JPH06505518A - 高い加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物の製造方法 - Google Patents
高い加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
高い加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物の製造方法発明の背景
本発明は、改良された性質、例えば、加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組
成物を製造する方法に関する。
ポリ塩化ビニル、時にはPVCと略す、は、構成工業、例えば、家の側面および
窓のフレーム、水のパイプ、おもちや、および種々の家庭用物品のための成分を
包含する、多数の用途をもつ確立された合成樹脂である。PVCは堅いのもろい
樹脂であり、通常そのまま使用されず、その加工性および性能を改良する、加工
助剤、可塑化ポリマーおよび/または液状可塑剤、および安定剤と配合される。
未配合のPVCは約80℃の加熱たわみ温度を有するが、商業的に入手可能な配
合された硬質P■Cはわずかに60〜70℃のHDTを有する。硬質PVCを使
用するか、あるいは使用することができる、いくつかの物品、例えば、建築用構
成成分およびアプライアンスおよびコンピューターのハウジングは、年のある期
間に、あるいは通常、太陽への暴露によるか、あるいはその中に収容される装置
の作動により生ずる強い熱にさらされる。したがって、このような用途において
PVCを有用とするために、配合されたポリ塩化ビニル樹脂のHD Tをその現
在のレベルより上に増加することが重要である。
PVCは他のエンジニアリング樹脂を越えたかなりの価格の利点を提供するが、
構造材料としてのその使用はそのHDTが低いためにむしろ制限されてきている
。そのHDTを増加する方法は、しばしば、その対衝撃性を低下する。
したがって、また、このような用途のために、PvCの対衝撃性を有意に減少さ
せないで、そのHDTを増加することが重要であろう。これは2つの方法で現在
実施することができる。
1つは十分に高い、例えば、130℃より高いガラス転移態度(Tg)および約
690MPaより大きい曲げ弾性率を有する不相溶性樹脂、例えば、ポリカーボ
ネートまたはポリスルホン樹脂または無機充填剤、例えば、ガラス繊維、ガラス
ピーズ、または二酸化チタン粒子を添加することである。無機充填剤の添加は、
それが加工が困難であるか、あるいは完全に加工不能となる点までブレンドの粘
度を急速に増加するという欠点に悩まされる。しかしいずれの場合においても、
この方法において到達できる最大のHDTは約80℃である、すなわち、未配合
PVcのHDTである。
他方の方法は、PVCと混和性である十分に高いTgおよび曲げ弾性率を有する
樹脂を添加することである。これは80℃より高いHDTを有するブレンドを生
ずる。このアプローチを取り扱ういくつかの研究は特許文献に報告されてきてい
る。
米国特許第4,255,322号(Kopchik)は、好ましくは衝撃変性剤
として働(第3ポリマーをまた含有する、PVcとポリグルタルイミドとのブレ
ンドを開示している。この特許において、Pvcおよびポリグルタルイミドは相
溶性であることが決定され、そして、さらに、ブレンドは改良されたHDTを有
することが決定された。ポリグルタルイミドそれら自体は、また、イミド化アク
リル樹脂またはポリアクリル酸のイミドとして知られており、米国特許第2.1
46,209号(1939)(Graves) 、米国特許第3,284,42
5号(Scroeder)、米国特許第4.169.924号(BarabaS
ら)および米国特許第4,246,374号(Kopchik)に既に記載され
ている。
米国特許第4.595,727号(D o a k)は、別のエラストマー衝撃
性変性剤を含有するブレンドよりむしろ、ゴム変性PVCを使用することによっ
て、米国特許第4.246.374号(Kopchik)の改良を記載している
。米国特許第4.595.727号(Doak)は、ゴム変性PVCと30%の
ポリグルタルイミドとのブレンドについての88℃のHD Tを報告している。
ポリグルタルイミドの量を60%に増加するとき、HDTは105℃に増加する
。
米国特許第3.629,170号(Yamanouchiら)は、また、改良さ
れたPVC組成物を開示している。この改良は、PVcをポリスルホン樹脂と溶
液配合し、そして溶媒を蒸発させることによって得られる。この参考文献は生ず
るブレンドのHI)Tではな(、ビカー軟化温度のみを報告している。しかし、
改良が得られる場合でさえ、溶液配合はポリマーのブレンドを製造する実際の工
業的方法ではないことが明らかである。いずれの場合においても、ポリスルホン
はPVCと不相溶性であるので、有意なHD Tの改良をこの方法において得る
ことことは期待されない。
ローム・アンド・ハース・カンパニー(Rohm & HaasCompany
)(米国特許第4.246.374号の譲受人)は、種々の用途のための広い範
囲のポリグルタルイミドを提供しており、これらはpvcとの配合のためのバラ
ロイド(PARALOID’)HT−510と表示される等級および他のエンジ
ニアリング樹脂との配合のためのバラロイド(PARALOID’)EXL−4
000と表示されるより高いTgの樹脂の族を提供している。
通常、ポリマーは工業的規模で許容される程度に高い温度で作動する連続的装置
により短い滞留時間で溶融配合される。このような装置は通常の押出機であるが
、種々のブレンダーまたはミキサーをまた使用することができる。押出機は使用
に最も便利である。なぜなら、処理量が高く、モジュールの構成が可能である、
そして加工温度のコントロールおよび維持が容易であるからである。
樹脂、例えば、ローム・アンド・ハース社(Rohm & Haas)のバラロ
イド(PARALOIDll)HT−510)これは本発明者により約130℃
であると決定された、かなり低いTgを有する)は、押出機でPVCと溶融配合
することができる。親指の法則として、加工温度はTgより少なくとも約100
℃高いので、この溶融加工温度は少なくとも230℃である。しかしながら、P
VCは約210〜220℃以上で減少し始め、そして約230℃以上の分解速度
は非常に急速であり、そしてさらに温度とともに増加する。したがって、このよ
うなブレンドを直接溶融配合することができるが、それらの高い溶融加工温度は
工業的に望ましくなく、ここで150〜220℃、好ましくは150〜210℃
の温度範囲内で実施することが望ましい。約230℃までの温度は時には許容す
ることができるが、通常推奨されない。すぐれた均質な配合がそれらのより高い
温度において得られる場合でさえ、変色、塩化水素の発生、または他の徴候また
は分解はしばしば観察されるであろう。なお分解の量は温度に依存するばかりで
なく、かつまた滞留時間に依存する。230℃の温度は1分より少ない滞留時間
