JPH10509992A - 濃厚な漂白組成物、使用法およびそれらの製造法 - Google Patents

濃厚な漂白組成物、使用法およびそれらの製造法

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JPH10509992A JP8517891A JP51789196A JPH10509992A JP H10509992 A JPH10509992 A JP H10509992A JP 8517891 A JP8517891 A JP 8517891A JP 51789196 A JP51789196 A JP 51789196A JP H10509992 A JPH10509992 A JP H10509992A
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カルドーラ,セルジオ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、活性酸素の供給源またはその混合物並びに第四アンモニウム化合物を短鎖アミンオキシド、すなわち下式R123NO(式中、R2およびR3は独立してC1〜C4アルキル基であり、R1はC6〜C10アルキル基である)を有するアミンオキシドを含んでなる安定な増粘した水性の酸性組成物に関する。この組成物は、水平でない表面のクリーニングに特に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】 濃厚な漂白組成物、使用法およびそれらの製造法 技術分野 本発明は、水性漂白組成物に関し、更に詳細には活性酸素供給源を含んでなる 安定な酸性の濃厚な水性組成物に関する。前記組成物は、硬質表面、特に便器な どの傾斜を有する硬質表面のクリーニングに特に用いられる。 背景 極めて多種多様な漂白およびクリーニング組成物が、当該技術分野で報告され ている。活性酸素の供給源を含んでなり、低pHで処方された漂白/クリーニン グ組成物は、硬質表面のクリーニング、特に便器などの衛生備品の衛生的なクリ ーニングにとって特に興味深いものである。 この技術分野の代表的なものは、例えばEP−A−598 694号明細書で あり、好ましくはノニオン性界面活性剤のエマルジョンの形態で過硫酸塩を含ん でなる酸性の水性組成物が開示されている。 しかしながら、このような組成物は、特にクリーニングを行なう表面が濡れて いるときには、その表面上での滞留時間に関して満足なものではなかった。実際 に、便器の傾斜した壁のような水平でない表面に適用するときに滞留時間が一層 大きい組成物を処方し、それによってこの組成物が一層長時間クリーニング作用 を行なうことができるようにすることが望ましい。必要な粘度特性を有する組成 物が当該技術分野で知られている。しかしながら、当該技術分野で知られている 増粘剤のほとんどは、水性の酸性組成物の粘度を効果的に増加することはできる が、使用に当たっては幾つかの不都合がある。実際に、ノニオン性界面活性剤( ノニルフェノールエトキシレート)または第四アンモニウム化合物は、満足な 粘度を得るには高濃度で使用する必要があり、従ってそれらを使用することが不 経済になるという不利益を有する。また、幾つかの増粘剤は、酸性媒質中、特に 過酸化水素またはモノ過硫酸塩のようなその供給源を含む酸性媒質中では、かな りの不安定性を示す。実際に、幾つかの増粘剤は水性の酸性組成物中でモノ過硫 酸塩のような活性酸素の供給源によって容易に酸化されることによって、クリー ニングを行なう表面上で漂白作用を行なうのに利用できるはずであった活性酸素 を全量失ってしまう。すなわち、幾つかの増粘剤は、長い保存期間中に満足な化 学的安定性を有する活性酸素の供給源を含んでなる酸性の水性組成物を処方する ことはできない。 従って、本発明の目的は、増粘特性の向上した活性酸素の供給源を含んでなる 酸性の水性組成物を処方することである。 本発明のもう一つの目的は、低濃度の総増粘性界面活性剤で高増粘性を有する 活性酸素の供給源を含んでなる酸性の水性組成物を処方することである。 本発明のもう一つの目的は、長期間の保存中化学的に安定な活性酸素の供給源 を含んでなる増粘した水性の酸性組成物を処方することである。 上記の目的は、活性酸素の供給源、および増粘系として第四アンモニウム化合 物を短鎖アミンオキシド(C6〜C10)と共に含んでなる酸性の水性組成物を処 方することによって満足することができることを見出した。