JPH06509692A - モデム - Google Patents

モデム

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JPH06509692A JP5504286A JP50428693A JPH06509692A JP H06509692 A JPH06509692 A JP H06509692A JP 5504286 A JP5504286 A JP 5504286A JP 50428693 A JP50428693 A JP 50428693A JP H06509692 A JPH06509692 A JP H06509692A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 前記所定時間間隔の前記経過に応答して、前記送信モードの終結を行うための手 段と、 前記送信モードの終結に続いて受信した前記データ信号を記憶するためのバッフ ァ手段と、 記憶された前記データ信号が、所定シーケンスの前記データ信号を規定している 時、前記コマンドモードを設定する手段とを含むモデム装置。
24、記憶された前記データ信号が、前記データ信号の前記所定シーケンス以外 である時に、記憶された前記データ信号を変調信号としてパージする手段をさら に含む、請求の範囲第23項に記載のモデム装置。
25、前記データ信号の前記所定シーケンスが、エスケープシーケンスを含んで いる、請求の範囲第23項に記載のモデム装置。
26、前記所定シーケンスのデータ信号が、モデムコマンド接頭辞を含んでいる 、請求の範囲第23項に記載のモデム装置。
27、デジタルデータ装置および電話線と作動的に結合し、少なくとも、前記装 置からのデータ信号に応答して前記電話線に変調信号を提供する送信モードと、 前記装置からの命令としての前記データ信号に応答するコマンドモードとにおい て作動するモデム装置において、該装置は、前記装置から前記データ信号を受信 し、前記装置に前記データ信号を送信するためのデータインタフェース手段と、 前記データ信号から前記電話線に変調信号を提供し、前記電話線から受信した変 調信号により前記装置にデータ信号を提供するためのモデムエンジン手段と、前 記装置からデータ信号が受信されない所定時間間隔の経過時に、前記送信モード の終結を行うための手段と、前記所定時間間隔の経過時に受信した前記データ信 号を記憶するためのデータバッファ手段と、記憶された前記データ信号が、所定 シーケンスの前記データ信号を規定する時、前記コマンドモードを行うための手 段とを含むモデム装W。
28、記憶された前記データ信号が、前記データ信号の所定シーケンスを規定し ない時、記憶された前記データ信号を前記モデムエンジン手段にパージするため の手段をさらに含む、請求の範囲第27項に記載のモデム装置。
29、第1位置においては前記データインタフェース手段を前記モデムエンジン 手段に接続し、第2位置においては前記バッファ手段を前記モデムエンジン手段 に接続するように作動する送信スイッチ手段をさらに含む、請求の範囲第27項 に記載のモデム装置。
30、第1位置においては前記データインタフェース手段を前記モデムエンジン 手段に接続し、そして、第2位置においては前記バッファ記憶手段を前記インタ フェース手段に接続するように作動する受信スイッチ手段をさらに含む、請求の 範囲第27項に記載のモデム装置。
明 細 書 モデム 伎亙九一 本発明は、デジタル型の変調器・復調器(モデム)に関し、さらに詳しく言えば 、改良されたモードの転換機能と情報処理機能をもつモデムに関する。
見帆夙11 デジタル型の変調器・復調器すなわち「モデム」は、音声縁電話線を介してデジ タル計算機又はその他のデジタルデータ装置相互間の通信を行うデータ通信装置 である。このモデムは、計算機又は装置からのデジタルデータ信号をアナログ音 声帯域回路を介して送信するのにふされしい時分割のアナログ信号の形に変換し 、入来データ信号については、その逆の変換を行う。
情報処理機能をもつモデムは、データの変調および復調以外の機能を行うことに 使用することもできる。例えば、情報処理機能をもつモデムは、コード化された 信号を使用者から受信し、それによりモデムの送信又は受信パラメターのある面 を制御する。これらのコード化された信号は1例えば、“AT”コマンドセット として知られているような、標準コマンドセットを含んでいる。典型的なATコ マンドは、命令文字” A T S○=4”で与えられ、そしてそれは、モデム の自動応答機能を行い、モデムが電話線に応答する前にかぞえる電話のベル音の 鳴る回数(この場合4)を選択するのに使用される。情報処理機能をもつ在来型 のモデムにおいて、コード化された信号は、「コマンドモードJと呼ばれるモー ドでモデムに供給される。モデムがコマンドモードで作動している時、コード化 された信号は、電話線を介して送信されずに、モデムが内部的にそれを実行する 。コマンドモードは、電話線を介してデータ送信が行われる「送信モードJと区 別される。この送信モードは、「オンライン」モード又は「トランスペアレント Jモードとも呼ばれることがある。モデムが送信モードで作動している時、コマ ンド命令を実行するため、モデムの作動をコマンドモードに転換する機構がつい ており、それは、電話線を通る通信リンクの損失なしに行われることが分かる。
そして既知のモード転換機構は、送信モード中に「エスケープシーケンス」と呼 ばれる所定のエスケープコマンドのシーケンスを出すものである。コマンドモー ドへの意図しない転換を防止するために、データが電話線を介して送信されない 所定の長さの沈黙時間が典型的にエスケープシーケンスに先行し、規制している 。
前述の慣用のモード転換機構は、いくつかの欠点がある。
エスケープシーケンスが送信モード中に入るため、エスケープシーケンスデータ は、電話線を介して受信装置へむだに送信される。これは、スプリアス情報を受 信装置に受信させる結果となり、受信装置の中に有害なコマンドを潜在的に生じ させることにもなりかねない。さらに、送信モードからコマンドモードに転換し 、コマンドを実行するためには、少なくとも2つの別個の命令が必要となる。
