JPH0650641U - 手持ち式マッサージ機 - Google Patents

手持ち式マッサージ機

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JPH0650641U
JPH0650641U JP8800492U JP8800492U JPH0650641U JP H0650641 U JPH0650641 U JP H0650641U JP 8800492 U JP8800492 U JP 8800492U JP 8800492 U JP8800492 U JP 8800492U JP H0650641 U JPH0650641 U JP H0650641U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
way clutch
drive device
rotary drive
rotational force
Prior art date
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Pending
Application number
JP8800492U
Other languages
English (en)
Inventor
和己 大川
浩範 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一台で複数の異なる施療を行うことができる
手持ち式マッサージ機の提供を目的とする。 【構成】 モータ7の回転力を用いた手持ち式マッサー
ジ機において、モータ7の回転方向を切り替える切替ス
イッチ4をグリップ部2に設け、駆動軸17をモータ7
の出力軸7aに圧入し、モータ7の回転方向によって伝
達方向の異なる第一の一方向クラッチ18と第二の一方
向クラッチ21とを駆動軸17に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転駆動装置の回転方向により複数の異なる施療が得られる手持ち 式マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、手持ち式マッサージ機は振動式や叩き式等が多数市販されてきた。振動 式のマッサージ機は、モータの回転軸に偏心分銅を取り付け、該偏心分銅の回転 力により振動を得るものであり、叩き式のマッサージ機は、モータの回転力をク ランク機構によって往復運動に変換し叩きを得るものであった。また、これらの 振動式や叩き式のマッサージ機は、モータの回転数を変更することによって振動 あるいは叩きの速さを替えることができるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の手持ち式マッサージ機は、振動あるいは叩きの速さを替えることが できるが、1台のマッサージ機で複数の異なる施療を行うことができず、複数の 異なる施療を得るには複数のマッサージ機を使用しなければならないといった問 題点があった。
【0004】 本考案は、このような点に鑑みなされたものであり、目的とするところは1台 で複数の異なる施療を行うことができる手持ち式マッサージ機の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の手持ち式マッサージ機は、回転駆 動装置の出力軸の回転方向を変更するスイッチを設け、動力伝達部を多系統とし 、該動力伝達部の一系統に回転駆動装置の回転力を一方向にのみ伝達する一方向 クラッチを介挿した構成とする。
【0006】 また、請求項2記載の手持ち式マッサージ機は、回転駆動装置の出力軸の回転 方向を変更するスイッチを設け、動力伝達部を多系統とし、該動力伝達部の一系 統には出力軸が一方向に回転した際に回転駆動装置の回転力を一方向にのみ伝達 する第一の一方向クラッチを介挿し、動力伝達部の別の一系統には出力軸が反対 方向に回転した際に回転駆動装置の回転力を一方向にのみ伝達する第二の一方向 クラッチを介挿した構成とする。
【0007】
【作用】
請求項1記載の構成によれば、スイッチ操作により複数の異なる施療方法の中 から必要な施療方法が選択できる。また、一方向クラッチを介挿した動力伝達部 は、回転駆動装置の出力軸がある決められた方向に回転した場合に動作し、回転 駆動装置の回転力を施療部に伝達することができる。さらに、一方向クラッチを 介挿しない他の動力伝達部は、回転駆動装置の出力軸の回転方向には関係がなく 、常に回転駆動装置の回転力を施療部に伝達することができる。
【0008】 請求項2記載の構成によれば、スイッチ操作により複数の異なる施療方法の中 から必要な施療方法が選択できる。また、第一の一方向クラッチを介挿した動力 伝達部及び第二の一方向クラッチを介挿した動力伝達部は、それぞれ回転駆動装 置の出力軸の異なる方向に決められており、出力軸がどちらか一方に回転するこ とにより、第一の一方向クラッチあるいは第二の一方向クラッチを介挿した動力 伝達部が動作を行い、回転駆動装置の回転力を施療部に伝達することができる。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。この手持ち式のマッサ ージ機は、振動及び叩きの2種類の施療を行うものである。
【0010】 図3において、施療を行う部分であるヘッド部1と、グッリプ部2とで構成さ れている。グリップ部2の上部には弾性体で形成されたネック3が嵌合され、マ ッサージ機を使用する際に生じるヘッド部1の振動がグリップ部2に伝わるのを 防ぐ働きをしている。また、グリップ部2には電源をONにして振動施療あるい は叩き施療を選択する切替スイッチ4と、該切替スイッチ4の下に振動施療ある いは叩き施療の強さを調整する強さ調整ツマミ5とが設けられている。
【0011】 図1及び図2において、ヘッド部1は、ハウジング6内部のグリップ部2側に モータ7が配設されている。モータ7の図中右側にはシャフトA8が設けられ、 ハウジング6に固定された軸受9によって支えられている。そして、シャフトA 8には従動歯車10が圧入されており、従動歯車10の中心からずれた位置には 孔10aが設けられている。該孔10aとクランクA11の一端の孔11aには シャフトB12が挿入され、止め輪13によりシャフトB12が孔10aと孔1 1aから外れるのを防いでいる。クランクA11の他端の孔11bとクランクB 14の孔14aにはシャフトC15が挿入され上下で固定されている。以上のよ うに構成することによって、クランク機構が構成されるわけである。さらに、ク ランクB14の一端の棒14bには叩き玉16が圧入されており、クランクB1 4の中央部は駆動軸17の周囲を囲むように矩形断面の筒状に形成されている。 なお、ここではクランクB14の中央部を矩形断面の筒状としたが、駆動軸17 の回転に支障を来さなければ形状にこだわらなくてもよい。
