JPH06503Y2 - トタン葺用屋根板のはぜ成形機 - Google Patents
トタン葺用屋根板のはぜ成形機Info
- Publication number
- JPH06503Y2 JPH06503Y2 JP17001988U JP17001988U JPH06503Y2 JP H06503 Y2 JPH06503 Y2 JP H06503Y2 JP 17001988 U JP17001988 U JP 17001988U JP 17001988 U JP17001988 U JP 17001988U JP H06503 Y2 JPH06503 Y2 JP H06503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- base frame
- working
- roof
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、トタン葺に使用する長尺屋根板にはぜを成形
するための成形機に関するが、とくに二重はぜを必要と
する際の断面 形上はぜ成形機に関する。
するための成形機に関するが、とくに二重はぜを必要と
する際の断面 形上はぜ成形機に関する。
従来技術と問題点 強固な接合とすぐれた防水性とを発揮するはぜを有する
長尺トタン板、長尺トタン葺構造などが知られている
（前者については、実公昭57-41295号公報，同昭57-412
96号公報等参照、後者については実公昭57-41297号公報
参照）。
長尺トタン板、長尺トタン葺構造などが知られている
（前者については、実公昭57-41295号公報，同昭57-412
96号公報等参照、後者については実公昭57-41297号公報
参照）。
これらのトタン板，トタン葺構造は、上はぜと下はぜと
からなる二重はぜ構造を有しているが、そこに開示され
ている上はぜを能率よく成形するための機械の開発が要
望されている。
からなる二重はぜ構造を有しているが、そこに開示され
ている上はぜを能率よく成形するための機械の開発が要
望されている。
本考案は、かかる要望に対してなされたもので、上はぜ
を能率よく成形しえる成形機の提供を目的とする。
を能率よく成形しえる成形機の提供を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案がなした手段は、一方
の操作杆に設けられる第１加工杆と他方の操作杆に設け
られる第２加工杆とを筋向いに配設し、その第２加工杆
と基板に設けられる第３加工杆とを高さ方向に対向せし
めたことである。
の操作杆に設けられる第１加工杆と他方の操作杆に設け
られる第２加工杆とを筋向いに配設し、その第２加工杆
と基板に設けられる第３加工杆とを高さ方向に対向せし
めたことである。
作用 上方に扛上せる第１加工杆及び第２加工杆と下方の第３
加工杆との間に屋根板を差込み、基枠の立上部に突当て
た後、一方及び他方の両操作杆を対向方向側に向って操
作すると、屋根板の上方に位置した上記第１加工杆及び
第２加工杆が同時に下降する。下降した第１加工杆は、
屋根板を第３加工杆の一方の縦面に沿いて上向直角に折
曲げて第３加工杆に圧接せしめ、下降した第２加工杆
は、屋根板の差込側端縁部を第３加工杆の他方の縦面に
沿いて下向直角に押曲げて第３加工杆に圧接せしめる。
かくして、屋根板の差込側端縁部側が断面 形に折曲加工されてはぜが成形される。
加工杆との間に屋根板を差込み、基枠の立上部に突当て
た後、一方及び他方の両操作杆を対向方向側に向って操
作すると、屋根板の上方に位置した上記第１加工杆及び
第２加工杆が同時に下降する。下降した第１加工杆は、
屋根板を第３加工杆の一方の縦面に沿いて上向直角に折
曲げて第３加工杆に圧接せしめ、下降した第２加工杆
は、屋根板の差込側端縁部を第３加工杆の他方の縦面に
沿いて下向直角に押曲げて第３加工杆に圧接せしめる。
かくして、屋根板の差込側端縁部側が断面 形に折曲加工されてはぜが成形される。
実施例 一方の操作杆（１）は門形に構成し、その両端部に逆Ｌ
字形（正面 形）の第１挟杆（２）を固定する。第１挟杆（２）は、
低い側の一端部に断面角形（はぜの断面形状によって 等各種の断面形状が考えられるが、図示例は四角形の場
合を示す）の第１加工杆（３）を交差固定せしめて配設
する。第１挟杆（２）は、高い側の他端部を断面Ｌ字形
基枠（４）の立上部（４−１）の上側部位に軸着し、一
方の操作杆（１）を他方の操作杆（５）側に向って回動