見町災斐L デジタルデータ装置と電話線とに作動的に結合するための情報処理機能をもつモ デムにおいて、送信モードからコマンドモードにモード転換する方法および装置 により、前述の問題は解決し、技術的進歩が達成される。先行技術からの新展開 において、モデムの送信モードの終結は、データを装置から受信しない、所定の 長さの沈黙時間の直後に生じる。その終結は、電話線を介して追加の通信データ 、エスケープコマンドデータ、又は、モデムコマンドデータのすべての送信前に 生じる。先行技術からの更なる新展開において、送信モードの終結と同時に、モ デムの作動はバッファモードに転換する。そのモードにおいて、この装置から送 られたデータは、電話線を介して送信されず、その代わりに一時的に記憶される 。バッファモード中に記憶されたデータが正しいエスケープシーケンスを示すと 、モデムの作動は、コマンドモードに転換する。この装置から送られたモデムコ マンドは、そこでコマンドモードで実行される。エスケープシーケンスがバッフ ァ記憶モード中にこの装置から受信されなければ、モデムの作動は、パージモー ドに転換する。パージモードにおいて、バッファ記憶モード中に記憶されたデー タは、電話線を介して送信される。モデムの作動は、その後、送信モードに戻る 。
本発明の詳細な説明的な実施例において1本装置は、データインタフェース、モ デム制御器、および、モデムエンジンを含む0周知の構成品に加えて、このモデ ム制御器は、送信モードの終結時にデジタルデータ装置から受信するデータを記 憶する特別データバッファを含んでいる。このデジタルデータ装置は、データイ ンタフェースを通してモデムエンジンとモデム制御器との両方に接続されている 。送信スイッチは、制御器により第1位置と第2位置との間を作動することがで きる。第1位置において、モデムエンジンは、データ装置から直接データを受信 する。第2位置において、モデムエンジンはバッファからデータを受信する。受 信スイッチも制御器により、第1位置と第2位置との間を作動することができる 。
第1位置において、データは、電話線からモデムエンジンを通ってデータ装置へ 送られる。第2位置において、その装置により初め制御器に送られたデータは、 制御器からこの装置へはね返される。
送信スイッチと受信スイッチとが両方とも第1位置にある場合、本装置は送信モ ードで作動する。制御器は、データの飛び越しを監視し、そして、所定の長さの 沈黙時間がたっと、追加データが送られて来る前に、受信スイッチを第2位置に 切り換え、モデムエンジンのアナログ出力を無能にすることにより送信モードを 終結する。そこで、この装置は、その装置からのデータをバッファに記憶するバ ッファモードで作動する。もし、エスケープシーケンスが入って来ると、制御器 は、スイッチの位置を変えることなく作動をコマンドモードに移す。そこで、コ マンドが制御器により実行され、データ装置にはね返される。エスケープシーケ ンスが入って来なければ、制御器は、送信スイッチを第2位置に切り換えること により、作動をバージモードに移す、バッファの中のデータは、それがエスケー プシーケンスでなく、しかも、有効なデータらしいので、電話線を介して送信さ れる。この装置は、企業の標準と両立するように前述のことを達成する。
好ましい実施例において、本発明の装置は、データ信号が受信されない所定の長 さの時間の終わりにモデムの送信モードを終結するための手段と、データ信号の 所定のシーケンスの受信に引き続き、その次にコマンドモードを設定するための 手段とを含んでいる。この装置は、モデム製品の中に組み込まれるチップセット の一部として含められることもある。
本発明で達成される1つの重要な技術的利点は、所定の長さの時間が経過すると 、送信モードではデータが電話線を介して送信されないことである6その代わり 、データは、それがエスケープシーケンスか否かを輿入るために、バッファの中 に一時的に記憶される。このことは、スプリアス文字や潜在的に有害な文字が、 電話線を介して遠隔装置に送信されることを防止している。バッファに記憶され たデータが、エスケープシーケンスでなければ、それは電話線に対してパージさ れ、それによりデータの損失を回避している。
本発明で達成されるもう1つの技術的利点は、モデムコマンドの実行における改 良された効率である。所定の長さの沈黙時間後、もし、モデムコマンドにエスケ ープコマンドの接頭辞がついていれば、そのモデムコマンドは直接エントリする ことができる。本発明は、モデムコマンドがエントリーされる前に、エスケープ シーケンスの全文をエントリして制御器からの確認を待つ必要性を排除している 。
(至)−面−」■ 本発明の特性と思われる新規な特徴は、添付請求の範囲に記載しである。しかし 、本発明自体は、その他の目的、特徴、および利点と同様に、添付図面と関連付 けて読む時、以下の説明的実施例の詳細な説明を参照することにより最も良く理 解できる。
図1は、本発明のモデムの機能的ブロック図であり、図2Aは、送信モードから コマンドモードに移行する先行技術のモデムの転換機構を説明する状態図で、移 行が成功した場合を示し、 図2Bは、送信モードからコマンドモードに移行する先行技術のモデムの転換機 能を説明する状態図で、移行が成功しなかった場合を示し、 図3Aは、送信モードからコマンドモードに移行する本発明のモデムの転換機構 を説明する状態図で、移行が成功した場合を示し、 図3Bは、送信モードからコマンドモードに移行する本発明のモデムの転換機構 を説明する状態図で、移行が成功しなかった場合を示し、そして、図4は、本発 明のモード転換技術を実施するための論理を説明する流れ図である。
LLいとu1涯例韮憫− 図面中の図1を参照すると、参照番号1oは、本発明の原理を具体化したモデム を指している。モデム10は、データインタフェース12、モデムエンジン14 、送信スイッチ16、受信スイッチ18、およびモデム制御器20を含んでいる 。モデム10は、デジタルデータ装置22と電話線インタフェース24との間に 接続されている。標準音声級電話線26は、電話線インタフェース24を遠距離 通信網(図示せず)を介して遠隔装置(図示せず)に接続している。装置22か ら送られて来たデジタルデータを電話線26を介して遠隔装置に送信するためア ナログ信号に変換することにより、そして、遠隔装置から送られて来る電話線上 のアナログ信号をデジタル装置22で受信できるようなデジタルデータに変換す ることにより、モデム10は、装置22と遠隔装置との間のデータ通信を可能に していることが理解される。以下詳しく説明するとおり、モデム10は、使用者 のコマンド命令を実行するために記載した方法で作動する、情報処理機能をもつ モデムである。
