JPS5827454A - ボタン電話装置におけるデ−タ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボタン電話装置におけるデータ伝送方式に関
し、特にデータ伝送誤りの検出とその封部方法に関する
。

現在、主装置とボタン電話機とのデータ伝送を平衡回線
を介して行な５減線化されたボタン電話装置においては
、次のような簡易なデータ伝送方式が用いられている。

この方式では、主装置からボタン電話機へはクロック信
号や下りデータ信号が、ボタン電話機から主装置へは上
りデータ信号が伝送されている。この上りデータ信号は
、２進コード化データの各ビットが１周期のクロック信
号と同位＠ｔｘシ＜は逆位相の信号として形成されたも
のであり、ボタン電話機の局線選択ボタン、フックスイ
ッチ等の状態を示すデータ信号である。

下りデータ信号は、上りデータ信号の送出要求、ボタン
電話機の局線に対応する図示されない回線使用状態表示
用ＬＥＤの点灯等、ボタン電話機の種々の制御を行な５
ためのデータ信号である。

しかしながら、このような方式では、特に局線との通話
を考えた場合に、その終話に際して出力される上りデー
タ信号にノイズ等の影響により誤りが生ずると、復号さ
れたデータが誤り主装置では局線に対する切断動作が行
われず、ユーザにとって課金上不利となる欠点がある。

したがって、このような欠点を除去するために１例えば
、従来からデータ伝送の分野で知られているような誤り
検出、誤り訂正や可能とする方式を採用することが考え
られる。しかし、このような方式は、全てデータの送信
側において、特定の冗長度をもつデータを生成して送出
することか必要である。

よって、ボタン電話装置の特にボタン電話機の如く、伝
送距離も短かく、且つ価格上の制約条件から簡易な伝送
方式を採用しているものＫは、上記の如き方式は適さず
、実現困難である。

本発明は上記事情に着目し、信頼性の高いデータ伝送誤
りの検出を簡易、低価格なボタン電話装置で行なうこと
ができ、更にデータ伝送誤りが生じてもユーザに対し【
少なくとも課金上の不利をさけるようなデータ伝送方式
を提供することを目的とする。

以下、本発明の実施例を示す図面を参照しながら本発明
を詳説する・ 第１図は本発明を適用したボタン電話装置の一実施例を
示す図である。同図におい【、（１）は主装置、（２）
　１　（４）はボタン電話機、（３）　、　（５）は接
続ケーブル、（６）　、　（’７）は局線、Ｉはボタン
電話機（２）との端末インターフェイス回路、ａりはボ
タン電話機１４）との端末インターフェイス回路、０は
クロスポイント、　（１４）４１局ａｉｌ（６）に対す
る局線回路、ａｓは局線（））に対する局線回路、Ｑ引
１制御部である。接続ケーブル（３）は、ボタン電話機
（２）とインターフェイス回路ａυとを接続するもので
あり、接続ケーブル（５）はボタン電話機（４）とイン
ターフェイス回路ｆｉ３とをＩｌ絖するものである。制
御部員ハ、クロスポイント（１３，局線回路Ｑ４＊Ｑ５
．４ンタ一フエイス回路ａυ、ａり勢の制御を行なうも
のである。

次にこの制御部−の動作を詳説しな力ｔら、このボタン
電話装置の動作、ここでを家ボタン電話機（２）が局線
（６）を介して図示されない被呼者と通話し終了するま
での動作を説明する。

まず、ニーずがボタン電話機（２１をオフフック状態と
し、局線（６）を選択する局線選択ボタンを操作すると
、この局線（６）を選択したことを示す上りデータ信号
が接続ケーブル（３）及びインターフェイス回路ｔ１υ
を介して制御部ａｅに入力される。

制御部ｔ１ｅは、この入力信号に基づき、インターフェ
イス回路ａυと局線回路ａ４とを接続するように、クロ
スポイント０国を動作させると共に、局線（６）の直流
ループを構成させるように局線回線Ｉを動作させ、音声
信号をクロスポイントＱ３に伝送させる。又、この時、
制御部Ｑａは、インターフェイス回路Ｑ１）、接続ケー
ブル（３）を介して、ボタン電話機（２）の通話可能を
命する下りデータ信号をボタン電話機（２）へ送出する
。この入力信号に基づきボタン電話機（２）は、通話可
能状態となる。