に非常に許容されるが、数分については許容されない。
130℃のTgをもつ同一樹脂を220℃より低い温度でPVCと配合する場合
、完全に均質な分散はしばしば得られず、そしてHDTの改良は小さく、通常配
合しないPVCのHDTを非常には越えない。P■。
C、ポリグルタルイミドおよび強化ポリマーと押出機で一緒にに配合するとき、
立場はなおいっそう複雑である。PVCの中のポリグルタルイミドの完全な分散
は得られないという事実に加えて、ブレンドの生ずるHDTは通常低いTgの材
料である強化ポリマーの不存在下であるときより低い。このような組成物の曲げ
(または屈曲)弾性率は、また、低いTgの材料である強化ポリマーの不存在下
であるときより低い。
ポリグルタルイミドのTgが増加するにつれて、それをPVCと工業的に通常使
用される条件下にに直接溶融配合することは困難であるか、あるいは不可能であ
る。バラロイド(PARALOID”)E、XL−4000の族は製造業者によ
り140℃〜170℃の範囲であると報告されたTg値を有する。これらの樹脂
は工業用樹脂、例えば、ポリカーボネート、アクリロニトリル/スチレン/ブタ
ジェンおよびスチレン/アクリロニトリル樹脂、およびポリ(エチレンテレフタ
レート)と配合して、それらの抵抗または溶融強さを増加し、光学的性質を改良
するか、あるいは顔料または他の添加剤のための担体として働くのために、ロー
ム・アンド・ハース社により提供される。しかも、それらは潜在的にPVCのH
DTをバラロイド(PARALOI DLl)HT−5ioを使用して得ること
ができるより非常に高い程度に増加することができ、そして、また、それらはよ
り高い曲げ弾性率を有するので、生ずるブレンドは強化剤を使用して得られると
きでさえ、いっそう硬質であることを期待することができる。不都合なことには
、このようなブレンドを製造する方法は提案されてきていない。
したがって、改良されたHDT値および許容される高い曲げ弾性率をもつ、強化
されたPVC組成物を製造する工業的に実際的な方法が要求本発明によれば、約
150〜220℃の範囲、好ましくは160〜210℃の範囲内にセットした温
度において、(A)10〜95重量部のポリ塩化ビニルを、(B)相補的量のポ
リマーのブレンドとブレンドし、前記ポリマーのブレンドは、はぼ
(’C)30〜85重量%のイミド化アクリル樹脂、前記樹脂はASTM標準規
格D3418に従い決定して130℃以上のガラス転移温度および少なくとも6
90kPaの曲げ弾性率を有し、ここで前記樹脂の中に本来存在するエステル基
の少なくとも20%は、次の式(1):式中、R1、R2およびR3の各1つは
独立に水素またはC1−C20非置換のあるいはさらに置換されたアルキル、シ
クロアルキルまたはアリール基である、
の単位にイミド化されており、前記イミド化アクリル樹脂はさらに0〜50重量
%の共重合したエチレン系不飽和の追加のモノマーを含有し、そして約150〜
220℃の温度範囲内でポリ塩化ビニルの分解を引き起こすことができる官能基
を実質的に含有せず、前記樹脂は約200〜300℃の範囲内の温度において溶
融加工可能である、および(D)15〜70重量%の第3ポリマー、これは約1
50〜300°Cの温度範囲を通して溶融加工可能であり、そして約200〜3
00℃の温度範囲内でイミド化アクリル樹脂(C)の分解および約150〜22
0℃の温度範囲内でポリ塩化ビニルの分解を引き起こすことができる官能基を実
質的に含有しない、
から本質的に成り、
イミド化アクリル樹脂(C)と第3ポリマー(D)との前記ブレンド(B)は約
220℃以下で溶融加工可能であり、ポリ塩化ビニルとブレンド(B)との配合
は、ポリ塩化ビニルの実質的な分解が回避され、ブレンド(B)がポリ塩化ビニ
ルの中によく分散するようになり、そしてイミド化アクリル樹脂(C)の実質的
にすべてがポリ塩化ビニルと相溶性の単−相の組成物を形成するような温度およ
び剪断条件下に実施する、
ことからなる、改良された加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物を製造
する方法が、今回、提供される。
また、改良された加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物が提供される。
図面の簡単な説明
第1図は、80℃でアニーリングしたPVC組成物の加熱たわみ温度/組成物の
中の130℃または155℃のTgをもつイミド化アクリル樹脂の重量%のプロ
ットである。
第2図は、90℃でアニーリングしたPVC組成物の加熱たわみ温度/組成物の
中の130℃または155℃のTgをもつイミド化アクリル樹脂の重量%のプロ
ットである。
第3図は、90℃でアニーリングしたPvC組成物の加熱たわみ温度/組成物の
中の155℃のTgをもつイミド化アクリル樹脂の重量%の用語「ポリ塩化ビニ
ル」は、ここにおいて使用するとき、純粋なポリ塩化ビニルを意味する。通常商
用ポリ塩化ビニル樹脂は加工助剤、可塑剤、安定剤、および多分他の添加剤を含
有するので、商用硬質ポリ塩化ビニル樹脂の中のポリ塩化ビニルの量は100%
より少ない。
用語「イミド化アクリル樹脂」は、ここにおいて米国特許第4,246.374
号(Kopchik)において使用された用語「ポリグルタルイミド」より優先
的に使用されるであろう。本発明の開示および請求の範囲の目的で、用語「アク
リル樹脂」はアクリレートエステルまたはアルキルアクリレート、通常、メタク
リレートエステルのポリマーを意味することが理解される。特許および技術的文
献がら理解されるように、これらのポリマーは、出発ポリマーのイミド化の程度
に依存して、変化する量の転化されていないエステル、カルボン酸基、および末
端キャップされたノJルボン酸基を含有するすることがある。
本発明の方法により製造される組成物は、記載した成分に加えて、強化剤として
働く追加のポリマーの添加剤(E)を含有することができる。
しかしながら、ポリマー(D)それ自体またはポリマー(D)と商用ポリ塩化ビ
ニルの中に既に存在するか、あるいは内部の可塑剤としてポリ塩化ビニルに添加
することができる任意の材料との組み合わせは、それ以上の添加剤なしで強化剤
として働くすることができる。
イミド化アクリル樹脂は、通常、ポリ(アルキルアルキルアクリレート)、好ま
しくはポリ(メチルメタクリレート)とアンモニアまたは有機第1アミン、通常
必ずしも脂肪族では′、ヨい、との反応により調製されるであろう。このような
調製の詳細および実施例は、本発明の節の背景において述べた種々の早期の特許
の中に提供されており、それらをここに引用によって加える。イミド化工程にお
いて首尾よく使用されてきている他のアミンは、例えば、エチルアミン、イソプ
ロピルアミン、ブチルアミン、ドデジルアミン、シクロヘキシルアミン、および
アニリンを包含する。他のポリメチルアク1ルートまたはポリアク1ルー、トは
、ポリ(メチルメタクリレート)の代わりに原理的には使用することができるが
