JPH03133455A - マッサージ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は主として手持ち式のマツサージ機の改良に関す
るものである。

［従来技術］ 従来より、例えば実公昭６２−２０４４号公報に見られ
るように、撮動子を往復運動させて、幾通りかあるマツ
サージ技法のうち施療部位を打ち叩く叩打法を得るよう
にした手持ち式のマツサージ機が知られている。

又、更に治療効果をめげるために叩打法だけでなく、施
療部位を押しながら振るわせる振せん法等複数のマツサ
ージ技法を併せ行うことのできる据置型のマツサージ機
が提供されている。

［発明が解決しようとする課題１ しかしながら、複数のマツサージ技法を併せ行うことが
できるものにおいては構造が複雑かつ大型となり、椅子
等を備えた据置型に限定され、施療部位も肩、背中、腰
１脚部等の特定部位以外には使用できないといった課題
があった。

一方、主に手持ち式の小型の叩打法マツサージ機は据置
型のものに比べ施療部位も特定されず、どの部位にも使
用できる汎用性はあるが、小型である為、叩打法事−の
マツサージ技法しかできず、肩、腰２脚部等の筋肉部の
疲労回復には効果があっても、頭部、頚部、顔面部等の
非筋肉部には叩打作用による反動が生じて機体がはずん
だり、部位に痛みが生じたりして使用し難いという課題
があった。

そこで本発明は上記の課題を解決することを目的とし、
叩打法によるマツサージと振せん法によるマツサージと
を併せ行い、筋肉部にも非筋肉部にも効果的に使用可能
でありながらマツサージ機全体の大きざをコンパクト化
させることができ、小型な手持ち式にしてどの施療部位
にも使用できるマツサージ機を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ かかる目的を達成すべく、本発明は課題を解決するため
の手段として次の構成を取った。即ち、モータによって
回転される回転部材により往復運動自在な撮動子を叩打
運動させるマツサージ機において、 前記回転部材に設けた偏心軸に回動自在に係合する振動
板と、該振動板を揺動自在に支持する弾性支柱とを備え
、前記偏心軸を介して前記回転部材により前記振動板を
振せん運動させることを特徴とするマツサージ機の構成
がそれである。

［作用］ 前記構成を有する本発明のマツサージ機は、モータによ
って回転される回転部材が、往復運動自在な振動子を叩
打運動させると共に、回転部材に設けた偏心軸を介して
、偏心軸に回動自在に係合し、弾性支柱によって揺動自
在に支持される振動板を振せん運動させる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例であるマツサージ機一部破断
上面図、第２図は外形を略示する斜視図である。１は略
Ｔ字型のケース本体で、その内部にモータ２と箱型状の
ギアボックス４を収納している。ギアボックス４の略中
央部には、ウオーム６を介してモータ２により回転され
る回転部材８が配設されている。回転部材８は、周囲に
ウオーム６とかみ合う歯を備えた円筒形のウオームホイ
ール部１０と、ウオームホイール部１０に中心を一致さ
せて一体形成された回転軸部１２とを備えている。回転
軸部１２は、回転部材８が回転軸部１２の軸中心周りに
回転自在であるように軸受け］４とボールベアリング１
５によって支承されている。ウオームホイール部１０の
回転軸部１２と反対側には、回転軸部１２の軸中心と所
定量偏心させた位置に偏心ピン１６が設けられ、偏心ピ
ン１６には、偏心ピン１６の周りを回動自在であるブツ
シュ１８が嵌着されている。