デジタルデータ装置22は1代表的にはデジタル計算機であるが、直列又は並列 いずれかのデータフォーマットのデジタルデータを送信および/又は受信するそ の他いかなる装置でもよい。例えば、装置22は、プリンタ又はファクシミリ機 でもよい。線28は、デジタルデータ装置22の出力端をデータインタフェース 22の送信レジスタ30に接続している。線32は、デジタルデータ装置22の 入力端をデータインタフェース12の受信レジスタ34に接続している。データ インタフエース12は、モデム10と装置22との間の並列データフォーマット 中のデータの交換を可能にしている。
装[22が直列データ装置であれば、レジスタ30.34は不必要であり、ワイ ヤコンダクタなど(図示せず)と取り換えられることが分かる。送信レジスタ3 0が装W22から受信したデジタルデータは、線36を介して送信スイッチ16 の通常閉鎖接点16 aに出力され、さらに、モデム制御器20のデータ入力端 にも出力される。線38は、モデム制御器20のデータ出力端を送信スイッチ1 6の通常開放接点16bに接続している。線40は、送信スイッチ16の共通接 点16cをモデムエンジン14のデータ入力端(D I N)に接続している。
モデム制御器20のデータ出力端も、線38により受信スイッチ18の通常開放 接点18bに接続されている。線42は、モデムエンジン14のデータ出力端( DOUT)を受信スイッチ18の通常閉鎖接点18aに接続している。線44は 、受信スイッチ18の共通接点18cをデータインタフェース12の受信レジス タ34に接続している。
各スイッチ16および18のワイパーアーム16dおよび18dは、それぞれ共 通接点16c、18cと、通常閉鎖接点16a、18a又は通常開放接点16b 、18bのいずれかとの間の電気的接触を提供する。各スイッチ16および18 の第1スイッチ位置は、ワイパーアーム16d、1.8dがそれぞれ共通接点i 6c、18cと通常閉鎖接点16a、18aとの間に電気的接触を提供する時に 規定される。各スイッチの第2スイッチ位置は、ワイパーアーム16d、18d がそれぞれ共通接点16c、18cと通常開放接点16b。
18bとの間に電気的接触を提供する時に規定される。モデム制御器20から各 スイッチ16および18へのスイッチ制御線46および48は、それらのスイッ チの作動を制御している。スイッチ16,1.8が、標準アナログ又はデジタル 回路機構で働くか、又は、モデム制御器20の中のファームウェアで働くかのい ずれかであることが分かる。
上述のことから、装置22の出力端からのデジタルデータが、線36を介してモ デム制御器のデータ入力端に常時送られているが、モデムエンジン14には、送 信スイッチ16が、第1位置に入っている時のみ送られることが分かるだろう。
モデム制御器20のデータ出力端からのデータは、送信スイッチ16が第2位置 に入っている場合、線38および4oを介してモデムエンジン14のDIN端に 送られる。装置22の入力端は、受信スイッチ18が、第1位置に入っている時 。
モデムエンジン14のDOUT端からのデータを受信し、スイッチ18が、第2 位置に入っている時は、モデム制御器20のデータ出力端からのデータを受信す る。
線50は、モデムエンジン14のアナログ出力端を電話線インタフェース24の 入力端に接続している。線52は、電話線インタフェース24の出力端をモデム エンジン14のアナログ入力端に接続している。モデム制御母線54は、制御器 20によってモデムエンジン14の作動を制御するために使用される。制御母線 54は、モデムエンジン14と制御器20との間で制御信号を運ぶ。そのような 制御信号は、例えば、データ搬送波検波、電話ベル表示器、データ転送りロック 、ボー速度、又は、その他の周知の信号である。特殊の制御信号は、モデムエン ジン14が必要とする制御信号による。
図示していないが、モデムエンジン14が、データ変調器・復調器回路、及び電 話線信号、データ通信インタフェース(1mハンドシェイクj)、並びに装置2 2からのデータの受信および送信を制御するために必要なその他の構成品を含ん でいることが分かる。モデムエンジン14の構成手段、およびモデム制御器20 のような制御装置によりその作動を制御するための手段は、良く知られている。
モデム制御器20は、マイクロコンピュータであり、入力レジスタ兼タイマーブ ロック56、出力レジスタブロック58、および、データバッファブロック60 を含んでいる。ブロック56は、線36を介して送信レジスタ30からのデータ を受信するため、制御器20のデータ入力端に接続されている。ブロック56は 、以下に説明するような理由でデータを一時的に記憶するため、バッファブロッ ク60に送る。バッファブロック60からのデータ出力は、出力レジスタブロッ ク58に送られる。出力レジスタブロック58は、制御器20のデータ出力端に 接続され、次に記載するとおり、線38を介してデータを送り出す。ブロック5 6.58、および60は、システム母線(図示せず)上に相互接続されている。
さらに、これも図示せずが、マイクロプロセッサ−1論理装置、ラッチ、記憶装 置、および他の構成品が、必要に応じて制御器20の中に含められることが分か る。制御母線(図示せず)が、装置22と制御器20との間に接続され、その間 で制御信号を搬送することも分かる。制御器20の構成および設計は、装置22 およびモデムエンジン1−4の特定の制御母線要求による。制御器20の作動は 、制御器20の中に記憶されたマイクロコード命令(ファームウェア)で実行さ れることが分かる。制御器20の構成手段およびプログラム作成は、この公表お よび技術的一般常識から、当業者にとっては明白であろう。
電話線インタフェース24は、モデムエンジン14からのアナログ信号を電話8 !26とインタフェースで接続するために必要な回路機構を含む標準装置である 。図示せずが、この電話線インタフェースは、パルスダイヤル信号、電話ベル検 出、および、電話線保護回路機構のための装置を含んでいることが分かる。
モデム10の作動は、まず先行技術のモデム装置の作動を参照すると良く分かる 。情報処理機能をもつ先行技術のモデム(図示せず)は1作動の3つの基本モー ドを含んでいる。
