JPH06507940A - 希ガスを用いる貯蔵の間の化学物質の酸化の制御方法 - Google Patents

希ガスを用いる貯蔵の間の化学物質の酸化の制御方法

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JPH06507940A
JPH06507940A JP5517101A JP51710193A JPH06507940A JP H06507940 A JPH06507940 A JP H06507940A JP 5517101 A JP5517101 A JP 5517101A JP 51710193 A JP51710193 A JP 51710193A JP H06507940 A JPH06507940 A JP H06507940A
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スペンサー、ケビン・シー
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レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の希ガスを含む混合ガスを用いる貯蔵中の化学物質の酸イヒの制御方法に関する 。
つ不活性に酸素を置換するために単に異なるガスを用0ることによって行われて いた。
ボンを用い、このアルゴンが酸素を放出すること力1ら、生物に、米国特許第3 ,143.471号は、乾燥アルゴンを親ここでは、この方法の唯一の目的は、 包装の空間力)ら水と酸素を移し変えることにある。
事実、化学物質または化学物質配合物の貯蔵の好ましく1方法か、不活性、また はコストを考慮してよく用(1られるIF−反応性雰囲気窒素環境条件下である ことが確率されて0る。
例えば、窒素またはアルゴンのいずれかは不活性または非反応性雰囲気であり得 るもので、化学物質または化学物質配合物例えばオイル類(日本国特許 320 0568)、ポリアクリル酸類(米国特許 4,622.425) 、N、N− ジアルキルアミノプロピル化合物類(日本国特許 63077848)、α−シ アノ−アクリルエステル(日本国特許52097913.85007609)  、ビニリデンハライド化合物類(米国特許 3,957,892)ナトリウム化 合物類(フランス国特許 2,261,51.8) 、化学噴射剤類(ドイツシ 国特許 3,00,712) 、治療液類(米国 4,664,256) 、シ リコンウェハ類(米国4,450.960) 、例えばアルコール溶液中のエル ゴペプチドアルカロイド類のような医薬品(米国特許 4,138゜565)、 ジヒドロキシコレカルシフェロール類(米国特許4.308.264、イギリス 国特許 2,091,556ドイツ国3,202,622、フランス国2,49 8,450、日本国特許 57144218、イギリス国2. 091゜556 、カナダ国特許1,174,605、IL 64798、スイス国特許6512 08、日本国特許86044845、ドイツ国3,202,622) 、生物学 源の薬剤調合物例えば抽出物類及びワクチン類(米国特許 3,143,471 、イギリス国特許 1006163、ドイツ国特許 1゜753.586、ドイ ツ国特許 2,208,321.オランダ国特許 7,210,592、ベルギ ー国特許 786991、日本国特許 4823919、フランス国特許 2゜ 194.418、イギリス国特許 1,376.3621゜カナダ国特許 98 9311)、クロロフィル類(日本国特許 60056984、日本国特許 8 8005034)、プロティン類(ヨーロッパ特許 204532、日本国特許 61278764、米国特許 4,644,976、米国特許 6,678,7 54、カナダ国特許 1. 263.075、ヨーロッパ特許 204532、 ドイツ国特許 3゜680954)酵素類例えばウロキナーゼまたはストレプト キナーゼ(日本国特許 54129185.8700559)、またはりボゾー ム成分類(米国特許4,830,858)、セル類(SU 1289437)  、組織類及び器官(ベルギー国特許8318889、オランダ国特許 7509 357、ドイツ国特許 2,437,812、スウェーデン国特許7.508, 725、フランス国特許 2,281,062、イギリス国特許 1,466. 205、米国特許 4,008.754、スイス国特許 589403、オース トリア国特許 7505161、ドイツ国特許 2,437,812、イタリア 国特許 1040412、日本国特許 51035583、日本国特許 830 40521) 、展開剤シート(日本国特許 3057689、米国特許 5, 064,070)、感光性ドナー媒体(米国特許 4,965.165)、農業 消毒懸濁液(日本国特許 2104502)等の包装または貯蔵に用いられる。
