JPH06508141A - 新規免疫抑制化合物 - Google Patents

新規免疫抑制化合物

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JPH06508141A
JPH06508141A JP5500497A JP50049793A JPH06508141A JP H06508141 A JPH06508141 A JP H06508141A JP 5500497 A JP5500497 A JP 5500497A JP 50049793 A JP50049793 A JP 50049793A JP H06508141 A JPH06508141 A JP H06508141A
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    • C07D207/48Sulfur atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ム 及朋!口り反 術後の移植片拒絶は、骨髄および組織の移植の成功に影響する主要な合併症であ る。しかし、免疫抑制療法の使用により、組織移植における移植片拒絶は顕著に 低減され得る。
広範な種類の疾患が「自己免疫疾患」として特性付けられ得る。このような疾患 は組織片拒絶に類似するが、ただし、この拒絶は自己の組織に対する拒絶である ことが異なる。免疫抑制療法は、この不適切な自己拒絶を防ぐためにも用いられ 得る。
移植片拒絶を防ぐための免疫抑制剤として広く受け入れられているものに、シク ロスポリンA(CsA)がある。これは真菌類の代謝により産生される天然物で あり、臨床組織移植において有効な免疫抑制活性を有することが証明されている 。CaIne、R,Y、ら、Br、Med、J、282:934−936 (1 981); White、D。
J、C,財工旺24:322−334 (19B2>。CsAは免疫抑制剤療法 で広く用いられているが、その使用(特に高投与量での)は、腎毒性、肝毒性、 および他の中枢神経系障害を包含する副作用を伴うことが多い。
果を得ており、このことは、これらの疾患における自己免疫治療を確実にした。
1) 眼科学; ブドウ膜炎、ベーチェ・アト病、およびグレーヴズ眼症。
Weetman、A、P、ら、しμ幻■4H−489(1982)。
グレーヴズ眼症。
Nussenblatt、R,B、ら、イ1幻」235−238 (1983) 。
ブドウ膜炎。
French−Constant、C,ら、11すI454 (1983)。
バーチエツト病0 3anders、M、ら、イエ■」454−455 (1983)。
バーチエツト病O 記: シクロスポリンAは、日本では現在ベーチェ、ット病の治療に対して認可 されている。これは、この化合物の治療性が示された最初の自己免疫疾患である 。
2) 皮膚科学: 乾]を含む種々の自己免疫皮膚疾患。
Zabel、 P、ら、ホ匹鮎343 (19川。急性皮膚筋炎。
van Joost、T、ら、re 、D rmat 、LLl:166−16 7 (19B?)。アトピー性皮膚疾患。
Appleboom、T、ら、Aver、J、Med、82:866−867  (19B?)。
強皮症。
Logan、 R,A、およびR,D、R,Camo、 J、 Ro 、 So c、 Med、 PJ:4L?−418(198B)。湿疹。
Griffiths、C,E、M、ら、tt、Med、J二293ニア31−7 32 (1186)。乾釘。
Ellis、C,!4.ら、J、Awe 、Med、Ass c lii:31 10−3116(19H)。乾鱒。
3)血液病学: 貧自を含む種々の疾患。
Toetterlan、 T、Hlら、u鳳旦、 693 (1984)。赤芽 球ろう(PRCA)。
Stryckmans、P、A、ら、 N w n 、J M 、31i:65 5−656(1984)。形成不全性貧血。
Gluckman、E、ら、 Bone Marrow Trans 1ant  旦 5upp1. 1゜241 (198g)。形成不全性貧血。
4) 胃腸病学/肝臓学: 原発性肝硬変、自己免疫肝炎、潰瘍性大腸炎、クロ ーン病、および他の胃腸に関、する自己免疫疾患。
Wiesner、R,H,ら、 $ ヱ:1025. Abst、#9. (1 987)。原発性胆汁性肝硬変。
Hyams、J、S、ら、Ga5troenterolo 93:890−89 3 (19B?)。
自己免疫肝炎。
A11ison、M、C,ら、Lancet、902−903 (1984)。
クローン病。
Brynskov、J、ら、Ga5troenterolo 92:1330  (1987)。
クローン病。
Porro、G、B、ら、1ta1. J、Ga5troentero1. 1 9:40−41 (1987)。潰瘍性大腸炎。
5)神経学: 筋萎縮側索硬化(ALS、「ローゲーリ・ツク病」)、重症筋無 力症、および多発性硬化症。
AppeL、S、I(、ら、 虹aL」l虹立L45:381−386 (19 8B)。
ALS。
Tlndall、R,S、A、ら、New 、J、Med、316:719−7 24 (1987)。重症筋無力症。
Ann、 Neural、 24. No、1. p、La9. m Abst ract P174 (1988)。多発性硬化症。
Do+iwasch、D、 ら、 11隻L91q且L 38 5upp1.  2. 28−29 (198g)。多発性硬化症。
6) ネフローゼ症候群: ネフローゼ症候群、膜性増殖性糸球体腎炎(MPG N)、および関連病。
Watzon、A、R,ら、Cin、Ne hro 、25:273−274  (1986)。
ネフローゼ症候群。
Tejani、A、ら、ロjユリニ土l工33ニア29−734 (1988) 。
ネフローゼ症候群。
Meyrier、A、ら、シ1ル■上■1」工部二20. 5upp1.4 ( BookII+)、 259−261 (1988)。ネフローゼ症候群。
LaGrue、G、ら、ム且I男L44:382−382 (1986)。MP GN。
7)慢性関節リウマチ(RA) Harper、J、1.ら、jl(1981−982(1984)。RA。
Van Rijthoven、AJ、ら、Ann、Rheum、D’s、45ニ ア26−731(1986)。RAo Dougados、kA、ら、Ann、Rheu+*、Dis、47:127− 133 (19BB)。
RA。
8) インスリン依存性糖尿病(II)DM)Stiller、C,R,ら、鈷 江立四1ip:1362(367(1984)。
IDDM。
As5an、R,ら、Lancet、67−7! (1,985)。IDDM。
Bougneres、P、F、ら、New En 1. J、Med、318: 663−670 (19811)。 IDDMo Diabetes 37:1574−1582 (198g)。IDDM。
多くの獣医学上の疾患もまた、自己免疫疾患として特性付けられている。上記の ような自己免疫疾患は、哺乳動物において観察され得る。 Papa、 F、O ,ら、E uine Yet、 J、 22:145−146 (1990)種 馬における自己免疫血統の不受胎能; Gorman、 N、T、およびり、L 、 Werner、Br1t、 Yet、ユ142:403−410.491− 497.および49B−505<1986)イヌおよびネコの免疫媒介による疾 患; George、 L、W、およびS、L、 White、、fiet、  C1’n、 N。