更に詳細には、活性 酸素の供給源を含んでなる酸性の水性組成物中で増粘系としての第四アンモニウ ム化合物に少量の短鎖アミンオキシドを添加することによって、上記の第四アン モニウム化合物だけを増粘系として使用すること、すなわち、任意の短鎖アミン オキシドを含まない増粘系を使用することと比較して高度に増粘した水性の酸性 化合物を処方することができることを予想外にも見出した。あるいは、本発明は 、低濃度の総増粘性界面活性剤を用いて、活性酸素の供給源を含んでなる酸性の 水性組成物を所定の粘度にすることができる。換言すれば、所定の酸性の水性組 成 物について所望な増粘効果を得るには、任意の短鎖アミンオキシドの非存在下で 単独で用いるときに同じ増粘効果を得るのに必要なはずであった第四アンモニウ ム化合物の濃度と比較して、本発明では低濃度の総増粘性界面活性剤(第四アン モニウム化合物および短鎖アミンオキシド)で十分である。この増粘効果は、上 記の活性酸素の供給源がモノ過硫酸塩のような過硫酸塩である本発明の好ましい 組成物では更に顕著である。実際に、上記の過硫酸塩は、上記の第四アンモニウ ム化合物と共に、増粘系として作用することを見出した。 本発明の増粘系は、酸性媒質中および活性酸素の供給源のような強力な酸化剤 の存在下で良好な安定性を示すことも見出した。実際に、活性酸素の供給源、例 えば過硫酸塩の分解は、例えばアルキルエトキシル化アルコールのような他の界 面活性剤配合物と比較して、本発明の増粘系では減少する。すなわち、本発明の 増粘した水性の酸性組成物中の活性酸素の供給源は、長期間の保存中化学的に安 定である。 本発明の利点は、本発明による活性酸素の供給源を含んでなる安定で増粘した 水性の酸性組成物が、香料の存在に対して余り感受性が高くないことである。実 際に、本発明の増粘系は、香料がたとえ高濃度で存在していても、活性酸素の供 給源を含んでなりかつ高粘度を有する安定で酸性の水性組成物を処方することが できる。実際に、高濃度の香料は、ミセル凝集を変化させることによって組成物 の粘度を著しく減少させる一般的傾向を有することが知られている。 本発明のもう一つの利点は、上記の安定な増粘した水性の酸性組成物は、各種 の表面上で各種の汚れや染みをクリーニングするのに効率的であることである。 また、この組成物は、硬質表面、特に便器の処理に用いるときには、これをニー トまたは希釈して用いるいずれの場合でも、顕著な汚れの脱色、汚れの可溶化、 および乳化特性を示す。 もう一つの利点は、本発明では、不透明なものとは対照的に、透明な組成物を 処方することができ、従って消費者の立場から歓迎されていることである。また 、本発明は、ニュートン性である組成物を処方することができる。「ニュートン 性」とは、本明細書では極めて広範囲の適用された剪断応力で同じ粘度を有する 組成物を意味する。 増粘した水性の酸性組成物の分野では、下記の特許出願明細書が先行技術の代 表的なものである。 EP−A−275 043号明細書には、過酸化物、酸、C12〜C22アルキル ジメチルアミンオキシドを含むアルミニウム表面用の酸性クリーナーが開示され ている。このクリーナーのpHは、高々2である。EP−A−275 043号 明細書には、任意成分としてカチオン性界面活性剤が開示されているが、この種 類の界面活性剤の具体的な化合物はおろか、第四アンモニウム化合物も開示され ていない。 EP−A−265 979号明細書には、消毒および/または酸化剤、有機ア ニオン性スルホン酸塩、および(1)第四アンモニウム化合物であって、窒素に結 合した炭化水素基の少なくとも1個が少なくとも12個の炭素原子を有する線状 または分岐アルキル基であるものおよび(2)第三アミンオキシドであって、窒素 に結合した炭化水素基の少なくとも1個が少なくとも16個の炭素原子を有する 線状または分岐アルキル基であるものの群から選択される界面活性剤を含んでな る酸性の増粘した水性クリーニング組成物が開示されている。対照的に、本発明 では、第四アンモニウム化合物が短鎖アミンオキシド(C6〜C10)と共に増粘 系として用いられる。また、EP−A−265 979号明細書には、活性酸素 の供給源は開示されていない。 EP−A−188 025号明細書には、無機ペルオキシ化合物、強酸および 増粘性界面活性剤を含んでなる水性の安定な増粘した低pH漂白組成物が開示さ れている。