JPH06509955A - 口腔に適用する持続性放出マトリックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口腔に適用する持続性放出マトリックス本発明は、持続性放出マトリックスに関 する。

多くの人々は、日中の細菌によって生じる歯の衰え及び／または歯周病に悩まさ れる。その結果、日中の多数の細菌を低減することは健康管理の領域で働く人達 の長い間の目標であった。細菌の数を減少させる最も一般的な方法は、歯を規則 的に磨いてデンタルフロスを使用するか、歯科医に行き、歯と歯肉を十分にきれ いにしてもらうことである。従来がらの他の方法は、ジグルコン酸クロルヘキシ ジンのような公知の抗菌剤を含む溶液で口を洗うことである。

歯ブラシを使用した後に、たとえブラシを洗浄した後にも、歯ブラシの毛に多数 の細菌が付いている。もちろん、これは望ましいことではなく、典型的には使用 の間に毛の上でこれらの細菌が増殖する。先行技術においてこの問題に対するた めに、自己殺菌型の歯ブラシが開示されている。このような自己殺菌型の１つの 歯ブラシは、ホワイト等の米国特許第２．２１６，３３３号に開示されており、 抗菌剤（例えば、硫黄）と水溶性の塩（例えば、炭酸ソーダ）の組み合わせを含 む。これら２つは、中実の堅い本体に融合され、毛の基部で歯ブラシのヘッドに 取り付けられる。それが水にさらされるときに、炭酸ソーダが溶解してアルカリ 溶液を形成し、一方このアルカリ溶液が、硫黄の一部を溶かし、それが細菌を殺 すようになっている。

歯ブラシは長い間の使用によって摩耗する。ブルア等の米国特許第４，８０２， ２５５号には、フィラメントの使用が多くなると染料を放出して色を変化させる フィラメントを含む歯ブラシが開示されている。色の変化は歯ブラシの摩耗の度 合いを監視するための手段を提供する。

ケントの米国特許第５．０６１，１０６号には、歯ブラシの毛が取り付けられる タフトホール（ｔｕｆｔ　ｈｏｌｅ）にカプセルまたは微小球を含ませる段階が 開示されている。

カプセルまたは微小球は、使用中に放出される殺菌剤または薬剤を含む。また、 染料は構造体中に含まれてもよい。また染料は、使用者がカプセルの内容がなく なったことを気づくまでに長時間にわたって放出される。

本発明は、歯ブラシとともに使用することが特に適する持続性放出マトリックス を有することを特徴とする。

マトリックスは、水にさらされるとき長時間にわたって放出される殺菌剤を含む 。またマトリックスは、水にさらされ、マトリックスの色が変化するときに長旬 間にわたって放出される着色剤及び水に滲み出し得る物質を含む。

１つの観点によれば、本発明は、支持樹脂、水溶性物質（好ましくは水溶性ポリ マー）及び抗菌剤からつくられた持続性放出マトリックスを含む口腔ブラシを特 徴とする。マトリックスが水に接触するときに、水溶性物質が溶解し、抗菌剤を 放出させる。

ここに使用する口腔ブラシは、／＼ジンルと、口中に挿入するために設計された ブラシに取り付けられたへ・ソドとを含むブラシである。ブラシ部分は、歯ブラ シに取り付けられる一般的な毛から作ることが好ましいが、歯よりもむしろ歯肉 をマツサージするように設計されている。

例えば、１９９１年７月１日に出願されたカミンスキ等のロシア国特許第０７／ ７２４，１２９号は、本発明と同じ譲受人に譲受され、ここに参考として組み込 まれており、ブラシ部分が柔らかいポリウレタン発泡体からつくられる歯間の発 泡ブラシを開示している。

ここに使用される支持樹脂は、実質的にはマトリ・フロスの他の成分、すなわち 水溶性のポリマー及び抗菌剤、が溶融または滲出するとき、マトリ・フロスに対 する構造的な完全性を提供する水に不溶のポリマーである。支持樹脂を構成する さらなる部分は他の実施例部分に含まれる。好ましくは、支持樹脂として使用さ れるポリマーは、それが高温で不安定な抗菌剤と容易に組合わせること力（でき るように、（１３０℃未満の）低い処理温度を有するべきである。

また、ポリマーは、マトリックスの取り扱いにおいてそれが容易に砕けないよう に、他の成分が溶解するか滲出するとき、もろくなるようなものであってはなら ない。

支持樹脂用の好ましいポリマーには、ポリスチレン、ポリウレタン、エチレンビ ニルアセテート、ポリエチレン、スチレン／ゴム、及びエチレン／プロピレンが ある。

さらに好ましい支持樹脂はエチレンビニルアセテートポリマーである。最も好ま しいエチレンビニルアセテートポリマーは、５％から５０％の間のビニルアセテ ートを含み、１００℃と３５℃との間の軟化点を有する。

ここに使用される水溶性物質は、水に接触する間にマトリックスから溶は出して マトリックス内にチャンネルを形成し、そこを通って抗菌剤が水に滲出するよう になるのに十分な水溶性の物質である。さらなる水溶性物質を構成するものの説 明がその他の実施例の部分においてなされる。

好ましい水溶性物質はポリマーである。好ましいポリマーはでんぷん、ポリビニ ルアルコール、ポリエチレンオキシド、ヒドロキシアルキルスターチ、ヒドロキ シエチル及びヒドロキシプロピルセルロース及びゼラチンである。最も好ましい ポリマーは、ポリエチレンオキシドであり、最も好ましいものは、分子量が１０ ０，０００と５．０００，０００との間のポリオキシである。

抗菌剤は細菌を殺す物質である。マトリックスに使用される好ましい抗菌剤は、 クロルヘキシジンであり、最も好ましいのはそのジグルコン酸塩であり、クロル キシジンの塩酸塩及びジアセテート塩も使用することができる。マトリックスに 含まれることのある他の抗菌剤は、テトラサイクリン（及び他の抗菌剤）及びド ミフエンブロミドも包含する。

