JPH06507984A - 被覆された写真材料を製造する方法及び装置 - Google Patents

被覆された写真材料を製造する方法及び装置

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JPH06507984A
JPH06507984A JP5500249A JP50024993A JPH06507984A JP H06507984 A JPH06507984 A JP H06507984A JP 5500249 A JP5500249 A JP 5500249A JP 50024993 A JP50024993 A JP 50024993A JP H06507984 A JPH06507984 A JP H06507984A
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バービー,ユージーン・ハーツェル
ラング,ジョン・ダラス
ルイス,ギフォード・ジェームズ
トーピー,ウィリアム・アーサー
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イーストマン・コダック・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 被覆された写真材料を製造する方法及び装置発明の技術分野 本発明は、例えば写真フィルム及び印画紙のような被覆された写真材料を製造す ることに関する。
発明の背景 感光写真フィルム及び印画紙のような被覆された写真材料は、液状の極めて薄い 材料の層を連続する、しばしば支持体と呼ばれるウェブ上に被覆することによっ て製造される。支持体は、例えば、酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレー ト又は紙のフィルムで形成される。液状の被覆材は乾燥されがっ乾燥された材料 は巻かれ、その後ある例では更に被覆を行うために、また他の例では、ストリッ プ状又はシート状に切断するために或いは他の「仕上げ」作業のために巻はぐさ れる。
感光写真材料は非常に小さな公差で製造されなければならない。液体材料は横方 向及び長手方向の両方において極めて高い精度の均一な厚さでウェブに塗布され なければならない。−変成体材料が非常に高い精度の均一な厚さでウェブ上に塗 布されると、その均一性は材料がもはや流体でなくなる時まで保持されなければ ならない。市場で採用可能な多くの写真製造工程において、被覆は毎分数百フィ ート、例えば毎分500ft/minもの高い速度で行われる。欠陥の無い製品 を製造することの困難さに加えて、ウェブに被覆された液体材料の粘度は、1o ないし40cpの範囲のように比較的低く、これにより液体材料は重力又は表面 張力の不均衡による力の下で容易に流れる。
被覆された液体材料を乾燥する工程は、多くの熱を加えること及び多(の蒸発さ れた液体を除去することが必要である。これら二つの要件は、加熱された空気を 被覆された層に向けることによって実行される。熱は液体を蒸発させかつ空気の 流れが蒸発された液体を取り去る。しかしながら、空気の流れを液体の表面に向 けると、少なくとも二つの方法で表面を歪めようとする。第1に、空気の不均一 な衝突による物理的な歪みがあり、第2に不均一な冷却による表面張力の差のラ ンダムな領域があり、その不均一な冷却は不均一な空気の衝突に起因する。これ らの物理的な力は液体被覆の表面を、もし歪みが感光写真製品に残るならその製 品を受け入れることができない、程度に歪める。もし被覆の材料の厚さが変われ ば露出後につくられる写真像の濃度及び材料の処理が変化することを、当業者は 知っている。
写真製造産業は、被覆に向かって乾燥空気を流す前に層をゲル状にし或いは凝固 させることによって、ウェブの液体層に対して乾燥空気を吹き付けることにより て発生する問題を大幅に解決してる。支持体に被覆された液体材料は、ハロゲン 化銀のような池の材料と共に結合剤を含み、そのハロゲン化銀は現像処理に含ま れる化学反応で役割を果たす。結合剤材料は、被覆が加熱され又は冷却されたと き、半硬質の固体又はゲルになる。結合剤がゼラチンである場合、結合剤は冷却 によって凝固される。被覆された層の凝固状態において、乾燥空気の流れは、層 の厚さの均一性に悪い影響を与えることなく、被覆された層に安全に向けられる 。
冷却操作は、除去されるべき蒸発された液体が多くないので乾燥操作と異なって 、液体被覆に空気の流れを向けることなく達成される。冷却は、冷却された空気 をウェブの被覆されていない側に向けることによって、或いはウェブの被覆され ていない側を冷却されたローラに接触させて通すことによって、行われる。
しかしながら、写真製造産業は、乾燥空気自身が被覆された層の厚さの均一性I こ悪い影響を与えることなく被覆を乾燥する問題を大幅に解決してきたが、解決 されるべき一つの問題が残っている。この問題は、液体材料の層が被覆されるウ ェブの表面にある非平面性(non−planarity)から生じる。表面の 平面性の不足は、それが像又は対物平面を妨げるという観点から通常受は入れら れるが、被覆の厚さの不均一性に悪い影響を与えない場合のみ受け入れられる。
換言すれば、このような平面性の不足は、被覆された層が表面に均一な厚さで存 在しかつその欠陥に従うなら受け入れ可能である。ここで考えられているウェブ の表面の欠陥の高さは顕微鏡で分かる規模であり、かつ例えば酢酸セルロース又 はポリエチレンテレフタレートの支持体における横縞による。例えば、表面の欠 陥の常習的な原因は、支持体として使用される酢酸セルロースを造るとき鋳造型 へのドープ(dope)の供給における圧力の脈動に起因する。もちろん、被覆 を受けるために平坦な表面を有する支持体を製造するためにあらゆる努力が行わ れている。しかしながら、平面性を達成することと、平面性に不規則な欠陥をつ くる不規則な発生を排除するのに成功することとには実質上限界がある。
写真産業は、支持体の横方向及び長手方向の両者で均一な厚さを有する液体被覆 を塗布することができる。しかしながら、液体の層が冷却によって凝固されるま で、厚さの均一性に悪い影響を与える重力及び表面張力のような力が作用する機 会があり、その厚さの均一性はウェブに液体材料を塗布する実際の行為で達成さ れる。
均一な厚さの層で被覆した後で凝固する前に、被覆されたウェブは液体の被覆が 上に乗った状態で水平に移動する。もしウェブの表面が平面性に欠陥を有すると 、被覆のすぐ後、被覆の液体対空気の表面、自由表面はその直下のウェブの表面 に似る。したがって、平坦でない液体対空気の表面による液体層の圧力の不均衡 が存在する。重力は液体における圧力のこのような不均衡を減少しようとし、そ うすることによって、液体層の表面を平らにしようとする流れが生じる。ウェブ の表面の高い点からウェブの表面の隣接する低い領域に向かう流れが発生する。
このような流れによりウェブへ液体材料を塗布する時に達成される厚さの均一性 が損なわれる。
更に、生きている物理的現象が存在し、かつ表面張力が存在する。知られている ように、表面張力は平坦な状態からの液体表面の変形を妨害しようとする。した がって、表面の平面性に欠陥を有する水平なウェブ上の被覆液体であり、被覆が 均一な厚さを有する場合のように被覆の表面が下置かれたウェブの表面に似るの で、表面張力は表面を平らにしようとする。
したがって、冷却及び凝固に対してウェブの上側に液体被覆を載せる公知の装置 において、表面張力及び重力の両者は、被覆時に達成される厚さの均一性を壊す ように作用する傾向がある。
本発明の目的は、ウェブの表面の平面性における欠陥によって引き起こされるウ ェブ上の液体材料の流れによって発生される上記の問題を解決することである。
発明の概要 本発明は、ウェブの下側に液体材料が付けられて被覆されたウェブがほぼ水平に 移動する間にウェブに被覆された液体材料を凝固することによって、従来技術の 問題を解決することである。液体材料をウェブの下側に付けることによって、重 力の影響及び表面張力の影響は互いに逆に作用する。重力は液体をウェブの表面 の「高い」点の下に流そうとしかつ表面張力は表面を平らにしようとする。