EP−A−188 025号明細書では、増粘性界面活性剤は、(1) アミンオキシドであって、窒素に結合した炭化水素基の少なくとも1個がC6〜 C18炭素原子、好ましくはC12〜C18の線状または分岐アルキル基であるもの、 (2)アミン、および(3)第四アンモニウム塩であって、窒素に結合した炭化水素基 の少なくとも1個がC8〜C18炭素原子の線状または分岐アルキル基であるもの から選択される。実際に、EP−A−188 025号明細書では、これらの界 面活性剤の一つを増粘性界面活性剤として使用することが教示されている。また 、アミンオキシドに関しては、この特許出願明細書は、長鎖アミンオキシドを用 いるのが好ましいことを教示している。また、例示された組成物のいずれにも、 増粘系としてアミンオキシドと一緒にした第四アンモニウム化合物はおろか、短 鎖アミンオキシドと一緒にした第四アンモニウム化合物は含まれていない。 発明の概要 本発明は、安定で増粘した水性の酸性漂白組成物であって、活性酸素の供給源 、および増粘系として、第四アンモニウム化合物および式R123NO(式中 、R2およびR3は独立してC1〜C4アルキル基であり、R1はC6〜C10アル キル基である)によって表されるアミンオキシドを含んでなるものを包含する。 好ましい態様では、本発明の安定で増粘した水性の酸性組成物は、香料も含ん でいる。 本発明は、硬質表面の処理法であって、本発明による安定で増粘した水性の酸 性組成物を用いる方法も包含する。 本発明は、本発明による組成物の製造法であって、 少なくとも水、活性酸素の供給源および酸を含んでなる酸性マトリックスを調 製した後、 このマトリックスに第四アンモニウム化合物を加え、 続いて、香料が存在するときには、これも加えて、最後に短鎖アミンオキシド を加えた後、生成する組成物を少なくとも3時間攪拌する ことを特徴とする方法も包含する。 本発明は、過硫酸塩を第四アンモニウム化合物と共に水性の酸性組成物中で用 いて、この組成物の粘度を増加することも包含する。 発明の詳細な説明 本発明による組成物は安定である。「安定」であるとは、本明細書では過硫酸 塩のような活性酸素の供給源またはその混合物を含んでなる組成物が、好ましく は室温(20℃〜25℃)で6か月間で30%以上の過硫酸塩を喪失しないこと を意味する。過硫酸塩濃度は、硫酸第一鉄アンモニウムを含む溶液で還元した後 過マンガン酸カリウムで滴定することによって測定することができる。上記の安 定性試験法は当該技術分野で周知であり、例えばInterox から市販されているCu rox(商品名)の技術報告シートに報告されている。あるいは、過硫酸塩濃度は 、過酸についての文献に記載のクロマトグラフィ法を用いて測定することもでき る(F.Di Furia et al.,過酸の測定のための気液クロマトグラフィ法(Gas-liqui d Chromatography Method for Determination of Peracids),Analyst,Vol.11 3,5 月号,1988年,793〜795 頁)。 本発明による組成物は、必須成分として活性酸素の供給源またはその混合物を 含んでいる。本発明による活性酸素の供給源は酸化剤として作用し、一般に着色 した染みや有機性の染みを除去し、悪臭分子を破壊し、微生物を殺す組成物の能 力を増加する。活性酸素の好適な供給源は、過酸化水素またはその供給源である 。ここで用いられる過酸化水素供給源とは、水と接触したときに過酸化水素を生 成する任意の化合物を表す。ここで用いられる好適な過酸化水素の水溶性無機供 給源としては、過硫酸塩、過硫酸、過炭酸塩、金属過酸化物、過ホウ酸塩、およ び過ケイ酸塩が挙げられる。 また、他の種類の過酸化物を、過酸化水素およびその供給源の代替物として、 または過酸化水素またはその供給源と組み合わせて用いることもできる。好適な 種類としては、ジアルキルペルオキシド、ジアシルペルオキシド、予備形成した 過カルボン酸、有機および無機過酸化物、および/またはヒドロ過酸化物が挙げ られる。好適な有機過酸化物/ヒドロ過酸化物としては、ジアシルおよびジアル キルペルオキシド/ヒドロペルオキシド、例えばジベンゾイルペルオキシド、第 三ブチルヒドロペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジクミルペルオキシ ド、およびそれらの混合物が挙げられる。