【発明の詳細な説明】
離れた場所から複写機を自動的にモニターするためのシステムにおける改良本発
明は複数台の複写機の状況を中核位置から遠隔的にモニターするためのシステム
に関する。
発明の背景
複写機械の状況をリポートするための数種類の方法が当該技術分野において知ら
れている。最も簡単なものは「スコアボード」として遠隔的に配置された一連の
インジケータが限定された態様において各複写機の状況を示すというものである
。しかしながら、このアプローチは単に総体的な故障を示し得るに過ぎず、また
広い範囲に、あるいはビルディングの多数階に亘って分配された多数台の複写機
が存在する場合の実用的なモニターシステムではない。
多数台の複写機を遠隔的にモニターするための技法はゼロックス遠隔会話形通信
[XEROX REMOTE INTERACTIVE COMMUNIC:A
TIONS ] (RI C) システムテtyっテ、これは数種類の異なった
ゼロックス複写機(たとえば、1090)を結合し、そして電話線により状況情
報を中央サービス事務所へ中継するというものである。
RICは当初請求書の情報を収集するために設計された。それに加えて、故障の
傾向、すなわちフユーザ一部におけるジャムの突然の増加について局部的に分析
する、進行中の事故情報をもまた収集する。事故の傾向が認識されると、RIC
はその事故分析をサービス事務所に報告することになる。RICアダプター11
専用のマイクロプロセッサ制御装置であって、複写機の特別なデータロ1こ差し
込むものと、電話線に直接接続するための自動ダイアルモデムから構成されて(
する。
このRICシステムは、それがゼロックス複写機の限られたサブセットとのみ結
合するように設計されているという欠点を有している。同一および異なった製造
業者の異なった複写機モデルに適合させるために、特定の複写機構造に対応する
トランスレータ(t rans l ator)であって、1989年12月1
3日に出願された出願番号第07/450,605号中に記載されたものが、複
写機と中央データ収集地点との間に一定方式のインターフェースを提供するため
に使用される。
このトランスレータは単一の装置であって、到来複写機情報を中央データ収集地
点によって読み取られるべき一定方式の信号に変換すると同時に離れて配置され
たスキャナー/マルチプレクサ−と通信して、情報を受け、かつ中央データ収集
地点に対してそれを伝達する能力を有している。
このタイプのトランスレータ、すなわち単一のマイクロプロセッサに基づくもの
はオーバーロードとなり、そしてシステム性能を劣化させる可能性がある。本発
明の目的はこれを、二つの別個のマイクロプロセッサシステム、−一方は到来複
写機情報を変換し、そして一方は中央データ収集地点と通信するためのもの−を
利用することによって克服することにある。しかしながら、本発明の主要目的は
中央位置からハードウェアおよびソフトウェアによってエラー状態を含むリアル
タイムまたは準リアルタイムにおける複写機状況の連続的、自動的モニターをも
たらすような態様で複数台の複写機を連結する方法を提供することである。
本発明の別の目的は単一のシステムによって各種タイプ、すなわちスタテイ・ツ
クおよびダイナミックタイプのものをモニターすることである。
発明の概要
離れた場所から1台以上の複写機の作動状況を自動的にモニターするためのシス
テムであって、それぞれの複写機が複写機の状況を決定するための複写機制御コ
ンピュータを備えるものにおいて、複写機制御コンピュータからの状況情報をモ
ニターするための手段と、特定の複写機からの状況情報を、離れた場所へ伝達す
る目的で一定方式の状況情報に適応させるための手段を含む各複写機と関連する
トランスレータと、各複写機のトランスレータおよび離れた場所間で情報の伝達
を行うための手段とを含んで構成されている。
図面の簡単な説明
同様な参照符号が同様な部分を示す以下の図面は本発明の実施態様の例示であり
、その一部を形成する請求範囲によって包含されものとして如何なる態様におい
ても本発明の範囲の限定を意図するものではない。
第1図は本発明のシステムについての概略ブロック線図である。
第2図はスタティック複写機インターフェースおよび本システムに関して使用す
る複写機制御データケーブルに対する受動的データタップについての概略ブロッ
ク線図である。
第3図はダイナミック複写機インターフェースおよび本システムに関して使用す
る複写機制御データケーブルに対する受動的データタップについての概略ブロッ
ク線図である。
第4図はスタティック複写機インターフェースおよび複写機制御コンピュータ上
に配置された受動的データタップについての概略ブロック線図である。
第5A図は制御パネルデータケーブルの接続部を含む複写機の制御コンピュータ
ボードについての概略頂部平面図である。
第5B図は元の制御パネルデータケーブル接続部についての側部平面図である。
第5C図は本発明に関して使用するための受動的データタップを含む制御パネル
データケーブル接続部についての側部平面図である。
第5D図はトランスレータデータケーブルと制御パネルデータケーブルとの並列
結線に使用するためのY−タップヘッダについての側部平面図である。
第5E図はトランスレータデータケーブルと制御パネルデータケーブルとの並列
結線に使用するためのY−タップヘッダについての前部平面図である。
第6図は多重化インジケータおよび本システムに関して使用するためのデータタ
ップの成型についての概略線図である。
第7図は本発明に関して使用するための多重化データバージョントランスレータ
についての概略ブロック線図である。
第8図は中央処理装置に統合されたランダム・アクセス・メモリー、タイマーお
よび汎用非同期受信/送信装置と共に多重化データバージョントランスレータに
ついての概略ブロック線図である。
第9図はアクティブデータタップおよびバッファーノードコンピュータを備えた
スタティック複写機についての概略ブロック線図である。
第10A図はアクティブデータタップとの複写機制御パネルデータケーブル接続
部を含む複写機制御コンピュータボードについての概略頂部平面図である。
第10B図は元の制御パネルデータケーブル接続部についての側部平面図である
。
第10C図は本発明に関して使用するためのアクティブデータタ・ンプを含む制
御パネルデータケーブル接続部についての側部平面図である。
第10D図は本発明に関して使用するためのアクティブデータタ・ツブを含む制
御パネルデータケーブル接続部についての頂部平面図である。
第11図はトランスレータの多重化データバージョンのアクティブデータタ・ツ
ブ構成要素についての概略ブロック線図である。
第12図はトランスレータのバッファーノードコンピュータ構成要素についての
