカニズムについては、前記特許文献には記載がない。
Cho7iびFlynoは、国際特許出UWO−90103164号公報(19 90)において、経口製剤におけるプロテアーゼ・インヒビターの使用を開示し ているが それらインヒビターの性質を詳細には説明していない。実施例に記載 さ第1−でいる唯一のプロ5−アーゼ インヒビターはアプロチニンだけである 。
K i d r o n等は、米国特3’[4,579,730号明細書(19 86)において、インスリン経口製剤におけるプロテアーゼ・インヒビターの使 用を開示している。ダイス粉末がダイズトリブシン・インヒビター源として開示 されている(Bowman−11i rk t−リブシン、′キモトリプシン・ インヒビター:分子量8000ダルトン)。
Ziv等は、Biochem、Phamacnl、36.1035−1039  (+987+において、ブI−1テアーゼ・インヒビターであるアプロチニンを 使用してタンパク質の経口吸収を白土させることを開示している。
L、 o s s e等は、東IZイノ特、!’fDD252539Al (1 987)において、ペプチドの経口製剤におけるプロテアーゼ・インヒビターと してのε−アミノカプロン酸とアプロチニンとの使用を開示している。
Leeは、J、Controlled Re1ease 13.213−223  (1990+において、経口、経鼻、経頬、経直腸、経膣、経肺及び経眼の経 路用のペプチド製剤において、プロテアーゼ・インヒビターを使用することにつ いて検討している。
アミノ酸4個までのいくつかの小ペプチドが、ペプチド医薬の生物学的利用性を 向上することが示されていた。
Hussain等は、Biochemical and Biophysica t Re5earch Communications、1主1. No、3゜ 923 (1i5)において、鼻の粘膜にあるペプチダーゼを薬理学的に不活性 なペプチダーゼ基質との共同投与で一時的に阻害することができるとしたら、ペ プチドの経鼻投与は重要な経路になる可能性があることを示唆した。
Faraj等は、Journal of Phamaceutical 5ci ences 79.No、8.698 (1990)において、小ペプチドであ るL−チロシル−し−チロシンとトリーL−チロシンメチルエステルの存在下で 、ロイシンエンケファリンの加水分解が減少することを示し、これらの小ペプチ ドによって 鼻のペプチダーゼが競合的に阻害されることを示唆した。
Friedman及びAm1donは、前記の文献において、トリペプチドYC ,Gとエンケファリン(YGGFI−)とを−緒に1!iすると、ラットの潅流 腸においてYGGFLの吸収が増加1゛ることを示した。
Hori等は、J、Pham、Sci、72,435 439 (1983)に おいて 各種のアミン保護ペプチドを使用して、インスリンを皮下注射した場合 に、インスリンを分解から(呆護することを開示している。用いられるペプチド は、ベンジルオキシカルボニル−Gly−Pro−Leu−Gly、ベンジルオ キシカルボニル−Gly−Pro−Leu、ジ=l−ロフェニルーPro−Le u−Gly、及びベンジルオキシカルボニル−Gly−Proであった。多くの 刊行物が 植物性タンパク質の酵素処理を開示している。John R,Tur nerによる月間の米国特許第2.・189.208号明細書には、ペプシン変 性起泡剤成分が開示されている。アルカリ性材料、例えば、亜硫酸ナトリウム、 炭’、’1−t−トリウム又は水酸(ヒナトリウムを使用して、pH6,4−6 ,8にてグリシニンを抽出する。続いて、調整用酸として二酸化硫黄を使用し1 等電点pHにて抽出物からグリシニンを沈殿させる(例えばpH4,2−4,6 )8次に、沈殿したグリシニン生成物を、タンパク質加水分解を起こす温度及び pH条件下で、ペプシンによって変性させる。グリシニンは、その水溶性が40 −50%に増加rるまで、ペプシンによって加水分解される。同けに、5air 等による米国特許第2.502.482号明細書は、ペプシンによるグリシニン の酵素的変性によって ペプシン変性#−離物の少なくとも60重量%がpH5 ,0で水溶性である中N物を生成することを報告している。
Pu5kiは、 ゛タン1<り質分解酵素処理によるダイズタンパク質の機能的 性質の変性” [Cereal Chem、52.655−665頁(1975 )]において、アスペルギルス・イリザエ(Aspergillus oryz ae)によるダイス単離物(pH4,5での沈殿物)の酵素的変性を報告してい る。
数1のPI行物も食塙水溶液を使用してダイズタンパク質を抽出することを報告 している。A、に、Sm1th等の論文(Jr、American Chemi Cal 5ociety、Vr川 60.1938年6月、1316−1320 頁)は、中性り類の存在Fで水性抽出するよりも、pH6,7の水だけでダイス 粗粉末を抽出1゛ることにより、一層多くのタンノ\り質抽出物を得ることを報 告している。
Pejitの米国特許第4.131.607号明細書は、2段階アルカリ抽出を 開示し〔いる。抽出は、最7月に亜硫酸ナトリウム及びマグネシウム塩の存在下 でpH7,0−8,,5にて実施し1次にp l−(を10.0−10.5に増 加させて抽出を完結させる6続いて、抽出物をpH4,5−5,5に調節し、タ ンパク質抽出15を沈殿又はカード化させる。Martinez等に対して付与 された特許(米国特許@3.579.496号)明細書も、多段階溶媒抽出法を 同様に開示している。