第1モードは、モデムが電話線上の入来コールに応答するか、又は遠隔受信装置 への電話線上に外出コールを発信する「コール応答」又はrコール発信」モード である。第2モードは、データ通信が、モデムに接続されたデジタルデータ装置 と電話線の他端上の遠隔装置との間に生じる「データ通信Jモードである。作動 の第3モードは、ある機能を実行するようにデジタルデータ装置からモデムに命 令が下される「コマンドモード」である。その機能は、受話器を外す、特定の電 話番号を回す、電話のベル信号に応答する、応答する前の電話のベルの数を変え る、およびその他周知の機能を含んでいる。
モデムがコマンドモードの時、電話線が受話器の外れたままの状態であっても、 モデムへのコマンド命令は、電話線上に送信されないことが分かる。
送信モードで作動する先行技術のモデムは、コマンドが実行できるように、その 作動をコマンドモードに転換するための機構を設けなければならない。代表的に これは、送信モード中にデータ文字の所定のシーケンス、すなわち、「エスケー プシーケンス」と呼ばれるエスケープコマンドを出すことにより達成される。
図2Aおよび図2Bは、情報処理機能をもつ先行技術のモデムについて、時間に 対してプロットしたモード状態図で。
それぞれ成功および不成功のモード転換試行についての慣用モードの切り換え機 構を図解している。
図2Aにおいて、&1200は、先行技術のモデムについて、時間に対してプロ ットした、送信モードで作動中のモデムを表し、そして線202は、コマンドモ ードで作動中のモデムを表している。参照符号+17.、 I+は1個々のデー タビット又は文字の形式のデジタルデータを表している。参照符号Lr Y I +は、個々のデータ文字の形式のエスケープコマンドを表している。参照符号1 / 71+は、個々のデータ文字の形式のモデムコマンドを表している。デジタ ルデータ文字Xは、データ装M(図示せず)と、電話線(図示せず)どの間を順 次に(se−rially)送信される。データ文字Xの送信間の沈黙時間が、 時間参照符号“Sl”で表したように比較的に短いと、モデムは、データ文字X の送信を検出するが、モデムによるデータの内容の調査は行われない、データ文 字Xの送信間の時間が、参照符号“S2”で表したような、所定時間以上になる と、モデムは、そのデータが、エスケープコマンド文字Yか否かを決定するため 、送信されるデータを調査する。モデムは、エスケープコマンドデータ文字Yが 、所定エスケープシーケンスを規定しているか否かを調査する。図2Aにおいて 、規定されたエスケープシーケンスは、時間S2より短い間隔をとって並んだ3 個の連続するデータ文字” Y Y Y ”で表しである。規定されたエスケー プシーケンスには時間S2が先行しているため、コマンドモードへのモード転換 が起きる。
エスケープコマンドデータ文字Yは、送信モード中に送られたため、電話線を介 して受信側に送信されたことが分かる。
ひとたびコマンドモードになると、文字Zで表したモデムコマンドは、この装置 からモデムに送られる。モデムコマンドは、外部データ装置とモデムとの間で直 接生じ、電話線上には送信されない。しかし、エスケープコマンド文字Yは、送 信モード中に起きたので、電話線を介して受信装置に送信されたことが分かる。
図2Bは、先行技術のモデム装置について、送信モードからコマンドモードへ転 換しようとして成功しなかった場合を図解している。単一のエスケープコマンド 文字Yが、送信モード中にデータ装置によりモデムに送られている。エスケープ コマンド文字Yが送信される前に十分な沈黙時間S2が経過したにもかかわらず 、エスケープコマンド文字Yには、S2より短い時間内にエスケープシーケンス を規定するのに必要な追加エスケープコマンド文字YYが引き続き送られない。
したがって、モデムの作動は、送信モードのままになり、エスケープコマンド文 字Yの形式のスプリアス文字が受信装置に送られている。
今度は、本発明のモデム10の作動を図1、並びに、図3Aおよび図3Bを参照 して説明する。図3Aおよび図3Bは、モデム10について、時間に対してプロ ットしたモード状態図であり、それぞれ成功および不成功のモード転換について 本発明のモード転換技術を図解している。
図3Aおよび図3Bのいずれでも、fi 3 Q Qは、モデ!・、10が、送 信モード状態で作動していることを表す5上述のとおり、送信モードは、データ 通信がモデムを通してデジタル装置!122と電話線26との間で行われている 状態を規定する。
参照符号11 X I+は、個々のデータ文字の形式のデジタルデータを表す。
線302は、モデム10が、特別の「バッファモード」で作動していることを表 す。バッファモードでは、以下に述べる理由で、データ文字は、モデム制御器2 0(図1)のデータバッファ60の中に一時的に記憶される。参照符号rr Y  uは1個々のデータ文字の形式のエスケープコマンドを表す。線304は、モ デム10がコマンドモードで作動している状態を表す。前述のとおり、コマンド モードは、ある情報処理機能を行うための命令が、装置22からモデムに下され る状態を規定する。参照符号″Z′は、個々のデータ文字の形式のモデムコマン ドを表す。線306(図3B)は、モデム10が、特別の「パージ」モードで作 動していることを表す。パージモードで作動している時、モデム10は、データ 文字を電話線16に送信するため、データバッファ60(図1)からモデムエン ジン14に送信する。パージモードは、以下に詳しく述べる。
図1および図3Aを参照すると、モデム10は、個々のデータ文字Xで表された デジタルデータを装W22から電話線26に送信するため、送信モードで作動し ていると想定される。図示せずが、電話線26の他端にはデータを遠距離通信網 を通して受信するための遠隔受信装置が配置されている。
、−のデジタルデータは、線28を介してデジタル装置22の出力端を通してデ ータインタフェース12の送信レジスタ30に送られる。この送信レジスタは、 必要な場合、そのデータを並列の形式から直列の形式に変換し、それを線36を 介して送信スイッチ16とモデム制御器20のデータ入力端との両方に出力する 。モデム制御器20は、データの送信を監視し、ブロック56の送信タイマ一部 を使用して文字相互間の時間間隔を追跡し続ける。送信スイッチは、第1位置に 入っており、線40を介してデータをモデムエンジン14のDIN端に通す。モ デムエンジン14は、データをデジタルの形式からアナログの形式に変換し、そ れをアナログ出力端を通して電話線インタフェース24の入力端に供給する。そ のデータは、電話線インタフェースから慣用の方法で電話線26と遠隔装置(図 示せず)とに出力される。