概略ブロック線図である。
第13図はバッファーノードコンピュータを経由する複写機受信パワーについて
の概略ブロック線図である。
第14図は複写機パワー切り替えケイパビリティに関するバッファーノードコン
ピュータについての概略ブロック線図である。
第15図は複写機制御コンピュータから制御パネルディスプレイへの直列データ
伝送技法についての概略ブロック線図である。
第16図は複写機制御コンピュータから制御パネルディスプレイへの並列データ
伝送技法についての概略ブロック線図である。
第17図は本発明に関して使用するための直列/並列データバージョントランス
レータについての概略ブロック線図である。
第18図は並列インターフェーストランスレータ用の12x4gFIFOメモリ
ーについての概略線図である。
第19図は遠隔キーストロークモニタリングおよび遠隔キーストロークオペレー
ション・ケイパビリティを備えた複写機多重化キーボードについての概略線図で
ある。
第19A図は多重化キーボードタイミング線図である。
第20A図は中央コンピュータに関して使用するための概観メニュー選択チャー
トである。
第20B図はCOP I ERメニュー選択から入手可能な情報についての拡大
図である。
第20C図は5ERVICEメニユ一選択から入手可能な情報についての拡大図
である。
第20D図はADMINメニュー選択から入手可能な情報についての拡大図であ
る。
第20E図はSYSTEMメニュー選択から入手可能な情報についての拡大図で
ある。
第21図はゼロックス1025復写機用のリアルタイム・モニタリングモードに
ついてのスクリーン書出しである。
第22図は障害コード用のオンライン・ヘルプ機構についてのスクリーン書出し
である。
好ましい実施態様の説明
添付図面、そして特に第1図を参照すると、本複写機のモニタリングシステムは
中抜位置またはデータ収集地点4から様々な場所に配置された複数台の複写機2
より複写機のプロフィル、サービスレコードおよび診断法を自動的にモニター、
収集および記憶することが出来る。同一および異なった製造業者双方の様々な複
写機モデル間の相違に適応させるために、トランスレータ6を使用して複写機と
複写機状況情報のための中央データ収集地点4との間に一定方式のインターフェ
ースを提供する。トランスレータ6は専門化されたノ1−ドウエアおよびソフト
ウェアであって、特定の複写機に対してカスタマイズされ、そしてネットワーク
内でアドレス可能ノードとして機能するものを備えたマイクロコンピュータであ
る。
トランスレータ6は各複写機部位に配置され、そしてデータタップ8(第2.3
および4図参照)であって、制御パネルデータケーブル18に沿って複写機制御
コンピュータ10から複写機状況ディスプレイ12へ伝送される状況情報をモニ
ターするものを用いることによって複写機2と通信する。
現在の複写機状況情報はトランスレータ6内に記憶されると共にこれよって、中
核位置4におけるスキャナ/マルチプレクサ14からのボール(poll)に応
答し、ライン52として示される通信手段に沿ってデータ収集コンピュータ16
へ伝送される。中核位置4においてデータは処理され、そしてデータ収集コンピ
ュータ16内にデータベースとして記憶される。
従って、本システムは離れた複写機を、通常はデータタップ8およびトランスレ
ータ6であって、カストマ構内の複写機2と関連し、かつ通信手段52によって
中核位置4におけるスキャナ/マルチプレクサ構成要素14および状況複写機デ
ータ収集構成要素16に接続されたものを使用することによって、中核データ収
集地点4に連結する。
一般に、複写機における機械状況モニタリングは出力機能であるが、入力機能、
たとえば制御パネルからのオペレータのキーストロークをモニターすることも出
来る。様々な入力/出力インターフェースまたは複写機制御パネル12が複写機
のモデルおよび製造業者に左右されて存在する。出力インターフェースは通常「
スタティック」および「ダイナミック」に分類することが可能である。出力機能
をモニターすることに加えて、遠隔人力オペレーションケーバビリティ、たとえ
ば制御パネルのキーストロークを離れて遂行し得ることを提供するのもまた、望
ましい。
スタティックタイプのものはインジケータの照明、たとえば制御パネル12上の
発光ダイオード(rLEDJ)を利用して、透明なものをバック照明するが、あ
るいはラベルに近接するインジケータとしてのいずれかによってセットアツプお
よび作動状況を示す。この方法を使用すれば、複写機制御コンピュータ1oは、
必要1こより状況インジケータを作動または停止させることによってそれらを直
接制御するものである。成る場合には、複写機の故障状態はエラーコードによっ
て表示され、これはたとえば2桁のコードナンバーとしてコピーカウンターによ
り表示させることも出来る。このクラスの複写機の一例はゼロックスモデル10
25である。
ダイナミック出力タイプのものは前のように、照明インジケータのみならずまた
、成る形式の英数字ディスプレイ装置であって、セットアツプおよび状況情報を
普通の言語英数字テキストにおいて表示させることが可能であるものをも利用し
ている。このディスプレイ装置は単一または複数回線ディスプレイであればよく
、真空蛍光、液晶または発光ダイオード、あるいはCRTビデオディスプレイの
工業技術を利用するものである。これらのダイナミック複写機において、複写機
制御コンピュータ10は情報を制御パネルデータケーブル18を経由してディス
プレイ装置制御器に伝え、これを順次生データ制御パネル12上で足掻式表示イ
メージに変換する。この情報の流れは直列または並列法のいずれかであればよい
。このクラスの複写機の一例はゼロックスモデル1040である。
スタティックディスプレイ法の場合においては、単にこの状況装置の一部をモニ
ターすることが望ましい。それはこの状況装置の全てが故障状態を表示するもの
ではないからである。そこにはまた、異なった状況装置の特性および回路作動電
圧であって、異なったあるいは同一製造業者の各種モデルにおいて存在する多様
性の故でスタティックディスプレイと結合するのに困難が存在する。
更に、状況インジケータは一般に時多重化(time■ultlplexed)
されて電力消費および複写機制御コンピュータ10と制御パネル12との間の総
体的な接続数を減少させる。このことが状況装置の両端の電圧降下の単純なモニ
タリングを排除し、そして状況装置のスイッチを入れる際のデータのラッチング
(latching)を必要とする。
多重化ディスプレイシステムの一例は第6図中に見ることが出来る。24個のL
ED、すなわちLEDI−LED24が3行x8列のマトリックスに構成されて
