JPH1198267A - 通信支援装置 - Google Patents

通信支援装置

Info

Publication number
JPH1198267A
JPH1198267A JP9255794A JP25579497A JPH1198267A JP H1198267 A JPH1198267 A JP H1198267A JP 9255794 A JP9255794 A JP 9255794A JP 25579497 A JP25579497 A JP 25579497A JP H1198267 A JPH1198267 A JP H1198267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
communication
control
information processing
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9255794A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinichi Furukawa
仁一 古川
Tomoyoshi Takebayashi
知善 竹林
Toshihiro Asami
俊宏 浅見
Katsutoshi Yano
勝利 矢野
Jun Tsunoda
潤 角田
Yasuo Sato
泰雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9255794A priority Critical patent/JPH1198267A/ja
Priority to US09/046,556 priority patent/US6381310B2/en
Priority to DE69838469T priority patent/DE69838469T2/de
Priority to EP98302408A priority patent/EP0903917B1/en
Priority to CN98106662.3A priority patent/CN1198439C/zh
Publication of JPH1198267A publication Critical patent/JPH1198267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/4228Systems providing special services or facilities to subscribers in networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres
    • H04M7/12Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電話機からの操作で情報処理装置を
制御することによって電話サービスが利用でき、更に、
他のメディアとの情報のやりとりが容易になるような高
度で便利な通信支援装置を提供することを目的とする。 【解決手段】電話機と情報処理装置が通信制御装置を介
して通信網と接続する通信支援装置において、電話機か
らの所定の制御信号を検出する制御信号検出手段と、該
制御信号検出手段にて検出された所定の制御信号を解析
する制御信号解析手段と、該制御信号解析手段にて解析
された所定の制御信号に基づいて情報処理装置を制御す
る情報制御手段とを有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機と情報処理
装置が通信制御装置を介して通信網に接続する通信支援
装置において、情報処理装置を利用した電話サービスを
実行する通信支援装置に関する。近年、日本においても
パソコンは家庭に普及しつつある。また、インターネッ
トやパソコン通信の利用を目的として電話回線を使用す
るモデムも同じように普及しつつある。即ち、現在では
従来の電話機とパソコンが電話回線を使用している。
【0002】ところが、パソコンには電話サービスのア
プリケーションが内蔵されているが、このアプリケーシ
ョンの操作はパソコンに接続されているキーボードやマ
ウス等の入力装置で行われており、電話機との一体感が
なく、更に電話機とパソコンはそれぞれ別々の使われ方
をしている。現在、電話機からの操作でパソコンを制御
することによって、パソコンの電話サービスが利用で
き、更に、他のメディアとの情報のやりとりが容易にな
るような高度で便利な通信支援装置が要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来の通信支援装置は、既存の電話サー
ビスを実行可能なアプリケーションが搭載され、情報処
理装置の入出力の、例えば、キーボードやマウス等の入
力によって電話サービスを実行している。図29は、従
来の通信支援装置の構成を示す。
【0004】図29において、従来の通信支援装置は、
既存の電話機301と、情報処理装置304と、電話回
線としての通信網302と、電話機301及び情報処理
装置304と通信網302を接続する回線接続部303
と、電話機301及び通信網302からの音声データを
情報処理装置304に入力し、情報処理装置304に録
音されている音声データを電話機301及び通信網30
2を接続する回線に出力する音声入出力回路305と、
情報処理装置304のキーボードやマウスから入力され
る電話番号を発信するダイヤル回路306と、回線から
のビジートーン、RINGトーン、RBT(リングバッ
クトーン)、オンフック、オフフックを検出する各種検
出回路307と、回線からの信号と情報処理装置をイン
ターフェースするPCインターフェース部308で構成
される。
【0005】上記のように構成される従来の通信支援装
置において、第三者へのダイヤルを情報処理装置に記憶
されている電話サービスのアプリケーションで実行する
場合、情報処理装置の使用者は、入力装置としての、例
えば、キーボード及びマウスから電話番号を入力し、ダ
イヤルボタンを押す。ここで、使用者が電話機30の受
話器を持ち上げると、各種検出回路307がオフフック
を検出し、回線接続部303が電話機301と通信網3
02を接続し、使用者は第三者と会話が可能となる。
【0006】また、会話中の録音を電話サービスのアプ
リケーションで実行する場合、情報処理装置304の使
用者は、アプリケーション上の会話中録音ボタンを押
す。ここで、情報処理装置304は、通話中の回線上の
音声データを音声入出力回路305を介して入手する。
情報処理装置304のアプリケーションは、この音声デ
ータを情報処理装置304が記憶できる形式に変換して
情報処理装置304内に記憶する。録音処理は、使用者
がアプリケーション上の録音停止ボタンを押すまで続け
られる。
【0007】また、情報処理装置304内に録音されて
いる音声データを電話サービスのアプリケーションで再
生する場合、情報処理装置304の使用者は、アプリケ
ーション上の再生ボタンを押す。ここで、アプリケーシ
ョンは、情報処理装置内に記憶されているデータを音声
データに変換し、音声入出力回路305を介して回線を
接続する。再生は、使用者がアプリケーションの再生停
止ボタンを押すか、再生データが終了するまで続けられ
る。
【0008】また、情報処理装置304内に電話番号を
電話サービスのアプリケーションで登録する場合、情報
処理装置304の使用者は、アプリケーションの操作で
入力した電話番号を記憶しておき、情報処理装置304
のキーボード及びマウスからの操作で電話番号登録処理
を実行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信支援装置では、電話機からの操作による音声の録音
及び再生、通信データの転送、情報処理装置への電話番
号登録等の電話サービスのアプリケーションを実行でき
ないという問題があった。本発明は、電話機からの操作
で情報処理装置を制御することによって電話サービスが
利用でき、更に、他のメディアとの情報のやりとりが容
易になるような高度で便利な通信支援装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明の通信支援装置は、請求項1に記載の
ように、電話機と情報処理装置が通信制御装置を介して
通信網と接続する通信支援装置において、電話機からの
所定の制御信号を検出する制御信号検出手段(後述する
実施例の制御用信号検出回路6、DTMF検出回路10
5、パルス信号検出回路205に相当)と、該制御信号
検出手段にて検出された所定の制御信号を解析する制御
信号解析手段(後述する実施例の制御信号解析回路1
1、情報処理装置112に相当)と、該制御信号解析手
段にて解析された所定の制御信号に基づいて情報処理装
置を制御する情報制御手段(後述する実施例の情報制御
回路7、情報処理装置112に相当)とを有する構成と
する。
【0011】本発明の通信支援装置は、制御信号検出手
段と制御信号解析手段と情報制御手段を有することによ
り、電話機からの所定の制御信号を認識することがで
き、その所定の制御信号に対応する電話サービスとし
て、例えば、音声の録音及び再生、通信データの転送、
情報処理装置への電話番号登録等のアプリケーションが
実行可能となる。また、コードレスの電話機を使用する
ことによって、情報処理装置の近くに移動することな
く、電話機から電話サービスのアプリケーションを実行
できる。
【0012】従って、本発明は、電話機からの操作で情
報処理装置を制御することによって電話サービスが利用
でき、更に、他のメディアとの情報のやりとりが容易に
なるような高度で便利な通信支援装置を提供することが
できる。また、本発明の通信支援装置は、請求項2に記
載のように、請求項1記載の通信支援装置において、前
記情報処理装置は、前記情報制御手段の制御により音声
データを録音処理する音声録音手段(後述する実施例の
音声録音回路12、情報処理装置112に相当)と、該
音声録音手段の処理により音声データを蓄積する音声デ
ータ蓄積手段(後述する実施例の音声データ蓄積回路1
5、情報処理装置112に相当)と、前記情報制御手段
の制御により該音声データ蓄積手段にて蓄積されている
音声データを再生処理する音声再生手段(後述する実施
例の音声再生回路13、情報処理装置112に相当)と
を有する構成とする。
【0013】本発明の通信支援装置の情報処理装置は、
