JPH0650926Y2 - 反射型光電スイッチ - Google Patents

反射型光電スイッチ

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JPH0650926Y2
JPH0650926Y2 JP7900787U JP7900787U JPH0650926Y2 JP H0650926 Y2 JPH0650926 Y2 JP H0650926Y2 JP 7900787 U JP7900787 U JP 7900787U JP 7900787 U JP7900787 U JP 7900787U JP H0650926 Y2 JPH0650926 Y2 JP H0650926Y2
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JP
Japan
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light
lens
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JP7900787U
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隆 田中
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、反射型光電スイッチに関する。
〔背景技術〕
反射型光電スイッチのなかに、スイッチからみた位置が
所定内の距離範囲(検知可能領域)にあるときのみ被検
知物体の検知がなされる領域反射型の光電スイッチがあ
る。第7図は、従来のこの種の光電スイッチをあらわ
す。つまり、同スイッチは、本体ケース15内に投光用レ
ンズ保持部材16を固定して備え、この保持部材16の上下
に受光素子17と発光素子18を備えている。前記投光用レ
ンズ保持部材16の内部には投光用レンズ19が装着されて
いる一方、同保持部材16の上側前部に配された受光用レ
ンズ保持部材20の内部には受光用レンズ21が固定して設
けられている。
この光電スイッチは、通常、検出可能領域を遠近させる
ようになっている。遠近させるためには、受光用レンズ
保持部材20を上下に動かせるように組み込み、この保持
部材20を操作部材22の回転操作によって上下動させる。
操作部材22のカム突起22aは螺旋状に形成され、このカ
ム突起22aが受光用レンズ保持部材20の係合溝20aに摺動
自在に係合することにより、回転運動が直線運送に変え
られるようになっているのである。前記発光素子18から
投光用レンズ19を通る光は、第8図にみるように、被検
知物体23に当って反射して受光用レンズ21から受光素子
17に入り、これにより検知されるようになっているが、
受光用レンズ21を動かすと、受光用光学系による光路が
移動して、投光用光学系と交差する位置が変わるので、
検知可能領域を遠近させることができるのである。その
様子は第8図に模式的に示されている。つまり、同図の
2個所に実線で示されている受光用レンズ21は、操作部
材22を第9図のように、L1min〜L1maxの間において回転
操作したときにストロークlをもって動いた端部位置
を、それぞれあらわしている。前記操作部材22のL1min
およびL1max位置、ならびに、それに対応する受光用レ
ンズ21の移動位置は、あくまでも設計上のことであり、
実際には、光素子、レンズ、保持部材、および調節手段
などの各構成メンバー、ならびに、それらの装着状態な
どにばらつきがあるため、操作部材22の操作角がL2min
〜L2max、あるいはL3min〜L3maxのように前後にずれ、
それに伴って、受光用レンズ21の移動範囲もストローク
lが同じであるにもかかわらず、定格の検知可能領域L1
min〜L1maxに対してずれることになっていた。そのた
め、たとえば、受光レンズ保持部材20の最大移動位置L3
maxを定格移動位置L1maxに規定するように同保持部材20
を移動制限する手段を付加してもよいが、このようにす
ると、検知可能領域が狭くなって、不都合を招くことに
なっていた。
〔考案の目的〕
前記事情に鑑みて、この考案は、前記ばらつきがあって
も定められた操作表示間において常に定格の検知可能領
域になっており、しかも、製造が簡単・容意な反射型光
電スイッチを提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
前記目的を達成するため、この考案は、投光用光学系お
よび発光素子を備えていて、この投光用光学系により発
光素子の光を検知可能領域に投光するとともに、受光用
光学系および受光素子を備えていて、前記検知可能領域
に存在する被検知物体で反射された光を前記受光用光学
