JP2009288864A - 仮想マシンの入出力エミュレーション機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】仮想マシンの入出力エミュレーションに要する時間を短縮化する。
【解決手段】仮想マシンのアプリケーションからのデバイス操作要求に対応する、仮想デバイスに対するデバイス操作命令を出力するゲストデバイスドライバを含むゲストOSと、ゲストデバイスドライバから出力される一連のデバイス操作命令の完結を検知する、プログラマブルロジックデバイスを用いて構成されたコマンド解釈部と、完結状態の一連のデバイス操作命令を、実デバイスに対する入出力コマンドに変換して発行するデバイス制御部と、入出力コマンドに応じた実デバイスに対するデバイス操作コマンドを出力するホストデバイスドライバを含むホストOSと、ゲストOSとホストOSとの間に介在し、一連のデバイス操作命令の完結をホストOSのデバイス制御部に通知する通知部を含む仮想マシンモニタとを含む仮想マシンの入出力エミュレーション機構である。
【選択図】図1
【解決手段】仮想マシンのアプリケーションからのデバイス操作要求に対応する、仮想デバイスに対するデバイス操作命令を出力するゲストデバイスドライバを含むゲストOSと、ゲストデバイスドライバから出力される一連のデバイス操作命令の完結を検知する、プログラマブルロジックデバイスを用いて構成されたコマンド解釈部と、完結状態の一連のデバイス操作命令を、実デバイスに対する入出力コマンドに変換して発行するデバイス制御部と、入出力コマンドに応じた実デバイスに対するデバイス操作コマンドを出力するホストデバイスドライバを含むホストOSと、ゲストOSとホストOSとの間に介在し、一連のデバイス操作命令の完結をホストOSのデバイス制御部に通知する通知部を含む仮想マシンモニタとを含む仮想マシンの入出力エミュレーション機構である。
【選択図】図1
Description
本案は、計算機システムにおける仮想マシン(VM)環境において、各ゲストVMに対する入出力(IO)エミュレーション機構に関する。
従来、計算機システム上で、ゲストOS(ゲストVM)による仮想マシン(VM)環境を提供するものがある。即ち、コンピュータ上での仮想マシンのエミュレーション処理によって、そのコンピュータが仮想マシンを備えた場合と同様の環境を提供するものがある。そのような計算機システムにおいて、ゲストVMのI/Oエミュレーションは、MMIO(Memory Mapped Input/Output)領域に対するメモリアクセス命令(仮想デバイスに対するデ
バイス操作命令)を、ハイパーバイザによりインターセプトしてエミュレーションを行う
仕組みとなっている。
バイス操作命令)を、ハイパーバイザによりインターセプトしてエミュレーションを行う
仕組みとなっている。
図4は、従来におけるデバイスエミュレーションの概要説明図である。図4に示すように、コンピュータ上には、ホストOS(Operating System)51と、ゲストOS52とが備えられている。ホストOS51とゲストOS52との間には、ハイパーバイザ(仮想マシ
ンモニタ)53が介在している。ゲストOS52は、仮想マシンを実現するための1以上
のアプリケーション54を備えており、このアプリケーション54が実デバイスに対してアクセスする場合には、以下のような処理が実行される。
ンモニタ)53が介在している。ゲストOS52は、仮想マシンを実現するための1以上
のアプリケーション54を備えており、このアプリケーション54が実デバイスに対してアクセスする場合には、以下のような処理が実行される。
即ち、ゲストOS52のアプリケーション54からのデバイスアクセス要求が発行されると、ゲストOS52に備えられたネイティブのデバイスドライバ55が、デバイスアクセス要求に応じた仮想デバイスに対する低レベルのデバイス操作命令を出力する。すると、ハイパーバイザ53がデバイスドライバ55から出力される低レベルのデバイス操作命令を総て捕捉(インターセプト)し、ホストOS51が備えるデバイスハードウェアのエミュレータ56(デバイスモデルと呼ばれる)へ転送する。この転送は、アクセス例外処理として実行される。