音声録音手段と音声データ蓄積手段と音声再生手段とを
有することによって、電話サービスのアプリケーション
として、例えば、音声の録音及び再生が実行可能とな
る。また、本発明の通信支援装置は、請求項3に記載の
ように、請求項2記載の通信支援装置において、電話機
及び通信網からの音声データを前記情報処理装置に入出
力制御する音声入出力手段(後述する実施例の音声入出
力制御回路10、音声入出力回路106に相当)を有す
る構成とする。
【0014】本発明の通信支援装置は、音声入出力手段
が回線上の音声データを情報処理装置に接続し、会話の
録音及び再生を可能にしている。また、本発明の通信支
援装置は、請求項4に記載のように、請求項1乃至3い
ずれか一項記載の通信支援装置において、前記情報処理
装置は、前記情報制御手段の制御により通信データを受
信するデータ受信手段(後述する実施例のデータ受信回
路20、情報処理装置112に相当)と、該データ受信
手段にて受信した通信データを蓄積する通信データ蓄積
手段(後述する実施例のデータ蓄積回路21、情報処理
装置112に相当)と、前記情報制御手段の制御により
該通信データ蓄積手段にて蓄積されている通信データを
送信するデータ送信手段(後述する実施例のデータ送出
回路19、情報処理装置112に相当)とを有する構成
とする。
【0015】本発明の通信支援装置の情報処理装置は、
データ受信手段と通信データ蓄積手段とデータ送信手段
とを有することによって、電話サービスのアプリケーシ
ョンとして、例えば、通信データの転送が実行可能とな
る。また、本発明の通信支援装置は、請求項5に記載の
ように、請求項4記載の通信支援装置において、電話機
からの音声データを直接通信網に接続するか、または電
話機からの音声データを情報処理装置からの通信データ
と同様のデータ形式に変調及び復調して通信網に接続す
るかを切り替える切替手段(後述する実施例の切替器2
2、切替器113に相当)を有する構成とする。
【0016】本発明の通信支援装置は、切替手段が電話
機からの音声データを直接通信網に接続する場合は、電
話機からの音声データのみを通信網へ接続し、電話機か
らの音声データを情報処理装置からの通信データと同様
のデータ形式に変調及び復調して通信網に接続する場合
は、電話機からの音声データと情報処理装置からの通信
データを同時に送信することが可能となる。
【0017】また、本発明の通信支援装置は、請求項6
に記載のように、請求項1乃至5いずれか一項記載の通
信支援装置において、前記情報処理装置は、前記情報制
御手段の制御により通信網から通知された電話番号を登
録処理する電話帳登録手段(後述する実施例の電話帳登
録回路37、情報処理装置路112に相当)と、該電話
帳登録手段の処理により通知された電話番号を記憶する
電話帳記憶手段とを有する構成とする。
【0018】本発明の通信支援装置の情報処理装置は、
電話帳登録手段と電話帳記憶手段とを有することによっ
て、電話サービスのアプリケーションとして、例えば、
情報処理装置への電話番号登録が実行可能となる。ま
た、本発明の通信支援装置は、請求項7に記載のよう
に、請求項6記載の通信支援装置において、通話の終了
信号を検出する通話終了信号検出手段(後述する実施例
のダイヤル終了信号検出回路33、各種検出回路114
に相当)と、前記電話番号を電話機に表示させる制御を
実行する表示制御手段(後述する実施例の表示制御回路
34、情報処理装置112に相当)とを有し、前記電話
帳登録手段は、該ダイヤル終了信号検出手段にてダイヤ
ルの終了信号を検出後、該表示制御手段にて通知された
電話番号を電話機に表示させ、該電話機の使用者が許可
した電話番号を前記電話帳記憶手段に記憶することを特
徴とする。
【0019】本発明の通信支援装置の情報処理装置は、
電話機の使用者の意思によって必要な電話番号だけを電
話帳記憶手段に記憶することが可能となる。また、本発
明の通信支援装置は、請求項8に記載のように、請求項
1乃至7いずれか一項記載の通信支援装置において、所
定の制御信号は、ダイヤルパルス、DTMF信号、特定
の周波数毎に割り当てられた信号の内の少なくとも一つ
の信号とし、情報制御手段は、該信号に基づいて音声の
録音、再生及び通信データの受信、送信並びに電話番号
の登録の制御を実行することを特徴とする。 従って、
本発明の通信支援装置は、既存の電話機をそのまま使用
することが可能となる。
【0020】また、本発明の通信制御装置は、請求項9
に記載のように、電話機と情報処理装置を通信網に接続
させるための通信制御装置において、電話機からの所定
の制御信号を検出する制御信号検出手段(後述する実施
例の制御用信号検出回路6、DTMF検出回路105、
パルス信号検出回路205に相当)を有する構成とす
る。
【0021】本発明の通信制御装置は、制御信号検出手
段と制御信号解析手段と情報制御手段を有することによ
り、電話機からの所定の制御信号を認識することができ
る。また、本発明の通信制御装置は、請求項10に記載
のように、請求項9記載の通信制御装置において、電話
機及び通信網からの音声データを前記情報処理装置に入
出力制御する音声入出力手段(後述する実施例の音声入
出力制御回路10、音声入出力回路106に相当)を有
する構成とする。
【0022】本発明の通信制御装置は、音声入出力手段
が回線上の音声データを情報処理装置に接続し、会話の
録音及び再生を可能にしている。また、本発明の通信制
御装置は、請求項11に記載のように、請求項9または
10記載の通信制御装置において、電話機からの音声デ
ータを直接通信網に接続するか、または電話機からの音
声データを情報装置からの通信データと同様のデータ形
式に変調及び復調して通信網に接続するかを切り替える
切替手段(後述する実施例の切替器22、切替器113
に相当)を有する構成とする。
【0023】本発明の通信制御装置は、切替手段が電話
機からの音声データを直接通信網に接続する場合は、電
話機からの音声データのみを通信網へ接続し、電話機か
らの音声データを情報処理装置からの通信データと同様
のデータ形式に変調及び復調して通信網に接続する場合
は、電話機からの音声データと情報処理装置からの通信
データを同時に送信することが可能となる。
【0024】また、本発明の通信支援装置は、請求項1
2に記載のように、請求項9乃至11いずれか一項記載
の通信制御装置において、ダイヤルの終了信号を検出す
るダイヤル終了信号検出手段(後述する実施例のダイヤ
ル終了信号検出回路33、各種検出回路114に相当)
を有する構成とする。本発明の通信制御装置は、ダイヤ
ル終了信号検出手段にてダイヤルの終了信号を検出後、
電話サービスのアプリケーションを実行することができ
る。
【0025】また、本発明の通信支援装置は、請求項1
3に記載のように、請求項9乃至12いずれか一項記載
の通信制御装置において、所定の制御信号は、ダイヤル
パルス、DTMF信号、特定の周波数毎に割り当てられ
た信号の内の少なくとも一つの信号とすることを特徴と
する。従って、本発明の通信支援装置は、既存の電話機
をそのまま使用することが可能となる。
【0026】また、本発明の通信支援装置で動作する通
信支援サービスの実行方法は、請求項14に記載のよう
に、電話機と情報処理装置が通信制御装置を介して通信
網と接続する通信支援装置で動作する通信支援サービス
の実行方法において、電話機からの所定の制御信号を検
出する制御信号検出ステップ(後述する実施例のS3
2、S33、S34、S35、S36、S37、S38
に相当)と、該制御信号検出ステップにて検出された所
定の制御信号を解析する制御信号解析ステップ(後述す
る実施例のS101、S102、S103、S104に
相当)と、該制御信号解析ステップにて解析された所定
の制御信号に基づいて情報処理装置を制御する情報制御
ステップ(後述する実施例のS105、S106に相
当)とを有することを特徴とする。
【0027】また、本発明の通信支援装置に実行させる
プログラムを記憶した記憶媒体は、請求項15に記載の
ように、電話機と情報処理装置が通信制御装置を介して
通信網と接続する通信支援装置に実行させるプログラム
を記憶した記憶媒体において、電話機からの所定の制御
信号を検出する制御信号検出機能(後述する実施例の制
御用信号検出回路6、DTMF検出回路105、パルス
信号検出回路205に相当)と、該制御信号検出機能に
て検出された所定の制御信号を解析する制御信号解析機
能(後述する実施例の制御信号解析回路11、情報処理
装置112に相当)と、該制御信号解析機能にて解析さ
れた所定の制御信号に基づいて情報処理装置を制御する
情報制御機能(後述する実施例の情報制御回路7、情報
処理装置112に相当)とを実現させる。
【0028】また、本発明の通信支援装置に実行させる
プログラムを記憶した記憶媒体は、請求項16に記載の
ように、請求項15記載の記憶媒体において、前記情報
処理装置が前記情報制御手段の制御により音声データを
録音処理する音声録音機能(後述する実施例の音声録音
回路12、情報処理装置112に相当)と、該音声録音
機能の処理により音声データを蓄積する音声データ蓄積
機能(後述する実施例の音声データ蓄積回路15、情報
処理装置112に相当)と、前記情報制御手段の制御に
より該音声データ蓄積手段にて蓄積されている音声デー
タを再生処理する音声再生機能(後述する実施例の音声
再生回路13、情報処理装置112に相当)とを実現さ
せる。
【0029】また、本発明の通信支援装置に実行させる
プログラムを記憶した記憶媒体は、請求項17に記載の
ように、請求項16記載の記憶媒体において、電話機及
び通信網からの音声データを前記情報処理装置に入出力
制御する音声入出力機能(後述する実施例の音声入出力
制御回路10、音声入出力回路106に相当)を更に実
現させる。
【0030】また、本発明の通信支援装置に実行させる
プログラムを記憶した記憶媒体は、請求項18に記載の
ように、請求項15乃至17いずれか一項記載の記憶媒
体において、前記情報処理装置が前記情報制御機能によ
り通信データを受信するデータ受信機能(後述する実施
例のデータ受信回路20、情報処理装置112に相当)
と、該データ受信機能にて受信した通信データを蓄積す
る通信データ蓄積機能と、前記情報制御機能により該通
信データ蓄積機能により蓄積されている通信データを送
信するデータ送信機能(後述する実施例のデータ送出回