いる。マルチプレクサタイミング線図中に示されるように、各行の8個のLED
は駆動パルスを装置の2個のベースターミナルに適用することによって共通のス
イッチングトランジスタQ9−Qllを介してそれぞれ選択される。共通行内の
個々のLEDは駆動信号を列ドライバ−トランジスタQl−Q8のベースに加え
ることによってそれぞれ並列に選択される。LEDIOを作動させるために、駆
動信号を時点T2においてQIOが駆動される[C1xROW1]ときにQ2に
対して加える必要がある。各行についてデータ列パターンを捕捉するためには、
Co−C7およびROWO−ROW2信号がデータタップ8からトランスレータ
6へ処理のために通過することが必要となろう。
制御パネル12上に表示されている複写機状況情報を抽出するために、データタ
ップ8が複写機内に据え付けられることになる。データタップ8は、第4図中に
示すように復写機制御コンピュータボード10上か、あるいは第2図および第3
図中に示すように、複写機制御コンピュータ10および制御パネルデータケーブ
ル18上の制御パネル12間のいずれかにインラインで配置されることになる。
データタップ8の主目的は各種の複写機に関してトランスレータ6に対する物理
的インターフェース手段を提供することである。トランスレータ6の主要目的は
様々な複写機2の様々な信号を一定様式の信号に変換し、これらの信号はデータ
収集コンピュータ16によって読み取られるべきものであると共に複写機制御コ
ンピュータ10からスキャンされる複写機状況情報をデマルチプレクサし、そし
てそのようにすることがボールされると、このデータを中核データ収集地点4に
復帰させるものである。これらの機能はモニタリングネットワークの相対的配置
に依存して単一のマイクロコンピュータをベースとするシステムか、2台の別個
のマイクロコンピュータをベースとするシステムのいずれかによって遂行される
。
モニタリングネットワークか寸法において比較的小型であるか、あるいはリアル
タイムの態様においてボールされることに高い要求が無い場合には、単一のCP
Uベーストランスレータ6に関連して「受動」データタップ8が第2図および第
3図中に示されるように、使用されることになる。
データタップ8は複写機2の内側に配置され、そして如何なるFCC規制をも妨
げてはならない。その結果、その最も簡単な形状におけるデータタップ8は受動
装置であって、これは複写機制御コンピュータ10から移される状況情報を単に
トランスレータ6に至る制御パネル12へ、すなわちY−タップヘッダ、Y−ケ
ーブルまたはバッファ/ドライバー装置によって伝えるに過ぎない。ゼロックス
1025Fji写機に関して使用するための簡単なY−タップであって、第5A
図および第5B図中に示され、かつ34−ポジションピンヘッダ19を介して複
写機制御コンピュータ10に接続されたその制御パネルデータケーブル18を備
えるものは延長された34−ポジションビンヘツダ19 (3−MESPシリー
ズ)を含んで構成される。Y−タップへラダ17であって、物理的オス電気接続
部を備え、この接続部は第5D図および第5E図中に示され、貫通する直線に対
し90度であるものが慢写機制御コンピュータボード10に対する元の制御パネ
ルデータケーブル18の接続部を置き換え、そしてトランスレータデータケーブ
ル20を制御パネルデータケーブル18と並列に接続させる、第5C図膠照。
スタティック多重化データインターフェース用の単−CPUベースφトランスレ
ータシステムは第7図および第8図中に示されている。それは標準の常備構成要
素ならびに基本的な設計技術を利用してマイクロプロセッサベースとされている
。A6809マイクロプロセッサチップはサポート装置(すなわち、RAM。
ROM等)であって、CPU22に対してアドレスマツプとされるものを選択す
るために使用されるプログラム可能アドレスデコーダ24 (16V8)を加え
た中央処理装置22 (CPU)である。
CPU22に関し記憶されたプログラムは読取り専用メモリ26 (ROM、2
7C64または27C256)中に見出だすことが出来る。このCPUスタック
情報および一時的数値変数はランダム・アクセス・メモリ(RAM、6264)
内に発見される。
単−CPUをベースとするトランスレータ6もまた、不揮発性ランダム・アクセ
フ、−メ−f−IJ27 (NVRAM、MCM 2814) 、構成選択スイ
ッチ30、ディジタル口32 (8255) 、アナログ・ディジタルインター
フェース34(LM339) 、タイマー36 (555)およびユニバーサル
非同期受信/送信装置38 (UART16850)を含んで構成される。もし
、マイクロコンプロセッサチップが中央処理装置22として使用されるのなら、
ランダム・アクセス・メモリタイマーおよびユニバーサル非同期受信/送信装置
の機能は第8図中に示されるように1個のチップに統合される。
NVRAM27は慣用のRAMについてのように読出されるが、もし電力が排除
されてもそれは記憶したデータを保持する。この装置はまた、電気的に消去可能
プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)および/またはバッテリー付
きRAM (BBRAM)であって、それ自体の搭載バッテリーおよび切り替え
回路を含むものとして知られている。特別な情報パターン、たとえば同定用署名
はNVRAM27中にロードされる。これは製造時、またはデータ収集コンピュ
ータ16を介して遠隔的に行うことが出来る。次いて、この情報をネットワーク
内の複写機を遠隔的に同定するために、たとえば中核データ収集地点4に復帰さ
せるデータに添付するヘッダとして使用することか出来る。
このことが多数の複写機に関係する複写機をして、そのデータベース記録に対す
る特定の複写機に関連する問題を少なくせしめるものである。たとえば、もし複
写機がネットワーク内の一つの場所から他の場所に移動されたとすれば、署名の
アイデンティフィケーションはそれと共に移動することになる。その結果、たと
えその複写機が今はネットワーク内の異なった場所にあったとしてもデータ収集
コンピュータ16のデータベースマネージャーによって、依然としてその複写機
は認識可能である。同定用署名に関するより少ない明かな利点は、盗難にあい、
そのシリアルラベルの全てが剥され、そして転売された複写機を同定する能力に
ある。この構成要素は外観上恒久的な内部構成要素であるという理由で、それが
複写機の内部に元の侭残り、そして同定の手段を提供するという確率は高い。
構成選択スイッチ30の設定がトランスレータ6をして、スイッチの設定に基づ
く異なった機能特性を取ることを可能とせしめる。スイッチ30の出力はディジ