エミュレータ56では、ハイパーバイザ53から転送された低レベルのデバイス操作命令を、実デバイスに対するデバイス操作命令(コマンド)に変換し、ホストOS51のネイティブのデバイスドライバ57に与える。デバイスドライバ57は、コマンドに従って実デバイスにアクセスすることができる。
図5は、図4に示した従来のエミュレータ56を示す。エミュレータ56は、MMIOエミュレーションを実行するために、コマンド解釈オートマトン61と、デバイス状態保持記憶部62と、デバイス制御部(コマンド発行部)63とを備える。
コマンド解釈オートマトン61は、プロセッサ(ゲストOS)からのロード命令やストア命令のような粒度の小さいデバイス操作命令の解釈を行う。このような粒度の小さいデバイス操作命令が、一塊りの大きな粒度を持つデバイス操作命令として完結した(エミュレ
ーションコードとして解釈できた)場合には、このエミュレーションコードに対応するコ
マンドの発行をデバイス制御部63に依頼する。
ーションコードとして解釈できた)場合には、このエミュレーションコードに対応するコ
マンドの発行をデバイス制御部63に依頼する。
デバイス状態保持記憶部62は、コマンド解釈オートマトン61によるデバイス操作命令解釈の途中状態や、これまでのハードウェア(実デバイス)に対してゲストOS52から指示された内容や、実デバイスに対するアクセスの結果を保持する。
デバイス制御部63は、デバイス操作命令として完結したコマンドをデバイスドライバ57に対して実際に発行し、その結果をデバイスドライバ57から得る。デバイス制御部63は、実際の操作結果をデバイス状態保持記憶部62に反映することができる。
特開平7−334372号公報
上述した従来技術では、ゲストOS52のデバイスドライバ55から出力される粒度の小さいデバイス操作命令を総てインターセプトしてエミュレータ56に送り、エミュレータ56でエミュレーションコードを呼び出す方式が採用されている。このような方式は、通常のメモリアクセス命令による動作(ホストOSによる実デバイスアクセス動作)に比べて、多大な時間を必要とする。これは、ゲストOS52による仮想マシンの高性能化を阻む要因となっていた。
本案の目的は、仮想マシンの実デバイスアクセスに要する時間を短縮可能な技術を提供することである。
本案は、仮想マシンのアプリケーションからのデバイス操作要求に対応する、仮想デバイスに対するデバイス操作命令を出力するゲストデバイスドライバを含むゲストオペレーティングシステムと、
前記ゲストデバイスドライバから出力される一連のデバイス操作命令の完結を検知する、プログラマブルロジックデバイスを用いて構成されたコマンド解釈部と、
前記コマンド解釈部で検知された、完結状態の一連のデバイス操作命令を、実デバイスに対する入出力コマンドに変換して発行するデバイス制御部と、このデバイス制御部からの入出力コマンドに応じた実デバイスに対するデバイス操作コマンドを出力するホストデバイスドライバとを含むホストオペレーティングシステムと、
前記ゲストオペレーティングシステムと前記ホストオペレーティングシステムとの間に介在し、前記コマンド解釈部で検知された、一連のデバイス操作命令の完結を前記ホストオペレーティングシステムのデバイス制御部に通知する通知部を含む仮想マシンモニタとを含む仮想マシンの入出力エミュレーション機構である。
前記ゲストデバイスドライバから出力される一連のデバイス操作命令の完結を検知する、プログラマブルロジックデバイスを用いて構成されたコマンド解釈部と、
前記コマンド解釈部で検知された、完結状態の一連のデバイス操作命令を、実デバイスに対する入出力コマンドに変換して発行するデバイス制御部と、このデバイス制御部からの入出力コマンドに応じた実デバイスに対するデバイス操作コマンドを出力するホストデバイスドライバとを含むホストオペレーティングシステムと、
前記ゲストオペレーティングシステムと前記ホストオペレーティングシステムとの間に介在し、前記コマンド解釈部で検知された、一連のデバイス操作命令の完結を前記ホストオペレーティングシステムのデバイス制御部に通知する通知部を含む仮想マシンモニタとを含む仮想マシンの入出力エミュレーション機構である。
本案によれば、ゲストOS(仮想マシン)の実デバイスアクセスに要する時間を短縮することができる。