rth Amer、 6:203−213 (1984)大型哺乳動物における 自己免疫皮膚病; Bennett、 D、、In、 Pract、 iニア4 −86 (1984)イヌにおける自己免疫疾患; Hallivell、 R ,E、、J、 Amer、 Yet、5soc。
4181:108g−1096(1982)家畜動物における自己免疫疾患。
CsAが免疫抑制をもたらす機構は確立されている。インビトロでは、CsAは 、リンホカイン(例えばインターロイキン2(IL−2))の放出を抑制し[B unjes、 D、ら、Eur、 J、I munol、 11゜:657−6 61 (1981>]、そしてヘルパーT細胞および細胞傷害性T細胞のクロー ン拡大を防ぐ[1,arsson、 E、 J、Immunol、 12428 28−2833 (1980)]。CsAは細胞質ゾルタンパク質のシクロフィ リンに結合し、そしてそのタンパク質のプロリル−ペプチジル シス−トランス イソメラーゼ(PPIアーゼ)活性を阻害することが示されている。Fisch er、 G、ら、■u]337:476−478(1989); Takaha sbi、N ら、11厖133ユニ473−475 (1989)。PPIアー ゼは、プロリル残基のペプチド結合の回転異性化を触媒することにより、T細胞 活性化を媒介し得る。
最近、ストレプトマイセス(Stre tow ces)カラ単41すt’L、 PK−506と呼ばれる別の天然産生物が、有効な免疫抑制剤であることが証明 されている。Tanaka、 H,ら、J、 Age、 Chet Soc!  109:5031−5033 (1987)、 PK−506はIL−2<7) 産生を抑制し、混合リンパ球反応を抑制し、シクロスポリンAよりも100倍低 (X濃度でインビトロでの細胞傷害性T細胞の発生を抑制する。
Kino、T、ら、L−ムnttbiot、IS:IZ56−1265 (19 B?)。PK−506もまたPPIアーゼ活性を阻害するが、シクロスポリンA とは構造的に異なり、シクロフィリンとは異なる結合タンノfり質(FにBP)  と結合する。Harding、 M、lf、ら、Luシ1341ニア58−7 60 (19g9); 5iekierka、 J、J、、Nature ■ニ ア55−757 (1989>。
及匪二斐且 本発明は、PK−506結合タンパク質(FI(BP)に対する親和性を有する 、新規なりラスの免疫抑制化合物1こ関する。このタンパク質に結合すると、免 疫抑制化合物は、F)fBPのプロリルペプチジルシス−トランスイソメラーゼ (ロタマーセ; rotamase)活性を阻害し、そしてT細胞活性化を抑制 する。このように、本発明の化合物は、骨髄および組織の移植にお番する移植片 拒絶を防ぐまたは顕著に低減するために、およびヒトおよび他の哺乳動物にみら れる自己免疫疾患の治療に使用するための免疫抑制剤として用いられ得る。
l艶旦U久説里 本発明は、スルホナミド置換基を有しており、式Iで表される新規なりラスの免 疫抑制化合物および薬学的に受容可能なその塩に関する: ココテ、AはCH2、酸素、NH,またはN−(CI−C47ルキル)テあり; BおよびDはそれぞれ独立して、Ar、水素、(CI−C6)−直鎖または分枝 のアルキル、(C1−C6)−直鎖または分枝のアルケニル、(C5−C7)− シクロアルキルで置換された(CI−C6)−直鎖または分枝のアルキルまたは アルケニル、(C5−C7)−シクロアルケニルで置換された(C1−C6)− 直鎖または分枝のアルキルまたはアルケニル、またはAr置換(CI−C6)− 直鎖または分枝のアルキルまたはアルケニル(ここで各々の場合において、アル キルまたはアルケニル鎖の1つまたは2つのCH2基は、酸素、硫黄、SOおよ びSO2からなる群から選択される1〜2個のへテロ原子を、化学的に合理的な 置換型で含有し得る)、またはであり、但し、BおよびDの両方が水素ではなく ;ここで、Qは水素、(CI−C6)−直鎖または分枝のアルキル、または(C I−C6)−直鎖または分枝のアルケニルであり;ここで、TはArまたは3位 および4位で以下の置換基を有する5〜7員環シクロアルキルであり、該置換基 が、それぞれ、水素、ヒドロキシル、0−(C1−C4)−アルキル、0−(C I−C4)−アルケニル、およびカルボニルからなる群から選択される、シクロ アルキルであり; ここで、Arはフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−フリル、3−フリ ル、2−チェニル、3−チェニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル 、単環および二環のへテロ環系からなる群から選択され、ここで個々のへテロ環 のサイズは5員環または6員環であり、一方または両方の環中に、OSN、およ びSからそれぞれ選択される1〜4個のへテロ原子を含有し得;ここで、Arは 、1〜3個の置換基を含有し得、該置換基は、水素、ハロ、ヒドロキシル、ニト ロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1−C6)−直鎖または 分枝のアルキル、(C2−C6)−直鎖または分枝ノアルケニル、O−’(C1 −C4)−直鎖また1;! 分枝(7)アルキル、0−(C2−C4)−直鎖ま たは分枝のアルケニル、0−ベンジル、O−フェニル、1.2−メチレンジオキ シ、アミノ、カルボキシル、およびフェニルからなる群がら選択される;ここで 、Eは(CI−C6)−直鎖または分枝メチルキル、(C1−C6)−直鎖また は分枝のアルケニル、(C5−C7)−シクロアルキル、(C1−C4)−直鎖 または分枝のアルキルまたは(CI−C4)4鎖または分枝のアルケニルで置換 された(C5−C7)−シクロアルケニル、[(C2−C4)−7ルキルまたは (C2−C4)−7/L、ヶニル]−Ar、またはAr (Arは上記と同様) であり; ここで、Jは水素、またはclまたはc2アルキル、またはベンシルであり;に は(CI−C4)−直鎖または分枝のアルキル、ベンジル、またはシクロヘキシ ルメチルであり;またはJおよびKは、−緒になって、その中に酸素、硫黄、s ol またはs。
2置換基を含み得る5〜7員環のへテロ環を形成し得;そしてnは0〜3である 。
1位(式■)の立体配置は、(R)または(S)であり、好ましくは(S)であ る。2位の立体配置は、(R)または(S)である。
