JPH06502551A - 付着性動物細胞の増殖のための細胞培養方法および培地 - Google Patents

付着性動物細胞の増殖のための細胞培養方法および培地

Info

Publication number
JPH06502551A
JPH06502551A JP5505023A JP50502393A JPH06502551A JP H06502551 A JPH06502551 A JP H06502551A JP 5505023 A JP5505023 A JP 5505023A JP 50502393 A JP50502393 A JP 50502393A JP H06502551 A JPH06502551 A JP H06502551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
total
cell
cells
nutrient medium
culture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5505023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3116066B2 (ja
Inventor
ボラストン,ロバート・チャールズ
Original Assignee
アルスイス・ホールディングス・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルスイス・ホールディングス・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical アルスイス・ホールディングス・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JPH06502551A publication Critical patent/JPH06502551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3116066B2 publication Critical patent/JP3116066B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • C12N5/0018Culture media for cell or tissue culture
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2500/00Specific components of cell culture medium
    • C12N2500/05Inorganic components
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2500/00Specific components of cell culture medium
    • C12N2500/05Inorganic components
    • C12N2500/10Metals; Metal chelators
    • C12N2500/12Light metals, i.e. alkali, alkaline earth, Be, Al, Mg

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 付着性動物細胞の増殖のための細胞培養方法および培地2訓Iと氷!一 本発明は動物細胞培養における改良、特に動物細胞を増殖させる方法およびその 栄養培地の改良に関する。
l且座11 細胞生成物、例えば免疫グロブリン、ホルモン、酵素および他の有用な生物学的 活性物質の大量生産のために動物細胞培養を使用することは、産業的見地からま すます重要となってきており、現在、これらの物質の大量生産に最適な細胞培養 技術の開発に大きな努力が払われている。
現在、動物細胞の大量培養のために選択される一般的方法は、撹拌栄養培地中で 浮遊細胞を増殖させるものである。細胞増殖のために選択される培地は、細胞の 種類により異なることが予想されるであろうが、一般には、塩、糖類、アミノ酸 およびビタミンの基本的栄養混合物を含むであろう。基本的混合物には、生物学 的液体または抽出物、例えば血清を補充することが出来る。血清がなければ殆ど の細胞は生育力を失うか、または増殖しない、また、補充物を含まない培地を用 いることもできるが、それは、一般にはアミノ酸、塩、ビタミン、微量元素、炭 水化物およびインシュリン、グルタミン、トランスフェリンおよびエタノールア ミン等の他の増殖支持成分の複雑な混合物を含んでいる。かような培地で培養す るとき、動物細胞は、培地中の1つまたは2つ以上の必須栄養物が枯渇するまで の限られた期間、生育を維持することができる。そのような時、1つまたは2つ 以上のエネルギー源および1つまたは2つ以上のアミノ酸を含む供給物を培地に 補充することができる(例えば国際特許出願第WO37100195号明細書参 照)。このようにして、培養を延長して、細胞または細胞生成物の収量を増すこ とができる。
チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞は大量培養に広く用いられている。
これらの細胞は慣用的には付着培養物として増殖させられてきたが、又、撹拌タ ンクおよびエアーリフトバイオリアクター中で、比較的簡単にスケールアップさ せることができる特性のある、浮遊状態でも増殖するであろう6残念ながら、浮 遊増殖に適応させた、いくつかのCHO由来系は、培養時に大きい堅く結合した 凝集塊を形成し得る。CHOおよび他の細胞系について、凝集塊としての細胞培 養は既に記述されており、実際、細胞沈降に基づく細胞再循環リアクターのいく つかで有利に用いられてきた(例えば、Brown、P、C,ら、(1991) 、Production of Biologicals from Anim al Ce1ls in Cu1ture、R,E、5pisr、J、B、Gr iffiths & B、Magnierli+Butterworth He inemann、C)cford、U、に、、416−420ベージ;Goet ghrlrud、S、E、&Wei−3hou Hu、同書、423−427ペ ージ;Litwin、J、、同書、429−433ページ参照)。しかし浮遊バ ッチ培養では、細胞の凝集は正確な細胞数測定、細胞環境のモニターおよび制御 を妨げ、さらに、細胞への栄養物の移送や細胞からの生成物の輸送を妨げること がある。
培養時の細胞凝集の問題を解決するために提唱されたアプローチの1つは、カル シウムイオン濃度を下げた培地を利用するものである(欧州特許第343635 号明細書参照)。
しかし、カルシウムイオンは細胞付着以外の細胞機能のために必要とされ、した がって細胞増殖および生育に悪影響を及ぼすので、この方法は特に満足できると いうものではない。
見五血炎ム 本発明者らは、培地中に存在する総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比を制御 することにより、CHO由来細胞系培地における細胞凝集を排除できることを見 いだした。我々はこの方法を用いて、付着性動物細胞の浮遊培養のための一般的 手段を開発した。これは操作が容易で、低濃度のカルシウムイオンを含む培地を 用いる必要性を避けるという有利性がある。
したがって、本発明の一特徴によれば、我々は付着性動物細胞を培養するための 方法であって、該方法において付着性動物細胞が培養容器に入れた栄養培地で浮 遊状態で培養される。付着性動物細胞の培養方法において、該栄養培地中の総無 機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、殆どまたは全く細胞凝集を起こさない水 準に維持されていることを特徴とする付着性動物細胞を培養するための方法を提 供する。
λ訃座l爽全1肌 本発明の方法では、栄養培地中の総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比は、一 般に、培養の過程において培地中に細るか、または、細胞凝集はいくらか起こる が、10個以下の細胞を含む塊として存在するモル比とする。
本発明の方法にしたがって用いられる、総無機イオンお毒びアミノ酸の正確なモ ル比は、用いる細胞系および存在する他の培地成分により異なることがあるとい うことが理解されるであろう、しかし一般に、既知の培地の対応する比と比べた 場合、無機イオン対アミノ酸のモル比は実質的に低いものであろう。したがって 、例えば、既知の培地の比が約15:1から約40=1の範囲(例えば、以下の 表1に挙げた培地およびR,G、Ham及びW、L、MeKeehan、Met hods in Enzymology)、(1979)、LVIII、44− 93ページ参照)であるのに対し、本発明の方法では、その比を約10:1から 約1:1.特に約5:1から約1:1、例えば、4.5 : 1から2=1の範 囲に減少させることができる。