発明の概要 本発明者が見出したところによれば、タンパク質、ペプチド、精製天然タンパク 質、及び、濾過され、溶媒抽出され、分子量により分別されるか又は部分的に加 水分解されたタンパク′R(以下、保護剤と称する)は、それら保護剤の不在下 では、口、鼻、直腸又は腟への投与の際に酵素的不活性化を受ける、タンパク質 分解的に不安定な治療剤の、経口、経鼻、経直腸及び綾振の生物学的利用性を向 トする7 発明の詳細な説明 本発明は、保護剤と、薬理学的有効量のタンパク質分解的に不安定な(prot polytically−1abile)治療剤とからなるが、但し。
前記の保護剤がダイス粉末である場合には、前記の治療剤はインスリンではない ものとする。
もう一つの観、占では、本発明は、タンパク質分解的に不安定な治療剤を、生物 学的利用性を向−トする量の保護剤と組み合わせて(但し、前記の保護剤がダイ ス粉末である場合には、前記の治療剤はインスリンではないものとする)投与す ることを含む、前記治療剤を必要とする噴孔動物又は池の動物に対して、タンパ ク質分解的に不安定な治療剤の生物学的利用性を向上する方法からなる。
本発明による医薬組成物の活性成分である、タンパク質分解的に不安定な治療剤 には、それらの構造中にペプチド結合を有するもの、又は消化管や鼻又は腟の粘 膜に存在する各種のタンパク質分解酵素にさらされると、分解、変性又はその池 の方法で不活性になるものが含まれる。従って、それらの治療剤を経口、経鼻、 経直腸又は経膣から投与すると、活性治療剤は吸収されることができないか、又 は澗足な程度の治療効果をもたらすことができない。
そのようなタンパク質分解的に不安定な治療剤の例としては、ペプチド、例えば  カルシトニン プロラクチン アドレノコルチコトロピン、チロ1−ロビン、 成長ホルモン、性腺刺激ホルモン、オキシトシン、バンプレシン、ガストリン、 テトラガストリン、ペンタガストリン、グルカゴン、セクレチン、パンクレオジ ミン、jiJ(P(sul〕5tance P)及びゴナドトロピンを挙げるこ とができる。タンパク質分解的に不安定な治療剤の他の例には、黄体形成放出ホ ルモン。
ループロライド、エンケファリン、卵胞刺激ホルモン、コレシストキニン、サイ モベンチン、エンドセリン、ニューロテンシン、インターフェロン、インターロ イ・キン、インスリン及びインスリ、ノ1−vlビンがある。その他の例とし7 ては、治療用抗体、例えば敗血症ショックの治療に使われる治療用抗1イ\もJ )6゜タンパク質分解的に不安定14治療剤と1ヅ〔は、天然起源の精製抽出物 、それらの化学的変性体、更C,−は組纒袷養に、J、る生産物 及び遺伝子工 学技術によって生産的にされた微生物又は細胞を培養することによって得られる 生産物を使用することができる。タンパク質分解的に不安定な治療剤には、合成 ペプチド及び派生(derivatized)合成ペプチド、例えば、テラキし ・ン(イソプロピル−N−IN−(4−−モルホリン−カルボニル)−L−フェ ニルアラニン=−3−メチル−シスディンl−2(R)−ヒドロ痺シー3 (S ) −=アミノ−4−シクロへキシルブタノニー1−)(米国特許84.814 .342号明細書)も含まれる。
本発明の保護剤は、化学合成タンパク質及びペプチド、天然タンパク質、!i製 天然タンパク質、化学変性天然タンパク質又は部分的に加水分解された天然タン パク質、又は分子量、%性若しくは電荷によって分別されたタンパク質、又はそ れらの混合物であることができる。天然の食品規格タンパク質又は部分的に加水 分解された食品規格タンパク質が好ましい。保護剤の分子量は、1000より多 いのが好ましい。
保護剤の分子量分別の操作を変更して、天然タンパク質の所望の分子量フラクシ ョンを生成することができる。溶媒抽出を用いて、分子量、極性又は電荷により 、タンパク質を分離することができる。タンパク質の酵素的又は化学的加水分解 に続いて、限外濾過膜又は透析膜によって所望の分子量フラクションに分離する ことができる。分子量分別は、ゲルクロマトグラフィー又は他の方法によっても 行うことかできる。
タンパク質又はペプチドの加水分解は、熱処理によ頃又は酸、塩基若しくは臭化 シアン処理により、更には他の化学的手段によって実施することができる。
酵素処理は、単一のタンパク質分解酵素により、又は同時若しくは順々に作用す る各種のタンパク質分解酵素の組み合わせにより、実施することができる。各種 のタンBり質分解酵素1例えば、l・リブシン、キモトリプシン、エラスターゼ 、カルボキシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、ペプシン及びコラゲナーゼを 使用↑ることができるが、それらに限定するものではない。
本発明の保護剤を生産するための分別や酵素処理は、広範なりンバク質的材ネ4 に適用■゛る、す、ができる。′1llll物や植物起源の天然タンハク質が好 ;’Lい、それらのタンパク質的出発材料どしでは、ダイズ粉東ダイズタンパク 、小麦グル゛i・ン。
アーモンド豆粉末、ビーナツツ豆粉末、カゼイン及び魚肉タンパク等があるが、 それらに限定されるものではない。
以Fの説明に限定するものではないが、本発明の保護剤は犠牲的なブI−げアー ・ゼ・インヒビターとして機能し2、それによって、経[工経鼻、経腟又は経直 腸がら投与された際に薬剤を分解することのできる成る稀のプロテアーゼに化学 変化を起こしやすい薬剤の生物学的利用性を向−L才゛るものど思われる。不安 定な薬剤と一緒にこれらの保護剤を投与↑ると、 (1)前記の保護剤による分 解ブローチY−ゼの競合的占1+I!、 (2)向上された吸収力と治療効果を もたらす薬剤のプロテアーゼ分解の阻害、及び(3)保護剤の最終的な代謝や吸 収をもたらすことになる。