本発明の化合物は、無機または有機の酸および塩基から誘導される塩の形で用い られ得る。このような酸の塩の中には、以下に挙げるものが包含される:酢酸塩 、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスル ホン酸塩、硫酸水素塩、ブタン酸塩、クエン酸塩、カンファー酸塩(camph orate)、カンファースルホン酸塩(caBhorsulfonateL  シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスル ホン酸塩、フマル酸塩、グルコヘプタン酸塩、グリ七ロリン酸塩、ヘミ硫酸塩( hemisulfate)、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸 塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルポン酸塩、乳酸塩、マレイン酸 塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ 酸塩、パモエート(pamoate)、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニル プロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒 石酸塩、チオシアン酸塩、トルエンスルホン酸塩、およびウンデカン酸塩。塩基 塩には、アンモニウム塩、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩およびカリウ ム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩およびマグネシウム塩)、 有機塩基(例えば、ジシクロヘキシルアミン塩、N−メチル−D−グルカミン) による塩、アミノ酸(例えばアルギニン、リジン)による塩などが包含される。
また、塩基性窒素含有基は、低級アルキルハロゲン化物(例えば、メチル、エチ ル、プロピル、およびブチルクロライド、ブロマイド、およびアイオダイド);  シアルキルスルフエート(例えば、ジメチル、ジエチル、ジブチル、およびシ アミルスルフェート)、長鎖ハロゲン化物(例えば、デシル、ラウリル、ミリス チル、およびステアリルクロライド、ブロマイド、およびアイオダイド)、アラ ルキルハロゲン化物(例えば、ベンジルおよびフェネチルブロマイド)などのよ うな試薬で4級化され得る。
好ましくは、この化合物は、約750原子質量単位(a、 m、 u)未満の分 子量を有し、さらに好ましくは、500a、 vh、 u、未満の分子量を有す る。J置換基およびに置換基が一緒になってヘテロ環を形成している化合物の例 が、表1に示されている。表1に示されるように、n=1である場合、化合物は 5員環のへテロ環系であり;そしてn=2である場合、この化合物は6員環のへ テロ環系である。
(以下余白) 表ユニ」11隻 番号 nm B D E 2 1 0 水素 フエ二k 7zニル3 1 0 水素フェニル 4−メチル フェニル4 2 0 水素 フェニk 4−メチにフェニル5 2 0 水素  3−フェニルフ゛0ビル 4−メチルフェニル6 2 0 水素 3−フェニル 7°0ビル 4−メトキシフェニル7 2 0 水素 3−フェニル7°口E° ル 2−チェニル9 2 0 水素 3−7z二67°ah’* 4−7にオ0 7に二110 2 0 水素 3−フェニル7°0ビル フェニル11 2 0  水素 3−フェニルプロピル12 2 0 水素 3−フェニルプロピル 2 −メトキシフェニル13 2 0 水素 3−フェニルプロピル 3.5−シ゛ メト今ジフェニル 15 2 0 水素 3−フェニルプロピル16 2 l 水素 3−71ニル 7°aピル 1−す7チル17 2 0 水素 3−7xニルブ0ビル 8−4 /リルtフfル 19 2 0 水素 4−フェノキシフェニル 4−メトキシフェニル20 2  0 水素 4−7エ/+77エ二ル 4−メチルフェニル21 2 0 水素  3−フェノキシフェニル 2−チェニル22 2 0 水素3−7エハシフエ ニル 8−47リル23 2 0 水素 3−フェノキシフェニル 4−ヨード フェニル25 2 0 水素 3−フェノキノフェニル ヘ′ンシ゛ル26 2  0 水素 3−フェノキンフェニル 2−す7チル27 2 0 へ゛ンシ゛ ル 3−フェニル7°0ビル 4−スルオ0フエニル28 2 0 2−フェニ ルエチル 3−フェニルプロピル 4−スルオ0フエニル29 2 0 3−フ ェニル7°0ピル 3−フェニル7°0ビル 4−メチルフェニル30 2 0  3−フェニル7°ロヒ“ル 3−フェニル7°0ビル 4−ニド0フエニル3 1 2 0 3−フェニルプロピル 32 2 0 3−フェニルプロピル 3−フェニル7°0ビル 4−クロロフ ェニル33 2 0 3−フェニルブ0ヒ゛ル 3−7xニルプロピル34 2  0 3−フェニル7゛口ビル 3−7工ニル7°口七°ル 4−スルオ0フエ ニル35 2 0 3−7zニルフ゛ロヒ゛ル 3−フェニル7゛ロピル 2− チェニル36 2 0 水素 3−フェニル7゛0ヒ゛ル E−スチレニル本発 明の免疫抑制化合物は、リンパ球、特に1971球の細胞質ゾルに存在するFに 一506結合タンパク質に対する親和性を有する。この免疫抑制化合物は、FK BPと結合すると、この結合タンパク質のプロリルペプチジルシス−トランスイ ソメラーゼ活性を阻害し、FKBPによって媒介されるリンパ球活性化を抑制す るように作用する。ある特定のPK−506結合タンパク質が、Warding , M.W.ら、Nature 341ニア5gー760’ (1989)によ って同定されており、F)fBPに対する化合物の結合親和性を評価するための 標準物質として用いられ得る。しかし、本発明の化合物は、他のPK−506結 合タンパク質に対する親和性を有し得る。さらに、プロリルペプチジルシス−ト ランスイソメラーゼの阻害は、PK−506結合タンパク質への結合を表し得る 。
ヒトPKー506結合タンパク質は、Harding, M.W.ら、h旦■3 41ニア5B−760 (1989)によって記載されるようにして得られ得る 。見かけのKd値は、Hardingらの記載に従って行われる競合しト20結 合アッセイで、リボ−ティングリガンドとして、32−[1−+4cl−ベンゾ イルFK−506を用いて;またはSiekierka, J.J、ら、Nat ure 341ニア55−757 (1989)によって記載されるようにして 、[3旧ジヒドロ−PK−506を用いて、測定され得る。本発明の化合物のう ち2つの化合物のFKBPに対する結合親和性が、実施例の部に報告されている 。このデータは後者の方法を用いて得た。この方法では、[3月ジヒドロ−FK −506のPK−506結合タンパク質への結合と競合させて、非標識化合物の 親和性を測定した。
FKBPのPPIアーゼ(ロタマーゼ)酵素活性の阻害(見かけの「K、」値) もまた、larding、 M、Lら、Nature 341ニア58−760 (1939)または5iekierka、lj、ら、Nature 341ニア 55−757 (1989)のいずれかに記載される方法に従って測定され得る 。モデル基質であるN−スクシニル−Ala−Ala−Pro−Phe−p−ニ トロアニリドのプロリン−アラニンペプチド結合シス−トランス異性化(ま、基 質のトランス型から4−ニトロアニリドを遊離させる、キモトリプシンとの結合 ア・ノセ伺こおいて、分光光度計でモニターされる。Fischer、 G、ら 、Nature 33ユニ476−478 (1989)。反応の程度に応じて 阻害剤を種々の濃度で添加して生じた阻害結果を測定し、阻害剤濃度を関数とし て1久遠度定数1こおける変化を分析すると、見かけのに1値が概算できる。
本発明の化合物は、さらにインビトロでの細胞生物学的実験において特性付けら れ得る。これによると、これらの化合物は、機能および用途において、シクロス ポリンAおよびPK−506との類似が明らかである。(表2参照)。
