JPH0234046A - 無線電話システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えば工場やオフィスビル等の各種事業所で
使用される無線電話システムに関する。

（従来の技術） 近年、例えばオフィスで使用される無線電話システムと
して、加入者線数よりも多い無線接続装置を配設して無
線電話機をこれらの無線接続装置のどの通信エリアにお
いても使用できるようにしたシステムが提唱されている
。第７図はこの種のシステムの基本構成を示すもので、
このシステムは複数の加入者線１１．１２が接続された
無線回線制御装置２と、この無線回線制御装置２の複数
の内線３１〜３ｎに各々接続された無線接続装置４１〜
４ｎと、これらの無線接続装置４１〜４ｎに対し無線回
線５を介して接続される無線電話機６１．６２とから構
成される。尚、７１〜７ｎは上記各無線接続装置４１〜
４ｎの通信エリアである。

ところで、この種のシステムでは、無線接続装置４１〜
４ｎの移動や置換え、増設等に対応するために、各無線
接続装置４１〜４ｎ毎に議別コードや動作モード等から
なるシステムジＪネ［ノージョンデータを予め設定し、
無線接続装置４１〜４ｎの移動等が行なわれた場合に無
線回線制御装置２から上記システムジェネレーションデ
ータを無線接続装置４１〜４ｎヘダウンロードするよう
にしている。しかしながら、従来のシステムはこのシス
テムジェネレーションデータのダウンロードを無線回線
制御装置２の起動時毎に行なっている。このため、例え
ばシステムの稼働中に無線接続装置４１〜４ｎの移動や
置換え、増設等を行なった場合には、無線回線制御装置
２の起動時、例えば翌朝のシステムを起動させる時まで
ダウンロードを行なうことができず、この結果システム
ジェネレーションデータの設定が遅くなる欠点があった
。

（発明が解決しようとする課題） 以上のように従来のシステムは、無線接続装置の移動や
置換え、増設等を行なった場合にそれに伴うシステムジ
ェネレーションデータのダウンロードを無線回線制御装
置の起動時まで待たなければならないという問題点を有
するもので、本発明はこの点に着目し、システムの稼働
中であっても必要時に即時システムジェネレーションデ
ータのダウンロードを行なえるようにし、これにより無
線接続装置の増設等に速やかに対応し得る無線電話シス
テムを提供しようとするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、第１図に示す如く、無線接続装置にロード要
求送出手段Ａを備えて、無線接続装置の起動に際しシス
テムジェネレーションデータのロード要求を送出するよ
うにし、かつ無線回線制御装置にロード要求検出手段Ｂ
およびダウンロード制御手段Ｃを設け、無線接続装置か
ら送られるロード要求を上記ロード要求検出手段Ｂで検
出し、このロード要求検出手段によりロード要求の到来
が検出された場合に、上記ダウンロード制御手段Ｃによ
りこのロード要求の送出元の無線接続装置へシステムジ
ェネレーションデータを送出し設定させるようにしたも
のである。

（作用） この結果、無線接続装置の移動、置換えまたは増設等を
行なって同装置を起動すると、この無線接続装置から無
線回線制御装置へシステムジェネレーションデータのロ
ード要求が送出・され、これに対し無線回線制御装置か
ら上記無線接続装置へシステムジェネレーションデータ
のダウンロードが行なわれることになるので、システム
を停止させることなくまた無線回線制御装置の起動まで
待たずに即時システムジェネレーションデータのダウン
ロードが行なわれることになり、これにより移動や置換
えまたは増設等を行なった無線接続装置を速やかに使用
可能にすることができる。

（実施例） 第２図および第３図は、それぞれ本発明の一実施例にお
ける無線電話システムの無線回線制御装置２０および無
線接続装置４０の構成を示すものである。尚、本実施例
では無線回線制御装置２０おいて２本の加入者線１１．
１２と３本の内線３１〜３３とを選択接続する場合を例
にとって説明する。

