JPH06508544A - 乾燥調理食品用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乾燥調理食品用装置 技術分野 本発明は次の種類の乾燥調理食品のための装置に関する。即ち、−熱風調理室と そのアクセスハツチ、 −上記調理室の内部に配設され、空気へアクセスするための少なくとも１つの孔 付壁を有し、対称軸を中心に回転可能に支持され、調理工程中その内側で食品を 保持すると同時に混合する食品用容器、−上記容器を回転させる作動手段から成 る乾燥調理食品用装置に関する。

料理サービス産業において、従来技術は油槽に食品を直接浸漬することにより食 品を周期的に料理する料理装置を含み、この油は従来高温に加熱されている。

油槽内で適宜時間経過後、調理された食品を油から抜き取りかつ調理食品上に残 留している油は振って除去される。調理される食品の新たな投入は調理装置の新 しい作業サイクルになる。

背景技術 従来技術として食品を乾燥調理する調理装置（フランス特許第１．５７８，６６ ６号およびフランス特許第２，３２４，２６９号参照）が含まれる。この前者の 特許は、熱風調理室の内部に、水平軸を中心に回転しかつ食品の装入および取出 しのための単一開口部を有する孔付円筒容器を含み、この開口部は容器の壁土に 配設された垂直ハツチへの前方からのアクセスを可能にする。

上記後者の特許において、その装置は実質的に円筒の２つの異なる開口部を有す る容器から成る。上記開口部の一方は調理する食品の装入に使用されるものであ って前方に設けられ、調理室のハツチへのアクセスを可能にする。他方の開口部 は容器の側面上に形成され、容器の回転方向へ反転させることにより下の引出し へ調理された食品を取出すために使用される。

上記調理装置は各々作業原理とは別にいくつかの欠点を有する。

第１に、食品の浸漬を意図する装置および装置を乾燥させる装置のいずれの装置 においても食品は未だ油に被覆されており共通する欠点を有する。食品は調理油 に実質的に被覆され、かつ調理温度がなんらかの理由で食品ごとに異なるが（例 えば、ポテトチップの限界温度は約１９０°Ｃ）所定限界値以下になると不消化 になり易く消費者の健康を害することになる。

浸漬性を採用する機械の他の欠点は、損失した油に付加される通常の付加油とは 別に油槽中の油が繰り返し再使用されるので、一定作業時間後にその浦が劣化し 毒性物質を形成し、最良の場合でも調理食品の元来の性質を低下させることにな ることである。更に、食品消費者は自分の食べている食品の健全性をチェックす ることができず、装置の油槽の全内容を正規に交換する作業人の良識を信用する しかない。

上述のように最良の温度を定常的に維持する必要性は上述の特許で教示されたよ うに乾燥調理する装置に特に臨界的である。

実際に、上述装置において、＃１ｍ室のハツチは容器へ新たに食品を導入するた めに開放される度に、容器内側の空気は高温で流れ出て作業員に当たり、不快に させ、危険でもある。作業員はこの高温のために火傷に対する防御をする必要が ある。

更に、この流出空気の突撃は調理室の内部空気を低下させる欠点を膏し、これは 上記最適温度を低下させ調理時間を延長させかつ装置のエネルギ損失に繋がる。

上記フランス特許第２，３２４，２０９号の装置の独自の欠点は取出す前の移動 にある。調理された食品はその壁の曲率に急激な変化を有するために衝撃を受け る。この衝撃はあらゆる場合に食品に一定の劣化を誘起しかつクリスピまたは脆 弱食品の場合には食品の破損により相当量の無駄の原因になる。

発明の開示 本発明の目的は、請求の範囲の特徴のごとく、乾燥調理食品、または後述の説明 から理解されるように一様に油を散布する食品のための自動装置において上述の 欠点を最初から正しく除去することにある。

