JPH0650605B2 - 照光表示体用防眩シート - Google Patents

照光表示体用防眩シート

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JPH0650605B2
JPH0650605B2 JP27846791A JP27846791A JPH0650605B2 JP H0650605 B2 JPH0650605 B2 JP H0650605B2 JP 27846791 A JP27846791 A JP 27846791A JP 27846791 A JP27846791 A JP 27846791A JP H0650605 B2 JPH0650605 B2 JP H0650605B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照光表示体用防眩シー
トに関し、特には自動車などの車内に使用する照光スイ
ッチ、銘板の文字、記号、絵柄の光を窓ガラスなどに映
り込ませないようにした、銘板、キートップなどに用い
られる照光表示体用防眩シートに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防眩シートは、加圧プレスまたは
ロールを用いて作成した、単層の着色乃至不透明の(以
下遮光という)シートまたはフィルム(以下薄膜とい
う)と、同様にして作成した単色の透明薄膜とを交互に
重ね合せて接合し、積層方向に薄切りして縞模様防眩シ
ートを得た(特開昭51−44186号公報および特開
昭50−26885号公報参照)。このような防眩シー
トの構成要素である遮光薄膜には、通常、プラスチック
に光の吸収が大きくかつ不透明である黒や、ある特定の
波長の光を透過させる有彩の着色剤が多量分散されてい
る。透明薄膜には、一般に、きわめて透明性の高いプラ
スチックが使用されている。通常はこの縞模様防眩シー
ト単体あるいはこの縞模様防眩シートの少なくとも一方
の面に接着剤で単色の透明フィルムを貼付したものを防
眩シートと呼んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の防眩シート
は、照光時には表示部のコントラストを良好にし、自動
車内などで用いられる場合には、照光スイッチ、銘板の
文字、記号の光を窓ガラスなどに映り込ませないよう
に、可視角度範囲及び遮光角度範囲を調節する。また表
示された情報は照光の有無や周囲からの入射光の有無に
関係なく容易かつ鮮明に、使用者に識別されなければな
らない。
【0004】通常、防眩シート上には適切な色や文字・
記号・絵柄などが印刷されるが、従来の防眩シートのよ
うに光源側に前記の印刷を施すと、その内部の遮光薄膜
による光の吸収が大きく、かつ不透明である黒や、ある
特定の波長の光を透過させる有彩の着色剤が分散されて
いるため、昼間は遮光薄膜の色調の影響で暗っぽく見
え、その視認性は夜間の照光時に比べ劣るという欠点が
あった。また、昼間の視認性をよくするために防眩シー
トの視認側に白色印刷を施し、その上に文字・記号・絵
柄などの印刷を施しても、夜間には光源からの光が白色
印刷によって散乱され、防眩シートの効果が得られなく
なるという不利があった(実開平2−104389号公
報参照)。本発明は上記した従来の問題を解決するもの
で、防眩シートの本来の機能を損うことなく、夜間の照
光時の視認性を維持し、昼間の視認性を向上させた防眩
シートを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、透明薄膜と
遮光薄膜とを交互に重ね合せて接合し積層方向に薄切り
にして得られる防眩シートにおいて、その構成要素であ
る遮光薄膜そのものに、例えば特願平3−75859号
公報によって提案された防眩シートの昼間および夕暮時
の視認性向上の長所を付加することを検討し、遮光薄膜
の明度及びその光隠蔽性に着目し鋭意研究を重ねた結
果、防眩シートを、透明薄膜の少なくとも一方の面に暗
色の遮光薄膜が重ね合され、また明色の遮光薄膜の少な
くとも一方の面に暗色の遮光薄膜が重ね合された構成と
することにより、昼間・夕暮時(未照光)の視認性を明
色の遮光薄膜に分担させ、更に、暗色の着色乃至不透明
薄膜によって従来の防眩シートの様に効果的な遮光を達
成できる点に想到し、試行錯誤を重ねた末本発明を達成
したのである。
【0006】これを説明すると、本発明の防眩シートの
明色の遮光薄膜には、一般によく知られている明色の着
色剤である亜鉛華、二酸化チタン、チタン白、鉛白等の
白顔料や、黄鉛、赤口黄鉛(オレンジクロム)、カドミ