前記の作用機構を考慮すると、保護剤の溶解速度を、タンパク質勺解的に不安定 な治療剤の溶解速度にあわせることが望ましいと思われる。一般的に、保護剤の 溶解時間が短いと、低分子量治療剤に対17て一層効果的であることを本発明者 は見出した。分子量範囲が1000より大から100,000未満であるペプチ ドが好ましく、分子量範囲が1000より犬から30,000未満であるペプチ ドが特に好ましい。
効果的な保護剤フラクションは、タンパク質分解的に不安定な治療剤の特定の不 安定性に合わせる必要がある。従って、アミノペプチダーゼ不安定性を有1“る 治療剤については、溶解速度が速(、アミノペプチダーゼに対して有効な保護剤 フラクションが好ましい。アミノペプチダーゼ不安定性を有する治療剤であるD −A l a−D−1,、e u−エンケファリン(YdAGFdl−)に対し て好ましい保護剤は、実施例15で示されているように、ダイズ粉末をペプシン 処理してデカンテーションした、分子量30,000未満のフラクションである 。一般的に、−挿又はそれ以上の腸管又は粘膜のプロテアーゼに対して不安定性 を有するタンパク質分解的に不安定な治療剤に対して好ましい保護剤は、前記の ように保護剤を実用的な全投与量で投与した場合に、治療剤の全身的な生物学的 利用性を改善するものである。タンパク質分解的に不安定な特定の治療剤に対し て好まし保護剤フラクションは、デカンテーション、濾過、抽出、加水分解、及 び本明細書に記載するサイズ分別法によって得られる。タンパク質分解的に不安 定な特定の治療剤に対して好ましい保護剤フラクションは、本明細書の実施例に 記載したような生体外及び生体内操作を用いることによって同定される。
本発明による医薬組成物は、治療を必要とする咄乳動物又は他の動物に、保護剤 どタンBり質分解的に不安定な治療剤とを胎内で共存させることのできる任意の 形、例えば、錠剤、顆粒剤又はカプセル剤の形で、両成分を別々に又は−緒に腸 溶性コーティングをして、投与するのが好ましい。この組成物は、通常使用され ている座薬ベースに両成分を加えて調製した座薬の形で経直腸又は経膣で投与す ることもできる。同様に、保護剤とタンパク質分解的に不安定な治療剤とを、経 鼻スプレー中で一緒に投与することもできる。望ましい場合には、前記の投与形 を、薬剤的に許容することのできる各種の添加剤、例えば、補助剤及び乳化剤と 共に加えることができる。
タンパク質分解的に不安定な治療剤の投与量は、その物質を従来法によって経口 的に投与する場合には、投与量の0.00011自から1倍が好ましい。保護剤 の量は、投与紅路、治療剤の不安定性及び治療剤の投与量に依存する。経口、経 直腸及び綾振投与においては、保護剤は一般的に約lO〜1500mgで投与さ れる。経口投与の溶液又は懸濁液の場合には、保護剤はl Omg〜約15mg で投与される。経鼻投与においては、保護剤の投与量は一般的に少なく、約1〜 100mgの範囲である。
本発明による数種の経腸吸収用医薬組成物を、下記の結果により、有効性につい て評価した。
以下、本望力を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はこれらによっ て限定されるものではない。
実n澄I−」■販 ンバノ r 、 +、 o :f″′二 ノ 1: ズ′  pH7,5の0.OIMリン酸!!街液135m1及び0.05%チメロサール 15m1中でダイズ粉末(Sigma Chem、Co、)4.5gを15分間 擾排口、IO分間哩音′ei処理1.、そして室温で25時間攪拌した。混合物 を静置し、上澄み液を流し、遠心分離I7て濾過した。こうして、回収−使用す るための、又は更に処理するための直接可溶性フラクションを得た。
:1 ゝパ :IIゝ■票こ四WぶユA扮ゴ1分別上り盃A粉末 実施例1の方法を繰り返して、デカント及び濾過したダイズ粉末溶液を調製し、 更にそれを以下のように処理して、分子量(MW)識別を行った。可溶化フラク ションを、真空オープン内で55°Cにて蒸発乾固した。蒸発残渣を水に溶がし 。
分子1xoooカツトオフ(MWCO)スペクトラム透析チューブ中で、透析媒 体を定期的に取り替えながら24時間にわたって水で透析した。残留物を蒸発さ せて、分子量がtoooより犬の可溶化ダイズ粉末フラクシジン1.17gを得 た。
尖 :r+)゛バn′1じJm” OF :1: K−K 0K−OK−’ ” 市販ダイズ粉末[Sigma No、S−9633] (288g>を、pH7 ゜5の0.OIMリン酸1!lj液8640m1及び01%チメロサール192 0m1に、攪拌下で加えた。懸濁液を、更に15分間マグネチック・スターラー で混合した。その後、混合物を10分間超音波処理し、室温で24時間攪拌した 。次に、溶液を2500−300Orpmで1時間遠心分離した。公称分子量限 界100にのベリコンp (Mi l l 1pore Corp、:マサチュ ーセッツ州ベッドフォード)を用いて、限外濾過によって上澄み液を分離した。
残留液(〉100K)を捨て、公称分子量30にベリコン膜を使用して透過液( <100K)を分離した。2番目(30に一100K)は残しておき、2i)目 の透過液を公称分子量IKベリコン膜で分離した。3番目の残留液(IK−30 に、)は残しておき、3番目の透過液(<IK)は捨てた。IK−30にフラク ションを凍結乾燥し、30に−100にフラクションを真空オープン中で乾燥し た。1に−30にフラクションの収量(7,33g)は、原料ダイズ粉末の2. 5%であった。30に一100Kフラクションの収量(5,25g)は、原料ダ イズ粉末の1. 8%であった。
4 ′ 「j ゛ バノ −:べ 2 ゛ こ 7 ノ ゛ こノ1:1、 ペプシンを使用してダイズ粉末を低分子! (MW)フラグメントに加水分解し 、加水分解物を次の方法に従ッて1000−3500K、3500−6/8K及 び6/’8に−12/14にの分子量フラクションに分別した。
