JPH06505907A - セルクラージュワイヤ位置決め挿入体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セルクラージェワイヤ　゛め ＾皿皇實東 ＾Ｍ塁分！ 本発明は、加圧プレートを使用した骨折部の固定の分野に関する。更に詳細には 、セルクラージェワイヤを骨プレートと関連して使用する骨折部固定方法に関す る。

従漣！Ｕ九糎 従来、多くの種類の骨プレートが、成るものはねじを使用して又成るものはワイ ヤループを使用して、骨に適用されてきた。これらのプレートは、任意の大きさ 及び形状であるが、通常はＬ字形状又は直線状である。これらのプレートは、静 的な圧縮力でなく動的な圧縮力を加える張力バンドとして作用する加圧プレート とともに癒着不能部（凸側）の張力側に配置される。ここ２０年において、重量 支持期間中に大きな力を骨内に伝えることができるように、ねじを偏心配置する ことによる自己圧縮効果を持つ骨プレートが、ねじのヘッドとプレートの穴との 間の摺動効果と組み合わされてきた。更に、ねじのヘッド及びプレートの穴が両 方とも球形形状であるため、ねじがプレートに対して直角に配置されていない場 合でも最初に加えられた圧縮が治癒プロセスに亘って維持される。

骨折部の固定にキルシュネルワイヤのようなワイヤ即ちケーブルを使用すること は周知である。長骨の骨折部を固定するのにセルクラージェワイヤ技術が、通常 は骨プレートのような他の固定装置と組み合わせて使用されてきた。これらのワ イヤは、長芋方向で滑らないようにするため及び従って緩まないようにするため 、骨の長手方向軸線に対して９０°の角度で通される。

更に、従来技術では、補綴インブラントの移植後に大腿骨の骨折が起こった場合 、骨折した大腿骨の先端側区分では、骨ねじを含む骨プレートを組み合わせて使 用できるが、このようなねじは、骨折した大腿骨の手前側区分では、移植した例 えば大腿骨インブラントのステムのため容具に使用できない、ということが周知 である。明らかに、髄管全体が骨セメントを用いて又は用いないで補綴ステムで 満たされている場合の骨折については、新たな内部ビン又は更に長いステムを持 つ新たな補綴物を配置することは実行不可能な髄管内固定手段である。

骨プレートが皮質ねじて固定された大腿骨先端部の骨折部を補綴体に固定するの に、及びプレートの手前側をセルクラージェヮイヤを使用して固定するのに、別 の方法が使用さてきれた。従来、これには、特別の骨プレートを使用することを 必要とした０本発明のワイヤ又はケーブル位置決め挿入体はこのような場合に使 用されるようになっている。骨プレートに巻き付けたセルクラージェヮイヤは、 ワイヤの両端を標準的な転子ケーブルクリンプスリープで互いにクリンプした後 でさえ、長手方向に及び骨の周りを周方向に移動する傾向があるということがわ かっている。

本発明を使用することによって、セルクラージェワイヤ即ちケーブルを位置決め 挿入体で骨プレートの任意の所望の穴に関して位置決めでき、位置決め挿入体は クリンプスリーブとして作用し、そのため、ワイヤをひとたび位置決め挿入体に クリンプすると、長手方向及び周方向移動が阻止される。

更に、挿入体は、標準的な骨プレートのねじ穴内に部分的に嵌まるような大きさ になっており、そのため、従来技術の特別の骨プレートは不要である。

３貝Ω員！ 本発明の目的は、皮質骨ねじを受入れるための複数の孔を持つ種類の骨プレート とともに使用するためのワイヤ位置決め挿入体を提供することである。

本発明の別の目的は、クリンプスリーブとして役立ち、標準的なケーブル把持ク リンプ工具で変形させることができる柔順性金属でできたボスを持つワイヤ位置 決め挿入体を提供することである。

本発明の更に別の目的は、骨プレートの孔を通して挿入でき、万一ワイヤを位置 決めし損なった場合でも骨プレートから失われることがないように骨プレートか ら外方に延びるワイヤ位置決め挿入体を提供することである。