本発明による装置は、特に調理の１サイクルと次のサイクル間、調理する食品を 新たに導入する間の各場合における温度の急激な低下を基本的に解決する。更に 、調理する食品の新規導入、または調理した食品の抽出または取出しを同時に大 幅に促進する。

本発明による利点の１つは、特定構造により、本発明の装置が食品の新規導入中 でさえ調理の温度特性を実際に一定値に維持し、それにより食品の調理は短い調 理サイクルで行われ、短い予熱時間を必要とするかまたは予熱を全く必要としな い。

食品は、調理室が外部と連絡するこなく導入され調理されかつ調理後に抽出され る。更に、調理するための食品の導入、および調理後の食品の抽出は非常に簡単 に行われ、その導入および抽出は重力により達成され、かつ連続サイクルにおい て調理室のアクセスハツチを開放する必要なく周期的清掃のために回転食品容器 を上記調理室から取出すことができる。

他の利点は、同一装置の機能的原理により、既使用油を回復および／または再循 環させる必要のないことである。このことは、連続調理サイクルで導入される食 品の全部について新鮮な油のみを使用し、決して既使用のものでない、油または 同様の調味料を使用することを意図した調理を可能にする。この結果、有機的性 質が良いこととは別に調理食品の特性を装置の作用時間を通して一定にする。

本発明の他の利点は、容器が調理室から迅速かつ簡単に抽出できるので容器およ び装置全体の両者の簡単でより完全な清掃を可能にすることである。

他の本発明の特徴と利点は添付図面に単に説明のために示された非制限的例示と しての本発明の態様に関する詳細な説明から明らかにされる。

図１は本発明の詳細な説明のために一部を除去した前全体図を示す。

図１ａは図１の装置に示された特定プログラム装置の横断面図を示す。

図２は内部詳細を明らかするために一部を除去した図１の装置の側面図を示す。

図２ａは本発明による装置の平面図を示す。

図３は図１から特定部を除去した全体的斜視図を示す。

図３ａは図３のＩＩＩ−ＩＩＩ矢印による断面図である。

図３ｂは図３の特定部の側面図である。

図４は本発明の装置の特徴的作業の連続段階を概略的に示す図である。

図面を参照すると、本発明は特にポテトチップまたは同様の小片にカットした食 品等の異なる種類の乾燥調理食品用の装置ｌで実質的に構成されることが理解さ れる。この装置ｌは実質的に次の構成要素から成る（図１．　２．　３参照）。

−熱風調理室３５とそのアクセスハツチ４１゜−調理室３５内に収容され、軸２ ａを中心に回転可能に支持され、自動化された調理食品用の容器２（図３）、− 調理中に食品に散布できるように容器２へ結合された少量油が望まれる場合の油 散布装置３、 −　容器２の加熱手段４（図１，３）、−食品の正確な導入および抽出位置にお ける容器２の回転停止手段６（図１．３）、 −装置１に一体化された空気流３７の循環手段５１（図１．　２ａ）、 −調理室煙霧除去手段５９（図１．２ａ）、および−本装置の作業段階のシーケ ンスコマンド手段７７（図１ａ）。

容器２は容器２の上レベルに位置する食品装入ステーション９０と容器２の下レ ベルに位置する食品取出しステーション９１との間の中間に位置するのが有利で ある。容器２（図３）は金属製であって軸対称の立体形であり、かつ対称軸２ａ に水平に配向したシリンダにより構成されているのが好ましい。

容器２は食品の寸法よりも小さい寸法の開口部９を有する側壁８を具備し、開口 部９は空気との接触を可能にする。同様に、少なくとも部分的に開口部９を具備 する２つのディスク形壁１０を有する。このディスク形壁ＩＯは調理室３５の２ つの対向壁６８上で容器２を両側方向に支持する回転可能支持体１１により軸２ ａの位置でその中心に支持されている。