(以下余白) −1−λ 1 ) Yoshimura、N、ら、rans antation 47:3 56−359 (1989)に類似したアッセイ。アッセイは、0KT3抗体( 抗CD3;これはCD3との相互作用により刺激を行う)によって刺激され、F icol 1−Hypaque密度遠心沈澱法によって単離された新鮮なヒト末 梢血液リン/f球を使用する。刺激ζよ、放射性チミジン[(3H)TdR]の 増殖細胞への取り込みを、48.000〜75゜000 cpsの非抑制の制御 信号を用いて、測定する。1css値+1、様々な薬剤濃度で観測される増殖の 阻害により評価される。
2)上記に類似するが、T細胞レセプタ(TCR)の抗体およびCD2の抗体に より刺激されるT細胞クローンを使用するアッセイ。刺激は、放射性チミジン[ (3H)TdR]の増殖細胞への取り込みを、23,000 cpsの非抑制の 制御信号を用(1て測定する。
IC5e値は、様々な薬剤濃度で観測される増殖の阻害により評価される。
3) Shi、 Yら、Nature 339:625−626 (1989> によるアッセイ。
このアッセイは上述のものに類似したT細胞)1イブリドーマを使用する。この アッセイでは、T細胞ハイブリドーマにおける、活性が誘導された(抗CD3) 細胞の死(上述のように染色した後の生存細胞を計数することによって評価され る)が測定される。このT細胞パイブリドーマは、未分化の胸腺細胞内で生じる ことが知られている効果を模倣する。ここでは、シクロスポリンAおよびFK− 506がこの細胞死を阻害する能力を、シクロスポリン様のおよび/またはFK −506様の作用メカニズムを有する化合物の感受性の指標として使用する。化 学的には関連するがメカニズムは異なる免疫抑制剤ラバマイシンはこのアツセイ では不活性である。
4 ) DuMont、Fら、J、1mmuno1. 1+μ:251−258  (1990)iこよるアッセイ。このア、セイはIL−2に反応したCTLL 細胞の刺激を測定する。増殖は(3)1)TdRの取り込みによって測定される 。シクロスポリンAおよびFK−506に類似したメカニズムによって作用する 免疫抑制剤は、これらは内生のIL−2の生成を阻害することによって機能する ため、このIL−2により駆動されるプロセスにおいては阻害しなζ1゜このア ッセイでは、この障害を克服するために外因性のIL−2が与えられる。化学的 には関連するがメカニズム(よ異なる免疫抑制剤ラバマインンはこのアッセイで は活性である。
これらアッセイおよび実施例の項目で示すアツセイは、本発明の化合物の細胞活 性を示すために使用され得る。本発明の化合物は、メカニズムが類似していない 免疫抑制剤ラバマイシンとは対照的に、免疫抑制を含む細胞活性においてシクロ スポリンAおよびFK−506の両方に類似していることが示されている。さら に、観測された細胞活性は、FKBP結合活性およびPPIアーゼ(ロタマーゼ )活性の阻害ニついて観測された活性と量的に一致する。
従って、化合物は臓器拒絶の予防または慢性移植片拒絶のる免疫抑制剤として使 用し得る。
本発明の免疫抑制化合物は、骨髄または臓器移植を受ける患者に、もしくは様々 な自己免疫疾患における場合のように、患者の免疫反応を実質的に低減または抑 制するのが望ましい他の理由で、定期的に投与し得る。本発明の化合物はまた、 様々な哺乳類の自己免疫疾患の治療のためにヒト以外の哺乳類にも投与し得る。
本発明の新規の化合物は、T細胞、特に「ヘルパーJT細胞として特徴付けられ るT細胞の、抗原に刺激された成長およびクローン増殖の抑制において著しい活 性を有する。この活性は、臓器移植拒絶を初期に予防する場合に、拒絶の発現期 間に移植臓器を救う場合に、および不適切な自己免疫反応に関連することが知ら れているいくつかの自己免疫疾患のいずれかを治療する場合に有用である。これ らの自己免疫疾患としては、ブドウ膜炎、ベーチェット病、グレープズ眼症、乾 側、急性皮膚筋炎、アトピー性皮膚疾患、強皮症、湿疹、赤芽球ろう、形成不全 性貧血、原発性肝硬変、自己免疫性肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、筋萎縮性 側索硬化症、重症筋無力症、多発性硬化症、ネフローゼ症候群、膜性増殖性糸球 体腎炎、慢性関節リウマチ、およびインスリン依存性糖尿病がある。上記の自己 免疫疾患のすべてにおいて、治療は徴候を低減させまた疾患の進行を遅らせるの に効果的である。
インスリン依存性糖尿病の場合には、下記に述べるような治療を、天然インスリ ンの生成が完全に停止して外来インスリンへの完全な依存へと移行する前に始め ると最も効果的である。
これらの目的のために、本発明の化合物は、経口的に、非経口的に、吸入スプレ ーにより、局部的に、直腸を介して、鼻腔を介して、口腔を介して、膣を介して 、または移植レザバーを用いて、従来の非毒性で薬学的に受容可能な担体、アジ ュバント、および賦形剤を含む投薬処方で投与され得る。
本明細書で用いる非経口という用語は、皮下、静脈、筋肉内、胸骨内、および頭 蓋内への注射または注入の方法を含む。
これら薬学的組成物は、無菌の注射可能な調製物の形態(例えば無菌の注射可能 な水性または油性の懸濁液)であり得る。この懸濁液は、適切な分散剤または湿 潤剤および懸濁剤を使用する当該分野で既知の方法により処方し得る。無菌の注 射可能な調製物はまた、例えば、1.3−ブタネジオール溶液のような、非毒性 で非経口投与可能な希釈液または溶媒中の無菌の注射可能な溶液または懸濁液で あり得る。使用し得る受容可能な媒体および溶媒としては、水、リンゲル氏溶液 、および等張性塩化ナトリウム溶液がある。さらに、無菌の不揮発性オイルが溶 媒または懸濁媒体として従来と同様に使用される。この目的のために、合成モノ グリセリドまたはジグリセリドを含むあらゆるブランドの不揮発性オイルを使用 し得る。オレイン酸およびそのグリセリド誘導体のような脂肪酸は、オリーブ油 またはひまし油のような天然の薬学的に受容可能なオイルと同様に、特にポリオ キシエチル化された形態で、注射可能な調製物に使用される。これらオイル溶液 または懸濁液はまた、Ph、 Re1yまたは同様のアルコールのような4%M フルコール希釈液または分散液を含有し得る。
この化合物は、例えばカプセルまたは錠剤の形態で、もしくは懸濁液または溶液 として経口投与し得る。錠剤を経口投与する場合には、通常使用される賦形剤と してはラクトースおよびコーンスターチがある。典型的には、ステアリン酸マグ ネシウムのような潤滑剤もまた添加し得る。カプセル形態での経口投与では、有 用な希釈剤としてはラクトースおよび乾燥コーンスターチがある。経口使用のた めに懸濁液が必要なときは、活性成分は乳化剤および懸濁剤と組み合わせられる 。必要に応じて、ある種の甘味料および/または着香料および/または着色料を 添加し得る。
本発明の化合物はまた、薬剤の直腸投与のための生薬の形態で投与され得る。こ れらの組成物は、室温では固体であるが直腸の温度で液体となりこれにより直腸 内で溶解して薬剤を放出する適切な非刺激性賦形剤と薬剤とを混合することによ って調製し得る。このような材料としては、ココアtzHター、蜜蝋、およびポ リエチレングリコールがある。
本発明の化合物はまた、特に治療の対象となる症状が局部的な付与により容易に 到達し得る領域または器官、例えば目、皮膚、または下部腸管の自己免疫疾患に 関するものであるときは、局部的に投与し得る。これら領域の各々に対する適切 な局部的処方物は容易に調製し得る。