好ましくは、マトリックスは、厚さが４ｍｍまでの平らなテンプレートであり、 毛の基部で本体のヘッドに取り付けられている。好ましいテンプレートは、少な くとも０．０１平方インチ、さらに好ましくは、少なくとも約０．１平方インチ の表面面積を有する。最も好ましいのは、テンプレートが歯ブラシヘッド（毛を さし引いた）と同じ表面積を有する場合である。この状態において、テンプレー トは、毛が洗浄されるときに水に、それが口に入れられるときに唾液に、さらさ れ、自己殺菌用の抗菌剤を毛に供給し、細菌を殺すために口に供給することがで きる。マトリックスは、ブラシの他の部分（例えばブラシヘッドの背面またはブ ラシヘッドとハンドルとの接合点に）取り付けることができ、ブラシの一部に取 り付けられるとすれば、典型的には使用中に口の中に入れられるヘッド端部に十 分に近い部分に取り付けられる。

他の好ましい実施例において、マトリックスはともに互いに接続された２層を含 む。「２層」は、テンプレートの一部が第２の部分と異なる成分を有することを 意味する。第１の外側の層は、支持樹脂または水溶性ポリマー及び抗菌剤を含み 、第２の内側の層は、支持樹脂を含む。重要なのは第１の層は大量の抗菌剤を含 み得ることである。なぜならば、この層は支持樹脂を少しか（または全く）含ん でいないからである。またこの層は、押出しされた第２の層が必要な支持を行う から安定である。

また第２の層は、必要に応じていくつかの水溶性ポリマー及び／または抗菌剤を も含む。

他の観点において、本発明は、水溶性ポリマー及び抗菌剤を含むテンプレートを 含む口腔ブラシを特徴とする。

他の観点において、本発明は、エチレンビニルアセテート、ポリエチレンオキシ ド及び抗菌剤、例えばクロルヘキシジン、を含むマトリックスを特徴とする。こ のマトリックスは、口の中のある場所に短期間または長期間にわたって配置され るような大きさにされ、形づけられ、また設計されてもよい。また、このマトリ ックスは、歯ブラシに含まれるようなテンプレートとして設計されてもよいし、 デンタルフロスまたは他の歯科器具をコートするように使用されてもよい。

本発明のマトリックスは、抗菌剤の口中への制御された放出を行う。歯ブラシに 取り付けられたとき、マトリックスは制御された量の抗菌剤を供給し、口の中及 びブラシの毛の細菌を殺す。このマトリックスは、容易に製造され、それらの成 分、形状及び厚さは、使用目的に応じて最もよい特性を提供するように調整され る。例えば、好ましい実施例のポリエチレンオキシドの量及びタイプは調整され て、溶液中に放出されたポリマーの粘度が口の中の唾液の粘度未満になる。

本発明の他の観点は、着色剤（例えば、染料）と、口腔ブラシの典型的な使用が 繰り返された後で（少なくとも５回）、マトリックスの色が変化するときにマト リックスから放出される水に滲み出し得る物質とを有するマトリックスを含む使 用インジケータ口腔ブラシを特徴とする。好ましいマトリックスは、２つ共押出 しされ、または共成形された層を含むテンプレートである。歯磨き中、水及び唾 液に接触する外層は、例えばポリエチレンオキシドのような水溶性ポリマー、着 色剤自身またはそれらの組みあわせである水に滲み出す物質を含むことが好まし い。第２の内側の層は、支持樹脂を含むことが好ましく、外層に含まれる着色剤 と異なる色、すなわち色の濃淡、を有するテンプレートを提供する着色剤（例え ば、Ｔｉ０２）を含む。第１の層は、支持樹脂を含むことが好ましいが、その量 は第２の層に含まれる全以下であり、また抗菌剤を含んでもよい。

着色剤、すなわち顔料または染料、を含むマトリ・ノクスを有する口腔ブラシは 、ブラシの摩耗の度合いを監視する手段を提供する。水に滲出可能な物質が着色 剤を含む場合、ブラシが使用される時間にわたって着色剤が放出され、マトリッ クスの色が変化する。着色剤が水に滲出可能でなくマトリックスから放出されな い実施例において、水に滲出可能な物質を含むテンプレートの部分は、典型的に は、ブラシを繰り返し使用することによって溶は出し、着色剤を含むマトリック スの部分を露出させ、使用の度合いを示す。マトリックスの着色剤の量及びタイ プは、ブラシを使用した一般的な使用回数の後、マトリックスの色が変化するよ うに調整される。また着色されたマトリックスが抗菌剤を含むとき、着色剤の変 化がマトリックスの抗菌剤の消耗に対応するように設計することができる。

本発明の他の特徴及び利点はその好ましい実施例の説明から、また請求の範囲か ら、明らかである。

第１図は、好ましい歯ブラシの斜視図である。

第２ａ図乃至第２ｅ図は交互に配置された２層のテンプレートの斜視図である。

第２ｆ図は、第２ｅ図のテンプレートを線Ａ−Ａで切った断面図である。これら の図面において歯ブラシの毛が通る穴は示されていない。

第１図を参照すると、歯ブラシ１０は、ハンドル１２と、歯ブラシの毛の部分１ ６に取り付けられたヘッド１４とを有するプラスティック本体とを有する。また 、テンプレート２０、持続性放出マトリックスが毛の基部でヘッドに取り付けら れている。

歯ブラシ本体は、当業者によってよく知られた方法によって形成される。ハンド ルは、手によって把持される形状であるが、別の案として電気歯ブラシに適合す るような形状であってもよい。ヘッドの形状は変化し得て、楕円形、凸型に湾曲 した形状、平坦な形状、またはのこぎり形のＶ形状または他の所望の形状であっ てもよい。

ハンドル１２及びヘッド１４の形状及び大きさは変化し得て、ハンドル及びヘッ ドの軸線は、同じかまたは異なる平面上にあってもよい。毛の部分は、当業者に 知られた方法でヘッドに取り付けられた個別のフィラメントのタフトの形状に形 成されている。好ましいフィラメントは、ポリアミド及びポリエステルで形成さ れたものである。フィラメントは、好ましくは０，３と６ｃｍとの間の実質的に 均一な長手方向の長さと、約１１０乃至約３５０ミクロンの間の実質的に均一な 断面の寸法を有する。

ここに３つのタイプの好ましいテンプレートがある。

１、クロルヘキシジンを含む単層のテンプレート単層のテンプレートは、樹脂、 エチレンビニルアセテート、水溶性ポリマーたるポリオックス、および抗菌剤た るジグルコン酸クロルヘキシジンからなる。

エチレンビニルアセテートは、マトリックスの基幹であり、水にほとんど溶けな い性質を有する。それは、使用中にマトリックスの他の成分が溶は出すときに構 造的な一体性をマトリックスに提供する。エチレンビニルアセテートは、毒性が 低く、処理温度の低いグレードが入手可能である。重要なことは、エチレンビニ ルアセテートは、堅くもろくならないでマトリックスの一体性を維持することで ある。