実質的に矩形平面を有する単一開口部１３は側壁８内に形成されている。開口部 １３は食品の導入および抽出の両方に使用される適宜ハツチ１２により閉鎖自在 である。

容器２は開口部１３が装入ステーション９０へ向かって回転する開放第１位置か ら、容器２が作動手段５により食品を調理するために回転するときの中間閉鎖第 ２位置へ、そして開口部１３が取出しステーション９１へ向かって回転しかつ容 器２が容器２の回転停止手段６により食品の導入と抽出の正確な位置で開放され る第３かつ最終開放位置へ運動自在である。

その回転中に、内側に調理される食品を含む容器２は食品の連続的に混合し、か つこの運動を強化するために（激化）、側壁８の内側５２上で半径方向へ突出し て分布された混合要素１４を有する（図３ｂ参照）。更に、容器２は調理された 食品の取出し段階中に開口部１３へ向かって食品を案内するために形成された壁 ２０をその内部に有する。

ハツチ１２（図３）は容器２の側壁８に対応する形状の中心部２６を有し、かつ 中心部２６に連続した２つのブラケットを両側に具備する。

ブラケット２４（図３ａ）は支持体１１上に配設された枢軸５０へ回転可能に連 結され、軸受け４９を具備した枢軸５０上には同様に容器２のディスク形壁１０ がブラケット２４とは独立に係止されている。

支持体１１（図２）はＵ形でありかっねじ３９により上記調理室の壁６８へ連結 されている。

軸受け４９は、Ｕ形支持体の開放側上の壁６８上で誘導可能かつ閉塞可能に作用 するロッド４０により、それぞれの支持体ｌｌ上で固定されている。支持体１１ の構成は、装ｒＩｉｌの清掃または伝統的オーブンとして装置１を使用するため に、アクセスハツチ４１を介して調理室３５から容器２を簡単かつ迅速に取出す ことを可能にする。この目的から、図２から理解されるように、調理室３５の内 部には食品グリルまたは調理ブレーンを支持するためのガイド２８が設置されて いる。

ハツチ１２および容器２の両者は共通軸５０を中心に回転可能であり、かつ容器 ２の対称軸２ａを中心に回転可能であり、更に双方に対して相対的に移動できる 。かかる相対運動中、ハツチ１２は容器２の側壁８から常に等間隔である。

ハツチ１２は、更に、孔２１を有し、この孔は少なくとも１つのブラケット２４ 内に形成されかつ円弧上に配設されている。

孔２１の内部には枢軸２２が摺動自在に結合されており、軸２２は容器２のディ スク形壁１０と結合している。

容器２に対するハツチ１２の相対運動中に、軸２２は孔２１の対向２端部２１ａ 、２１ｂ間を移動する。第１端部２１ａでハツチ１２は容器２の開口部１３を閉 鎖するように開口部１３の上になり、他方の孔端部２１ｂではハツチ１２は食品 の自由移動を可能にするように開口部１３から角度変位する。

装置ｌの好ましい態様において、孔２１と枢軸２２は容器２に対してハツチ１２ が最高角度６７度を振幅することのできる寸法関係になっている。更に、後述の ごとき理由から、クラッチ装置５５はハツチ１２のブラケット２４とディスク形 壁ＩＯとの間に位置し、このクラッチ装置５５はハツチ１２の容器２に対する相 対的運動を操作できるベルビル（Ｂｅｌｌｅｖｉｌｌｅ）座金により構成される 。

調理室３５の上で装入ステーション９０に、装置１は更に容器２へ食品を載せる 載せホッパ３３を有しく図２参照）、開閉弁３４を具備する。開閉弁３４の開放 は、容器２が開口部１３が装入ホッパ３３の垂直線上で開閉弁３４に隣接して配 設されたときにシーケンスコマンド手段７の命令により特定作業シーケンスで命 令される。