系により受光素子で検出させて物体検知がなされるよう
になっており、かつ、前記光学系および光素子の相対的
な位置関係を変えて検知可能領域を遠近させるための調
節手段を備えていて、この調節手段が、一方の光学系の
レンズ保持部材を移動させることによって前記位置関係
の変更がなされるようになっているとともに、その操作
に伴い前記移動がなされるように前記レンズ保持部材と
係合している操作部材をも備えている光電スイッチにお
いて、前記一方の光学系のレンズは、そのレンズ保持部
材に対する同部材の移動方向の微調整による位置合せが
なされていることを特徴とする反射型光電スイッチを要
旨とする。
以下、この考案を、その実施例をあらわした図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図は、この考案にかかる反射型光電スイッチの一実
施例の要部を断面してあらわす。図にみるように、この
反射型光電スイッチ1は、本体ケース10に投光用レンズ
2を有する投光用光学系と受光用レンズ3を有する受光
用光学系を備えている。投光用レンズ2の後方には発光
素子4があり、この素子から出た光が投光用光学系によ
って、検知可能領域に投光される。検知可能領域に存在
する被検知物体6で反射された光が、受光用光学系で集
光されて受光用レンズ3の後方にある受光素子5で検出
され、信号処理部に送られ、被検知物体6の有無の判定
がなされ、有と判定されると検知信号が出される。
検知可能領域の位置を遠近させる場合には、前記光学系
および光素子の相対的な位置関係を変える。この反射型
光電スイッチ1は、投光用レンズ2、発光素子4および
受光素子5の位置を固定し、受光用レンズ3の位置を変
えて検知可能領域の位置を遠近させる調節手段を備えて
いる。
調節手段は、受光用レンズ3を保持するレンズ保持部材
8と操作部材7を備えている。レンズ保持部材8と操作
部材7は、操作部材7の操作に伴いレンズ保持部材8の
移動がなされるように係合している。もちろん、レンズ
保持部材8の移動とともに、受光用レンズ3の位置が変
化し検知可能領域が遠近することはいうまでもない。
ところで、この反射型光電スイッチ1では、受光用レン
ズ3は、レンズ保持部材8に対する同部材8の移動方向
の微調整による位置合せがなされている。これにより、
前述したようなばらつきがあっても、定められた操作表
示間において常に定格の検知可能領域になっている。以
下、位置合せ工程も含めて、この点を詳述する。
受光用レンズ3とレンズ保持部材8は共に上下に動くだ
けではなく、レンズ3と部材8には、受光用レンズ3を
レンズ保持部材8に対して上下に微小移動することによ
る位置合せ用の構造が設けられている。この構造を用い
て位置合せがなされているのである。
受光用レンズ3の両側には、第2図にみるように、スラ
イド突起3a、3aが設けられ、これらスライド突起3a、3a
が、第3図にみるように、レンズ保持部材8の左右の側
壁8aに対して少し隙間をおくようにして組み込まれてい
る。レンズ保持部材8は、第4図ないし第6図にみるよ
うに、その両側壁8a、8aに前部ガイド8bと後部ガイド8c
をそれぞれ備え、その間に移動用隙間9が設けられてい
る。前部ガイド8bは、上方からみるとくの字形をした突
片とされ、レンズ保持部材8の前部から後方へ向けて突
出している。同ガイド8bの後方の先端部分は、側壁8aよ
りもやや内側の方へ入ったところに位置している。後部
ガイド8cは、前部ガイド8bの先端部分に対向するよう
に、側壁8aからやや内側方へ入ったところに配置されて
いる。そして、前記移動用隙間9には受光用レンズ3に
突設されたスライド突起3aが上下動自在に嵌まり込んで
いる。なお、後部ガイド8cの前端部分には、第6図にみ
るように、接着剤11を塗布できる塗布用凹部8dが設けら
れている。
前記受光用レンズ3を位置合せするには、同レンズ3を
レンズ保持部材8に対して適当な高さ位置にしたまま、
操作部材7を回して定格目盛の最大値Lmaxの位置に合わ
せておく。もちろん、最小値の位置に合わせるようにし
てもよい。この状態では受光用レンズ3が適当な位置で
あるため、第1図にみるように、投光系の中心線上に定
格最大値Lmaxに対応して配した被検知物体6からの光を
受光素子5に導くことはできない。つまり、受光素子5
に導ける反射光が同図XまたYに示すように少し上下に
ずれるのが通常である。そのずれた量だけ修正すれば、
Lmax位置にある物体6からの反射光を受光素子5に適正
に導くことができる。そこで、本体ケース10を通して上
下動できるレンズ調節用治具12を設けておき、この治具
12の下部に形成された二又状の保持脚12a,12aを受光用
レンズ3のスライド突起3a、3aにそれぞれ係止されてお