ウム黄等の黄色顔料、あるいはこれらの組合せからなる
ものなどを用いればよいが、着色剤の耐候性や隠蔽力、
毒性の少なさや色の明るさ、安定性等を総合的に満足で
きるものとして、特に二酸化チタンが好ましい。粒子形
状や粒径、結晶構造は視認性に大きく影響を及ぼさない
限り特に制限はないが、0.5〜5.0μmの粒径のル
チル形結晶構造のものを用いるのがよい。
【0007】また、暗色の遮光薄膜には、一般によく知
られている暗色の着色剤であるカーボンブラック、黒
鉛、酸化鉄黒等の黒顔料、または明色の遮光薄膜に用い
られた明色の着色剤と大きくコントラスト差がつくもの
を用いればよい。単体あるいは混合物でも問題は無く、
遮光という目的に応じて任意に選択使用すればよいが、
コスト、耐光性、色の暗さ、安定性等の条件をある程度
満足できるものとして、粒径が1〜60μm程度の酸化
鉄黒でも充分使用可能である。一般に、遮光薄膜と透明
薄膜とを交互に重ね合せて接合し、積層方向に薄切りし
て得られる防眩シートに関して、その薄切り厚みWは以
下の数1によって近似される。
【0008】
【数1】
【0009】この式中のTi、γ、nはそれぞれ、透明
薄膜の積層面に対し垂直方向の厚み(以下単に厚みとす
る)、1/2可視角度、透明薄膜の屈折率をあらわす。
したがって、可視角度2Jが決定されれば、薄切り厚み
W及び透明薄膜の厚みTiも、物理的、機械的に可能な
範囲で任意に設定できる。
【0010】本発明による防眩シートに関して、その光
線透過率が、透明薄膜と遮光薄膜との、厚みの比率によ
って任意の範囲で調節でき、特には5〜60%とするの
が望ましいが、さらに昼間及び夕暮時の視認性向上につ
いてもこの比率について説明すると、透明薄膜と遮光薄
膜における厚みの繰返し単位(以下単に「ピッチ」と称
する)を100とした場合、透明及び暗色を除く明色部
分は35〜75の比率とするのが望ましい。35以下で
は全体が暗色に傾き、75以上では明色といえども、前
記したとおり、防眩シートとしての夜間の表示品質が低
下するためである。
【0011】一方、本発明の防眩シートの光線透過率
は、透明薄膜と、遮光薄膜との層の厚みの比率によって
任意の範囲で調節できるが、特には5〜60%とするの
が望ましい。これが60%を超えると防眩シート中の透
明部分の比率が大きくなり、したがって遮光薄膜の比率
を小さく設定しなければならず、明色の遮光薄膜の比率
は確実にさらに小さくなるため、夜間の視認性が良くて
も昼間及び夕暮時の視認性が悪くなってしまう。逆に5
%未満では昼間及び夕暮時の視認性に優れても、防眩シ
ートそのものの光線透過率が低下するので、夜間の照光
時の視認性に劣り、透明薄膜の比率が遮光薄膜より可成
り小さくなるので、銘板の文字、記号、絵柄の光の表示
品質、すなわち表示された情報の容易かつ鮮明な識別を
損なう不利がある。
【0012】明色の遮光薄膜を得るには、明色の着色剤
を透明または不透明の樹脂中に分散させ、適宜の条件下
でカレンダー成形、押出成形、注型成形、圧縮成形、あ
るいはスクリーン印刷、コーター印刷、スプレー塗布な
どの任意の加工方法で薄膜状にすればよく、同じく、暗
色の遮光薄膜を得るには、暗色の着色剤を透明または不
透明の樹脂中に分散させ、同様に任意の加工方法で薄膜
にすればよい。着色剤を分散させる樹脂を透明または不
透明としたのは、着色剤の光に対する隠蔽力が充分大き
ければどちらでも問題がないからである。具体的には、
乳白色のシリコーンゴムコンパウンド中に、前記した着
色剤を加硫剤と共に分散させ、カレンダー成形する方法
などがよい。
【0013】
【作用】このようにして得られた明色の遮光薄膜と暗色
の遮光薄膜を、任意の加工方法で薄膜状にした透明薄膜
と交互に重ね合せて接合する。すなわち、透明薄膜の少
なくとも一方の面に暗色の遮光薄膜が重ね合され、かつ
明色の遮光薄膜の少なくとも一方の面に暗色の遮光薄膜
が重ね合される構成で接合し、積層方向に薄切りにして
得られる防眩シートの少なくとも片面側に、例えば所定
の文字や記号、絵柄をかたどる抜字状態の表示部を残し
て黒色印刷を施し、その面を使用者に向けると、黒色印
刷部分は周囲からの入射光を多く吸収し、抜字状態とし
た未黒色印刷部分は明色の遮光薄膜の全ての断面が入射
光を多くの方向に拡散するために表示された情報にコン
トラストがつき、使用者に容易に視認される。また、夜
間の照光時には光源からの光が透明薄膜の全ての断面を
通過し、抜字状態とした未黒色印刷部分から出るので、
使用者にはそれらの文字や記号、絵柄として認識され
る。