ホッパ３３上で装入ステーション９０は閉鎖絶縁ハツチ４２を具備し、これは調 理室３５からの熱風の排出を最小限にするために容器２に食品を新たに装填する 度に自動化された開閉弁３４と連携作動する。実際に、図２を参照すれば、ハツ チ４２を上昇させた後、開閉弁３４が未だ閉鎖している間に作業員は安全な状態 で調理室３５から装入ホッパ３３の装填物へ熱を放出させることなく作業を続け ることができる。ハツチ４２が一旦閉鎖されて開閉弁３４が開放されると、装入 ホッパ３３の内容物は容器２へ下ろされ、その間、熱風の放出は容器２の開口部 １３の通路部から落下した食品それ自体の遮断によって実質的に阻止される。

油散布装置ｉ３は容器２の内部に配設されかつその端部２７が容器２の軸２ａに ある支持体１１の枢軸５０に拘束された複数の横断方向の孔１６を有する管１５ （図３）を有する。

管１５は容器の内側に固定されており、かつ支持体１１の１つの軸５０と同様に 上記調理室の壁６８と交差する調理室３５の外部に配設された配送管６５（図１ ，３ａ）を具備する油供給ポンプ１７と相互結合している。

管１５の横断孔１６は容器２の下部５６へのみ向かって油流を流すように管１５ の下円弧に形成されているのが好ましく、この場合食品は重力により収集される 。

装置ｌｌの加熱手段４は食品を調理するために加熱するものであって、直線状棒 型電気抵抗１９により構成され、調理室３５内において容器２の下部５６で容器 ２に対して外側方向に設置されている。

これは容器２領域で熱集中を局所的にするためであり、食品は基本的にこの領域 に載置され、調理室の対流運動を享受する。

電気抵抗１９は装置１による熱集中の局部的にするために分離してネジ込むこと ができる。

容器２の回転作動手段５とハツチ１２（図１）の相対運動は単一体型であり、従 来レシオメータ２３から成り、その外歯車２５はハツチ１２のブラケットと結合 している。レジオメータ２３は支持体１１に対して容器２のハツチ１２を回転さ せるためにそれに運動学的に直接的に連結されている。

容器２に直接的に連携された回転停止手段６は容器２の１つのディスク形壁ｌＯ 上で作用する電磁ブレーキ２９から成る（図１）。

上記電磁ブレーキ２９は対応する座３１と連携する軸方向に移動するピン３０を 有し、座３１は１つのディスク形壁ｌｏ上でピン３０の前部に形成されている。

図３は２つの座３１を示し、これらは容器２の軸２ａに対して対称的に配設され ている。

電磁ブレーキ２９は座３１内のピン３０の収縮位置、従って支持体１１上の容器 ２の自由回転の可能性に対応して作動停止させる。

電磁ブレーキ２９とその結果としての容器２の回転阻止は電磁ブレーキ２９と座 ３１との連携による前進位置に対応する。

Ｂｅ１ｌｅｖｉｌｌｅ座金によるクラッチ装置５５は容器２に対するハツチ１２ の運動を伝達する手段６４として機能的に作用し、それにより単一作動手段によ り、後述のごとく、装置１の機能的要求に従ってハツチ１２の開閉を可能にし、 かつ調理中の容器２を回転させる。

図３に関して、作動手段５および停止手段６を作動させることにより、ハツチ１ ２は孔２１の端部２１ａおよび２１ｂにょる軸２２の運動制限を伴って移動して 開放し、回転中の容器２を閉鎖または引張る。

実際に、孔２１の対向端部２１ａ、２１ｂは輸２２の位置を制限してハツチ１２ と容器２との間の回転中の位相変位角度を正確にする。

上記位相変位角度は容器２の第１（開始）位置から始まって、食品の装填のため に開放し、ハツチ１２の運動に対する容器２の回転を遅らせるべく作動し、回転 させるべく引張る前に容器２を閉鎖させるようにする。反対に、ハツチ１２に対 する容器２の停止作動を可能にして調理した食品の取出し位置で容器２を開放す る。この位置は前進位置く図３ｂ）と直線方向に反対の位置である。