ダイズ粉末(Sigma #S−99633:5− 4g)及びチメロサール( R終濃度50ppm)を、pH1,9(7)0.2N−KCIlo、2N−HC I含有溶液180m1に加え、30分間混合した後、ペプシン(Sigma # P−6887 : 18.0mg1を加えた。アリコート各20m1を1分子量 12゜000−14.000カツトオフ(MWCO)スペクトラムの透析チュー ブ9個にそれぞれ入れ、37°Cの振動水浴中でpH1,9のKCI緩衝液55 m1で透析した。2時間1麦及び6時間後に11衛液を変え、透析を24時間続 けた。各時間毎の透過液(<12/14Kl を−緒にして真空オープン中で5 5°Cにて留去させた。
2時間目、6時間目及び24時間目の試料を、I OOO’MWCOチューブに 入れ、水で透析した。得られた残lJ液(IK−12/14に+を真空オーブン で55”Cにて留去させ、合計重量449.5mgを得て、そのうち418mg を脱イオン水30m1に溶がし、2本の3500MWCO透析チューブに入れ、 室温で24時間 水55m1で透析した。2時間、6時間及び24時間の透析後 に水を変え、透過液(IK−3,5K)を−緒にし、真空オーブン中で55°C で留去させた。 − 各チューブの残留液をそれぞれ6000/8000MWCOチューブに入れ、前 記と同FMに処理した。透過液を留去させると、3500−6000/8000 Mw(711)フラグメントが得られた。6ooo/8ooo−12ooo/1 4oo。
MWフラクションを代表する残留液を一緒にして留去させた。以下に、前記の分 別操作を要約して示す。
分別経路上 パ 、8べ2゛こ ゛ ダイズ粉末(Sigma Chem、Co、;S−9633)を実施例1と同様 に処理し、乾燥した。この材料を30 K−MWC’01liで限外濾過した。
残留液(>30K)を集めて乾燥した。この材料13.8gを水900m1に溶 がし、0、IN−HcIでpH2,Qに調整した。固定化ペプシン(4%架橋ア ガロースビーズに固定:Sigma Cbem、Co、:P−3286:40ユ ニット/mg)1.19’gを加えた。コ(7)W濁液を37°cに維持し、3 枚(7)30に−Mwcogで限外透析した。透過液(<30K)を15分間隔 で集めて凍結乾燥した。残留液(>30K)を限タシ濾過にかけてリサイクルし た。ペプシン加水分解の生成物は透過液にある。表1に、各透過フラクションの 容量、及び各乾燥フラクション中の加水分解ペプチドの重量を示す。 : H: @ 1 こ’ B 1 べ 、′−ペ すn ””ml’l m 15 −” 600 ’361.1 30 ” 3(10385,0 45300341,5 6−o 300 361.3 75” 275 403. 2 90 350 390、 1 +05 ’ 500’ 557.8 120 600 410、 5 ゛ 5 ・ :1 ゛ パノ − :車 こ ; 寥−2゛ に工1ス −ゼ° ズ 、 ダイズ粉末(600mglを、50ppmのチメロザールを含むpH7,5のo 、oiMリン酸カリウム!1tli?+!2 o m l中に分散させた。トリ プシン2mgを抑え、混合115を12/1・iK−M〜VCO透析チューブに 入れた。混合物を37°Cの振動水浴中でill液液50m1透析した。2時間 後及び6時間後に緩衝液を変えて24時間透析を続けた。5Qppmのチメロサ ールを6時間目の緩衝液に加えた。この操作を3回行った。
各3回のそれぞれの透析試f4について、2時間目、6時間目及び24時間目の 透過液試14を一緒にして、280nmの吸収度を測定して、その試料を55° Cの真空オープン中で留去させた。3つの留去残渣に脱イオン水20m1及び5 0ppmのチメロサールを加えて元に戻した。
エラスターゼ(エラスターゼ溶液0.182m1.11mgタンパク質/m1) 2.0mgをそれぞれに加え、その試料を12/14に−MWCO透析チューブ に入れて、緩Ii液で透析した。6時間1狙二緩衝液を変えて、24時間透析を 続けた。280nmで吸収度を測定した後、前記と同様にして透過液を留去させ た。
こうして得られた材料を連続処理トリプシン/エラスターゼクイズと称する。
分子量は<12/14K (12/14に未満)であった。
: こ l 襲 こ −−し1 文 。
レニンアンタゴニスト・トリペプチドであるテラキレン(硬質ゼラチンカプセル 製剤中の固形結晶医薬粉末200mg)を、水150m1中の供試インヒビター Igの水性スラリーと一緒に、絶食させた4頭のピーグル大に投与した。トリペ プチドの血清レベルを、投与から15分後、30分後、1時間後、2時間後、3 時間後及び4時間後の6回測定した。4頭の絶食させた犬は、それぞれの試験に おいて、各々の前週にそれ自体のコントロールどして使用した。血清をN−ブチ ルクロライドで抽出し、キモトリプシン水溶液でインキュベートした0分解生成 物は、フルオレスカミンで誘導体化した後に分析した。蛍光検出型としては、K ratos Spectroflow 280を用いた。カラムには、Wate rs Novapak C−18を用いた。放射波長は380nmであった。
移動相は水7/アセトニトリル(75:25)で、流量は1.0ml/分であっ た。
検出限界は、long/mlてあった。台形法(trapezoidal ru Ie)を使用して各人について、濃度一時間のプロットから、曲線下の0〜4時 間の面積(A UCs )を計算した。
表2は、市販のダイズタンパク質(PP 620:Protein Techn o!ogies Inc 製)及び処理されたダイズ粉末の1−30にフラクシ ョン(実施例3で調製)が、キモトリプシンで不安定になる治療剤であるテラキ レンの経口生物学的利用性を向上することを示している。