更に、制御部■は、各ボタン電話機＋２１　、　＋４）
の局１ｍ　（６）に対応する図示されない回線使用状態
表水用ＬＩＤを点灯させるための下りデータ信号も送出
する。以上の動作により、ボタン電話機（２）は、接続
ケーブル（３）、インターフェイス回路Ｇυ、クロスポ
イント（１３、局線回路ａ４を介して通話可能となる。

次に終話について考える。上述した状態からユーザがボ
タン電話機（２）をオンフック状態とすると、この状態
を示す上りデータ信号が接続ケーブル（２）、インター
フェイス回路αυを介して制御部αｅに伝送される。こ
の入力信号に基づき制御部ａ８は、上述の動作と逆の動
作を行ない初期状ＷＡＫＯ１ｆｌｋさせる。すなわち、
制御部αｅは、インターフェイス回路Ｑｌ）と局線回線
Ｉとの接続を断とするようにクロスポイント０を動作さ
せると共に、局線り６）の直流ループを断とするように
局１１回路０を動作させる。又、制御部αｅは、インタ
ーフェイス回路ｑυ、接続ケーブル（３）を介して、ブ
タン電話機（２）の通話を終了させる下りデータ信号を
ボタン電話機１２）へ送出する。この入力信号に基づき
ボタン電話機（２）は１通話不可能状態つまり初期状態
となる。更に１制御部σｅは点灯させたＬＥＤを消灯す
るための下りデータ信号を各ボタン電話機＋２１　、　
（４１に送出する。

以上により通話が終了する。

さて、もしもここでボタン電話機（２）から送出された
オンフック状態を示す上りデータ信号がノイズ等の何ら
かの影響により誤りが生じ、他の情報を示す信号例えば
ある数字ボタンに対応する信号に変わったとする。この
場合、主装置口）は、上りデータ信号の誤り検出を行な
っているので、信号誤り有りと判定し、局線（６）との
接続を断としてボタン電話装置を初期状態に復帰させる
。

次にこのような上りデータ信号の誤り検出及び初期状態
への復帰動作を第２図、第３図を参照して説明する。

第２図は、第１図で示したボタン電話装置における上り
・下りデータ信号の伝送回路部を示した図であり、第３
図はそのタイミングチャートである。

第２図において、第１図と同一の要部には同一の符号が
付し【あり、ｒ２Ｄはクロック信号発生器、＠は制御回
路、＠は論理否定グーＦ％（財）は抵抗、（２）はトラ
ンス、（至）は平衡回路網、＠はコンダンす、（至）は
レベル判定回路、（２）は排他的論理和グー）、（＄１
はＤｆｌｌフリップフロップ、鵠はトランス、−はコン
デンサ、−はレベル判定回路、−は下りデータ信号コン
トロール部、−は上りデータ信号コントロール部、−は
排他的論理和ゲート、−は論理否定ゲート、−は抵抗、
−は平衡回路網、（Ｚｏｏ）は上り・下りデータ信号用
接続ケーブルである。

制御回路＠は、クロック信号囚に対して周期を２倍とす
る周波数変調を行ない特定コード信号を形成し、そつ後
に、クロック信号（６）と逆位相のクーツク信号又は、
２進コード化データの各ビットが１周期のクロック信号
（８）と同位相若しくは逆位相の信号として形成された
下りデータ信号を送出するものである。このように特定
コード信号とクロック信号、特定コード信号と下りデー
タ信号とから構成される下り制御信号（ト）のフレー五
周期は調歩式である。又、制御回路＠は、上りデータ信
号の誤り検出、ボタン電話装置の初期状態への復帰動作
等を行なうものである。これらの動作については後述す
る。コントロール部−は伝送された下り制御信号０１ｙ
）のタイミング抽出及び直列・並列変換機能、デプーダ
機能等を有したものである。コントロール部■は下り制
御信号Ｑ）’）と同期した２進ブ一ド化データ信号（ト
）の発生機能、このデータ信号（ト）の並列・直列交換
機能、エンコーダ機能等を有したものである。このデー
タ信号（ト）は、主装置＋１）に伝送されるデータであ
る。トランス（ハ）。

Ｉ、平衡回路網（至）、噛によりハイブリッド回路が構
成されている。ただし、本ボタ／電話装置は、下りデー
タ信号と上りデータ信号とが同時には送受信されないも
のである。

では次に動作を説明する。クロック信号発生器Ｑυは、
クロック信号（８）を制御回路１２３に、供給すると共
に、このクロック信号（２）と同期したパル黒信号（６
）をフリップ７０ツブ８１）Ｋ供給している。