逆に、データは、モデム10により遠隔装置から電話線26を介し、装置22へ 送られることが分かる。電話線インタフェース14で受信したアナログデータは 、電話線インタフェースの出力端からモデムエンジン14のアナログ入力端に送 られる。モデムエンジン14は、アナログデータをデジタルデータに変換し、そ のデータを線42を介してDOUT端から受信スイッチ18へ送る。受信スイッ チ18は、第1位置に入っているため、線44を介してデータを受信レジスタ3 4に通す。受信レジスタ34は、必要な場合、そのデータを並列の形式に変換し 、それを線32を介し、入力端からデータ装置!22に送り込む。
上述のとおり、モデム制御器20のブロック56は、送信モード中、この装置か らモデム10に送られるデータ文字相互間の時間間隔を監視している。文字X( 図3A)の送信間の沈黙時間間隔が参照符号II S 1 $1で表したように 十分に短ければ、モデム10はそのまま送信モードで作動している。
文字の送信間の沈黙時間間隔が参照符号LL S 2 I+で表した所定時間間 隔に達すると、モデム10の作動は、バッファモードに転換される。モデム制御 器20は、送信モードを終結させ、スイッチ18を第1位置から第2位置に切り 換える信号をスイッチ制御線48を介して送ることにより、バッファモードに移 す。スイッチ18は、第2位置に入っているので、出力レジスタ58からのデー タは、スイッチ18およびデータインタフェース12を通り、線38および44 を介して制御器20のデータ出力端から装置22へ送られる。前述のことは、エ スケープコマンドYの、装置22への「はね返り」を可能にする。スイッチ18 が第2位置に入っているので、データは、もうモデムエンジン14から装置22 へは送られない。データは、もう装W23からモデムエンジン14を通して電話 線インタフェース24へも送られない、送信スイッチ16が、第1位置に入った ままであっても、モデム制御器20は、アナログ出力端上の送出データからモデ ムエンジン停止信号を制御母線54を介してモデムエンジン14に出す。
当業者は、別の実施態様でこの結果を達成するため、モデムエンジン14を停止 させる代わりに、追加のスイッチ(図示せず)を線40上に設けてもよいことが 分かるだろう。
線302で図示したバッファモードにおいて、前に説明したとおり、スイッチ1 8は第2位置に、スイッチ16は第1位置に入っており、モデムエンジンは停止 している。装置22からモデム制御器20に受信されたデータは、必要に応じて ブロック56の入力レジスタで変換され、データバッファ60の中に一時的に記 憶される。データバッファ60は、別個の数の文字を保持し、ブロック56およ び58のレジスタ間の先入れ先出しくF I FO)記憶装置として使用される 。
制御器20は、バッファモードの時にそれが受信したデータの内容を監視する。
制御器20は、バッファ60がエスケープコマンド文字Yの正しいエスケープシ ーケンスを持っているか否かを確認する。図3A中に図示したとおり、バッファ が(S2より短い、それらの間の時間間隔で受信した)文字“YYY“で表され るエスケープシーケンスを持っていれば、制御器20は、これを正しいエスケー プシーケンスと認識する。モデム10の作動は、線304で図示したコマンドモ ードに切り換えられる8コマンドモードを実行するのにスイッチ16又は18の 追加の切り換えは必要ない。
線304で図示したコマンドモードにおいて、装置22は、モデム制御器20と 排他的に通信し、電話線26にはデータを送信しない。文字Zで表されたコマン ドが、所望のコマンド機能を行うため、制御器20により実行される。モデム制 御器20は、該当するコマンドを受信すると、直ちにモデム10の作動を送信モ ードに戻す。スイッチを送信モードに切り換えるため、制御器20は、モデムエ ンジン14を再始動し、受信スイッチ18を第1位置に戻す。
図1および図3Bを参照して、バッファモードからコマンドモードに作動を移行 するため、沈黙時間S2後、適切なエスケープシーケンスが発生しない場合のモ デム10の作動を説明する。上述のとおり、制御器20は、適切なエスケープシ ーケンスが存在するか否かを確認するため、バッファ60で受信したデータ文字 を監視する。エスケープシーケンスが受信されていなければ、モデム10の作動 は、制御器20により線306で表されたパージモードに切り換えられる。パー ジモードの目的は、電話線26を介して送信するためにバッファ60のデータを モデムエンジン14に送信することである。バッファ60で受信した文字がエス ケープシーケンスでなければ、それらは、送信モードの間に電話線26を介して 送信する予定であったが、所定時間間隔S2の経過後装置20からモデム10に 受信されたデータ文字である可能性が大きいので、このことは、必要である。こ のデータの損失を防止し、その送信を可能にするため、モデム10の作動は、パ ージモードに切り換えられる。
バッファモードからパージモードに移行するため、送信スイッチ16は、スイッ チ制御線46を使用して、制御器20により第2位置に切り換えられる。モデム エンジン14は、制御母線54上の始動信号を通して制御器により再始動される 。バッファ60中のデータは、出力レジスタ58を通して線38上のデータ出力 端に送られる。データは、送信スイッチ18を通過し、線40を介してモデムエ ンジン14のDIN端へ送られる。モデムエンジン14は、データをアナログの 形式に変換し、電話線26に送信するため、それを線5゜を介してアナログ出力 端から電話線インタフェースへ送る。
ひとたびバッファ60内のデータが、パージモードの間に電話線26上に送信さ れると、スイッチ16および18の両方ともを第1位置に戻すことにより、モデ ム制御器は、図3Bの中に図示したようにモデム10の作動を送信モードに切り 換える。
図4は、本発明によるモデム10を作動させるための制御論理を図解する流れ図 である。この論理は、モデム制御器20内に入っているマイクロコード命令によ り、実行できることが分かる。