ブツシュ１８は、長方形の係合口２１を有する係合部材
２２の係合口２１に係合されており、係合部材２２は、
ギアボックス４内に収納され両端が同方向に折り曲げら
れたレバー２０の略中央部に設けられている。又、レバ
ー２０の両側には振動子軸２６ａ、２６ｂが取り付けら
れており、振動子軸２６ａ、２６ｂは各々ギアボックス
４に取り付けられた軸受はメタル３０ａ、３０ｂによっ
て軸方向にのみ往復運動可能であるように支承されてい
る。このように、偏心ピン１６が回転軸部１２の軸中心
周りに揺動回転すると、ブツシュ１８が長方形の係合口
２１の長辺方向に摺動し、レバー２０を振動子＠２６ａ
、２６ｂの軸方向に押して揺動回転を撮動子＠２６ａ、
２６ｂの軸方向の往復運動に変換するように構成されて
いる。そして、振動子軸２６ａの先端には撮動子２８ａ
。

振動子軸２６ｂの先端には振動子２８ｂが各々取り付け
られており、撮動子２８ａの施療部位への当接面３２ａ
には小突起３４が一面に設けられ、振動子２８ｂの当接
面３２ｂには適当な丸みがつけられている。又、カバ一
体３６ａ、３６ｂがケース本体１の両側部分に螺着され
て撮動子２８ａ。

２８ｂの一部を覆うように形成されている。

ざらに、レバー２０の偏心ピン１６と反対側には、ギア
ボックス４に設けられた板体２５の表面を一定の押圧力
を有して摺動できるスライドクラッシュ２４が取り付け
られており、レバー２０の往復運動を円滑にするように
構成されている。

４０は偏心軸で、円筒状に形成した本体部４２の片方の
端部に本体部４２よりも大径のつば部４４を備え、その
つば部４４の本体部４２と反対側には、本体部４２の軸
中心に対して所定量（２）心させた位置に雄螺子４６が
形成されている。そして偏心軸４０は、その本体部４２
の軸中心が回転軸部１２の軸中心と偏心した状態で雄螺
子４６を回転軸部１２と螺合して固着ざぜることにより
、回転部材８に取り付けられている。尚、回転軸部１２
に雄螺子を設け、それに螺合する雌螺子を偏心軸４０に
設けてもよい。一方本体部４２には、矩形状に形成され
た振動板４８が、その中央付近に設けられた取り付は部
材５０と偏心軸軸受け５２を介して、回動自在に係合さ
れている。振動板４８は合成樹脂等を素材に用いており
、偏心軸軸受け５２を設けた反対側には、略半球状の突
起５４が一面に設けられた当り面５６が形成されている
。

振動板４８を支持する弾性支柱５８はゴム等を素材に用
いて円柱状等に形成されており、その−端をケース本体
１内のギアボックス４と固着させ、他端をケース本体１
の側面に設けた開口部６０より外側に臨ませて、振動板
４８と固着させている。

本実施例においては、矩形状の振動板４８の各コーナー
付近に１本ずつ、合わせて４本の弾性支柱５８が設けら
れており、回転軸部１２の軸中心に対する本体部４２の
偏心最に応じ、回転軸部１２の軸中心方向とは所定量傾
かせて振動板４８をケース本体１の外側面の平面内で揺
動自在に支持している。

次に、本実施例のマツサージ機の作動について説明する
。

モータ２がウオーム６を介して回転部材８を回転させる
と、回転部材８が偏心ピン１６を回転軸部１２の軸中心
軸周りの円運動である揺動回転をさせ、レバー２０を振
動子軸２６ａ、２６ｂの軸方向に往復運動させる。そし
て、振動子軸２６ａ。

２６ｂをその軸方向に往復運動させて振動子２８ａ、２
８ｂを叩打運動させる。

又、回転部材８は偏心ピン１６を駆動するだけでなく、
偏心軸４Ｑの本体部４２に、その軸中心が回転軸部１２
の軸中心周りの円運動である揺動回転をさせる。そして
、本体部４２の揺動回転により、振動板４８を駆動し、
偏心軸軸受け５２により、本体部４２と振動板４８との
間にはすべりが生じる。又、振動板４８は第２図の矢印
Ａに示すように、弾性支柱によって本体部４２の揺動回
転と同じ回転半径の円運動ができるように支承されてい
るので、振動板４８仝体を矢印Ａのように揺動させ、振
せん運動させる。

