JPH06508341A - 安定な過酸化水素含有漂白組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 安定な過酸化水素含有漂白組成物 技　術　分　野 本発明は、洗濯または硬質表面用の水性漂白組成物に関する。過酸化水素を含む 本発明に係る組成物は、貯蔵時に安定であり且つ減少された起泡傾向を有する。

背　景　技　術 水性過酸化水素含有組成物は、技術上周知である。このような組成物においては 、過酸化水素は、自発的に分解プロセスを受ける傾向があり、それによって組成 物中の有効酸素、すなわち漂白刃は、時間と共に減少する。

この分解プロセスは、消費者使用のための漂白組成物において特に問題が生ずる 。その理由は、これらの組成物が輸送、棚貯蔵および家庭貯蔵全体にわたって元 の特性を保持するために長い寿命を有することが必要であるからである。過酸化 水素の自己分解プロセスは、温度と共に増大し、したがって、この問題は温暖な 気候の国で一層深刻である。

また、過酸化水素含有組成物は、製造プロセス時および使用時に大量の起泡を生 じさせることが観察されている。

このように、これらの組成物は、典型的には、過酸化水素の安定性に有害であり ■つ組成物の製造コストを増大させる泡調整化合物、典型的にはシリコーンをベ ースとする化り物を必要とする。

このように、本発明の目的は、過酸化水素を含み且つ長い貯蔵期間にわたって安 定である水性漂白組成物を処方することにある。

本発明の別の目的は、製造時および使用時に起泡をＩよとんど生じない、過酸化 水素を含む水性漂白組成物を提Ｏｔすることにある。

Ｊ、れらの目的は、特定の種類の非イオン界面活性剤１をこれらの組成物に配合 することによって有効１つ単純Ｉこ満足できることが今や見出された。これらの 界面活性剤１は、事実、過酸化水素に対する安定化効果並び１こ泡調整動車を（ ｔ−することが見出された。本発明の他の［１ｎ１Ｊおよび（す点は、下記説明 から明らかであろう。

Ｊ　６　：２２７０５０９　（アブストラクｌｉ′ｉ、過酸イし水素、クエ；酸 Ｊ−９よび陰イオン界面活性剤と非イ′、Ａ−ン界面活性剤との１１ｉ合物をａ む水性漂白組成物を開示１〜て０る。

ＩＥＰ第１４１１’３７り明細書は、過酸化水素、漂１１活（′ト剤および界面 活性剤を含む水性漂白組成１勿を開示ｌ７−Ｃいる。

ｈｐ、　Ｉ−゛第’、：！７６　０５０号明細書は、Ｂ［ま？＝　＋よ（二１含 １’Ｔ’Ａ！而活＋ｔ　＃＋１１イー過酸イ１νにべ（含む水溶液中で起泡処方 １）ｘ　（を二合物とＬｆ使川用ることを開示Ｌ−ＣＬ’る。。

米国特許第４，４３０，２３６号明細書は、過酸化水素、および陰イオン界面活 性剤と非イオン界面活性剤との混合物を含む水性漂白組成物を開示している。

米国特許第３，９７０，５７５号明細書は、酸性度によって安定化される過酸化 水素を含む漂白組成物を開示本発明に係る組成物は、全組成物の１〜１５重量％ の過酸化水素および界面活性剤系を含むｐ１１２〜６を有する水性漂白組成物で あって、界面活性剤系が丁式（式中、Ｒ〕は０１〜２５アルキルまたはアルケニ ル鎖であり； Ｒ２はＣ２〜４脂肪族炭化水素鎖であり；Ｒはメチルまたはエチル−置換Ｃ２□ 　Ｃ４脂肪族炭化水素鎖であり、 Ｒ４は０１〜２５アルキルまたはアルケニルまたはカルボキシル鎖、またはＨで あり； ｎは１〜１０の整数であり； 田は１〜２０の整数である） の化合物またはそれらの混合物を含むことを特徴とする水性漂白組成物である。

好ま１．い組成物は、全組成物の０．５〜２０重閂％のクエン酸を追加的にａむ 。

ｑ　ｌ！Ｊｌ　、＋−丙−鵠−す色−たす副軟用ａ叱ヤ本発明に係る組成物は、 全組成物の１・−１５重温％、好土し、くは：、’−１ｒ）重量０６、最も好１ ：　ｌ−＜は３〜８重量〔ｈ〕の過酸化水素を倉む水性εｆｔ成物τある。

本発明に係る組＋２ν、物は、■・′式％式％ （式中、１丈１はＣ１−２５アルキルまたはアルケニル鎖、好、工ロバはＣ１３ 〜１５、好ましくはアルキルであり；ｒ＜　、）ｉ、ｔ　ｃ　、、　−、／１脂 ［／ｉ族炭化木素鎖、好マ１．＜はＣ２であり。