眼病での使用のためには、化合物は等強性のpH調整された減菌食塩水中の微粒 子化懸濁液、または好ましくは、等強性のpHg[整された滅菌食塩水中の溶液 として、塩化ベンジルアルコニウムのような保存料を添加してまたは添加せずに 処方し得る。眼病での使用の他の方法としては、化合物はペトロラタムのような 軟膏剤として処方し得る。
皮膚に局部的に付与するためには、この化合物は、例えば以下の物質、すなわち 、鉱物油、液状ペトロラタム、白色ペトロラタム、プロピレングリコール、ポリ オキシエチレンポリオキシプロピレン化合物、乳化ワ、ツクス、および水のうち の1種またはそれ以上の物質の混合物中に化合物を懸濁または溶解させた適切な 軟膏剤として処方し得る。もしくは、この化合物は、例えば以下の物質、すなわ ち、鉱物油、モノステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、セチルエステ ルワックス、セテアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ベンジルアル コール、および水のうちの1種またはそれ以上の混合物中に活性化合物を懸濁ま たは溶解させた適切なローシプンまたはクリーム剤として処方し得る。
下部腸管のための局部的な付与は、直腸への生薬処方(上記参照)または適切な 浣腸側処方で実施され得る。
上記の症状の治療には活性成分化合物を一日当り約0,01から100謹g/k gの投与レベルが有用である。キャリア材料と組み合わせて単一の投薬形態を生 成し得る活性成分の量は、治療されるホストおよび投与の特定の形態により異な る。
しかし、ある特定の患者のための特定の投与量レベルは、使用する特定の化合物 の活性度、年齢、体重、健康状態、性別、治療食、投与時間、排泄頻度、薬剤の 組み合せ、および治療を行う特定の疾患の重症度を含む様々な要因に依存する。
この化合物はまた、さらに免疫抑制効果を得るために、メチルプレドニザロンア セテートのようなステロイドと組み合わせて投与し得る。このステロイドは経口 的に、静脈を介して、直腸を介して、局部的に、または吸入により投与される。
0.1〜5 @g/kg/日の投薬量(メチルプレドニザロンアセテートに基づ ()を使用し得る。初期負荷投与量は100〜500 Bとし得る。ステロイド の投与量は臨床の症状により高い投与量から低い投与量へと時間の経過により減 量し得る。
化合物は、ラバマイシン、アザチオプリン、15−デオキシスペルグアリン(1 5−deoxyspergualin) S シフ0スポリ7. FK−506 、またはこれらの組み合せのような池の免疫抑制薬剤と共に投与して、免疫抑制 効果を高め得る。シクロボリンとFK−506とを一緒に投与することは、これ ら免疫抑制剤の共同投与の結果束じるとされる禁忌のため避けるべきである。他 の免疫抑制薬剤の投薬レベルは、前述の要因および薬剤の組み合せにより得られ る免疫抑制効果に依存する。
ヒトTリンパ球のCD3表面抗原に対するネズミのモノクローナル抗体である0 KT3もまた、特に腎臓移植において、急性同種移植片拒絶反応を抑制すること およびなくすことのために、本発明の化合物とともに静脈投与により共同投与し 得る。
本発明を以下の実施例によりさらに詳しく述べる。これら実施例は如何なる意味 でも本発明を限定するものではない。
(以下余白) 案11匹 ■ プロトン核磁気共鳴(’HNMR)スペクトルをBrukar AMX500を 用いて500MHzで記録した。化学シフトは、MenSl (δ 00)に関 連してppm (δ)で報告している。分析用高速液体クロマトグラフィー ( HPLC)は、Waters 600EまたはHavlett Packard  1050の液体クロマトグラフを用いた。
支立且上 5−3−フェニルブチルN−4−メチルスルポニルービベコレーーL」1廊と1 底 5−3−フェニルブチルビベコレート38乾燥ベンゼン50mL中の(S)−ピ ペコリン酸の酒石酸塩(Egbertson、 MおよびS、J、 Danis hefsky、 J、 Or 、 Cet 54:11 (1989)) 5. 0g (17,9m+aol)のスラリーに、4−フェニル−1−ブタノール( Aldrich Chemical Co、) 13.8g (89,5霞■o l)およびp−トルエンスルホン酸モノヒトレート(monohydrate)  3.76g (19、llsmol)を加え、得られた混合物をDean 5 tark trapでの還流で一晩加熱した。得られた均質な溶液を濃縮し、4 :1のエーテル:酢酸エチル100■L中に溶解し、0.5N HCIで抽出し た。この酸性の水層を4=1のエーテル:酢酸エチル10hLで洗浄し、30% NHaOH8,OmLを加えて塩基性化し、次いで酢酸エチル中に抽出した。集 めた有機抽出物を塩溶液(brine)で洗浄し、Mg5Oaで乾燥し、濃縮し 、オイルとして遊離アミン (38) 4.5gを得た。’)INMRは構造と 一致する。
S−3−フェニルブチルN−4−メチルスルホニル ピペコレーΣユ■ CH2Cl20.511L中の遊離アミン(38) 30mg (0,12m■ ol)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン22μL (0,13mmol) およびp−トルエンスルホニルクロライド24+ig (0,13mmol)を 加え、得られた混合物を室温で1時間攪拌した。この反応混合物を濃縮し、フラ ッシュクロマトグラフしくヘキサン中の5%酢酸エチルから100%酢酸エチル への勾配により溶出)、オイルとしてスルホンアミド(5) 29■gを得た。
この化合物を以下に図示する。’HNMR(500Ml(Z CDC13) δ 7.62 (d)、7.29−7.09 (+*)、4.71 (br d)、 4.02−3.95 (m)、3.91−3.83 (m)、3.71 (br  d)、3.21−3.12 (m)、2.58 (t)、2.46 (S)、 2.10 (br d)、1.75−1.66 (1)、1.65−1.40  (1)、IJO−1,15(+m)。
実m S−17−ジフェニル−4−ヘブ ニルN−4−メトキシスルホニル0℃で、C H2Cl2201L中の4−フェニル−1−ブタノール(Aldriah Ch e+l1cal Co、) 3.2++L (20,8+nol)の溶液に、粉 末状の3Aモレキ二ラーシーブ3.2gを加え、次いでピリジニウムクロロクロ メ−) (FCC) 5.37g (24,9−謁o1)を加えた。得られた懸 濁液を0℃で1時間攪拌し、その時点でさらにPccを2.16g (10,0 +*mol)加え、そしてこの反応混合物を室温に温めた。雰囲気温度で0.5 時間攪拌した後、この反応混合物をエーテルで希釈し、セライトを通して濾過し 、粗生成物2.5gを得た。フラッシュクロマトグラフィーにより(ヘキサン中 の5%酢酸エチルにより溶出)、アルデヒド(39> 700mgを得た。’H NMRは構造と一致する。
3−フェニル−1−プロピルマグネシウムブロマイド 4゜室温で、THF 5 0i+L中のマグネシウムくず736mg (30,3gmol)の懸濁液に1 .2−ジブロモエタン5oμLを加え、次いで1−ブロモ−3−フェニルプロパ ン(Aldrich Chemical Co、) 5.5g (25,1霞■ ol)を−滴ずつ加えた。この懸濁液を室温で0.5時間攪拌した後、上澄み液 をカニユーレを通して100mL貯蔵容器に移し、次いでグリニヤール試薬(4 o)の0.5M THF溶液として用いた。