、Tgが低いために望ましさに劣る。イミド化工程において最も普通に使用され
る有機アミンはメチルアミンであるが、高級脂肪族および脂環族のアミン、アニ
リン、メチルフェニルアミン、および他の置換および非置換の芳香族および脂環
族アミンをまた使用することができる。
米国特許第4.255,322号のPVCブレンドの中に使用されているイミド
化アクリル樹脂の分子量は、典型的には、100,000〜20o、oooであ
り、そしてそれらのイミド化の程度は好ましくは20〜60%である。本発明の
目的に対して、好ましい分子量範囲は50,000〜200.000であり、そ
して好ましいイミド化の程度は60〜100%である。メタクリレートまたはア
クリレートのモノマーに加えて、これらのポリマーはそれらと共重合したより少
い量の他のエチレン系不飽和コモノマーを有することができる。このような追加
のモノマーは、例えば、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニルおよびメチル
ビニルエーテルであることができる。種々のイミド化アクリル樹脂はペンシルベ
ニア州フィラデルフィアのローム・アンド・ハース・カンパニー(Rohm &
Haas Company)から入手可能である。パラロイド(PARALO
ID’)EXL−4261の表示で販売されているイミド化アクリル樹脂は、1
60℃の報告されたTgを有する。パラロイド(PARALOIDR)EXL−
4171の表示で販売されている他のイミド化アクリル樹脂は、170℃の報告
されたTgを有する。この樹脂は多少のカルボキシル基を含有する。カルボキシ
ル基は高温においてPVCの分解を引き起こすので、パラロイド(PARALO
ID”)EXL−4171の使用はブレンドの黄色化を引き起こすことがある。
種々のパラロイド(PARALOID’)EXL−4000樹脂は1〜約5%よ
り少ないカルボキシル基を有することがあり、そしてまた少量の無水物基を含有
することがある。カルボキシルは明らかにイミド化反応の間に形成し、そして多
分回避することかできない。しかしながら、これらの樹脂のいくつかの等級は、
多分、エステル化により、キャップされたカルボキシル基を有する。
なかでも出発アクリルポリマーのイミド化の程度に依存して、イミド化アクリル
樹脂(C)のガラス転移温度Tgは変化し、モしてイミド化の程度が増加するに
つれて増加する。それらの高いTgのポリマーは生ずるPVC組成物のHDTを
、低いTgのポリマーより高い値に増加することを期待することができる。本発
明の方法において、140℃またはそれより高い、ことに150℃またはそれよ
り高いTgイミド化テアクリル樹脂とくに重要である。
本発明者は、予期せざることには、高いTgのイミド化アクリル樹脂をまず第3
ポリマー(D)と適当な条件下に配合し、生ずるブレンド(B)はPVCの分解
を引き起こさないで230℃以下の温度において−PVCと容易に溶融配合する
ことができ、そしてPVCとそれらの条件下によく配合するとき、事実上全体の
イミド化アクリル樹脂(C)はPVCとの緊密に相溶性の配合の中に溶解するか
、あるいはそれを形成することを発見した。これは、不相溶性の分散液と反対に
、組成物のHDTを配合しないPVCのHDTより上に増加させる。適切な条件
下に、生ずるPVC組成物のHDTは144℃程度に高いか、あるいはそれより
高いことさえある。経済的理由で、出来るだけ高いPVC含量、好ましくは(B
)とのそのブレンドの少な(とも40重量%、ことに50重量%のPVC含量を
もつ高いHDTのPVC組成物を製造することは好ましい。
イミド化アクリル樹脂(C)と第3ポリマー(D)とのブレンド(B)は、通常
、2相の組成物であり、ここでイミド化アクリル樹脂(C)を第3ポリマー(D
)の中に分散されている、すなわち、ポリマー(D)はマトリックス(連続相)
を形成し、そして樹脂(C)を分散相を形成する。イミド化アクリル樹脂が連続
相を形成している、逆転2相分散液は、通常の工業的溶融配合条件下に約190
〜220℃においてPVCと混和性ではないと信じられる。イミド化アクリル樹
脂(C)と不混和性であるこのようなポリマー(D)は約130℃より高くない
Tgを有することが必要である。
ポリマー(D)がマトリックスでありそして樹脂(C)が分散相である、適当な
ブレンド(B)を調製するために、配合温度および所定の剪断速度におけるイミ
ド化アクリル樹脂(C)および第3ポリマー(D)の相対粘度は、次の不等式(
a)
MV (D)、 V (C)
を満足すべきであり、ここでMV (C)およびMV (D)は、それぞれ、溶
融加工温度におけるイミド化アクリル樹脂(C)および第3ポリマー(D)の溶
融粘度であり、そしてV (C)およびV (D)はブレンド(B)の中の樹脂
(C)およびポリマー(D)のそれぞれの体積分率である。
ポリマー(D)は、別法において、130℃より低い、好ましくは120℃より
低いTgを有し、イミド化アクリル樹脂と混和性であるポリマーであることがで
き、こうして生ずるブレンドは均質な、単−相の組成物である。しかしながら、
ポリマー(D)のTgおよび樹脂(C)およびポリマー(D)の相対的比率はブ
レンドが約220℃より低い溶融加工可能であるような比率でなくてはならない
。当業者は簡単な実験により所定のブレンドがこの要件を満足するかどうかを確
立することができ、そして満足なブレンドを得るための成分の相対的比率を容易
に調節することができるであろう。
任意の強化ポリマー(E)は、この目的で普通に使用される型の任意の低いTg
および低い曲げ弾性率またはゴム状のポリマーであることができる。典型的には
、ポリマー(E)は約25℃より低い少なくとも1つのTgおよび最大的345
kPaの曲げ弾性率を有するであろう。代表的なこのようなポリマーは、例えば
、エチレン/ビニルコポリマー、アクリロニトリル/ブタジェン/スチレンコポ
リマー、EPDMエラストマー(エチレン/プロピレン/ジエン化合物)、エチ
レン/酢酸ビニル/−酸化炭素のコポリマー、エチレン/ブチルアクリレート/
−酸化炭素のコポリマー、エチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメタクリ
レートのコポリマー、エチレン/酢酸ビニル/グリシジルメタクリレートのコポ
リマー、エチレン/酢酸ビニル/グリシジルアクリレートのコポリマー、前述の
米国特許第4.255.322号に記載されている型のメタクリレート/ブタジ
ェン/スチレンのコポリマー、アクリロニトリル/スチレン/アクリレートのコ
ポリマー(ジェネラル・エレクトリック・カンパニーから入手可能である)、ま
たはメタクリレート/アクリロニトリル/アクリレートのコポリマー(日本国の
ケイン・エイス・FMカンパニーから入手可能である)を包含する。それらのポ
リ、マーは非晶質であるか、あるいは非常に低い結晶化度を有する。それらは架
橋されていないか、わずかに架橋されているか、あるいは完全に架橋されている
ことができる。それらのコポリマーの形態は、順次の重合の結果として、コア/