段階400において、モデム10は、前述のとおり、データ装[22と電話イン タフェース24との間でデータを送信するため、送信モードで作動する。モデム 制御器20は、デジタルデータ装[22から制御器20に各文字が受信された時 、その送信タイマーを設定する。段階402において、文字が装置I22から制 御器20に送られたか否かの確認が行われる。データビットが送られると9段階 404は、送信時間を再設定し、制御は段階400に戻る。段階402で文字が 送られなかったと確認されると、送信タイマーの設定が、所定時間S2と等しい か否かの確!!&段階406で行う。タイマーの設定が82と等しくないと、制 御が段階400に戻り、上述のとおり、送信モードの作動が続く0段階406に おいて、タイマー設定が82と等しい時は、段階408がアボートタイマーを始 動させる。アボートタイマーは、バッファモードの間に、モデム制御器20で受 信したエスゲーブコマンドビットY相互間の時間間隔を測定する。
段階4]0において、モデム制御器は、モデム10の作動を送信モードからバッ ファモードに転換する1段階412において、データバッファ60の中に記憶す るために、文字が装[22からモデム制御器20に送られてきたか否かの確認が 行われる。段階412で文字が送られなかった場合は、データバッファ60が2 空か否かの確認が、段階414で行われる。段階414でデータバッファ60が 空であれば、制御は段N410に戻り、モデム〕0の作動は、バッファモードで 続く。段階414において、バッファが空でなければ、段階416においてアボ ートタイマーの7ボ一ト時間が終了したか否かの確認が行われる。段階416の アボート時間が終了していなければ、制御は再び段階410で進行し、作動はバ ッファモードで続く。
段階416でアボート時間が終了すると、制御は段階418でバージモードにな る。バージモードは、エスケープシーケンスコマンドとして意図されていない文 字をバッファ60からパージし、そのようなデータを電話インタフェースに送信 する0段階420において、バッファ60が空か否かを確認する0段階420で バッファ60が空でなければ、制御は段階422になり、バッファ文字がバッフ ァ60から電話線インタフェース24に送信される。制御は段階422から段階 412に戻る9段階420でコマンドバッファが空であれば、制御は段階400 に戻り、作動は送信モードで再開される。
段wI412におけるバッファモードの説明に戻るが、文字がデータ装置22か らモデム制御器20に送られたなら、制御は段階424に進む。段階424にお いて、その新しい文字が、エスケープコマンド文字Yか否かを確認する。Yでな ければ、段階426においてその文字はバッファ60に挿入され、制御は上述の ように段階418においてバージモードに進む0段階424において、新しい文 字がエスケープコマンド文字であれば、制御はアボートタイマーを再始動する段 階428に進む。段階430において、エスケープコマンド文字は、バッファ6 0の中に記憶される。段階432において、バッファ60に適切な所定のエスケ ープシーケンス(YYY)が入っているか否かを確認する。エスケープシーケン スが段階432でバッファ60に入っていなければ、段階434において、その バッファにモデムコマンド接頭辞が入っているか否かを確認する。モデムコマン ド接頭辞が、段階434でバッファに入っていなければ、制御は段階410に戻 り、作動は、上述のとおリバッファモードで行われる。コマンド接頭辞が、段階 434でバッファの中に入っていれば、制御は段階436に進み、モデムの作動 は、コマンドモードに転換する。段階434でコマンド接頭辞がバッファの中に 入った直後にコマンドが入ると、モデム制御器20は、自動的にそのコマンドを 実行する。段階432において、バッファに所定のエスケープシーケンスが入っ ていれば、制御は段V1436に進み、作動は」ンンド七−ト(こ転換i6゜P i階432からひとたびコマンドモードになると、コマンドは、その後モデムか ら戻り信号を受信した後に、所望のコマンド機能を実行するため入ることができ る。例えば、この戻り信号は1文字Ir0Kjで、コマンド命令が現在入れるこ とを示すことができる。段階434において、バッファの中にコマンド接頭辞が 入っており、コマンド命令が続いていると、使用者は、コマンドモードでコマン ドを実行する段階を省略できることが分かる。段階432におけるエスケープシ ーケンスのエントリと比較した場合、使用者は、所望のコマンドをエントリする 前に、確認としてモデムからの(”OK”のような)戻り信号を待たなくてよい 。段階434において、コマンド接頭辞は、モデムの作動をコマンドモードにす るに足るものである。単一の戻り行程が続くコマンド接頭辞つきのコマンドのエ ントリは、使用者が、コマンドを実行するに足るものである。
本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の中で変更を行なっても よいことは、明白である。例えば、モデム10は、代替的に、データインタフェ ースとモデム制御器とを単一の装置の中に集積されるように構成することもでき るし、そのモデムが、直列データ装置だけと共に使用するものであれば、データ インタフェースを取り除くように構成することもできる。さらにその上、モデム 全体を単一の集積回路チップとして、又は、標準的な方法で相互接続された個々 のデジタル又はアナログ構成品のいかなる色々な組み合わ述どしC1具体化する こともできることが分かる。電話インタフェースも、モデムの一部として組み込 むことができる。
同様に、モデム自体もデータ装置又は電話と一緒に組み込むことができる。
本発明の説明的実施態様を図示し、記載してきたが、改変。
変更、および、置換の範囲は、前述の開示の中で企図され、場合によっては、本 発明のいくつかの特色が、その他の関連する特色を使用することなく、使用でき る。したがって、添付した請求の範囲を広く、本発明の範囲と矛盾しない態様で 解釈するのが妥当である。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法184条の8)平成 6年 2月14日

