JP2536812Y2 - データ伝送装置の網制御回路 - Google Patents
データ伝送装置の網制御回路Info
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- JP2536812Y2 JP2536812Y2 JP1706690U JP1706690U JP2536812Y2 JP 2536812 Y2 JP2536812 Y2 JP 2536812Y2 JP 1706690 U JP1706690 U JP 1706690U JP 1706690 U JP1706690 U JP 1706690U JP 2536812 Y2 JP2536812 Y2 JP 2536812Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- telephone
- data transmission
- control circuit
- network control
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電話回線を介してデータ伝送を行うデータ
伝送装置の網制御回路に関する。
伝送装置の網制御回路に関する。
従来の技術 従来、電話機付きデータ伝送装置は、第2図に示すよ
うに、電話回路9と変復調回路10と、自動着信の為の呼
び出し信号検出回路11と、自局が呼び出されているのを
示す呼び出し音発生回路11とから構成されている。接点
a〜cはハンドセット(受話器)をオフフック、オンフ
ックすることにより開閉するフックスイッチの接点であ
る。
うに、電話回路9と変復調回路10と、自動着信の為の呼
び出し信号検出回路11と、自局が呼び出されているのを
示す呼び出し音発生回路11とから構成されている。接点
a〜cはハンドセット(受話器)をオフフック、オンフ
ックすることにより開閉するフックスイッチの接点であ
る。
このフックスイッチの状態は、オフフックした場合に
は、接点a,bが閉じて、回線が電話回路9に接続され、
一方接点cは開かれ、電話機能時のダイヤルパルス信号
による呼び出し信号検出回路11の誤検出及び呼び出し音
の発生を防止している。
は、接点a,bが閉じて、回線が電話回路9に接続され、
一方接点cは開かれ、電話機能時のダイヤルパルス信号
による呼び出し信号検出回路11の誤検出及び呼び出し音
の発生を防止している。
また接点cの必要性は他に呼び出し信号検出回路11に
使用されているフォトカプラ等の耐圧を1kV程度として
おり、やはり放電時のノイズ、また通話中の外来ノイズ
に対するロジック側の耐圧を更に高めることにもある。
使用されているフォトカプラ等の耐圧を1kV程度として
おり、やはり放電時のノイズ、また通話中の外来ノイズ
に対するロジック側の耐圧を更に高めることにもある。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、前述した従来の回路では、フックスイ
ッチの各接点の開閉タイミングは管理されていない。そ
して呼び出し信号検出回路と呼び出し音発生回路は、静
電容量を有しており、もし接点a,bが閉じる前に接点c
が開いた場合には、電話回線上の呼び出し信号の瞬時電
圧が充電されたままとなる。その後接点cが閉じるとき
に充電されていた電荷が放電される。この時、接点にて
火花が発生し、近接する回路に電磁波ノイズが乗り、誤
動作の原因となる。
ッチの各接点の開閉タイミングは管理されていない。そ
して呼び出し信号検出回路と呼び出し音発生回路は、静
電容量を有しており、もし接点a,bが閉じる前に接点c
が開いた場合には、電話回線上の呼び出し信号の瞬時電
圧が充電されたままとなる。その後接点cが閉じるとき
に充電されていた電荷が放電される。この時、接点にて
火花が発生し、近接する回路に電磁波ノイズが乗り、誤
動作の原因となる。
本考案は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本考案の目的は、従来の技術に内在する上記
課題を解決することを可能とした新規な網制御回路を提
供することにある。
り、従って本考案の目的は、従来の技術に内在する上記
課題を解決することを可能とした新規な網制御回路を提
供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本考案に係るデータ伝送装
置の網制御回路は、手動着信時に先に電話回路を電話回
線に接続し、電話回路の内部抵抗により回線上の呼び出
し信号の電圧が下がった後、または交換機が着信を確認
し呼び出し信号の発信を止めた後で、呼び出し信号検出
及び呼び出し音発生回路を切断する制御機能を備えて構
成される。
置の網制御回路は、手動着信時に先に電話回路を電話回
線に接続し、電話回路の内部抵抗により回線上の呼び出
し信号の電圧が下がった後、または交換機が着信を確認
し呼び出し信号の発信を止めた後で、呼び出し信号検出
及び呼び出し音発生回路を切断する制御機能を備えて構
成される。
実施例 次に、本考案をその好ましい実施例について第1図を
参照しながら具体的に説明する。
参照しながら具体的に説明する。
先ず、従来ハンドセットのフックスイッチは、電話回
路の電話回線への接続と、呼び出し信号検出及び呼び出
し音発生回路を切断する機能を持たせている。これに対
し、本考案では前者はそのままとし、後者は別に制御を
し、その代わりにこのフックスイッチの接点cはハンド
セットのフック検出用としている。
路の電話回線への接続と、呼び出し信号検出及び呼び出
し音発生回路を切断する機能を持たせている。これに対
し、本考案では前者はそのままとし、後者は別に制御を
し、その代わりにこのフックスイッチの接点cはハンド
セットのフック検出用としている。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
第1図を参照するに、参照番号1は電話回路、2はハ
ンドセットのフックスイッチ、3はフック検出回路、4
は変復調回路、5は呼び出し信号検出及び呼び出し音発
生回路、6はラインリレー、7は切断用リレー、8は制