表L イヌに関する、血漿レベル下の領域対時間カーブ(AUC)AtJC(μg〜時 間/ml) 1 341+2 34101 04132 04094 ”fjPP620 0 .863 0.436 0.11? 0.417 0.458ダイズ(1−30 K) 0.420 0.320 0.078 0.326 0.286コントロ ール 0.043 0.026 0.022 0.106 0.049比: 2 01 168 5.3 3,9 11.5PP620/コント叶ル ダイス(1−30K) 9.8 12.3 3.5 3.1 7.2゛トル 8゛−−し゛ Ij’ s : ’ 標準的な操作を用いて、種々のタンパク質及びその処理生成物と、テラキレンの キモトリプシン分解との生体外阻害能力を、以下のように評価した。a−キモト リプシン(0,67XIF’M)、テラキレン(0,065mM)及び供試イン ヒビター(約01から/又は0.5mg/m+の濃度)の試験溶液を、pH6, 5のクエン酸(0,lOM)/リン酸2ナトリウム(0,20M)i!衡液中で 、R終緩衝液濃度300mOsmとして調製し、37°Cでインキユベートした 。
時間Oの時点及びその後5分間の間隔で試料を取り、)ICIでpH2,0にし て冷却し、HPLC分析の準備をした。テラキレンのHPLC分析は、Wate rs Re5olve 5u C−18カラムを使用して実施した。移動相は水 /アセトニトリル(50:50)混合物であり、その混合物1リツトル当たり1 mlのリン酸を加えた。データは、次式から計算し、時間0の時点をコントロー ル値として比較したテラキレン分解の阻害%として示した。
阻害%=100X [1−kln+、/ke]ここでkl、、hは保護剤存在下 でのテラキレンの初期分解速度であり、keは保護剤がない場合のテラキレンの 初期分解速度である。
阻害%は、表3に示すように、デカントし、限外濾過されたダイス粉末のIK− 30にフラクションについて測定した。
デカントされた限外濾過ダイス粉末の1−30にフラクションに−し゛ モ11 ゛ ・小 − インヒビター濃度 インヒビター濃度傘m mJ m ’へ° mI % 0.5 0.04905 75.4 0.25 0.02453 79.1110.1 0.00981 21.5 0.05 0.00491 29.3 0.0+ 0.00098 4.8 3タンパク質含量に関して修正 9゛−−レ゛ α−モ・1 パ : ヒ −Ki定汰 Kiは阻害ミカエリス−メンテン定数として定義され、活性部位に対するインヒ ビターの親和力として?f来がら測定されるもので、酵素のインヒビターとして の能力を表す。Kiは、一定の基質及び配素濃度において、数種の濃度のインヒ ビターに間して得られた初期分解速度のデータから測定することができる。初期 速度は、表4に示すとおり、1分間当たりに分解されたテラキレンのミリモルと して表される。
表土 デカントされた限外濾過ダイス粉末の1−30にフラクションに−−し+ l  嘗〜 ・小 インヒビター濃度 インヒビター濃度31に1m ml m 1” ml mm olmO,50,049051,93Xlo−’0250.02453 1.5 9X IF ’0.1 0.00981 6.17X10−’0.05 0.0 0491 ’ 5.56X10−’0.01 0.00098 7.48XIO ”−ル ]′0−ル 7.86X10−’9テラキレンの初速欠損 ・會タンパク質含量に関して修正 別法として、インヒビターの単一濃度についてのKi(一点Ki)を、競合的阻 害についての標準ミカエリス−メンテン式を使用して測定することができる。
多点濃度についてのKi(多点Ki)を、同じ間係を使用し、非線形回帰(re gression)分析を用いて前記式にデータを合わせて測定することができ る。
実茄伊111 本発明の保護剤の性能において、溶解時間は重要な因子である。本明細書に開示 する目的で、供試固体の0.5rB/mlスラリーが、室温にて8rpmの攪拌 下で、pH7のO,1Mクエンli!10. :2+viリン酸2ナトリウム! !面液に完全に溶解するのに必要な時間を、溶解時間として報告する。視覚検査 によって、完全に溶解した13つを決めた。
大正呈上上 保護剤である各種のタンパク質について、タンパク質%を測定した。試料中の炭 素、水素、及び窒素の濃度を、Perkin−Elmer 2400C,H。
N元素分析器を用いて測定した。約2mgの試料を正確に秤量し、分析器に入れ た。試料中の窒素%に6.25を乗じてタンパク質%推定価とした。
実嵐圓11 各種の市販及び処理タンパク質フラクシジンが、キモトリプシンによるテラキレ ンの分解を減少させる能力を測定した。ダイス粉末はSigma Chem。
Co、の製品、アーモンド豆粉末及びビーナツツ豆粉末はPert Labsの 製品、小麦グルテンはTotal Foods Corp、の製品であった。
Sigma Chetn、 Co、製のダイス粉末は炒っていないので、分子量 8000の活性ポウマン・パーク(Bowman−B i rk))リブシン/ キモトリプシンインヒビターを含んでいる。
Protein Technologies Inc、製のダイズタンパク質( #PP620)は熱処理調製物であるので、ポウマン・パーク・トリプシン/キ モトリプシンインヒビターは不活性化されている。阻害%は実施例8に記載の方 法で測定した。表5は、供試保護剤フラクションが、キモトリプシン感受性のレ ニンインヒビターであるテラキレンのキモトリプシン作用による分解を減少させ ることを示しでいる。