エチレンビニルアセテートの十分な量、好ましくは５０重量％以上、が、他の成 分が溶出するときにマトリックスの構造を維持するために十分な樹脂が存在する ようにマトリックスに含まれるべきである。もちろん、マトリックスに十分すぎ る量の水溶性ポリマーと抗菌剤を入れることができないほど量が多くならないよ うにすべきであり、好ましくは、マトリックスは、重量が９０％未満のエチレン ビニルアセテートを含むべきである。

好ましくはマトリックスに使用されるエチレンビニルアセテートは、重量で５％ から５０％の間のビニルアセテートを含むべきである。もし、ポリマーが少なす ぎるビニルアセテートを含むならば、マトリックスは非常に堅くなりすぎて、高 温の処理温度が必要になる。もし、ポリマーが多すぎるビニルアセテートを含む ならば、マトリックスは、ゴム状になり処理するには柔らかすぎる。

ポリオマクス水溶性樹脂は、分子量が約１００，０００から５０００．０００の 間の範囲の非イオン性エチレンオキシドのホモポリマーである。ポリオツクスは 毒性が非常に低く、非常に低い処理温度を有するものが入手可能であり、冷たい 水及び暖かい水において一体に水溶性である。

デュポン社から入手可能な好ましいポリオツクスは、分子量が３００，０００の ＷＳＲＮ−７５０である。

ＷＳＲＮ−７５０は十分な水溶性を有して、マトリックスから殺菌力のある水準 で抗菌剤の制御された放出を行うが、マトリックス中での溶出性は、それがゆっ くりと多くの使用をする期間にわたって溶は出すのに十分に低い。

好ましくは、このマトリックスは、重量で５％から４０％の間のポリオックスＷ ＳＲＮ−７５０を含む。

過剰なポリオックスが含まれる場合、抗菌剤が早く溶出し過ぎ、大部分のポリオ ツクスが溶出するとマトリックスの構造的な一体性に悪影響を与える。少なすぎ るポリオックスが含まれると、使用中にマトリックスから溶は出す抗菌剤の量が 小さくなりすぎることができる。

好ましい抗菌剤は、その歯肉炎防止の特性によってよく知られているジグルコン 酸クロルヘキシジンである。

マトリックスに含まれるクロルヘキシジンの量は、ポリオックスの所望の量とポ リオツクスの量の水準に依存し、好ましくは、マトリックスは、重量で１乃至３ ０％のジグルコン酸クロルヘキシジンを含む。過剰な水準のクロルヘキシジンが 含まれるならば、マトリ・ノクスはもろくなることもある。もちろん、使用中に 有効となる十分量が放出されるように十分な量の剤が含まれるべきである。

テンプレートは、毛の基部でヘッドの形状に適合するように形成されるべきであ り、すべての抗菌剤は滲出する前にできるだけ多数回にわたって使用できるよう に厚くすべきである。好ましくは、テンプレートは適切な機械的な強度を保証す るために少なくとも０．５ｍｍの厚さがあり、少なくとも４ｍｍの厚さまでで形 成される。

使用において、歯ブラシは水で洗い、ねり歯磨きを付け、次いでブラシのヘッド を口に挿入し、歯をブラシで磨く。抗菌剤のある部分が水に接触すると、抗菌剤 がマトリックスから、毛の上下にそして日中に均一に拡散して、接触した細菌を 殺す。ポリオックスはブラシを繰り返し使用することによってゆっくり溶出する とき、水がマトリックスに浸み込むことができ、マトリックスのコアからの拡散 によって抗菌剤に容易に接近することができる。最終的に、すべてのポリオック ス及び溶剤がマトリックスから溶は出し、歯ブラシは捨てられる。

マトリックスは、ブラシに含まれるテンプレートの厚さ、マトリックスに含まれ る抗菌剤の量、及びマトリックスに含まれるポリオックスまたは他の水溶性ポリ マーの量を調整することによって、放出速度、放出量及びテンプレートの有効寿 命の所望の基準を組み込むように設計される。所望の量が大きくなればなる程、 マトリックスに含まれる水溶性ポリマー及び抗菌剤の量は多くなる。

また、放出される量を増大するために、より水溶性の形態のポリオックスを使用 することができる。与えられたマトリックスの寿命はテンプレートの厚さを増大 することによって増加することができる。

好ましいマトリックスの例は、次の手順によって作らユーゴスラビャのザグレブ にあるＰｌｉｖａ　Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌ、　Ｃｈｅｇｉｅａｌ、　Ｆ ｏｏｄ、　ａｎｄ　Ｃｏｓｍｅｔｉｃ　ＩｎｄｕｓｔｒｙまたはＩＣ１から入手 可能なジグルコン酸クロルヘキシジンの２０％の溶液は、次のように凍結乾燥さ れる。

１、ジグルコン酸クロルヘキシジンを目盛り付きシリンダで５００ｍ１測定し、 それを１リツトルのフラスコに移す。

２、蒸留濾過水で２倍に希釈、混合して、容積が１リツトルになるように調整す る。

３．３００ｍ１分の混合物をガラスの蒸発皿（直径８インチ）に移す。

４、蒸発皿全体をすべての水が蒸発するまで凍結乾燥装置内に配置する。

５６凍結乾燥されたクロルヘキシジンの粉末を１リツトルのガラスのビンに移し て密栓する。

６、びんを冷蔵庫または約４℃の暗室に貯蔵する。

ｂ、エチレンビニルアセテート 最も好ましいエチレンビニルアセテートは、ＤｕＰｏｎｔによって商品名ＥＬＶ ＡＸ３６０の元に販売されており、２５重量％のビニルアセテート含量を有し、 ２３℃で１８．０Ｍｐａの引っ張り強度（ＡＳＴＭ　Ｄ６３８）、２３℃で８０ ０％の伸長（ＡＳＴＭ　Ｄ６３８）　、５３℃の軟化点（ＡＳＴＭ　Ｄ１５２５ ）　、及び２３℃で２６Ｍｐａの曲げ弾性率（ＡＳＴＭ　Ｄ７９０）を有する。