さらに、他の方法により、酸素を効果的に除去することは、例えばワクチンまた は抽出液(米国特許 3,378.443)等の生物学由来の薬剤の親液化にお いて、もしくは酸素の化学的吸収剤(日本国特許 52086987)を用いる ことによる希ガスの利用を含む希ガスの利用と、十分に置き換えることができる 。
さらに、一般的な不活性雰囲気下の化学物質の調製及び合成において、区別なく 窒素またはアルゴンのいずれかを利用することは、カテコール含有プロティンの 精製及び安定化(米国特許4,496,379) 、セラミック染料の調製(米 国特許4,314,810) 、ペプチドの合成(フランス国特許1,454, 653、オーストラリア国特許 6565762) 、抗性物質の合成(日本国 特許 58039650、日本国特許 89039416)等を含ませる。
しかしながら、化学物質または化学物質配合物の貯蔵において非反応性ガスを利 用することに関し、広範な文献があるにもかかわらず、酸化反応を特に制御する どのようなガスの利用について、どの文献もなにも述べていない。事実、もしも 、特に、直接、酸化反応を制御し得ることが良く知られたガスまたはガス混合物 があれば、それは非常に望ましいこと本発明の目的は、貯蔵中の化学物質または 化学物質配合物の酸化を制御する方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、貯蔵中の化学物質または化学物質配合物の酸化を抑制す る方法を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、貯蔵中の化学物質または化学物質配合物の安定化を強 化する方法を提供することにある。
また、上述の目的及びその他のことは、希ガス、希ガスの混合物、または少なく とも1種の希ガスを含むガス混合物と同様に接触することにより、その少なくと も一部の貯蔵の間、化学物質または化学物質配合物の酸化を制御する方法によっ て提供される以下の開示からさらに明らかになる。
図面の簡単な説明 図1は、酸素及び窒素雰囲気の両方の条件下におけるケルセチンの溶液の吸光係 数を示す。
図2は、25℃における酸素、窒素、アルゴン、クリプトン、及びキセノン雰囲 気下におけるケルセチンの溶液の吸光係数を示す。
図3は、25℃における酸素、窒素、アルゴン、ネオン及び空気雰囲気下におけ るケルセチンの吸光係数を示す。
図4は、周囲温度で31日の貯蔵の後の酸素、窒素、及びアルゴン雰囲気下にお けるモルフインサルフェートの吸光係数を示す。
図5は、周囲温度で31日間の貯蔵後の酸素、窒素、及びアルゴン雰囲気下のア ポモルフインヒドロクロリドの吸光係数を示す。
図6は、周囲温度で31日間貯蔵後の酸素、窒素、及びアルコン雰囲気下におけ るアポモルフインヒドロクロリドの吸光係数を示す。
図7は、31日間後の窒素及びアルゴン雰囲気下におけるアポモルフインヒドロ クロリドの吸光係数を示す。
図8は、周囲温度で31日間後の窒素、アルゴン、クリプトン及びキセノン雰囲 気下におけるエピネフリンヒドロクロリドの吸光係数を示す。
図9は、31日間、3か月、及び1.5か月後の各々の窒素及びキセノン雰囲気 下におけるエピネフリンヒドロクロリドの吸光係数を示す。
図10は、酸素及び窒素雰囲気下におけるL−アスコルビン酸の吸光係数を示す 。
図11は、周囲温度で30日間後の窒素、アルゴン、クリプトン、及びキセノン 雰囲気下におけるL−アスコルビン酸の吸光係数を示す。
図12は、周囲温度で暗くして3か月後の窒素、アルゴン、クリプトン、及びキ セノン雰囲気下におけるレチノールの吸光係数を示す。
図13は、33日間及び4か月後の各々の空気及び窒素雰囲気下におけるテトラ サイクリンヒドロクロリドの吸光係数を示す。
図14は、33日間及び4か月後の各々の空気及びネオン雰囲気下におけるテト ラサイクリンヒドロクロリドの吸光体一般的に、本発明によれば、化学物質また は化学物質配合物の酸化率に直接影響を与えることができることが見出された。
すなわち、本発明によれば、あるガスは、化学物質の酸化率に直接影響し、単に 酸化を遅延するだけでなく、物理的に作用し、酸素と不活性に置換することが見 出だされた。一般的に、本発明は、希ガス、希ガスの混合物、または少なくとも 一種の希ガスのを含む混合ガスの少なくとも一部の貯蔵の間、化学物質または化 学物質配合物を直接接触することによりでもたらされる。