本発明のこれらの目的及び他の目的は、本発明では、骨ねじを受入れるための一 連の孔を持つ種類の骨プレートとともに使用するためのケーブル位置決め挿入体 によって達成される。骨プレートは、通常は、骨折部を安定化させ且つ圧縮する ため、孔を通して骨にねじ込まれる骨ねじて長骨の骨折部に亘って位置決めされ る。

ケーブル位置決め挿入体は、骨プレートの孔のうちの少なくとも一つの孔に少な くとも部分的に挿入されるような本体形状を有する０本体は、更に、骨と隣接し た骨プレートの表面又は骨の外方に面した骨プレートの表面のいずれかと係合す るため本体から延びるフランジを有する。ボスは、いずれの場合でも、孔を貫通 し、骨プレートを取り付けたとき、骨から遠ざかる方向に本体の外方に延びる。

ボスは、セルクラージェヮイヤ即ちケーブルを収容してこれを孔及び骨プレート の外面に対して位置決めするため、少なくとも一つの、好ましくは二つの開口部 を有する。開口部は、ボスを通るほぼ円筒形のボアの形態であるのがよい。

位置決め挿入体が骨プレートの下側と係合するフランジを有する実施例では、ボ スは、フランジの表面から少なくとも一つの孔を通って開口部を骨プレートの外 面の外方に位置決めするのに十分な距離延びる。これにより、セルクラージェワ イヤを骨プレートの外方に面する表面とほぼ画一に位置決めすることができる。

セルクラージェワイヤを所定位置にクリンプしなければならないため、クリンプ 工具により圧力が加えられた状態でほぼ円筒形のボアを平らにしケーブルをこの ボアに捕捉するように変形できるように挿入体のボスを柔順性材料からつくるの が有利であるということがわかっている。

本発明のこれらの目的及び他の目的、及び利点は、本発明の二つの実施例を開示 する添付図面の簡単な説明から明らかになる。添付図面は、本発明の例示であっ て限定を行うものではないということは理解されよう。

厘ｆｉυ１吸 添付図面では、幾つかの図面に亘って同じ要素に同じ参照番号が附しである。

第１図は、本発明の位置決め挿入体を含む骨折部安定化装置の斜視図であり、第 １Ａ図は、セルクラージェヮイヤを使用する従来技術の骨折部安定化装置の斜視 図であり、 第２図は、長骨に配置する前の本発明の骨折部安定化装置の分解斜視図であり、 第３図は、骨折部位に取り付けた後の第２図の骨折部安定化装置の平面図であり 、 第４図は、本発明で使用できる骨プレートの平面図であり、第５図は、第１図に 示す骨折部安定化装置の５−５線での断面図であり、第６図は、第１図に示す骨 折部安定化装置の６−６線での部分断面側面図であり、 第７図は、本発明のワイヤ位置決め挿入体の変形例の部分斜視図であり、第８図 は、第７図に示す実施例の位置決め挿入体を使用した、第５図と同様の断面図で あり、 第９図は、第７図の位置決め挿入体を使用した、第６図と同様の部分断面側面図 である。

大旌桝 第１図を参照すると、この図には、全体に参照番号１０を附した本発明による骨 折部安定化装置が示しである０本発明のワイヤ位置決め挿入体１８を使用するこ とによって一連の孔１３を備えた骨プレート１２を長骨１６の骨折部位１４に固 定する。ワイヤ即ちケーブル２０を骨プレー）１２及び骨１６に巻付け、以下に 説明する方法で所定位置にクリンプする。

本発明の位置決め挿入体１８はフランジ２４を有し、このフランジは、骨１６の 外方にこのフランジから延びるボス２６を備えている。ボス２６は、全体に円筒 形の一対のボア状開口部２Ｂを有し、これらの開口部は、ボス２６を骨１６の長 手方向軸線に対してほぼ垂直に貫通している。第１Ａ図を参照すると、この図に は、セルクラージェワイヤとともに使用する従来技術の骨折部固定装置が示して あり、この骨折部固定装置の全体には参照番号１０’が附しである。この装置で は、溝を備えた特別の骨プレー）１２”を長骨１６′の骨折部位１４°に位置決 めし、ワイヤ即ちケーブル２０゛で所定位置に保持する。ワイヤ２０゛　は、骨 プレート１６の外面に形成された溝２１によって所定位置に保持される０次いで 、クリンプスリーブ２２を使用してワイヤを骨プレート１２°及び骨１６’の周 りに係止する。これかられかるように、従来技術の骨プレート１２′の溝２１で は、セルクラージェワイヤ２０°が周方向に移動することを防止できない。