市販及び炉・Jl )yンパク簀(0鋪艮・Htl)による− 1、−−−−− 予“プ合17つ>1分解−のΔ1イ参肩、!、−一、、−−−−61.−−一− −−1−−イシ(Jll イ)1(、/3%万一、−7−−、−一 、 、、  、−=、、、、、、、u’i町;1シ’AfEメ1;!)杓鰹窒P列用、、i; ゐ1 1 、 i、l” (ス゛粉木°l\°)“ンン処理及びビ(析(・lK) 8 7聾1゛イス“粉末;へ°゛7゛ンン処1里及び分別(実施PA4)分子量’  1fl(X)−ぢ00 λ40′→子量’、 3500−6./’8K 46. 6t→子@6.・’8に−12,、、、”14K &5.i3り゛イス゛I分末  69,9 4り゛イス゛粉末;テ゛カント及び限外)慮過分子量11に一30K 75.4 及び93.3(2調製物)分子量: 30Ki00K 75.4及び86.8( 2調製物)5り゛イス゛粉末;分子量1000以−1−二透析 9766小麦り ゛ルテン:テ゛カント及び限外湾メ再分子jl : IK−30K 95.87 !ト麦り’llノン 768 8 ヒ”−i’:I豆粉末:テ゛カント及び限外濾過分子量: IK−30K  286 9アー玉ンド豆粉末:テ゛カント及び限外濾過η子量: IK−30K 376 セy4−イフタノ乃:り1(σケ9y11工旦a私J旦εユ、−一□−一」シ1 9ニー人飛中1L止 市販の神々のタンパクl料及び処理タンパク質フラクションについて、タンパク 質%、溶解時間及びKiを測定した(それぞれ実施例1110及び9に記載の方 法による〉。これらのデータを表6に示す。これらのデータは、低Kt及び短溶 解時間の両方を示す分解抑制性フラクションを調製することができることを示し ている。
Sigma Chem、 (”、o、製のダイズ粉末は炒っていないので、分子 量8000の活性−1eウマン・ハーク・]・リブン)77411リブシンイン (ニヒ゛ターを含んでいる。
表O A市販タン′り質/I分分 末 カセ゛イン(SigmaC−5890) 87.’X > 4日 0.24 0”2り゛イスゝ粉末 51.69 >4日 018″3小麦り゛肩ン 78. 81 > 4日 0.091”B限外濾過(IK−30K)物質 1.9E1”¥9末 981 o 1分 00076527七ド豆粉末 103 7 23分 0.0618電3カ七ゝイン 71.31 1.8分 −4ビ−ナ フ豆19末 13,19 3.1分 0.0120’5小麦り゛[737,81 38分 0.0060”C限外濾過(30に一100K)物質 1り゛イス゛粉末 44.44. 2.6分 0.0029D透析:〉IK 1、タ′イスゝ粉末 76.5 >4日 0.010E限外濾過及びへ°アシン 処理(<30K)14:コレ2ス m=’−8CCK−8−ビ・・・ −・ 、 −j)BBMV : ”パ − 5 ゛こ−7=ラット空腸の刷子縁膜小胞(b rush border membranevesicle:BBMV)を、K essler等の方法に従って調製した〔Biochem、Biophys、A cta 506 (1978)136]、BBMV(25μgタンパク質)を、 37°Cにて、全量1mlで、保護剤(0,15mg/ml)の存在下及び不在 下で、CCK−8(10μmol)と共にインキュベートシた。試料を1分後及 び3分後に取り出し、氷水浴中でアセトニトリルで反応を停止し、高速液体クロ マトグラフィーを使用して、未分解CCK−8を分析した。表7に示すデータは 、処理ダイズタンパク質の二つの異なった分子量フラクションが、BBMVプロ テアーゼ(おそらくはアミノペプチダーゼ)によるc CK、 −8S解のイン ヒビターとして活性であったことを示している。
此二りゴこ゛7CCK−8;ビ゛)° 六CCK−0 ソbN≧渉゛II 目 IK−30K 30に400K(分) インヒヒ゛ター なし インヒヒ゛ター イン比゛ター1分 42% 59% 67% 」L 8% 10% 16% 実侘びユjユ」」1畢σ−ミノベーー −一ゼこ 7J こ・ペンタベブヂドで あるエンケファリンアナログのD−A ] ]a−D−Le u−エンケファリ ン(YdAGFdL) (1,0mg)を、慢性的回腸痩孔形成(fist+口 a t L′!d)ラッ1−に、回腸から直接投与した。放射性同位元素で標識 したYdAGFdL (1,12μg)を4種の各保護剤と一緒に投与した。そ れらの1影護削は、 (1)デカントシたダイズ粉末[分子量IK未満1 :  (2)デカンl〜及び限外濾過したダイズ粉末1分子量IK−30K] : ( 3)ペプシン処理した(FMCACT+−MOD)ダイズ粉末[分子量30に未 XI : (4)効力のあるアミノペプチダーゼ・インヒビター・アマスタチン (正のコントロール)である。投与1妾の神々の時点で、頚静脈カニユーレから 血液を採取し、逆相KC−18薄層クロマトグラフィー(TL、C)プレー4  (Wba tmen C01)を朽用して放射分析薄層りUマドグラフィーによ り、完全YdAGFdLを定量l−た。T L Cブl/−トを、l−プロパツ ール/帆 IMリン酸塩級養液(pH4−1) (30ニア0)で展開した。
表8は、各種の処理からの絶対的な生物学的利用性を示している。ペプシン処理 (FMCACTI−MOD)ダイズ粉末(分子量30に未満)は、腸内のアミノ ペプチダーゼに対(−で保護剤として特に有効であり、吸収%においてほぼ1日 倍の増加が示された。効力のあるアミノペプチダーゼ・インヒビターであるアマ スタチンも有効で、YdAGFdLの生物学的利用性が腸内アミノペプチダーゼ による分解によって部分的に制限されることを示した。炒られていないダイズ粉 末は、腸内アミノペプチダーゼによる分解に対1.て保護作用を促供しなかった 。