タル口32を介してCPU22によって読取られる。この装置は3個の8−ビッ
ト並列口から構成され、これらはCPU22にディジタル口32からのディジタ
ルレベル信号における読取りをさせるものとして構成される。スイッチ30の状
態はCPU22によって電力供給時に読取られて、トランスレータ6の成る作動
特性を設定する。
これの若干の例は特定の複写機に関する異なったデータ入力ラインの組合わせに
対しROM26内に記憶されたエラーコードをマツプすることになるというもの
である。ディジタル口32の他の入力内へのスイッチ設定は同様な複写機に関し
てトランスレータ6の他の作動パラメータを構成する。補整される可能性のある
複写機間の微小な差異には、1台以上の特定複写機に独特であるエラーメツセー
ジまたはメッセージ長に関してRAM28内に割り当てられた記憶空間のサイズ
が包含されるかも知れない。
CPU22はディジタル口32から状態データを受ける。しかしながら、データ
タップ8からディジタル口32にやって来るデータは多重化データであり、そし
てディジタル口32にとってその情報は適切な信号レベルには無い可能性、ある
いは望ましくない信号ノイズを含んでいる可能性があり、従ってアナログ・ディ
ジタルインターフェース34を介してディジタルレベルに調節せねばならな(1
゜このインターフェース34は電圧コン、<レータ40、たとえばLM339ま
たCヨ同様な構成要素から構成され、これは二つの入力、すなわち複写機2から
の調節すべき信号および閾値基準電圧(VREF)[第7図参照]である。
コンパレータ40の出力、すなわち論理10°状態に関するOvまたは論理”1
°状態に関する+5Vは、複写機2およびVREFからの電圧入力についての差
分(dllTerentjal )関係を反映することになる。すなわち、もし
人力がその基準よりも大きければ、その出力はOVととなり、また逆の場合も同
じである。
入力信号はディジタル口32に関して修正信号レベルに調節されているので、そ
の信号はディジタル口32のラインを経由してCPU22によって読取ること力
呵能である。次いで、この情報は構成スイッチ30からの特性に基づく後の評価
のためにRAM28に伝えられる。
複写機の状況情報はマイクロプロセッサをベースとするシステムの計算速度と比
較して相対的に緩慢に変化する。従って、トランスレータ6は複写機2の状態を
周期的に評価することのみが必要とされる。この周期的目標捕捉技法を遂行する
ために、「割込み駆動(Interrupt driven) Jとして知られ
る方法が用いられる。
通常、CPU22がアイドルループを待機するそのプログラムを実施しつつある
。CPU22の割込み要求(IRQ)入力への信号であって、CPU22にアル
ゴリズムを実行させて8行x8列のマトリックスから提供されるデータを入力か
つ記憶させるものは、成る間隔において信号を生成する第7図に示されるような
バックグラウンドタイマー36あるいは第8図に示されるようなワイヤー25に
よって生じせしめ得るものであるが、このワイヤーはアナログ・ディジタルイン
ターフェース34のマトリックスについてのROWIを表示する出力口をCPU
22のIRQであって、データが存在するときにCPU22をトリガーするもの
に接続する。CPU22が始動された後、行LEDは可能となり、そして列LE
Dは安定となり、データは記憶され、そしてデータの次の行が表示される。その
後、CPU22は更に情報を評価してどんな状況コンディションが存在するかを
決定する。
バックグラウンドタイマー36がIRQ人力をパルスするか、あるいはアナログ
・ディジタルインターフェース34のマトリックスのROWIを表す出力口がハ
イ(high)になった(全ての信号基準は第6図のマルチプレクサ・タイム線
図からのものである)後、この種のスキャンに関するアルゴリズムは概念的に以
下のように考えられる:
1、CPU22はROWIにマツプされたディジタルレベルをボールし、そして
それがT1において断定されるのを待機する。
2、その時点で、C0−C7に関するデータが妥当であることが知られ、そして
それらはRAM28内の知られた位置に記憶される。
3、CPU22はT2乃至T8においてROW2乃至ROW8か断定されること
に関してポーリングされる代わりに、今や工程1および2を反復する。
4、一度全ての情報が断定されると、記憶されたイメージは移転され、そしてR
OM26内に記憶されている試験テーブルと対照して比較される。試験の成果は
後の利用のためにRAM28中に記憶される。
5、次いで、CPU22は次のタイマー割込みに関してその待機ループに復帰す
る。
CPU22はUART38から割込み要求信号を受けることも出来る。このUA
RT38はCPU22をスキャナ/マルチプレクサ14と通信させること力咄来
る。UART38は順次データてあって、スキャナ14から8−ビ・ノトノ〈イ
トのCPU22が処理し得るものへと伝達されるデータを変換するタスクを行う
。
それはまた、CPU22からの8−ビットバイトのデータを、ライン52に沿っ
てスキャナ14に送り返されるべき順次流れに変換する。更に、送信(TX)お
よび受信(RX)信号ラインは、長距離に及ぶデータの伝送に関する標準R5−
422ラインドライバー/レシーバ−50てあって、外部ノイズ源からの高い免
疫性を有するものへ、そしてまたそれから転用される。様々な通信メディア、た
とえばファイバーオプティックス、電話線等もまた可能である。
中核データ収集地点4からのサービス要求指令がトランスレータ6によって受信
されると、CPU22はアルゴリズムを実行して、RAM28内の一番最近の状
態評価を回復させる。このリポートは一番最近の評価の意味を表すコード化した
トークン(token )程度に簡単なものとすることが出来る。次いて、この
トークンはスキャナ14またはユーザーのコンピュータ16によって状況テキス
ト・ストリング(status text string)に復号される。ある
いは伝送されたデータを、それが複写機制御パネル12上に示されたとき状況メ
ツセージのリテラルテキスト・ストリング(literal text str
ing > とすることも出来る。
大きなモニタリングネットワークにおいて、単−CPUベースのトランスレータ
6はオーバーロードとなり、システムの性能を劣化させる可能性がある。これを
補整するために、データタップ8およびトランスレータ6の機能を二つの別個の
マイクロコンピュータシステム、すなわち「アクティブ」データタップ3および
バッファーノードコンピュータ5であって、第9図に示すファイバーオプティッ
クケーブルによって連絡されるものにおいて具現させる。
「アクティブ」または「スマート(S■art ) Jデータタップ3は複写機