本発明による組成物に用いるのに好適 な予備形成したペルオキシ酸としては、ジペルオキシドデカン二酸DPDA、過 フタル酸マグネシウム、過ラウリン酸、過安息香酸、ジペルオキシアゼライン酸 、およびそれらの混合物が挙げられる。 過硫酸塩またはその混合物は、本発明による組成物に用いられる活性酸素の好 ましい供給源である。ここで用いられる好ましい過硫酸塩は、モノ過硫酸トリプ ル塩(monopersulfate triple salt)である。市販のモノ過硫酸塩の一例は、 リウムである。Peroxide Chemie GMBHから発売されているジ過硫酸塩のような他 の過硫酸塩を、本発明による組成物に用いることができる。 本発明による組成物は、上記の活性酸素の供給源またはその混合物を総組成物 の0.1重量%〜30重量%、好ましくは0.1重量%〜20重量%、更に好ま しくは0.1重量%〜15重量%含んでいる。 過硫酸塩は、第四アンモニウム化合物と共に用いると、水性の酸性組成物の粘 度を増加させることができることが見いだされているので、本発明で用いるのに 好ましい。このことは、香料を含まない上記の水性の酸性組成物では特に顕著で ある。実際に、モノ過硫酸塩のような過硫酸塩を活性酸素の供給源としてC16 トリメチルアンモニウムメチルスルフェートのような第四アンモニウム化合物を 含んでなる水性の酸性組成物に添加すると、同じ組成物であるがこの過硫酸塩を 含まないものの粘度と比較して上記組成物の粘度を改良することを見いだした。 モノ過硫酸塩のような過硫酸塩由来の[HSO5 -]アニオンは、第四アンモニウ ム化合物のカチオンヘッド基と強力に相互作用して、それ自身の対イオン(例え ば、メチル硫酸)を置換するものと思われる。モノ過硫酸塩のような過硫酸塩と 第四アンモニウム化合物との相互作用は、上記の第四アンモニウム化合物への短 鎖アミンオキシドの添加に関する増粘効果と共に、本発明の組成物の増粘におい て重要な役割を果たしていると考えられる。 従って、もう一つの観点では、本発明は、水性の酸性組成物において第四アン モニウム化合物と一緒に過硫酸塩を使用してこの組成物の粘度を増加させること も包含する。 本発明の組成物は、もう一つの本質的要素として、増粘系を含んでいる。この 増粘系は、第四アンモニウム化合物またはその混合物と、短鎖アミンオキシドま たはその混合物とからなっている。 本発明に従って用いるのに好適な第四アンモニウム化合物は、窒素に結合した 炭化水素基の1または2個が6〜30個の炭素原子、好ましくは10〜25個の 炭素原子、更に好ましくは12〜20個の炭素原子を有する飽和または不飽和の 線状または分岐アルキル基であり、窒素に結合した他の炭化水素基(すなわち、 1個の炭化水素基が上記のような長鎖炭化水素基であるときには3個、または2 個の炭化水素基が上記のような長鎖炭化水素基であるときには2個)が独立して 置換または未置換の線状または分岐した1〜4個の炭素原子、好ましくは1〜3 個の炭素原子を有するアルキル鎖、更に好ましくはメチル基である第四アンモニ ウム化合物である。過硫酸塩またはその混合物を活性酸素の供給源として用いる 本発明の態様では、第四アンモニウム化合物は塩化物以外の第四アンモニウム化 合物であるのが好ましい。上記の第四アンモニウム化合物で用いられる対イオン は任意の活性酸素の供給源と適合性であり、フッ化物またはメチル硫酸塩、また はメチルスルホン酸塩、または水酸化物などの群から選択される。 本発明の組成物に用いるのに特に好ましいものは、トリメチル硫酸ミリスチル 、トリメチル硫酸セチル、および/または獣脂トリメチル硫酸塩のようなトリメ チル第四アンモニウム化合物である。このようなトリメチル第四アンモニウム化 合 ら発売されている。 本発明による組成物は、第四アンモニウム化合物またはその混合物を0.1重 量%〜20重量%、好ましくは0.1重量%〜15重量%、更に好ましくは0. 1重量%〜10重量%、最も好ましくは1重量%〜5重量%含んでいる。 本発明により用いるのに好適な短鎖アミンオキシドは、式R123NO(式 中、R1はC6〜C10アルキル基、好ましくはC8〜C10アルキル基であり、R2 およびR3が独立して置換または未置換の線状または分岐した1〜4個の炭素原 子、好ましくは1〜3個の炭素原子を有するアルキル基、更に好ましくはメチル 基である)を有するアミンオキシドである。