このように、一般的に、本発明は、少なくとも一部の貯蔵の間、希ガスを含む雰 囲気、希ガスの混合物、または少なくとも一種の希ガスを含む混合ガスと、化学 物質または化学物質配合物とを接触することにより、この化学物質または化学物 質配合物が劣化する酸化反応を効果的に制御することができることを見出だした ことに基づく。さらに、本発明によれば、希ガスは、意外なことに、化学物質や 化学物質配合物の酸化を現に効果的に制御する窒素や、他の不活性または非反応 ガスよりも効果的であることが見出だされた。このため、本発明は、貯蔵中の化 学物質及び化学物質配合物の酸化反応を妨害する以前は発見されなかった希ガス の特性に基づく。
本発明によれば、化学物質または化学物質配合物の酸化を抑制する方法が提供さ れる。さらに、本発明は化学物質または化学物質配合物を貯蔵する間のどのよう なときでも有利に用いられる。
多くの化学物質または化学物質配合物は、酸化を抑制するため、不活性雰囲気下 で一般に包装または貯蔵される。この貯蔵は、この貯蔵は、本質的に化学物質ま たは化学物質配合物の価値を保護する。現在、このような雰囲気の構成において 、使用されるガスは、等量であると考えられ、窒素は低コストであるため、好ま しく用いられる。しかしながら、この利用は、窒素の酸素置換能力に制限される 。
これに対し、本発明によれば、意外にも、希ガスは、窒素によって表されるより も全く優れた割合に、特に酸化を抑制することが見出された。一般に、窒素の代 わりに希ガスを使用することは、貯蔵された化学物質または化学物質配合物にさ らに安定性を付与することが見出された。
ここで用いられるように、「希ガス」という言葉は、一般にアルゴン、キセノン 、クリプトン、またはネオンを含む。
他の希ガス例えばラドンまたはヘリウムも使用し得るが、一般的にラドンを使用 することは、危険な反応性により、実用的ではない。ヘリウムは、顕著な利益を 付与するけれども、他の希ガスよりは少なく、他のどのような希ガスとも自由に 混合でき、その利用は、水溶液への溶解度が低いこと及び放送材料を透過するこ とによって分散する傾向があることにより限定される。しかしながら、本発明は 、繰り返していえば、全ての希ガスが化学物質または化学物質配合物の酸化を抑 制能力を有することが見出されたことに、基づいている。
さらに、本発明によれば、大気に見られるものよりも量的に多い希ガスを含む雰 囲気は、貯蔵特性及び化学物質と化学物質配合物の寿命を顕著に改善することが 見出された。さらに、広い実用性及び明白な経済的効果は、効果的な改良である 。
一般に、通常の大気に見られるどのような量の上記希ガスでも、本発明に有利に 使用し得る。例えば、アルゴンは、大気中に約0.934容量%の量で存在する ことを許容される。
で大気中に存在する。コツトン、及びウィルキンソンの上敷無機化学(第3版、 Wiley)。このように、本発明の目的のためには、大気に見られるよりも多 い量のどのような量の希ガスでも使用し得る。アルゴンについては、この量は、 好ましくは少なくとも1容量%であり、さらに好ましくは1容量%を越える量で ある。
ネオン、クリプトン、及びキセノンについては、その量は一般的に各々少なくと も0.05容量%である。しかしながら、一般的に、使用されるネオン、クリプ トン、及びキセノンの好ましい墓は、各々約0.1容量%以上である。
このように、一般にどのようなガス、混合ガス、液体、または液体混合物でも、 上述の少なくとも1種のある量の希ガスを含んでいれば、本発明に使用し得る。
しかしながら、好ましくは、これらは少なくとも上述の好ましい量を含有する。
少なくとも1種の希ガスを含んでいれば、希ガスまたは希ガス混合物に加えて、 どのような混合ガスでも本発明に使用することができる。例えば、空気分離プラ ントからの未精製の混合ガス例えば90 : 10 Kr :Xe、及び1:I  He:Ne等を使用することが効果的であることがわかった。
に近い低圧から1100atを越える非常に高い気圧までの使用が許容できるこ とがわかった。しかしながら、本発明によれば、一般的には、約0. 5ないし 20atmの範囲の雰囲気を使用することが好ましく、さらに好ましくは約1な いし10atmである。
さらにまた、全く意外なことに、本発明によれば、化学物質または化学物質配合 物における希ガスの作用は、酸素の完全にない状態で最大限に起こり、しかしな がら、それにもかかわらず酸素の存在中でも実質的に見られることが見出だされ た。
事実、安定化される化学物質または化学物質配合物が酸素の存在する不活性また はさらに好ましくは希ガス雰囲気下で調製されるとき、優れた結果が得られる。