7−ジフェニル−4−へブ ノール 410℃で、THF 5.0鵬L中の4− フェニル−1−ブタノール(butanal)(39) 700mg (4,’ Immol)の溶液に、3−フェニル−1−プロピルマグネシウムブロマイド  (40) 10.0鵬L(5,0箇■ol)を加え、得られた混合物を0℃で0 .5時間攪拌した。次いで、混合物を飽和NHJCIの滴下により反応停止し、 そしてエーテルで希釈した。
相に分離し、有機層を水および塩溶液で洗浄し、次いでMgSO4で乾燥した。
濃縮により、オイルとしてアルコール(41) 1.12gを得た。この化合物 の1■NMRスペクトル(CDC13)は構造に一致していた。
5−Boc−ビイコリルー1フージフエニル−4−ヘプ ニルエステ正−1u 室温で、CH2Cl25.0IIL中の(S)−Boc−L−ピベコリル酸16 4mg(0,72mmol)の溶液に、アルコール41の174mg (0,6 5+imol)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイ ミドヒドロクロライド(EDC) 140+ag (0,72gmol)、およ び触媒量のN、N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)を加えた。この反応混 合物を雰囲気温度で0.5時間攪拌し、次いでそのままシリカゲルカラムにかけ た。ヘキサン中の10%酢酸エチルによる溶出により、オイルとしてエステル( 42) 76.2mgを得た。’I(NMRは構造と一致する。
−17−ジフェニル−4−ヘブ ニルピペコレート 43雰囲気温度で、CH2 Cl21.OIL中の(42)の47mg (0,10mmol)の溶液に、ト リフルオロ酢酸1.0■Lを加えた。室温で0.5時間攪拌した後、飽和に2C O3の滴下により得られた溶液を中和した。
層を分離し、そして有機相を水で洗浄し、Mg5Oiで乾燥し、そして濃縮し、 オイルとしてアミン (43) 2:3mgを得た。’HNMRは構造と一致す る。
S−17−ジフェニル−4−ヘプ ニルトートメトキシスルホニル ピペコレー ト 33 CH2C121,0鵬L中の遊離アミン (43) 12.1mg (0,03 1mmol)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン6.0μL (0,035 mmol)および4−メトキシベンゼンスルホニルクロライド7.1■g(0, 034mmol)を加え、得られた混合物を室温で1時間攪拌した。この反応混 合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフしくヘキサン中の5%酢酸エチルによ り溶出)、オイルとしてスルホンアミド (33) 10.5mgを得た。(3 3)の構造を以下に示す。’HNMR(500MHz CDC13) 67.4 3−7.33 (br d)、7.09−6.97 (m)、6゜96−6.8 3 (1)、6.54 (br d)、4.61 (br d)、4.48 ( S)、3.58−3.45 (m)、3.01−2.92 (br t)、2. 39−2.25 (br t)、1.88 (brd)、1.59−1.47  (br d)、1.46−1.19 (s)、1.06−0.95 (m)。
(以下余白) 実】lll および1 新鮮す末tfl 血m リy t<球(P B L)を、LeukoPak細胞 、または試験によりHTV陰性および肝炎陰性とされた無作為の正常献血者の全 血から単離し、そして、)listopaque 107? (Sig+*a  Chemical Co、、 St、 Louis、 MO)を用℃)た密度遠 1c、1分離によって分離した。マウスCTLL細胞毒性T細胞系およびヒトJ urkatT細胞系(よA T CC(CTLL−2ATCCTlB214.  JtlRKAT CLONE E6−I ATCCTlB152)力)らのもの である。新鮮なPBLの活性化のために用いられるヒト同種異系(alloge neic)B細胞系は、2つの完全に異なるHLA/\プロタイプを持つ正常健 康成人献血者からの、EB’/−升ニ質転換された1ノン/4球である。すべて の細胞系は、Gibco Mycotect試験キ・ノドを用〜)てマイコプラ ズマ汚染の存在をル−チン試験し、マイコプラズマが存在していな直と力(示さ れて(為る。培養培地番よ、ペニシリン(50U/ml)およびストレプトマイ シン(50gg/m l )、L−グルタミン 2mM、2メルカプトエタノー ル(5xl□−s)、10%の熱不活性化されたFC3、およびlomM HE PESを含むRPM I 1640 (Gibco。
Grand l5land、 NY)からなる。
ム ゛および゛ すべての化学ストックをDMSOに溶解した。化合物の適定は、lμMまたは1 0gMのストック溶液からの複数の3倍希薄溶液を用いて、個々のアッセイが行 われる培地、即ち、最終希薄される濃度の完全RPMIまたはHB104中で行 った。
MT!LL!:1工 MTTアッセイは、完全なミトコンドリアによるテトラゾリウム塩の還元に基づ いて、成長するリンパ系および非リンパ系の細胞系への化合物の毒性を測定する 比色定量技術である(Mossman、 T、、 J、 In1uno1. M ethods 65+55(1983))。無血清培地(HB104. HAN A Biologic、 Inc、)中の、異なる濃度の試験化合物の存在下ま たは不在下での細胞の生存能力を、MTT (3−[4,5−ジメチル−チアゾ イル−2−イル]2.5−ジフェニル−テトラゾリウムブロマイド)を用いて評 価した。3日間の毒性アッセイ培養期間の終了の4時間前に、20μlのMTT 色素(pH7,2のPBS中で5mg/ m ! )を各マイクロタイターウェ ルに加えた。インキュベーション時間の終了時に、各ウェルから、大部分の培養 培地を注意深く吸引して取り出した。次いで100μlの酸性化したイソプロピ ルアルコール(0,04N HCI)を加えて染料を可溶化し、そして570n mで吸光度を読み、630nmでの吸光度を引くことで校正した(Molecu lar DevicesThermomax plate reader an d Softmax softvareprogram、 Menlo Par k、 CA)。結果を対照(薬品を含まない培地)の平均吸光度と比較し、そし て50%毒性を生じる投与量(TC59)を計算した。
ア・セイ PMA および 0KT3 96ウエル丸底プレートにおいて、1ウエルあたりの最終容量を200μlとし 、異なる濃度の試験化合物および対照薬品(CsA、 FK506. Paga g+ycin)の存在下または不在下で、5X10′個の細胞を0KT3 (最 終希釈度10−’)、またはPMA(Long/ml)とアイオノマイシン(2 50ng/ml)で刺激することによって、有糸分裂促進剤に応答するヒ)PB Lの増殖に対する試験化合物の阻害効果を評価した(Waithe、 W、 K 、およびに、 Hirsehhorn、実験免疫学ハンドブック、第3版Bla ckvell 5cientific Publications、 0xfo rd(1978); Mishell、 B、B、およびS、M、 Shiig i、細胞免疫学における選択された方法W、H,Freeman and Co 、、 San Francisco、 CA (1980))。48時間のイン キュベーション(37°C1特表千6−508141 (11) 5%C02)の後、細胞をlμCiの3Hチミジンでパルスし、24時間後にT om Tekセルハーベスタ−(cell harvester)で採取し、そ してLKBβシンチレーションカウンタで計数した。化合物をヒト末檎血液リン パ球の増殖を阻害する能力に関して評価した。結果(cpm)を培地のみの対照 と比較し、そして計数を50%減少させる濃度(ICse)を計算した。
