JPH07505437A - 酸性活性化漂白組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酸性活性化漂白組成物 技　術　分　野 本発明は、主として洗濯応用で使用するための、漂白組成物に関する。過酸化水 素並びに過酸前駆物質を含む本発明に係る組成物は、貯蔵時に安定である。

背　景　技　術 過酸化水素を使用した漂白組成物は、技術上広く記載されている。このような過 酸化水素漂白剤は、環境上より適合性を有しているので、塩素漂白剤以上の利点 を有している。別の利点は、過酸化水素漂白剤が「よりマイルドな」漂白剤であ ることである。過酸化水素漂白剤が布帛に対してより安全であるので、この後者 の利点は、洗濯応用において特に有意である。

過酸化水素漂白剤の主要な欠点は、現代の洗濯応用でしばしば遭遇される低温で 塩素漂白剤より活性ではないことである。このように、過酸化水素漂白活性剤は 、開発され且つ技術上広く記載されている。これらの活性剤は、主として遷移金 属または過酸前駆物質である。過酸前駆物質は、過酸化水素と反応して過酸を生 成する。過酸は、低温で効率的である「活性化」漂白化合物である。

このような「活性化」過酸化水素漂白組成物の処方において生ずる問題は、化学 的に安定であると共に物理的に安定である組成物を得ることの困難性である。事 実、従来技術のこのような組成物は、良好な化学的安定性を有する不溶性活性剤 の濁った懸濁液、または有意の望ましくない酸素放出を生ずる不良な化学的安定 性を有する透明な組成物のいずれかである。

この問題は、過酸化水素、特定の種類、例えば、グリコールエステルおよびグリ セリンエステルから選ばれる有機過酸前駆物質を含む漂白組成物を処方すること により、そして前記組成物を狭い酸性ｐＨ範囲内で処方することにより扱うこと ができることが今や見出された。マイルドに酸性のｐＨ範囲は、過酸化水素と有 機過酸前駆物質との両方の適切な化学的安定性を可能にする。過酸の生成による 過酸化水素の活性化は、特に更なるアルカリ性をもたらす洗剤組成物も洗浄水に 存在する時に、洗浄水中での希釈時に生ずるｐＨ上昇によって高められる。

グリコールエステルは、しばしば、洗剤および漂白組成物で溶媒として記載され ている。このような組成物は、例えば、米国特許第３９５６１５９号明細書に記 載されている。これらの組成物は、ｐＨ６，５以上を有する。

Ｊ第６２２５２５００号（要約書）は、トリアセチンを含めて漂白活性剤を含む 漂白組成物を開示している。

これらの組成物は、中性または弱塩基性ｐＨで処方している。

トリアセチンを含む各種の応用のための漂白組成物も、Ｊ第６２００１７９２号 、Ｊ第６２００１．７９４号、Ｊ第６２００１７９６号、およびＪ第６１０４２ ６００号（要約書）に開示されている。

組物質を含む透明な水性漂白組成物であって、組成物がｐＨ約３．５〜約６を有 し且つ有機過酸前駆物質が式〔式中、Ｘは０または１であり、ＲＲ １％　２、Ｒ３は独 立に−Ｈ，−ＯＨ。

（式中、Ｒ４は０１〜Ｃ４アルキルである）から選ばれ、但しＲ１、Ｒ２または Ｒ３の少なくとも２個はに係る化合物またはそれらの混合物であることを特徴と する透明な水性漂白組成物である。

発明を実施するための最良の形態 本発明に係る組成物は、過酸化水素を含む透明な水性液体・組成物である。好ま しくは、本発明に係る組成物は、全組成物の約０．５〜約２０重量％、より好ま しくは約２〜約１５重量％、最も好ましくは約４〜約９重量％の過酸化水素を含 む。

本発明に係る組成物は、式 〔式中、Ｘは０または１であり、ＲＲ １’　２、Ｒ３は独 （式中、Ｒ４は０１〜Ｃ４アルキルである）から選ばれ、但しＲＲまたはＲ３の 少なくとも２個は１　ゝ　２ に係る特定の有機過酸前駆物質またはそれらの混合物を更に含む。すべてのこれ らの化合物は、市販されている周知の化学薬品であるか、化学文献に従って合成 できる。

本発明に係る組成物で使用するのに好ましいこのような過酸前駆物質は、エチレ ングリコールジエステル、トリアセチンおよびジアセチン、またはそれらの混合 物から選ばれる。特に好ましい化合物は、トリアセチンおよびエチレングリコー ルジアセテートである。トリブチリンも、本発明に係る組成物で優秀な安定性を 示すが、余り好ましくない。その理由は、トリブチリンが本発明に係る組成物に おいて必ずしも可溶性ではないからである。

本発明に係る組成物は、典型的には、全組成物の約１〜約１５重量％のこのよう な有機過酸前駆物質またはそれらの混合物を含む。有機過酸前駆物質の所望量も 、組成物中の過酸化水素の量に関連して規定できる。従って、本発明に係る組成 物は、好ましくは、過酸化水素１モル当たり約０．１〜約２モルの有機過酸前駆 物質を含む。

本発明に係る組成物は、ｐＨ約３．５〜約６、最も好クエン酸、硫酸、水酸化ナ トリウム、アンモニア、アミンなどの化学薬品で調整し且つ緩衝できる。本発明 に係る組成物で使用するのに好ましい緩衝剤は、クエン酸である。前記範囲が過 酸化水素の適切な化学的安定性および本発明に係る組成物で使用する特定の有機 過酸前駆物質の適切な化学的安定性を保証するのに臨界的であるので、組成物の ｐＨが前記範囲内のままであることが必須である。