本明細書中で用いられる、総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比という用語は 、一定の容積中の無機イオンのモル数対同じ容積中のアミノ酸のモル数の比を意 味することを意図する。無機イオンが意味するものは、一般に培養培地に加えら れる基本無機イオン(bulk inorganic 1ons)を指し、例え ば、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、塩化物、硝酸塩、リン 酸塩および硫酸塩イオンが含まれる。一般に培養培地に加えられる他の微量無機 イオン、例えば鉄、亜鉛およびセレニウムイオンは、基本イオンより通常ずっと 低いモル濃度で用いられ、この濃度において本発明の背景においては、細胞凝集 に殆どまたは全く影響を及ぼさない、アミノ酸という用語は、一般的に培養培地 に加えられる必須アミノ酸を意味することを意図し1例えば、アルギニン、シス ティン、シスチン、グルタミン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン 、メチオニン、フェニルアラニン5スレオニン、トリプトファン、チロシンおよ びバリン並びに一般に培養培地に使用される非必須アミノ酸1例えばアラニン、 アスパラギン、アスパルテート、グルタメート、グリシン、プロリンおよびセリ ンを含む。
一般に、本発明の方法において無機イオンおよびアミノ酸の所望のモル比を達成 するために、ナトリウムおよび塩化物イオン並びにアミノ酸のモル数が好ましく 調節され、一方、他の基本無機イオン、特にカルシウムイオンは培養培地に通常 用いられる量に維持される(例えば、以下の表1およびR,G、Ham及びW、 L、Mckeehan前掲書参照)。
したがって、慣用的な細胞培養方法と対照的に1本発明の方法は、慣用的な方法 で用いられる既知の培地よりも低いモル数のナトリウムおよび塩化物イオン並び に高いモル数のアミノ酸を含む培地を用いて実施される。したがって、例えば本 発明の方法における培地中の総ナトリウムイオン濃度は75から120mMの範 囲で、特に90から115mMの範囲であってもよく、総塩化物イオン濃度は5 0から90mM、例えば60から80mMの範囲であってもよく、一方、総アミ ノ酸濃度は20から50mMの範囲であってもよい、正確なナトリウム、塩化物 およびアミノ酸モル濃度は、総無機イオンおよび総アミノ酸の前述の比に従うと いう条件で、用いら−れる細胞系に合わせて上記範囲内で選択し得るということ は理解できよう。
本発明の方法で使用される培地は新規で、さらに本発明の別の特徴をなすもので ある。それゆえ本発明の別の特徴にしたがって、我々は付着性動物細胞の浮遊培 養に使用するための栄養培地であって、資化性炭素源、窒素、アミノ酸、無機イ オン、微量元素並びに任意に脂質および成長促進物質または調整物質を混合状態 で含む栄養培地において、該培地中に存在する総無機イオンおよび総アミノ酸の モル比が、約10=1から約1:1の範囲にあることを特徴とする付着性動物細 胞の浮遊培養に使用するための栄養培地を提供する。
本発明の好ましい培地では、総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比は、約5対 1から約1対1の範囲、特に4.5対1から2対1の範囲にあってもよい。
本発明の培地では、総ナトリウムおよび塩化物イオン濃度並びにアミノ酸濃度は 好ましくは本発明の方法に関して上記に述べたようなものであってもよい。
一般に、当該培地は、生物学的液体または抽出物が補充された、既知のいかなる 基本培地またはその変更培地で、またはそのような補充物を含まない、いかなる 複合培地であってもよく、その培地の総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比は 、約10対1から約1対1の範囲にあるように調節される。
そのような培地は、慣用的な方法を用いて、個々の成分を適切に混合することに より調製してもよく、さらに、液体の形状において、または使用前に適切な緩衝 液、例えば重炭酸塩緩衝液で再構成するように乾燥した形状において提供しても tい0本発明にしたがって使用する適切な培地は、慣用的な方法にしたがって予 備的な小規模試験を用いて決定してもよい、したがって、例えば、総無機イオン および総アミノ酸の適切なモル比は、総無機イオンおよび総アミノ酸濃度のある 範囲に渡って、細胞を培養することにより得らる細胞凝集の程度を11I察する ことによって(例えば、以下の実施例に記載するように顕微鏡的測定を用いて) 、いずれの細胞の種類について決定してもよい。
本発明の方法および培地は、いずれの付着性動物細胞の培養について用いてもよ い。細胞は、例えば、自然に生じる細胞でも、遺伝子工学的につくられた細胞で も、リンパ球、例えばミエローマ細胞でも、またはハイブリドーマもしくは他の 融合細胞でもよい。鴫乳類細胞が特に好ましい。特別な種類の細胞には、ヒト、 ラット、マウスまたはハムスター起源の細胞が含まれる。本発明の方法および培 地は、CHO由来組み換え細胞系を含むチャイ、;−ズハムスター卵巣細胞(以 降CHO細胞と呼ぶ)で使用するのが特に適切である。