【0012】 モータ7の出力軸7aには駆動軸17が圧入されている。駆動軸17の上部に は第一の一方向クラッチ18が挿入され、該第一の一方向クラッチ18はモータ 7の決められた回転方向に回転(以下、正回転とする。)した場合のみモータ7 の回転力を伝達する。そして、第一の一方向クラッチ18には、上下方向の移動 を防ぐために上端と下端にそれぞれ止め輪19a、19bが設けられており、さ らに、外周には偏心分銅20が圧入されている。また、駆動軸17の下部には第 二の一方向クラッチ21が挿入され、該第二の一方向クラッチ21はモータ7の 正回転とは逆方向に回転(以下、逆回転とする。)した場合のみモータ7の回転 力を伝達する。そして、第二の一方向クラッチ21には上下方向の移動を防ぐた めに上端と下端にそれぞれ止め輪22a、22bが設けられており、さらに、外 周には従動歯車10に噛み合う駆動歯車23が圧入されている。ここで述べた第 一の一方向クラッチ18及び第二の一方向クラッチ21は、それぞれの決められ た回転伝達方向とは逆方向にモータ7が回転する場合、フリーとなりモータ7の 回転力が伝わらない構造になっている。
【0013】 図4は本実施例の回路ブロック図を示している。整流回路24は交流を直流に 変換し、切替スイッチ4は電源のON−OFFとモータ7の回転方向の切り替え を行っている。この切替スイッチ4の操作により振動施療と叩き施療を選択し、 電圧・電流変換回路25によりモータ7の電圧と電流を変化させて施療の強さ調 整を行っている。
【0014】 以下、本実施例の動作説明をする。 切替スイッチ4を図5(a)のOFF状態から図5(b)のように振動施療側 へ切り替えると、図中の矢印の方向に電流が流れてモータ7の出力軸7aに圧入 された駆動軸17が正回転する。この時、第二の一方向クラッチ21はフリーと なり、第一の一方向クラッチ18だけが駆動軸17と共に回転する。そして、第 一の一方向クラッチ18に圧入された偏心分銅20が回転することによりヘッド 部1が振動し、振動施療を行うことができる。
【0015】 次に、切替スイッチ4を図5(c)のように叩き施療側へ切り替えると、図中 の矢印の方向に電流が流れてモータ7の出力軸7aに圧入された駆動軸17が逆 回転する。この時、第一の一方向クラッチ18はフリーとなり、第二の一方向ク ラッチ21だけが駆動軸17と共に回転する。そして、第二の一方向クラッチ2 1に圧入された駆動歯車23が回転すると、駆動歯車23に噛み合う従動歯車1 0は逆方向に回転する。この従動歯車10の回転運動は、図2に示すようにクラ ンクA11、クランクB14、シャフトB12、シャフトC15により構成され たクランク機構によって往復直線運動に変換され、クランクB14の一端の棒1 4bに圧入された叩き玉16により叩き施療を行うことができ、図中実線は叩き 玉16がハウジング6より最大に突き出た状態を、二点鎖線は最大に引っ込んだ 状態を示している。
【0016】 さらに、振動施療あるいは叩き施療をより効果的に行うために、グリップ部2 に設けた強さ調整ツマミ5を操作することによって、振動あるいは叩きの強さを 適度な強さに調整することができる。
【0017】 なお、本実施例では、従動歯車10の回転運動を往復直線運動に変換したが、 カム機構を用いたり、ガイド機構を用いると、往復直線運動以外の様々な運動を 行わせることができる。
【0018】 また、本実施例では、第一の一方向クラッチ18及び第二の一方向クラッチ2 1を駆動軸17に設けたが、第一の一方向クラッチ18及び第二の一方向クラッ チ21は、モータ7の出力軸7aの回転方向によってその動作状態が変更される のであれば、駆動軸17以外の別の箇所に設けても良い。
【0019】
【考案の効果】
請求項1記載の構成によれば、スイッチ操作により複数の異なる施療方法の中 から必要な施療方法が選択できる。また、一方向クラッチを介挿した動力伝達部 は、回転駆動装置の出力軸がある決められた方向に回転した場合に動作し、回転 駆動装置の回転力を施療部に伝達することができる。さらに、一方向クラッチを 介挿しない他の動力伝達部は、回転駆動装置の出力軸の回転方向には関係がなく 、常に回転駆動装置の回転力を施療部に伝達することができる。その結果、回転 駆動装置の数を増やすことなく回転駆動装置の回転力を複数の運動に変換でき、 1台のマッサージ機で複数の異なる施療を行うことができる。
【0020】 請求項2記載の構成によれば、スイッチ操作により複数の異なる施療方法の中 から必要な施療方法が選択できる。また、第一の一方向クラッチを介挿した動力 伝達部及び第二の一方向クラッチを介挿した動力伝達部は、それぞれ回転駆動装 置の出力軸の異なる方向に決められており、出力軸がどちらか一方に回転するこ とにより、第一の一方向クラッチあるいは第二の一方向クラッチを介挿した動力 伝達部が動作を行い、回転駆動装置の回転力を施療部に伝達することができる。 その結果、回転駆動装置の数を増やすことなく回転駆動装置の回転力を複数の運 動に変換でき、1台のマッサージ機で複数の異なる施療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のヘッド部の構造を示す断面図
である。
【図2】同実施例のヘッド部を示す上部からの透視図で
ある。
【図3】同実施例の外観を示す正面図である。
【図4】同実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図5】同実施例の切替スイッチの切替状態を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部 2 グリップ部 4 切替スイッチ 6 ハウジング 7 モータ 7a 出力軸 8 シャフトA 10 従動歯車 11 クランクA 12 シャフトB 14 クランクB 15 シャフトC 16 叩き玉 18 第一の一方向クラッチ 20 偏心分銅 21 第二の一方向クラッチ 23 駆動歯車