R1は、飽和または不飽和の線状ま たは分岐アルキル基でよい。本発明で用いるのに好適な短鎖アミンオキシドは、 任意の活性酸素の供給源と適合性であるのが好ましい。本発明で用いるのに好ま しい短鎖アミンオキシド、例えばHoechst から発売されている天然の配合物であ るC8/C10アミンオキシドである。 本発明による組成物は、短鎖アミンオキシド、またはその混合物を0.01重 量%〜15重量%、好ましくは0.1重量%〜10重量%、更に好ましくは0. 1重量%〜5重量%、最も好ましくは0.1重量%〜3重量%含んでいる。 活性酸素の供給源を含んでなる所定の水性の酸性組成物に用いられる増粘系、 すなわち第四アンモニウム化合物の総濃度は、この組成物に望ましい増粘によっ て変化し、この濃度は20%未満であり、好ましくは1%〜15%、更に好まし くは1%〜10%、最も好ましくは1%〜6%である。 本発明の組成物は、スピンドル番号2を用いて60rpmでのBrookfield粘度 計または50ダイン/cm2でCarri-med レオメーターで測定したときの粘度が 20℃で250cpsを上回り、好ましくは250cps〜1500cpsであ り、更に好ましくは250cps〜900cpsである。 更に、本発明の安定な増粘した水性の酸性組成物は、増粘系として第四アンモ ニウム化合物および短鎖アミンオキシドを含んでなり、この短鎖アミンオキシド 対第四アンモニウム化合物の重量比は1:2〜1:100であり、好ましくは1 :4〜1:30であり、更に好ましくは1:10〜1:20である。 本発明の態様において、上記の組成物は更に香料またはその混合物を含んでい る。香料は、それらが導入される組成物の粘度を著しく減少させる一般的傾向を 有することがよく知られている。本発明の増粘した酸性組成物の利点は、組成物 が香料の存在に対して、感受性があまり高くなく、高濃度の香料に対しても感受 性が高くないことである。本発明で用いるのに適する香料は、当該技術分野で自 体公知の総ての香料またはそのような香料の配合物である。 本発明による組成物は、香料またはその混合物を、総組成物の3重量%まで、 好ましくは0.1重量%〜2重量%、更に好ましくは0.2重量%〜1重量%含 んでいる。 本発明の組成物は、酸性組成物である。本発明による組成物において活性酸素 の供給源の適当な安定性を得るため、この組成物は0〜6のpHで、更に好まし くは0〜4のpHで、最も好ましくは0〜2のpHで処方される。酸性度は、良 好な石灰スケール除去性能を示すと同時に、良好な消毒特性を有する本発明によ る組成物を処方するのにも寄与する。従って、本発明の組成物は、有機および/ または無機酸も含んでいる。本発明で用いるのに特に好適な有機酸は、メタンス ルホン酸のようなアリールおよび/またはアルキルスルホン酸塩、クエン酸、コ ハク酸、スルファミン酸などである。特に好適な無機酸は、硫酸、リン酸、硝酸 などである。 本発明による組成物は水性である。本発明による組成物は、水を総組成物の4 0重量%〜99重量%、好ましくは60重量%〜95重量%、最も好ましくは7 0重量%〜90重量%含んでいる。脱イオン水を用いるのが好ましい。 任意成分ではあるが極めて好ましい成分として、本発明による組成物はアルカ リ金属硫酸塩またはその混合物も含んでいる。本発明で用いる好ましいアルカリ 金属硫酸塩としては、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、またはそれらの混合物が 挙げられる。本発明者らは、モノ過硫酸塩のような過硫酸塩を活性酸素の供給源 として含む本発明の組成物にアルカリ金属硫酸塩を添加すると、この組成物の化 学的安定性が改良されることを見出した。実際に、所定量のモノ過硫酸塩と硫酸 のアルカリ金属塩とを含んでなる本発明による液体組成物の保存時のモノ過硫酸 塩の損失の割合は、上記のアルカリ金属硫酸塩を含まないことを除き同一の組成 物における保存時のモノ過硫酸塩の損失の割合と比較して減少する。モノ過硫酸 塩濃度は、本明細書で上記に定義した方法で測定することができる。アルカリ金 属硫酸塩を添加すると、下記の平衡が左手側に移動することによってモノ過硫酸 塩が安定するものと考えられる。 従って、本発明による組成物は、上記のアルカリ金属硫酸塩またはその混合物 を総組成物の10重量%まで、好ましくは1重量%〜10重量%、更に好ましく は2重量%〜7重量%を含んでいる。 