(ウェブの下側の「高い」点は、ウェブの予定された平面の下に下方に突出する 点である)。界面活性剤の存在は表面張力を変えかつこれによって平坦にする効 果を変える。重力の影響及び表面張力の影響を対抗させることによって、製品に おける被覆のより均一な厚さが達成される。
ウェブに液体写真材料を凝固させることは、液体材料が下側に付いたすなわち液 体材料が下方を向いたウェブがほぼ水平に移動する間にウェブを冷却することに よって、達成される。この文脈でここで使用されているほぼ水平な及びほぼ水平 にという用語は、ウェブが水平に移動されること、或いは液体写真材料の凝固が 開始するときすなわち写真材料のある部分が流動性を失うとき、凝固してしまい それによって流動性を失った部分に対してなお相対的に流動可能である写真材料 のこれらの部分の重力によって引き起こされる流れに起因する容認できない問題 が存在しないような水平からの傾斜で移動されることを意味すると理解されるべ きである。採用可能でありしかもなお容認できる製品を生産しかつ本発明の利益 を受ける水平に関する最大の傾斜は、当業者に思い出される多くのパラメータに よって製品毎に変化する。ある製品に対しては水平に対して20°の角度が許容 可能である。多くの製品はもし角度が10°以下なら十分でありかつ殆どの製品 はもし角度が5°以下なら十分に許容可能である。
液体写真材料をウェブに被覆する二つの方法がある。一つはビード被覆(bea dcoating)として知られかつ他はカーテン被覆(curtain co ating)として知られている。これらの二つの被覆方法は良(知られている ので、それらに付いての記載は省略する。両被覆方法において、液体材料は通常 ウェブが支持ローラによって支持されているときウェブに塗布される。
知られたビード被覆において、被覆されたウェブは被覆を上にして支持ローラか ら離れてほぼ水平に案内されるか、上方に案内されかつそれから被覆を上にして 水平に向きを変えられるかする。被覆されたウェブの冷却、凝固及び乾燥は被1 を上にしてこのような水平方向にして行なわれる。本発明は、被覆されたウェブ を支持ローラから離して水平に案内するが又は上方に案内し、がっその後ウェブ が下方に移動するようにウェブの向きを変えることによって、ビード被覆の内容 で行われる。被覆は下方に移動する間に冷却されかつ冷却が続けられ、かっ被覆 されたウェブの向きが被覆面が下方を向いてほぼ水平に移動するように変えられ た後凝固が行われる。
既知のカーテン被覆操作において、被覆されたウェブは支持ローラがら離れて下 方にされ、その後水平にされかつ被覆がウェブの上側にされるように向きが変え られか、或いは被覆がウェブの下側になって支持ローラの下側から直接水平に案 内される。その後、ウェブは、ウェブが水平であるが被覆がウェブの上側にある ように反転され、被覆が凝固されるのはこの向きにおいてである。本発明によれ ば、カーテン被覆されたウェブは、被覆が上方を向いてほぼ水平に移動している 間にウェブが冷却されかつ凝固される。ある冷却は、被覆されたウェブが支持ロ ーラから離れて下方に移動する間で、はぼ水平に向きを変えられる前に行われる 。
液体写真被覆は可能な限りそれがウェブに被覆された後に凝固されることが望ま しいと考えて来たので、ウェブが上方又は下方に移動している間に被覆を冷却し かつ凝固するのが有益であると考えられるに違いない。しかしながら、液体が被 覆されたウェブが垂直成分を有する方向に移動しているとき、重力にょって引き 起こされてかつウェブの表面の不規則性に関係なく液体がウェブに関して相対的 に流れる。このような重力によって誘導されるウェブに関する相対的な流れは、 被覆が異なる粘度を有する複数の異なる層で形成され、或いはレイノルズ数が被 覆の異なる深さで異なる等の種々の理由によって、被覆の深さにわたって不均一 である。また、被覆の異なる深さにおける被覆の区域は冷却されているとき、例 えば被覆内に温度勾配があり或いは異なる層の材料が別々に凝固するので、異な る時間に凝固する。したがって、被覆されたウェブが鉛直成分を有する方向に移 動している間に凝固が行われると、被覆のある深さ及びある横方向位置における 区域は池より前に凝固する。凝固した区域は流動せずかつ凝固していない区域は 流れようとする。これにより、製品の被覆の厚さの均一性に欠陥が生じ、このよ うなことは通常受は入れられない。したがって、被覆されたウェブが支持ローラ から離れて移動している間に冷却工程を開始することは可能であるが、冷却は、 ウェブが下方に移動している間に被覆のあらゆる部分て凝固が起こるまで、進行 が許容されるべきでない。
なるべく被覆の後すぐに冷却を開始することが望ましい。したがって、もし被覆 されたウェブが支持ローラからはなれて上方又は下方に移動するなら、冷却は、 本出願によれば、そのような下方又は上方移動中でかつウェブが被覆を下に向け てほぼ水平に移動するように向きが変えられる前に、開始される。更に、更に、 下方又は上方走行と水平走行との間の冷却を分割することによって、重力が液体 の層の均一性に影響を与える場合に対抗する表面張力に関して第1に効果のない 又は部分的に効果のある若しくは後で効果のある持続時間は、制御されたパラメ ータである。
ある製品を製造するとき、ウェブが支持ロールから離れて下方に移動する間に冷 却の実質的な部分を行うのが望ましいことが発見され、その結果、本発明にした がって、被覆がウェブの下側になって実質的に水平な移動方向にウェブが向きを 変えるとき、凝固は水平に向きを変えた後直ぐに起こる。水平に向きを変えた直 ぐ後に凝固を開始した製品は、向きを変えるとき被覆の厚さが均一である。
他の製品は、被覆が長い時間凝固しない状態でほぼ水平に移動するウェブの下側 にあることから利益を得る。このような製品は、液体材料の自由面がほぼ水平に 向きを変えるときに部分的に平らにされ、かつ被覆がほぼ水平なウェブの下側に あって重力が液体被覆に長い間作用できるようにすることから得られる利益があ るものである。このような幾つかの製品に対して、ウェブが下方に移動してい全 問に冷却の一部が起きないことが最も有益である。このような製品にとって、ウ ェブは被覆をウェブの下側にしてほぼ水平方向で支持ローラの直ぐ下側を去る。
被覆がその深さに亙って及びウェブの横方向に全体の区域で凝固したとき、乾燥 が開始され得る。このような乾燥は、ウェブがまだほぼ水平の方向にありかつ被 覆が下側にあって被覆に加熱された空気を向けることによって行われる。例えば 、ウェブはウェブの後ろ側で動作する空気反転障壁上を通すことによって反転さ れ、その結果、反転後ウェブは水平に移動しかつ被覆は上に向(。乾燥は写真材 料製造技術で周知の方法で行われる。
本発明の実施例は添付の実施例を参照して例示のために記載される。