そして、この様な叩打運動する振動子２８ａ。

２８ｂ、或いは振せん運動する振動板４８を身体の任意
の箇所にあてがう事によりマツサージをする。例えば、
肩、腰２脚部等の筋肉部に対しては振動子２８ａ、２８
ｂの叩打運動により筋肉深部まで叩打法によるマツサー
ジ作用を浸透させることができる。又、頭部、頚部、顔
面部等、叩打法では叩打による部位の痛みや振動子２８
ａ、２８ｂのはずみによって使用が不適となる非筋肉部
に対しては、振動板４８の撮せん運動により主に施療部
位表面付近に振せん法による効果的なマツサージを行う
ことができる。さらにこの時、振動子２８ａ１．：設け
た小突起３４や、振動板４Ｂに設けた突起５４がそれら
の施療部位を好適に刺激する。

尚、スライドクツション２４の代わりに実公昭５５−９
９４８号公報に示されるような凹形レールを用いてもよ
い。これはギアボックス４の上下に断面凹形レールを配
設して、レバー２０が滑動自在であるようにレバー２０
の上下縁を凹形レールに嵌合させ、レバー２０に円滑な
往復運動をさせるもので必る。この凹形レールを用いる
場合には、軸受はメタル３０ａ、３０ｂは無くてもよい
。

さらに、本実施例においては偏心＠４０を回転部材８の
偏心ピン１６を設けた側とは反対側に設けているが、同
じ側に設けることも可能でおる。

例えば、ケース本体１の開口部６０とは反対側の側面を
開口し、弾性支柱５８を介して振動板４８をケース本体
１の開口部６０と反対側の外側面で揺動自在に支持し、
板体２５の略中央部を開口し、偏心ピン１６を延長させ
て振動板４８に取り付けた偏心軸軸受け５２に遊転自在
に嵌着させれば振動板４８は本実施例と同様の振せん運
動をする。

以上本発明はこの様な実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる
態様で実施し得る。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明のマツサージ機は、モータに
よって回転される回転部材が、振動子を叩打運動させる
と共に、回転部材に設けた偏心軸を介して、弾性支柱に
よって揺動自在に支持される振動板を振せん運動させる
ので、叩打法によるマツサージと娠せん法によるマツサ
ージとを併せ行うことが可能でありながら、マツサージ
機全体の大きさをコンパクト化させることができ、手持
ち式にしてどの施療部位にも使用することができる。そ
のため、肩、腰９脚部等の筋肉部には叩打法、頭部・頚
部・顔面部等の非筋肉部には振せん法というように、各
々の部位によってより適切なマツサージ技法を使い分け
ることができる。さらに、たとえ筋肉部であっても、い
きなり強度の叩きによるマツサージを行うと、急激な反
応によって患部に痛みが走ったりして適切でないが、当
初は撮せん法による軽度のマツサージで患部の血流を促
進させるなどして体調を整えた後、叩打法を行ったり、
又、叩打法による強度のマツサージの後に撮せん法によ
る軽度のマツサージをすることで、急激に高まった血圧
等を徐々に整えるなど、より有効なマツサージ効果を与
えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのマツサージ機の一部
破断上面図、第２図は本実施例のマツサージ機の外形を
略本する斜視図である。 ２・・・モータ ８・・・回転部材 ２８ａ、２８ｂ・・・振動子 ４０・・・偏心軸 ４８・・・振動板 ５８・・・弾性支柱

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 モータによって回転される回転部材により往復運動自在
   な振動子を叩打運動させるマッサージ機において、 前記回転部材に設けた偏心軸に回動自在に係合する振動
   板と、該振動板を揺動自在に支持する弾性支柱とを備え
   、前記偏心軸を介して前記回転部材により前記振動板を
   振せん運動させることを特徴とするマッサージ機。