もう一つの態様では、本発明は、過硫酸塩、好ましくはモノ過硫酸塩を含んで なる水性組成物においてアルカリ金属硫酸塩を用いてこの組成物の化学的安定性 を向上させることも包含する。 考えられる最終使用目的によっては、本発明による組成物は、更に広範囲の汚 れ/外被に対する性能を向上させるあらゆる種類の他の界面活性剤、有機または 無機アルカリ、染料、蛍光増白剤、ビルダー、キレート化剤、顔料、酵素、染料 移り抑制剤、溶媒、緩衝剤、安定剤などの様々な他成分を含むこともできる。 本発明は、硬質表面、特に水平でない表面の処理法であって、本発明による組 成物をそのニートまたは希釈した形態で用いることを特徴とする方法も包含する 。 「その希釈した形態で」とは、本明細書では、上記の組成物を水で水99%ま で希釈してもよいことを意味する。この希釈は、この組成物を硬質表面に適用す る前、後または際に行なうことができる。 組成物は、本発明では、便器および浴槽のクリーニングに好ましい用途を見い だしている。便器のクリーニングの際に、本発明による組成物は、これをクリー ニングを行なう表面に適用する際または適用した後に希釈してもよい。例えば、 上記の組成物を容器から上記の硬質表面に適用した後、水で希釈してその表面に 作用させた後、濯ぎまたは水洗によって除去することができる。 上記の節において、本発明による方法で用いられる組成物は活性酸素の供給源 、好ましくは過硫酸塩も含んでおり、従って、この組成物は界面活性剤および漂 白剤も含んでいるので、「処理する」という表現は洗浄を包含する。 本発明による組成物は、これらの様々な成分を任意の順序で添加することによ って製造することができる。しかしながら、この組成物の様々な成分の配合につ いて好ましい混合順序に従うと、本発明の水性組成物の所望な初期粘度が直ちに 得られる。従って、本発明は、本発明の組成物の製造法であって、 少なくとも水、活性酸素の供給源および酸を含んでなる酸性マトリックスを調 製し、 このマトリックスに第四アンモニウム化合物を添加し、 次いで、香料が含まれるときには香料と、最後に短鎖アミンオキシドを添加し 、 最終段階として、生成する組成物を少なくとも3時間攪拌する 段階を含んでなる方法も包含する。 本発明を、下記の実施例によって更に説明する。 実施例1 表記成分を表記比率(重量%)で含んでなる組成物を作成する。 上記の組成物の初期粘度は、20℃で固定剪断応力(50ダイン/cm2)でC arri-Med 粘度計によって測定した。上記の組成物のあるものは擬似塑性挙動を 示すが、この組成物の粘度を比較するために剪断応力の標準値を選定した。生成 物の厚みが約1mmであり、唯一の外力が便器クリーニング用途通りに重力場に よるものであるとき、剪断応力値としての50ダイン/cm2は傾斜した表面上 で起こる流体流の代表的なものである。 組成物#1および#4は、本発明による安定な増粘した水性の酸性組成物の代 表的なものであり、すなわち、それらは第四アンモニウム化合物および増粘系と しての短鎖アミンオキシドを含んでいる。組成物#2、#3および#5は対照と して選ばれたものであり、それらは短鎖アミンオキシドを含まない。 上記のデーターは、意外なことには、モノ過硫酸塩のような活性酸素の供給源 を含んでなる酸性組成物において、第四アンモニウム化合物(4重量%)に少量 の短鎖アミンオキシド(0.2重量%)を添加すると、同じ組成物であって、用 いた増粘系が第四アンモニウム化合物のみであるものと比較して一層高い粘度を 有する組成物を処方することができることを示している。(粘度が20cpsの 組成物#2に対する粘度が300cpsの組成物#1、並びに粘度が30cps の組成物#5と比較した粘度が960cpsの組成物#4を参照されたい。) また、上記のデーターは、モノ過硫酸塩のような活性酸素の供給源を含んでな る酸性組成物において、第四アンモニウム化合物(4重量%)に少量の短鎖アミ ンオキシド(0.2重量%)を添加すると、増粘系として短鎖アミンオキシドを 全く含まない第四アンモニウム化合物のみを用いた場合と比較して、所望な粘度 を有する水性の酸性組成物を処方するのに要する総増粘性界面活性剤の濃度を減 少させることができることも示している(同一の粘度、すなわち300cpsを 有する組成物を得るための増粘系を5%の濃度で有する組成物#3に対する本発 明による増粘系を4.2%の濃度で有する組成物#1を参照されたい)。