！（はメチルまｊ−は１チル−置換ｃ　、、−・−Ｃ４脂肪族炭３　〜 化水素鎖、好まり、、、　＜　１１メチル置換−チレンーＣあ０：Ｒ４はＣ１， 、，２５アルキルまたはアル）にＡ／ま／丁ζより−ｒノボキンル鎖、まｆ＝は Ｉ（、好まＬ＜はＨてあり：口は１へ−１（■１、好ましくは１−５、姓も好ま ｌ、　（ｉｌ　１の整数であ盛）。

１１１は１　＝、、　”、２　（１、ｔ＋Ｔま１．　＜は２−１０、最も好まし く１虚３の整数である） の化合物またはそれらの混合物を含むことを特徴とする界面１１５性剤系を更に 含む。

前記化学式中、Ｒ，０およびＲ３０基は、分子中て０がなる配列でも現イつれて もよいことを理解すべきである。

また、ｎおよびｍがコより大きい時には、異なるＲ２０およびＲＯ基は、同じ分 子中に現われもよｔｌ。

これらの化合物は、過酸化水素の自己分７１１が減少するので、組成物に対して 安定化効果を与えることが見出された。更に、これらの化合物は、組成物の起泡 に対して調整効果を有する。これらの界面活性剤化合物は、ＩＣＩから商品名ウ カニル（ｌＪｋａｎｉｌ）　Ｆ　Ｍ■で、またはＢＡＳ　Ｆから商品名プルラブ アック（Ｐｌｕｒａｆａｃ）　Ｌ　Ｆ■で市販されている。本発明に係る組成物 は、全組成物の０．１〜３０重円％、好ましくは０．５〜１０重量％、最も好ま しくは１〜５重】％のこのような界面活性剤を含む。

本発明に係る組成物は、追加の界面活性剤、例えば、従来技術において記載され ているものも含んでもよい。

そのようなものとＩ７ては、随イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオ ン界面活性剤および双性界面活性剤が挙げられる。好適な陰イオン界面活性剤と しては、アルキルベンゼンスルホネート 天然源、例えば、ココナツから得ることができ、このように十分に生分解性であ るので、ここで使用するのに好ましい。更に、本発明の陰イオン界面活性剤は、 過酸化水素の安定化のために本発明に従って選ばれる界面活性剤の溶解度を改善 することがあることが観察された。更になお、陰イオン界面活性剤を本発明に係 る組成物で使用することは、所望ならば、適量の電解質を更に使用することによ って、若干粘稠な製品を調製するのを助長することができる。事実、過酸化水素 、前記の選ばれる界面活性剤並びに通常の陰イオン界面活性剤および適量の電解 質を含む本発明に係る組成物は、少ない全界面活性剤量、例えば、約５％におい てさえ、粘稠であるものにさせることができる。従って、本発明に係る組成物は 、好ましくは、補助界面活性剤として、全組成物の０．　５〜４０重量％、好ま しくは１〜１０重量％のアルキル硫酸ナトリウム、好ましくはココナツアルキル 硫酸ナトリウムを含む。

本発明に係る組成物は、酸性であり、ｐＨ２〜６、好ましくは３〜５、最も好ま しくは４を有する。このようなｐＨ範囲は、ｐＨを酸性値に緩衝する適当な酸性 化剤、例えば、有機または無機酸、酸性塩の添加によって達成できる。好適な酸 性化剤の例は、硫酸、リン酸（環境上の見地から若干望ましくないが）、塩酸、 ホスホン酸、クエン酸、酢酸、酒石酸、マレイン酸などである。

本発明の特に好ましい態様においては、組成物は、全組成物の０．５〜２０重量 ％、好ましくは１〜１０重量％のクエン酸を含む。事実、クエン酸を本発明に係 る組成物に加えることから得ることができる多くの利益、主として石灰スケール 除去性能、しかしまた改善された消毒性および改善された漂白性能もあることが 見出された。

最適の性能を得るために多量のクエン酸を使用する時には、水酸化カリウム、水 酸化ナトリウム、アンモニアなどのアルカリ性化剤を加えることによって組成物 のｐＨを調整することが必要であることがある。クエン酸のナトリウム塩、クエ ン酸のカリウム塩などのクエン酸塩を使用することも可能である。

本発明に係る組成物は、通常の成分、例えば、溶媒、ハイドロトロープ、キレー ト化剤、増粘剤、芳香物、染料および増白剤も含んでもよい（但し、すべてのこ れらの成分は組成物と相容性である）。本発明に係る好ましい組成物は、蛍光増 白剤、好ましくはジスチリルビフェニル型増白剤を含む。事実、相互ハイドロト ロープ効果は、これらの増白剤と過酸化水素の安定化のために本発明に従って選 ばれる界面活性剤との間で生ずるらしいことが観察された。このように、本発明 に係る組成物は、好ましくは、全組成物の０．０１〜０．５重量％のこのような 増白剤を含む。このような増白剤は、技術上周知であり且つ例えばチバ・ガイギ ーから商品名チノパール（Ｔ１ｎｏｐａｌ■）で市販されている。