表五 保護剤 n YdAGFdI力生物学的な上[は止±−−161,78±0.4 6テ゛カンテーンヲンされたタ゛イス゛1沿末 4 1..74−1−0.68 <IK Loom − テ゛カンテーンヲン及び限外濾過された 4 276±1.43り1イスゞ粉末 (FMCACTI−MOD;1に一30K : 150m − へ°7°ンン処理り゛イス゛を9末; 4 19.54±1375分子1ヒ剰辺 狂W釦鵠L □ アマスタチン(Img) 6 8.76±447− コ゛ トル Si maC bemicalCo、 □−タ゛イス゛粉末:非焙煎処理 2 188±0.6 7Si ma 50m □ Lヴンン郊J1出L ズ テ1: −′づノ1ε召ユ使里ダイズ粉末(Sigm a Chem、Co、) (36g)を、水10108O及びO,1%(w/v )のチメロソール溶液120m1に分散させた。懸濁液を24時間室温で混合し 、360Orpmで1時間遠心分離した。上澄み液を、3OK−MWCO膜を使 用して限外濾過した。分子量30に超フラクションを集めて濃縮し、0.5N− HCIでpH2に調節した。この分子j130に超フラクシコンを、固定化ペプ シン(FMCCarp、:ニュージャージー州パインプルツク>8gを挿入した ACTI−MODスパイラル・リアクター・モジュールに入れた。酵素リアクタ ーからの流出液を、30に−MWCOvAを使用して限外濾過した1分子量30 に未満フラクションは残しておき1分子量30に超フラクションは酵素リアクタ ーを再循環させた0合わせて2時間の酵素処理及び限外濾過の後に、分子量30 に未満フラクシヨンを全部残し、これを「限外濾過されたペプシン処理(<30 K)ダイズ粉末」と称する。
:声、・ べ゛JIビニニ::−二ノ=]シ1(ビ、干へ[I;ゝ−バーーニ  ロ ニ1 ° 」Lブン)」■し医1と 以下の操作を用いて、ペンソイル−アルギニン−パラ−ニトロアニリド(BAP NA)のトリプシン触媒作用による分解に対する、本発明の保護剤の生体外阻害 能力を評価した。トリプシン(125μg/ml、103 BAEE単位/ml )、BAPNAo、5mg/ml及び供試インヒビター(0,5mg/ml)の 試験液を、ウシ血清アルブミン375μg/mlを含むpH8のTRl5(0, 048M3 /CaC12(0,019M)1!衝液中で¥Agし、37°Cで インキュベートした。5分後に試料を採取し、その後40分まで5分間隔で採取 し、等容量の30%v / v酢酸で反応を停止して分析の準備とした。BAP NA加水分解物である4−ニトロアニリンの分解生成物の分析は、Perkin −Elmer Lambda 3B UV/V+sスペクトロフォトメーターを 使用して実施した1反応停止試料の吸収は410nmで測定した。データは、イ ンヒビターを含んでいないコントロールとの比較に基づいて、以下の式から計算 した。BAPNA分解の阻害%として示した。
阻害%=100%X [+−51,h/S01ここで5lnhはインヒビター存 在下での時間経過に伴う吸収の変化速度であり、Soはインヒビター不在下での 時間経過に伴う吸収の変化速度である。
阻害%は、濾過されたダイズ粉末の30に−100にフラクションを使用して測 定した。処理されたダイズ粉末のロフトは、実施例3に記載した可溶化及び限外 濾過法に従って調製した。結果を表9に示す、処理された供試タンパク質フラク ションが、BAPNAのトリプシンによる分解を減少させていることを示してい る。
表1 ゛′−゛″ハ0 ゛ ml mb’バ ml ’1 0.5 0.41 73 :・ ・r+ ’ 実施例1〜8に記載のタンパク質及びペプチドの分子量分別法を変更して、限外 濾過膜又は透析膜を適当に選択することにより、任意の所望の分子量フラクショ ンが生産される。分子量分別も、ゲルクロマ1〜グラフイーによって行われる。
実施例4〜7に例示したように、酵素処理は、単一のタンパク質分解酵素又はタ ンパク質分解酵素を各種紐み合わせて、一度に又は順々に作用するようにして行 われる。各種のタンパク質分解酵素、例えば、トリプシン、キモトリプシン、エ ラスターゼ、カルポキシベ゛ブチダーゼ、アミノペプチダーゼ、ペプシン及びコ ラゲナーゼが使用されるが、これらに限定されるものではない。
実施例1〜8の分別及び酵素処理は、動物又は植物起源の広範なタンパク質に速 用される。そのようなタンパク質性原料としては、ダイズ粉末、ダイズタンパク 質、小麦グルテン、アーモンド豆粉末、ビーナツツ豆粉末、カゼイン及び魚肉タ ンパク質を挙げることができるが、それらに限定されるものではない。
実施医上l 保護剤が生体内での放出時に急速に溶解して作用する能力は、本発明の分解抑制 剤の性質として重要な因子である。この目的で、デカント及び限外濾過されたダ イズ粉末及び30に−100にダイズ粉末が、動的環境下でテラキレンの分解を 抑制する能力を、生体外で比較した。実施例8に記載の生体外の方法を、試験溶 液が1!衛液中に酵素及びテラキレンだけを含んでいることを除いて、繰り返し た。供試インヒビター(デカント及び限外濾過されたダイズ粉末又は30に一1 00ダイズ粉末)を、他の追加的な混合物を加えないで、O,01mg/mlの ′a度で加え、溶液を37°Cの水ン谷<American 5cientif icモデル#YB531)中で速度5て振とうさせた。試料採取は、19秒後、 1分後、その後は2分間隔で11分経過するまで、そしてその後は合計46分間 にわたり5分間隔で行った1反応停止後、HPLC分析及びデータ解析を実施例 8と同様に行った。
供試インヒビター k” 阻害% 0、(と馳刀名Z二ml mol rイス゛事分末 分末 2.96XIO−’ 27.1テ1カントされた限外濾 過 0.86XIO’ 78.8” ” 30に−1(X)K−一 本発明を、本発明考が現在のところ承知しているベストモードを構成1゛る好ま しいW3様に添って説明1−だが、当業者に自明の各種の変更や変形は本発明の 範囲に含まれるものである6 !□ 、+ N。 ρcT/US 92109336フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 37/34  8314−4C37/36 8314−4C 37/38 8314−4C 37/43 8314−4C 37/66 H8314−4C 47/42 D 7433−4C (72)発明者 シンコ、パトリック、ジエイ。