換言す れば、本発明は、増粘性界面活性剤を低い総濃度で、増粘した水性の酸性組成物 を処方することができ、すなわち、同一の粘度を得るには、組成物#1で用いた 本発明の増粘系により、組成物#3で要する濃度と比較して必要な増粘性界面活 性剤の総濃度を16重量%減少させることができる。 これらのデーターは、本発明による組成物は、曇りを生じた(すなわち、透明 でない)組成物およびニュートン性組成物とは異なり、透明な組成物であったこ とも示している。 実施例II 本発明を更に説明し、表記成分を表記比率(重量%)で含んでなる組成物を作 成する。 上記の組成物の初期粘度は、20℃で固定剪断応力(50ダイン/cm2)でC arri-Med 粘度計によって測定した。上記の組成物のあるものは擬似塑性挙動を 示すが、この組成物の粘度を比較するために剪断応力の標準値を選定した。生成 物の厚みが約1mmであり、唯一の外力が便器クリーニング用途通りに重力場に よるものであるとき、剪断応力値としての50ダイン/cm2は傾斜した表面上 で起こる流体流の代表的なものである。 組成物#1および#2は対照として選ばれたものであり、それらは短鎖アミン オキシドを含まない。組成物#3は対照として選ばれたものであり、これはモノ 過硫酸塩を含まない。 組成物#4および#5は本発明による安定な増粘した水性の酸性組成物の代表 的なものであり、すなわち、それらは第四アンモニウム化合物、短鎖アミンオキ シドおよびモノ過硫酸塩を含んでいる。 上記のデーターは、意外なことには、短鎖アミンオキシドおよび第四アンモニ ウム化合物を含んでなる酸性の水性組成物にモノ過硫酸塩を添加すると、このモ ノ過硫酸塩を含まないこと以外は同じ組成物と比較して一層高い粘度を有する組 成物を処方することができることを示している。(モノ過硫酸塩を含まず、粘度 が50cpsの組成物#3と比較した、モノ過硫酸塩を総組成物のそれぞれ6重 量%および4重量%含んでなり粘度がそれぞれ300cpsおよび250cps である組成物#4および#5を参照されたい)。また、上記のデーターは、モノ 過硫酸塩の増加と上記マトリックスにおける粘度の増加との間の相関を示してい る。 上記のデーターは、香料が含まれていても、モノ過硫酸塩、第四アンモニウム 化合物および短鎖アミンオキシドを組み合わせることによって増粘性界面活性剤 低い総濃度で、増粘した水性の酸性組成物を処方することができることも示して いる。 実施例III 本発明を更に説明し、表記の成分を表記の比率(重量%)で含んでなる組成物 を作成する。 実施例IV モノ過硫酸塩を含んでなる総ての上記した酸性の水性組成物は、ニートまたは 希釈して用いるいずれの場合にも便器の汚れのクリーニングに極めて有利である 。これらの組成物は長期間に亙って安定であることが分かった。実際に、これら の組成物は、室温で1か月後に損失は10%以下であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 1:75) D06L 3/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ, TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 パーチェ,ルイジ イタリー国ソレント、ビア、デリ、アラン チ、339 (72)発明者 ブライス,ケビン グレアム イギリス国タイン、アンド、ウェアー、ホ ワイトリー、ベイ、ハミルトン、ドライ ブ、33 (72)発明者 ショー,エリザベス アン イギリス国ノーザンバーランド、ダーラ ム、グローブ、ハートフォード、デイル、 41