路19、情報処理装置112に相当)とを更に実現させ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信支援装置の実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の通信
支援装置の概念図を示す。図1において、通信支援装置
は、電話機1と通信制御装置2と情報処理装置3と通信
網4で構成され、電話機1及び情報処理装置3を通信制
御装置2を介して通信網4に接続している。
【0032】電話機1は、既存の音声送受信とダイヤル
機能を有する。通信制御装置2は、電話機1及び情報処
理装置3を回線と接続する回線接続部5と、電話機1か
らの所定の制御信号として、例えば、ダイヤルパルス、
DTMF信号、または特定の周波数毎に割り当てられた
信号を検出する制御用信号検出回路6で構成され、電話
機1及び情報処理装置3を通信網4に接続する機能を有
する。
【0033】情報処理装置3は、電話機1からの前記所
定の制御信号に基づいて情報処理装置3を制御する情報
制御回路7を有し、情報処理装置3の電話サービスのア
プリケーションを実行する機能を有する。図1のように
構成される通信支援装置は、通信制御装置2に電源が供
給されていない場合は、回線接続部5が電話機1と通信
網4を直接接続し、通信制御装置2に電源が供給されて
いる場合は、回線接続部5が電話機1と制御用信号検出
回路6とを接続する。制御用信号検出回路6は、電話機
1と通信網4を接続する回線上の所定の制御信号を検出
する。検出された結果は、情報制御回路7にイベントと
して通知される。情報制御回路7は、通知されたイベン
トに対応する情報処理装置3の電話サービスのアプリケ
ーションである会話中録音及び再生、通信データの転
送、電話帳登録等を実行する。
【0034】ここでいう所定の制御信号は、例えば、図
2、図3のように定義され、ダイヤルパルス、DTMF
信号、または特定の周波数毎に割り当てられた信号にそ
れぞれ割り当てられた電話サービスのアプリケーション
を実行するためのコマンドとして定義される。また、特
定の周波数毎に割り当てられた信号とは、図3のように
所定の周波数のトーン信号を発生する特別に設定された
ボタンとして、例えば、録音ボタン、再生ボタン等をい
う。尚、図2及び図3で定義したそれぞれの信号に対す
る電話サービスのアプリケーションは、説明上便宜的に
設定したものであり、サービスの種類及びコマンドの種
類等はこの限りではない。
【0035】以後、図2に示すDTMF信号を電話サー
ビスのアプリケーションに対応させた通信支援装置を図
4、図5、図6の概念図に従って説明する。尚、ダイヤ
ルトーン及び特定の周波数毎に割り当てられた信号の説
明は、DTMF信号と置き換えることで説明できる。図
4は、本発明の請求項2、3の概念図を示す。
【0036】図4において、通信支援装置は、図1と同
様に電話機1と通信制御装置2と情報処理装置3と通信
網4で構成され、電話機1及び情報処理装置3を通信制
御装置2を介して通信網4に接続している。尚、図1で
説明した図4と同一の構成については、同一の符号を付
して説明を省略する。電話機1は、離れた場所から無線
データを送受信可能なコードレス電話機9と、コードレ
ス電話機9からの無線信号を音声データに変換し、更に
回線からの音声データを無線信号に変換する無線信号変
換回路8で構成され、既存の音声送受信とダイヤル機能
を有する。尚、電話機1は、コードレス電話機には限ら
ない。
【0037】通信制御装置2は、電話機1及び情報処理
装置3を回線と接続する回線接続部5と、電話機1から
のDTMF信号を検出する制御用信号検出回路6と、電
話機1及び通信網4からの音声データを情報処理装置に
入出力制御する音声入出力制御回路10で構成され、電
話機1及び情報処理装置3を通信網4に接続する機能を
有する。
【0038】情報処理装置3は、電話機1からのDTM
F信号を解析してその解析結果を情報制御回路7に通知
する制御信号解析回路11と、制御信号解析回路11か
らの通知に基づいて情報処理装置3を制御する情報制御
回路7と、情報制御回路7の制御により電話機1と通信
網4を接続する回線上の会話の録音処理を実行する音声
録音回路12と、回線からの音声を蓄積可能なデータ形
式に変換する音声形式変換回路14と、音声形式変換回
路14にて変換された音声データを蓄積する音声データ
蓄積回路15と、音声データ蓄積回路15に蓄積されて
いる音声データを読み出して再生する音声再生回路13
で構成され、電話機1からのDTMF信号に基づいて情
報処理装置3の電話サービスのアプリケーションであ
る、例えば、音声の録音及び再生を実行する機能を有す
る。
【0039】図4のように構成される通信支援装置は、
通信制御装置2に電源が供給されていない場合は、回線
接続部5が電話機1と通信網4を直接接続し、通信制御
装置2に電源が供給されている場合は、回線接続部5が
制御用信号検出回路6を介して電話機1と通信網4とを
接続する。制御用信号検出回路6は、電話機1と通信網
4を接続する回線上のDTMF信号を検出する。検出さ
れた結果が図2に示す制御信号に対応する場合、制御用
信号検出回路6は、情報制御回路7にイベントとしてそ
の情報を通知する。
【0040】ここで、制御信号解析回路11によるDT
MF信号の解析の結果、例えば、電話機1からDTMF
信号’*1’が押されていた場合、情報制御回路7は、
音声録音回路12に対して情報処理装置3の電話サービ
スのアプリケーションである会話中録音を開始するよう
に制御し、電話機1からDTMF信号’*2’が押され
ると、会話中録音を終了するように制御する。更に、電
話機1からDTMF信号’*3’が押された場合、情報
制御回路7は、音声録音回路12に対して録音されてい
る音声データを再生するように制御し、電話機1からD
TMF信号’*4’が押されると再生を終了するように
制御する。
【0041】音声録音回路12では、音声形式変換回路
14が変換した音声データを音声データ蓄積回路15に
蓄積することにより録音処理を行っている。また、音声
再生回路13では、音声データ蓄積回路15に蓄積され
ている音声データを読み出し、更に音声形式変換回路1
4が変換した音声データを音声入出力回路10に出力す
ることにより再生処理を行っている。
【0042】図5は、本発明の請求項4、5の概念図を
示す。図5において、通信支援装置は、図1と同様に電
話機1と通信制御装置2と情報処理装置3と通信網4で
構成され、電話機1及び情報処理装置3を通信制御装置
2を介して通信網4に接続している。尚、図1で説明し
た図5と同一の構成については、同一の符号を付して説
明を省略する。
【0043】電話機1は、コードレス電話機9と無線信
号変換回路8で構成され、既存の音声送受信とダイヤル
機能を有する。尚、電話機1は、コードレス電話機には
限らない。通信制御装置2は、電話機1及び情報処理装
置3を回線と接続する回線接続部5と、電話機1からの
DTMF信号を検出する制御用信号検出回路6と、電話
機1からの音声を通信データと同じデータ形式に変調
し、更に通信網4からの通信データと同じデータ形式の
音声データを電話機1の音声に復調する音声符号化複合
化回路16と、通信データを通信するためのデータ用変
調復調回路17と、電話サービスの通信データと音声デ
ータを同時または別々に通信するサービスを実行する時
に音声符号化複合化回路16に接続され、通常は通信網
4側に接続されている切替器22で構成され、電話機1
及び情報処理装置3を通信網4に接続する機能を有す
る。
【0044】情報処理装置3は、電話機1からのDTM
F信号を解析してその解析結果を情報制御回路7に通知
する制御信号解析回路18と、制御信号解析回路18か
らの通知に基づいて情報処理装置3を制御する情報制御
回路7と、情報制御回路7の制御により通信網4と情報
処理装置3を接続する回線からの通信データを受信する
データ受信回路20と、回線からの通信データを蓄積す
るデータ蓄積回路21と、データ蓄積回路21に蓄積さ
れている通信データを読み出して送出するデータ送出回
路19で構成され、電話機1からのDTMF信号に基づ
いて情報処理装置3の電話サービスのアプリケーション
である、例えば、通信データの転送を実行する機能を有
する。
【0045】図5のように構成される通信支援装置は、
通信制御装置2に電源が供給されていない場合は、回線
接続部5が電話機1と通信網4を直接接続し、通信制御
装置2に電源が供給されている場合は、回線接続部5が
制御用信号検出回路6を介して電話機1と通信網4とを
接続する。制御用信号検出回路6は、電話機1と通信網
4を接続する回線上のDTMF信号を検出する。検出さ
れた結果が図2に示す制御信号に対応する場合、制御用
信号検出回路6は、情報制御回路7にイベントとしてそ
の情報を通知する。
【0046】ここで、制御信号解析回路18によるDT
MF信号の解析の結果、例えば、電話機1からDTMF
信号’*7’が押されていた場合、情報制御回路7は、
データ送出回路19に対して情報処理装置3の電話サー
ビスのアプリケーションである通信データの送信を開始
するように制御し、電話機1からDTMF信号’*8’
が押されると、通信データの送信を終了するように制御
する。尚、通信データの受信は、情報処理装置3にて自
動的に受信するため、電話機1からの制御は特に必要と
しない。
【0047】データ受信回路20では、情報処理装置3
の電話サービスとしてデータ用変調復調回路17からの
通信データをデータ蓄積回路21にする処理を行ってい
る。また、データ送出回路19では、データ蓄積回路2
1に蓄積されている通信データを読み出してデータ用変
調復調回路17に出力する処理を行っている。図6は、
本発明の請求項6、7の概念図を示す。
【0048】図6において、通信支援装置は、図1と同
様に電話機1と通信制御装置2と情報処理装置3と通信
網4で構成され、電話機1及び情報処理装置3を通信制
御装置2を介して通信網4に接続している。尚、図1で
説明した図6と同一の構成については、同一の符号を付
して説明を省略する。電話機1は、コードレス電話機9
と無線信号変換回路8と、情報処理装置3からの情報を
表示する表示部32と、情報処理装置3からの無線信号
を表示部32で表示可能なデータ形式に変換する無線信
号変換回路31で構成され、既存の音声送受信とダイヤ
ル機能を有する。尚、電話機1は、コードレス電話機に
は限らない。