本発明によれば、希ガス含有雰囲気が他の不活性ガス例えば窒素等を含有すると きでも、効果的安定化が見られる。この効果は、実際量の存在する希ガスに直接 関連し、化学物質または化学物質配合物の反応位に有用であるように思われる。
一般に、本発明によれば、その効果は、希ガス含有雰囲気が、酸素、二酸化炭素 、水または亜酸化窒素を含む他の反応ガスを含有する雰囲気を含む場合にも見ら れる。このような場合、これらの酸素含有ガスの含有物の直接の結果において、 耐酸化効果の減少がみられ、この濃度の正の一次関数である。
このため、アルゴンが、酸素、二酸化炭素、水または亜酸化窒素と混合された空 気中の通常の濃度(0,1容量%)よりも少し多い濃度で存在するときに最小限 の効果が見られることに対して、アルゴンが付加された雰囲気の100%で存在 するとき、(及び高圧によってアルゴンの相対モル濃度が増加することにより効 果性が増えるとき)最大限の耐酸化性効果のアルゴンが見られる。一般にこの方 法は、雰囲気の50%を越える希ガス濃度が用いられるときもっと実効果的であ り、好ましくは雰囲気の90%を越え、さらに好ましくは95%を越える。
さらに本発明の改良は、一般的に他のガスの反応生物が酸化を促進し、所望の効 果を阻止することを除いては、他のガスを含む希ガス含有雰囲気に一般的に示さ れる。この為、希ガスを含むガス混合物は、希ガスを含まない同様の混合物より 少なく酸化を促進する。
一般的に、本発明によれば、希ガスの耐酸化性能力は次の順序である。
Xe >K r >A r >Ne >Heこの順序は、実際に存在する雰囲気 、特に、減少する種の存在及びその酸化反応の性質における酸素含有または他の 酸化種に強く依存している。
また、希ガスの観察され得る効果は、部分的であって、処理される化学物質また は化学物質配合物における相対溶解度に依存しない。
また、希ガスの観察され得る効果は、部分的であって、主題となる化学物質配合 物からの酸素または水の放出の相対能力に、完全に依存しない。
また、希ガスの効果は、他のガスへの混入により、改善され得るかまたは有効に 高められ得る。
さらにまた、本発明に見られる改良は、雰囲気の使用と同様の方法で、酸化の阻 止に適用されたとき、水溶性であっても非水溶性であっても、希ガス含有溶液と して優れる。この利用において、最適な方法は、散布すること、添加すること、 または圧力を用いることもしくは極低温液体を導入することにより、溶液をガス で飽和することからなる。
本発明によれば、例えば極低温アルゴン等の希ガスからなるまたは含有する極低 温液体下の化学物質または化学物質配合物は、液体窒素(不活性)、または極低 温二酸化炭素(活性)と比較して、貯蔵特性及び酸化の阻止における著しい改良 を示す。
さらにまた、本発明の使用の好ましい方法は、一番良い効果を示す希ガス、希ガ スの混合物、または少なくとも1種の希ガスを含有する混合ガスを含む雰囲気下 で、化学物質または化学物質配合物を貯蔵することであり、さらには、ガス及び 水分不透過性容器に貯蔵すること、低温で貯蔵すること、及び入射光または他の 照射を遮断する容器に貯蔵することである。
一般に、酸化による劣化の影響を受けやすい化学物質のたは化学物質配合物は、 本発明により、保護され得る。例えば、このような化学物質または化学物質配合 物は、化学試薬、脱酸素溶媒、還元剤、及び触媒を含有する。さらに、約−20 ℃ないし約60℃の貯蔵温度、好ましくは約−10ないし行く30℃を用いるこ とができる。
実施例 広範囲の化学物質について、試験雰囲気下での酸化劣化を試験した。これらの化 学標本は、酸化劣化に供される種々の市販されている、価値ある化学標本の代表 (それらに限るものではない)であるように選択された。
酸化の進行は、測定される化学的劣化の性質に応じて、紫外線/可視光分光分析 により、又は分光色度法により、又は直接視覚による観察により、又は検出し得 る生成物の生成により(化学的に、又はガスクロマトグラフィー/質量分析によ り、又は薄膜クロマトグラフィーにより検出された)、又は他の標準的な手段に より監視された。
試験された雰囲気は、アルゴン、キセノン、クリプトン、ネオン、ヘリウム、及 びそれぞれの対及び三つ組のデシル混合物、及びある代表的な他の組合せを包含 する。試験は、水蒸気、光、温度の存在下又は不在下で、かつ濃度及びpHの異 なる条件下で行われた。ある場合には、変化する効果を観察するために、ある期 間後に雰囲気が変えられた。例えば、希ガス含有雰囲気を空気又は酸素に置換す ると、最大劣化効果を生じ、希ガス含有雰囲気の窒素への置換は、直ちに、観察 された遅延効果を終了させることが、希ガスによる酸化の遅延のどの場合にも観 察された。