図面の簡単な説明 第1図は、被覆された写真材料を製造するための本発明による方法のステップを 示す図であり、 第2図は、第1図に示された幾つかの区域及びステーションを示す断面図であり 、 第3図は、第2図に示された装!に含まれる冷却区域の一部を示す断面図であり 、 第4図は、本発明に関係する効果を証明するための装置を示す概略図であり、第 5図及び第6図は、第4図に示された装置で行われた測定結果のプロットであり 、 第7図は、第2図と同様の図であるが本発明の第2の実施例を示す図であり、第 8図は、第7図と同様の図であるが本発明の第3の実施例を示す図であり、第9 図は、第7図及び第8図と同様の図であるが本発明の第4の実施例を示す添付図 面の第1図は、写真材料を製造するための本発明の一つの実施例による装置及び 方法のステップを図式で示す。この実施例において、ウェブはカーテン被覆され かつ鉛直成分を有する方向に支持ロールから離れて移動され、冷却はウェブが支 持ロールから離れて下方に移動する間に開始される。記載されている実施例で製 造される材料は、感光材料を含む層を支持する酢酸セルロース支持体又はポリエ チレンテレフタレート支持体を有する写真感光材料である。ここて記載される方 法において、酢酸セルロース・フィルムのウェブ20は、巻はぐしステーション において供給ロール21から被覆ステーション24に導かれ、その被覆ステーシ ョンにおいて、液体写真材料の層がウェブ20にカーテン被覆で塗布される。被 覆されたウェブ20゛ は被覆ステーション24を下方向に去り、被覆を下方に 向けて鉛直に対して傾斜され、かつ隔離ゾーン26に入る。隔離ゾーン26の後 、被覆されたウェブ20°は冷却ゾーン28を通過して方向変更ゾーン30に入 り、そのゾーンにおいてウェブは液体材料の層を下側にしてほぼ水平に向きを変 えられる。被覆されたウェブがほぼ水平になってから、ウェブは更に冷却ゾーン 32に入り、その冷却ゾーン32は被覆された層を凝固させる。凝固された層を 有する支持体を含む材料は、それから反転ステーション34において反転され、 その反転ステーションからウェブはドライヤ36に進む。
感光写真材料は支持体上に異なる材料の多くの別の層を有することは知られてい る。幾つかの層は被覆ステーションにおいて単一の合成層として塗布される。
単一の層が乾燥された後、複数の別個の層を含む他の層が塗布されかつ乾燥され る。ここで記載されている実施例において、ドライヤ36を去る乾燥された材料 はロールに巻き上げられ又は更に別の被覆ステーションに通される。それは本発 明の本質ではない。しかしながら、本発明の記載のために、被覆ステーション2 4によって塗布される材料の層は最後の層でありかつドライヤから出る製品は第 1図に示される巻き取りステーション38でロール37に巻き上げられると仮定 する。
写真フィルムを形成するために必要な層の全てが巻き取りステーション38にお いて巻き上げられる材料に存在すると仮定して、ロール37はその後巻はぐされ かつ裁断され、ノート又はストリップに切断されかつ技術的に知られた方法で包 装される。それらについてはここでは記載されない。
第1図において全てのステーション及びゾーンが分離されて示されているけれど も、それらの幾つかは詳細な記載から明らかなように隣接していることを理解す べきである。
第2図は被覆ステーション24、隔離ゾーン26、冷却ゾーン28、方向変更ス テー7ョン30及び別の冷却ゾーン32の一部を更に詳細に示している。
被覆ステー7ョン24は被い40を備え、その被いの性格及び目的はフイネカム (Finnecum)その他によって1990年7月30日に出願された米国特 許出願連続番号第559.806号に記載されている。約40°Cで約5%の相 対湿度の濾過された空気がダクト42を介して被い内に導入される。被い内の圧 力は大気圧より高(、それによって塵及び隙間風は被いから排除される。被い4 0内で下方向の空気の流れが均一で非乱流でないことを確保するための手段は、 44で図示されている。被い40内に支持ローラ46があり、その支持ローラは 、液体材料を塗布する時にウェブに対して非常に精密に隔てて位置決めする助け を知られた方法で行う。知られているように、支持ローラ46は液体材料の塗布 位置で非常に精密な速度でウェブを与えるように駆動され得る。本実施例におい て、支持ローラは駆動される。
支持ローラ46の上には、幾つかの異なる液体材料の流れを複数の隣接する別個 の材料の層で形成された落下するカーテン50に変えるための知られた形式のス ライドホッパー48がある。ホッパー48は、カーテン50が支持ローラ46の 回転軸線に平行な線に沿ってウェブ20に衝突するように位置決めされている。
ウェブに衝突した後、カーテンを成した液体はウェブの横方向及び長手方向の両 方に均一な厚さを有する層を形成する。ウェブに付いた液体の層は、ウェブがカ ーテンより早く移動するので、カーテンの厚さより薄い。
アイドルローラ52が軸線を支持ローラ46の軸線と平行にして支持ローラの下 に配置されている。アイドルローラ52は、支持ローラ46とウェブが支持され る冷却ゾーン28内の位置との間の被覆されたウェブの支持されていないスパン が、ウェブがまだ液体の被覆を支持しているときに望ましいのよりも長いので、 設けられている。ローラ52は、ローラ52の両側における支持されていないウ ェブのスパンが容認可能な短い長さであるように、配置されている。ローラ52 は、その軸線を支持ローラ46の軸線と平行にして、a)ウェブが少なくとも1 0°の間ローラの回りに巻き付き、b)ローラ52を去った後のウェブの鉛直に 対する傾斜が所望の値を有し、かつC)支持ローラを去るウェブがカーテンが伸 びるホッパーのリップに関して支持ローラの陰にあるように、配置される。最後 の特徴は、カーテン内の液体材料が支持ローラ上のウェブにもはや衝突しないほ どカーテンが偏向されたとしたら液体材料が空間を通して落下しかつウェブが支 持ローラを去った後にウェブに衝突しないことを確保する。本実施例において、 ローラ52を去ると、ウェブは下方に移動し、鉛直に対して32°の角度でかつ 被覆を下方に向けて傾斜される。隔離ゾーン26及び冷却ゾーン28は、被覆さ れたウェブが鉛直に対して32°の好ましい傾斜でウェブが移動できるように、 アイドルローラ52に関して位置決めされる。
被い40は底に穴54を有し、その穴を通してかつ被覆ステーション24から離 れて被覆されたウェブが被い40の外に通される。穴54を通った後、ウェブは 隔離ゾーン26内に直接通過する。隔離ゾーンは、アール・ジョングスマ(RJ ongsme) 、エル・アール・レメ(L、 R,Laa+mes) 、ジー ・ジエー・レヴイス(G、 J。
1、evis)及びアール・エイ・ウェーク(R,^、 Wahlers)の名 前でこれと同時に出願されかつ「連続するウェブを被覆するための装置及び方法 」という表題の米国特許第 号の主題である。その出願の開示はここに参考とし て組み入れられている。隔離ゾーンは被い40内の空気を冷却ゾーン28内の空 気をから隔離する作用をする。被い内の雰囲気は圧力カ伏気圧よりわずかに高く かつ406Cで暖かく、かつ冷却ゾーン28内の温度より高い8−10°の露点 を有する。もし被い40が冷却ゾーン28に隣接しかつ被覆されたウェブが通る ための開口が必要不可欠なら、被い40からの大気が冷却ゾーンに入ったき凝縮 が発生する。このような凝縮により設備に凝縮成形物(condensate  forlIing)ができ、それは被覆されたウェブに欠陥を引き起こすに違い ない。他の凝縮物(condensate)は被覆されたウェブに直接残ること になる。被覆されたウェブ上のこのような凝縮物の存在は欠陥を発生させる。し かしながら、隔離ゾーン26はこのような凝縮及び欠陥を阻止する。24°C及 び9%R11の空気がダクト56を介して隔離ゾーン26内に導入され、かつ隔 離ゾーン26から冷却ゾーンに運ばれた大気が凝縮が存在しないような低い露点 を有するように、隔離ゾーンから排出される。被い40からの冷却ゾーン28の 隔離は、更に、最も温かい空気が最上部にありかつ最も冷たい空気が最下部にあ りそれによって対流効果が隔離を果たす助けるという事実によって、増強される 。もしアイドルローラ52が被い40から隔離ゾーン26へ被覆されたウェブ2 0′ を通すための穴54に接近して位置決めされるなら、そのアイドルローラ は穴を部分的に塞ぎかつ被いから隔離ゾーン26に移動するウェブによって運ば れる空気の量を減少する作用をし、それによって更に凝縮の機会を減少する。
隔離ゾーン26は、ウェブ上の液体の被覆に隣接した隔離ゾーン内の空気流が被 覆の厚さの均一性に悪い影響を与えるようなものでないようにするための、58 て図示された孔あきスクリーンのような、手段を備えている。更に詳細には、手 段58は被覆に衝突する空気の最大速度を十分低(保ちかつ被覆に衝突する空気 の速度を液体の表面が変形されずかつ冷却に差がないように十分に均一にさせる 。