以下、本案の実施形態について、図面を用いて説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本案は実施形態の構成に限定されない。
〈課題の解決方法〉
本案では、ゲストOSによるVM機構において、FPGA(Field Programmable Gate Array)のようなプログラマブルロジックデバイスを利用したMMIOエミュレーションデ
バイスを設ける。
本案では、ゲストOSによるVM機構において、FPGA(Field Programmable Gate Array)のようなプログラマブルロジックデバイスを利用したMMIOエミュレーションデ
バイスを設ける。
即ち、本案では、MMIOエミュレーションにおけるコマンド解釈オートマトン部分(
図5の61)を、FPGAのようなプログラミング可能な論理回路(プログラマブルロジックデバイス:PLD)によって実現する。コマンド解釈オートマトンは、FPGAの他、
メモリ・ベースド・ロジック(Memory Based Logic)と呼ばれるハードウェアで実現することができる。
図5の61)を、FPGAのようなプログラミング可能な論理回路(プログラマブルロジックデバイス:PLD)によって実現する。コマンド解釈オートマトンは、FPGAの他、
メモリ・ベースド・ロジック(Memory Based Logic)と呼ばれるハードウェアで実現することができる。
本案では、PLDによるコマンド解釈オートマトン(MMIOエミュレーションデバイ
ス)が、ゲストOSのデバイスドライバ(ゲストデバイスドライバ)から出力される粒度の
低い一連のデバイス操作命令の完結(一つの入出力コマンド(I/Oコマンド)に相当する)を検知すると、それをMMIOエミュレーションソフトウェアに通知する。この通知は、割込処理やポーリングのような様々な方式を用いて実行することができる。
ス)が、ゲストOSのデバイスドライバ(ゲストデバイスドライバ)から出力される粒度の
低い一連のデバイス操作命令の完結(一つの入出力コマンド(I/Oコマンド)に相当する)を検知すると、それをMMIOエミュレーションソフトウェアに通知する。この通知は、割込処理やポーリングのような様々な方式を用いて実行することができる。
但し、MMIOエミュレーションデバイス(コマンド解釈オートマトン)の内部状態を変更するだけの処理の場合には、その変更をMMIOエミュレーションソフトウェア側には通知しない。
MMIOエミュレーションデバイス(コマンド解釈オートマトン)は、一連のデバイス操作命令の完結を検知し、その通知処理が終了すると、MMIOエミュレーションデバイスの内部状態とメモリの状態を終了状態に移行させた後、MMIOエミュレーションを終了する。
図1は、実施形態に係る仮想マシンの入出力エミュレーション機構(MMIOエミュレ
ーション機構)の構成例を示す図である。図1において、エミュレーション機構は、ホス
トOS11と、仮想マシン(VM)を実現するためのゲストOS12と、ホストOS11とゲストOS12との間に介在するハイパーバイザ13(仮想マシンモニタ)と、MMIOエミュレーションデバイスとしてのコマンド解釈オートマトン14(コマンド解釈部)とを備える。
ーション機構)の構成例を示す図である。図1において、エミュレーション機構は、ホス
トOS11と、仮想マシン(VM)を実現するためのゲストOS12と、ホストOS11とゲストOS12との間に介在するハイパーバイザ13(仮想マシンモニタ)と、MMIOエミュレーションデバイスとしてのコマンド解釈オートマトン14(コマンド解釈部)とを備える。
ゲストOS12は、1以上のアプリケーション54と、ネイティブカーネル58と、デバイスドライバ55(ゲストデバイスドライバ)とを備えており、デバイスドライバ55からのメモリアクセス命令(粒度の小さいデバイス操作命令)は、コマンド解釈オートマトン14に入力される。
ハイパーバイザ13は、コマンド解釈オートマトン14に接続されたコマンド完結通知部15を備えている。ホストOS11は、コマンド完結通知部15に接続されたデバイス制御部16(MMIOエミュレーションソフトウェア)と、パラカーネル59と、デバイスドライバ57(ホストデバイスドライバ)とを備えている。