アメリカ合衆国ニュージャージイー用 07436 オークランド市ミネハハ・プルバード64 I

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.保護剤と生物学的有効量のタンパク質分解的に不安定な治療剤とを含む医薬 組成物であって、前記保護剤がダイス粉末である場合には前記治療剤がインスリ ンではないものとする、前記の医薬組成物。
  2. 2.前記の保護剤が、タンパク質、ペプチド、精製天然タンパク質、分子量によ る分別タンパク質、溶媒抽出タンパク質、又は部分的加水分解タンパク質から選 んだ、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 3.前記の保護剤が,酵素手段によって加水分解された部分的加水分解タンパク 質である、請求項1に記載の医薬組成物。
  4. 4.前記の酵素手段が、トリブシン,キモトリプシン、エラスターゼ、カルボキ シペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、ペプシン又はコラゲナーゼである、請求 項3に記載の医薬組成物。
  5. 5.前記の保護剤が,分子量が1000より大であり、部分的に加水分解され、 分子量により分別されたタンパク質である、請求項1に記載の医薬組成物。
  6. 6.前記の保護剤が、分子量が1000〜30000であり、部分的に加水分解 され、分子量により分別されたタンパク質である、請求項1に記載の医薬組成物 。
  7. 7.前記の保護剤が、ダイズ粉末、ダイズタンパク質、小麦グルテン、アーモン ド豆粉末、ビーナッツ豆粉末、カゼイン又は魚肉タンパク質である、請求項1に 記載の医薬組成物。
  8. 8.前記の保護剤が、天然タンパク質から誘導された、タンパク質又は分子量に よる分別−部分的加水分解タンパク質である、請求項1に記載の医薬組成物。
  9. 9.前記のタンパク質分解的に不安定な治療剤が、カルシトニン、プロラクチン 、アドレノコルチコトロピン、チロトロビン、成長ホルモン、性腺刺激ホルモン 、オキシトシン、バソプレシン、ガストリン、テトラガストリン、ベンタガスト リン、グルカゴン、セクレチン、バンクレオジミン、物質P、ゴナドトロピン、 イムノグロブリン、ループロライド、黄体形成放出ホルモン、エンケファリン、 コレシストキニン、卵胞刺激ホルモン、インターフェロン、インターロイキン、 サイモベンチン、エンドセリン、ニューロテンシン、インスリン、インスリノト ロビン、又はテラキレンである、請求項1に記載の医薬組成物。
  10. 10.タンパク質分解的に不安定な治療剤を、その治療剤を必要とする哺乳動物 に、その治療剤の生物学的利用性を向上するのに充分な量の保護剤と組み合わせ て(但し、前記の保護剤がダイズ粉末である場合には、前記の治療剤はインスリ ンではないものとする)投与することを含む、前記のタンパク質分解的に不安定 な治療剤の生物学的利用性を向上する方法。
  11. 11.前記の保護剤が、タンパク質、ペプチド、精製天然タンパク質、分子量に よる分別タンパク質、溶媒抽出タンパク質、又は部分的加水分解タンパク質から 選んだ、請求項10に記載の方法。
  12. 12.前記の保護剤が、酵素手段によって加水分解された部分的加水分解タンパ ク質である、請求項10に記載の方法。
  13. 13.前記の酵素手段が、トリブシン,キモトリプシン、エラスターゼ、カルボ キシペプチダーゼ、アミノペプチダーゼ、ペプシン又はコラゲナーゼである、請 求項12に記載の方法。
  14. 14.前記の保護剤が、分子量が1000より大であり、部分的に加水分解され たタンパク質である、請求項10に記載の方法。
  15. 15.前記の保護剤が、分子量が1000〜30000であり、部分的に加水分 解されたタンパク質である、請求項10に記載の方法。
  16. 16.前記の保護剤が、ダイズ粉末、ダイズタンパク質、小麦グルテン、アーモ ンド豆粉末、ビーナッツ豆粉末、カゼイン又は魚肉タンパク質からのタンパク質 又は部分的加水分解タンパク質である、請求項10に記載の方法。
  17. 17.前記の保護剤が、天然タンパク質であるタンパク質又は部分的加水分解タ ンパク質である、請求項10に記載の方法。
  18. 18.前記のタンパク質分解的に不安定な治療剤が、カルシトニン、プロラクチ ン、アドレノコルチコトロピン、チロトロビン、成長ホルモン、性腺刺激ホルモ ン、オキシトシン、バソプレシン、ガストリン、テトラガストリン、ベンタガス トリン、グルカゴン、セクレチン、バンクレオジミン、物質P、ゴナドトロピン 、イムノグロブリン、フィブリノーゲン、ループロライド、黄体形成放出ホルモ ン、エンケファリン、コレシストキニン、卵胞刺激ホルモン、インターフェロン 、インターロイキン、サイモベンチン、エンドセリン、ニューロテンシン、イン スリン、インスリノトロビン、又はテラキレンである、請求項10に記載の方法 。
  19. 19.前記のタンパク質分解的に不安定な治療剤がテラキレンである、請求項1 8に記載の方法。
  20. 20.前記のタンパク質分解的に不安定な治療剤がテラキレンである、請求項9 に記載の医薬組成物。
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