隔離ゾーン26に隣接して冷却ゾーン28がある。本実施例において、冷却ゾー ン28、方向変更ステーション30及び別の冷却ゾーン32は一体である。冷却 ゾーン28及び別の冷却ゾーン32において、ウェブ及びその被覆が端から端ま で直線である通路に沿って移動させられる間に被覆は冷却される。冷却ゾーン2 8における第1の全体が直線の通路は、被覆を下に向けて鉛直に対して前述の3 2°の角度で傾斜され、かつ別の冷却ゾーン32において第2の全体が直線の通 路は被覆を下に向けてほぼ水平である。ウェブはローラ60を含む方向変換ステ ーション30によって第1のほぼ直線の通路から第2のほぼ直線の通路に方向が 変えられる。
二つの冷却ゾーン28及び32は知られた構造でしかも同じ構造であり、それら の一方についての簡潔な記載で両者にとって十分である。二つの冷却ゾーンは、 一般にオーケン・エンチ・パルビー(Eugene H,Barbee)に対し て1980年11月4日に発行された米国特許第4.231.164号に記載さ れた形式であり、その米国特許は参考として特にここに組み入れられている。冷 却ゾーンの一部を概略的に示している第3図を参照する。冷却ゾーン内に、均一 に隔てられかつ平行な軸線を有する複数のローラ62がある。冷却ゾーン28に おいて、ローラの軸線は前述の326の角度で鉛直に対して傾斜された共通平面 内に配置されている。別の冷却ゾーン32において、ローラ62の軸線は共通の ほぼ水平な平面内に配置されている。被覆されたウェブ21゛ はウェブの表面 における圧力差によってローラ62い押し付けられる。冷却された空気は、ダク ト65を介して、ウェブの被覆された側に配置されたブレナム(plenum)  64内に導入される。ウェブ20′ の後側(すなわち被覆されていない側) にブレナム69がある。空気は戻りファックス(fax) (図示せず)によっ てダクト71(概略図示)を通してブレナム69から引き出され、これにより空 気の一部はダクト67に再循環される。空気の一部は、溶剤、その他、すなわち 空気の濃度を適切な濃度に保つために、再循環されない。ローラ62の間に空気 障壁70がある。第3図において、空気障壁70の一つが断面で示されかつ他は 端面で示されている。第3図に示されるように、空気障壁70は基本的に長方形 断面のダクトであり、その上側がブレナムに向かって開いている。空気はダクト 67を通してブレナム66に供給される。各ダクト状の空気障壁70のウェブ2 0°に面する壁76は複数の孔74を有し、空気障壁70からウェブ20°の後 側に空気が流れるのを許容する。空気障壁70の孔あきのウェブに面した壁76 には複数のフィン78があり、そのフィンは平らでかつウェブ20゛ に垂直な 平行平面内にありかつウェブの移動方向に平行である。
冷却された空気は、ダクト67及びブレナム66を通して空気障壁70に供給さ れかつ穴74を通してウェブ20゛ の後側に流され、その穴74はウェブの後 側に冷却された空気を向はカリそれによってウェブがら空気への熱の流れを最大 にする。フィン78は、冷却された空気がブレナム66内に流れる前にウェブの 上をウェブの移動方向に平行な方向に流すように制御する。空気は、ブレナム6 6に流れるとき、空気障壁が存在するためローラ62の表面上を流れ、それによ つ :てローラ62を冷却する。したがって、熱はウェブ20°の後側から二つ の方法、すなわち空気障壁によってウェブに衝突した空気により直接及びローラ 62に接触することによって、除去される。空気は、ローラ62の上を流れた後 、ローラ62とブレナム66との間の隙間を通してブレナム66を囲んでいるブ レナム69に流れる。
ブレナム64内に導入された冷却された空気は、空気流円滑化手段によって有害 な方法で被覆に衝突するのが防止される。その空気流円滑化手段は簡略化のため 第2図では省略されているが、第3図に複数の重ねられた多孔性のスクリーン8 0として示されている。しかしながら、ある領域上に均一な空気流量を発生させ るための知られてあらゆる装置が採用され得る。
ウェブ20′ がローラ62に押し付けられかつ各ローラの回りで約30°ない し45°に亙って巻き付くように、ウェブ20゛ の被覆された側の空気圧はウ ェブの後側の空気圧より高いように配置されている。このような巻き付きは、接 触時間を増加しそれによって各ローラへの熱の消失を増加するという利点、及び 各ローラがウェブによって回されかつウェブがローラに対して引きずられないと いう利点を有する。もしウェブがローラ上で引きずられると、ローラを通過する 後続の区域はローラ表面の新たに冷却された部分と接触しなくなる。
ウェブ上の液体の被覆は冷却ゾーン28で冷却されるが、ウェブが方向変更ステ ーション30で方向を変える前、すなわちウェブがローラ60の回りを通過する 前に被覆が実際に凝固しないことを、前述の理由により注意すべきである。ウェ ブが支持ローラ46からローラ60の回りを通過するまでの場合のように、ウェ ブが被覆を下方に向けて下方に移動している間、液体の被覆は重力の影響の下て ウェブに関して相対的に流れている。これはそれ自身通常でかつ受容可能である 。しかしながら、前述のように、もし被覆のある深さ方向又は横方向部分が被覆 の他の深さ方向又は横方向部分より前に凝固することが許容されると、凝固した 部分と凝固していない部分との開に相対流れが発生し、これにより製品に受け入 れ難い欠陥ができる。したがって、ウェブが方向変更ローラ60に達する前に被 覆が凝固しないことが必須である。
はぼ水平に方向が変わった後、冷却されているがまだ液体の被覆が付着したウェ ブは別の冷却ゾーン32に入る。特に記載された実施例において、ウェブの下側 のブレナム64は冷却ゾーン28から別の冷却ゾーン32内に連続している。
しかしながら、ブレナム64は方向変更ステーション又は他の位置で不連続でも よい。
別の冷却ゾーン32は、はぼ水平に方向が変わった後凝固するまで長い冷却が必 要な製品でも完全に凝固できる十分な長さである。ウェブがほぼ水平に走行する 点であって、凝固が開始する点の選択は、前述のように製品の性質によりかつ経 験によって選択され或いは計算によって決定される。
冷却ゾーン28は、どの製品もほぼ水平な走行に向きが変わった後のみ凝固が開 始されるのを確実にするのに十分な長さを有する。長い冷却ゾーン28を有する 装置で製品が製造されるとき、その製品は、もし凝固がほぼ水平の状態で実質的 な時間の後にのみ起こり、冷却ゾーン28内でウェブの後側に供給される空気の 温度が調節されるなら、事実、低い温度でもこのような遅れた凝固を達成するた めに上昇されるなら、最良の質を有する。冷却ゾーン28はほぼ水平に向きが変 わった直後に凝固が起こるように被覆を冷却できる。
被覆の全体の冷却凝固が達成される点の下流側にある別の冷却ゾーン32のこれ らの部分において、ウェブの後側に供給される空気の温度は、それ以上の冷却を 排除しかつエネルギコストを節約するために選択され得る。
別の冷却ゾーン32で十分に凝固された後、凝固した被覆を有するウェブは冷却 ゾーン32の外に出て反転ステーション34を通過する。反転ステーションにお いて、ウェブ20′ は一つ又はそれ以上の空気方向変更障壁(air tur ning bar)の回りの通路によって反転され、その空気方向変更障壁は公 知の形状でありかつその詳細な記載はここでは省略する。空気方向変更障壁は管 状部材を備え、その内部に圧力空気が供給される。管状部材は壁を貫通する孔を 有し、その孔は空気が管状部材の内部から逃げるのを許容する。逃げる空気は障 壁の孔のあいた表面上を移動するウェブの下で空気による支持部を形成している 。方向変更障壁は被覆が障壁から離れるようにウェブの後ろ側に配置されている 。
被覆がウェブ20の上側になると、ウェブ及び凝固した被覆はドライヤ36の上 に移動し、そのドライヤは公知の形状であり、ここではそれ以上記載しない。
乾燥された後、ウェブ及びウェブに付いた被覆は巻き取りステーション38に移 動し、その巻き取りステーションでウェブは巻き取られてロール37にされる。