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ部と、該グリップ部の端部に施
    療部と動力伝達部とを有するヘッド部と、回転駆動装置
    とからなり、該回転駆動装置の回転力を前記動力伝達部
    により前記施療部に伝達する手持ち式マッサージ機にお
    いて、前記回転駆動装置の出力軸の回転方向を変更する
    スイッチを設け、前記動力伝達部を多系統とし、該動力
    伝達部の一系統に前記回転駆動装置の回転力を一方向に
    のみ伝達する一方向クラッチを介挿した手持ち式マッサ
    ージ機。
  2. 【請求項2】 グリップ部と、該グリップ部の端部に施
    療部と動力伝達部とを有するヘッド部と、回転駆動装置
    とからなり、該回転駆動装置の回転力を前記動力伝達部
    により前記施療部に伝達する手持ち式マッサージ機にお
    いて、前記回転駆動装置の出力軸の回転方向を変更する
    スイッチを設け、前記動力伝達部を多系統とし、該動力
    伝達部の一系統には前記出力軸が一方向に回転した際に
    前記回転駆動装置の回転力を一方向にのみ伝達する第一
    の一方向クラッチを介挿し、動力伝達部の別の一系統に
    は前記出力軸が反対方向に回転した際に前記回転駆動装
    置の回転力を一方向にのみ伝達する第二の一方向クラッ
    チを介挿した手持ち式マッサージ機。
JP8800492U 1992-12-22 1992-12-22 手持ち式マッサージ機 Pending JPH0650641U (ja)

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JPH0650641U true JPH0650641U (ja) 1994-07-12

Family

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JP8800492U Pending JPH0650641U (ja) 1992-12-22 1992-12-22 手持ち式マッサージ機

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JP (1) JPH0650641U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524764A (ja) * 2011-05-31 2014-09-25 株式会社アモーレパシフィック マッサージ器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014524764A (ja) * 2011-05-31 2014-09-25 株式会社アモーレパシフィック マッサージ器

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