ML パイオア・・セイ LB およ JVM初期の混合されたリンパ球反応に おいて抗原活性化されたPBLの増殖を、異なる濃度の試験された化合物および 対照薬品の存在下または不在下で評価した。96ウエル丸底プレート中で1ウエ ルあたりの最終容量を200μlとし、5×104個の新鮮PBLを、マイトマ イシンC処理された同種異系のEBV−形質転換されたβリンパ球芽球(lym phoblastold) 5×103個の細胞、LBおよびJVMによって刺 激した(Mishell、 B、B、およびS、M、 Shiigi、細胞免疫 学における選択された方法W、H,Freeman and Co、、 San  Francisco、 CA (1980); Ne1son、P、A、ら、 、 ans 1antat’on 50:286 (1990)) a培養を6 8目にパルスし、24時間後に回収して前セクシ言ンと同様に計数した。化合物 を混合リンパ球反応における増殖を阻害する能力に関して評価した。
(以下余白) IL−2マイクロア・セイ CTLL 試験化合物が、サイトカイン使用の後のT細胞活性化プロセスを抑制するか否か を決定するために、IL−2依存性CTLL−20マウスT細胞系(ATCC) の増殖応答を評価した(Gillis、 S、ら、、J、Immunolo 1 20:2027 (1978))。
CsAおよびFK506は、活性化されたT細胞によってIL〜2の生産を阻害 するが、ラバマイシン(Rapamyc in)はIL−2の使用を妨害する。
従って、ラバマイシンはCTTLのIL−2依存性増殖を阻害し、そしてCsA およびFK506は阻害しない(Dumont、 F、 J、ら、、 J、1m mu olo■ui:251 (1990))。3X10’個のCTLLを、I U/mlのヒト組換えI L −2(Genzyme、 rlL−2)の存在下 で、異なる濃度の試験化合物および対照薬品に24時間さらした。薬品を添加し た4時間後に、細胞を1μCIの3H−チミジンでパルスし、さらに20時間イ ンキュベートしく37’C,5%C02)、次いで前述したように、回収および 計数した。
級来 これらのアッセイの結果を以下の表3に述べた。
(以下余白) 一一玉」ニーlZジl茎 丸K1nm Kdnn PMA 0KT3 LB jVM CTLL2 16. 000 HD >10,000 >10,000 >10,000 >10,0 00 >10.0003 2.500 ND >10,000 >10,000  >10,000 >10,000 >10.0004 1.500 1000  >10,000 >10,000 )40,000 >10,000 >10 ,0005 130 ND 5,000 コ、500 >10,000 >10 ,000 フ、5006 180 ND )40,000 >10.000 9 ,000 4,500 1,0007 200 ND >10,000 s、o oo >10.Ooo >10,000 )40,000B 2,400 ND  >10,000 >1o、ooo >1o、ooo >10,000 >to 、oo。
9 100 90 >xo、ooo >10,000 >10,000 >10 ,000 >10,00010 200 ND >10,000 >10,00 0 )40,000 >10,000 >10.00011 2.200 ND  >10,000 >10,000 II、000 >10,000 >:to 、00012 8.000 ND >10,000 )40,000 >10, 000 >10,000 >10.00013 3.000 ND >10,0 00 )40,000 >10,000 >10,000 >10,00014  240 ND >10,000 8,000 >10,000 >10,00 0 >10.00015 6.000 ND >10,000 >10,000  >10,000 >10,000 >10,00016 900 ND >1 0,000 >io、ooQ >10,000 >10,000 >10.00 017 >100,000 HD >10,000 >10,000 >10, 000 >10,000 >10.00018 2.000 ND >10,0 00 >10,000 >1.0.000 >10,000 >10,0001 9 5.000 HD >10,000 >10,000 >10,000 > 10,000 >10.00020 2.000 ND >10,000 :+ 40,000 >10,000 >10,000 >10,00021 500  ND >10,000 >10,000 >10,000 >to、ooQ  >lo、oo。
(Lス王ネ・) 表 コニ 7’y’t!イ&1% t%テ―No、 K1nm Kdnm PM A OKTコ LB JVM CT1.L22 >1oo、000 ND )L o、000 >1o、ooo >1o、ooo >10,000 >10.00 023 2.000 ND >10.OOo >10,000 >10,000  >10,000 >10.Oo。
24 900 ND >10,000 )40,000 4,000 >10, 000 >10,00025 1.9oo ND 9,000 >10.ooo  >10,000 >10,000 >10.00026 2.000 ND  >10,000 >10,000 >10,000 、>10,000 >10 ,00027 12.000 ND >10,000 >10,000 >10 ,000 >10,000 >10.00028 1.500 ND >10, 000 >10,000 >10,000 >10,000 >10.0002 9 1.700 ND >10,000 >1口、ooo >1o、ooo > 10,000 >10,00030 :l、000 ND >10,000 > 10,000 >10,000 >10,000 >10.00031 6.0 00 ND >10.000 8,000 >10,000 >10,000  〉oo、00032 B、000 HD >10,000 )40,000 > 10,000 >10,000 >10,00033 5.000 ND フ、 500 9,500 7.500 >10,000 >10,00034 70 0 ND >10,000 >10,000 >10,000 >10,000  >10.00015 2.500 HD >10,000>10,000 H D >10.000 9,00036 400 ND >10,000 >10 ,000 >10,000 >10,000 >10,000(以’F4:f1 ) 等」1阻 ルーチンによる実験をそれ以上行うことなく、本明細書で述べた本発明の特定の 実施態様に対する多くの等価物を、当業者は認識し得、あるいは確がめ得る。そ のような等価物は、以下の請求項に包含されることが意図される:補正書の写し く翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成5年11月2tF日