御回路をそれぞれ示している。
ンドセットのフックスイッチ、3はフック検出回路、4
は変復調回路、5は呼び出し信号検出及び呼び出し音発
生回路、6はラインリレー、7は切断用リレー、8は制
御回路をそれぞれ示している。
ここで、フック検出回路3がオンフックを検出した
ら、次に制御回路8で切断用リレー7を駆動し、呼び出
し信号検出及び呼び出し音発生回路5を電話回線から切
断する。この制御回路8では、電話回線と電話回路1の
接続が電話回線と呼び出し信号検出及び呼び出し音発生
回路5の切断よりも先になるように制御される。
ら、次に制御回路8で切断用リレー7を駆動し、呼び出
し信号検出及び呼び出し音発生回路5を電話回線から切
断する。この制御回路8では、電話回線と電話回路1の
接続が電話回線と呼び出し信号検出及び呼び出し音発生
回路5の切断よりも先になるように制御される。
そして、ここでの接続と切断の時間差は、電話回線に
電話回路1が接続された時に、呼び出し信号の電圧が、
電話回路の内部抵抗で十分減圧されるだけの時間が最低
必要である。もしくは、電話回路1による電話回線の閉
結で、交換機側が呼び出し信号の送出を止めるまでの時
間を取ってもよい。
電話回路1が接続された時に、呼び出し信号の電圧が、
電話回路の内部抵抗で十分減圧されるだけの時間が最低
必要である。もしくは、電話回路1による電話回線の閉
結で、交換機側が呼び出し信号の送出を止めるまでの時
間を取ってもよい。
また、このリレーによる切断回路は、フックスイッチ
2とは別に制御できる為に、今までデータ通信時には行
っていなかった呼び出し信号検出回路の切断も可能とな
る。即ち、この場合には、例えばフック検出回路3を除
去し、制御回路8は電話回路1と電話回線との接続動作
とは独立に動作させるように構成される。
2とは別に制御できる為に、今までデータ通信時には行
っていなかった呼び出し信号検出回路の切断も可能とな
る。即ち、この場合には、例えばフック検出回路3を除
去し、制御回路8は電話回路1と電話回線との接続動作
とは独立に動作させるように構成される。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、電話回路を電
話回線に接続した後に一定時間を経てから呼び出し信号
検出回路と呼び出し音発生回路を開くようにしたので回
線上の呼び出し信号の電圧がそのまま充電されるのを防
止し、他の回路に影響するような火花を伴う放電を極力
抑えるという効果が得られる。
話回線に接続した後に一定時間を経てから呼び出し信号
検出回路と呼び出し音発生回路を開くようにしたので回
線上の呼び出し信号の電圧がそのまま充電されるのを防
止し、他の回路に影響するような火花を伴う放電を極力
抑えるという効果が得られる。
第1図は電話機付きデータ伝送装置で手動着信を行う場
合の本考案に係る網制御回路の一実施例を示すブロック
構成図、第2図は従来におけるこの種の回路のブロック
図である。 1、9……電話回路、2……フックスイッチ、3……フ
ック検出回路、4、10……変復調回路、5、11……呼び
出し信号検出及び呼び出し音発生回路、6、12……ライ
ンリレー、7……切断用リレー、8……制御回路、a、
b、c……フックスイッチの接点
合の本考案に係る網制御回路の一実施例を示すブロック
構成図、第2図は従来におけるこの種の回路のブロック
図である。 1、9……電話回路、2……フックスイッチ、3……フ
ック検出回路、4、10……変復調回路、5、11……呼び
出し信号検出及び呼び出し音発生回路、6、12……ライ
ンリレー、7……切断用リレー、8……制御回路、a、
b、c……フックスイッチの接点
Claims (1)
- 【請求項1】電話機付きデータ伝送装置で手動着信を行
いハンドセットを取って電話回路と電話回線が接続され
たことを検出するフック検出回路と、このフック検出回
路の出力により前記電話回路と電話回線が接続されてか
らある一定時間の遅延を持たせて前記電話回線から呼び
出し信号検出及び呼び出し音発生回路を切断するように
制御を行う制御回路とを有することを特徴とするデータ
伝送装置の網制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1706690U JP2536812Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | データ伝送装置の網制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1706690U JP2536812Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | データ伝送装置の網制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107854U JPH03107854U (ja) | 1991-11-06 |
JP2536812Y2 true JP2536812Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31520301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1706690U Expired - Lifetime JP2536812Y2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | データ伝送装置の網制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536812Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP1706690U patent/JP2536812Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107854U (ja) | 1991-11-06 |
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