JPS60239415A - エトポシド注射剤 - Google Patents
エトポシド注射剤Info
- Publication number
- JPS60239415A JPS60239415A JP9565984A JP9565984A JPS60239415A JP S60239415 A JPS60239415 A JP S60239415A JP 9565984 A JP9565984 A JP 9565984A JP 9565984 A JP9565984 A JP 9565984A JP S60239415 A JPS60239415 A JP S60239415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etoposide
- injection
- liquid composition
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明のエトポシド注射剤は抗癌剤として有用なもので
ある。
ある。
エトポシドの注射剤はカンサー(cancθr ) V
o135、p1141−1144(1975)等により
エトポシド、ポリエチレングリコール300、トウイー
ン80、無水クエン酸、ベンノルアルコール及び無水エ
タノールを含有するアンプル製剤が記載され公知である
。
o135、p1141−1144(1975)等により
エトポシド、ポリエチレングリコール300、トウイー
ン80、無水クエン酸、ベンノルアルコール及び無水エ
タノールを含有するアンプル製剤が記載され公知である
。
本発明は、保存中に着色等による品質低下の著るしく少
ない安定な注射剤を提供するものである。
ない安定な注射剤を提供するものである。
本発明は密閉容器中に、′
エトポシドを10重量部
ポリアルキレングリコールを200〜400好ましくは
250〜350重量部 界面活性剤を5〜60 好ましくは30〜50重量部 無水有機酸を0.3〜2 好ましくは0.5〜1.5重量部 および エタノールを70〜300 好オしくけ100〜200重量部 の割合で含有する液状組成物が、不活性ガスとともに封
入されているエトポシド注射剤に関するものであり、こ
のような注射剤とすることにより、変色の少ない優れた
エトポシド注射剤とすることができたものである。
250〜350重量部 界面活性剤を5〜60 好ましくは30〜50重量部 無水有機酸を0.3〜2 好ましくは0.5〜1.5重量部 および エタノールを70〜300 好オしくけ100〜200重量部 の割合で含有する液状組成物が、不活性ガスとともに封
入されているエトポシド注射剤に関するものであり、こ
のような注射剤とすることにより、変色の少ない優れた
エトポシド注射剤とすることができたものである。
ポリアルキレングリコールとしては通常ポリエチレング
リコール400等が使用される。
リコール400等が使用される。
界面活性剤としては注射用に使用しうるものであれば特
に制限はないが通常トウイーン■(Tween) 80
が好ましい。
に制限はないが通常トウイーン■(Tween) 80
が好ましい。
無水有機酸としてはクエン酸、コI・り酸、酒石酸およ
びリンゴ酸等が使用される。
びリンゴ酸等が使用される。
不活性ガスとしては窒素、ヘリウム、ネオン。
アルゴン及び炭酸ガス等があげられる。
また本発明における密閉容器としては通常注射剤溶液の
密閉容器として使用されるアンプル。
密閉容器として使用されるアンプル。
バイアルいずれも使用することができる。
本発明の注射剤は次のようにして製造することができる
。
。
まずポリアルキレングリコール、界面活性剤、有機酸お
よびエタノールを混合し、均一な混合液とし次いでエト
ポシドを添加し、均一に溶解した後、除菌フィルターで
濾過し、液状組成物を得る。
よびエタノールを混合し、均一な混合液とし次いでエト
ポシドを添加し、均一に溶解した後、除菌フィルターで
濾過し、液状組成物を得る。
得られた液状組成物を常法により密閉可能な容器例えば
アンプルに充填し、容器の空間部を不活性ガスで置換し
、常法により密閉することにより本発明の注射剤とする
ことができる。
アンプルに充填し、容器の空間部を不活性ガスで置換し
、常法により密閉することにより本発明の注射剤とする
ことができる。
またエトポシドを他の成分とともに最初から一緒に混合
溶解して液状組成物を調製してもよい。
溶解して液状組成物を調製してもよい。
また不活性ガスでの置換は容器に充填された液状組成物
中にバブリングして行う方が着色防止効果の点からは好
ましい。
中にバブリングして行う方が着色防止効果の点からは好
ましい。
本発明のエトポシド注射剤は、50℃条件下で30良の
保存においてもほとんど変色はみられずその変色率は対
照品(液状組成物にベンジルアルコールを含み、アンプ
ル空間部が不活性ガス置換されていないもの)の変色率
の1/7〜1/29である。
保存においてもほとんど変色はみられずその変色率は対
照品(液状組成物にベンジルアルコールを含み、アンプ
ル空間部が不活性ガス置換されていないもの)の変色率
の1/7〜1/29である。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
ポリエチレングリコール400を600岬、界面活性剤
(ポリノルベート80)80■、無水クエン酸2岬、無
水エタノール298岬をあらかじめ混合し、均一の溶液
とした後、エトポシド20■を加え、混合溶解し、均一
な液状組成物を得た。
(ポリノルベート80)80■、無水クエン酸2岬、無
水エタノール298岬をあらかじめ混合し、均一の溶液
とした後、エトポシド20■を加え、混合溶解し、均一
な液状組成物を得た。
この液状組成物を窒素とともにアンプルに充填し、熔封
し、エトポシド注射剤を得た。
し、エトポシド注射剤を得た。
また更に本実施例において不活性ガスを、炭酸ガス、ヘ
リウムに変えて同様にエトポシド注射剤を得た。
リウムに変えて同様にエトポシド注射剤を得た。
実施例2
実施例1と同様にして、下記液状組成物をアンプルに窒
素ガスとともに充填、熔封し、本発明のエトポシド注射
剤を得た。
素ガスとともに充填、熔封し、本発明のエトポシド注射
剤を得た。
エトポシド 20M9
ポリエチレングリコール400 600119ポリソル
ベート80 60■ コハク酸 1η エタノール(無水) 319■ 試験例 本発明の実施例1で得られたエトポンド注射剤を50℃
の恒温室に30日保った後、液状組成をアンプルより取
り出し、その着色の程度を吸光光度計により測定し、そ
の変色率を下式によりめた。