2内に設けられる。それは複写機2に対し物理的インターフェースを提供し、か
つそれ自体のマイクロプロセッサを備えていて制御パネル情報をデマルチブレ・
ソクスする。バッファーノードコンピュータ5は複写機2の外部に配置され、そ
してスマートデータタップ3と中核データ収集地点4との間の通信の責任を負っ
ている。
この区分はスマートデータタップ3をして、捕捉された多重化データをモニター
することに対しその供給源の殆ど全てを専用とするのに対し、バッファーノード
コンピュータ5は中核データ収集地点4からのポール要求を引き受け得るもので
ある。バッファーノードコンピュータ5からポールが受信された場合のみ、スマ
ートデータタップ3はそのデータモニタリング・オペレーションを中止し、そし
て中核データ収集地点4への復帰のためにそのデータをバッファーノードコンピ
ュータ5に対しアップロードする。スマートデータタップ3はバッファーノード
コンピュータ5と共に単−CPUトランスレータ8と同一の方法において同一の
機能を発揮するものである。
第11図に示すスマートデータタップ3は標準の常#i構成要素ならびに基礎的
設計技法を利用するマイクロプロセッサベースのものである。その構成要素は単
−CPUベーストランスレータのデザイン中で先に説明したものと同様である。
スマートデータタップ3は中央処理装置(CPU)29を含んで構成され、これ
はランダム・アクセス・メモリ(RAM) 、ユニバーサル非同期受信/送信器
(UART)およびタイマーをCPU29に組み込むか、あるいは別個のコンポ
ーネント(図示せず)として備えていればよく、更にプログラマブル・アドレス
復号器24 (74L3138) 、読取り専用メモリ26 (ROM、27C
256)、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ27 (MCM2814) 、
ディジタル口(74LS573) 、アナログ・ディジタル電圧イコライザー3
4 (4504)ならびにファイバーオプティック受信および送信器コネクタ1
1および13(それぞれ、HFBR−1510およびHFBR−2501)を有
していてよい。
スマートデータタップ3は第10A図および第10C図に示すように複写機制御
コンピュータボード10上に直接据え付けられる。制御パネルデータケーブル1
8は第10B図に示される複写機制御コンビエータボード10の、そのオリジナ
ル位置のビンヘッダ19から取り除かれる。その場所に嵌合ヘッダ15であって
、プリント回路板アセンブリーの部分であるものによってスマートデータタップ
3が挿入される。第10D図に示すスマートタップマイクロコンピュータの残部
は表面取付は装置(SMD)21としてパッケージされた実際の計算エレメント
、フロントパネルコネクタ19およびファイバーオプティック送信器11および
受信機13の一対から構成される。
第12図に示されるようなバッファーノードコンピュータ5はまた、標準の常備
構成要素を使用するマイクロプロセッサベースのものである。それは中央処理装
置31を含んで構成され、また再びランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ユ
ニバーサル非同期受信/送信器(UART)およびタイマーをチップに統合する
か、あるいは別個のコンポーネント(図示せず)として備えていればよい。更に
、バッファーノードコンピュータ5に含まれているものはプログラマブル・アド
レス復号器37 (74LS138) 、読取り専用メモリ39 (ROM、2
7C256) 、ユニバーサル非同期受信/送信器33(UAR,T、8250
) 、ファイバーオプティック送信および受信機コネクタ11および13(HF
BR−1,510、HFBR−2501)ならびにR5−422ラインドライバ
ー/レシーバ−50(3487,3486)である。
スマートデータタップ3およびバッファーノードコンピュータ5の機能性は前記
単 CPUベーストランスレータにおいて先に説明したのと基本的に同一である
。スマートデータタップCPU29はROM26内に記憶された指令を連続的に
実行して、複写機制御情報をデマルチブレックスする。次いで、この情報は、バ
ッファーノードコンピュータ5からポールを受信するまでRAM内に記憶される
。バッファーノードコンピュータ5は中核データ地点4からのサービス要求に関
するアイドル待機状態にある。バッファーノードコンピュータ5が中核データ地
点4からのポールを受けると、CPU31はアルゴリズムを実行してスマートデ
ータタップ3からの複写機状況データを復1日する。
スマートデータタップCPU29がその受入口にポールを受けると、アルゴリズ
ムが実施されてRAMからの複写機状況データを復旧する。CPU29内に配置
されたUARTは8−ビットバイトをファイバーオプティックケーブル21を介
して伝送されるべき順次データに変換する。データがバッファーノードコンピュ
ータ5に到達すると、その情報はUART33によって再び8−ビットバイトに
戻るよう変換される。データがバッファーノードコンピュータCPU31に移さ
れる準備が整うと、UART33はライン35に沿って割込み要求信号をCPU
31に送りアルゴリズムを始動させてデータを復旧させ、そのデータを順次フォ
ーマットに変換し、次いでこのデータをR3−422ラインドライバー/レシー
バ−50を経由してスキャナ14に伝える。
制御パネルオペレータキーは、第19図に示す技法であって、第6図に示すよう
なスタティックディスプレイにおいて用いたのと同様なものを利用して屡々多重
化される。トランスレータ6に関して、オペレータキーはどれかのキーを押すこ
とで現在の状況を示す状況入力手段として、あるいはシステムユーザーが制御パ
ネル上のキーを離れて「打つ」ことが出来る出力手段として双方の機能を果たす
ことが出来る。
その方法は第19図中に示されている。キーボード5l−332は4x8マトリ
ツクスとして構成され示されている。信号ROW1*−ROW4*によりストロ
ーブされた(strobed )ものとしての行は復帰センス列C0LO−CO
L7と共に抵抗R〕−48によってそれぞれ論理的1に引き寄せられる。COL
READ EN)信号が断定されると、得られた列データは複写機制御によっ
て読取られ、列スキヤン信号の各発生に関してバッファーU1を介してDO−D
7を得る。この作動の一例は第19A図の多重化タイミング線図内に見出たされ
る。オペレータがキー、たとえば510(複写機スタート)を成る時点T1で押
し、そしてスキャンサイクルの間に時点T3においてキーボードマトリックスR
OW2*が断定されると、C0L2センスラインは論理0に進められることにな