前で特に記載されていない冷却ゾーン及びその動作の詳細は知られた技術の形態 を取り得る。
ウェブは被駆動支持ロール46によるだけてなく別の空気のローラによっても機 械全体に亙って通路に沿って移動される。
動作において、ウェブ20は巻はぐしステーション20においてロール21から 引き出されかつ支持ロール46の回りに導かれる。空気がダクト42を介して被 い40の上部に導入されかつ被いを介した空気の降下は装置44によって均一に される。液体材料はホンパー48に供給されかつそのホッパーからカーテン50 の形状で流出する。カーテンは複数の隣接する別個の層を含み、その層はしばし ばその数が材料の数と等しいが、必ずしも常に等しくはない。カーテンはカーテ ンの速度より速い速度で移動しているウェブに衝突する。したがって、液体材料 の層はカーテンの厚さより薄いが、ウェブの横方向及び時間と共にすなわちウェ ブの長手方向に均一な厚さである。被覆されたウェブは隔離ゾーン26及び冷却 ゾーン28に向かって移動して支持ローラ46から離れる。ウェブは隔離ゾーン 26内では支持されないが、冷却ゾーン28内では支持される。ウェブ20゛は 支持ローラ46と冷却ゾーン28の第1のローラ62との間のスパンでアイドル ローラ52によって支持される。
被覆されたウェブ20゛ は穴54を通して被い40の外に出る。埃及び隙間風 を被覆液体から隔ててお(ために被い内の圧力が大気圧より高いので、いくらか の温かい湿気を帯びた空気がウェブと共に流れる。このような温かい湿気を帯び た空気は隔離ゾーン26によって冷却ゾーン28に入るのを阻止される。
被覆されたウェブ20′ は冷却ゾーン28に通り、その冷却ゾーンにおいてウ ェブは凝固に向かって冷却されるが、凝固は起こらない。冷却ゾーン28内で起 きる冷却の量、又は換言すれば、ウェブをほぼ水平に方向を変える作用をするロ ーラ60にウェブが到着したときの被覆が凝固しようとする程度は各製品に対し て予め決定されかつ冷却ゾーン28内に導入される空気の温度及び量並びにウェ ブの速度によって制御される。したがって、被覆されたウェブ20°がほぼ水平 に方向を変えかつ別の冷却ゾーン32に入ったとき、ウェブは予め定められた度 合いだけ凝固に近づいている。このように所定の程度凝固に接近することにより 及び別の冷却ゾーンへの空気の温度及び供給量により、並びに制御されたウェブ の速度により、被覆が凝固する前に被覆されたウェブが別の冷却ゾーン内をほぼ 水平に移動する時間の長さは予め決定されかつ制御される。凝固前の時間の長さ は容具なる製品に対して決定され、かつ前述のように、重力の力が液体の被覆の 両面に影響しながら表面張力に逆らって作用する間に長い時間かかるのがよいか 短い時間かかるのがよいかによっている。被覆の温度が下がると被覆の粘度が増 加することを考慮すべきである。したがって、被覆の温度は、被覆の均一な厚さ を得るという目的を達成するのに使用するため利用可能な他の変数である。例え ば、ウェブがほぼ水平な走行に入るとき粘度が比較的低いのが有益であり、その 結果、重力は粘度が高いときより効果的である。液体材料が凝固した後、ウェブ は別の冷却ゾーンを通して移動し続け、ウェブが別の冷却ゾーン32を去る前に 更に冷却され、かつ反転ステーション34で反転され、その後ドライヤ36にお いて乾燥され、かつ巻き上げステーション38においてロール37に巻き上げら れる。
当業者に知られているように、冷却ゾーン28及び別の冷却ゾーン32におL) て液体の被覆の温度は被覆の成分の凍結を引き起こすような温度であって:よな らない。したがって、冷却ゾーン28に供給される空気は別の冷却ゾーン32の 少な(とも最初の部分に供給される空気より冷たくてもよい。液体の被覆は冷却 /−ン28にある開削の冷却ゾーン32の最初の部分にあるときより高LX!度 であり、かつ熱は液体の被覆の温度が凝固を開始する温度に接近した温度のとき よりも早く液体の被覆から奪われるから、これが正しい。二つの冷却ゾーンで異 なる温度を達成するために、二つの冷却ゾーンは、それらの冷却ゾーン内での空 気の供給及び流れが別にされカリ温度が異なるように、作られている。
当業者知にられているように、液体の被覆が凝固されるのに必要な時間の長さは 被覆の温度、温度が低下される度合い、被覆の凝固時間定数に基づ(1てL)る 。
ゼラチンを含む被覆液体の凝固時間定数は、液体中のゼラチン濃度の3乗(th ird power)に反比例する。したがって、2倍のゼラチン量を有する被 覆液体(よ1/8の時間で凝固する。被覆の凝固時間定数、被覆されたウェブの 熱容量、熱伝達係数及び冷却空気の温度を知ることにより、被覆の凝固時間を予 測すること(ま可能である。
冷却中で、はぼ水平に方向が変更される前の鉛直に対するウェブの傾斜角度(ま 、ウェブを被覆ホッパーのリップに関して支持ローラの陰にさせようとする希望 及びウェブをローラ52の回りに巻こうとする希望によって決定される。それと :ま別に、上記角度は被覆ステーションの設計の他の観点によって加えられるυ 1限(こよって決定される。十分に記載された実施例にお(Xて、冷却中で、水 平番二方自力曵変更される前の鉛直に対する傾斜角は32°であが、角度:マ0 °力)ら90°のどの角度でもよい。
ローラ62の回りのウェブ20′ の巻き付き角度は、被覆されたウェブの二つ の表面の温度差及びウェブの張力によって決定される。巻き付き角度力(大きく なるとローラ62への熱伝達も大きくなる。しかしながら、圧力差;ま、ウェブ 力(押されて空気障壁70と接触するような、大きさであって(まならなG1゜ 理想的1こ:よ、ローラ62の回りでの被覆されたウェブの巻き付き(よ約20 °力)ら60°の範囲内である。
第4図は、被覆したウェブを被覆後はぼ鉛直に上方に移動しかつその後、一つの 場合では被覆面を上にしかつ他の場合では被覆面を下にして(それぞれ、第4図 に示されるように左に及び第4図に示されるように右に)水平に移動して被覆の 均一性の効果を比較する試験装置を示している。第4図に示された試験装置は支 持ローラ90及びビード被覆スライドホッパー92を備えている。支持ローラ9 0に向かうウェブの通路はローラ94によって限定される。支持ローラを離れる ウェブの通路は被覆の上方向試験のためのローラ96及び被覆の下方向試験のた めのアンダーカット又は縁搬送ローラ98によって限定される。
支持ローラに接近するウェブは被覆され、かつ乾燥され、透明な層は平坦でない 表面を形成するように厚さが半正弦波形的に変化する。被覆が塗布されたウェブ は、被覆されたウェブの厚さにより変化する約0.1の光学濃度すなわち密度( optical densfty)を有する。このような厚さは、ウェブが支持 ローラに接近するときウェブ91の光学密度の変化を検出する第1のスキャナ1 00からの信号から得られる。このような光学密度の変化はウェブの厚さの変化 を示す。平坦でない表面は被覆されたウェブが支持ローラに接近するとき下方に 面しかっこの表面に写真被覆操作で被覆される液体材料の粘度と同じ粘度を有す る液体の均一な被覆をホッパー92が塗布する。ウェブに被覆された液体は、被 覆の光学密度が約1.1であるような染料を含む。
試験装置は冷却能力を有せず、したがって最も悪い場合の状態を示す。液体材料 が冷却される間の時間の長さが増加すると液体材料の粘度が増加する。粘度が増 加すると重力の影響による液体材料の単位時間あたりの移動量及び表面張力の不 釣り合いは減少する。試験設備において、冷却がなく、したがって液体材料の重 力及び表面張力の不釣り合いに対する応答は一定でありかつ時間と共に減少しな い。