シェルであるか、あるいはセグメント化されていることができる。
ポリマー(D)は、上の強化ポリマーと同一のクラスに属することは必要ではな
いが、属することができるが、約130℃より高いTgまたは約220℃の融点
を有することができない。代表的なこのような追加のポリマーは、約115〜1
20℃のTgをもつスチレン/無水マレイン酸のコポリマー(アルコ・ケミカル
・カンパニーから、名称DYLARK\232で、入手可能である)、約100
〜110℃のTgをもつポリ(メチルメタクリレート)(デュポン社を包含する
供給会社から入手可能である)、約100〜120℃のTgをもつメチルメタク
リレートと他のエチレン系不飽和モノマーのコポリマー(エチレン系不飽和モノ
マーに依存していくつかの供給会社から入手可能である、これらはスチレン、ア
クリル酸エステルまたは酢酸ビニルであることができる)および約130℃のT
gをもつイミド化アクリルポリマー(ローム・アンド・ハース社から、名称PA
RALOID\HT−510で入手可能である)である。ポリマー(D)は分枝
鎖状であるか、あるいは部分的に架橋されていることができるが、完全に架橋す
ることができない。なぜなら、これは220℃以下でブレンド(B)をPVCと
溶融配合することが非常に困難であるか、あるいは不可能であるからである。
ポリマー(D)がイミド化アクリル樹脂と、パラロイド(PARALolDR)
HT−510およびパラロイド(PARALOID”)EXL−4000の場合
におけるように、熱力学的に相溶性であるとき、なお温度および剪断条件を調節
し、こうして最初にそれらの樹脂がそれらの別々の同一性を維持し、2相の分散
物を形成し、より高いTgの樹脂がより低いTgの樹脂の中に溶解するようにす
ることができる。ここで、上の不等式(a)をすぐれた利点をもって適用するこ
とができる。もちろん、配合が進行するにつれて、それらの別々の相は徐々に消
失するする傾向があり、そして単−相の組成物は生ずるであろう。生ずる単−相
のブレンドのTgはPvCの有意な分解なしにそれをPVCと配合するためには
高過ぎるので、所望の2相の分散液が得られたとき、配合を停止することが推奨
される。
イミド化アクリル樹脂(C)の添加から最大のHDTの改良を得るために、ブレ
ンド(B)の中に50容量%より多い樹脂(C)を有することが望ましい。ブレ
ンド(B)が2相の分散液であるとき、上の不等式(a)により、樹脂(C)の
この望ましい濃度を得ることができる条件は何であるかを予測することができる
。溶融粘度MV (C)およびMV(D)は、任意の便利な方法で、例えば、毛
管溶融レオメータ−で、あるいは同時係属出願第071544.626号(S、
E、Tadros)に記載されている溶融レオメータ−で決定することができる
。所望の種類の2相分散液が形成されたというおおよその確証として、ブレンド
(B)のベレットを樹脂(C)のTgより低いが、ポリマー(D)より高いTg
の温度において熱板に対して絞ることができる。ベレットがこれらの条件下に変
形する場合、それはポリマー(D)がマトリックスを形成することを示す。より
正確であるが、より時間を消費する技術は、走査型透過電子顕微鏡検査および動
力学的機械的アニリン(両者は当業者によく知られている)を包含する。
ブレンド(B)は約150〜220℃の前述の温度範囲内で商用PVCと溶融配
合する。任意の強化ポリマー(E)をこの段階で添加するか、あるいはブレンド
(B)の調製の間に添加するか、あるいはまずPVCと配合し、次いでブレンド
(B)とさらに配合することができる。ブレンド(B)を使用する形態は重要で
なはなく、そして、例えば、ペレットまたは粉末であることができる。PvCと
ブレンド(B)との配合は通常押出機で実施され、この押出機は一軸または二軸
のスクリュー押出機であることができ、そして任意の便利な設計のスクリュー、
例えば、混合スクリュー、同時回転するスクリュー、ブス(Buss)ニーダ−
などを装備することができる。押出機は通常ゾーンに分割され、これらのゾーン
は供給口から出発し、そして押出ダイで終わり、異なる温度に維持される。供給
口における典型な温度は約130〜160℃であり、モして押出ダイの直前で約
150〜180℃である。押出ダイは典型的には約160〜190℃に維持され
る。供給口と押出ダイとの間のバレルに沿った温度は約150℃から約190℃
で変化することができる。
押出機の中の剪断は熱を生成するので、溶融温度は通常この装置のために前以て
セントした温度より高く、そして200〜230℃に到達することがある。高い
処理量の、短い滞留時間の装置において、PVC組成物はこの温度範囲において
有意な分解なしに加工することができる。分解の最初の徴候は押出物のゆがみで
ある。色(通常黄色)が許容される場合、操作は前以てセットした温度および滞
留時間の条件で進行させることができる。色が許容されない場合、温度を低下さ
せるか、あるいは滞留時間を短くすることができる。押出物2お任意の形態で回
収することができるが、通常ストランドまたはロッドとして得られ、次いでこれ
らをペレットに切断する。
本発明のある種の代表的な実施態様の次の実施例によって、本発明を説明し、こ
こですべての部、比率および百分率は特記しない限り重量による。
実施例において使用するすべてのポリマー材料をまず表■に記載する。
ローム・アンド・ハースのパラロイド(PARALOID”)樹脂HT−510
、EXL−4261およびEXL−4171をASTM標準規格D3418に従
い本発明者が再決定しそして、それぞれ、130℃、155℃および165℃で
あることが発見された。
HDTは各場合においてASTM標準規格D6尋8に従い264psi (18
20kPa)において決定した。
曲げ弾性率はASTM標準規格D7θ0に従い決定した。
ノツチ付アイゾツト衝撃強さはASTM標準規格D2s6に従い決定した。
組成 pvc含量、% 顔料(Y/N)(Al) 83.90 N
(A2) 87.93 Y
(A3)* 77.83 Y
(A4) 82.87 N ’
*このPVC組成物は多分対衝撃性改良剤(E)を含有する。なぜなら、それは
ノツチ付アイゾツト衝撃強さ試験において非常に延性破壊を示すからである(
:L O67N、 m/mより大きい)。
イミド化アクリル樹脂、
ローム・アンド・ハース社のアクリルイミドコポリマー(C1〜C3)。
組成 表 示
(CI ) PARALOrD@ HT−510,Tg = 130” C(C
2) PARALOID@ Eル261.Tg富155°C(C3) PARA
LO窮EXI、4171.Tg−165°C第3ポリマー(Di〜D5/El)
組成 表 示
(Dl) エチレン/n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート66
.8/2815.2%のターポリマー(デュポン社)、Tg、=−60℃。
(B2) エチレン/−酸化炭素/n−ブチルアクリレート60 : 10 :