一般に、亜酸化窒素、二酸化炭素、空気、及び酸素は、劣化性酸化効果を生じ、 窒素は、酸素が反応から排除される程度にこれらの効果を低下させ、希ガスは、 更にこの効果を低下させた。この更なる効果は、種々の希ガスと窒素の種々の脱 着力によって説明され得るよりも多量に、及び溶液中への種々の溶解度によって 説明され得るよりも多量に酸素が添加されたときでさえ、明白である。
試験された圧力は、はぼ真空から1100atまで変化させ、希ガスの効果は、 圧力とともに増加し、一方、窒素は増加した有効性を示していない。
本発明のガスの下で貯蔵されたときにより安定であることが見出だされた、窒素 の下で現在貯蔵されている化合物の例は、次の通りである。
アポモルヒネHCI 硫酸モリヒネ エピネフリン遊離塩基 キニーネヘミ硫酸塩 テトラサイクリンHCI L−アスコルビン酸 精油 フェニルブタゾン ターボカイン ビタミンB1 特異的実施例 実施例1:クエルセチン 過敏化学物質の酸化 ・溶液の調製:溶液C 100m1の0.05モルTRl5バッフ7−(1)N9゜0.25℃)への0 .01gのクエルセチンの溶解溶液の初期色:黄色 ナルゲン(Nalgene)琥珀色ボトル内に入れて冷凍機内に貯蔵 ・ガス飽和 1Qccの血清ビン内に7 m 1 / e aの溶液Cを移し、蓋をして封止 する(ゴムのストッパー士アルミニウムのシール)第1の小ビン内で酸素(オン ライン)を1分間バブリングし、正の圧力下に置く。小ビンにClO2とラベル をつける。
第2の小ビン内で窒素(オンライン)を1分間バブリングし、正の圧力下に置く 。小ビンにC/ N 2とラベルをつける。
・貯蔵; 2つの小ビンを室温で週末まで(光から防御せずに)貯蔵1、視覚による観察: 09/14/91小t:’ ンC/ 02 (09/ 13 / 91 Q U  E RCO1、W P参照)はオレンジ色に変り、一方、小ビンC/ N 2 は黄色のままである。その後の日数の経過によっても更に色の変化は観察されな い。
2、全範囲のスキャン(900−190nm): 09/16ブルーのシリコー ンで栓をすることにより、2つの気密アクリルキュベツトを製造する。
キュベツト1をOで30秒オンラインでパージする。キュベツト2をN2で30 秒オンラインでパージする。
ブランクキュベット二3mlのり、I、N20で満たされたアクリルキュベツト あらかじめ02でパージされた3ccのシリンジを用い、3ccを小ビンClO 2からキュベツト1に移す。
あらかじめN2でパージされた3ccのシリンジを用い、3ccを小ビンC/N 2からキュベツト2に移す。
分光光度計 PARAM: 吸光度 スリットlnm 速度1,500nm/分 全範囲のスキャン(900−190nm)対ブランクキュベツト1 ファイルネ ームCO201,SPキユベツト2 ファイルネームCN201.5PCO20 1,SPとCN201.SPのスペクトルの比較は、クエルセチンの酸化は、3 25nmにおいてABSを増加させ、400nmにおいてABSを減少させるこ とを示している。従って、400nmにおけるABSの減少を追跡することによ り、クエルセチンの酸化を監視することが決定さ100m1の0.05モルTR l5バッフy−(pH9゜0.25℃)に10mgのクエルセチン(ジグ70− 0125)を溶解することにより、新しいクエルセチン溶液を調製する。100 ccの血清ビン内に溶液を移す。蓋をして封止する(ゴムのストッパー士アルミ ニウムのシール)。オンラインの窒素(20psi排気圧)で3分間溶液を流す 。小ビンを正の圧力下に置く。光による劣化を防止するため、小ビンをアルミニ ウム箔で包む。
冷凍機内での貯蔵:溶液C 2,400nmでのCPRG 5セル:実験1ブランクキュベツト:2.5ml のTRl5バツフアー(pH9,0)で満たされたアクリルキュベツト5つのア クリルキュベツトにラベルをつけ、ブルーのシリコーンで栓をする(気密に)。
ラベル=QT4Gn ここで、Q=クエルセチン T4==実験No、4 G=ガス、 n : 1=02.2−N2.3−Ar、 4−Krs 5=Xe オンラインの窒素でそれぞれにつき1分間、キュベツトを流す。2つの3ccシ リンジの下に置く。
3ccシリンジをN2でパージする。100ccの血清ビンから溶液Cの2.5 mlを採取する。QT4G2キュベツトに注入する。QT4G3,4.5および 1について同様に処理をすすめる。キュベツトが言及される順序が考慮される。