ＥＬＥＶＡＸ３６０は抗酸化剤として５００　ｐｐｍのＢＨＴを含む。

クロルヘキシジンとポリオックスの粉末を混合するために、ＥＬＶＡＸ３６０の ベレットを１ｍｍのスクリーン穴を有するスクリーンテンプレートが取り付けら れたグレンミル粉砕機（モデル＃Ｃ９１５０／１００−２）によって２５０ミク ロン未満の粒子の大きさまで粉末にする。チャンバーから容器に粉末を除去する ことを容易にするためにグラインディングチャンバーに吸引装置を取り付ける。

グラインディング中に、物質は大きさの要求に合致するように必要な回数だけ（ 通常２回から３回）グラインダーを通って循環させる。Ｗ、Ｓ　’ｌ’ｙ１６「 社によって製造されるシーブシエイ力が必要を応じて大きさを制御するために使 用する。

Ｃ，ポリオツクス ポリオックスＷＳＲＮ−７５０は、Ｕｎｌｏｎ　Ｃａｒｂｉｄｅから入手可能で あり、６２乃至６７℃の融点と、３００゜０００の分子量を有する。ポリオック スは、入手したものをそのまま使用し、他の成分と混合してテンプレートを形成 させる。

ｄ、物質の混合 ＥＬＶＡＸ３６０．　ポリオックス及びジグルコン酸クロルヘキシジンを混合機 において混合する。各成分は、まず計量し、次に０，５キログラムの容量を有す るガラス製のジャーに注ぐ。このジャーをボールミル回転機に配置し、約１／２ 時間にわたって混合を行う。０．５キログラムより大きい量の場合、Ｐａｔｔｅ ｒｓｏｎ−Ｋｅｌｌｙ　Ｃｏ、ｌｎｃ。

によって製造されるＶブレンダーが使用される。混合された物質は乾燥した冷た い部屋に格納すべきである。

ｅ、処理 マトリックスを製造するために使用される従来の装置は、押出し機、冷却テンプ レート及び引っ張り機を含む。

２′幅の開口を有する押出しダイが使用される。テンプレートの厚さを制御する ために、ダイは、０．１５’から０．４５’のいずれかにダイリップを調整可能 にするための可変リップ構造のものを使用する。各ダイは、溶融圧力及び温度の 記録をするセンサを備えている。引っ張り速度は、厚さが０．０２０’乃至０． ０４０’で１′の幅のストリップをつくるように調整される。次にストリップを 処理して、テンプレートとすることができる。

サンプルは、ツインスクリュー及びシングルスクリユー押出機で製造される。Ｗ ｅｒｎｅｒ　＆　Ｐｆ’１ｅｉｄｅｒｅｒ　３０　ｍ　ｍツインスクリュー押出 機は、同時に回転させ及び相互にかみ合うツインスクリュー装置を基礎とするも のである。

処理中にポリオックス及びクロルヘキシジンの劣化を最小にするために、２つの スクリューは、高せん断湿線エレメント２個のみからなり、その残りは低せん断 搬送スクリューエレメントである。スクリュー速度及び処理温度は、最小限に低 くする。この混合物は、Ｋ　−Ｔｒｏｎｔｗｔｎ−ｓｃｒｅｗ　ｆｅｅｄｅｒ　 （Ｍｏｄｅｌ　Ｔ　２０　）を使用して送られる。

別の案として、５ＨＰ駆動モータを備えるＨａａｋｅ３／４インチシングルスク リユー押出機が使用する。最も好ましいマトリックスをつくるときに、押出機は 、３５ｒｐｍのスクリュー速度、７０ｐｓｉのバレル圧、８０ｐｓｉのダイ圧、 １１３℃のバレル温度及び１１３℃のダイ温度で作動させる。

物質の混合物を押出機に送り、作られたストリップは、ストリップへの最小の引 っ張り力で毎分３乃至４フイートの間の速度でＰａｒｒｉｓプラーによってテン プレート上に引っ張る。このストリップを、約１０ＣＦＭで管に乾燥した圧縮空 気を吹き込むことによってＰＶＣ管の内側に配置されたテンプレートの上で冷却 される。完成した製品は冷たい、乾燥した部屋の中に保管する。

また、このマトリックスは、射出成形、キャスティング・フオーム・ディスペン シング機及びリアクシコン射出成形のような従来の方法によってつくることがで きる。

さらに、２色射出成形は、歯ブラン／マトリックスを組み合わせたものを作るた めに使用することができる。

歯ブランの製造 持続性放出マトリックスを含む歯プランは次の手順にしたがって製造する。

１、テンプレートを配置する歯ブラシヘッドの上にアンダーカットを備えた歯ブ ラシハンドルを成形する。

２、上記のように製造したストリップを、最大３９／６４′の幅を有する２つの ストリップに切断する。材料が引っ張られないように保持するためにテープを使 用する。

３、ブラシとともに使用される所望の毛のパターンに対応する穴の組をＤａｋｅ アーバープレスで穴空けする。

４、所望の大きさのテンプレートをストリップから切り出し、歯プラン本体のヘ ッドに糊付けする。

５、標準的な方法によって毛をヘッドに取り付ける。

持続性放出特性の試験 本発明の持続性放出マトリックスは、次の手順によって長期間の放出についてテ ストすることができる。

まず、希釈水のジグルコン酸クロルヘキシジンのキャリブレーションプロットを ２から４０ｍｃｇ／ｍｌの濃度範囲にわたって準備する。放出に関する検討を３ 回実行する。この方法は以下に要約される。

１、サンプル（１／２’　ＸＩ’　）をランダムなサンプリングによってストリ ップから切断する。

２、このサンプルを２５０ｍ１のビーカーに配置し、次に振盪水槽（３７℃、８ ０ｒｐｍ）に設置する。

３．５ｍｌの蒸留水を各ビーカーに注入する。

４．５分後に、サンプルをビーカーから除去し、ＵＶ分光計分析によって放出溶 液におけるクロルヘキシジンについて分析する。

５、この方法は１００回の放出回数について繰り返す。

好ましいストリップは、長い期間にわたって優れたクロレキンヂダイン放出特性 を示した。好ましいストリップの構成及び１００回の使用後の放出特性は、以下 の表に要約される。この表において、ＥＶＡは上述した好ましいエチレンビニル アセテートである。ポリオックスは、さらに好ましくはＷＳＲＮ−７５０か、ま たは６０；４０の混合（６０％のポリオックス凝集剤グレード。