調理室３５の外部に、装置ｌは中空スペース３６を有し、この中空スペースは容 器２を周囲方向に包囲する（図１．２．２ａ参照）。中空スペース３６は内部に 調理室３５の壁６８により画定されかつ外部は装置ｌの全体を含むシェル４８に より画定されている。

空気流３７は中空スペース３６を循環し、シェル４８の基部に設置された冷却空 気入口部６７と、シェル４８の上に設置された調理室３から除去される加熱空気 の出口部６６との間の加速手段５１により誘導される。

空気流３７の目的の１つは装置ＩＩを冷却して装置１の使用者に火傷の危険を負 わせるなくシェル４８と接触することである。この理由から空気流３７は調理室 ３５の全周へ誘導される。

中空スペース３６において調理室３５の下領域に引出し４３が容器から送られる 調理した食品の収集のために設けられおり、引出し４３と調理室３５との間に設 置された付形コンベア４６により誘導される。

引出し４３は空気流３７、特に偏向した空気流が充分に加熱された領域で中空ス ペース３６と連通ずるので、かかる空気流３７との衝突により引出し４３内に収 容された調理食品が収容中保温された状態で維持される。

引出し４３は更に孔付底部４４を有し、その下に第２引出し４５が設置されてい る。第２引出し４５の目的は調理中に生じる食品の屑を収集するためである。

装置ｌは前アクセスハツチ４１と反対の調理室３５の壁６８上で電気抵抗１９の 近傍に設置された換気装置３８を具備する。電気抵抗１９へ送られて換気装置３ ８により移動する空気は電気抵抗１９の熱放出を改善し、容器２の側壁８を通し て調理される食品上に熱を運ぶ。

このように、容器２の側壁８は熱放射および加熱手段４の熱対流により加熱され る。更に、本発明の利点は調理を一層迅速にする。

この利点は、特に、薄くスライスしたポテトチップ等の調理に効果的である。

調理煙霧の排出手段５９は調理室３５および中空スペース３６に煙霧を移動させ るように連結されており、そこを循環する空気流３７と混合する。この場合、悪 臭が装置１の機能している大気へ放出されるのを防止するために、中空スペース ３６の出口６６の下流にフィルタ４００を具備した煙突３９０が設けられている 。この煙突は空気と調理煙霧を外部へ放出する。

排出手段５９は複数の横孔５４を有する少なくとも１つの調理煙霧収集管１８を 有し、収集管１８は調理室３５の内部に配設されていて煙霧を収集して収集管１ ８の出口部５３へ向けて搬出する。収集管１８の出口部５３は中空スペース３６ 上に設けられている。

装置１のシーケンスコマンド手段７（図１．ｌａ）は機械的（または電子的）カ ム（６０，６１，６２，６３）プ０グラマ３２、およびレシオメータ２３および 電磁ブレーキ２９へ機能的に連結されかつハツチ１２の開閉命令を可能にするマ イクロスイッチ（７０゜７１．７２．７３）から成る。

上記シーケンスコマンド手段７は、また、少なくとも１つの開始サイクルスイッ チｍ１タイマー（ＴＩ、Ｔ２．Ｔ３）　、およびサーモスタットｔを有する。

装置ｌの機能、そして関連シーケンスコマンド手段７をより良く理解するために 、図４を参照して典型的シーケンス作用の特徴的段階を次に説明する。

図４のＩ）の段階は作用サイクルの開始段階に相当し、容器２は開口部１３が垂 直方向になるように装入ホッパ３３の近傍に位置決めされる。容器２は開放しか つハツチ１２は軸２２と孔２１の第２端部２１ｂとが係合するときに開口部１３ に対して変位する。マイクロスイッチ７０は関連カム６０と係止する。

図４のＩＩ）段階において、装置ｌは前の段階で形成された位置の全てを維持し 、続いてシェル４８上に設置された制御パネル４７（図１）上に設けられた開始 サイクルスイッチｍが作動して電気抵抗１９を作動させる。