ベート80 60■ コハク酸 1η エタノール(無水) 319■ 試験例 本発明の実施例1で得られたエトポンド注射剤を50℃
の恒温室に30日保った後、液状組成をアンプルより取
り出し、その着色の程度を吸光光度計により測定し、そ
の変色率を下式によりめた。
変色率(%)=(アンプル充填直前の液状組成物の透過
率(%))−(保存後の透過率(%))l÷(アンプル
充填直前の液状組成物の透過率C%)X100(注)透
過率は波長460 nmにおけるものを測定した。
率(%))−(保存後の透過率(%))l÷(アンプル
充填直前の液状組成物の透過率C%)X100(注)透
過率は波長460 nmにおけるものを測定した。
なお対照として実施例1の液状組成物に、更にベンジル
アルコール30Wiを加え、その分エタノールを減じた
下記液状組成物 エトポシド 20岬 ホリエチレングリコール400 6 00■ポリンルベ
ート80 80岬 無水クエン酸 21v ベンジル1ルコール 30η エタノール(無水) 268q を不活性ガスを使用することなくそのままアンプルに充
填し、アンプルを溶封し、エトポシド注射剤としたもの
を用いた。
アルコール30Wiを加え、その分エタノールを減じた
下記液状組成物 エトポシド 20岬 ホリエチレングリコール400 6 00■ポリンルベ
ート80 80岬 無水クエン酸 21v ベンジル1ルコール 30η エタノール(無水) 268q を不活性ガスを使用することなくそのままアンプルに充
填し、アンプルを溶封し、エトポシド注射剤としたもの
を用いた。
変色率の測定結果を液状組成物の外観とともに次表に示
す。
す。
表1. エトポシド注射液の変色率
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 密閉容器中に、 エトポシドを10重量部 ポリアルキレングリコールを 200〜400重量部界
面活性剤を 5〜60重量部 無水有機酸を 0.3〜2重量部 および 無水エタノールを 70〜300重量部の割合で含有す
る液状組成物が不活性ガスとともに封入されていること
を特徴とするエトポシド注射剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9565984A JPS60239415A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | エトポシド注射剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9565984A JPS60239415A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | エトポシド注射剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60239415A true JPS60239415A (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=14143615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9565984A Pending JPS60239415A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | エトポシド注射剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60239415A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4772589A (en) * | 1986-10-29 | 1988-09-20 | Bristol-Myers | Etoposide solution in NMP |
US4927638A (en) * | 1986-10-08 | 1990-05-22 | Bristol-Myers Company | Etoposide solutions |
WO1996033745A1 (en) * | 1995-04-26 | 1996-10-31 | Sugen, Inc. | Formulations for lipophilic compounds |
JP2015523401A (ja) * | 2012-08-03 | 2015-08-13 | メステックス・アー・ゲー | レシニフェラトキシン溶液 |
JP2022508807A (ja) * | 2018-10-16 | 2022-01-19 | ユーエス・ナノ・フード・アンド・ドラッグ・インコーポレーテッド | 腫瘍内注射製剤 |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9565984A patent/JPS60239415A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4927638A (en) * | 1986-10-08 | 1990-05-22 | Bristol-Myers Company | Etoposide solutions |
US4772589A (en) * | 1986-10-29 | 1988-09-20 | Bristol-Myers | Etoposide solution in NMP |
WO1996033745A1 (en) * | 1995-04-26 | 1996-10-31 | Sugen, Inc. | Formulations for lipophilic compounds |
EP0997153A1 (en) * | 1995-04-26 | 2000-05-03 | Sugen, Inc. | Formulations for lipophilic compounds |
JP2015523401A (ja) * | 2012-08-03 | 2015-08-13 | メステックス・アー・ゲー | レシニフェラトキシン溶液 |
JP2022508807A (ja) * | 2018-10-16 | 2022-01-19 | ユーエス・ナノ・フード・アンド・ドラッグ・インコーポレーテッド | 腫瘍内注射製剤 |
EP3866783A4 (en) * | 2018-10-16 | 2022-08-03 | US Nano Food & Drug Inc | INTRATUMOR INJECTION FORMULATION |
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