JPH0650853Y2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH0650853Y2
JPH0650853Y2 JP1985120821U JP12082185U JPH0650853Y2 JP H0650853 Y2 JPH0650853 Y2 JP H0650853Y2 JP 1985120821 U JP1985120821 U JP 1985120821U JP 12082185 U JP12082185 U JP 12082185U JP H0650853 Y2 JPH0650853 Y2 JP H0650853Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
mounting
drive unit
base
disk drive
Prior art date
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Application number
JP1985120821U
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English (en)
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JPS6229667U (ja
Inventor
昭夫 星
潔 新井
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は磁気ディスク装置、特に磁気ディスクのドライ
ブ機構を装置筐体或いは磁気ディスク装置を含むシステ
ムの筐体に固定する構造を有する磁気ディスク装置に関
するものである。
[従来の技術] アクセス速度が速く、またランダムアクセスが可能な点
で有利な磁気ディスク装置はパーソナルコンピュータ或
いはワードプロセッサなどのシステムに外部記憶装置と
して広く用いられている。多くの場合、磁気ディスクの
ドライブ機構は1ないし2ドライブ毎にひとつのユニッ
トとして形成され、このドライブユニットを所定の数独
立した磁気ディスク装置の筐体に取り付けたり、或いは
コンピュータやワードプロセッサなどの本体内に収納し
て装置が構成される。
磁気ディスクドライブのひとつのユニットは、ダイキャ
スト或いは鈑金加工で構成された基台の上に必要な部材
を取り付けて構成される。ダイキャスト製の基台を有す
るユニットは、多くの場合装置の筐体に固定用のネジ穴
を一体に設ける場合が多い。
ユニットの基台が鈑金加工により構成されている場合に
は、上記のように固定用のネジ穴を基台に設ける場合も
あるが、第2図に示すような別部材の取付け部材を介し
て筐体に固定するようにしたものがある。第2図に示す
取付け部材2はドライブユニットの基台1の一辺の長さ
に近い細長いL字型のアングル部材のほぼ両端に、直角
に2つの小さなL字型アングルを組み合わせた形状とな
っている。取付け部材2の両端部の極部2cには透孔が設
けられており、この透孔を介してビス3を基台1のタッ
プ穴にねじこむことにより、取付け部材2が基台1に固
定される。
さらに、小さなL字型アングルを形成する部分に設けら
れたタップ穴2a又は2bに対し固定用のビスを筐体の外側
から締めつけることにより、基台1が筐体に対して所定
の位置に固定される。基台1の第2図に図示したのと反
対側の辺は同様の取付け部材を介して筐体と結合され
る。
以上のようにして、磁気ディスクドライブユニットに基
台は装置の側面4ヶ所或いは底面の4ヶ所において4点
止めされる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、基台1側乃至、筐体と取付け部材2の間に寸
法誤差がある状態で基台,取付け部材,さらに筐体を固
定すると取付け部材に無理な応力がかかり、取付け部材
2全体が歪んだ状態で固定されることになる。特に、第
2図においては、左右の取付け部材2がそれぞれドライ
ブユニットの基台1と前後方向に2点でビス3によって
固定されているため、各取付け部材2の前後2箇所の固
定点を通る直線が互いにねじれの位置にあつた場合に
は、ドライブユニットにそのねじれの方向に歪が加わる
ことになる。そして、取付け部材2がストレスを受ける
状態で固定されると、ドライブ側に応力が伝わり、ドラ
イブユニットの構成部材に歪みが出てトラック位置など
に誤差が生じ、記録の互換性を確保できなくなり記録再
生エラーを起こす場合がある。上記の問題は取付け部材
なしにディスクドライブを直接筐体に取り付ける場合に
も生じる。
[問題点を解決するための手段] 以上の問題を解決するために本考案においては磁気ディ
スクに対して記録又は再生を行なうディスクドライブユ
ニットを、装置筐体内の所定の取り付け位置に複数個の
取付け部材を用いて固定してなる磁気ディスク装置であ
つて、前記取付け部材はそれぞれ前記磁気ディスクドラ
イブユニットの基台と単一箇所にて固定されるディスク
ドライブ支持用の弾性変形可能な腕部と、前記腕部に延
長して形成され装置筐体側と結合される複数の装置側取
付け部と、取り付け状態において前記ドライブユニット
の基台に形成された係合部と係合してその取り付け姿勢
を規制する位置規制部材とを一体に形成されてなり、前
記取付け部材によって前記ディスクドライブユニットを
前記装置筐体内の前記所定の取り付け位置に固定した状
態においては、前記装置筐体側における取り付け及び前
記磁気ディスクドライブユニット側の取り付けによって
発生する応力を前記腕部の弾性変形によって分散して前
記磁気ディスクドライブユニットへの作用を断つととも
に、その取り付け姿勢を規制する構成を採用した。
[作用] 以上のような構成により、寸法に狂いがあり、取り付け
部材が歪んだ状態で取り付けられても、この歪みによる
応力はディスクドライブ側の支持点が単一箇所であるた
めドライブ側に歪みによる応力が伝わることがない。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案を採用した磁気ディスクドライブユニッ
トの斜視図である。同図はドライブユニット10を下面か
ら示した斜視図で、ドライブユニット10は図示のように
基台1に対して必要な部材を取り付けることにより薄い
箱型に形成されている。第1図左側の装置の外側に露出
する部分は前パネル6となっており、ここに磁気ディス
クの挿入口6a,及び挿入したディスクを解除した挿入口6
aかた取り出すためのエジェクトボタン7が設けられて
いる。基台1の中央部分に図示した円盤状の部材は、磁
気ディスク駆動用のダイレクトドライブモータのロータ
8である。ディスクドライブ10の内部の構造は公知の装
置と全く同様な構成となっている。
基台1の底面には左右2つの取付け部材4が固定されて
いる。取付け部材4は中央に曲部4cを有する細長い板状
の部材の両端部に、垂直方向に伸びる比較的小さなL型