一旦作業温度に達すると、作業温度はサーモスタットｔにより制御され、マイク ロスイッチ７０の信号によりピン３０と座３１の１つとが結合し、電磁ブレーキ ２９が容器２に作動して、容器２を閉塞する。電磁ブレーキ２９コマンドにより 装入ホッパ３３の開閉弁３４が開口作動し、タイマＴＩにより時間設定され、調 理される一定性質の食品が容器２へ導入され、他方、タイマＴ２は装入ホッパ３ ３の開放時間よりも若干長いかまたは同等の時間間隔をおいてレシオメータ２３ を作動させる。”従って、調理する食品の装填を終了し、容器２を加熱しながら 、図４のＩＩ矢印のＡ方向へ向かってハツチ１２が回転を開始し、容器２を閉鎖 する。

図４のＩＩ＋において、ハツチ１２が正確な角度α（好ましくは６７度）になる と、このとき容器２は閉鎖しているのが好ましい、カム６１は対応するマイクロ スイッチ７１と係止し、電磁ブレーキ２９コマンドを解除する。そのために、こ れに対応して軸２２が孔２１の第１端部２１ａと係合して容器２を矢印Ａの方向 へ回転させ始める。

同期して換気装置３８が作動する。容器２は異なる調理間隔（例えば、５分、１ ０分、１５分）に対応する３位置プログラマＰにより制御パネル４７上で選択可 能な所定回転数を回転する。プログラマＰの各特性位置で容器２は所定回数回転 し、回転の最後時において容器２の開口部１３は容器２の回転の開始および終了 に対応する調理される食品の装入位置に１８０度変位する（図４１１１およびＩ Ｖ参照）。

各選択された調理サイクルの途中で、ポンプ１７は、適宜タイマーＴ３、または 、例えば、カムと対応するマイクロスイッチにより構成される同等手段により作 動して調理している食品上に油を散布する。

容器２が回転終了位置に着くと、１８０度変位しく図４１Ｖの段階）、調理した 食品の取出しサイクルの作動を開始する。ノ１ツチ１２のこの位置で、マイクロ スイッチ７２が関連カム６２の部分上と係止して電磁ブレーキ２９を作動させ、 レシオメータ２３を停止させ、直ちにレシオメータ２３を再開始させるが、この 時矢印Ａの方向と反対の矢印Ｂにより示された回転方向へ回転し、図４ｖの段階 が始まる。

図４ｖの段階において、容器２の加熱を続けており、ハツチ１２はα角を形成し 、その結果、開口部１３を開放させ、α角で調理した食品を取出す。制限位置へ 一旦到達すると、軸２２は孔２１の第２端部２１ｂと係合し、マイクロスイッチ ７３は対応するカム６３により作動し、容器２を未だ保持している電磁ブレーキ ２９に解除コマンドが出て、続く段階が始まる。

図４ＶＴの段階において、矢印Ｂにより示された方向へ１８０度回転を続けるハ ツチ１２は容器２を開始サイクル位置へ引張る。容器２は開口部】３が装入ホッ パ３３の下の位置で垂直位置になるように位置決めされる。食品を装填位置にお いて容器２は図４■で示されたように略開始サイクル位置で電磁ブレーキ２９の 作動によりハツチ１２に閉塞され、この点からこのサイクルは上述のごとく形式 的に繰り返される。

上述の説明から理解されるように本発明は多数の改良と改変を行っており、これ ら全てが本発明の概念に属する。更に、上記全詳細は同等技術により置換できる 。この目的のために、図１から明らかなように、制御パネル４７は、本発明の装 置１に伝統的オーブンのごとき調理を行わせるために、転換器Ｃを具備してよい 。同様に、支持体１１上に伝統的スピッ）（ｓｐｉｔ）を非常に小さいアダプタ を必要とするだけで簡単に取り付けることができる。