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.入力端および出力端を有し、コマンドモードで作動するモデムであって、該 モードにおいて前記モデムが前記入力端で受信するデータ信号に応答する前記モ デムの作動方法において、 前記データ信号が前記入力端に受信されなかった所定時間間隔の先行する終了に 続いて、前記入力端での、データ信号の所定シーケンスの受信に応答する前記コ マンドモードを設定する工程と、 前記所定時間間隔の前記終了により、前記モデム入力端から前記出力端への、前 記データ信号の前記所定シーケンスの送信を中断する工程とを含むモデムの作動 方法。
  2. 2.前記モデムが送信モードで作動し、該モードにおいて前記モデムは、前記入 力端で受信した前記データ信号に応答して前記出力端に変調信号を提供し、そこ で、前記所定時間間隔の前記終了の時に、前記送信モードから転換することによ り前記中断が行われる請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.前記送信モードからの前記転換に引き続き、前記入力端で受信した前記デー タ信号をバッファに一時的に記憶する(buffering)工程をさらに含む 、請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 4.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号が、前 記データ信号の前記所定シーケンスを規定する時、前記コマンドモードを設定す る工程をさらに含む請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. 5.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号が、前 記データ信号の前記所定シーケンス以外である時、前記バッファに一時的に記憶 されたデータ信号に応答して、変調信号を前記出力端に送信する工程をさらに含 む、請求の範囲第3項に記載の方法。
  6. 6.入力端および出力端を有するモデムを作動する方法であって、前記モデムは 、前記入力端で受信したデータ信号に応答して前記出力端に通信信号を提供する 送信モードで作動し、また前記モデムが前記入力端で受信したデータ信号に応答 するコマンドモードで作動するモデムを作動する方法において、 前記データ信号が受信されない所定時間間隔の終了時に前記送信モードを終結さ せる工程と、 前記データ信号の前記所定シーケンスの受信に続いて前記コマンドモードを引き 続き設定する工程とを含む、モデムの作動方法。
  7. 7.前記送信モードの前記終結に引き続き受信した前記データ信号をバッファに 一時的に記憶する(buffering)工程を更に含む、請求の範囲第6項に 記載の方法。
  8. 8.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号が、前 記データ信号の所定シーケンスを規定する時、前記コマンドモードを設定する工 程をさらに含む、請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号が、前 記データ信号の前記所定シーケンス以外である時、前記バッファに一時的に記憶 された(buffered)データ信号に応答して、通信信号を前記出力端に送 信する工程をさらに含む、請求の範囲第7項に記載の方法。
  10. 10.入力端および出力端を有し、コマンドモードで作動するモデムであって、 該モードにおいて該モデムが前記入力端で受信したデータ信号に応答する前記モ デムの作動方法であって、該方法は、 後続の戻りデータ信号のいずれの受信とも関係なく、コマンド接頭辞データ信号 の受信に続いて前記コマンドモードを設定する工程と、 前記コマンド接頭辞データ信号に対応するコマンドデータ信号の前記モデムによ る受信に応答し、前記コマンドモードヘの前記転換直後に前記モデムヘのコマン ドを実行し、それにより前記戻りデータ信号作動で生じる前記コマンドモードの 実行の遅れを除く工程とを含むモデムの作動方法。
  11. 11.前記入力端で前記データ信号が受信されなかった所定時間間隔の先行する 終了に続いて、前記入力端での前記コマンド接頭辞データ信号の受信に応答して 前記コマンドモードを設定する工程と、 前記所定時間間隔の前記終了と同時に、前記入力端から前記出力端への前記コマ ンド接頭辞信号の送信を中断する工程とをさらに含む請求の範囲第10項に記載 の方法。
  12. 12.デジタルデータ装置および電話線と作動的に結合したモデムにおいて、モ ード転換を行う方法であって、前記モデムは、少なくとも、前記装置からのデー タ信号に応答して前記電話線に通信信号を提供する送信モードと、前記モデムが 前記モデムヘの命令として前記装置からの前記データ信号に応答するコマンドモ ードとにおいて作動する方法において、該方法は、 前記装置から前記データ信号を受信しない所定時間間隔の終了と同時に、前記送 信モードを終結する工程と、前記所定時間間隔の終了後に受信した前記データ信 号をバッファに一時的に記憶する(buffering)工程と、バッファに一 時的に記憶した(buffered)前記データ信号が、前記データ信号の所定 シーケンスを規定する時、作動を前記コマンドモードに転換する工程とを含むモ ード転換を行なう方法。
  13. 13.前記データ信号が、前記所定シーケンスのデータ信号以外である時、前記 バッファに一時的に記憶されたデータ信号を通信信号として前記電話線にパージ する工程をさらに含む請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 14.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号をパ ージした後に、前記送信モードに作動を転換する工程をさらに含む請求の範囲第 13項に記載の方法。
  15. 15.前記所定シーケンスの前記データ信号が、規定されたエスケープシーケン スを含んでいる請求の範囲第13項に記載の方法。
  16. 16.前記データ信号の前記所定シーケンスが、規定されたコマンド接頭辞を含 んでいる請求の範囲第13項に記載の方法。
  17. 17.前記規定されたコマンド接頭辞に引き続き、規定されたモデムコマンドを 受信する工程をさらに含む、請求の範囲第16項に記載の方法。