適当なガス2X10ccをそれぞれのキュベツトに導入してバブリングする。1 0ccのシリンジを除去する。4ccの適当なガスをそれぞれのキュベツトに加 え、それを正の圧力の下に置く。N20へのガス溶解度の増加する順序:即ちガ ス導入の直後に、キュベツトをセルホルダー(温度:25℃)内に置く。実験を 開始する。
CPRG 5つのセル 波長 400nm データポイント 450 → 2時間の実験Int、 168 ファイルネーム:QT4G1・・・5.SP3.400nmでのCPRG 5セ ル:実験2実験されるガスを除いて実験1と同様の手順QT4G6.3P 02 QT4G7.3P N2 QT4G8.3P Ar QT4G9.Sr Ne QT4GO,SP 空気 次の順序でガスの導入がなされる: N 2 、N e s A r s空量下 のことを除いて実験1と同様の手順100m1の0.05モルTRl5バッフy −(pH9゜0)l::10mgのクエルセチン(Q−0125)を溶解するこ とにより、新しいクエルセチン溶液を調製する。ナルゲン(Nalgene)琥 珀色ボトル内に入れて冷凍機内に貯蔵する。溶液を空気中に維持する。N2は流 さない。ガス導入の順序は、やはりN2 、A r s K r s X e  s最後に02の順序である。
ファイルネーム:QT4G1・・・5.SP5.400nmでのCPRG 5セ ル:実験4実験されるガスを除いて実験3と同様の手順QT4G6.3P 02 QT4G7.8P N2 QT4G8.8P Ar QT4G9.SP Ne QT4GO,SP 空気 次の順序でガスの導入がなされる: N2、Ne5Ar、空気、最後に02゜ 10mgのクエルセチン(Q−0125)を計量する。これを100ccの血清 ビン内に収容する。蓋をして封止する(ゴムのストッパー+アルミニウムのシー ル)。オンラインの窒素(非常に低い流量の流れ)を3分間、小ビンの頭部空間 に流す。
100ccの血清ビンを110m1の0,05モルTRl5バツフアーpH9, 0(25℃)で満たす。蓋をして封止する。オンラインの窒素(高流量の流れ) で5分間バブリングし、02を置換する。正の圧力の下に置く。
(サンプリング前にN2でパージされた)60ccB−Dシリンジを用いて、小 ビンからN2によって流されたTRl5バツフアーを除去し、クエルセチン乾燥 化学物質を収容する100cc血清ビンに注入する:溶液Cクエルセチン溶液を オンラインの窒素で5分間バブリングする。正の圧力の下に置く。
100μg/mlのクエルセチン溶液を冷凍機内に貯蔵する(血清ビンは光によ る劣化を避けるためアルミニウム箔で包まれる)。
2.400nmでのCPRG 5セル:実験1ブランクキュベツト:2.5ml のTRl5バツフアー(p H9,0)で満たされたアクリルキュベツト5つの アクリルキュベツトにラベルをっけ、ブルーのシリコーンで栓をする(気密に) 。
ラベル−QT4Gn ここで、Q=クエルセチン 0゜−〇2添加 T1=実験No、1 G=ガス、 n:1=02.2=空気、3−N2.4=Ar−5干Xe オンラインの窒素をそれぞれにつき1分間、キュベツトに流す。2つの10cc シリンジの下に置く。
3ccB−Dシリンジ(N 2でパージ)を用いて、溶液Cの2.5mlをそれ ぞれのキュベツトに移す。適当なガス4X10c cを次の順序でそれぞれのキ ュベツトに導入してバブリングする: N2 、A r−及び次いでXe05つ のスペルクリンシリンジをそれぞれにつき1mlの02で満たす。
次に、出来るたけ速く操作し、QO2TIGO2キュベツト内を4X10ccの 02でバブリングする。キュベツトをセルホルダー(温度:25℃)内に置く。
(0,5mlのOットのブルーのシリコーンの栓に突き刺す。針をスライドし、 同時にプランジャーを押し、キュベツト当り0.5mlの02を注入する。そし て実験を開始する。
CPRG 5つのセル 波長 400nm データポイント 450 → 2時間の実験Int、 16s ファイルネーム:QTIGOl・・・5.SP3.400nmでのCPRG 5 セル:実験2以下を除いて実験1と同様の手順 ・ガス導入:それぞれのキュベツトのガス飽和(特に空気及び酸素について)間 のタイムラグを減少させるために、2X10ccの適当なガスのみ(4X10c cの代わりに)赤ツベルクリンシリンジからの0.75m1の02のパーパート V 10mgのクエルセチン(シグマQ−0125)を計量する。これを100cc の血清ビン内に収容する。蓋をして封止する(ゴムのストッパー士アルミニウム のシール)。オンラインの窒素(非常に低い流量の流れ)を3分間、小ビンの頭 部空間に流す。