る。これは、バッファーU1が読取られたときのデータビットD1に対応する。
キーボード・スキャニング・オペレーションはトランスレータ6が4鑓の8−ビ
ットラッチのセットを捕捉するためには余りにも短い可能性がある故で、各マト
リックス行に対応するU6−U9が自動的に列センス信号を捕捉するために提供
される。各行はROWIJ−ROW4*によってストローブされるので、センス
列データはそれぞれのラッチ内に刻時される。この方法において、トランスレー
タCPU22は実際の複写機スキャニング操作に対し非同期的に信号RD RO
WL DATAt −RD ROW4 DATAtを断定することによってスイ
ッチマトリックスの現在のイメージを得る。次いで、このイメージはMACコン
ピュータ16に対し伝送される前に複写機の特定情報に関して評価される。第1
9A図のタイミング線図において、トランスレータ6はT4および15間のラッ
チU8からSFF (16進数)を読取ってスイッチ517−324のイメージ
を得る。このイメージは行3内の何れのキーも現在押されていないことを示して
いる。
キーボード状況の読取りに加えて、トランスレータ6は、恰もオペレータが正に
キーを押したかのように制御パネルキーを遠隔的に現す能力を備えたシステムを
提供する。各マトリックス行に対応する4個の8−ビットラッチU2−U5の一
組は列センスラインC0LO−COL7を横切って共に並列に接続される。リモ
ートキーアクセスが望ましいときには、MACコンピュータ16が特定のキーに
関連するコードを通信ライン52を介して所望のトランスレータ6に伝送する。
トランスレータ6は指令を復号し、そして必要なデータパターンを選択したラッ
チに書込む。行選択ラインが「プログラムしたラッチ」に対応することを断定す
ると、ラッチの出力ドライバーは使用可能となる。これか列センスラインをラッ
チ内に書込まれたパターンに対応する論理レベルに伝動する。次に、このデータ
は複写機制御コンピュータによって列センスバッファーU1を介して読み戻され
る。
キーボードタイミング線図第19A図において、−例がスイッチSIOの断定に
関して示されている。トランスレータCPU22はSFDをラッチU3中に書込
む。ROW2*か断定されると、C0L1は論理0に駆動されることになり、こ
れはスイッチS10が押されたことに相当する。U】が読取られたときD1上で
複写機制御コンピュータが受けるであろうイメージは、恰もSIOがオペレータ
によって押されたかのように出現する。所定時間の後、ラッチU2−U5はクリ
アされて模擬キーストロークは排除される。
好ましい実施態様において、キーボード状況モニタリングおよび駆動制御回路は
スマートタップ論理の部分である。これは、回路がデザインにおいて特定の複写
機でなければならないので、必要なことである。スマートタップ3はバッファー
ノードコンピュータ5を経由してMACコンピュータ16から指令を受けること
になり、そして同様な方法で状況情報を復帰させることになる。
その通信機能の他にバッファーノードコンピュータ5に対し付加することが出来
る他の特徴は1台以上のネットワーク複写機2を遠隔的にパワーダウンして正式
に認められていない使用を阻止する能力である。これは第13図中に示すように
壁のアウトレットから直接とする代わりに、バッファーノードコンピュータ5を
経由する複写機2の受けるパワーを複写機2と壁アウトレットとの間に直列に配
置することによって遂行される。バッファーノードコンピュータ5は、パワーラ
イン63を複写機またはオーディトロン(audltron)にすら切り替えて
正式に認められていない使用を阻止しながらパワーをパワーコード61から直接
受けることになる。
第14図中に示される有り得るスイッチング技法は、CPU31のディジタル口
から制御ライン65を使用してソリッドステートリレー67(光学的に隔離され
たトライアック、たとえばCydrosD I D 41 )の入力を伝送する
ことである。
所望により、プリセット時間にデータ収集コンピュータ16によって複写機使用
可能/使用不能コードが発せられて複写機2を運転停止とする。パワーは同し方
法で翌朝機械2に対し復活させることが出来る。
ダイナミック・ディスプレイシステムに関して、一般に制御およびテキスト情報
を制御パネル12に送るために利用される2種類のタイプのデータ伝送方法があ
る。これらのタイプは「直列」および「並列」として分類される。
第15図中に示される直列伝送によって、情報は複写機制御コンピュータ1.0
からディスプレイエレメント12aに対し特定のデータ速度(ビット伝送速度)
でビット・パイ・ビットの流れにおいて送られる。各8−ビットバイトはスター
トビット、すなわちSlにより先行され、そしてストップビット、すなわちS2
により終結されて受信装置を同期させ、かつ到来データを受信させる。
第16図中に示される並列伝送システムにおいて、情報は複写機制御コンピュー
タ10から受信ディスプレイエレメント12aに対し8−ビットとして同期的に
送られる。各バイトはデータバス上に配置され、そしてストローブ(ENABL
IJ)を介して受信装置内に刻時される。
何れの場合にも、受信ディスプレイエレメント12aは成る種の搭載インテリジ
ェンス(専用機能マイクロコントローラ)を備えており、これは到来データを処
理し、そしてそれをディスプレイ出力媒体にフォーマットするものである。この
データは制御コマンドまたはASCII(テキスト)文字の何れかであればよい
。もし、それがコマンドであれば、制御パネル12のディスプレイエレメント1
2aがどんなアクション(たとえば、ディスプレイを初期設定すること、特定の
ラインまたはアドレス等にカーソルを位置させること)を取るべきかを解釈する
。もし、データがテキストであれば、文字の視覚的表示がディスプレイのカーソ
ルの現在位置に現れることになる。
第17図に示されるダイナミック複写機のトランスレータ6に関する構成は基本
的にはスタティック多重化データ複写機に関するものと同一である。CPU22
、ROM26、RAM28、構成スイッチ30およびUARTI 38の機能は
その侭である。更に、バッファー42、第二のユニバーサル非同期受信/送信器
(UART2)38bおよび先入れ先出しくFIFO)メモリ44が存在する。
しかしながら、そこにはバックグラウンドタイマーが無い。ダイナミック複写機
に関して2溝成要素バージヨンのトランスレータもまた、利用可能である(図示
せず)。バッファーノードコンピュータ5は同一のものとなる。アクティブデー
タタップに対する微小変更は異なった複写機を補整するために必要である。
ダイナミックトランスレータ6はデータタップ8から直列または並列データの何
れかを受けるケイパビリティを有している。再び、CPU22は構成選択スイッ