ここに、コマンド解釈オートマトン14は、FPGAや、MBLを用いて作成される。また、コマンド解釈オードマトン14は、デバイス状態保持記憶部21を備えることができる。デバイス状態保持記憶部21は、図5に示したデバイス状態保持記憶部62に相当し、コマンド解釈オートマトン14によるデバイス操作命令解釈の途中状態や、これまでのハードウェア(実デバイス)に対してゲストOS12から指示された内容や、実デバイスに対するアクセスの結果を保持することができる。
図2は、図1に示したMMIOエミュレーション機構の動作説明図である。図2において、ゲストOS12から、デバイスアクセス要求が発行されると、そのデバイスアクセス要求は、カーネル58を介してデバイスドライバ55に与えられ、デバイスドライバ55は、デバイスアクセス要求に応じたデバイス操作命令(メモリアクセス命令)が出力される。デバイスドライバ55からのデバイス操作命令は、コマンド解釈オートマトン14に入力される。ここまでの動作は、ネイティブのハードウェアと同様の動作である(図2(1))
コマンド解釈オートマトン14は、デバイスドライバ55からの一連のデバイス操作命令が完結すると、その旨をコマンド完結通知部15に通知する(図2(2))。例えば、コマンド解釈オートマトン14は、デバイスドライバ55からの連続したデバイス操作命令の出力が完結すると、この完結した一連のデバイス操作命令を一つの入出力コマンドとして
解釈し、デバイス操作コマンドの完結をハイパーバイザ13のコマンド完結通知部15に通知する。このとき、コマンド解釈オートマトン14が備える状態保持記憶部21は、解釈の途中結果等のデータを保持することができる。
コマンド解釈オートマトン14は、デバイスドライバ55からの一連のデバイス操作命令が完結すると、その旨をコマンド完結通知部15に通知する(図2(2))。例えば、コマンド解釈オートマトン14は、デバイスドライバ55からの連続したデバイス操作命令の出力が完結すると、この完結した一連のデバイス操作命令を一つの入出力コマンドとして
解釈し、デバイス操作コマンドの完結をハイパーバイザ13のコマンド完結通知部15に通知する。このとき、コマンド解釈オートマトン14が備える状態保持記憶部21は、解釈の途中結果等のデータを保持することができる。
コマンド完結通知部15は、例えば割込処理によって、デバイス操作命令が完結したこと、及び一連のデバイス操作命令を、ホストOS11のデバイス制御部16に通知する。このとき、コマンド解釈オートマトン14は、一連のデバイス操作命令から一つの入出力コマンドを解釈し、その入出力コマンドの発行依頼をコマンド完結通知部15を介してデバイス制御部16に通知することもできる。
デバイス制御部16は、従来におけるエミュレータ56のデバイス制御部63と同じものであり、コマンド完結通知部15から得られた一連のデバイス操作命令を、実デバイスに応じた入出力コマンド(I/Oコマンド(エミュレーションコード))に変換して出力する。
入出力コマンドは、カーネル59を介してデバイスドライバ57に与えられ、デバイスドライバ57は、入出力コマンドに応じたデバイス操作命令を出力する(実デバイスにア
クセスする)。このようにして、アプリケーション54からのデバイスアクセス命令に応
じた実デバイスアクセスが行われる。
クセスする)。このようにして、アプリケーション54からのデバイスアクセス命令に応
じた実デバイスアクセスが行われる。
その後、デバイスドライバ57は、実デバイスのアクセス結果を受け取り、そのアクセス結果は、デバイス制御部16で、ゲストOS12のアプリケーション54(が認識して
いる仮想デバイス)に応じた形式に変換され、ハイパーバイザ13を介してデバイスドラ
イバ55に与えられる。デバイスドライバ57からカーネル58を介してアクセス結果がアプリケーション54に与えられる。このような過程において、コマンド解釈オートマトン14内のデバイス状態保持記憶部21には、アクセス結果のデータが格納される。
いる仮想デバイス)に応じた形式に変換され、ハイパーバイザ13を介してデバイスドラ
イバ55に与えられる。デバイスドライバ57からカーネル58を介してアクセス結果がアプリケーション54に与えられる。このような過程において、コマンド解釈オートマトン14内のデバイス状態保持記憶部21には、アクセス結果のデータが格納される。