本発明の方法および培地は、付着性動物細胞を培養し、動物細胞生成物を得るた めに用いてもよい。したがって、本発明の別の特徴により、我々は、細胞培養に よって動物細胞生成物を得るための方法であって、(1)培養容器に入れた栄養 培地中で浮遊状態で前記生成物を産生ずる付着性動物細胞を培養し、(2)前記 生成物が蓄積するまで培養を続け、さらに(3)前記生成物を回収する工程を含 む動物細胞生成物を得るための方法において、栄養培地中の総無機イオンおよび 総アミノ酸のモル比が、殆どまたは全く細胞凝集を起こさない水準に維持されて いることを特徴とする、細胞培養によって動物細胞の生成物を得るための方法を 提供する。
本発明にしたがって得ることができる細胞生成物は、培養動物細胞により産生さ れるいかなる生成物をも含む。代表的な生成物には、ポリペプチドおよび蛋白、 例えばモノクローナル抗体および組み換え抗体並びにそのフラグメント等の免疫 グロブリン、エリスロポイエチンおよび成長ホルモン、例えばヒト成長ホルモン 等のホルモン、インターフェロン等のリンホカイン、例えばインターロイキン1 およびインターロイキン2等のインターロイキン、ティシュプラスミノーゲンア クティベーター等の産業上および治療上有用な酵素および金スプロテイナーゼの ティシュインヒビター等の酵素インヒビターが含まれる0本発明の方法では、動 物細胞は一般に適切な培養容器、例えば撹拌タンクまたはエアーリフトファーメ ンタ−中において、栄養培地中に浮遊状態で既知の培養技術を用いて培養するこ とができる。
したがって、例えば、慣用的な技術により得られる適切な細胞の種培養を栄養培 地の接種に用いてもよい。一般には。
接種に用いる細胞数は、lXl0’から5 X 10’m l””以下の範囲に あるであろう。それから、所望の、Ml胞1度に達するまで、および/または十 分な生成物が蓄積するまで細胞を培養する。
所望の場合には1つまたは2つ以上のアミノ酸、エネルギー源および他の栄養物 を、培養中に例えば濃厚供給物の一部分として、または個別に、慣用的な方法に 従い、加えてもよいが、もちろん、総、V機イオンおよび総アミノ酸のモル比は 、細胞凝集を防ぐのに十分な範囲内に維持されていることを条件とする。
培養中の所望生成物の産生は、対象となる特定の生成物に適したアッセーのいず れかを用いてモニターしてもよい。したがって、例えば、生成物がポリペプチド または蛋白である場合は、この生成は、特定のポリペプチドまたは蛋白と使用す るために調製した酵素結合免疫吸収アッセーまたは免疫放射能測定アノセー等の 一般的なアッセー技術によってモニターしてもよい。
本発明の方法において、得られた細胞生成物の分離を望む場合は、慣用的な分離 および精製技術を用いて、これを達成してもよい。したがって1例えば、生成物 が細胞により培地中に分泌される場合は、遠心沈殿および濾過等の技術を用いて 細胞から分離してもよく、その後さらに、例えばアフィニティークロマトグラフ ィー等のアフィニティー精製技術を用いて精製できる。細胞が生成物を分泌しな い場合でも上記の方法を用いることができるが、まず最初に細胞を溶解させて生 成物を遊離させなければならない。
W口L1胛 これから本発明を添付図面を参照して下記の実施例において説明のためのみに記 載する。
図1は、ダルベツコ−修正イーグル培養液(Dulbecco’s Modif ication of Eagls’smedium)(DMEM)を基にした 浮遊培地中でのCH○由来組み換え細胞系11G9の増殖曲線を示すグラフであ る。
図2は、低塩、高アミノ酸浮遊培地中でのCHO由来組み換え細胞系11G9の 増殖曲線を示すグラフである。
@3は、ダルベツコ−修正イーグル培地(DMEM)を基にした浮遊培地中での CH○由来組み換え細胞系11G9の培養の時間経過における、単一細胞および 異なるサイズの細胞凝集塊分布を示す。
図4は、低塩、高アミノ酸浮遊培地中でのCHO由来組み換え細胞系11G9の 培養の時間経過における、単一細胞および異なるサイズの細胞凝集塊分布を示す 。
図5は、ダルベツコ−修正イーグル培地(DMEM)を基にした浮遊培地中でC HO由来組み換え細胞系11G9を培養したときの種々の時間点における。JI 胞およびm胞凝集塊の頻度の百分率を示す。
図6は、低塩、高アミノ酸浮遊培地中でCHO由来組み換え細胞系11G9を培 養したときの種々の時間点における、細胞および細胞凝集塊の頻度の百分率を示 す。
の の 大−施例− 用いられた細胞系、11G9は、CHO由来組み換え細胞系で、キメラTrG抗 体の重鎖および軽#をエンコードする各遺伝子を1コピーずつ含んでいた(Fi ul、d、R,P。
ら、Production of Biologiealsfrom Anim al Ce]、1s in Cu1turj3.同上著、742−744ページ )。この系は慣用の組成の培地で培養するとき、大きい凝集塊を形成することが 観察されている。