チ30からこれを決定することが可能である。これらのスイッチ30は、先に説
明した多重化データに関するトランスレータ6に対するのと同様な原理において
トランスレータ6が作動するオペレーティングモードを選択するためにプログラ
ムされる。たとえば、1個のスイッチを直列および並列オペレーティングモード
間、すなわち1−直列、モして〇−並列データオペレーション等で選択するため
に使用することが出来る。
スイッチ30はディジタル口32の入力に接続される。パワーアップ時にCPU
22はディジタル口32を読取ってオペレーティングモードを決定し、それの下
で継続される筈である。
もし、直列モードが選択されると、データタップ8からの到来直列データは先ず
バッファー42Aを通過して信号をUART2 38bについて適切であるレベ
ルに調整する。トランスレータ6の初期比相の間に、UART2 38bはCP
U22により必要なパラメータをもって内部的に形成されて到来データを受ける
。次いで、この直列データの流れはCPU22によって用いられるために並列デ
ータに変換される。
各バイトを組み立てた後、UART2 38bはCPU22を遮断して、それに
対しデータについて他のバイトを有することを通知する。CPU22はデータを
読取った後、RAM28内に以後の評価のために記憶する。データの流れの末端
は推論によって決定される、たとえば所定量の時間の後、付加的な文字が全く検
出されないか、あるいは伝送文字の末端が見出だされるかによるものである。
並列モードにおいて、データタップ8からの到来並列データは8−ビットのワイ
ドバイト(第16図のDo−U7)である。並列バスはまた、制御信号(REG
ISTEI? SEL、ECTおよびREAD/WRITE)および割込み可能
信号であって、データおよび制御信号が妥当である場合に断定されるものを存し
ている。このデータの全ては、割込み信号か断定されるまで、当初はバッファー
42Bを通過し、次いて自動的に先入れ先出しくFIFO)メモリ44へ送られ
る。
好ましい実施態様において、FIFOメモリ44は第18図中に示されるように
構成される。この特定のメモリアレンジメントは9個のより小さい4x16ビツ
トFIFO(40105装置を含んで構成される)複合体から、より幅広く、か
つより深い12x48ビツトF I FO44を形成するように直列/並列に接
続されて、生成される。これらの装置は複写機2から装置U1、U4およびU7
のデータ入力(DO−U3)中に並列人力(Do−U3)を受ける。このデータ
は複写機2からのENABLE*クロックによってこの第一パンク内に刻時され
る。そこからデータはバケツリレー(bucket brlgada) @様に
おいてF I FO44(U3、U6およびU9)のバックにリップル(rip
ple) L、そしてディジタル口32の人力に対し提示される。
最初の12−ビットの語がFIFO44のバックに伝播されるや否やDATA
RDY信号が3−人力ANDゲート(UIIA)によって送られ、そしてディジ
タル口32に対し利用可能なものとされる。この方法において、CPU22はD
ATA RDYラインをポールしてFIFO44中に存在するあらゆるデータを
試験することが可能である。信号が送られると、CPU22はディジタル口32
を読み取ってデータを抽出し、次いて、ディジタル口32のPB5をパルスして
F IFO44の次の語を伝播させる。CPU22はまた、FIFOCLRライ
ンを、たとえばTOにおいてパルスすることによって全FIFOアレイのマスタ
ーリセットを行うことも可能である。
FIFOメモリタイミング線図中に明示したように、ENABLE (T 1、
T2、T3およびT4)によってそれが刻時されると、F I FO44はデー
タによって充填され、モしてCPU22によって刻時が解除されると、それはア
ンロードされる。T1および12間てFIFOメモリ44はCPU22とは独立
にデータの48語を取り入れることが可能であり、そして複写機2とは独立にC
PU22に対しデータを出力することが出来る。直列インターフェース法に関し
て、データはバッファリングおよび評価のためにRAM28に対し伝送される。
ダイナミック複写機2によって伝えられたデータの流れは別個のディスプレイコ
マンドおよびASCIIテキスト文字から成っている。トランスレータ6はその
制御文字をストリップし、そしてそのASCIIテキストの流れを評価およびフ
ォーマットするために中央コンピュータ16に送る。この種のデータ流を評価す
るために、数種類の他のアプローチがある。たとえば、データを中央コンピュー
タ16に対し直接送り、変更を加えず、そして中央コンピュータ16にそのデー
タを評価またはリフオーマノドさせる。更に、キーワードを探すデータを1<−
リング(parsjng ) L、そしてキーワードから問題が存在するという
推論を行うことを達成し得るものである。それからデータを(トークンまたはテ
キスト流によって)評価またはりフォーマットのために中央コンピュータ16に
対し送ることが出来る。
トランスレータ6はスキャナ14によってポールされて、最も新しい状況情報を
得る。トランスレータの場所にはR3422送信/受信機50 (3486)が
存在しており、これらは中核位置4のスキャナ14に配線されている。しかしな
がら、上に述べたように、トランスレータ6からスキャナ14への状況情報の送
信に関する通信手段はハード配線に限定されるものではない。
スキャナ14はデータ収集コンピュータ16によって制御され、そしてそれに対
してトランスレータ6がポールするためのデータ収集コンピュータ16からのメ
ツセージを受ける多重スイッチャとして作動する。次いで、スキャナ14は適切
なトランスレータ6に対し交差接続を行い、そして情報をデータ収集コンピュー
タ16に渡す。
スキャナ/マルチプレクサ14は多数のこの種装置の何れか一つであってよく、
そしてそれらは当該技術分野において周知である。−例は名称SM^RT6の下
てLTEX ELECTRONIC3により製造される60のオートスイッチで
ある。
トランスレータ6のポーリングに関する可能性はスキャナ14を備える各トラン
スレータ6のための別の通信ライン52を包含し、各ユニットに対する要求を順
次ラウントロピン形式(第1図中に示す)において送り、あるいはトランスレー
タ6を共通線と共に連結または非連結リングにおいてディジ−チェーンし、ここ
においてスキャナ14は、ライン52に対してボールされるユニットのトランス
レータに識別子を付することになる。
ネットワークの全般的な遠隔モニタリングはデータ収集コンピュータ16によっ
て制御される。このモニタリングは二つのモード、すなわち準リアルタイムまた