４０％Ｗ　Ｓ　ＲＮ　−７５０（Ｕｎｉｏｎ　Ｃａｒｂｉｄｅ））である。

ＣＨＧはジグルコン酸クロルヘキシジンである。「Ｓ」はテンプレートがシング ルスクリニー押出機にＫって製造されたことを意味する。ｒＴＪは、テンプレー トがツインスクリュー押出機によって製造されたことを意味する。ｒＣＨＧＪ　 （ｐｐｍ）は、１００回の放出における放出溶液中のｐｐｍ単位のＣＧＨの濃度 である。６０ｍ（６０メツシユ）または１８ｍ（１８メツシユ）は、使用される ジグルコン酸クロルヘキシジンの粒子の大きさである（粒子の大きさの掲示のな いのは、クロルヘキシジンが凍結乾燥に続いてふるいにかけないことを示す）。

すべてのテンプレートは１００回の使用の後に、なおｌｐｐｍ以上のクロルヘキ シジンを放出する。最も好ましいマトリックスは厚さが２ｍｍであり、６０％の ＥＶＡ。

１５％のポリオックスＷＳＲＮ−７５０及び２５％のジグルコン酸クロルヘキシ ジンを含む。

表 厚さ　成分（％）　［ＣＨＧ］ （ｉｎ）　ＥＶＡ　ボリオックス　ＣＨＧ　（１）ｌ）ｍ）■。０　７０　１５ （６０・４０）　１５１ＣＩ　Ｓ　５．５１１．０　８５　１５（６０：４０） 　２０ＩＣＩ　３　６．４９１．０　７０　１５　（Ｎ−７５０）　１５１ＣＩ 　９　２０．９８０．５　７０　１５（８０：４０）　１５１ｃＩ　Ｓ　１．３ ２０．５　７０　１５（Ｎ−７５０）　１５１ＣＩ　Ｓ　Ｌ、５７０．５　７０ 　１５（Ｎ−７５０）　１５１ＣＩ　８　２．１９０．５　７０　１５（Ｎ−７ ５０）　１５１ｃＩ　８　２．５３１．０　８５　２０（Ｎ−７５０）　１５１ ＣＩ　Ｓ　８．６３１．０　８０　２５　（Ｎ−７５０）　１５１ＣＩ　３　１ ２．４１１．０　５０　３５（Ｎ−７５０）　１５１Ｇ１　Ｓ　７．０４１．０ 　７０　１５（Ｎ−７５０）　１５１ｃｌ　Ｔ　７Ｊ４１．０　７０　１５　（ Ｎ−７５０）　１５１ｃＩ　Ｔ　２３．１５１゜０　７０　１５（Ｎ−７５０） 　１５１ＣＩ　Ｔ　２．７３１．０　７０　１０　（Ｎ−７５０）　２０　ＩＣ Ｉ　Ｔ　２１Ｊ８２．０　６５　１５　（Ｎ−７５０）　２０　（６０ｍ　１Ｃ Ｉ）　Ｓ　Ｌ７．５９２．０　７０　１５　（Ｎ−７５０）　１５　（８０腸　 ＩＣＩ）　Ｓ　Ｌｌ、２０２．０　７０　１５（Ｎ−７５０）　１５（Ｐｌｉｖ ａ）　７　１．５３２、クロルヘキシジンを含む２層テンプレート好ましい１層 テンプレートは、良好な機械的な特性及び処理性を達成するために、重量で５０ ％より多い支持樹脂（ＥＶＡ）を含む。これは、マトリックスに含まれるクロル ヘキシジンの量をある程度まで制限する。一方、２層のテンプレートは、水と唾 液に主に接触するテンプレートの部分により多くの量のクロルヘキシジンを提供 する。第１の外層には、少量のエチレンビニルアセテートと、多量のポリエチレ ンオキシド及びクロルヘキシジンが含まれる。この第２の内層は、好ましい単一 の層の実施例の構造を有するが、第２の層は、全体がエチレンビニルアセテート からなっていてもよい。好ましい２つの層のマトリックスは、内層に６５％のエ チレンビニルアセテート、１５％のポリオックス、及び２０％のジグルコン酸ク ロルヘキシジン及び外層に３０％のエチレンビニルアセテート、２５％のポリオ ックス及び４５％のジグルコン酸クロルヘキシジンを含む。内層は、支持樹脂の 少なくとも６０％を含むべきであり、外層は５０％より多いクロルヘキシジンを 含んでもよい。

外層は、水に接触するとき大量のクロルヘキシジンを放出しても、第２の層が必 要な支持体を提供するために良好な強度及び処理性を有する。外層が消費される と内層の抗菌剤も放出される。外層は好ましくは０．２５乃至３ｍｍの厚さがあ り、内層は、０．１乃至０．５ｍｍの厚さである。

２層テンプレートは、２つの異なる混合物から慣用の共押出し、または共射出成 形技術によって形成される。

別の案として１つの層を押し出し、次に他の層を熱成形／圧縮成形するか、また は押し出された層にラミネートすることもできる。

他の２層の実施例は、支持樹脂と抗菌剤のみからなる外層を有する。好ましい抗 菌剤であるジグルコン酸クロルヘキシジンは、水溶性であるが、水溶性のポリエ チレンオキシドと同じ程ではない。外層は、大量の抗菌剤を含むので、水溶性ポ リマーの補助なしに十分な抗菌剤がマトリックスから溶は出すことができて、十 分な量の抗菌剤が供給される。

３、着色剤を含むテンプレート 使用インジケーターテンプレートは、好ましくは２層を含み、各々が異なる着色 剤を有する。外層は、水溶性ポリマー（好ましくはポリエチレンオキシド、ポリ エチレングリコールまたはポリビニールアルコール）及び着色剤、好ましくは水 に滲み出す着色剤、を有し、支持樹脂はそれについては任意である。内層は、支 持樹脂と、むらのない白色の外観を呈する二酸化チタンのような第２の着色剤と を含む。異なる着色剤は、外層の着色剤が時間にわたって滲み出すとき、使用者 が色の変化をはっきりと認識することができるように明瞭なコントラストを示す ように選択されるべきである。

着色剤を含む２層テンプレートは、上述した抗菌剤を含む２層テンプレートをつ くるために使用する技術と同じ技術によってつくることができる。

好ましい使用インジゲーターテンプレートは、第２ａ図に図示され、使用中に放 出される着色剤を含む外層２２と、使用中に歯ブラシに隣接している内層２４と からなる。内層２４は、二酸化チタンを含む。