制御回路■は、上りデータ信号の送出要求を指示する２
信コ一ド化データ信号（至）を送出する場合、この信号
（至）Ｋ基づき入力するクロック信号（８）の周波数変
調を行ない、送出要求を示す特定コード信号を形成し、
その後にクロック信号（５）と逆位相のクロック信号を
送出する。この特定コード信号とクロック信号より下り
制御信号（ト）が構成される。この信号口は、抵抗−を
介してトランス（至）に与えられる。この時、トランス
（ハ）の中点は平衡回路網（ト）と接続されハイブリッ
ド回路を構成し【いるため、トランス（ハ）と；ンデン
ｔ＠とが接続されている他端へは、この信号口は送出さ
れない。トランス（２）の出力は、ケーブル（至）、ト
ランスＩｌｌ、コンデンサ（６）を介してレベル判定回
路（４３に伝送され、ここで再びディジタル信号に変換
され、コントロール部（財）に入力される。ここで、伝
送における遅延時間を無視すれば、レベル判定回路−の
出力信号ＣＤ’）と下り制御信号口とは同一の信号とな
る。上りデータ信号の送出要求を示すこの信号（Ｄ′）
がコントロール部（４４に入力した時に、ボタン電話機
（２）の図示されない局線選択ボタンやフックスイッチ
等の操作によりそれに対応したデータがコントロール部
（ハ）に入力すると、コントロール部回は２進コ一ド化
データ信号（ト）を送出する。この信号（烏は、信号ｏ
ｙ）がゲー）１？）で反転された信号とゲート−で論理
演算され、下り制御信号（めとなる。

すなわち、上り制御信号ｎ中の上りデータ信号の有意（
論理ハイレベルに相当）の部分は、下り制御信号＜ｙ＞
中のクロック信号の各周期毎に同位相とし、逆に、上り
制御信号（′ＦＩ中の上りデータ信号の非有意（論理ロ
ウレベルに相当）の部分は、下り制御信号（Ｄ′）中の
クロック信号の各周期毎に逆位相とし、送出されている
。

又 この上り制御信号（乃は、抵抗−、トランスリυ、トラ
ンス（至）、コンデンサ面を介し、信号（ｑとしてレベ
ル判定回路＠に伝送される。この時も、トランスＩ４υ
は平衛回路網四と合わせてハイブリッド回路を構成して
いるため、上り制御信号（′ＩＰＩはレベル判定回路（
ハ）の入力側に送出されることはない。さて、レベル判
定回路（至）は、入力信号０をＯ■でレベル判定し、デ
ィジタル信号つまり実線で示される信号（Ｉ）に変換し
、出力する０ここで、伝送における遅延時間を無視すれ
ば、この信号（Ｉ）と上り制御１号ηとは同一の信号と
なる。この信号（Ｉ′）は、ゲート（２）により、ゲー
ト（ハ）の出力信号（下りデータ信号口の反転信号）と
排他的論理和がとられる。

ここで、下り制御信号ｑ中の下りデータ信号とこの信号
−に対応する上り制御信号（Ｉ）中の上りデータ信号と
が各周期毎に同位相か逆位相か判別される。すなわち、
ゲート（至）の出力信号（Ｊ）は、′上り′制御信号（
Ｉ）と下り制御信号（ト）とのデータ信号が逆位相の部
分は非有意として“Ｌ°レベル信号、逆に同位相の部分
は有意として？レベル信号となり【いる、又、この信号
ｇ）は伝送における遅延時間を無視すれば、２過コ一ド
化データ信号（ト）と同一信号である。フリップフロッ
プｃ１１）は、入力する信号ジ）の伝送遅れによるタイ
ミングずれを補償して信号−とし、制御回路＠に送出し
、制御回路■はこの信号（ト）を復号する・ さて、この時、信号（ｑに対し何らかの原因で信号０の
ような雑音が重畳した場合を考えると、レベル判定回路
＠の出力信号口は点線で示すよ５な信号となる。すると
ゲート（７）の出力信号（Ｊ）及びフリップフロップ６
ＴＪの出力信号（ＬＪ＆共に点線で示すような信号とな
る。

したがって、フリップフロップ６Ｄは、クロック信号（
６）のパルス（Ｋｓ）　、　（Ｋｌ）　、　（ｋｌｌ）
のタイミングで誤ったデータを制御回路■に送出するこ
とになる。しかしながら、制御回路■は、入力信号（ト
）をクロック信号（６）の連続する２つ毎のパルスのタ
イミングで夫々データを取り゛込みこの２つのデータが
異なる場合には伝送されたデータ誤りが有ると判定し、
終話動作つまり初期状態への復帰動作を行なう。換言す
れ＆ｆ、制御回路＠はクロック信号（６）の７″８ルス
（Ｋｓ）。