培養は6リツトルの実働容積で撹拌バイオリアクター中で行った。培養温度は3 6.5℃に維持され、溶解酸素圧は空気または酸素をそれぞれ自動注入して、パ ラストガスとして窒素または空気を散布することにより15−20%飽和空気に 維持され、pHは散布ガス混合物中にcO2を自動注入して、またはモルのNa OHを培養中に自動注入して7.0−7.2に維持された。総ガス散布率は、1 分間に1容につき0.15容までであり、撹拌チップの速度は45cm/sであ った。
2種の基本組成物を調べた。第一は、ダルベツコ−修正イーグル培地(DMEM )由来基本培地で、CHO細胞の特定な栄養要求に応えるために、グルタミン酸 の代わりにグルタミンが代用されており、さらに他の多くのアミノ酸の濃度が高 められた。第二はCH○浮遊増殖用に特別に開発された同様な基本培地(以下C HOi遊培地と呼ぶ)であったが、慣用の培地と比較して、これのナトリウムお よび塩化物イオン11度は低く、アミノ着J度は高くなっている(下記表1参照 。
:こでは他の4種の楯中培地の無機イオンおよびアミノa組成も示されている。
)1両方の例で、カルシウムイオン濃度は、!$培地に見られる水巾辺りに維持 された。
表1 ダルベツコ−修正イーグル培地(DMEM) 155 120 1.8 162  11 14.7HamのF12 146 1350,3 149 4 37. 3MEMアルファ 145 126 1.8 152 9 16.9Fisch erの培地 152 145 0.6 158 5 31.6RPM1164( 11381040,4138623゜0低塩/高アミノ酸浮遊培地 113 7 5 1.0 too 41 2.4バイオマス濃度および細胞凝集の程度の概算 は、以下のようにいくつかの方法により行った。
細胞は、血球計算器を用いて顕微鏡で計数した。トリバンブルー染色除外により 生存度を判定した。10細胞より多い凝集塊では計数が不可能であったので、目 盛り付きマイクロメーターアイピースを用いて凝集直径を概算した(4つの測定 値の平均(If) 、凝集容積は4/3X3.142Xr’として計算したが、 ここでrは凝集半径である。細胞をトリプシン処理して凝集塊を単一細胞に分散 した後にも、生存細胞および総青色細胞の計数を行った。
核の計数は、0.1%(w/v)クリスタルバイオレット染色液含有0.1Mク エン酸で細胞溶解後に顕微鏡下で行った。この方法により、トリプシン処理後ト リパンブルーで得られる「総数」に一般的に近い「総数」が得られた。
遠心沈殿細胞体積(pcv)を測定した。細胞を培養サンプルから遠心沈殿によ り沈降させてから、細胞ペレットを目盛り付き毛細管に移し、一定体積になるま で遠心沈殿により沈降させた。
これら種々の測定から、以下のように平均細胞体積値を計算することができた。
平均細胞体積= 遠心沈殿細胞体積/クリスタルバイオレット数さらに、寸法を測定した凝集塊の 細胞数は以下のように計算した。
細胞数=凝集体積/平均細胞体積 したがって、これら顕微鏡的および物理的測定から、ファーメンタ−培養での経 過時間にしたがって凝集塊寸法の分布分析を行うことが可能であった。
凝集塊の寸法分布の分析とともにバイオマス濃度も、コールタ−マルチサイザー (Coulter Multisizer)II (Coulter Elec tronics Ltd、、Luton、Beds、UK)を用いて測定した。
積置− トリバンブルー計数に基づく生存度の概算とともに核計数およびPCvにより測 定された。DMEMを基とする培地およびCHO浮遊培地における細胞増殖面線 が図1および図2にそれぞれ示される。
顕微鏡的測定による、培養の時間経過における凝集程度の分析は図3および4に 示される。これらのプロットは、トリパンブルー染色計数により得られた増殖曲 線を表している(単一細胞および10細胞までの凝集は直接計数;1o細胞より 多い凝集塊については凝集1当たりの計算による細胞概数)。各プロットは面積 によって分けられ、単一細胞および種々の寸法の凝集塊として集団分布を示して いる。DMEMを基とする培地では、凝集はよく目につき、培養の時間経過にし たがって増加した。計算では229個までの細胞を含む直径86μMの大きさの 凝集塊が認められた。対照的に、低塩/高アミノ酸CHO浮遊培地では、大半の 細胞は単一細胞か、またはわずか2−3細胞の凝集塊であった。凝集塊の寸法が 10細胞に近づくかまたは10細胞を越えることはめったになかった。
コールタ−マルチサイザーを用いて行った分析はこれらの観察を裏付けた。図5 aは、接種後99時時間、細胞濃度がおよそlXl0’/mLのときのDMEM を基とする培地での培養における細胞および種々の寸法の凝集塊の頻度百分率を 示している。