はリアルタイムを備えている。準リアルタイムモニタリングは、データ収集コン
ピュータ16が特定場所に対して優先権を与えることなく、各個別の複写機2を
ポーリングしつつある場合の作動についての正常なモードである。たとえば、1
/秒の速度でボールされる25台の複写機があるとすれば、全体のサンプリング
ベースは25秒において更新される。従って、ネットワーク内の何れの所定の複
写機の状況も過去25秒以内の最新のものとなる。
リアルタイムモニタリングは特殊な作動モードにおいて行われ、これはデータ収
集コンピュータ16をして特定の複写機2に対し焦点を合わせしめ、そしてその
他の複写機2のみをバックグラウンドタスクとして、かつ著しく低い速度におい
てボールするものである。これがデータ収集コンピュータ16にその特定複写機
2の状況を、複写機2において事象が発生する時間とそれが報告される時間との
間に何等の遅れをも有するとは思われないであろう速度において、サンプルさせ
るものである。
データ収集コンピュータ16は18Mコンパチブルパソコンであればよく、これ
はモニター、キーボード、CPU、フロッピードライブ、ハードディスクドライ
ブおよびDO33,3を実行する640にのランダム・アクセス・メモリから構
成されるものである。このデータ収集コンピュータ16は状況情報を様々なディ
スプレイフォーマットに組み立てる。ユーザー特徴の成るものはメニュー選択ツ
リー(第20A−第20E図)においてディスプレイされる。これらの特徴は確
立すべき製造業者、形式、オプション、場所、機能等によって複写機に対する情
報のデータベースを使用可能とする。次いで、このデータベースは状況情報とマ
ージされて、モニタリングネットワークに関する全複写機2の状況についての現
、在の表示を提示する。作動上の問題を伴う複写機2は容易に同定され、そして
廿−ビスの要求が行われ、かつ同様な方法で追跡される。
記憶された情報の全てもまた、多方面に亘る種類のリポート生成に関して利用可
能である。それはまた、可能性または将来の機械の故障を予報するために使用す
ることも出来る。成るタイプの障害における増大を検知し、そしてやがて起こる
故障としてフラグすることが可能である。このタイプのウィンドウ・ディテクシ
ョンはRICシステムゼロックスが用いるところのものと類似である。しかしな
がら、前記システムは連続的オンライン、リアルタイムモニタリングシステムで
ある。本システムはまた、差し迫っているあるいは現存する複写機の問題につい
て自動的に送出しオフィスに警告することが出来る。
データ収集コンピュータ16がリアルタイムモードで作動しつつあれば、ユーザ
ーは実際の複写機制御パネル12の表示をデータ収集コンピュータ16のCRT
スクリーン上に見ることが出来る。
第21図はゼロックス1025複写機に関するモニタリングモードについての実
際のスクリーンダンプである。制御パネル情報のコピーを有することによって、
この種のスクリーンはパネルが単純なインジケータ(スタティックパネル)ある
いは原文のディスプレイ文字(ダイナミックパネル)を構成するが否かにより、
実際上如何なる複写機に関しても作成および保持が可能となる。次いで、所定の
複写機2のディスプレイ・レイアウトについてのマツプに対するデータの処理問
題となり、最終結果に達する。第22図のスクリーンは10種類の主要状況イン
ジケータの現在状態ならびに複写機のセットアツプパラメータ、コピーカウント
および複写機故障の場合のエラーコードを示している。
遠隔キーオペレータまたはサービス要員を置くことによって得られる効果はいず
れの複写機2が特に重要であるかについて実際の表示を見得ることである。それ
は経験を有する者に最初に実際の機械状態を見ることを許容し、そしてまたそれ
らをもって離れた機械の場所におけるより経験の乏しい人員を指導せしむるもの
である。このリアルタイムモニタリング技法の付加的な利益は、完全に別の機関
または街に居る人がモデム電話リンクを介して複写機2の実際の状況パネルを見
て問題に対する可能性ある解決を示唆出来ることである。もし、複写機の障害が
発生すると、複写機の障害コードが制御パネル12上に表示される。ソフトウェ
アを経てこの障害コードはデータ収集コンピュータ]6によりオンラインヘルプ
施設中に変換されて、キーオペレータが第22図に示すような非技術的(non
−tec、hnical )障害を修+Eするのを助けることが出来る。
実施例
複写機コントローラコンピュータ10から制御パネル12へ送られるエラー状況
はY−タップ17を含んて構成される受動データタップ8によって途中捕捉され
る。このデータはデータトランスレータケーブル20によりトランスレータ6に
伝送される。トランスレータ6はモジュラ−ジャックを備えており、これはトラ
ンスレータデータケーブル20上の協働ジャックを受ける。
トランスレータ6は情報に関してボールされ、次いて読取り可能なデータをマル
チプレクサ/スキャナ14により伝送し、かつ成る種のデータを記憶する。次い
て、トランスレータ6はラインドライバー/レシーバ−50(R3422)を用
いることによりライン52に沿って中核位置におけるスキャナ/マルチプレクサ
14にデータを伝送する。同様にライン52は各端部にモジュラ−ジャックを備
えており、これはトランスレータおよびスキャナ/マルチプレクサ14両者のジ
ャックと協働する。
スキャナ/マルチプレクサ14はDO33,3の下でデータ収集コンピュータ1
6内のプログラムにより制御される。そのようなものとして、スキャナ/マルチ
プレクサ14はデータ収集コンピュータ16中に統合される。
CRT、キーボードおよびCPUを含むパソコンから構成される、その他の情報
を抽出するためのユーザーインターフェースはそのユーザーにその場所およびエ
ラーの状況を変更させるために使用される。
本発明の変更はそれらを当業者に対し明らかにせしめるものであり、そして添付
の請求の範囲によってのみ限定される発明の精神および範囲内に収めることを意
図するものである。
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【図5bl 、fff15cJ
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【図1814
に図181 号令
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【図19]I/f
で−
国際調査報告
フロントページの続き
(72)発明者 レイアート、ジエイムズアメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロ
チニスター フィールド ストリート270番