第２図乃至第６図を参照すると、これらの図には本発明の位置決め挿入体１８の 形状が示しである。この挿入体は、フランジ２４及びボス２６の他にフランジ２ ４から延びる位置決め延長部３０を有し、この延長部の形状は、骨プレート１２ の孔１３の形状とほぼ一致する。第５図でわかるように、延長部３０の断面は、 下区分３２及び上区分３４からなる０区分３４は、孔１３の断面形状とほぼ一致 するように内方にテーバしており、区分３２は、僅かに外方にテーパし、孔１３ の縮径領域３６と係合する。縮径領域３６は、通常は、骨ねじ（図示せず）のヘ ッドの座を構成する。更に、第５図でわかるように、好ましい実施例では、少な くとも一つの開口部２８を有するボス２６は、骨プレート１２の外面３８に関し て中央に配置されるが、骨プレートの孔１３の中心線に関しては必ずしも中央に ない、これは、多くの骨プレート１２では、孔１３が骨プレートの中心線に関し て食い違っているためである。これは、骨１６が割れる可能性を少なくするため 、骨に打ち込まれる骨ねじが中心線に関して食い違っているようにするためであ る。かくして、以下に説明するクリンプ工程の後にケーブル２０により生ぜしめ られる保持力は骨プレート１２の長手方向中心線を通して半径方向に作用する。

好ましい実施例ては、位置決め挿入体１Ｂの少なくともボス２６は、標準的なり リンプ工具（図示せず）で変形させるのに十分軟質の材料でできている０位置決 め挿入体２８の全体をつくる上で、コバルト−クロム−モリブデン合金（ビタリ ウム（Ｖｉｔａｌｌｉｕｗ　）のような）又はステンレス鋼が適当な材料である ことがわかった。これらの合金を使用することで、ワイヤクリンプ技術で周知の ようにボスのほぼ円筒形のボアを平らにして楕円形形状にすることによってワイ ヤ２０を所定位置に係止する上で必要な柔順性をボス２６が有するようになる。

本発明の位置決め挿入体１８は、直線状であろうとＬ字形状であろうと任意の骨 プレートに使用できる。一般に、種々の骨プレートの開口部１３は同じ大きさに つくられており、従って、外科医は、骨ねじを用いないで骨プレート１２を骨１ ６に取り付けるという決定を下した場合、セルクラージェヮイヤ２０を溝を備え ていない標準的な骨プレートとともに容易に使用できるようにするのに位置決め 挿入体１８を利用できる。これを行うため、外科医は、延長部３０を孔１３に挿 入するだけでよく、これによって、ボス２６が骨の外方に十分に延びた状態でフ ランジ２４が骨プレート１２の上面３８又は骨プレート１２の下面３９（図示せ ず）のいずれかと係合し、またほぼ円筒形の開口部２８が骨プレート１２の表面 ３８の外側に位置決めされるようになる。外科医は、ワイヤ２０を挿入してこれ に張力を加える。外科医は、次いで、ボス２６を変形させてほぼ円筒形のボア２ ８を平らにすることによってワイヤを挿入体１８に関して捕捉するか或いは、ワ イヤに十分な張力を加えた後、クリンプスリーブ２２を使用してワイヤを所定位 置に係止する。

第７図、第８図、及び第９図を参照すると、これらの図には、全体に参照番号１ ８°を附した位置決め挿入体を骨プレー）１２の孔１３で使用した本発明の変形 例が示しである０位置決め挿入体１８’　は、少なくとも一つの、好ましくは一 対の円形開放溝４２が形成されたボス４０がボス２６に代えて使用されているこ とを除けば位置決め挿入体１８と全ての点で同様である０次いで、位置決め挿入 体１８’を骨プレートに挿入し、ワイヤを骨プレー）１２に対して位置決めする ための溝４２を配置した後、ワイヤ２０を骨プレートに巻き付ける。ワイヤの一 端及び隣接したワイヤ捲線の周りで変形させたクリンプ要素２２でワイヤを所定 位置に係止する。