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 活性酸素の供給源、第四アンモニウム化合物、および下式R123N O(式中、R2およびR3は独立してC1〜C4アルキル基であり、R1はC6〜 C10アルキル基である)を有するアミンオキシドを含んでなる安定な増粘した水 性の酸性組成物。 2. 前記第四アンモニウム化合物が、窒素に結合した炭化水素基の1または 2個が6〜30個の炭素原子、好ましくは10〜25個の炭素原子、更に好まし くは12〜20個の炭素原子を有する飽和または不飽和の線状または分岐したア ルキル基であり、窒素に結合した他の炭化水素基は、独立して、1〜4個の炭素 原子、好ましくは1〜3個の炭素原子を有する置換また未置換の線状または分岐 したアルキル鎖であり、更に好ましくはメチル基であり、前記第四アンモニウム 化合物に用いられる対イオンがフッ化物、または硫酸メチル、またはメチルスル ホン酸塩、または水酸化物の群から好ましく選択される第四アンモニウム化合物 である、請求の範囲第1項に記載の組成物。 3. 式R123NOを有する前記アミンオキシドにおいて、R1がC8〜C 10アルキル基であり、R2およびR3は独立して1〜3個の炭素原子を有するアル キル基であり、好ましくはメチル基である、請求の範囲第1項または2項に記載 の組成物。 4. 前記組成物が前記アミンオキシドまたはその混合物を総組成物の0.0 1重量%〜15重量%、好ましくは0.1重量%〜10重量%,更に好ましくは 0.1重量%〜5重量%含んでいる、請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記 載の組成物。 5. 前記組成物が前記第四アンモニウム化合物またはその混合物を総組成物 の0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.1重量%〜15重量%,更に好ま しくは0.1重量%〜10重量%含んでいる、請求の範囲第1〜4項のいずれか 1項に記載の組成物。 6. 前記組成物において、前記アミンオキシド対前記第四アンモニウム化合 物の重量比が1:2〜1:100であり、好ましくは1:4〜1:30であり、 更に好ましくは1:10〜1:20である、請求の範囲第1〜5項のいずれか1 項に記載の組成物。 7. 前記第四アンモニウム化合物および前記アミンオキシドの総濃度が20 %以下であり、好ましくは1%〜15%であり、更に好ましくは1%〜10%で あり、最も好ましくは1%〜6%である、請求の範囲第1〜6項のいずれか1項 に記載の組成物。 8. 前記組成物の粘度が250cpsを上回り、好ましくは250cps〜 1500cpsであり、更に好ましくは250cps〜900cpsである、請 求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の組成物。 9. 前記組成物のpHが0〜6であり、好ましくは0〜4であり、更に好ま しくは0〜2である、請求の範囲第1〜8項のいずれか1項に記載の組成物。 10. 前記組成物が、更に、香料を好ましくは総組成物の0重量%〜3重量 %の濃度で、更に好ましくは0.1重量%〜2重量%の濃度で、最も好ましくは 0.2重量%〜1重量%の濃度で含んでいる、請求の範囲第1〜9項のいずれか 1項に記載の組成物。 11. 前記の活性酸素の供給源が、過硫酸塩であり、好ましくはモノ過硫酸 塩であり、総組成物の0.1重量%〜30重量%の濃度で、好ましくは0.1重 量%〜20重量%の濃度で、更に好ましくは0.1重量%〜15重量%の濃度で 含まれている、請求の範囲第1〜10項のいずれか1項に記載の組成物。 12. 前記組成物が、更に、アルカリ金属硫酸塩、好ましくは硫酸カリウム 、硫酸ナトリウムまたはそれらの混合物を、総組成物の10重量%までの量で、 好 ましくは1重量%〜10重量%、更に好ましくは2重量%〜7重量%含んでいる 、請求の範囲第1〜11項のいずれか1項に記載の組成物。 13. 請求の範囲第1〜12項のいずれか1項に記載の組成物を用いる、硬 質表面の処理法。 14. 請求の範囲第1〜12項のいずれか1項に記載の組成物の製造法にお いて、 少なくとも前記の水、前記の活性酸素の供給源、および前記の酸を含んでなる 酸性マトリックスを調製し、 次いで、前記の第四アンモニウム化合物を、このマトリックスに添加した後、 前記の香料が含まれる場合には、これを更に加えて、最後に前記アミンオキシ ドを添加した後、 生成する組成物を少なくとも3時間攪拌する ことを特徴とする、方法。 15. 前記の組成物の化学的安定性の改良のための、過硫酸塩、好ましくは モノ過硫酸塩を含んでなる水性組成物における、アルカリ金属硫酸塩の使用。 16. 前記組成物の粘度を増加させるための、水性の酸性組成物における過 硫酸塩の第四アンモニウム化合物を伴なう使用。
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