別の２層のテンプレートの実施例が第２ｂ図乃至第２ｆ図に示す。これらの実施 例において、外層２６には着色剤が含まれず、内層２８には非白色の着色剤が含 まれる。これらの実施例の外層は、水溶性ポリマーのみからなることが好ましい 。使用中、外層が溶は出すにつれて、第２の層の着色剤が見えるようになり、ブ ラシの使用の度合いが示される。

第２ｂ図を参照すると、テンプレートは、はぼ同じ大きさの平坦な外層２６と平 坦な内層２８とを有する。外層２６が使用を繰り返すことによって溶は出すにつ れて、歯に接触する毛の表面を直視する使用者にとって内層２８の着色剤が見え るようになる。

第２ｃｒｌ！Ｊを参照すると、テンプレートの内層２８は、外層２６の溝に延在 するエレメント３０を有する。外層２６が溶は圧すにつれて、着色剤を含むエレ メント３０は毛の基部でストライブとして使用者に見えるようになる。エレメン ト３２が外層２６の外側に沿って延びてぃ−　ることを除いて同様の実施例が第 ２ｄ図に示される。この実施例において、外層２６が溶は出すにつれて、テンプ レートの縁部に沿った着色されたストリップが、歯に接触する毛の表面を直視す る使用者にとって見えるようになる。

第２ｅ図及び第２ｆ図を参照すると、別のテンプレートはテンプレートがブラシ のヘッドに取り付けられている表面３４を除いて外層２６によって一体に包囲さ れている。外層２６が溶解するにつれて、内層２８が側面及び上面から見えるよ うになる。

図示はしないが、他の別のマトリックスは、内層がエレメント３０のような単な る２つの狭巾のストリップであるもの、内層が内層から外層に延びている円筒形 のエレメントを含むものを包含する。後者の実施例において、外層が溶解するに つれて、内層は色の点として見えるようになる。

次の実施例は共押出ダイを有する２つの３層４インチの押出機からつくった、第 ２ａ図に示される形状と約１０ｍｍの厚さを有する２層のテンプレートである。

醸 テンプレートの第１の層は、４４．６％のエチレンビニルアセテート（Ｅ　ｌ　 ｖａ　ｘ　３６０　）　、４４　、　５％ポリオックスＮ−’７５０．．１０％ のポリエチレングリコール（Ｄｏｗ−Ｅ４５００）　、及び０．９％のダークブ ルー顔料（米国ミズーリ州セントルイスのνａｒｎｅｒ　Ｊｅｎｋｉｎｓｏｎか ら入手可能なＦＤ＆ＣブルーＮ　ｏ、２　Ａｌｍｉｎｕｍ　Ｌｕｕｂｅ３５−４ ２％）からなる。第２の層は、９９．５％Ｅ１ｖａｘ３６０及び０．５％二酸化 チタンからなる。

テンプレートを水に２４時間にわたって付けたときに、最初の暗青色は明るい青 に変化した。

例日 テンプレートの第１の層は、４９．５％のポリオックスＮ−７５０及び１％の暗 青色の顔料を含む。第２の層は、例Ａと同じである。２４時間水につけた結果は 同じテンプレートの第１の層は、９９％のポリビニルアルコールと１％の暗青色 の顔料からなり支持樹脂はない。

第２の層は他の２つの例と同じであった。このテンプレートは２４時間水につけ るテストを受けるときに、テンプレートの最初暗青色が白に変わった。

その他の実施例 その他の実施例は請求の範囲内にある。

例えば、支持樹脂として他の水に溶けない樹脂を使用することもできる。ポリマ ーがこの発明の意図するところにおいて支持樹脂として使用されるかどうかを決 定するために、６０％のポリマー、１５％のポリオツクスＷＳＲＮ−７５０及、 び２５％のジグコン酸塩クロルヘキシジンを含むテンプ・レートを製造すべきで ある。２■の厚さを有するマトリックスのサンプル（１／２’　ｘ１″）を８時 間にわたって振盪水槽内（３７℃、８０ｒｐｍ）に設置された２　５．０　ｍ　 ｌのビーカーに配置する。マトリックスが水槽内で構造的な一体性を維持し、離 れて落ちなければ、ポリマーは支持樹脂である。支持樹脂としてＥＶＡのかわり に使用される特定のポリマーの例は、Ｈｙｔｒｅｌ　Ｇ−４０７４（ＤｕＰｏｎ ｔから入手可能なポリエステル）、Ｈｙｔｒｅｌ　４０５６（ＤｕＰｏｎｔから 入手可能なポリエステル）、Ｖｅｓ　ｔｅｎａｍｅｒ８０１２　（Ｈｕｔｓ＾ｍ ｅｒｉｃａから入手可能なＴＰＥ）、ＲｉｍｐＩａｓｔ　ＰＳＷ２１５９（Ｐｅ ｔｒａｒｃｈ　Ｓｙｓｔｅｍｓ　から入手可能なシリコン）、Ｐｒｏｌｙｔｒｏ ｐｅｓ　（＾、　５ｃｈｕｌｓａｎ　Ｉｎｃ、から入手可能なエチレン／ブコピ レンアロイ、Ｍｉｌｌａｔｈａｎｅｓ　（Ｍｉ　ｌ　１ａｔｈａｎｅｓから入手 可能なポリエステルウレタン）、Ｋｒａｔｏｎ　Ｇ−７６８０（ＳｈｅｌｌＣｈ ｅｍｉｃａｌから入手可能なスチレン／ゴム）　、Ｓ　ａ　ｎ　ｔ　。

ｐ　ｒ　ｅ　ｎ　ｅ　１０１−５５　（Ｍｏｎｓａｎｔｏ　Ｃｈｅｍｅａｌから 入手可能なポリオレフィン合金）を含む。Ｐｒｏｌｙｔｒ。

ｐｅｓ及びＫｒａｔｏｎ　Ｇ−７６８０は、それらの比較的低い処理温度（２９ ℃及び５７℃）であることによってさらに好ましい。支持樹脂として使用される ポリマ−の他の一般的なりラスの例は、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリ エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ポリビニルを包 含する。ポリウレタン、ポリエチレン及びポリスチレンは、これらのポリマーが 処理温度が比較的低い形態で入手できるので、さらに好ましい。

さらに、マトリックスのポリオックスの代わりに他の水溶性物質を使用すること ができる。この発明の意図するところにおいて、ある物質が水溶性物質として使 用されるかどうかを決定するために、８０％のポリマー、２０％の物質を含む含 むテンプレートを製造すべきである。２ｍｍの厚さを有するマトリックスのサン プル（１／２’Ｘ１’）を８時間にわたって振盪水槽内（３７℃。