操作すると、上記立上部（４−１）との軸着部を中心に
して上方へ回動し、第１加工杆（３）を上方へ扛上せし
める。基枠（４）は、断面Ｌ字形の基板（４−４）を正
面逆コ字形基枠杆（４−３）の底杆部上に固定して構成
し、その基枠杆の立上部（４−１）の上側部位に第１挟
杆（２）の他端部を軸着せしめる。基枠（４）は、底板
の操作杆（１）配設側面において、下降した後述の第２
加工杆（８）との対向部位に断面角形（第１加工杆と同
様にはぜの断面形状によって各種の断面形状が考えられ
るが、図示例は四角形の例を示した）の第３加工杆
（９）を固定配設せしめて構成し、一方及び他方の操作
杆(1)(5)の操作によって下降した第１加工杆（３）及び
第２加工杆（８）と、上記第３加工杆（９）とによって
屋根板（Ｒ）を挟圧し、その屋根板にはぜ（ｒ）が形成
されるようにする。基枠（４）は、立上部（４−１）
と、その立上部の上部において第１加工杆（３）側に向
って突設した突設杆部（４−２）と、立上部（４−１）
の下部において突設杆部（４−２）と平行に第１加工杆
（３）側に向って突出成形された底杆部とで正面逆コ字
形に構成された基枠杆（４−３）、及びこの基枠杆の底
杆部上に固定する断面Ｌ字形の基板（４−４）とで構成
し、突設杆部（４−２）の一端部を他方の操作杆（５）
の一端部に軸着せしめ、該操作杆が突設杆部（４−２）
との軸着部を中心にして一方の操作杆（１）側へ向って
回動操作されるように構成する。他方の操作杆（５）
は、正面略Ｌ字形に成形すると共に、側面門形に構成
し、その水平杆部（５−１）の中間部位に短い接続杆
（６）の一端部を軸着せしめ、この接続杆の他端部を倒
Ｌ字形第２挟杆（７）の一端部に軸着し、さらにこの第
２挟杆の他端部を基枠（４）の立上部（４−１）の第１
挟杆軸着部よりも下方部位に軸着せしめる。他方の操作
杆（５）及び関連部材をこのように構成して、他方の操
作杆（５）を基枠（４）の突設杆部（４−２）との軸着
部を中心にして一方の操作杆（１）側へ向って回動操作
すると、水平杆部（５−１）が上昇し、接続杆（６）が
引上げられ、第２挟杆（７）が立上部（４−１）との軸
着を中心にして回動して、一端部側が引上げられ、水平
杆部（７−１）に設けた第２加工杆（８）が上方へ扛上
せしめられる。接続杆（６）は、他方の操作杆（５）に
第２挟杆（７）を可動接続せしめるための部材で、他方
の操作杆（５）を一方の操作杆（１）側へ向って回動せ
しめたとき、第２挟杆（７）が基枠（４）の立上部（４
−１）との軸着部を中心にして同時に回動することを可
能ならしめる。第２挟杆（７）は、正面倒Ｌ字形に構成
し、両端部を接続杆（６）の他端部と、基枠（４）の立
上部（４−１）とに夫々軸着せしめ、かつ水平杆部（７
−１）に断面倒Ｌ字形の第２加工杆（８）を前記第１加
工杆（３）と平行に設け、第２加工杆（８）を下降せし
めると、第１加工杆（３）よりも基枠（４）の立上部
（４−１）上方部位となるように構成すると共に、下降
した第２加工杆（８）が第３加工杆（９）の直上に位置
するように構成する。第２加工杆（８）は、断面角形部
材（８−１）（図示例は四角形部材）における基枠
（４）の立上部（４−１）側下隅に下向押曲部（８−
２）を突出形成して断面略倒Ｌ字形（略 形）に構成し、下降すると、屋根板（Ｒ）の差込側端縁
部を下向押曲部（８−２）で第３加工杆（９）の他方の
縦面に沿いて下向直角に押曲げ、第３加工杆（９）に圧
接せしめる。
字形（正面 形）の第１挟杆（２）を固定する。第１挟杆（２）は、
低い側の一端部に断面角形（はぜの断面形状によって 等各種の断面形状が考えられるが、図示例は四角形の場
合を示す）の第１加工杆（３）を交差固定せしめて配設
する。第１挟杆（２）は、高い側の他端部を断面Ｌ字形
基枠（４）の立上部（４−１）の上側部位に軸着し、一
方の操作杆（１）を他方の操作杆（５）側に向って回動
操作すると、上記立上部（４−１）との軸着部を中心に
して上方へ回動し、第１加工杆（３）を上方へ扛上せし
める。基枠（４）は、断面Ｌ字形の基板（４−４）を正
面逆コ字形基枠杆（４−３）の底杆部上に固定して構成
し、その基枠杆の立上部（４−１）の上側部位に第１挟
杆（２）の他端部を軸着せしめる。基枠（４）は、底板
の操作杆（１）配設側面において、下降した後述の第２
加工杆（８）との対向部位に断面角形（第１加工杆と同
様にはぜの断面形状によって各種の断面形状が考えられ
るが、図示例は四角形の例を示した）の第３加工杆