このような入出力エミュレーション機構によれば、FPGAやMBLを用いたハードウェアによるコマンド解釈オートマトン14が、デバイスドライバ55から出力される一連のデバイス操作命令の完結を検知する。このため、従来技術のような、ハイパーバイザ53がデバイスドライバからのデバイス操作命令を通知し、エミュレータ56内のコマンド解釈オートマトン61がソフトウェア処理によってデバイス操作命令を解釈する場合に比べて、大幅な時間短縮を図ることができる。よって、入出力エミュレーション処理、ひいてはゲストOS12(アプリケーション54)が実デバイスにアクセスするために必要な時間の短縮化が図られ、仮想マシン(VM)の高速化(性能向上)が図られる。
即ち、実施形態によれば、VM機構において、ゲストVM(ゲストOS12)のMMIOエミュレーションにかかるオーバヘッドが削減され、処理の高速化を図ることができる。通常、MMIOエミュレーションでは、VM機構専用のデバイスドライバを実装することで高速化を図っている。このような専用のデバイスドライバを実装することなく、デバイスドライバ55のような汎用のデバイスドライバの適用下で、デバイスアクセスを高速化することができる。
さらに、FPGAのようなPLDを適用することで、あらゆる種類のMMIOエミュレーションデバイスを作成することが可能で、拡張性、汎用性が高い。
また、図1に示した例では、デバイス状態保持記憶部21をコマンド解釈オートマトン14中に設けた例を示したが、このようなデバイス状態保持記憶部21を、図示しない主記憶(メインメモリ)上に配置することが可能である(図3、デバイス状態保持記憶部21
A参照)。
A参照)。
上述した実施形態の構成は、本案の目的を逸脱しない範囲で適宜組み合わせることができる。
11・・・ホストOS
12・・・ゲストOS
13・・・ハイパーバイザ
14・・・コマンド解釈オートマトン
15・・・コマンド完結通知部
16・・・デバイス制御部
21,21A・・・デバイス状態保持記憶部
54・・・アプリケーション
55,57・・・ネイティブデバイスドライバ
58・・・ネイティブカーネル
59・・・パラカーネル
12・・・ゲストOS
13・・・ハイパーバイザ
14・・・コマンド解釈オートマトン
15・・・コマンド完結通知部
16・・・デバイス制御部
21,21A・・・デバイス状態保持記憶部
54・・・アプリケーション
55,57・・・ネイティブデバイスドライバ
58・・・ネイティブカーネル
59・・・パラカーネル
Claims (1)
- 仮想マシンのアプリケーションからのデバイス操作要求に対応する、仮想デバイスに対するデバイス操作命令を出力するゲストデバイスドライバを含むゲストオペレーティングシステムと、
前記ゲストデバイスドライバから出力される一連のデバイス操作命令の完結を検知する、プログラマブルロジックデバイスを用いて構成されたコマンド解釈部と、
前記コマンド解釈部で検知された、完結状態の一連のデバイス操作命令を、実デバイスに対する入出力コマンドに変換して発行するデバイス制御部と、このデバイス制御部からの入出力コマンドに応じた実デバイスに対するデバイス操作コマンドを出力するホストデバイスドライバとを含むホストオペレーティングシステムと、
前記ゲストオペレーティングシステムと前記ホストオペレーティングシステムとの間に介在し、前記コマンド解釈部で検知された、一連のデバイス操作命令の完結を前記ホストオペレーティングシステムのデバイス制御部に通知する通知部を含む仮想マシンモニタとを含む仮想マシンの入出力エミュレーション機構。
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- 2008-05-27 JP JP2008138178A patent/JP5245539B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 2009-05-27 US US12/472,847 patent/US20090300613A1/en not_active Abandoned
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