８０ｒｐｍ）に設置された２５０ｍ１のビーカーに配置する。その後に、マトリ ックスを除去し、処理後のマトリックスの顕微鏡写真（倍率３５０倍）を処理前 のマトリックスの顕微鏡写真（３５０倍）と比較する。もし、この処理の後にマ トリックス中に溝が形成されるならば、このマトリックスは水溶性物質である。

使用される水溶性天然ポリマーは、寒天、カラジーナン、コーンスターチ、グア ガム、アラビアゴム、カラヤゴム、トラガカントガム、ローカストビーンガム、 ポテト小麦及び米のでんぷん、タピオカ、カゼイン、ペクチン及びアルギン酸ナ トリウムを包含する。使用される改質天然ポリマーはカチオンでんぷん、デキス トラン、ヒドロキシアルキルでんぷん、ヒドロキシエチル及びヒドロキシプロピ ルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム キシメチルでんぷんナトリウムを包含する。使用（こ適した合成ポリマーは、ポ リビニルアルコール、カチオン性樹脂及び第４級アンモニウム化合物、ポリ（Ｎ −ビニル−２−ピロリジノン）、ビニルエーテルポリマー、スチレン−無水マレ イン酸共重合体；エチレン−無水マレイン酸共重合体、親水性ゲル及びポリマー 状表面活性斉ｊ力（ある。無機塩類（例えば、Ｅ　Ｄ　Ｔ　Ａ　、　Ｎ　ａ　Ｃ 　１　、　Ｎ　ａ　２ＣＯ　及びＫＣ　１）及びフィラーも使用すること力（で きる。

ジグルコン酸クロルヘキシジンの代わりに使用することができる抗菌剤は、抗生 物質、例えばアクチノボ１ノン、クロルテトラサイクリン、テトラサイクリン、 ストレプトマイシン、カナマイシン、ネオマイシン、ニダマイシン、バシトラシ ン、エリスロマイシン、ペニシ１ノン、ランセマイシン、グラミシジン、サラミ シン及びポ１ノミキシンＢ並びにアンチプラーク酵素、例えｉｆムチナーゼ、バ ンクレアチン、真菌酵素、ブロアテーゼーアミラーゼ、デキストラナーゼ、モイ ムナーゼ、ゼンジウム、アミルグルコシダーゼ及びグルコースオキシダーゼ、を 包含する。また使用することができる他の慣用の抗菌剤Ｊ１よ、フェノール系成 分（例えば、フェノール、チモール、２−フェニルフェノール、ヘキシルレゾル シノール）及びリステリン（チモール、オイカリプトール、メントール、サリチ ル酸メチル）、ビピリジン類（例えば、オクテニデン）、ピリミジン類（例えば ヘキセチジン）、ノ）ロゲン（例えば、ヨウ素、ヨードフォア類、）・ソ化物類 ）、第４級アンモニウム化（例えば塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウ ム、臭化ドミフエン）、酸化剤（例えば、ペルオキシド類、過ホウ酸塩）、植物 抽出物（例えば、サングニマリン）、重金属塩類（例えば、銀、水銀、亜鉛、銅 、錫）及びクロルヘキシジンを除くビスビグアユジン類（例えば、アレキシジン ）を包含する。もちろん、ジアセテート及びジヒドロクロライドのような他のク ロルヘキシジンもジグルコン酸クロルヘキシジンの代わりに使用することができ る。

さらに、マトリックスは、他の方法で、たとえば小さいマトリックスの粒子を歯 ブラシの毛に含浸させることによって、毛を挿入する歯ブラシへ・ノドの穴にマ トリ・ンクスを予じめ挿入することによって、またはデンタルフロス上のマトリ ックスをコーティングすることによって、使用することができる。またマトリ・ ノクスは、毛が取り付けられる側と反対の側の歯ブラシのヘッドの側面に取り付 けることもできる。別の案として、マトリ・ノクスｉｔ長期間にわたって歯のま わりに装着する小さいリングとして口中に挿入してそのままにするよう１こ設計 することができる。

テンプレートは、持続性放出であるよう（こ設計できるが、前に示したテストに よって１００回使用された後（こｌｐｐｍ以上のクロルヘキシジンを放出しな０ 。ｆｌｌえｉ？、数回のみの使用の後に使い捨てられる使（１すての歯ブラシは 、このような長期の放出時間は必要で１よなｔ）。本発明の目的のために、持続 性放出は、好ましｔ）実施伊１の部分において説明した手順によってテストした とき１０回の使用の後（より好ましくは５０回の使用後）１；少なくともｌｐｐ ｍ放出するという意味である。

第２図に示す２層のテンプレートのＬ％ずれ力１番ヨ、抗菌剤の持続性放出を行 うために使用される。

さらに、フィラー、ノくインダー、潤滑剤１及びチャンネリング剤のような他の 既知の従来の添加物を、マド１ノツクス内に含ませてもよいが、これらの添加物 力（放出速度に逆効果を与えないように注意すべきである。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）多 平成　６　年　２　月　２３日

Claims (44)