（９）を固定配設せしめて構成し、一方及び他方の操作
杆(1)(5)の操作によって下降した第１加工杆（３）及び
第２加工杆（８）と、上記第３加工杆（９）とによって
屋根板（Ｒ）を挟圧し、その屋根板にはぜ（ｒ）が形成
されるようにする。基枠（４）は、立上部（４−１）
と、その立上部の上部において第１加工杆（３）側に向
って突設した突設杆部（４−２）と、立上部（４−１）
の下部において突設杆部（４−２）と平行に第１加工杆
（３）側に向って突出成形された底杆部とで正面逆コ字
形に構成された基枠杆（４−３）、及びこの基枠杆の底
杆部上に固定する断面Ｌ字形の基板（４−４）とで構成
し、突設杆部（４−２）の一端部を他方の操作杆（５）
の一端部に軸着せしめ、該操作杆が突設杆部（４−２）
との軸着部を中心にして一方の操作杆（１）側へ向って
回動操作されるように構成する。他方の操作杆（５）
は、正面略Ｌ字形に成形すると共に、側面門形に構成
し、その水平杆部（５−１）の中間部位に短い接続杆
（６）の一端部を軸着せしめ、この接続杆の他端部を倒
Ｌ字形第２挟杆（７）の一端部に軸着し、さらにこの第
２挟杆の他端部を基枠（４）の立上部（４−１）の第１
挟杆軸着部よりも下方部位に軸着せしめる。他方の操作
杆（５）及び関連部材をこのように構成して、他方の操
作杆（５）を基枠（４）の突設杆部（４−２）との軸着
部を中心にして一方の操作杆（１）側へ向って回動操作
すると、水平杆部（５−１）が上昇し、接続杆（６）が
引上げられ、第２挟杆（７）が立上部（４−１）との軸
着を中心にして回動して、一端部側が引上げられ、水平
杆部（７−１）に設けた第２加工杆（８）が上方へ扛上
せしめられる。接続杆（６）は、他方の操作杆（５）に
第２挟杆（７）を可動接続せしめるための部材で、他方
の操作杆（５）を一方の操作杆（１）側へ向って回動せ
しめたとき、第２挟杆（７）が基枠（４）の立上部（４
−１）との軸着部を中心にして同時に回動することを可
能ならしめる。第２挟杆（７）は、正面倒Ｌ字形に構成
し、両端部を接続杆（６）の他端部と、基枠（４）の立
上部（４−１）とに夫々軸着せしめ、かつ水平杆部（７
−１）に断面倒Ｌ字形の第２加工杆（８）を前記第１加
工杆（３）と平行に設け、第２加工杆（８）を下降せし
めると、第１加工杆（３）よりも基枠（４）の立上部
（４−１）上方部位となるように構成すると共に、下降
した第２加工杆（８）が第３加工杆（９）の直上に位置
するように構成する。第２加工杆（８）は、断面角形部
材（８−１）（図示例は四角形部材）における基枠
（４）の立上部（４−１）側下隅に下向押曲部（８−
２）を突出形成して断面略倒Ｌ字形（略 形）に構成し、下降すると、屋根板（Ｒ）の差込側端縁
部を下向押曲部（８−２）で第３加工杆（９）の他方の
縦面に沿いて下向直角に押曲げ、第３加工杆（９）に圧
接せしめる。
考案の効果 本考案は、叙上の如く構成したから、上方に扛上せる第
１加工杆及び第２加工杆と、下方の第３加工杆との間に
屋根板を差込み、基枠の立上部に突当て、一方及び他方
の両操作杆を対向方向側に向って操作すると、上記屋根
板上方の第１加工杆及び第２加工杆が同時に下降する。
そして、下降した第１加工杆は、屋根板を第３加工杆の
一方の縦面に沿いて上向直角に折曲げ、下降した第２加
工杆は、屋根板の差込側端縁部を第３加工杆の他方の縦
面に沿いて下向直角に押曲げる。従って、屋根板の差込
側端縁部側を断面 形に折曲加工して簡単にはぜを成形することができ、そ
のはぜを二重はぜの上はぜとして利用しえる。
１加工杆及び第２加工杆と、下方の第３加工杆との間に
屋根板を差込み、基枠の立上部に突当て、一方及び他方
の両操作杆を対向方向側に向って操作すると、上記屋根
板上方の第１加工杆及び第２加工杆が同時に下降する。
そして、下降した第１加工杆は、屋根板を第３加工杆の
一方の縦面に沿いて上向直角に折曲げ、下降した第２加
工杆は、屋根板の差込側端縁部を第３加工杆の他方の縦
面に沿いて下向直角に押曲げる。従って、屋根板の差込
側端縁部側を断面 形に折曲加工して簡単にはぜを成形することができ、そ
のはぜを二重はぜの上はぜとして利用しえる。
第１図は本考案はぜ成形機の斜視図、第２図ははぜ成形
直前の使用状態を示す要部の拡大縦断正面図、第３図は
はぜ成形直後の使用状態を示す同正面図、第４図は上は
ぜを利用して二重はぜを構成した一例を示す屋根板の縦
断面図、第５図は上記二重はぜでトタン葺屋根を葺いた