く。この治具12を本体ケース10の外部から上下に操作し
て、受光素子5に反射光が入ったのが検出されるのを確
認する。この確認に基づいて操作を止め、接着剤11によ
りスライド突起3a、3aと後部ガイド8cとを接着して、受
光用レンズ3をレンズ保持部材8の特定位置に固着して
位置合せ作業が完了する。これにより、操作部材7がLm
ax目盛にあるとき、定格位置Lmaxにある物体6からの反
射光を受光素子5に導くことができるようになり、もち
ろん、操作部材7を回してLmin目盛に対応させれば、同
じく定格の最も近い位置(Lmin)にある物体6からの反
射光を受光素子5に導くことができる。その結果、操作
部材7を定格目盛のLminとLmax間において操作すると、
定格の検知可能領域が得られることになるのである。
このように、各構成メンバーに製作上のばらつきがあっ
たり、それらの相対的な位置関係にばらつきがあったり
しても、受光用レンズ3をレンズ保持部材8に対して上
下に微小移動することによる位置位置合せ用の構造を用
いた位置合せがなされているので、定格の検知可能領域
を得ることができるのである。受光用レンズ3は、保持
部材8に両側でそれぞれ接着固定されるため、固定が強
固で使用中に受光用レンズ3が位置ずれを起こし、検知
可能領域が変わることもない。前記レンズ調節用治具12
によれば、受光用レンズ3の両側を同時に調整できるの
で、作業効率がよい。
この考案の反射型光電スイッチは、上記の実施例に限ら
ない。接着剤を必要としないような構造であってもよ
い。螺旋状のカムは、突条でなく溝状となっていて、相
手方の突起と係合するような構成であってもよい。受光
用レンズを固定し、投光用レンズを移動させる構成であ
ってもよい。
〔考案の効果〕
この考案にかかる反射型光電スイッチは、以上に述べた
ような構成となっているので、各構成メンバおよびそれ
らの相対的取付位置にばらつきがあったりしても、組み
込後におけるレンズの位置合せによって確実に定格の検
知可能領域をもつこととなる。しかも、操作部材も定格
の操作範囲内で操作することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる反射型光電スイッチの一実施
例の要部をあらわした断面図、第2図(a)、(b)は
その受光用レンズをあらわし、同図(a)はその平面
図、同図(b)はその正面図である。第3図(a)、
(b)はこのレンズがレンズ保持部材に組み込まれた様
子をあらわし、同図(a)は同図(b)のA−A線の断
面図、同図(b)は側面図、第4図はレンズを上下に微
調整する時の様子をあらわした斜視図、第5図は第4図
のB矢視図、第6図は第4図のC矢視図、第7図は従来
の反射型光電スイッチの要部断面図、第8図はその検知
可能領域がばらつく様子を説明する模式図、第9図は操
作部材の操作範囲がばらつく様子を説明するための模式
図である。 1……光電スイッチ、2……投光用レンズ、3……受光
用レンズ、4……発光素子、5……受光素子、6……被
検知物体、7……操作部材、8……レンズ保持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投光用光学系および発光素子を備えてい
    て、この投光用光学系により発光素子の光を検知可能領
    域に投光するとともに、受光用光学系および受光素子を
    備えていて、前記検知可能領域に存在する被検知物体で
    反射された光を前記受光用光学系により受光素子で検出
    させて物体検知がなされるようになっており、かつ、前
    記光学系および光素子の相対的な位置関係を変えて検知
    可能領域を遠近させるための調節手段を備えていて、こ
    の調節手段が、一方の光学系のレンズ保持部材を移動さ
    せることによって前記位置関係の変更がなされるように
    なっているとともに、その操作に伴い前記移動がなされ
    るように前記レンズ保持部材と係合している操作部材を
    も備えている光電スイッチにおいて、前記一方の光学系
    のレンズは、そのレンズ保持部材に対する同部材の移動
    方向の微調整による位置合せがなされていることを特徴
    とする反射型光電スイッチ。
JP7900787U 1987-05-26 1987-05-26 反射型光電スイッチ Expired - Lifetime JPH0650926Y2 (ja)

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JPS63187237U JPS63187237U (ja) 1988-11-30
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