粒子の大半は単一細胞(直径13−14μMは、PCvの測定から計算して得た 平均細胞直径の概数とよく一致する)から成るが、分布は右に歪んでおり、比較 的大きい細胞凝集塊が少ないことを示している。この分布を体積で表すと(図5 b)、全バイオマスの大部分は単一細胞よりむしろ凝集塊として存在することが 明らかとなる。培養時間が経過するにつれ(図50および図5d)、細胞凝集塊 は、大半のバイオマスが大きい凝集塊となるまで、細胞濃度の増加とともに増加 する1図6は、低塩/高アミノ酸CH○浮遊培地中で増殖された培養物の分析の 時間経過を示す、85時間における直径に対する細胞数の分析により、分布にお ける歪みが比較的わずかで単一細胞が優勢であることが示されている(図6a) 。
これはバイオの体積分析により立証され(図6b)、このバイオマスの大半は単 一細胞として存在する。実際、85時間に存在する凝集塊は、おそらくフラスコ 増殖接種細胞に由来するものであった。なぜならば、図6Cおよび6dを通して 時間経過を追ってみると、これらの凝集塊は消失し、はとんどすべてのバイオマ スは単一細胞として出現しているからである。
と記の実験を、上記の低塩/高アミノ酸浮遊培地と同様な培地で繰り返したが、 この例では、培地は、104mMの総ナトリウムイオン、74 m Mの総塩化 物イオン、1.0mMの総カルシウムイオン、99mMの総無機イオン、23m Mの総アミノ酸イオンを含み、イオン:アミノ酸比は4.3であった。この培地 でも、細胞凝集塊は消失し、前のように、はとんどすべてのバイオマスは単一細 胞として出現する。
慣用の培地では、培養CH○由来由来細胞内然に凝集し。
DMEMを基とする培地に関して上記に示したように大きなることにより排除す ることができた。
図1 DMEM由来CHO浮遊培地での増殖曲線核/mLx10−’ PCVmL/m LxlQ−3時間 一兼一 楼 口 P CV −X−生存比(yl軸) 図2 を塩cHo浮遊培地での増殖曲線 時間 m−“−核 口 pcv 、−X−生存比(yl軸) 図3 DMEM由来CHO培地中の凝集塊サイズ分布:顕微鏡検査 細胞/mLxlQ−” 時間 図4 低塩CH○浮遊培地中の凝集塊サイズ分布:顕微鏡検査 細胞/mLX10−’ 時間 ミ q ♂ ≠ ≦ 訴 〇 テ ≦ メ 社 S 訴 娠 咥 蓼 4 ≦ ミモ 域 ; 訴 紮 ≦ メ 国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.付着性動物細胞を培養するための方法であって、該方法において付着性動物 細胞が培養容器に入れた栄養培地で浮遊状態で培養される、付着性動物細胞の培 養方法において、該栄養培地中の総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、殆 どまたは全く細胞凝集を起こさない水準に維持されていることを特徴とする付着 性動物細胞を培養するための方法。
  2. 2.栄養培地中の総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、約10:1から約 1:1の範囲内に維持される請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 3.栄養培地中の総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、総ナトリウムイオ ン濃度を75から120mMの範囲内に、総塩化物イオン濃度を50から90m Mの範囲内に、さらに総アミノ酸含量を20から50mMの範囲内に調節するこ とによって達成される請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 4.該付着性動物細胞が哺乳類細胞である先行するいずれかの請求項に記載の方 法。
  5. 5.該哺乳類細胞がヒト、ラット、マウスまたはハムスター起源である請求の範 囲第4項に記載の方法。
  6. 6.該哺乳類細胞がチャイニーズハムスター卵巣細胞である請求の範囲第4項に 記載の方法。
  7. 7.付着性動物細胞の浮遊培養に使用するための栄養培地であって、資化性炭素 源、窒素、アミノ酸、無機イオン、微量元素並びに任意に脂質および成長促進物 質または調整物質を混合状態で含む栄養培地において、該培地中に存在する総無 機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、約10:1から約1:1の範囲にあるこ とを特徴とする付着性動物細胞の浮遊培養に使用するための栄養培地。
  8. 8.総無機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、約5:1から約1:1の範囲に ある請求の範囲第7項に記載の栄養培地。
  9. 9.総ナトリウムイオン濃度が75から120mMの範囲内にあり、総塩化物イ オン濃度が50から90mMの範囲内にあり、さらに総アミノ酸濃度が20から 50mMの範囲内にある請求の範囲第7項または第8項に記載の栄養培地。