100ccの血清ビンを110m1の0.05モルTRl5バツフアーpH9, 0(25℃)で満たす。蓋をして封止する。オンラインの窒素(高流量の流れ) で5分間ノくブリングし、0□を置換する。正の圧力の下に置く。
(サンプリング前にN でパージされた)60ccB−Dシリンジを用いて、小 ビンからN によって流されたTRISバッファーを除去し、クエルセチン乾燥 化学物質を収容する1、 OOc c血清ビンに注入する:溶液Cクエルセチン 溶液をオンラインの窒素で5分間ノくブリングする。正の圧力の下に置く。
100μg/mlのクエルセチン溶液を冷凍機内に貯蔵する(血清ビンは光によ る劣化を避けるためアルミニウム箔で包まれる)。
2、タイムゼロサンプル ブランクキュベツト:2.5mlのTRl5/<・ソファ−(p H9,0)で 満たされたアクリルキュベツト1つのアクリルキュベツトをブルーのシリコーン で栓をする(気密に)。オンラインの窒素を1分間、キュベツトに流す。3cc B−Dシリンジ(N2でパージ)を用いて、溶液Cの2.5mlをキュベツトに 移す。
サンプルキュベツト対ブランクの全範囲スキャン(900−190nm)を行う 。
分光光度計 PARAM: 吸光度 スリットlnm 速度1..500nm/分 espl 5aveY prtN ファイルネーム:QUERINIT、sp3、長期貯蔵のための小ビンの製造 7つの10cc小ビンに蓋をして封止する(ゴムのストッパー+アルミニウムの シール)。オンラインの窒素を2分間小ピン全体に流す。2つの10ccシリン ジの下に置く。
(サンプリング前にN2でパージされた)10ccシリンジを用いて、100c cの小ビンから溶液Cを7ml除去し、1Qccの小ビンに注入する。残りの1 0ccについても同様の手順で進行する。
それぞれの小ビンを3X30ccの適当なガスでバブリングする。追加の10c cの適当なガスを注入し、小ビンを正の圧力の下に置く。
ガス導入を次の手順で行なう:N2、Ne5ArSKr1Xe、空気、最後に0 2゜ 1Qccの小ビンを実験室の作業台の上に室温の下に置く。
4、全範囲スキャン(900−190nm)小ビンの色の変化を視覚により規則 的に観察する。
30日経過後 ・ブランクキュベツト:2.5mlのTRl5バッファーpH9,0で満たされ たアクリルキュベツト1つのアクリルキュベツトにラベルを付し、栓をする:Q UED30G1 (QUE=クエルセチン、D30−30日経過、G1−空気) 、オンラインの窒素を1分間、キュベツトに流す。次いで、キュベツトに4X1 0ccの適当なガス(空気)を流す。2つの1Qccシリンジの下に置く。
・ (サンプリング前に適当なガスによりパージされた)3CCのシリンジを用 いて、2.5mlの空気−飽和されたクエルセチン溶液を除去し、キュベツトに 注入する。スキャン(900−190nm)する。
他のキュベツトについても、同様にして進行する。
分光光度計 PARAM: 吸光度 ファイルネーム: QUED30G1.SP 空気 QUED30G2.5P N、。
QUED30G3. SP Ar QUED30G4. SP Kr QUED30G5. SP Xe QUED30G6. SP Ne QUED30G7.SP O2 クエルセチンの実験結果を図1−3に示す。図1は、400nmにおける次のA BSが、分子の急速な酸化を表わすことを示している。図2は、窒素がアルゴン に比較して劣った酸化阻止効果を示し、クリプトン及びキセノンはアルゴンより も良好に酸化を阻止することを示している。図3は、ネオンがアルゴンとほぼ同 様に酸化を阻止することを付加的に示す繰り返しく図2と図3の相違は異なる出 発時間のためである)を示している。ネオンと窒素の溶解度は非常に類似してい るにもかかわらず、アルゴンとネオンの溶解度は非常に異なっているので、活性 は、少なくとも部分的には溶解度に独立であることは明らかである。
実施例2:モルフイネ硫酸塩 窒素の下で製造された0、1mg/mlのメタノール溶液として、暗所で30日 間貯蔵する。図4の結果は、22〇−260nmの吸光度範囲における酸化の相 違を示し、そこでは吸光度の増加は酸化の増加に比例する。
実施例3 アポモルヒネMCl 0.1mg/mlのメタノール溶液として貯蔵され、この化合物は、容易に酸化 されて緑色になる。この部分のスペクトルは、3つの累積図面において酸素、窒 素又はアルゴンの下で31日間貯蔵した後に示される。図5は、酸化により生じ た300nmの後方の吸光度の大きな増加を確認する全スペクトル図を示す。図 6は、370−450nmの臨界領域、及び酸素により生じた最大の酸化を示す 。図7は、31日後のアルゴンと窒素との間の実質的な相違を示す。120日後 に、酸素と窒素のサンプルの間の相違はゼロになり、一方、アルゴンの吸光度は 酸素のそれの半分になる。