【0049】通信制御装置2は、電話機1及び情報処理
装置3を回線と接続する回線接続部5と、電話機1から
のDTMF信号を検出する制御用信号検出回路6と、電
話機1の使用者と第三者の通話が終了したことを検出す
るダイヤル終了信号検出回路33で構成され、電話機1
及び情報処理装置3を通信網4に接続する機能を有す
る。
【0050】情報処理装置3は、電話機1からのDTM
F信号を解析してその解析結果を情報制御回路7に通知
する制御信号解析回路35と、前記解析結果を記憶する
解析結果記憶回路36と、制御信号解析回路36からの
通知に基づいて情報処理装置3を制御する情報制御回路
7と、情報制御回路7の制御により第三者の電話番号を
登録する処理を実行する電話帳登録回路37と、情報制
御回路7の制御により表示部32に表示するデータを生
成する表示制御回路34と、電話帳登録回路37の処理
により電話番号を登録する電話帳記憶回路38で構成さ
れ、電話機1からのDTMF信号に基づいて情報処理装
置3の電話サービスのアプリケーションである、例え
ば、電話番号の登録を実行する機能を有する。
【0051】図6のように構成される通信支援装置は、
通信制御装置2に電源が供給されていない場合は、回線
接続部5が電話機1と通信網4を直接接続し、通信制御
装置2に電源が供給されている場合は、回線接続部5が
制御用信号検出回路6を介して電話機1と通信網4とを
接続する。制御用信号検出回路6は、電話機1と通信網
4を接続する回線上のDTMF信号を検出する。検出さ
れた結果が図2に示す制御信号に対応する場合、制御用
信号検出回路6は、情報制御回路7にイベントとしてそ
の情報を通知する。
【0052】ここで、制御信号解析回路35によるDT
MF信号の解析の結果、例えば、電話機1からDTMF
信号’*9’が押されていた場合、情報制御回路7は、
現在通話中の第三者の電話番号を解析結果記憶回路36
に記憶する。ダイヤルが終了すると、ダイヤル終了信号
検出回路33がダイヤルの終了を情報制御回路7に通知
し、通知を受信した情報制御回路7は、電話帳登録回路
37に対して情報処理装置3の電話サービスのアプリケ
ーションである電話番号の登録処理を実行するように制
御する。
【0053】表示制御回路34は、第三者の電話番号を
登録するか否かを電話機1の使用者に判断させるため、
表示部3にその旨を表示する。電話機1の使用者が登録
することを判断した場合、電話帳登録回路37は、解析
結果記憶回路36に記憶されている第三者の電話番号を
読み出し、電話帳記憶回路38に第三者の電話番号を記
憶する。一方、電話機1の使用者が登録しないことを判
断した場合、電話帳登録回路37は、解析結果記憶回路
36に記憶されている第三者の電話番号を消去する。
【0054】また、図1、図4、図5、図6の通信支援
装置の通信制御装置2は、電話機1及び情報処理装置3
を通信網4に接続するモデムまたはターミナルアダプタ
と考えることができる。そこで、図7、図8、図9、図
10、図11にモデムまたはターミナルアダプタを用い
た通信支援装置の構成例を示す。図7及び図8は、図
1、図4、図5、図6と同様の構成を有し、通信制御装
置2をモデム41に置き換えた場合の構成例である。
【0055】図9及び図10は、モデム内蔵電話機42
とコードレス電話機9を有するモデム内蔵電話機43を
利用した場合の構成例である。尚、モデム内蔵電話機4
2及びモデム内蔵電話機43は、モデムに電話機が付い
た様なものでもかまわない。図11は、電話機付きモデ
ム内蔵パソコン44を利用した場合の構成例である。
【0056】図12は、電話サービスのアプリケーショ
ンである会話中録音及び再生、通信データの転送、電話
番号の電話帳登録等を行う本発明の通信支援装置の実施
例を示す。図12において、通信支援装置は、電話機1
01と通信網102とリレー103とリレー制御104
とDTMF検出回路105と音声入出力回路106と音
声符号化複合化回路107とデータ用変調復調回路10
8とCPU109とバス110とPCインターフェイス
111と情報処理装置112と切替器113と各種検出
回路114と電話機表示部115と直流検出回路116
と直流検出回路117で構成され、電話機101からの
DTMF信号によって電話サービスのアプリケーション
である会話中録音及び再生、通信データの転送、電話番
号の電話帳登録等を行う。
【0057】電話機101は、既存の音声送受信とダイ
ヤル機能を有する。通信網102は、公衆回線等の通信
網を示す。CPU109は、バス110に接続された各
回路からの通知を処理し、更にバス110に接続された
各回路を制御する機能を有する。直流検出回路116及
び直流検出回路117は、回線切断及び電話機101の
オンフックを検出する機能を有する。
【0058】リレー制御104は、CPU109の制御
によって後述するリレー103を制御する機能を有す
る。リレー103は、電話機101及び通信網102を
接続する回線を開閉する機能を有する。尚、通信支援装
置に給電されている場合は、リレー制御104の制御に
よってリレー103は解放され、給電されてない場合
は、閉じられている。
【0059】DTMF検出回路105は、電話機101
からのDTMF信号を検出する機能を有する。音声入出
力回路106は、電話機101と通信網102を接続す
る回線上の音声データを情報処理装置112に接続する
機能を有する。音声符号化複合化回路107は、音声を
変調及び復調する機能を有する。
【0060】データ用変調復調回路108は、通信デー
タを変調及び復調する機能を有する。PCインターフェ
ース111は、モデムとしての通信制御手段118と情
報処理装置112を接続する機能を有する。情報処理装
置112は、電話サービスを実行する機能を有する。
【0061】切替器113は、電話サービスの会話中録
音及び再生を実行する時に音声符号化複合化回路107
に接続され、通常は通信網102側に接続されている。
各種検出回路114は、ビジートーン(話し中を示
す)、RINGトーン(第三者からの呼び出し音を示
す)、RBT(リングバックトーン:第三者に対する呼
び出し音を示す)、オンフック、オフフックの各種状態
を検出する機能を有する。
【0062】電話機表示部115は、電話サービスの電
話番号の電話帳登録を実行するときに情報処理装置11
2からのメッセージを表示する機能を有する。また、電
話機101からの制御信号が図12のようにDTMF信
号ではなくダイアルパルスの場合は、図13のようにD
TMF検出回路105をパルス信号検出回路205に置
き換えることによって、図12の通信支援装置と同様に
電話サービスを実行することができる。更に電話機10
1からの制御信号が図3に示すような特定の周波数毎に
割り当てられた信号の場合は、DTMF検出回路105
を前記信号を検出可能な回路に置き換えることによっ
て、図12の通信支援装置と同様に電話サービスを実行
することができる。
【0063】上記図12のように構成される通信支援装
置の通信制御手段118の基本動作を図14に従って説
明する。通信支援装置の使用者が通信制御装置118に
給電すると、CPU109は通信制御装置118の初期
化を実施する(S1)。通信制御装置118の初期化
は、図16のように通信制御装置118を構成する各回
路のすべての設定値を初期化し(S11)、更に直流検
出回路116及び117からの通知により、CPU10
9は、リレー制御回路104を制御し、電話機101が
リレー103を通らずに通信網102と接続するように
リレー103を切り替える(S12)。 次にCPU1
09はPCインターフェース111の初期化を実施する
(S2)。PCインターフェース111の初期化は、図
15のようにCPU109がステータス情報部に’デー
タ有り’と設定し(S21)、データ情報部に’00’
と設定し(S22)、データストローブ信号を’ON’
として一定時間後、’OFF’にする処理を実行する
(S23)。
【0064】通信制御装置118及びPCインターフェ
ース111の初期化が終了すると、CPU109は、電
話機101からの制御処理を実行する(S3)。尚、図
12の通信制御装置118は給電された状態とし、リレ
ー103は解放され、電話機101と通信網102は分
離された状態とする。CPU109では、通信制御装置
11を構成する各回路からの通知、及び情報処理装置1
12からの通知に対して割り込み処理を実行して対処し
ている。
【0065】割り込み処理プログラムは図25に示す。
CPU109は、割り込みをを受信すると情報処理装置
112からの制御コマンドによる割り込みかどうかを確
認する(S73)。その割り込みが情報処理装置112
からの割り込みの場合(S73、YES)、CPU10
9は、制御コマンドが内部検出禁止コマンドか内部検出
許可コマンドかを確認する(S77、S79)。どちら
でもない場合は(S77、NO)(S79、NO)、C
PU109は割り込み処理を終了する。制御コマンドが
内部検出禁止コマンドの場合(S77、YES)、CP
U109は、各検出回路が信号を検出しないモードに設
定する(S78)。制御コマンドが内部検出許可コマン
ドの場合(S79、YES)、CPU109は、各検出
回路が信号を検出するモードに設定する(S80)。通
信制御装置118は、予め各検出回路が信号を検出する
モードに設定してあるものとする。
【0066】一方、CPU109に対する割り込みが情
報処理装置112からの割り込みでない場合(S73、
NO)、CPU109は、各検出回路が信号を検出しな
いモードかどうかを確認し(S74)、この場合、予め
各検出回路が信号を検出するモードに設定してあるため
(S74、NO)、更に各検出回路からの信号かどうか
を確認する(S75)。CPU109は、割り込みが各
検出回路からの信号でない場合(S75、NO)、割り
込み処理を終了し、割り込みが各検出回路からの信号の
場合(S75、YES)、例えば、各種検出回路114
がビジートーン、RINGトーン、RBT、オンフッ
ク、オフフックの各種状態のいづれか一つを検出した場
合、またはDTMF検出回路105がDTMF信号を検
出した場合、各検出回路からの信号を記憶する(S7
6)。
【0067】情報処理装置112は、先に記憶されてい
る状態とDTMF信号に基づいて電話サービスのアプリ
ケーションである会話中録音及び再生、通信データの転
送、電話番号の電話帳登録等を行う。図25の割り込み