状態を示す概略斜視図である。 図中 （１）…一方の操作杆 （２）…第１挟杆 （３）…第１加工杆 （４）…基枠 （４−１）…立上部 （４−２）…突設杆部 （５）…他方の略Ｌ字形操作杆 （５−１）…他方の操作杆の水平杆部 （６）…接続杆 （７）…第２挟杆 （７−１）…第２挟杆の水平杆部 （８）…第２加工杆 （９）…第３加工杆
直前の使用状態を示す要部の拡大縦断正面図、第３図は
はぜ成形直後の使用状態を示す同正面図、第４図は上は
ぜを利用して二重はぜを構成した一例を示す屋根板の縦
断面図、第５図は上記二重はぜでトタン葺屋根を葺いた
状態を示す概略斜視図である。 図中 （１）…一方の操作杆 （２）…第１挟杆 （３）…第１加工杆 （４）…基枠 （４−１）…立上部 （４−２）…突設杆部 （５）…他方の略Ｌ字形操作杆 （５−１）…他方の操作杆の水平杆部 （６）…接続杆 （７）…第２挟杆 （７−１）…第２挟杆の水平杆部 （８）…第２加工杆 （９）…第３加工杆
Claims (1)
- 【請求項１】一方の操作杆の端部に逆Ｌ字形の第１挟杆
を設け、その第１挟杆の一端部に屋根板用の断面角形第
１加工杆を交差配設せしめ、かつ該第１挟杆の他端部を
基枠の立上部上側に軸着し、他方の略Ｌ字形操作杆の一
端部に、上記基枠の立上部において第１加工杆側に向っ
て上記基枠の底杆部と平行突設せる突設杆部の一端部を
軸着し、さらに上記他方の操作杆の水平杆部に接続杆の
一端部を軸着し、この接続杆の他端部に倒Ｌ字形の第２
挟杆の一端部を軸着せしめ、かつ該第２挟杆の他端部を
前記基枠の立上部の第１挟杆軸着部よりも下方部位に軸
着し、該第２挟杆の水平杆部において屋根板用の断面略
倒Ｌ字形第２加工杆を、前記第１加工杆と平行かつ前記
第１加工杆よりも基枠の立上部側上方部位となるように
配設し、前記基枠の前記操作杆配設側面において前記第
２加工杆との対向部位に屋根板用の断面角形第３加工杆
を前記第１加工杆及び前記第２加工杆と平行に配設した
トタン葺用屋根板のはぜ成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17001988U JPH06503Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | トタン葺用屋根板のはぜ成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17001988U JPH06503Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | トタン葺用屋根板のはぜ成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0291826U JPH0291826U (ja) | 1990-07-20 |
| JPH06503Y2 true JPH06503Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31460587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17001988U Expired - Lifetime JPH06503Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | トタン葺用屋根板のはぜ成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06503Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7522480B2 (en) | 2001-01-25 | 2009-04-21 | Dphi Acquisitions, Inc. | Digital tracking servo system with multi-track seek with an acceleration clamp |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP17001988U patent/JPH06503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0291826U (ja) | 1990-07-20 |
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