実施例4 エピネフリンMCI 脱ガス水中における40mg/ml溶液として貯蔵し、毎月12ケ月間分析した 。図8は、横軸をシフトしたフルスキャンの吸光度として測定された酸化防止効 果の、窒素に対するキセノン及びアルゴンの優位を示している(増加−酸化され た形)。図9は、窒素とキセノンについて、3.5月後に対する1ケ月後の酸化 の程度を比較した場合の優位を示して脱ガス水中における100mg/ml溶液 として貯蔵した。
図10は、酸化性の横軸吸光度シフトを示す。図10よ、保存性が、30日後に Kr>Ar>Ne>N2>Xeの順序であることを示している。
実施例6:レチノール 図12は、窒素に比較して希ガスの下では、レチノールの貯蔵において非常に大 きな改良が得られることを示してV)る。
実施例7:テトラサイクリンHCl 1ケ月及び4ケ月間、水中、10mg/mlとして貯蔵した。図13は、酸素雰 囲気対窒素雰囲気の時間に対する酸化を比較している。図13と図14の比較は 、ネオン雰囲気がより大きな防御を提供することを明らかに示している。
このように、本発明は、貯蔵される、化学物質又は化学物質配合物、又はその双 方の酸化を制御する上で驚異的に有効である。
一般に、貯蔵には、より低温及び常温が好ましく、化学物質又は化学物質配合物 の貯蔵に通常使用されるのと同じ温度が、本発明に従って使用され得る。
更に、アルゴン−クリプトン、クリプトン−ネオン、キセノン−クリプトン又は アルゴン−ネオンのような2成分混合物を使用し得るが、例えば希ガスの3成分 混合物又は4成分混合物さえも使用してもよい。
また、約1:1のHe / N e及び約90 : 10のK r / Xeの ようなオフストリームガスに加えて、脱酸素化された空気中に少なくとも1種の 希ガスを含む混合物を用いることもまた有利である。本明細書で使用されている 「脱酸素化]なる語は、一般に、約15体積%未満、好ましくは約10体積%未 満、より好ましくは約5体積%未満の酸素含量を意味する。
更に、ガス又はガス混合物は、ガス状又は液状の形で導入し得る。液状の形なら ば、そのまま使用してもよく、又は液体窒素のような適切な液体に溶解してもよ い。
更に、たとえ化学物質又は化学物質配合物が、貯蔵期間の一部のみの期間、本発 明のガスと接触したとしても、本発明の利点が得られることを理解すべきである 。しかし、一般に、全貯蔵期間を通してそのような接触を行うことが好ましい。
以上、本発明について説明したが、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、 多くの変形及び修正が種々の態様になされ得ることは、当業者に明らかであろう 。
特表十6−507940 (1Q) 1+、th+、lム一−−〜轟 PCT/EP 93100802

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.化学物質又は化学物質配合物を、少なくとも1種の希ガス、希ガス混合物、 又は少なくとも1種の希ガスを含有するガス状混合物と、少なくとも貯蔵の一部 の期間、接触させる工程を具備する、化学物質又は化学物質配合物の酸化を制御 する方法。
  2. 2.前記化学物質は、医薬化合物である請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記化学物質は、化学試薬又は反応中間体である請求項1に記載の方法。
  4. 4.前記化学物質は、触媒である請求項1に記載の方法。
  5. 5.前記化学試薬は、生化学化合物である請求項4に記載の方法。
  6. 6.前記化学物質配合物は、医薬組成物である請求項1に記載の方法。
  7. 7.前記化学物質配合物は、反応混合物である請求項1に記載の方法。
  8. 8.前記化学物質又は化学物質配合物は、前記希ガス、希ガス混合物、又は少な くとも1種の希ガスを含有するガス状混合物と、貯蔵期間中接触される請求項1 ないし7に記載の方法。
  9. 9.前記希ガスは、アルゴン、クリプトン、ネオン及びキセノンからなる群から 選ばれた請求項1ないし8に記載の方法。
  10. 10.前記希ガス混合物は、約1:1のHe/Ne又は約90:10のKr/X eである請求項1ないし9に記載の方法。
  11. 11.前記少なくとも1種の希ガスを含有するガス状混合物は、脱酸素化された 空気をも包含する請求項1に記載の方法。
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