無線回線制御装置２０は、加入者線１１．１２とのイン
タフェース機能ををする局線回路２０１゜２０２と、各
内線３１〜３３にそれぞれ接続されたライン回路２１１
〜２１３と、これらの局線回路２０１，２０２とライン
回路２１１〜２１３とを選択的に接続するスイッチ回路
２２０とを備え、さらに制御装置２３０、記憶装置２４
０およびタイマ２５０を備えている。このうち先ず記憶
装置２４０は、制御装置２３０の制御プログラムや制御
に必要なデータを記憶した主記憶部２４１と、無線接続
装置４０のシステムジェネレーションデータを記憶した
データ記憶部２４２とから構成される。制御装置２３０
は、例えばマイクロコンピュータを主制御部として有す
るもので、その制御機能として発着信時の接続制御手段
等に加えて、ロード要求信号検出手段２３１とダウンロ
ード制御手段２３２とを備えている。ロード要求信号検
出手段２３１は、後述する無線接続装置４０から送られ
るロード要求信号の到来監視を行なうものである。また
ダウンロード制御手段２３２は、上記ロード要求信号検
出手段２３１によりロード要求信号の到来が検出された
場合に、データ記憶部２４２から適当なシステムジェネ
レーションデータを読み出してこのデータを上記ロード
要求信号送出元の無線接続装置４０へ送出する。尚、タ
イマ２５０は、例えば夜間にシステムの全体または一部
を停止させる場合において、そのための停止信号および
起動信号を発生するものである。

−力無線接続装置４０は、シンセサイザ（ＳＹＮ）４０
１により送受信チャネルが指定される送信機（ＴＸ）４
０２および受信機（ＲＸ）４０３を備え、通話中に上記
無線回線制御装置２０を介して通話相手端末から送られ
た通話信号をラインリレー４０４およびハイブリッド回
路４０５を経たのち上記送信機４０２で変調して送信ア
ンテナ４０６から無線回線へ送出し、かつ無線回線を経
て無線電話機・から到来した無線通話信号を受信アンテ
ナ４０７を介して受信機４０３で受信し復調したのち上
記ハイブリッド回路４０５およびラインリレー４０４を
介して無線回線制御装置２０へ送出している。また、こ
の無線接続装置４０は、無線回線制御装置２０の内線３
１〜３３と無線電話機との間の接続に必要な回路として
、極性反転を検出する着信検出回路４０８と、制御回路
（ＣＯＮＴ）４０９とを備えている。この制御回路４０
９は、例えばマイクロコンピュータを主制御部として有
するもので、その制御手段として接続動作に係わる種々
の制御手段に加えてロード要求制御手段を備えている。

このロード要求制御手段は、無線接続装置４０の移動や
置換え、増設時における電源投入後に、ロード要求信号
を発生して無線回線制御装置２０へ送出するものである
。

このような構成であるから、いま仮に内線３３に無線接
続装置４０を増設してその電源を投入したとすると、こ
の無線接続装置４０の制御回路４０９は例えば第４図に
示す如く先ずステップ４ａで装置内各部の切期化を行な
ったのち、ステップ４ｂでロード要求信号を発生して無
線回線制御装置２０へ送出する。

これに対し無線回線制御装置２０の制御装置２３０は、
通常の接続制御を行ないながら第５図に示す如くステッ
プ５ａでロード要求信号の到来監視を行なっている。そ
して、この状態で上記無線接続装置４０から送出された
ロード要求信号が到来すると、制御装置２３０はステッ
プ５ｂに移行して、ここで記憶装置２４０のデータ記憶
部２４２に例えば第６図に示す如く無線接続装置毎に予
め設定され記憶されているシステムジェネレーションデ
ータを選択して読出し、このシステムジェネレーション
データをステップ５Ｃで上記ロード要求信号を送出した
無線接続装置４０へ送出する。そして、このシステムジ
ェネレーションデータの送出後、ステップ５ｄでロード
要求信号の到来を再度監視し、到来すれば無線接続装置
４０でシステムジェネレーションデータが正しく受信さ
れなかったものと判断してステップ５ｂに戻ってシステ
ムジェネレーションデータの再送出を行なう。また、ロ
ード要求信号が再到来しなければ、システムジェネレー
ションデータが正しく無線接続装置４０へ送られたもの
と判断し、ダウンロード制御を終了して通常の接続制御
に復帰する。

−力無線接続装置４０の制御回路４０９は、前記ロード
要求信号の送出後、第４図に示す如くステップ４ｄで一
定時間の時間経過を監視しながらステップ４Ｃで無線回
線制御装置２０から送られるシステムジェネレーション
データの到来監視を行なう。そして、一定時間以内にシ
ステムジェネレーションデータが到来すると、ステップ
４ｅでこのシステムジェネレーションデータの誤り検出
を行ない、誤りがなければステップ４ｆに移行してここ
で上記システムジェネレーションデータを制御回路４０
９内の記憶部に記憶し、続いてステップ４ｇにより上記
システムジェネレーションデータに基づいて動作モード
等の必要なパラメータを設定する。一方、ロード要求信
号送出後一定時間以内にシステムジェネレーションデー
タが到来しなかったり、また上記ステップ４ｅで到来し
たシステムジェネレーションデータに誤りが検出された
場合は、ステップ４ｂに戻ってロード要求信号の再送を
行なう。