水平なウェブに液体材料が上方に向いて付いている試験に対して、被覆されたウ ェブはローラ96の上に案内され、その結果、ウェブは支持ローラ90とローラ 96との間でほぼ鉛直の通路を有し、そのローラ96にはローラ96からローラ 102に前方への水平通路が続き、その間で被覆は上方を向いている。第2のス キャナ104が水平走行に沿ってローラ96から知られた距離で配置されている 。ローラ96は支持ローラ90から知られた距離である。したがって、知られて いる支持ローラ90からのローラ96の距離及びローラ96からのスキャナ10 4の距離並びに知られているウェブの速度、ウェブ上の点がウェブが鉛直に被覆 される点からローラ96まで移動する間の時間Tv及び同じ点がローラ96から スキャナ104に移動する間の時間Thuは、両方とも容易に推論可能である。
このような時間はウェブの速度を変えることによって可変である。ウェブの速度 が変えられたとき、被覆の厚さはホッパーを通る流量を比例的に変えることによ って同じに保たれる。
水平のウェブに液体材料が下方に向いて付いている試験に対して、被覆されたウ ェブはローラ98の上に案内され、その結果、ウェブは支持ローラ90とローラ 98との間でほぼ鉛直の通路を有し、そのローラ98にはローラ98からローラ 106に前方への水平通路が続き、その間で被覆は下方を向いている。第3のス キャナ110が水平走行に沿ってローラ98から知られた距離で配置されてL) る。ローラ98は、ローラ96と同様に、支持ローラ90から知られた距離であ る。したがって、知られている支持ローラ90からのローラ98の距離及びロー ラ98からのスキャナ110の距離並びに知られているウェブの速度、ウェブ上 の点がウェブが鉛直に被覆される点からローラ98まで移動する間の時間Tv及 び同じ点がローラ98からスキャナ110に移動する間の時間Thuは、両方と も容易に推論可能である。このような時間はウェブの速度を変えることによって 可変である。ウェブの速度が変えられたとき、被覆の厚さはホ・ソノクーを通る 流量を比例的に変えることによって同じに保たれる。
ローラ98のすぐ後に第4のスキャナ108があり、そのスキャナ108はロー ラ98に非常に接近しかつその位置でウェブ及び被覆の密度読み取るため1こ使 用される。スキャナ108がローラ98に非常に接近しているので、第4のスキ ャナ108によって得られた読み取りはウェブの鉛直走行の上部で得られたもの と見なし得る。
各スキャナ100.104.108及び110はその前を通過するウェブの光学 密度及び被覆(104,108及び110の場合)を検出する。知られたスキャ ナの位置で、即座の密度読み取りはウェブが試験装置を通過するときのウェブ上 の位置と関連する。
ウェブは0.1の設計光学密度を有する。ウェブに被覆するためにホッパーに供 給される液体材料は、ウェブに付着された所定の厚さの被覆が1.1の光学密度 を有するように、不透明度を有する。
第5図及び第6図は、支持ローラ90に到着する前のウェブの乾燥した被覆の半 正弦波形表面の歪みの二つの異なる波長を有するウェブでの試験の結果のプロッ トである。二つの異なる波長は05インチ(第5図)及び013インチ(第6図 )である。各プロットは、ホンパー92によって塗布された被覆を有する[デル タd c (deltadc) ]及びそれを有しない[デルタd (delt ad) ]光光密度の変化の大きさの比である。したがって、その比率の値が低 いと被覆後の液体の流れが少ない。
二つのプロットの各々において、読み取りは鉛直移動の四つの持続期間、すなわ ちTv=O,llr:1.1;1.5;及び2.5秒に対して取られている。T vに対するプロットされた点から二つの線が伸び、一つはThd(被覆を下方に した水平走行の持続期間)の値に接続しかつ他はThu (被覆を上方にした水 平走行の持続期間)の値に接続している。測定値は下記の通りである。
Tv=Q、3 ;Thd=2.9 Tv=1.1 ; Thd=3.7 Tv=1.5 :Thd=5.2 Tv=3.5 ;Thd=8.7 Tv=0.8 ;Thu=5.3 Tv =1.1 ;Thu=6.9 Tv=1.5 ;Thu=9.6 Tv=3.5 ;Thu=16.0 液体が被覆されたウェブを液体の被覆を上方に向けるのに反して下方に向けて水 平に移動することによって達成された改良は、同じTv点から伸びている二つの 線間の鉛直距離で示される。例として、鉛直の破線が鉛直移動の1.5秒後に点 Thd=5.2を通して第5図に描かれている。デルタdc/デルタd (de ltadc/deltad)における改良は約0.9(すなわち2.2−1.3 )でありかつδdc/δdという二つの値の比率は1.69であることが、観測 される。
再び、これらの試験において、冷却が行われずかつそれらからの結果はウェブが 水平に移動するときもし液体の被覆が下側にあるなら厚さの均一性に変化が少な いことを示すために良いことが指摘される。
本発明の一つの特別な実施例において次のパラメータが存在した。
被覆における被覆された液体の粘度: 40cp支持ローラ46とアイドルロー ラ52との間の被覆されたウェブの鉛直に対する傾斜、 10゜ ローラ62からローラ60までの被覆されたウェブの鉛直に対する傾斜=32゜ 被覆から水平への方向変更までの時間=1.5秒凝固が完了する前の水平にある 時間: 領 75秒冷却ゾーン28に導入された空気の温度二 −4°C冷却ゾ ーン32に導入された空気の温度: +2°C凝固後の冷却持続期間: 42秒 被覆の被い40内に入る空気= 40°C及び−9°Cの露点隔離ゾーン26内 に入る空気:24°C及び−9°Cの露点上記実施例において、ウェブが本発明 にしたがって被覆を下側にしてほぼ水平にある間の凝固前の冷却持続期間は短い 、例えば0.75秒であるが、本発明はウェブがほぼ水平に移動している間の凝 固前のそのような短い冷却期間に限定しないことを理解すべきである。ウェブが ほぼ水平に方向を変えた直後に凝固させることが、支持ローラから直接でもある いは下方に傾斜した通路の後でもほとんどの液体材料にとって有益であることが 信じられているが、本発明はこれらの例に適用可能であり、ウェブをほぼ水平に 移動しかつ被覆を下方に向けて凝固する前の長い持続期間により利益が得られる 。
特に上記した実施例において、ウェブは被覆後の最初に鉛直に対して10°の角 度で傾斜されかつその後はぼ水平に移動するように方向変換される前に鉛直に対 して32°の傾斜で移動するが、ある中間の点で鉛直に対して傾斜を変えること は、本発明にとって基本的なことではないことをまず第1に理解すべきである。
更に、ウェブは、本発明によれば、支持ローラの下側から直接はぼ水平の通路に 沿って移動してもよい。
特に上記した実施例において、液体材料はスライドホッパ1カーテン被覆によっ て支持ウェブに塗布される。本発明は押し出し被覆に及びスライドホッパー・ビ ード被覆に適用可能であることを理解すべきである。
本発明の幾つかの代わりの実施例を第7図、第8図及び第9図を参照して記載す る。次の記載において、第1図ないし第3図を参照した上記の実施例の特徴と異 なる特徴のみを記載する。次の記載において記載されていない特徴にとって上記 及び従来技術を参照すべきである。次の記載において、上記の特徴に相当する特 徴は同じ参照番号で与えられるが、接尾語a(第7図に示される実施例に対して )、b(第8図に示される実施例に対して)及びC(第9図に示される実施例に 対して)が付される。このような特徴を十分に理解するために、上記記載を参照 すべきである。
第7図は、ウェブ20aをカーテン被覆するための、被覆されたウェブを支持ロ ーラ46aの下側に離してほぼ水平に導くための、そしてほぼ水平に移動するウ ェブの下方に向(被覆を冷却しカリ凝固するための本発明による装置の一部を示 している。被覆されたウェブ50a’ は穴54aを通して被い40aを去り、 その穴は被いの側望に配置されている。被覆されたウェブは穴54aを通った後 隔離ゾーン26aに入りかつその後冷却及び凝固ゾーン200に入る。冷却及び 凝固ゾーン200は、次の点を除いて、冷却ゾーン28及び別の冷却ゾーン32 とほぼ同じである。すなわちローラ26aの軸線は、支持ローラ46aを去って から凝固の時間までの全時間の間の被覆されたウェブの全体の通路がほぼ水平に なるように共通のほぼ水平な平面内に、配置される。一部のみ、すなわち凝固及 び冷却ゾーン200の上流側の部分のみが示されている。その長さは製造される べき個々の製品に対して決定されることを理解すべきである。被覆と凝固との間 で経過する時間は、ウェブの表面の欠点による欠陥を最小にするように決定され かつ冷却速度を変えることによって可変である。通常凝固が速やかに行われれば 良い結果が得られる。しかしながら、本発明に帰することができる利益は、重力 が表面張力の影響に対抗する点で達成されることが理解できる。