本発明に係る組成物は、すべての成分を一緒に混合するいかなる方法によっても 調製できる。しかしながら、組成物が実質量のクエン酸を含む好ましい態様にお いては、クエン酸を組成物の残部とは別個に水に溶解し、クエン酸溶液のｐＨを 最終組成物の標的１）Ｈ値に調整し、前記のｐＨ調整クエン酸溶液を組成物の残 部（そのｐｉは前記標的ｐＨ値に別個に設定）に加えることからなる方法を使用 することが好ましい。

すべての場合に、過酸化水素をクエン酸を包含する組成物の残部に当該プロセス において最終工程として加えることも好ましい。

例−バートＡ 下記組成物を調製し、有効酸素を新鮮な組成物で測定した。次いで、組成物を５ ０℃で貯蔵し、有効酸素を２週間後に再度測定した。組成物の安定性を貯蔵後の 相対有効酸素損失と表現する。以下の表は、数回の反復実験の平均値を表示する 。

★１はＩＣＩからの本発明に係る界面活性剤である。

★２はチバ◆ガイギーからのジスチリルビフェニル増白剤である。

コメント： 組成物１〜４の結果は、ＮａＣｎＡＳＯ量（２ｖｓｌ）、増白剤の量（３ｖｓｌ ）、増白剤およびＮａＣｎＡＳの量（４νｓ２および３）の修正時に安定性の差 がほとんどまたは何も観察されないことを示す。

組成物５（ｖｓすべでの他のもの）の結果は、ウカニルＲを加えることから得ら れる安定性の利益を示す。

組成物７ｖｓ６の結果は、余りストレスのない状態（クエン酸なし）においてさ え、これらの利益を確認する。

例−バートＢ 表示の割合の表示成分を含有する本発明に係る他の組成物は、調製する。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．全組成物の１〜１５重量％の過酸化水素および界面活性剤系を含むｐＨ２〜 ６を有する水性漂白組成物であって、前記界面活性剤系が下式 Ｒ１−Ｏ−〔（Ｒ２Ｏ）ｎ（Ｒ３Ｏ）ｍ〕−Ｒ４（式中、Ｒ１はＣ１〜２５アル キルまたはアルケニル基であり； Ｒ２はＣ２〜４脂肪族炭化水素鎖であり；Ｒ３はメチルまたはエチル−置換Ｃ２ 〜Ｃ４脂肪族炭化水鎖であり； Ｒ４はＣ１〜２５アルキルまたはアルケニルまたはカルボキシル鎖、またはＨで あり； ｎは１〜１０の整数であり； ｍは１〜２０の整数である） の化合物またはそれらの混合物を含むことを特徴とする、水性漂白組成物。
2. ２．Ｒ１がＣ１３〜１５アルキル鎖であり；Ｒ２がエチレンであり； Ｒ３がメチル置換エチレンであり； Ｒ４がＨであり； ｎが１〜５、最も好ましくは１の整数であり；ｍが２〜１０、最も好ましくは３ の整数であり、またはそれらの混合物である、請求項１に記載の組成物。
3. ３．界面活性剤系が、全組成物の０．１〜３０重量％の前記化合物またはそれら の混合物を含む、請求項１または２に記載の組成物。
4. ４．界面活性剤系が、全組成物の０．５〜１０重量％、好ましくは１〜５重量％ の前記化合物またはそれらの混合物を含む、請求項３に記載の組成物。
5. ５．界面活性剤系が、全組成物の０．５〜４０重量％のアルキル硫酸ナトリウム を更に含む、請求項１〜４のいずれか１項に記載の組成物。
6. ６．全組成物の１〜１０重量％のアルキル硫酸ナトリウムを含む、請求項５に記 載の組成物。
7. ７．全組成物の０．５〜２０重量％、好ましくは１〜１０重量％のクエン酸を含 むことを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載の組成物。
8. ８．全組成物の２〜１０重量％、好ましくは３〜８重量％のＨ２Ｏ２を含むこと を特徴とする、請求項１〜７のいずれか１項に記載の組成物。
9. ９．ｐＨ３〜５、最も好ましくは４を有することを特徴とする、請求項１〜８の いずれか１項に記載の組成物。
10. １０．ジスチリルビフェニル蛍光増白剤を含むことを特徴とする、請求項１〜９ のいずれか１項に記載の組成物。
11. １１．クエン酸を組成物の残部とは別個に水に溶解し、クエン酸溶液のｐＨを最 終組成物の標的ｐＨ値に調整し、前記のｐＨ調整クエン酸溶液を組成物の残部（ ただし、そのｐＨは前記標的ｐＨ値に別個に設定する）に加えることを特徴とす る、請求項７に記載の組成物の製法。
12. １２．最終工程として、過酸化水素をクエン酸を包含する組成物の残部に加える 、請求項１１に記載の方法。