このように本実施例であれば、無線接続装置４０を移動
、置換えまたは増設すると、その電源投入後に無線接続
装置４０から無線回線制御装置２０ヘロ一ド要求信号が
送出され、このロード要求信号を検出した無線回線制御
装置２ｏがらシステムジェネレーションデータが無線接
続装置４゜ヘダウンロードされることになる。このため
、システムを停止させることなく、また無線回線Ｉｌｌ
装置２０が起動される翌朝まで待つことなく、無線接続
装置４０の電源を投入した時点で即時システムジェネレ
ーションデータのダウンロードを行なうことができ、こ
れにより無線接続装置４ｏを速やかに使用可能にするこ
とができる。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えばロード要求送出手段およびダウンロード制御手段の
制御手順や制御内容、無線回線制御装置および無線接続
装置の構成等については、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、無線接続装置にロ
ード要求送出手段を備えて、無線接続装置の起動に際し
システムジェネレーションデータのロード要求を送出す
るようにし、がっ無線回線制御装置にロード要求検出手
段およびダウンロード制御手段を設け、無線接続装置が
ら送られるロード要求を上記ロード要求検出手段で検出
し、このロード要求検出手段によりロード要求の到来が
検出された場合に、上記ダウンロード制御手段によりこ
のロード要求の送出元の無線接続装置へシステムジェネ
レーションデータを送出し設定させるようにしたことに
よって、システムの稼働中であっても必要時に即時シス
テムジェネレーションデータのダウンロードを行なうこ
とができ、これにより無線接続装置の増設等に速やかに
対応し得る無線電話システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の無線電話システムの構成を示す機能ブ
ロック図、第２図乃至第６図は本発明の一実施例におけ
る無線電話システムを説明するためのもので、第２図お
よび第３図はそれぞれ同システムの無線回線制御装置お
よび無線接続装置の構成を示す回路ブロック図、第４図
および第５図はそれぞれ無線回線制御装置および無線接
続装置の制御部における制御手順および制御内容を示す
フローチャート、第６図はシステムジェネレーションデ
ータの記憶内容の一例を示す図、第７図は無線電話シス
テムの基本構成を示すブロック図である。 Ａ・・・ロード要求送出手段、Ｂ・・・ロード要求検出
手段、Ｃ・・・ダウンロード制御手段、１１゜１２・・
・加入者線、２０・・・無線回線制御装置、３１〜３ｎ
・・・内線、４０．４１〜４ｎ・・・無線接続装置、５
・・・無線回線、６１．６２・・・無線電話機、７１〜
７ｎ・・・通信エリア、２０１，２０２・・・加入者回
路、２１１〜２１３・・・ライン回路、２２０・・・ス
イッチ回路、２３０・・・制御装置、２３］・・・ロー
ド要求信号検出手段、２３２・・・ダウンロード制御手
段、２４０・・・記憶装置、２４１・・・主記憶部、２
４２・・・データ記憶部、２５０・・・タイマ、４０１
・・・シンセサイザ、４０２・・・送信機、２０３・・
・受信機、４０４・・・ラインリレー４０５・・・ハイ
ブリッド回路、４０６・・・送信アンテナ、４０７・・
・受信アンテナ、４０８・・・着信検出回路、４０９・
・・制御回路。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加入電話回線に接続されこの加入電話回線と複数の内線
   との選択切換手段を有する無線回線制御装置と、この無
   線回線制御装置の複数の内線に各々接続された無線接続
   装置と、これらの無線接続装置に対し無線回線を介して
   接続される無線電話機とを備えた無線電話システムにお
   いて、前記無線接続装置は、起動に際しシステムジェネ
   レーションデータのロード要求を送出するロード要求送
   出手段を備え、かつ前記無線回線制御装置は、前記無線
   接続装置からのロード要求の到来を検出するロード要求
   検出手段と、このロード要求検出手段によりロード要求
   の到来が検出された場合にこのロード要求の送出元の無
   線接続装置へシステムジェネレーションデータを送出し
   設定させるダウンロード制御手段とを備えたことを特徴
   とする無線電話システム。