第8図は本発明の第3の実施例を示している。この第3の実施例において、液体 材料はビード被覆によりウェブに被覆される。第9図において、スライドホッパ ー300がビード被覆に適した支持ローラ46bに隣接した位置で示されている 。ウェブ20bはローラ301及び303に案内されて支持ローラ46bまで鉛 直方向上方に送られ、かつ支持ローラ46bの回りに約150°にわたって巻き 付けられる。被覆されたウェブ20゛ は支持ローラ46bから離れて水平に案 内され、かつウェブがローラ52bに向かって鉛直方向下方に移動するようにロ ーラ302によって90°にわたって向きを変えられる。ローラ52bを去った 後、被覆されたウェブは被覆室の床306の穴304を通過しかつ隔離ゾーン2 6bに入る。被覆されたウェブ20b゛は隔離ゾーン26bを去って、ローラ6 0bへの通路の途中で冷却ゾーン28bに直接入り、そのローラ60bはウェブ を被覆を下方にしてほぼ水平に方向を変える。ウェブは、ローラ60bの回りを 通過した後、別の冷却ゾーン32b(第8図で一部のみが示されている)に入り 、その冷却ゾーン28b1こおいて被覆は更に冷却されかつ被覆後の選択された 時間で凝固される。被覆されたウェブは、ローラ52bを去った後でローラ60 bで方向を変える前に、鉛直に対して約32°の角度で下方に移動する。
第9図に示された本発明の第4の実施例はビード被覆のために意図されている。
被覆されるべきウェブ20cは方向変更ローラ400からローラ401まで鉛直 方向上方に案内され、そのローラ401はウェブを支持ローラ46cに接触する ように案内しかつローラ46cへの巻き付き角度を増加するように作用する。支 持ローラ46cに隣接してスライドホッパー402がある。被覆された後、ウェ ブ20C°は連続するローラ404によって方向変更ローラ406まで鉛直方向 上方に案内され、その方向変更ローラ406はウェブを被覆を上方に向けてほぼ 水平に方向が変更される。被覆されたウェブは、公知の方法でウェブの二つの表 面上に生起される圧力差によって、ローラ404と接触しかつそのローラの回り に部分的に巻き付けられる。圧力差を作るための装置は第9図に示されていない が、ウェブの両側にブレナムを備えかつ被覆された側におけるブレナム内で被覆 されていない側のブレナム内よりも大きな圧力を発生する装置を備える。
ローラ406から続くほぼ水平の走行の端部において、その長さは機械の構造上 の要件によって決定され、ウェブはローラ408によって方向が変更されて鉛直 方向下方に移動する。被覆されたウェブは、方向変更ローラ408を去った後す ぐに、隔離ゾーン26cに入る。被覆されたウェブ20c゛は、隔離ゾーン26 cを去るとすぐに冷却ゾーン28cに入り、ウェブはローラ60Cの回りで鉛直 からほぼ水平に方向を変更することによって方向変更ステーションを去る。方向 変更ステーション30cにおいて、被覆されかつ冷却されたウェブは別の冷却ゾ ーン32c(第9図で一部のみが示されている)に入り、そこてウェブは更に冷 却される。被覆されたウェブは、冷却ゾーンを去った後、乾燥されかつ前述した ように巻き取られる。したがって、第9図に示された実施例において、ウェブは ヒート被覆され、かつ更に冷却して凝固するために被覆を下方に向けてほぼ水平 の方向に方向が変更される前に、冷却される間に鉛直方向下方に移動される。
凝固される前に冷却されかつ被覆を下方に向けてほぼ水平に移動するのに費やさ れた時間に対する鉛直方向に移動する間に冷却されるのに費やされたの比は、任 意でありかつ最適の結果を与えるように選ばれる。
特に上述した実施例において、ウェブは支持ローラによって被覆位置に位置決め される。液体の写真材料を受けるためにウェブを位置決めする他の形式の装置が 本発明の範囲内で採用できることは理解されるべきである。例えば、連続するベ ルトがウェブを位置決めするために使用され得る。ウェブが二つのローラ間を移 動していて張力を受けている間にウェブを被覆することも提案される。
本発明は好ましい実施例を参照して詳細に記載されたが、本発明の範囲内で種々 の改良、変更が可能であることを理解すべきである。
F/C;、 9 : I フロントページの続き (72)発明者 ルイス、ギフオード・ジェームズアメリカ合衆国ニューヨーク 州14617.ロチェスター、ウィンブルドン・ロード (72)発明者 トーピー、ウィリアム・アーサーアメリカ合衆国ニューヨーク 州14617.ロチェスター、ベースティングス・ランド

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.被覆された写真材料を製造する方法において、被覆位置を通して支持ウエブ を供給することと、前記被覆位置にあるときに支持ウエブに冷却によって凝固す る材料含む液体の写真材料を供給し、それによって均一な厚さの層をウエブに形 成することと、材料の層が形成されたウエブを、写真材料を下に向けてほぼ水平 な方向に移動することと、 材料が下側になって前記ウエブがほぼ水平になている間に液体材料を冷却し、そ れによって液体材料を凝固させることと、を含む方法。
  2. 2.請求の範囲1に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、材料の 層を有するウエブを、写真材料を下に向けてほぼ水平な方向に移動する前記ステ ップの前に、液体の写真材料の層を有するウエブを鉛直方向下方に移動するステ ップと、 ウエブを鉛直方向下方に移動する間に材料を冷却するステップと、を備える方法 。
  3. 3.請求の範囲1に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、材料の 層が形成されたウエブを、写真材料を下に向けてほぼ水平な方向に移動する前記 ステップの前に、液体の写真材料の層を有するウエブを、写真材料を下に向けて 下方向に移動するステップと、ウエブを下方向に移動する間に冷却するステップ と、を備える方法。
  4. 4.請求の範囲3に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、液体材 料の層を有するウエブが、冷却中でかつほぼ水平に向けられる前に、鉛直に対し て32°で傾斜された通路に沿って動かされる方法。
  5. 5.請求の範囲1に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、被覆位 置が支持ローラを備え、その支持ローラの回りにウエブが巻かれ、ウエブをほぼ 水平方向に移動するステップはウエブが支持ローラを去るときに開始される方法 。
  6. 6.請求の範囲1に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、被覆位 置が回りにウエブが巻かれる支持ローラを備え、ウエブに写真材料を塗布するス テップがカーテン被覆によって行われ、ウエブは支持ローラの下側から直接ほぼ 水平に、導かれ、かつそのように導かれる間に冷却ステップが行われる方法。
  7. 7.請求の範囲1に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、支持体 に液体写真材料を塗布するステップがビード被覆で行われる方法。