１内ＩＲ＊−−＾−１ｃｌ、１．Ｎ６ＰＣＴ／工Ｔ９３１０ｏｏ３６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．−　熱風調理室（３５）とそのアクセスハッチ（４１）；−　調理室（３５ ）の内部に配設され、空気とのアクセスを可能にするための少なくとも１つの孔 付壁（８）を有し、対称軸（２ａ）を中心に回転可能に支持され、調理中に内側 の食品を保持すると同時に混合する食品用容器（２）； −容器（２）を回転させる作動手段（５）；から成る乾燥調理食品用装置におい て、 上記容器（２）は容器の上レベルに位置する食品装入ステーション（９０）と容 器（２）の下レベルに位置する食品取出しステーション（９１）との間に実質的 に介在し、容器（２）は単一開口部（１３）と関連ハッチ（１２）を有し、開口 部（１３）が食品装入ステーション（９０）へ向かって回転する第１開始位置と 、容器（２）が食品を調理するために作動手段（５）により回転する第２位置中 間閉鎖と、開口部（１３）が食品取出しステーション（９１）へ向かって回転す る第３最終開放位置へ移動でき、容器（２）は上記第３位置で閉塞され、食品の 正確な装入位置および取出し位置における容器（２）の回転を停止させる手段（ ６）、および少なくとも作動手段（５）と停止手段（６）とを命令する段階シー ケンスコマンド手段（７）が設けられていることを特徴とする乾燥調理食品用装 置。 ２，上記食品装入ステーション（９０）は食品を装入するための装入ホッパ３３ （３３）を有し、装入ホッパ（３３）は開口部（１３）の上方に配設され、かつ 食品を遮蔽するためのシーケンスコマンド手段（７）の命令により作動する自動 開閉弁（３４）を具備していることを特徴とする請求項１の装置。 ３．上記容器（２）を収容する調理室（３５）はその内部に空気流（３７）が循 環する断熱性中空スペース（３６）により少なくとも一部が包囲されていて、上 記空気流は冷却空気を導入するための入口部（６７）と熱風を流出する出口部（ ６６）との間で機械的に操作されることを特徴とする請求項１の装置。 ４．上記容器（２）内に収容された食品に周期的に散布できるように容器（２） に連結された油散布装置（３）を含む請求項１の装置。 ５．上記容器（２）は支持体（１１）により支持され、上記ハッチ（１２）は壁 （８）から等間隔を維持しながら容器（２）の対称軸（２ａ）を中心に回転でき るように支持体（１１）へ係止され、ハッチ（１２）は孔（２１）を有し、孔（ ２１）の内部には枢軸（２２）が摺動自在に結合されていて、枢軸（２２）は容 器（２）へ連結されかつ孔（２１）の２対向端部（２１ａ，２１ｂ）間でハッチ （１２）と相対的運動でき、孔（２１）の第１端部（２１ａ）でハッチ（１２） は開口部（１３）上になって容器（２）を閉鎖し、他方、食品を自由に移動させ るために他端部（２１ｂ）で開口部（１３）から角度変位することを特徴とする 請求項１の装置。 ６．上記停止手段（６）は容器（２）の回転を阻止するように容器（２）へ直接 的に連結され、ハッチ（１２）は作動手段（５）へ連動学的に連結されていて、 上記装置（１）は更に容器（２）とハッチ（１２）との間の運動を伝達する伝達 手段（６４）を有していて連続的に停止手段（６）による作動停止とハッチ（１ ２）による容器（２）の回転を可能にし、作動手段（５）は容器（２）の回転と ハッチ（１２）の運動に対して単一作動することを特徴とする請求項１の装置。 ナンジャラホイ ７．停止手段（６）は容器（２）の回転を阻止する電磁ブレーキ（２９）から成 ることを特徴とする請求項１の装置。 ８．