【特許請求の範囲】
1. １．ハンドル及びヘッドを具備する本体と、前記本体のヘッドに接続されたブラ シ部分と、支持樹脂、水溶性物質、および抗菌剤を含んでなる持続性放出マトリ ックスと、 を具備する口腔ブラシ。
2. ２．前記マトリックスが、前記ヘッドに接続するテンプレートである、請求項１ に記載の口腔ブラシ。
3. ３．前記樹脂が、エチレンビニールアセテートを含んでなる、請求項１に記載の 口腔ブラシ。
4. ４．前記水溶性物質が、有機性ポリマーを含んでなる、請求項１に記載の口腔ブ ラシ。
5. ５．前記ポリマーが、ポリエチレンオキシドを含んでなる、請求項４に記載の口 腔ブラシ。
6. ６．前記抗菌剤が、クロルヘキシジンを含んでなる、請求項１に記載の口腔ブラ シ。
7. ７．前記樹脂が、エチレンビニルアセテートを含んでなり、前記水溶性物質が、 ポリエチレンオキシドを含んでなり、前記抗菌剤はがロルヘキシジンを含んでな る、請求項１に記載の口腔ブラシ。
8. ８．前記テンプレートが、４ｍｍより厚くない、請求項２に記載の口腔ブラシ。
9. ９．前記テンプレートが、重量で５０％から９０％の間のエチレンビニルアセテ ート、重量で５％と４０％の間のポリエチレンオキシド及び重量で１％から３０ ％の間の抗菌剤を含んでなる、請求項１に記載の口腔ブラシ。
10. １０．ハンドル及びヘッドを有する本体と、前記ヘッドに接続されたブラシ部分 と、ポリマー及び抗菌剤を有する持続性放出マトリックスと、 を具備する口腔ブラシ。
11. １１．前記持続性放出マトリックスが、前記ヘッドに取り付けられる、請求項１ ０に記載の口腔ブラシ。
12. １２．前記抗菌剤が、クロルヘキシジンを含んでなる、請求項１０に記載の口腔 ブラシ。
13. １３．前記ポリマーが、水溶性ポリマーを含んでなる、請求項１０に記載の口腔 ブラシ。
14. １４．前記水溶性ポリマーが、ポリエチレンオキシドを含んでなる、請求項１３ に記載の口腔ブラシ。
15. １５．前記ポリマーが支持樹脂を含んでなる、請求項１０に記載の口腔ブラシ。
16. １６．前記マトリックスが、 ａ．水溶性ポリマー及び抗菌剤を含む第１の層と、ｂ．第１の層に取り付けられ ると共に支持樹脂を含んでなる第２の層と を具備する、請求項１０に記載の口腔ブラシ。
17. １７．前記水溶性ポリマーが、ポリエチレンオキシドである、請求項１６に記載 の口腔ブラシ。
18. １８．前記第２の層が、支持樹脂を含んでなる、請求項１５に記載の口腔ブラシ 。
19. １９．前記支持樹脂が、エチレンビニルアセテートである、請求項１８に記載の 口腔ブラシ。
20. ２０．前記マトリックスが、 ａ．支持樹脂である水溶性ポリマー及び抗菌剤を含んでなる第１の層と、 ｂ．第１の層に取り付けられると共に支持樹脂を含んでなる第２の層と を具備する、請求項１０に記載の口腔ブラシ。
21. ２１．前記支持樹脂が、エチレンビニルアセテートを含んでなる、請求項２０に 記載の口腔ブラシ。
22. ２２．エチレンビニルアセテートを含んでなる、樹脂と、 ポリエチレンオキシドを含んでなる水溶性ポリマーと、抗菌剤と、 を含んでなる持続性放出マトリックス。
23. ２３．重量で５０％から９０％との間のエチレンビニルアセテートと、 重量で５％と３０％の間のポリエチレンオキシドと、重量で３％と３０％の間の 抗菌剤と、 を含んでなる請求項２２に記載のマトリックス。
24. ２４．前記抗菌剤が、クロルヘキシジンを含んでなる、請求項２２に記載のマト リックス。
25. ２５．水溶性ポリマー及び抗菌剤を含んでなる第１の層と、 第１の層に取り付けられると共に支持樹脂を含んでなる第２の層と、 を具備する持続性放出マトリックス。
26. ２６．前記第１の層のポリマーが、支持樹脂を含んでなる、請求項２５に記載の マトリックス。
27. ２７．第１の層の前記ポリマーが、水溶性ポリマーを含んでなる、請求項２５に 記載のマトリックス。
28. ２８．ハンドル及びヘッドを有する本体と、前記ヘッドに接続されたブラシ部分 と、水溶性樹脂、水溶性ポリマー及び抗菌剤とを含んでなる持続性放出マトリッ クスと、を具備する口腔ブラシを製造する段階と、前記マトリックスを含んでな る前記ブラシの部分を水と接触させ、前記マトリックス内の水溶性ポリマーを溶 解させて、前記抗菌剤を前記水に放出させる段階と、を含んでなる、口腔ブラシ から抗菌剤を放出させる方法。
29. ２９．ブラシのマトリックスを含んでなる部分を動物の口中に挿入し水を含んで いて、動物の唾液が、前記水溶性ポリマーを溶解させる、それによって前記抗菌 剤を前記口中に放出させる段階をさらに含んでなる、請求項２８に記載の方法。
30. ３０．前記抗菌剤が、クロルヘキシジンである、請求項２８に記載の方法。
31. ３１．前記樹脂が、エチレンビニルアセテートを含んでなる、請求項２８に記載 の方法。
32. ３２．前記水溶性ポリマーが、ポリエチレンオキシドを含んでなる、請求項２８ に記載の方法。
33. ３３．樹脂、水溶性物質及び抗菌剤を含んでなるマトリックスを用意する段階と 、 動物の口に前記マトリックスを挿入する場合を含んでなり、前記マトリックスが 前記口の中に抗菌剤を放出する段階と、 を含んでなる、動物の口に抗菌剤を放出させる方法。
34. ３４．前記樹脂が、エチレンビニルアセテートを含んでなる、請求項３３に記載 の方法。
35. ３５．前記水溶性物質が、ポリエチレンオキシドを含んでなる、請求項３４に記 載の方法。
36. ３６．ハンドル及びヘッドを具備する本体と、前記本体のヘッドに接続されたブ ラシ部分と、前記本体の前記ヘッドに取り付けられたマトリックスとを具備する 口腔ブラシであって、該マトリックスが、該口腔ブラシ使用時に、着色剤及び水 に滲み出すことができるブラシを繰り返して使用した後に、マトリックスの色を 変化させる使用インジケーター口腔ブラシ。
37. ３７．前記水に滲み出す物質が、水溶性ポリマーを含んでなる、請求項３６に記 載の口腔ブラシ。
38. ３８．前記水溶性ポリマーが、ポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコール 及びポリビニルアルコールから選択される、請求項３７に記載の口腔ブラシ。
39. ３９．前記マトリックスが、水溶性支持樹脂を含んでなる、請求項３６に記載の 口腔ブラシ。
40. ４０．前記支持樹脂が、エチレンビニルアセテートを含んでなる、請求項３９に 記載の口腔ブラシ。
41. ４１．前記水に滲み出す物質が、前記着色剤を含んでなる、請求項３９に記載の 口腔ブラシ。
42. ４２．前記マトリックスが、前記水溶性物質を含んでなる第１の層と、 前記第１の層に結合されると共に非水溶性支持樹脂を含んでなる第２の層とを含 んでなる口腔ブラシ。
43. ４３．前記第２の層が、前記着色剤を含んでなる、請求項４２に記載の口腔ブラ シ。
44. ４４．前記第１の層が、前記着色剤を含んでなる、請求項４２に記載の口腔ブラ シ。