  18. 18.デジタルデータ装置および電話線と作動的に結合したモデムにおいて、モ ード転換を行うための方法であって、前記モデムは、少くとも、該モデムが前記 装置からのデータ信号に応答して前記電話線に変調信号を提供する送信モードと 、前記モデムが前記モデムヘの命令として前記装置からの前記データ信号に応答 するコマンドモードとにおいて作動するモード転換を行なうための方法において 、該方法は、 前記装置からおのおのの前記データ信号の受信を検出する工程と、 前記装置からおのおのの前記データ信号の受信に応答して、タイマーをリセット する工程と、 前記タイマーで測定した、前記装置から前記データ信号が受信されない所定時間 が経過した時、前記送信モードを終結する工程と、 前記所定時間が経過した時、アボートタイマーを始動させる工程と、 前記所定時間が経過した後に受信した前記データ信号をバッファに一時的に記憶 する(buffering)工程と、前記バッファに一時的に記憶された(bu ffered)データ信号のおのおのが、規定されたエスケープ文字か否かを確 認する工程と、 所定アボート時間が経過する前に、前記各エスケープ文字が受信されたら、前記 アボートタイマーをリセットする工程と、 前記バッファに一時的に記憶されたデータ信号が、前記アボートタイマーの経過 する前に受信した前記エスケープ文字の所定シーケンスを規定している時、作動 を前記コマンドモードに転換する工程と、 前記データ信号が、前記エスケープ文字の前記所定シーケンス以外である時、前 記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号を変調信号と してパージする工程とを含む、モード転換を行なうための方法。
  19. 19.入力端および出力端を有するモデムであって、前記モデムは、前記入力端 で受信したデータ信号に応答して前記出力端に通信信号を提供する送信モードで 作動し、前記モデムが、前記入力端で受信したデータ信号に応答するコマンドモ ードで作動するモデムにおいて、該モデムは、前記データ信号が受信されない所 定時間間隔の終了の時に、前記送信モードを終結させるための手段と、所定シー ケンスの前記データ信号の受信に続いて前記コマンドモードを引き続き設定する ための手段とを含むモデム。
  20. 20.前記送信モードの前記終結後に続いて受信された前記データ信号をバッフ ァに一時的に記憶させる(buffering)ための手段をさらに含む、請求 の範囲第19項に記載のモデム。
  21. 21.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号が、 前記所定シーケンスの前記データ信号を規定する時、前記コマンドモードを設定 するための手段をさらに含む、請求の範囲第20項に記載のモデム。
  22. 22.前記バッファに一時的に記憶された(buffered)データ信号が、 前記所定シーケンスの前記データ信号以外である時、前記バッファに一時的に記 憶された(buffered)データ信号に応答して、通信信号を前記出力端に 送信するための手段をさらに含む、請求の範囲第20項に記載の方法。
  23. 23.デジタルデータ装置および電話線と作動的に結合し、少なくとも、前記装 置からのデータ信号に応答して前記電話線に変調信号を提供する送信モードと、 前記装置からの命令としての前記データ信号に応答するコマンドモードとにおい て作動するモデム装置であって、前記装置は、前記データ信号が前記装置から受 信されない所定時間間隔の経過を検出するための計時手段を含むモデム装置にお いて、該発明は、 前記所定時間間隔の前記経過に応答して、前記送信モードの終結を行うための手 段と、 前記送信モードの終結に続いて受信した前記データ信号を記憶するためのバッフ ァ手段と、 記憶された前記データ信号が、所定シーケンスの前記データ信号を規定している 時、前記コマンドモードを設定する手段とを含むモデム装置。
  24. 24.記憶された前記データ信号が、前記データ信号の前記所定シーケンス以外 である時に、記憶された前記データ信号を変調信号としてパージする手段をさら に含む、請求の範囲第23項に記載のモデム装置。
  25. 25.前記データ信号の前記所定シーケンスが、エスケープシーケンスを含んで いる、請求の範囲第23項に記載のモデム装置。
  26. 26.前記所定シーケンスのデータ信号が、モデムコマンド接頭辞を含んでいる 、請求の範囲第23項に記載のモデム装置。
  27. 27.デジタルデータ装置および電話線と作動的に結合し、少なくとも、前記装 置からのデータ信号に応答して前記電話線に変調信号を提供する送信モードと、 前記装置からの命令としての前記データ信号に応答するコマンドモードとにおい て作動するモデム装置において、該装置は、前記装置から前記データ信号を受信 し、前記装置に前記データ信号を送信するためのデータインタフェース手段と、 前記データ信号から前記電話線に変調信号を提供し、前記電話線から受信した変 調信号により前記装置にデータ信号を提供するためのモデムエンジン手段と、前 記装置からデータ信号が受信されない所定時間間隔の経過時に、前記送信モード の終結を行うための手段と、前記所定時間間隔の経過時に受信した前記データ信 号を記憶するためのデータバッファ手段と、記憶された前記データ信号が、所定 シーケンスの前記データ信号を規定する時、前記コマンドモードを行うための手 段とを含むモデム装置。
  28. 28.記憶された前記データ信号が、前記データ信号の所定シーケンスを規定し ない時、記憶された前記データ信号を前記モデムエンジン手段にパージするため の手段をさらに含む、請求の範囲第27項に記載のモデム装置。
  29. 29.第1位置においては前記データインタフェース手段を前記モデムエンジン 手段に接続し、第2位置においては前記バッファ手段を前記モデムエンジン手段 に接続するように作動する送信スイッチ手段をさらに含む、請求の範囲第27項 に記載のモデム装置。
  30. 30.第1位置においては前記データインタフェース手段を前記モデムエンジン 手段に接続し、そして、第2位置においては前記バッファ記憶手段を前記インタ フェース手段に接続するように作動する受信スイッチ手段をさらに含む、請求の 範囲第27項に記載のモデム装置。
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