30ターポリマー、Tg=−60℃
(B3) スチレン/無水マレイン酸92:8コポリマー(アルコ・カンパニー
、DYLARK−”232)、Tg=110−11.5℃。
(B4) PARALOIDゝ(ローム・アンド・ハース社)HT−510、T
g=130℃。
(D5/El)** アクリロニトリル/ブタジェン/スチレンの**このポリ
マーはポリマー(D)またはポリマー(E)として使用することができる。
実施例1〜4
PVC組成物(A2)をイミド化アクリル樹脂(C2)およびエチレン/n−ブ
チルアクリレート/グリシジルメタクリレートのターポリマー(DI)と、(C
2)および(Dl)のプレブレンドによるか、あるいはプレブレンドしないで配
合した。さらに、(C2)と(Dl)との配合は(Dl)または(C2)が連続
相(マトリックス)であり、他方は分散相であるような条件下に実施した。
(Dl、)、3kgおよび17kgの(C2)をウニルナ−・アンド・ブフレイ
デレル(Werner & Pfleiderer)の30mmの二軸スクリュ
ー押出機で230℃において溶融配合し、そして2〜3mmの直径のストランド
に押出し、これをペレットに切断した。ペレットは15%の(Dl)の中に分散
した85%の(C2)を含有し、60℃において一夜真空乾燥した。110℃の
温度に維持した熱板に対してブレンド(B1)のペレットを絞ることによって、
連続相の同一性を確証した。
ブレンド(B2)は同一の組成を有したが、70mmのバス・ニーダ−(Bus
s Kneader)を280℃より高い温度において作った。ブレンド(B2
)において、(Dl)は分散相であり、そして(C2)は連続相であった。
実施例4において、(A2)、(C2)および(Dl)を−緒に直接配合した。
トリローバルの30mmの直径のスクリューを装備したウニルナ−・アンド・ブ
フレイデレル(Werner & Pf Ieiderer)押出機の中で溶融
配合することによって、最終のポリ塩化ビニル組成物を作り、そして温度160
/165/165/165℃にセットした4つのゾーンに分割した。第3ゾーン
は出口グイ付近に位置する真空口を有した。各場合において合計の押出機の装入
量は2.2kgであった。
組成物をストランドとして押出し、これをペレット化し、そして試験塩に射出成
形した。HDTは各場合において80℃において14時間アニーリングした後決
定した。さらに、押出物のスキンの外観をすべての場合において観察した。
結果を下表IIに要約する。
表II
−彫!−ひの」刀」力旦江田比π1土乙1 100 0 0 0 0 60 平
滑2 70 30 0 0 0 88 平滑70 0 30 0 0 86.8
粗い4 70 0 0 25.5 4.5 −m−非常に粗いこれらの実施例
が示すように、実施例2〜4のブレンドは同一の組成を有し、本発明に相半する
実施例2のブレンドのみは、実施例1(対照)の出発PvC組成物についての6
0℃のHDTと比較したとき、平滑なスキンおよび88℃の改良されたHDTを
有したが、実施例3(比較)のブレンドはより小さいHDTの改良を提供し、そ
して粗いスキンをもつ押出物を与えた。
実施例4のブレンドは連続的に押出すことができず、オンおよびオフのストラン
ドの破壊を生成し、これは要求される量の射出成形のための材料を掛供しなかっ
た。、−の型のブレンドは工業的実施におLlて実際的ではない。
実施例5−〇
これらの実施例は、低いTgのイミド化アクリル樹脂、例えば1.(ラロイド(
PARALOIDll)HT−510(米国特許第4.255.322号の教示
に従う)を使用して、PVCのHDTを中程度にのみ増加することができると同
時に、平滑なスキンをもつ押出物をなお得ることができることを示す。しかしな
がら、高いTgのイミド化アクリル樹脂、例えば、パラロイド(PARALOI
D”)EXL−4261およびその特許の方法に従う操作を使用して、粗いスキ
ンおよび増加したHDTをもつ押出物が得られる。他方において、同一の高いT
gのノくラロイド(PARALOID’)EXL−4261を本発明の方法に従
い使用するとき、非常により多い有意のHDTの改良が得られ、そして同時に非
常により平滑なスキンをもつ押出物が製造される。
また、所定のPVC組成物の最高の可能なHDTを得るために、ブレンドをブレ
ンドの究極のTgより約5〜25℃低い温度においてアニーリングすべきであり
、これは既知の方法で計算することができる。これらの実施例において、ブレン
ドのHDTおよびノツチ付アイゾ・ソド衝撃強さの両者は、80℃において24
時間または90℃において14時間の間試験片をアニーリングした後、決定した
。曲げ弾性率はアニーリング温度で著しく変化しないので、アニーリングしない
で決定した。
すべての実験において、ポリ塩化ビニル組成物を前と同一の二軸スクリュー押出
機で製造した。実施例5〜12において、温度を165/163/186/16
5℃にセットし、そして実施例13〜16において、温度を165/1.65/
1.65/165℃にセラI−1,た。押出様の装入量は実施例5〜12におい
て2.8kgであり、そして実施例13〜16において2.5kgであった。実
施例5〜16における曲げ弾性率の試験片(3,1,8X0.635X12.7
mm)を、HPMカンパニー製の公称6オンス(177ml)の機械(15/1
5秒/サイクル比で作動する)を使用して射出成形した。加工温度は180/1
80/180/180℃にセットし、型温度は30/30℃であった。ポリマー
の素材の実際の溶融温度は200〜205℃であった。
これらの実験を下表IIIに要約し、ここでポリマーの表示は表1に記載する表
示に相当する。実施例5は対照実施例である。実施例11〜16は比較例である
。
実施例11および12から、米国特許第4,255,322号において一教示さ
れる直接配合法は高いTgのイミド化アクリル樹脂とともに使用して平滑なスキ
ンの押出物を与えるブレンドを製造することができないが、HDTは改良される
ことに注意すべきである。さらに、実施例11〜16から、HDTを感知し得る
程度に増加するために前記特許の方法に従い使用しなくてはならない、より高い
Tgまたはより低いTgのイミド化アクリル樹脂の量は、本発明の方法に従い使
用する高いTgの量より非常に多いことに注意すべきである。
増加するHDTに加えて、本発明の方法は、また、PVCの耐衝撃強さを有意に
改良する。これは明らかに実施例6〜10と実施例5とのノツチ付アイゾツト衝
撃強さのデータの比較および実施例11〜16と実施例5とのノツチ付アイゾツ
ト衝撃強さの比較から明らかである。
第1図は、HDT/80℃において24時間アニーリングしたPvCとの最終の
ブレンドの中のイミド化アクリル樹脂の重量%のプロットである。本発明に従い
イミド化アクリル樹脂(C2)とのブレンドについ4.255,322号におい
て教示される一般の直接配合手順に従い製造された、イミド化アクリル樹脂(C
2)とのブレンドについて得られた。
それは実施例5.11および12に基づく。曲線Cは、米国特許第4゜255.