処理プログラムによってDTMF検出回路105、各種
検出回路114のいずれかから信号が検出された場合、
通信制御装置118のCPU109は、図17の検出信
号読み取り処理を実施する(S31)。検出信号読み取
り処理の詳細は図24に従って説明する。
【0068】CPU109は、割り込み処理プログラム
により記憶されたDTMF検出回路105、各種検出回
路114のいずれかからの検出信号を読み出す(S6
9)。尚、検出信号がない場合は(S70、NO)、C
PU109は検出信号読み取り処理を終了する。検出信
号が記憶されている場合(S70、YES)、割り込み
処理プログラムにより記憶されたDTMF検出回路10
5、各種検出回路114のいずれかからの検出信号を消
去(初期化)し(S71)、ステップ69にて読み出し
た検出信号をリターン値として検出信号読み取り処理を
終了する(S72)。
【0069】図17において、検出信号読み取り処理が
図24のステップ72をもって終了すると、CPU10
9は、各種検出回路114及びDTMF検出回路105
にて検出したオフフック、オンフック、リングトーン、
RBT、ビジートーン、DTMF信号の内、いづれの検
出信号が記憶されているかを確認する(S32、S3
3、S34、S35、S36、S37)。
【0070】各種検出回路114にてオフフックが検出
された場合(S32、YES)、CPU109は、オフ
フック処理を実行する(S39)。オフフック処理の詳
細を図18に従って説明する。CPU109は状態を記
憶するステータス情報部に、検出信号があったことを、
例えば、’データ有り’のようなデータで設定する(S
51)。更にCPU109は、データ情報部にオフフッ
クを意味する、例えば、’01’を設定し(S52)、
オフフック’01’をイベントとして情報処理装置11
2に通知する(S53)。
【0071】各種検出回路114にてオンフックが検出
された場合(S33、YES)、CPU109は、オン
フック処理を実行する(S40)。オンフック処理の詳
細を図19に従って説明する。CPU109は状態を記
憶するステータス情報部に、検出信号があったことを、
例えば、’データ有り’のようなデータで設定する(S
54)。更にCPU109は、データ情報部にオンフッ
クを意味する、例えば、’02’を設定し(S55)、
オンフック’02’をイベントとして情報処理装置11
2に通知する(S56)。
【0072】各種検出回路114にてリングトーンが検
出された場合(S34、YES)、CPU109は、リ
ング処理を実行する(S41)。リング処理の詳細を図
20に従って説明する。CPU109は状態を記憶する
ステータス情報部に、検出信号があったことを、例え
ば、’データ有り’のようなデータで設定する(S5
7)。更にCPU109は、データ情報部にリングトー
ンを意味する、例えば、’03’を設定し(S58)、
リングトーン’03’をイベントとして情報処理装置1
12に通知する(S59)。
【0073】各種検出回路114にてRBTが検出され
た場合(S35、YES)、CPU109は、RBT処
理を実行する(S42)。RBT処理の詳細を図21に
従って説明する。CPU109は状態を記憶するステー
タス情報部に、検出信号があったことを、例えば、’デ
ータ有り’のようなデータで設定する(S60)。更に
CPU109は、データ情報部にRBTを意味する、例
えば、’04’を設定し(S61)、RBT’04’を
イベントとして情報処理装置112に通知する(S6
2)。
【0074】各種検出回路114にてビジートーンが検
出された場合(S36、YES)、CPU109は、ビ
ジートーン処理を実行する(S43)。ビジートーン処
理の詳細を図23に従って説明する。CPU109は状
態を記憶するステータス情報部に、検出信号があったこ
とを、例えば、’データ有り’のようなデータで設定す
る(S66)。更にCPU109は、データ情報部にビ
ジートーンを意味する、例えば、’05’を設定し(S
67)、ビジートーン’05’をイベントとして情報処
理装置112に通知する(S68)。
【0075】DTMF検出回路105にてDTMF信号
が検出された場合(S37、YES)、CPU109
は、DTMF処理を実行する(S44)。DTMF処理
の詳細を図22に従って説明する。CPU109は状態
を記憶するステータス情報部に、検出信号があったこと
を、例えば、’データ有り’のようなデータで設定する
(S63)。更にCPU109は、データ情報部にDT
MF信号を意味する、例えば、図2の示す’*1’を設
定し(S64)、DTMF’*’と’1’の2回のイベ
ントを情報処理装置112に通知する(S65)。
【0076】図17の処理において、各種検出回路11
4及びDTMF検出回路105にてオフフック、オンフ
ック、リングトーン、RBT、ビジートーン、DTMF
信号が検出され、更にイベントが発生すると情報処理装
置112では、図26に示すような電話サービスのアプ
リケーションが動作する。情報処理装置112に給電さ
れてからアプリケーションが終了するまでの処理を図2
6に従って説明する。
【0077】情報処理装置112は、内蔵されているア
プリケーションを起動し、電話サービスとしての会話中
録音及び再生処理、通信データの転送処理、電話番号の
電話帳登録処理を初期化し(S101)、更にダイアロ
グ画面表示処理を実行し(S102)、CPU109か
らのイベント待ち処理に移行する(S103)。ここ
で、各種検出回路114及びDTMF検出回路105に
てオフフック、オンフック、リングトーン、RBT、ビ
ジートーン、DTMF信号が検出され、イベントが発生
すると情報処理装置112では、電話サービスを実行す
る各処理に対してイベントを通知するイベント振り分け
処理を実行する(S104)。
【0078】各種検出回路114にてオフフック、オン
フック、リングトーン、RBT、ビジートーンが検出さ
れた場合、情報処理装置112は、イベントを検出して
実行する電話の状態検出処理を実行し(S105)、電
話の状態検出処理が終了すると、また次のイベントの発
生を待つ処理に移行する(S103)。DTMF検出回
路105にてDTMF信号が検出された場合、情報処理
装置112は、DTMF信号のイベントを検出して実行
するDTMF検出後処理を実行し(S106)、DTM
F検出後処理が終了すると、また次のイベントの発生を
待つ処理に移行する(S103)。尚、その他のイベン
トが発生した場合は(S107)、また次のイベントの
発生を待つ処理に移行する(S103)。
【0079】図27は、図26のステップ105におけ
る電話の状態検出処理の詳細を示すフローである。電話
の状態検出処理を図27に従って説明する。情報処理装
置112は、オフフック、オンフック、リングトーン、
RBT、ビジートーンによるイベントが発生した場合に
処理を行う(S111、S113、S115、S12
3、S125)。
【0080】オンフックによるイベントが発生した場合
(S111、YES)、情報処理装置112は、電話サ
ービスの一つである電話番号の登録処理を実行する(S
112)。電話番号の登録処理において、情報処理装置
112は、ダイヤル中フラグがオンの場合(S127、
NO)、電話機表示部115に現在かけている電話番号
を表示し(S117)、更にその電話番号を電話帳に登
録するかどうかのメッセージを表示し(S118)、電
話機101の使用者の判断による入力を待つ処理に移行
する(S119)。電話機101の使用者が登録すると
判断した場合(S120、YES)、情報処理装置11
2は、電話番号の登録処理を実行し(S121)、DT
MF記憶部内のデータを全て初期化し(S122)、更
にダイヤル中フラグをオフとして電話帳登録処理を終了
する(S128)。また、ステップ120において電話
機101の使用者が登録しないと判断した場合(S12
0、NO)、及びステップ127においてダイヤル中フ
ラグがオフの場合(S127、YES)、情報処理装置
112は、DTMF記憶部内のデータを全て初期化する
(S122)。
【0081】オフフックによるイベントが発生した場合
も(S113、TES)、情報処理装置112は、DT
MF記憶部内のデータを全て初期化する(S114)。
RBTによるイベントが発生した場合(S115、YE
S)、情報処理装置112は、電話サービスの一つであ
る電話番号の登録処理を実行する(S116)。電話番
号の登録処理において、情報処理装置112は、ダイヤ
ル中フラグがオンの場合(S127、NO)、電話機表
示部115に現在かけている電話番号を表示し(S11
7)、更にその電話番号を電話帳に登録するかどうかの
メッセージを表示し(S118)、電話機101の使用
者の判断による入力を待つ処理に移行する(S11
9)。電話機101の使用者が登録すると判断した場合
(S120、YES)、情報処理装置112は、電話番
号の登録処理を実行し(S121)、DTMF記憶部内
のデータを全て初期化し(S122)、更にダイヤル中
フラグをオフとして電話帳登録処理を終了する(S12
8)。また、ステップ120において電話機101の使
用者が登録しないと判断した場合(S120、NO)、
及びステップ127においてダイヤル中フラグがオフの
場合(S127、YES)、情報処理装置112は、D
TMF記憶部内のデータを全て初期化する(S12
2)。
【0082】リングトーンによるイベントが発生した場
合(S123、YES)、情報処理装置112は、DT
MF記憶部内のデータを全て初期化する(S124)。
ビジートーンによるイベントが発生した場合(S12
5、YES)、情報処理装置112は、情報処理装置1
12は、電話サービスの一つである電話番号の登録処理
を実行する(S116)。電話番号の登録処理におい
て、情報処理装置112は、ダイヤル中フラグがオンの
場合(S127、NO)、電話機表示部115に現在か
けている電話番号を表示し(S117)、更にその電話
番号を電話帳に登録するかどうかのメッセージを表示し
(S118)、電話機101の使用者の判断による入力
を待つ処理に移行する(S119)。電話機101の使
用者が登録すると判断した場合(S120、YES)、
情報処理装置112は、電話番号の登録処理を実行し
(S121)、DTMF記憶部内のデータを全て初期化
し(S122)、更にダイヤル中フラグをオフとして電
話帳登録処理を終了する(S128)。また、ステップ