  8. 8.請求の範囲7に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、材料の 層を有するウエブをほぼ水平の方向に被覆位置から離して導くステップと、 ウエブが下方向に移動するように被覆を有するウエブの向きを変えるステップと 、 材料の層を有するウエブを写真材料を下方向に向けてほぼ水平の方向に移動する 前記ステップの前のステップとしてウエブをほぼ水平に向きを変えるステップと 、 を備える方法。
  9. 9.請求の範囲8に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、ウエブ がほぼ水平に動くように向きが変えられる前にウエブが下方に移動する間に、ウ エブに付いた材料を冷却することを含む方法。
  10. 10.請求の範囲7に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、材料 の層を有するウエブを被覆位置から離して導くステップと、ウエブが水平に移動 しかつウエブに付いた液体写真材料が上を向くようにウエブの向きを変えるステ ップと、 ウエブが下方に移動するようにウエブの向きを変えるステップと、次に、材料の 層を有するウエブを写真材料を下方向に向けてほぼ水平の方向に移動する前記ス テップの前のステップとしてウエブをほぼ水平に向きを変えるステップと、 を備える方法。
  11. 11.前記請求の範囲のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造する方法に おいて、液体材料の層か下に向いてウエブがほぼ水平に移動するとき、ウエブが 水平に関して20°又はそれより小さい再度で傾斜している方法。
  12. 12.請求の範囲1ないし10のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造す る方法において、液体材料の層が下に向いてウエブがほぼ水平に移動するとき、 ウエブが水平に関して10°又はそれより小さい角度で傾斜している方法。
  13. 13.請求の範囲1ないし10のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造す る方法において、液体材料の層が下に向いてウエブがほぼ水平に移動するとき、 ウエブが水平に関して5°又はそれより小さい角度で傾斜している方法。
  14. 14.請求の範囲1ないし10のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造す る方法において、冷却ステップの始めにおいて凝縮を引き起こすような相対湿度 の空気が冷却ステップの始めにウエブと共に通過するのを阻止することを含む方 法。
  15. 15.請求の範囲1に記載の被覆された写真材料を製造する方法において、前記 被覆位置の回りに圧力が大気圧より高い空間を形成することと、大気がウエブと 共に前記空間から冷却が行われるゾーンに通るのを阻止することと、 を更に含む方法。
  16. 16.被覆された写真材料を製造する装置において、ウエブを位置決めするため の手段を有する被覆位置と、前記被覆位置を巡ってウエブを供給するための手段 と、前記ウエブを位置決めするための前記手段によって前記ウエブが位置決めさ れている間にウエブに液体の写真材料を付けるための手段と、液体の写真材料の 層が付いたウエブを液体の写真材料を下方に向けてほぼ水平方向に移動するため の手段と、 ウエブが液体の写真材料を下方に向けてほぼ水平になっている間に液体の写真材 料を冷却し、それによって液体の写真材料を凝固させるための手段とを備えた装 置。
  17. 17.請求の範囲16に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、ウ エブに液体の写真材料を付けるための前記手段が、前記ウエブを位置決めするた めの前記手段の上に配置されたホッパーと、前記ホッパーに液体の写真材料を供 給するための手段とを備え、前記ホッパーがホッパーに供給された液体の材料を 落下するカーテンに形成するようになっている装置。
  18. 18.請求の範囲17に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、前 記ウエブを位置決めするための前記手段が支持ローラを備え、前記装置が、支持 ローラの下側から直接、液体の写真材料を有するウエブをほぼ水平に移動させる ための手段を備えている装置。
  19. 19.請求の範囲17に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、前 記ウエブを位置決めするための前記手段が支持ローラを備え、前記装置が、液体 の写真材料を有するウエブを支持ローラから離して下方に移動するための手段と 、 下方に移動するウエブを液体の写真材料を下方に向けてほぼ水平に向きを変える ための手段と、 ウエブが支持ローラから離れて下方に移動するときにウエブに付いた液体の写真 材料を冷却するための手段とを備えた装置。
  20. 20.請求の範囲16に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、前 記ウエブを位置決めするための前記手段が支持ローラを備え、ウエブに液体の写 真材料を付けるための前記手段が、前記支持ローラに沿って配置されたホッパー を備え、そのホッパーはそのホッパーに供給された液体の材料がビードを介して ウエブへ通過するのを許容するようになっている装置。
  21. 21.請求の範囲20に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、ウ エブを支持ローラから離して上方に移動されるための手段と、上方に移動するウ エブを、ウエブが液体の写真材料を下方に向けてほぼ水平に移動するように、向 きを変える手段と、ウエブが下方向に移動するようにウエブの向きを変えるため の手段と、ウエブが液体の写真材料を下方に向けてほぼ水平に移動するように移 動するウエブの向きを変えるための手段とを備えた装置。
  22. 22.請求の範囲21に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、ウ エブが下方に移動する間にウエブに付いた液体の写真材料を冷却するための手段 を備える装置。
  23. 23.請求の範囲16に記載の被覆された写真材料を製造する装置において、前 記支持ローラの周囲で閉じられた空間を作るための手段と、前記閉じられた空間 に空気を供給し、それによって前記閉じられた空間内の圧力を前記閉じられた空 間の外側の圧力より高くするための手段と、空気が前記閉じられた空間からウエ ブに付いた液体の写真材料を冷却する手段に流れるのを防止するための手段とを 備えた装置。
  24. 24.請求の範囲16ないし23のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造 する装置において、液体の写真材料の層を有するウエブを液体の写真材料を下方 に向けてほぼ水平に移動するための前記手段が、ウエブを水平に対して20°又 はそれより小さい角度で移動するようになっている装置。
  25. 25.請求の範囲16ないし23のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造 する装置において、液体の写真材料の層を有するウエブを液体の写真材料を下方 に向けてほぼ水平に移動するための前記手段が、ウエブを水平に対して10°又 はそれより小さい角度で移動するようになっている装置。
  26. 26.請求の範囲16ないし23のいずれかに記載の被覆された写真材料を製造 する装置において、液体の写真材料の層を有するウエブを液体の写真材料を下方 に向けてほぼ水平に移動するための前記手段が、ウエブを水平に対して5°又は それより小さい角度で移動するようになっている装置。
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