322号の教示に従い、イミド化アクリル樹脂(C1)を使用して製造されたブ
レンドについて得られた。それは実施例5および13〜16に基づく。曲線A、
BおよびCについてのデータの点は上の表■IIから取った。
第2図は第1図におけるのと同一の方法で得たが、ただしすべての試料は90℃
において14時間アニーリングした。すべての他の面において、曲線DSEおよ
びFは、それぞれ、曲線ASBおよびCに相当する。
第3図において、曲線Gは90℃において14時間アニーリングした試料のHD
T/本発明に従うイミド化アクリル樹脂の量のプロットであり、そして実施例5
〜10に基づ(3曲線Hは、線形回帰の計算に従いトレースし、HDTがイミド
化アクリル樹脂の重量%と線型的に増加することを示す。実験の条件下に、この
増加はほぼ1℃/1%のバラロイド(PARALOID”)EXL−4261で
起こった。信頼水準は99.6%であった。
実施例17〜23
これらの実施例において、粉末状ポリマーを押出機の中で最初の溶融配合をしな
いで成形装置の中で直接溶融配合した。これらの実施例が証明するように、なか
でも、樹脂のTgが130℃であるとき、米国特許第4.255,322号に記
載する直接の成形方法はPvCとイミド化アクリル樹脂との均質なブレンドを生
成するが、Tgが155℃であるとき、均質なブレンドを生成することができな
い。アニーリングを実施しないおよび90℃において14時間アニーリングを実
施した均質性(肉眼に対する1相)または不均質性(肉眼に対して分散した粒子
)およびHDTのデータを、下表IVおよびIVAに要約する。
(A3)、(A4)、(C1)、(C2)および(Dl)の表示は、表1の中に
説明されている。ポリマーのブレンド(B1)および(B2)は実施例1〜4と
同一であった。
実施例17は対照であるが実施例20.22および23は比較例である。表IV
およびTVAから明らかなように、本発明のブレンドのアニーリングした試料(
実施例18および21)は80℃より上のHDT値を有した。pvcとバラロイ
ド(PARALOID”)HT−510樹脂とのブレンドのアニーリングした試
料(実施例19)は、また、80℃より上のHDT値を有したが、実施例18お
よび21において得られた値より低かった。実施例20.22および23のブレ
ンドは、ポリマー粉末をその成形温度で溶融流れを行うことができなかったので
、不均質であった。
すべての試験試料を前述の同一のHPMカンパニーの成形装置を使用して成形し
、温度は実施例17〜20において180/180/180/180℃にセット
し、に比較しての素材温度は203℃であった;実施例21〜23において、温
度を180/185/185/185℃にセントし、実際の素材温度は202℃
であった。
実施例24〜33
これらの実施例は、要求される高いTgノイミド化アクリル樹脂(C)と第3ポ
リマー(D)とのブレンドに加えて、対衝撃性改良剤(E)を含有するPVCブ
レンドの調製を示す。この場合において、ポリマー(E)は製造業者により供給
されるPVC組成物の中に存在しか、その同一性は未知である。表Vはこれらの
実験を要約し、組成、アニーリングしない曲げ弾性率、66℃において24時間
、80℃において24時間、および90℃において14時間アニーリングした試
料のHDT、およびアニーリングしない試料および66℃において24時間、8
0’Cにおいて24時間、および90℃において14時間アニーリングした試料
についてのノツチ付アイゾツト衝撃強さのデータを包含する。
上の表■において、(A3)および(Dl)を表1において定義した通りであっ
た。(B1)は上に定義した実施例1〜4におけるのと同一のポリマーであった
。すべてのポリ塩化ビニル組成物は前述のウニルナ−・アンド・プフレイデレル
(Werner & Pfleiderer)押出機で押出した。押出機の温度
は次のようにセットした。
実施例24〜28 : 155/165/185/165℃実施例29〜31
: 160/165/175/165℃実施例32 : 160/170/17
5/170℃実施例33 : 180/180/180/177℃すべての試験
試料は同−HPMカンパニーの装置を使用して実施例17〜20に記載する条件
下に成形した。温度を180/180/180/180℃にセットし、実際の素
材温度は200〜205℃であった。
実施例33は、本発明に従い製造したPVC組成物について114℃の高いHD
Tを示す。同一温度でアニーリングした対照試料は入手可能でなかったが、66
℃および80℃においてアニーリングした試料は、それぞれ、75℃および72
℃のHD T値を有した(実施例24)。このHDTの増加を生成したポリマー
のブレンド(B1)の量は、最終の組成の65%であった。ブレンド(Bl)、
こうしてまた高いTgのイミド化アクリル樹脂のこの高いレベルにおいてさえ、
平滑なストランドを押出されたことが、予期せざることには、発見された。同一
のことが本発明のすべての他の実施例(実施例25〜32)において真実であっ
た。他方において、同一のイミド化アクリル樹脂を使用する他の実験において、
PVCの分解温度より低い直接の配合は、その樹脂の約20%のレベルにおいて
、粗い、節のあるストランドを生成したことが発見された。
ル樹脂(C3Lおよび異なる量の連続相のポリマー(B2)(それらの両者は表
1に定義されている)の使用を例示する。ローム・アンド・ハース社の文献に従
い、バラロイド(PARALOID’)EXL−4171はい(つかの遊離カル
ボン酸基を含有する。ターポリマー(B2)を約150℃と300℃との間で溶
融加工し、そしてこれはPVLと混和性である。これらC実施例において、(B
2)と(C2)との2成分ブレンドを(B3)を表示する。(B2)と(C3)
との2成分ブレンドを(B4)を表示する。組成物(A4)を表1において定義
する。
4.25kgの樹脂(C2)を0.75kgのポリマー(B2)と前述の二軸ス
クリュー押出機で181/230/230/230℃にセットした温度において
溶融配合することによって、ブレンド(B3)を作った。
2.1.kgの樹脂(C3)を0.37kgのポリマー(B2)と前述の二軸ス
クリュー押出機で180/230/230/230℃にセットした温度において
溶融配合することによって、ブレンド(B4)を作った。
各場合において、ポリマー(B2)は連続相であったが、イミド化アクリル樹脂
は分散相であった。
(A4)との最終のブレンドは同一装置で、160/180/180/180℃
にセットした温度で押出した。押出したストランドをペレット化し、そして前述
したように、180/180/180/180℃にセットした温度で、射出成形
し、実際の素材温度は200〜205℃であった。
これらの実験の結果を下表Vlに要約し、この表VIは、80℃において24時
間アニーリングした試料についての組成、曲げ弾性率、ノツチ付アイゾツト衝撃
強さくアニーリングしないおよびアニーリングした)およびHDT値を記載する
。
34 80 20 0 3034 21.4 32.0 8535 7o 3o
0 2968 18.7 29.4 9136 80 0 20 3206
13.4 26.7 7437 70 0 30 3034 21.4 24.