120において電話機101の使用者が登録しないと判
断した場合(S120、NO)、及びステップ127に
おいてダイヤル中フラグがオフの場合(S127、YE
S)、情報処理装置112は、DTMF記憶部内のデー
タを全て初期化する(S122)。
【0083】また、情報処理装置112は、オフフッ
ク、オンフック、リングトーン、RBT、ビジートーン
によるイベントが発生していない場合(S111、N
O)(S113、NO)(S115、NO)(S12
3、NO)(S125、NO)、電話の状態検出処理を
終了する。図28は、図26のステップ106における
DTMF検出後処理の詳細を示すフローである。DTM
F検出後処理を図28に従って説明する。
【0084】DTMF検出回路105にてDTMF信号
が検出された場合、情報処理装置112は、電話サービ
スのアプリケーションである会話中録音及び再生、通信
データの転送を行う。情報処理装置112は、DTMF
信号として、例えば、’*’が押されたかどうかを確認
する(S131)。DTMF信号’*’が押された場合
(S131、YES)、情報処理装置112は、次のD
TMF信号を待つファンクション状態に移行する(S1
32)。一方、’*’以外のDTMF信号が押された場
合は(S131、NO)、情報処理装置112がファン
クション状態かどうかを確認する(S133)。
【0085】情報処理装置112がファンクション状態
以外の場合(S133、NO)、電話機101の使用者
がダイヤル中であれば(S147)、情報処理装置11
2は、そのDTMF信号をDTMF記憶部に記憶する
(S148)。一方、情報処理装置112がファンクシ
ョン状態の場合(S133、YES)、情報処理装置1
12は、電話サービスを実行するファンクション処理に
移行する(S134)。ファンクション処理において、
情報処理装置112は、DTMF信号’*’の次に押さ
れたDTMF信号を検出する(S135、S137、S
139、S141、S143、S145)。
【0086】例えば、図2に示すようにDTMF信号’
1’が押された場合(S135)、情報処理装置112
は、電話サービスの一つである会話の録音を開始する
(S136)。例えば、図2に示すようにDTMF信
号’2’が押された場合(S137)、情報処理装置1
12は、電話サービスの一つである会話の録音を終了す
る(S138)。
【0087】例えば、図2に示すようにDTMF信号’
3’が押された場合(S139)、情報処理装置112
は、電話サービスの一つである録音されている会話の再
生を開始する(S140)。例えば、図2に示すように
DTMF信号’4’が押された場合(S141)、情報
処理装置112は、電話サービスの一つである録音され
ている会話の再生を終了する(S142)。
【0088】例えば、図2に示すようにDTMF信号’
7’が押された場合(S143)、情報処理装置112
は、電話サービスの一つである通信データの転送を開始
する(S144)。例えば、図2に示すようにDTMF
信号’8’が押された場合(S145)、情報処理装置
112は、電話サービスの一つである通信データの転送
を終了する(S146)。
【0089】尚、図12及び図13のCPU109は、
メモリ格納されたプログラムで動作する。また、情報処
理装置112は、内部にプロセッサとメモリを有し、メ
モリ内のプログラムを処理するものである。本実施例で
開示した種々のフローチャートの動作を、これらのプロ
グラムで動作させても良い。その場合、それらのプログ
ラムは、フロッピー、CD−ROM等の媒体で提供さ
れ、実施例の装置にインストールすることも可能であ
る。
【0090】
【発明の効果】上述の如く、本発明の通信支援装置によ
れば、電話機からの操作で情報処理装置を制御すること
によって情報処理装置の電話サービスが利用でき、更
に、他のメディアとの情報のやりとりが容易になるよう
な高度で便利な通信支援装置を提供することが可能とな
る。
【0091】また、コードレスの電話機を使用すること
によって、情報処理装置の近くに移動することなく、電
話機から電話サービスのアプリケーションを実行でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信支援装置の概念図である。
【図2】DTMF信号及びダイヤルトーンを利用した制
御信号の例である。
【図3】周波数毎に割り当てられた制御信号の例であ
る。
【図4】請求項2、3の概念図である。
【図5】請求項4、5の概念図である。
【図6】請求項6、7の概念図である。
【図7】通信支援装置の構成例である。
【図8】通信支援装置の構成例である。
【図9】通信支援装置の構成例である。
【図10】通信支援装置の構成例である。
【図11】通信支援装置の構成例である。
【図12】本発明の実施例である。
【図13】本発明の実施例である。
【図14】CPUの基本フローである。
【図15】PCインターフェイス初期化のフローであ
る。
【図16】初期化のフローである。
【図17】制御処理メインのフローである。
【図18】オフフック処理のフローである。
【図19】オンフック処理のフローである。
【図20】リング処理のフローである。
【図21】RBT処理のフローである。
【図22】DTMF処理のフローである。
【図23】ビジートーン処理のフローである。
【図24】検出信号読み取り処理のフローである。
【図25】割り込み処理のフローである。
【図26】アプリケーションメイン処理のフローであ
る。
【図27】電話の状態検出処理のフローである。
【図28】DTMF信号検出後処理のフローである。
【図29】従来の通信支援装置である。
【符号の説明】
1 電話機 2 通信制御装置 3 情報処理装置 4 通信網 5 回線接続部 6 制御用信号検出回路 7 情報制御回路 8 無線信号変換回路 9 コードレス電話機 10 音声入出力制御回路 11 制御信号解析回路 12 音声録音回路 13 音声再生回路 14 音声形式変換回路 15 音声データ蓄積回路 16 音声符号化複合化回路 17 データ用変調復調回路 18 制御信号解析回路 19 データ送出回路 20 データ受信回路 21 データ蓄積回路 22 切替器 31 無線信号変換回路 32 表示部 33 ダイアル終了信号検出回路 34 表示制御回路 35 制御信号解析回路 36 解析結果記憶回路 37 電話帳登録回路 38 電話帳記憶回路 41 モデム 42 モデム内蔵電話機 43 モデム内蔵電話機 44 電話機付きモデム内蔵パソコン 101 電話機 102 通信網 103 リレー 104 リレー制御 105 DTMF検出回路 106 音声入出力回路 107 音声符号化複合化回路 108 データ用変調復調回路 109 CPU 110 バス 111 PCインターフェイス 112 情報処理装置 113 切替器 114 各種検出回路 115 電話機表示部 116 直流検出回路 117 直流検出回路 205 パルス信号検出回路 301 電話機 302 通信網 303 回線接続部 304 情報処理装置 305 音声入出力回路 306 ダイアル回路 307 各種検出回路 308 PCインターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅見 俊宏 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 矢野 勝利 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 角田 潤 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 泰雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機と情報処理装置が通信制御装置を介
    して通信網と接続する通信支援装置において、 電話機からの所定の制御信号を検出する制御信号検出手
    段と、 該制御信号検出手段にて検出された所定の制御信号を解
    析する制御信号解析手段と、 該制御信号解析手段にて解析された所定の制御信号に基
    づいて情報処理装置を制御する情報制御手段とを有する
    ことを特徴とする通信支援装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信支援装置において、 前記情報処理装置は、前記情報制御手段の制御により音
    声データを録音処理する音声録音手段と、 該音声録音手段の処理により音声データを蓄積する音声
    データ蓄積手段と、 前記情報制御手段の制御により該音声データ蓄積手段に
    て蓄積されている音声データを再生処理する音声再生手
    段とを有することを特徴とする通信支援装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の通信支援装置において、 電話機及び通信網からの音声データを前記情報処理装置
    に入出力制御する音声入出力手段を有することを特徴と
    する通信支援装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか一項記載の通信支
    援装置において、 前記情報処理装置は、前記情報制御手段の制御により通
    信データを受信するデータ受信手段と、 該データ受信手段にて受信した通信データを蓄積する通
    信データ蓄積手段と、 前記情報制御手段の制御により該通信データ蓄積手段に
    て蓄積されている通信データを送信するデータ送信手段
    とを有することを特徴とする通信支援装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の通信支援装置において、 電話機からの音声データを直接通信網に接続するか、ま
    たは電話機からの音声データを情報処理装置からの通信
    データと同様のデータ形式に変調及び復調して通信網に
    接続するかを切り替える切替手段を有することを特徴と
    する通信支援装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5いずれか一項記載の通信支
    援装置において、 前記情報処理装置は、前記情報制御手段の制御により通
    信網から通知された電話番号を登録処理する電話帳登録
    手段と、 該電話帳登録手段の処理により通知された電話番号を記