本発明の二つの実施例を説明したが、本発明の精神及び範囲から進展することな くこれらの実施例に変形及び変更を加えることができるということは明らかであ る。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成　６年　２月２８日喘へ

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．骨プレートを骨に取り付けるための骨ねじを受入れるための一連の孔を持つ タイプの骨プレート用のケーブル位置決め挿入体において、前記孔のうちの少な くとも一つの孔に少なくとも部分的に挿入するように形成された本体と、 骨プレートを骨に取り付けたとき、骨から遠ざかる方向へ向かって前記本体から 延びるボスとを有し、該ボスは、ケーブルを収容してこのケーブルを骨プレート の孔に対して位置決めするための少なくとも一つの開口部を有する、ケーブル位 置決め挿入体。
2. ２．前記骨プレートが取り付けられた骨の外面と隣接した前記骨プレートの表面 と係合するためのフランジを更に有する、請求項１に記載のケーブル位置決め挿 入体。
3. ３．前記ボスは、前記少なくとも一つの開口部を骨プレートの外面の外方に位置 決めするのに十分４距離、前記フランジから前記少なくとも一つの孔を通って延 びている、請求項２に記載のケーブル位置決め挿入体。
4. ４．前記ボスは前記ケーブルを受入れるための二つの開口部を有する、請求項１ に記載のケーブル位置決め挿入体。
5. ５．前記ボスの前記開口部は断面がほぼ円筒形であり、直径が前記ケーブルの対 応する直径よりも大きい、請求項４に記載のケーブル位置決め挿入体。
6. ６．前記ボスは柔順性材料でできており、圧力が作用すると変形して前記ほぼ円 筒形の開口部を平らにし前記ケーブルを開口部内に捕捉する、請求項５に記載の ケーブル位置決め挿入体。
7. ７．前記ボスの前記二つの開口部は、前記ボスの外面に形成されたほぼ半円形形 状の溝の形態である、請求項４に記載のケーブル位置決め挿入体。
8. ８．骨折部安定化装置において、 複数の貫通孔を備えた細長い骨プレートと、前記骨プレートの前記複数の孔のう ちの少なくとも一つの孔に挿入するように形成された本体を有し、該本体は、前 記骨プレートの外面と係合するための前記本体から延びるフランジ及び骨折した 骨から遠ざかる方向で前記本体から延びるボスを有し、該ボスが少なくとも一つ の開口部を有する、少なくとも一つの挿入体と、 前記ボスの前記開口部を通って延び、骨折した骨に巻付けられるケーブルと、骨 プレートを骨折した骨と係合した状態に保持するため、骨の周りで前記ケーブル に張力を加えた後、所定長のケーブルを固定するための手段とを有する、骨折部 安定化装置。
9. ９．前記ボスの前記開口部はほぼ円筒形形状の一対の開口部からなり、これらの 開口部の長手方向軸線は、骨折した骨の長手方向軸線にほぼ垂直に延びる、請求 項８に記載の骨折部安定化装置。
10. １０．前記ボスは柔順性材料でできており、圧力が作用すると変形して前記ほぼ 円筒形の開口部を平らにし前記ケーブルを開口部内に捕捉する、請求項９に記載 の骨折部安定化装置。
11. １１．所定長の前記ケーブルを固定するための前記手段は、前記ボスをクリンプ して前記ボスのほぼ円筒形の開口部を平らにし、ケーブルを前記骨プレートに関 して所定位置に固定する、請求項１０に記載の骨折部安定化装置。
12. １２．前記ボスの前記開口部は、外方に開放した一対のほぼ半円形の溝からなる 、請求項８に記載の骨折部安定化装置。
13. １３．所定長の前記ケーブルを固定するための前記手段は、前記ケーブルの二つ の捲線にクリンプされたスリーブである、請求項１２に記載の骨折部安定化装置 。
14. １４．前記フランジは、前記骨プレートが取り付けられた骨の外面と隣接した前 記骨プレートの表面と係合する、請求項８に記載の骨折部安定化装置。
15. １５．前記ボスは、前記少なくとも一つの開口部を骨プレートの外面の外方に位 置決めするのに十分な距離、前記フランジから前記少なくとも一つの孔を通って 延びている、請求項１４に記載の骨折部安定化装置。