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下に示す式で表される、免疫抑制活性を有する化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ および薬学的に受容可能なその塩: ここで、AはCH2、酸素、NH、またはN−(C1−C4アルキル)であり; ここで、BおよびDはそれぞれ独立して、Ar、水素、(C1−C6)−直鎖ま たは分枝のアルキル、(C1−C6)−直鎖または分枝のアルケニル、(C5− C7)−シクロアルキルで置換された(C1−C6)−直鎖または分枝のアルキ ルまたはアルケニル、(C5−C7)−シクロアルケニルで置換された(C1− C6)−直鎖または分枝のアルキルまたはアルケニル、またはArで置換された (C1−C6)−直鎖または分枝のアルキルまたはアルケニルであり(ここで各 々の場合において、アルキルまたはアルケニル鎖の1つまたは2つのCH2基は 、酸素、硫黄、SO、およびSO2からなる群から選択される1〜2個のヘテロ 原子で、化学的に合理的な置換型で含有し得る)、または ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、但し、BおよびDの両方が水素ではなく;ここで、Qは水素、(C1− C6)−直鎖または分枝のアルキル、または(C1−C6)−直鎖または分枝の アルケニルであり;ここで、TはArまたは3位および4位で置換基を有する5 〜7員環シクロアルキルであり、該置換基が、それぞれ、水素、ヒドロキシル、 0−(C1−C4)−アルキル、0−(C1−C4)−アルケニル、およびカル ボニルからなる群から選択される、シクロアルキルであり; ここで、Arはフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、2−フリル、3−フリ ル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル 、単環および二環のヘテロ環系からなる群から選択され、ここで個々のヘテロ環 のサイズは5員環または6員環であり、一方または両方の環中に、O、N、およ びSからそれぞれ選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し得;ここで、Arは 、1〜3個の置換基を含有し得、該置換基は、水素、ハロ、ヒドロキシル、ニト ロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1−C6)−直鎖または 分枝のアルキル、(C2−C6)−直鎖または分枝のアルケニル、0−(C1− C4)−直鎖または分枝のアルキル、0−(C2−C4)−直鎖または分枝のア ルケニル、0−ベンジル、0−フェニル、1,2−メチレンジオキシ、アミノ、 カルボキシル、およびフェニルからなる群から選択される;ここで、Eは(C1 −C6)−直鎖または分枝のアルキル、(C1−C6)−直鎖または分枝のアル ケニル、(C5−C7)−シクロアルキル、(C1−C4)−直鎖または分枝の アルキルまたは(C1−C4)−直鎖または分枝のアルケニルで置換された(C 5−C7)−シクロアルケニル、[(C2−C4)−アルキルまたは(C2−C 4)−アルケニル]−Ar、またはAr(Arは上記と同様)であり; ここで、jは水素、またはC1またはC2アルキル、またはベンジルであり;K は(C1−C4)−直鎖または分枝のアルキル、ベンジル、またはシクロヘキシ ルメチルであり;またはJおよびKは、一緒になって、その中に酸素、硫黄、S O、またはSO2置換基を含み得る5〜7員環のヘテロ環を形成し得;ここで、 nは0〜3であり;そして ここで、1位および2位の炭素での立体配置は、(R)または(S)である。
  2. 2.FK−506結合タンパク質に対する親和性を有する、請求項1に記載の免 疫抑制化合物。
  3. 3.前記FK−506結合タンパク質のプロリルペプチジルシスートランスイソ メラーゼ活性を阻害し得る、請求項1に記載の免疫抑制化合物。
  4. 4.約750amu未満の分子量を有する、請求項1に記載の免疫抑制化合物。
  5. 5.約500amu未満の分子量を有する、請求項4に記載の免疫抑制化合物。
  6. 6.1位の炭素での立体配置がSである、請求項1に記載の免疫抑制化合物。
  7. 7.JおよびKが一緒になって、以下に示す式で表される、請求項1に記載の免 疫抑制化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、nは1または2であり、mは0〜1である。
  8. 8.Bが、水素、ベンジル、2−フェニルエチル、および3−フェニルプロピル からなる群から選択され;Dが、フェニル、3−フェニルプロピル、4−フェノ キシフェニル、および4−フェノキシフェニルからなる群から選択され;そして Eがフェニル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、2−チエニル、2 ,4,6−トリイソプロピルフェニル、4−フルオロフェニル、3−メトキシフ ェニル、2−メトキシフェニル、3,5−ジメトキシフェニル、3,4,5−ト リメトキシフェニル、メチル、1−ナフチル、8−キノリル、1−(5−N,N −ルジメチルアミノ)−ナフチル、4−ヨードフェニル、2,4,6−トリメチ ルフェニル、ベンジル、4−ニトロフェニル、2−ニトロフェニル、4−クロロ フェニル、およびE−スチレニルからなる群から選択される、請求項7に記載の 免疫抑制化合物。
  9. 9.表1に示される任意の構造によって表され、免疫抑制活性を有し、そしてF K−506結合タンパク質に対する親和性を有する化合物。
  10. 10.FX−506結合タンパク質に対する親和性を有しており、約750am u未満の分子量を有する請求項1に記載の免疫抑制化合物を、生理学的に受容可 能な媒体中に含有する、哺乳動物において免疫応答を抑制するのに用いられる組 成物。
  11. 11.哺乳動物の免疫応答を抑制する際に用いられる医薬品の製造のための、F K−506結合タンパク質に対する親和性を有し、約750amu未満の分子量 を有する請求項1に記載の免疫抑制化合物の生理学的に受容可能な媒体中での使 用。
  12. 12.前記抑制されるべき免疫応答が、自己免疫応答または移植片拒絶に関連す る免疫応答である、請求項10および11のいずれかに記載の組成物または使用 。
  13. 13.前記免疫抑制化合物が、表1に示される構造により表される、請求項10 、11、および12のいずれかに記載の組成物または使用。
  14. 14.シクロスポリン、ラバマイシン、FK506、15−デオキシスペルグア リン、OKT3、およびアザチオプリンからなる群から選択される免疫抑制剤を さらに含有する、請求項10、11、12、および13のいずれかに記載の組成 物または使用。
  15. 15.ステロイドをさらに含有する、請求項10、11、12、13、および1 4のいずれかに記載の組成物または使用。
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