    憶する電話帳記憶手段とを有することを特徴とする通信
    支援装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の通信支援装置において、 ダイヤルの終了信号を検出するダイヤル終了信号検出手
    段と、 前記電話番号を電話機に表示させる制御を実行する表示
    制御手段とを有し、 前記電話帳登録手段は、該ダイヤル終了信号検出手段に
    てダイヤルの終了信号を検出後、該表示制御手段にて通
    知された電話番号を電話機に表示させ、該電話機の使用
    者が許可した電話番号を前記電話帳記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする通信支援装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7いずれか一項記載の通信支
    援装置において、 所定の制御信号は、ダイヤルパルス、DTMF信号、特
    定の周波数毎に割り当てられた信号の内の少なくとも一
    つの信号とし、情報制御手段は、該信号に基づいて音声
    の録音、再生及び通信データの受信、送信並びに電話番
    号の登録の制御を実行することを特徴とする通信支援装
    置。
  9. 【請求項9】電話機と情報処理装置を通信網に接続させ
    るための通信制御装置において、 電話機からの所定の制御信号を検出する制御信号検出手
    段を有することを特徴とする通信制御装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の通信制御装置において、 電話機及び通信網からの音声データを前記情報処理装置
    に入出力制御する音声入出力手段を有することを特徴と
    する通信制御装置。
  11. 【請求項11】請求項9または10記載の通信制御装置
    において、 電話機からの音声データを直接通信網に接続するか、ま
    たは電話機からの音声データを情報装置からの通信デー
    タと同様のデータ形式に変調及び復調して通信網に接続
    するかを切り替える切替手段を有することを特徴とする
    通信制御装置。
  12. 【請求項12】請求項9乃至11いずれか一項記載の通
    信制御装置において、 ダイヤルの終了信号を検出するダイヤル終了信号検出手
    段を有することを特徴とする通信支援装置。
  13. 【請求項13】請求項9乃至12いずれか一項記載の通
    信制御装置において、 所定の制御信号は、ダイヤルパルス、DTMF信号、特
    定の周波数毎に割り当てられた信号の内の少なくとも一
    つの信号とすることを特徴とする通信支援装置。
  14. 【請求項14】電話機と情報処理装置が通信制御装置を
    介して通信網と接続する通信支援装置で動作する通信支
    援サービスの実行方法において、 電話機からの所定の制御信号を検出する制御信号検出ス
    テップと、 該制御信号検出ステップにて検出された所定の制御信号
    を解析する制御信号解析ステップと、 該制御信号解析ステップにて解析された所定の制御信号
    に基づいて情報処理装置を制御する情報制御ステップと
    を有することを特徴とする通信支援サービスの実行方
    法。
  15. 【請求項15】電話機と情報処理装置が通信制御装置を
    介して通信網と接続する通信支援装置に実行させるプロ
    グラムを記憶した記憶媒体において、 電話機からの所定の制御信号を検出する制御信号検出機
    能と、 該制御信号検出機能にて検出された所定の制御信号を解
    析する制御信号解析機能と、 該制御信号解析機能にて解析された所定の制御信号に基
    づいて情報処理装置を制御する情報制御機能とを実現さ
    せるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  16. 【請求項16】請求項15記載の記憶媒体において、 前記情報処理装置が前記情報制御手段の制御により音声
    データを録音処理する音声録音機能と、 該音声録音機能の処理により音声データを蓄積する音声
    データ蓄積機能と、 前記情報制御手段の制御により該音声データ蓄積手段に
    て蓄積されている音声データを再生処理する音声再生機
    能とを実現させるためのプログラムを記憶したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】請求項16記載の記憶媒体において、 電話機及び通信網からの音声データを前記情報処理装置
    に入出力制御する音声入出力機能を更に実現させるため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】請求項15乃至17いずれか一項記載の
    記憶媒体において、前記情報処理装置が前記情報制御機
    能により通信データを受信するデータ受信機能と、 該データ受信機能にて受信した通信データを蓄積する通
    信データ蓄積機能と、 前記情報制御機能により該通信データ蓄積機能により蓄
    積されている通信データを送信するデータ送信機能とを
    更に実現させるためのプログラムを記憶したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
JP9255794A 1997-09-19 1997-09-19 通信支援装置 Pending JPH1198267A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255794A JPH1198267A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 通信支援装置
US09/046,556 US6381310B2 (en) 1997-09-19 1998-03-24 Communication support system for providing telephone services to a telephone user by remote control of a data processing device
DE69838469T DE69838469T2 (de) 1997-09-19 1998-03-30 Kommunikationsunterstützungssystem für Fernsprechferngesteuerte Datenverarbeitungseinrichtung
EP98302408A EP0903917B1 (en) 1997-09-19 1998-03-30 Communication support system for remote telephone controlled data processing device
CN98106662.3A CN1198439C (zh) 1997-09-19 1998-04-17 通信支持系统、通信控制装置和执行业务处理的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255794A JPH1198267A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 通信支援装置

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068395A Division JP2006157978A (ja) 2006-03-13 2006-03-13 通信支援装置、通信支援サービスの実行方法及び記憶媒体
JP2006068396A Division JP2006180553A (ja) 2006-03-13 2006-03-13 通信支援装置、通信支援サービスの実行方法及び記憶媒体
JP2006068394A Division JP2006180552A (ja) 2006-03-13 2006-03-13 通信制御装置、通信制御方法及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1198267A true JPH1198267A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17283732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9255794A Pending JPH1198267A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 通信支援装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6381310B2 (ja)
EP (1) EP0903917B1 (ja)
JP (1) JPH1198267A (ja)
CN (1) CN1198439C (ja)
DE (1) DE69838469T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003009441A1 (fr) * 2001-07-19 2003-01-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Unite de commutation sous vide et appareillage de commutation
JP2009288864A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Fujitsu Ltd 仮想マシンの入出力エミュレーション機構
JP2010147904A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Hitachi Ltd 中継装置、通信システム及び通信方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100750735B1 (ko) * 2001-02-03 2007-08-22 삼성전자주식회사 홈네트워크내의 기기 제어장치 및 방법 및 이를 적용한홈네트워크 시스템
US6950498B1 (en) * 2003-10-08 2005-09-27 America Online, Inc. External detection of optional telephone services