【0014】望ましくは透明薄膜の両面に暗色の遮光薄
膜が重ね合され、かつ明色の遮光薄膜の両面にも暗色の
遮光薄膜が重ね合される構成で接合された防眩シートを
用いるのがよい。こうすれば透明薄膜は従来の防眩シー
トの構成と部分的に同等になり、整光性も同等になる。
また、明色の遮光薄膜の両面が暗色の遮光薄膜と重ね合
されることにより、明色の着色部分で照明光の通過方向
と平行な部分が暗色で遮光されるので、光の拡散を最小
に抑えることができ、防眩シート本来の機能を損なうこ
とがない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施態様を説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。図1(a)に、本
発明の一実施態様の防眩シートの製造過程を、縦断面図
で示す。まず、シリコーンゴムコンパウンドKE971
Tu(信越化学工業社製、商品名)100重量部に、白
色の着色剤KE Color−W2(同前)30重量
部、加硫剤C−2(同前)2重量部を配合し、白色層用
の原料を調整した。これをI型3本ロールカレンダーに
供給し、厚み100μmのシートを得た後、熱気加硫装
置(長さ5m)中を5m/minのスピード、210℃
の設定温度で通過させ明色の遮光薄膜となる硬化させた
白色層1を形成した。
【0016】つぎに、シリコーンゴムコンパウンドKE
971Tu(同前)100重量部に、黒色の着色剤KE
ColorBB(同前)35重量部、加硫剤C−2
(同前)2重量部を配合し、黒色層用の原料を調整し、
前記白色層と同様の方法により、白色層1上に10μm
の厚みで分出しし、同様の方法で硬化させ、暗色の遮光
薄膜となる黒色層2を形成した。続いて、シリコーンゴ
ムコンパウンドKE1571u(同前)100重量部
に、加硫剤C−2(同前)2重量部を配合し、透明層用
の原料を調整後、前記と同様の方法で黒色層2付シート
上に80μmの厚みで分出しし、同様に硬化させ、透明
薄膜となる透明層3を形成した。最後に、シリコーンゴ
ムコンパウンドKE971Tu(同前)100重量部に
黒色の着色剤KE ColorBB(同前)35重量
部、加硫剤C−8(同前)1.5重量部を配合し、黒色
層用の原料を調整後、同様に透明層3付シート上に12
μmの厚みで分出しし、未硬化の黒色層4を形成した。
【0017】このようにして得られたシートAを一定の
間隔で裁断し、硬化した白色層1と未硬化の黒色層4が
重ね合されるように繰返し積み重ねて接合した後、16
0℃、30時間、5kg/cm2 で加熱、加圧して白色
層1と黒色層4を密着硬化させる。密着硬化が完了した
積層体を積層方向に0.24mmの厚さに薄切りして、
白色層1、黒色層2、透明層3、黒色層4が繰返し配列
されているシリコーンゴムの防眩シート5を得た。
【0018】つぎに図1(b)に示すように、この防眩
シート5の一組の相対する両面に、液状シリコーンゴム
KE1935A(同前)、KE1935B(同前)の各
50重量部ずつを混合した接着剤6をそれぞれの厚みが
20μmとなるようにコーターで塗布し、この両塗布面
に厚み300μmのポリカーボネートフィルム7を貼合
せ、真空ボックス中で、貼合された未硬化の防眩シート
上に加わる力が10g/cm2 となるように加重し、
0.1Torrで30秒間減圧し、接着剤6の各層に散
らばっている気泡を抜いた後、120℃で2時間加熱処
理を行なって接着剤6を硬化させ、本発明による防眩シ
ートBを得た。白色層1、黒色層2、透明層3、黒色層
4が繰返し配列されている防眩シート5とポリカーボネ
ートフィルム7とを一体化した防眩シートBの光線透過
率は35(%)であった。
【0019】前記白色層1の薄切り面は使用者の視認側
から入射する外光を散乱させて昼間及び夕暮時の視認性
を向上させる目的で設けられる。白色の着色剤を多く含
む白色層1が視認性の向上にきわめて有利であること
は、白色の着色剤が可視光のほとんどを全領域にわたっ
て一様に反射することからも明白である。また、白色の
着色剤を多く配合することにより白色層1の光に対する
隠蔽力も上昇するので、光をほとんど透過しなくなり、
したがって使用者側での照明光の散乱はきわめて小さく
なる。さらに白色層1の積層方向の両面を黒色層2及び
黒色層4が被うので、これもまた光の拡散を最小に抑え
ることになり、防眩シート本来の機能を損なわずに済
む。
【0020】図2は図1(b)における黒色層2を除い
た構成としたもの、図3は図1(b)における白色層
1、黒色層2を2度分出しした後、透明層3、黒色層4
を付加した防眩シートを繰返し積み上げてなる防眩シー