アングルを一体形成した形状に金属板などを曲げ加工す
ることにより形成したものである。
取付け部材4中央部の曲部4cには透孔が設けられてお
り、この透孔を介してビス5を基台1のネジ穴にねじこ
むことにより取付け部材4が基台1に1点止めで固定さ
れる。このとき取付け部材4の両端部において基台1側
にのびる小さな突出部分4fが、対応する位置に設けられ
た基台1の切欠き1aに入る。そして、取付け部材4の外
側の面がドライブユニット10の側面と面一になり、ドラ
イブユニット10を支持する。取付け部材4の両端部のL
型アングルを構成する4eには従来と同様に、ネジ穴4bが
設けられ、またL型アングルの立ち上がり部分にはネジ
穴4aが設けられている。
取付け部材4を基台1に取付けた後、ネジ穴4a又は4bを
用いて取り付けビスを筐体の外側からねじこむことによ
り、ドライブユニット10を筐体内の所定の位置に固定す
ることができる。この取付け穴4a又は4bの設けられてい
る部分は自由端となっており、基台1と取付け部材4、
或いは取付け部材4と筐体の間に寸法の狂いがあっても
取付け部材4はその狂いを埋めるべく変形して固定され
る。取付け部材4は基台1に対して1点止めされている
ので、この変形によるストレスは筐体側に伝わることは
あってもドライブ側に伝達されることはない。
このため、ディスクドライブ10を構成する部材が、取付
け部材4からの応力により狂いを生じることがないので
トラック位置ずれなどに起因する記録再生エラーを防止
することができる。
上記の実施例では取付け部材4と筐体乃至基台間をビス
により固定しているが、固定方法はビス止めに限らず、
リベット止め、溶接或いは取付け部材を筐体乃至基台と
一体形成することも可能である。また取付け部材4の曲
部4cをレジットに固定するのではなく、回動可能に固定
すれば筐体側との穴位置のずれなども補正することがで
きる。また、上記実施例ではドライブの側方の2つの取
付け部材を用いてドライブを筐体に取り付けているが、
取付け部材の数はこれに限定されず、さらに複数のうち
いくつかの取付け部材がスタッドなしのものであっても
よい。
[効果] 以上の説明から明かなように本考案によれば磁気ディス
クドライブ機構を装置筐体内乃至磁気ディスク装置を含
む装置筐体内に固定する構造を有する磁気ディスク装置
においてディスクドライブ機構に単一箇所で、筐体に複
数箇所で支持される取付け部材を設けた構成を採用して
いるので、寸法の狂いに起因する固定時の応力をディス
クドライブ機構に伝達することがなく、ドライブ機構、
或いは装置全体に歪みを生じることがないため、トラッ
ク位置ずれなどの記録再生エラーを防止できる優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を採用した磁気ディスクドライブ機構の
斜視図、第2図は従来の磁気ディスクドライブの取付け
方法を説明する斜視図である。 1……基台,4……取付け部材 4……ビス,6……前パネル 7……エジェクトボタン 8……ロータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクに対して記録又は再生を行な
    うディスクドライブユニットを、装置筐体内の所定の取
    り付け位置に複数個の取付け部材を用いて固定してなる
    磁気ディスク装置であって、 前記取付け部材はそれぞれ前記磁気ディスクドライブユ
    ニットの基台と単一箇所にて固定されるディスクドライ
    ブ支持用の弾性変形可能な腕部と、前記腕部に延長して
    形成され装置筐体側と結合される複数の装置側取付け部
    と、取り付け状態において前記ドライブユニットの基台
    に形成された係合部と係合してその取り付け姿勢を規制
    する位置規制部材とを一体に形成されてなり、 前記取付け部材によって前記ディスクドライブユニット
    を前記装置筐体内の前記所定の取り付け位置に固定した
    状態においては、前記装置筐体側における取り付け及び
    前記磁気ディスクドライブユニット側の取り付けによっ
    て発生する応力を前記腕部の弾性変形によって分散して
    前記磁気ディスクドライブユニットへの作用を断つとと
    もに、その取り付け姿勢を規制し得る如く構成されてな
    る磁気ディスク装置。
JP1985120821U 1985-08-08 1985-08-08 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JPH0650853Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985120821U JPH0650853Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08 磁気ディスク装置

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JP1985120821U JPH0650853Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08 磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229667U JPS6229667U (ja) 1987-02-23
JPH0650853Y2 true JPH0650853Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31009499

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985120821U Expired - Lifetime JPH0650853Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08 磁気ディスク装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087465A (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 Hitachi Maxell Ltd デイスクドライブのロ−デイング装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087465A (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 Hitachi Maxell Ltd デイスクドライブのロ−デイング装置

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JPS6229667U (ja) 1987-02-23

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