本発明に係る組成物は、界面活性剤を含んでもよい。

ここで使用するのに好ましい界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホネート、ア ルキルサルフェートなどの周知の陰イオン界面活性剤、および／またはエトキシ 化アルコールおよび／またはプロポキシ化アルコールなどの非イオン界面活性剤 である。ここで使用するためのすべての界面活性剤は、過酸および過酸化水素に よる酸化に抵抗性でなければならず且つ好ましくは水溶性である。本発明に係る 組成物は、全組成物の０〜約３０重量％、好ましくは約０．５〜約１５重量％、 最も好ましくは約２〜８重量％の界面活性剤を含むことができる。

本発明に係る組成物は、スタネート、８−ヒドロキシキノリン、ピロホスフェー ト、ホスホネートなどの過酸化物安定剤を更に含んでもよい。キレート化剤も、 本発明の文脈で有用であることがあり；好適なキレート化剤としては、ＥＤＴＡ 、ＮＴＡおよびＤＥＴＰＡ、ピコリン酸およびジピコリン酸およびアミノポリホ スホネートが挙げられる（これらの若干は環境適合性が不良であるが）。ラジカ ルスカベンジャー、例えば、ブチル化ヒドロキシトルエンおよび他のヒンダード ヒドロキシベンゼン、または安息香酸ナトリウムも、ここで使用できる。

ブチル化ヒドロキシトルエンは、本発明に係る過酸前駆物質並びに過酸化水素を 安定化することが観察されたので、高度に好ましい成分である。

本発明に係る組成物は、増白剤、染料、ビルダー、増粘剤、ハイドロトロープ、 香料などの任意成分も含むことができ、それらのすべては本発明に係る組成物の マイルドに酸性のｐＨおよび酸化環境に適合性であることが必要である。

本発明に係る組成物は、下記の例で更に例示する。

実施例 下記の組成物は、表示の割合の表示の成分を一緒に混合することによって調製す る。

成分二　重量％ １ｎＩ［ＩＩＶ 過酸化水素　６．ＯＢ、０　Ｂ、８　６．０アルキル硫酸Ｎａ　２．８　２．８ 　２．８　ｚ、ｇトリアセチン　４．０　５．０　４．０　４．０クエン酸　１ ．０　１．０　１．０　１．０スズ酸Ｎ　ａ　Ｏ，００１５０，００１００，０ ０１５０，００１５水酸化Ｎａ　ｐＨ４ｐＨ４ｐＨ３，５ｐＨ５ｐＨ４水および 微量成分　残部（１００％とする）成分二　重量％ ＶＶＩ　■　■ 過酸化水素　６．０　ｇ、０　３．５　５．０アルキル硫酸Ｎａ　２．８　２． ０　４．０　３．５トリアセチン　−３，０５，０− エチレングリコ− ルジアセテート　４．Ｑ　−−５，０ クエン酸　１．０　１．０　１．０　１．０スズ酸Ｎ　ａ　Ｏ，０Ｑ１５　０． ０Ｑ１５　Ｑ、（１０１０Ｑ、ＱＱＬ５水酸化Ｎａ　ｐＨ４ｐＨ４ｐＨ４ｐＨ４ 水および微量成分　残部（１００％とする）フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＮＥ、　ＳＮ。

ＴＤ、　ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＺ。

ＦＩ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＫＺ、ＬＫ、ＭＧ、ＭＮ、　ＭＷ、　Ｎｏ、　 ＮＺ、　ＰＬ、　Ｒ○、ＲＵ、ＳＤ、ＳＫ、ＵＡ、ＵＳ、ＶＮ （７２）発明者　シャーラ、ステファノイタリー国ローマ、ビアレ、デ、カドウ ティ、リベラツィオーネ、１３１ （７２）発明者　マンフレディ、バーバライタリー国ローマ、ビア、サレント、 １４

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．過酸化水素および有機過酸前駆物質を含む水性漂白組成物であって、該組成 物がｐＨ約３．５〜約６を有し且つ前記有機過酸前駆物質が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、ｘは０または１であり、Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３は独立に−Ｈ、−ＯＨ、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼（ 式中、Ｒ４はＣ１〜Ｃ４アルキルである）から選ばれ、但しＲ１、Ｒ２またはＲ ３の少なくとも２個は▲数式、化学式、表等があります▼である〕に係る化合物 またはそれらの混合物であることを特徴とする、水性漂白組成物。
2. ２．ｐＨ約３．５〜約５を有する、請求項１に記載の組成物。
3. ３．ｐＨ約４を有する、請求項２に記載の組成物。
4. ４．有機過酸前駆物質が、エチレングリコールジエステル、トリアセチン、ジア セチン、またはそれらの混合物から選ばれる、請求項１〜３のいずれか１項に記 載の組成物。
5. ５．有機過酸前駆物質が、トリアセチンおよびエチレングリコールジアセテート から選ばれる、請求項４に記載の組成物。
6. ６．全組成物の約０．５〜約２０重量％の過酸化水素を含む、請求項１〜５のい ずれか１項に記載の組成物。
7. ７．全組成物の約１〜約１５重量％の前記有機過酸前駆物質を含む、請求項１〜 ６のいずれか１項に記載の組成物。
8. ８．過酸化水素１モル当たり約０．１〜約２モルの前記有機過酸前駆物質を含む 、請求項６に記載の組成物。
9. ９．全組成物の約０．５〜約１５重量％の界面活性剤を含む、請求項１〜８のい ずれか１項に記載の組成物。
10. １０．クエン酸を含む、請求項１〜９のいずれか１項に記載の組成物。
11. １１．ブチル化ヒドロキシトルエンを含む、請求項１〜１０のいずれか１項に記 載の組成物。