トとしたもので、いずれも本発明の他の実施態様を縦断
面図で示すものである。明色の遮光薄膜の白色層1が視
認側で照明光を散乱させるならば、視認側での遮光性が
低下するはずであるから、以下の方法により確認を行な
った。測定装置としてはデジタル濁度計NDH−100
1DP(日本電色工業社製、商品名)を用い、図4に示
されるように、試料21(本発明による防眩シート)を
置いた。測定台は、ホルダー22に試料21が装着でき
ると共に試料21とホルダー22とが回動できる機構を
備え、試料の法線方向を中心として±75°の範囲で測
定可能である。なお図中、23はハロゲンランプ、24
はレンズ、25は積分球を示す。
【0021】図5は、本発明による防眩シートにおい
て、ルーバーに平行な方向の透過光量を100とした場
合の相対透過光量の測定結果を示すもので、遮光性能の
点で従来の防眩シートと同等であった。なお、本発明の
防眩シートの面上に黒色の文字抜き印刷を施し、さらに
その上に梨子地印刷を施した自動車用の照光表示体で
は、昼間でも防眩シート中の白色層が外光を散乱させる
ので、表示された情報が使用者に容易かつ鮮明に認識さ
れる。夜間の照光時には防眩シート中の黒色層が照明光
の拡散を抑えるため、文字の光が窓硝子などに映り込む
ことがなかった。この防眩シートでは、防眩シートの構
成を、透明薄膜の少なくとも一方の面に暗色の遮光薄膜
が重ね合され、かつ明色の遮光薄膜の少なくとも一方の
面に暗色の遮光薄膜が重ね合せることにより、従来の防
眩シートを使用した場合に比べて大幅に昼間及び夕暮時
の視認性を向上させ、本来の機能を損なうことのない好
適なものとすることができた。
【0022】
【発明の効果】本発明では、防眩シートの構成要素のそ
れぞれに役割を分担させることにより、昼間及び夕暮時
の視認性を大幅に向上させながら、本来の機能を維持可
能な防眩シートを提供することができる。詳しくその役
割を述べると、透明薄膜の役割は防眩シートを間にして
使用者側の反対位置に設けられた光源の光を使用者側へ
導くことであり、明色の遮光薄膜の役割は使用者側から
入射する光を使用者側へ散乱させることである。また、
暗色の遮光薄膜の役割は従来の防眩シート同様前記光源
の光を整光し、可視角度範囲及び遮光角度範囲を調節す
るよう光を遮ることである。本発明ではさらに、明色の
遮光薄膜の積層方向と平行な面で、前記光源の光が拡散
するのを少しでも抑える目的で該薄膜の少なくとも一方
の面に、暗色の遮光薄膜が重ね合される構成とした。遮
光薄膜に用いられる着色剤の色を変えることによって、
使用者に最適な視認性を提供することができ、産業上は
もちろんのこと、特に自動車などの車内に使用する場合
には誤認をいちじしく低下させ、交通安全にも大きく貢
献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明による防眩シートに用いられる
繰返し単位であるシートAの縦断面図、(b)はシート
Aにポリカーボネートを貼着した完成品の縦断面図であ
る。
【図2】本発明の防眩シートの他の実施態様を示す縦断
面図である。
【図3】本発明の防眩シートのさらに他の実施態様を示
す縦断面図である。
【図4】本発明の実施例で使用した光線透過率の測定装
置の説明図である。
【図5】本発明の実施例で使用した防眩シートについて
の相対透過光量の測定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 白色層 2 黒色層 3 透明層 4 黒色層 5 縞模様シート 6 接着剤 7 ポリカーボネートフィルム 21 試料 22 ホルダー 23 ハロゲンランプ 24 レンズ 25 積分球 A 縞模様シートの繰返し単位であるシート B 本発明による防眩シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明のシートまたはフィルムと、多層の
    着色乃至不透明のシートまたはフィルムとを交互に重ね
    合せて接合し、積層方向に薄切りにして得られる縞模様
    防眩シートにおいて、透明のシートまたはフィルムの少
    なくとも一方の面に暗色の着色乃至不透明のシートまた
    はフィルムが重ね合され、明色の着色乃至不透明のシー
    トまたはフィルムの少なくとも一方の面に暗色の着色乃
    至不透明のシートまたはフィルムが重ね合されているこ
    とを特徴とする照光表示体用防眩シート。
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