JP2008277898A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Fujitsu Ltd 携帯電話機電話帳

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1314965C (en) * 1988-03-01 1993-03-23 Gerald Molnar Data interface for telephone system
US4918722A (en) * 1988-05-11 1990-04-17 Brooktrout Technology, Inc. Control of electronic information delivery
JPH02272951A (ja) 1989-04-14 1990-11-07 Canon Inc 情報処理装置
JPH03191644A (ja) 1989-12-21 1991-08-21 Mitsubishi Electric Corp コードレス電話装置
JPH0461543A (ja) 1990-06-29 1992-02-27 Sharp Corp テレビ電話装置
US5291479A (en) * 1991-07-16 1994-03-01 Digital Technics, Inc. Modular user programmable telecommunications system with distributed processing
JPH0556190A (ja) 1991-08-28 1993-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビシステム
JPH0575823A (ja) 1991-09-17 1993-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd フアクシミリ装置
US6121998A (en) * 1992-02-19 2000-09-19 8×8, Inc. Apparatus and method for videocommunicating having programmable architecture permitting data revisions
JP3049928B2 (ja) 1992-03-17 2000-06-05 松下電器産業株式会社 コードレス電話による電子機器の遠隔制御システム
US5402472A (en) * 1992-04-23 1995-03-28 Boston Technology, Inc. Automated attendant for any combination of PBX, centrex, and single-line telephones
US5452289A (en) * 1993-01-08 1995-09-19 Multi-Tech Systems, Inc. Computer-based multifunction personal communications system
DE69426751T2 (de) * 1993-12-06 2001-09-06 Canon Kk Benutzerdefinierbares interaktives System
US5481596A (en) * 1994-05-26 1996-01-02 At&T Corp. Auxiliary baseband telephone interface for an answering machine
JPH0830352A (ja) 1994-07-12 1996-02-02 Sony Corp 情報処理装置
US5524141A (en) * 1994-09-22 1996-06-04 Bell Communications Research, Inc. System and method for providing directory information over a telephony network using ADSI
AU705525B2 (en) * 1994-12-02 1999-05-27 Voice Control Systems, Inc. Intelligent call processing platform for home telephone system
JPH08237299A (ja) 1995-02-28 1996-09-13 Nec Corp オムニメディア通信サービスシステム
JPH09116940A (ja) 1995-10-19 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンピュータ・電話統合システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003009441A1 (fr) * 2001-07-19 2003-01-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Unite de commutation sous vide et appareillage de commutation
JP2009288864A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Fujitsu Ltd 仮想マシンの入出力エミュレーション機構
JP2010147904A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Hitachi Ltd 中継装置、通信システム及び通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1212556A (zh) 1999-03-31
US20010043698A1 (en) 2001-11-22
EP0903917B1 (en) 2007-09-26
DE69838469D1 (de) 2007-11-08
EP0903917A2 (en) 1999-03-24
US6381310B2 (en) 2002-04-30
EP0903917A3 (en) 2003-08-20
CN1198439C (zh) 2005-04-20
DE69838469T2 (de) 2008-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050152338A1 (en) System and method for managing voice communications between a telephone, a circuit switching network and/or a packet switching network
WO2005070124A2 (en) System and method for managing voice communications between a telephone, a circuit switching network and/or a packet switching network
JPH1198267A (ja) 通信支援装置
KR20000018112A (ko) 유.무선/공중회선교환전화망.인터넷망 겸용 인터넷 전화기
US20050260975A1 (en) Telecommunications system and method for providing an automatic notification of availability of a communication device to establish a telephone call
US6044133A (en) Communication support system for providing telephone services of a data processing device by a voice command sent by a telephone unit
US5953397A (en) Computer system with mode switching function and method of controlling the same
EP0903907B1 (en) Telephone-based data processing device and communication support system
US20040005909A1 (en) Method for originating and terminating mobile (aka cellular) telephone calls on an analog phone line system utilizing the mobile handset as a gateway
JP2006157978A (ja) 通信支援装置、通信支援サービスの実行方法及び記憶媒体
JPH10341293A (ja) データベース端末装置および発信者情報検出装置
JP2006180553A (ja) 通信支援装置、通信支援サービスの実行方法及び記憶媒体
JP4402344B2 (ja) ボタン電話システム、ボタン電話装置およびプログラム
JP3980743B2 (ja) アダプター、そのダイヤルアップ方法およびその記録媒体
KR100637959B1 (ko) 셀룰러 전화 단말기
CN100571313C (zh) 网络电话呼叫和接听方法及实现该方法的计算机
JP2006180552A (ja) 通信制御装置、通信制御方法及び記憶媒体
JP3059530B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3727624B2 (ja) アダプタのダイヤルアップ方法
JP3319457B2 (ja) 電話音声応答システム
JPH0332128Y2 (ja)
JPH0310455A (ja) ディジタル・アナログ端末接続方式
KR19990002696A (ko) 무선 단말기의 호전환방법
JP3653681B2 (ja) 2回線ホームテレホン用ファクシミリ付主電話機
JP3055605B2 (ja) 加入者無線システム用加入者宅装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205