（Ｋ、）とパルス（Ｋｅ）　−（Ｋｔ。）とパルス（Ｋ
ｕ　）　−（Ｋ□）とにおいて破り込まれるデータが夫
々ａｍ　Ｈａ、“Ｌ′″レベルと異なるので、データ誤
りと判定する。

制御回路＠は、データ誤りが有ると判定すると、終話な
指示する下りデータ信号を送出する。

ボタン電話機（２）は、この信号に基づき、呼処理が行
なわれる。呼処理が行なわれると、例えばボタン電話機
で局線と通話中の場合には局線通話は終了する。しかし
、ボタン電話機のハンドセットは持ち上ったままでオフ
フック状態であるので、ボタン電話機側は発信を行なお
うとしてハンドセットを持ち上げ、未だダイヤル操作を
行なっていない状態と同じになる。又、制御回路のは、
点灯、させたＬＥＤを消灯するための下りデータ信号を
送出する。

以上、説明したように本発明によれば、主装置にて、入
力するデータ信号を各ビットに対応する信号毎に、１周
期のクロック信号の相反するレベル位置で信号のレベル
検出を行なって復号を行なっているので、より信頼性の
高い復号が行なえる。又、データ伝送誤りが有る場合に
ボタン電話機を強制的に終話させることにより主装置の
誤動作及びユーザに対する課金上の不利を避けることが
できる。

尚、本実施例で示したように、一般に伝送された信号０
に対して、ノイズが信号（Ｈｌ）のようなスパイク状の
ものである場合には、信号（ト）の誤りの影響は少ない
が、ノイズが信号（Ｈ２）のようなドリフト状のもので
ある場合には信号（ト）の誤りが大きく影響する。しか
し、本実施例によればスパイク状のノイズは勿論ドリフ
ト状のノイズに対しても信頼性の高い伝送誤りの検出が
行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を適用したボタン電話装置の一実施例
を示す図、第２図は、第１図で示したボタン電話装置に
おける上り・下りデータ信号の伝送回路部を示す図、第
３図は、そのタイミングチャートである。 ｌ・・・・主装置、２，４・・書・ボタン電話機、３，
５拳・・・接続ケーブル、１６一−曇１制御部、２１・
・−・りｐツク信号発生器、２２・・嗜・制御回路、２
３．４７−・・畳論理否定ゲート、２９，４６・・・・
排他的論理和ゲート、２５．４１番・・・トランス、２
６゜４９・・・・平衡回路網、３１・・・・Ｄ１１フリ
ップフロップ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）主装置とボタン電話機とが平衡回線で接続され、
   前記主装置から前記ボタン電話機へはクロック信号が、
   前記ボタン電話機から前記主装置へは２進コード化デー
   タの各ビットが１周期の前記クロック信号と同祉相若し
   くは逆位相の信号として形成されたデータ信号が櫨送さ
   れるボタン電話装置におけるデータ伝送方式において、
   前記主装置にて、入力する前記データ信号を各ビットに
   対応する償号毎に、１周期の前記クロック信号の相反す
   るレベル位置で信号のレベル検出を行なって復号する一
   方、との検損結果に基づき、相反すべきレベル位置での
   検出レベルが相反しない場合に、データ伝送誤り有りと
   判定することを特徴とする゛ボタン電話機置にｉゆるデ
   ータ伝送方式。
2. （２）　　主装置とボタン電話機とが平衡回線で接続さ
   れ、前記主装置から前記ボタン電話機へはクロック信号
   が、前記ボタン電話機から前記主装置へは２進コード化
   データの各ビットが１周期の前記クロック信号と同位相
   若しくは逆位相の信号として形成されたデータ信号が伝
   送されるボタン電話装置におけるデータ伝送方式におい
   て、前記主装置にて、入力する前記データ信号を各ビッ
   トに対応する信号毎に、１周期の前記クロック信号の相
   反するレベル位置で信号のレベル検出を行なって復号す
   る一方、この検出結果に基づき、相反すべきレベル位置
   での検出レベルが相反しない場合に、データ伝送誤り有
   りと判定して前記ボタン電話機な強制的に終話状態とす
   ることを特堂とするボタン電話装置におけるデータ伝送
   方式。