0 80ここで、得られた最大のHDTは91℃であった。理解できるように、
第3ポリマーの化学的構造、(Dl)または(B2)であるかどうか、あるいは
そのことについて、第3ポリマーが連続相(マトリッークス)を形成するが、イ
ミド化アクリル樹脂が分散相を形成するように、イミド化アクリル樹脂と2成分
配合を形成することができるかぎり、任意の他のポリマー(Dn)は重要ではな
い。改良されたHDT値を有するPvC組成物(A4)との3成分のブレンドを
、両者の高いTgのイミド化アクリル樹脂を使用して得た。
実施例38〜4に
の実施例は、衝撃強さまたは曲げ弾性率を著しく減少させないで、ブレンド(B
1)の量を増加したHDTの改良を示す。
PVC組成物(A1)を表■において定義する。ブレンド(B1)は前述したと
りであった。すべてのポリ塩化ビニルの組成物を実施例34〜37におけるのと
同一の押出機および手順を使用して押出したが、ただし温度は165/165/
165/165℃にセットした。試験試料を公称1.5オンス(44,4m1)
の射出成形機で射出成形した。温度は実施例38〜40について160/160
/160/170℃にセットし、そして実施例41〜46について170/17
0/170/170°Cにセットした。サイクル時間は15/15であり、そし
て成形温度は30/30℃であった。
結具を表Vllに要約し、この表VIIは組成、HDT値(アニーリングしない
および90℃で24時間アニーリングした)、曲げ弾性率(アニーリングしない
および90℃で24時間アニーリングした)、およびノツチ付アイゾツト衝撃強
さくアニーリングしないおよび90℃で24時間アニーリングした)を記載する
。
上の結果が示すように、アニーリングは、アニーリングしない試料と比較したと
き、HDTを21℃程度に多く増加することができる。そのうえ、対照実施例3
8と比較して、アニーリングした試験試料の衝撃強さを著しく減少しないで、H
DTは70℃から98℃に増加した。
実施例47〜52
これらの実施例は、150〜220℃のと範囲内で溶融加工可能である、他のマ
トリックスのポリマー(B3)および(B4)の使用を例示する。
(AI)、(C2)、(C3)、(B3)および(B4)の意味は表Iにおいて
説明されている。
2成分のブレンド(B3)/ (C3)を(B5)と表示する。
2成分のブレンド(B3)/ (C2)を(B6)と表示する。
2成分のブレンド(B4)/(C2)を(B7)と表示する。
2成分のブレンド(B4)/ (C3)を(B8)と表示する。
の成分を使用した:
(B5):0.3kg(D (B3) および1.2kgの(C3);(B6)
: 0.225kgの(B3) および1.275kgの(C2)(B7):
0.225kgの(B4)t−;よび1.275kgの(C2)(B8):0.
3kg17)(B4) および1.2kgの(C3)。
最終のPVC組成物は実施例47〜52と同一の装置および手順を使用すること
によって作ったが、ただし温度は165/185/175/175℃にセットし
た。
すべてのこれらの組成を、公称1.5オンス(44,4m1)のHPM成形装置
で、6.35X3.18X215.9mmの引張試験片および6.35X3.1
8X12.7mmの曲げ試験片に射出成形した。温度を180/180/180
/180℃にセットし、そしてサイクル時間は20/20秒でありそして型温度
は30/30℃であった。
組成および試験結果を下表IIIに要約し、この表は、すべてアニーリングしな
い、曲げ弾性率、ノツチ付アイゾツト衝撃強さおよび降伏点引張り強さ、ならび
に80°Cで14時間アニーリングした試験試料についてのHDTを記載する。
Iと1tま=まよお
理解できるように、すべての試料は改良されたHDT値および降伏点引張り強さ
を示すと同時に、非常に相当の衝撃強さを保持した。曲げ弾性率は対照実施例4
7において得られた値に非常に匹敵した。
実施例53〜57
これらの実施例に示すように、本発明は非常にすぐれたノツチ付アイゾツト衝撃
強さを保持すると同時にPvC組成物のHDT改良することを可能とする。通常
、これらの2つの性質は相互に不適合性であるので、これらの性質のすぐれた組
み合わせは実現することが困難である。ポリグルタルイミドは非常にもろい樹脂
であるので、米国特許第4,255゜322号に従いPVCのHDTを増加する
目的でPVCにそれを添加すると、約163N、m/mを越えない、むしろ低い
ノツチ付アイゾツト衝撃強さをもつ組成物を生ずる。対衝撃性改良剤を使用して
衝撃強さを増加するとき、これはHDTを犠牲にして達成される。しかしながら
、本発明はその衝撃強さを著しく減少しないでPVCのHDTの改良を可能とす
る。これは下表IXに示されており、この表は組成。HDT値(80°Cで24
時間アニーリングした)、曲げ弾性率(アニーリングしない)およびノツチ付ア
イゾツト衝撃強さくアニーリングしないおよび80℃で24時間アニーリングし
た)を記載する。
PVCは組成物(A3)であった。
ブレンド(B9)を25部のポリマー(D5/El)および65部の樹脂(C2
)から作った。ポリマー(D5/El)は150〜300℃の範囲内で溶融加工
可能である。表示(A3)、(C2)および(D5/E1)は表Iの中に説明さ
れている。この2成分ブレンドはブレンド(B1)について使用したのと同一の
押出機で作ったが、ただし温度は215/235/230/230℃にセットし
た。
ブレンド(B10)は40部のボ’J7− (D5/El) および60部の樹
脂(C2)からブレンド(B9)と同一の方法で作った。
ブレンド(Bll)は45部のポリマー(D5/El)および55部の樹脂(C
2)からブレンド(B9)と同一の方法で作った。
各場合において、ポリマー(D5/El)は連続相であったが、イミド化アクリ
ル樹脂は分散相であった。
すべての最終のPvC組成物は実施例34〜37におけるのと同一の装置および
手順で押出したが、ただし温度を16.5/175/175/175℃にセット