連続段階命令を出すシーケンスコマンド手段（７）はカムプログラマ（３２ ）、および作動手段（５）と停止手段（６）へ機能的に連結されるマイクロスイ ッチ（７０，７１，７２，７３）から成ることを特徴とする請求項１の装置。 ９．調理した食品を収集するための少なくとも１つ引出し（４３）を有し、引出 し（４３）は容器（２）の下方に配設されて収容された食品を熱い状態で維持す るために調理室（３５）と相互連絡し、孔付底部（４４）を有し、かつ第２引出 し（４４）を上方に有し孔付底部（４４）は調理中に破壊された食品の破片屑を 重力により分離して第２引出し（４５）へ落下させるものであることを特徴とす る請求項１の装置。 １０．上記装入ホッパ（３３）は閉鎖かつ絶縁するハッチ（４２）を有し、ハッ チ（４２）は調理室（３５）から放出する熱風を最小限にするための自動開閉弁 （３４）へ機能的に連結されていることを特徴とする請求項２の装置。 １１．調理室（３５）に連結された調理煙霧を排出する手段（５９）を含み、排 出手段（５９）は調理室（３５）の煙霧を中空スペース（３６）内を循環する空 気流（３７）へ運ぶために中空スペース（３６）と連通していることを特徴とす る請求項３の装置。 １２．油散布装置（３）は複数の横孔（１６）を有する孔付管（１５）から成り 、容器（２）の内部に配設されかつ容器（２）の回転軸（２ａ）で支持体（１１ ）に拘束されていて、上記管（１５）は支持体（１１）の１つと交差する配送管 （６５）を具備する油供給ポンプ（１７）と相互結合していることを特徴とする 請求項４の装置。 １３．支持体（１１）はＵ形であって容器（２）の支持軸受け（４９）を包囲し 、軸受け（４９）は調理室（３５）の壁（６８）上に誘導されかつ閉塞自在の停 止ロッド（４０）により上記支持体のＵ形開放側で閉塞されていることを特徴と する請求項５の装置。 １４．作動手段（５）は、支持体（１１）上のハッチ（１２）の回転を抑制して 、容器に対して角度変位した後に回転中の容器を回転させるようにハッチ（１２ ）へ運動学的に直接的に結合されたレシオメータ（２３）から成ることを特徴と する請求項６の装置。 １５．上記ハッチ（１２）は孔（２１）を有し、孔（２１）の内部で軸（２２） が摺動自在に運動しかつ容器（２）へ連結されていて、孔（２１）の両端部（２ １ａ，２１ｂ）は作動手段（５）と停止手段（６）との共働作用によって軸（２ ２）の移動位置を制限し、ハッチ（１２）の回転と容器（２）の回転との間の角 度変位を可能にし、この角度変位が容器（２）の閉鎖段階においてハッチ（１２ ）の運動に対して容器（２）の回転を遅滞させ、かつ容器（２）の開放段階時に ハッチ（１２）に対する容器（２）の回転の前進を阻止することを特徴とする請 求項６の装置。 １６．上記伝達手段（６４）はハッチ（１２）と容器（２）との間に介在させた クラッチ装置（５５）から成ることを特徴とする請求項６の装置。 １７．上記電磁ブレーキ（２９）は軸方向へ移動するピン（３０）から成り、ピ ン（３０）は容器（２）上の前方に配設された少なくとも１つの座（３１）と連 携可能であり、ピン（３０）は容器（２）の自由回転の収縮位置から座（３１） と連携する前進位置へ移動でき、その位置で容器（２）の回転を停止させること を特徴とする請求項７の装置。 １８．上記排出手段（５９）は複数の横孔（５４）を有する調理煙霧を収集する 少なくとも１つの収集管（１８）を有し、管（１８）は煙霧を収集して中空スペ ース（３６）と連通する収集管（１８）の出口部（５３）の内部へ運搬すること のできるように調理室（３５）の内部に配設されていることを特徴とする請求項 １１の装置。 １９．上記管（１５）の横孔（１６）は油流を容器（２）の下部（５６）へのみ 向かわせことのできるように管（１５）の少なくとも底円弧に沿って形成されて いることを特徴とする請求項１２の装置。