した。
上の表IXにおいて見られるように、本発明による実施例54〜57の試料は増
加したHDTを有すると同時に、もろい破壊よりむしろ、許容されるレベルの延
性で衝撃強さを保持した。実施例54〜57におけるHDTは対照実施例53に
おける非常に高がったが、延性破壊を伴った。これらの3つの性質の組み合わせ
は工業において最も望ましいPvイミド化アクリル樹脂の重量%
FIG、3
イミド化アクリル樹脂の重量%
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、約150〜220℃の範囲内にセットした温度において、(A)10〜95 重量部のポリ塩化ビニルを、(B)相補的量のポリマーのブレンドとブレンドし 、前記ポリマーのブレンドは、ほぼ (C)30〜85重量%のイミド化アクリル樹脂、前記樹脂はASTM標準規格 D3418に従い決定して130℃以上のガラス転移温度および少なくとも69 0kPaの曲げ弾性率を有し、ここで前記樹脂の中に本来存在するエステル基の 少なくとも20%は、次の式(1):▲数式、化学式、表等があります▼(I) 式中、R1、R2およびR3の各1つは独立に水素またはC1−C20非置換の あるいはさらに置換されたアルキル、シクロアルキルまたはアリール基である、 の単位にイミド化されており、前記イミド化アクリル樹脂はさらに0〜50重量 %の共重合したエチレン系不飽和の追加のモノマーを含有し、そして約150〜 220℃の温度範囲内でポリ塩化ビニルの分解を引き起こすことができる官能基 を実質的に含有せず、前記樹脂は約200〜300℃の範囲内の温度において溶 融加工可能である、および(D)15〜70重量%の第3ポリマー、これは約1 50〜300℃の温度範囲を通して溶融加工可能であり、そして約200〜30 0℃の温度範囲内でイミド化アクリル樹脂(C)の分解および約150〜220 ℃の温度範囲内でポリ塩化ビニルの分解を引き起こすことができる官能基を実質 的に含有しない、 から本質的に成り、 イミド化アクリル樹脂(C)と第3ポリマー(D)との前記ブレンド(B)は約 220℃以下で溶融加工可能であり、ポリ塩化ビニルとブレンド(B)との配合 は、ポリ塩化ビニルの実質的な分解が回避され、ブレンド(B)がポリ塩化ビニ ルの中によく分散するようになり、そしてイミド化アクリル樹脂(C)の実質的 にすべてがポリ塩化ビニルと相溶性の単一相の組成物を形成するような温度およ び剪断条件下に実施する、 ことからなる、改良された加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物を製造 する方法。 2、R1、R2およびR3の各1つがメチルであり、イミド化アクリル樹脂(C )の分子量が約50,000〜200,000であり、そして前記樹脂のイミド 化の程度が約60〜100%である、請求の範囲1に記載の方法。 3、イミド化アクリル樹脂(C)のガラス転移温度が、ASTM標準規格D34 18に従い決定して、約155〜165℃である、請求の範囲1および2に記載 の方法。 4、改良された加熱たわみ温度を有する最終組成物の中のポリ塩化ビニルの量が 少なくとも40重量%である、請求の範囲1〜3のいずれかに記載の方法。 5、改良された加熱たわみ温度を有する最終組成物の中のポリ塩化ビニルの量が 少なくとも50重量%である、請求の範囲1〜4のいずれかに記載の方法。 6、ポリ塩化ビニルをブレンド(B)と配合する温度が160〜210℃である 、請求の範囲1〜5のいずれかに記載の方法。 7、請求の範囲1〜6のいずれかに記載の方法により製造された改良された加熱 たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物。 8、10〜95重量部のポリ塩化ビニル(A)および相補的量のイミド化アクリ ル樹脂(C)、前記樹脂はASTM標準規格D3418に従い決定して130℃ 以上のガラス転移温度および少なくとも690kPaの曲げ弾性率を有し、ここ で前記樹脂の中に本来存在するエステル基の少なくとも20%は、次の式(1) :▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、R1、R2およびR3の各1 つは独立に水素またはC1−C20非置換のあるいはさらに置換されたアルキル 、シクロアルキルまたはアリール基である、 の単位にイミド化されており、前記イミド化アクリル樹脂はさらに0〜50重量 %の共重合したエチレン系不飽和の追加のモノマーを含有し、そして約150〜 220℃の温度範囲内でポリ塩化ビニルの分解を引き起こすことができる官能基 を実質的に含有せず、前記樹脂は約200〜300℃の範囲内の温度において溶 融加工可能である、および第3ポリマー(D)、これは約150〜300℃の温 度範囲を通して溶融加工可能であり、そして約150〜220℃の温度範囲内で ポリ塩化ビニルの分解および約200〜300℃の温度範囲内でイミド化アクリ ル樹脂(C)の分解を引き起こすことができる官能基を実質的に含有しない、 のブレンドから本質的に成り、 イミド化アクリル樹脂(C)および第3ポリマー(D)との相対的重量比率は約 (30−85):(15−70)であり、前記イミド化アクリル樹脂(C)はポ リ塩化ビニル樹脂(A)と実質的に均質なブレンドを形成している、 改良された加熱たわみ温度を有するポリ塩化ビニル組成物。 9、ポリ塩化ビニルの量が少なくとも40重量%である、請求の範囲8に記載の 組成物。 10、R1、R2およびR3の各1つがメチルであり、イミド化アクリル樹脂の ガラス転移温度が、ASTM標準規格D3418に従い決定して、約155〜1 65℃であり、イミド化アクリル樹脂の分子量が約50,000〜200,00 0であり、そしてそのイミド化の程度が60〜100%である、請求の範囲8お よび9に記載の組成物。
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