  10. 10.細胞培養によって動物細胞生成物を得るための方法であって、(1)培養 容器に入れた栄養培地中で浮遊状態で前記生成物を産生する付着性動物細胞を培 養し、(2)前記生成物が蓄積するまで培養を続け、さらに(3)前記生成物を 回収する工程を含む動物細胞生成物を得るための方法において、栄養培地中の総 無機イオンおよび総アミノ酸のモル比が、殆どまたは全く細胞凝集を起こさない 水準に維持されていることを特徴とする、細胞培養によって動物細胞の生成物を 得るための方法。
JP05505023A 1991-08-30 1992-08-28 付着性動物細胞の増殖のための細胞培養方法および培地 Expired - Lifetime JP3116066B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB919118664A GB9118664D0 (en) 1991-08-30 1991-08-30 Cell culture
GB9118664.3 1991-08-30
PCT/GB1992/001571 WO1993005145A1 (en) 1991-08-30 1992-08-28 Cell culture process and medium for the growth of adherent animal cells

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06502551A true JPH06502551A (ja) 1994-03-24
JP3116066B2 JP3116066B2 (ja) 2000-12-11

Family

ID=10700726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05505023A Expired - Lifetime JP3116066B2 (ja) 1991-08-30 1992-08-28 付着性動物細胞の増殖のための細胞培養方法および培地

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5871999A (ja)
EP (1) EP0555454B1 (ja)
JP (1) JP3116066B2 (ja)
AT (1) ATE168717T1 (ja)
DE (1) DE69226350T2 (ja)
DK (1) DK0555454T3 (ja)
ES (1) ES2118827T3 (ja)
GB (1) GB9118664D0 (ja)
WO (1) WO1993005145A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511330A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 ワイス・リサーチ・アイルランド・リミテッド TNFR−Ig融合タンパク質の製法
JP2008511328A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 ワイス・リサーチ・アイルランド・リミテッド 抗アミロイドベータ抗体の製法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USH1532H (en) * 1993-11-03 1996-05-07 Genetics Institute, Inc. Adaption of mammalian cell lines to high cell densities
EP2540815A1 (en) 2004-03-05 2013-01-02 DSM IP Assets B.V. Perfusion cell culture
TWI384069B (zh) * 2004-08-27 2013-02-01 Pfizer Ireland Pharmaceuticals 多胜肽之製法
PL2343362T3 (pl) 2006-07-14 2016-11-30 Udoskonalony sposób hodowania komórek
PL3330370T3 (pl) 2010-04-26 2021-09-20 Novartis Ag Sposób hodowania komórek cho
AU2011246504B2 (en) 2010-04-26 2013-09-26 Novartis Ag Improved cell culture medium
SG185038A1 (en) * 2010-04-26 2012-11-29 Novartis Ag Improved cell culture medium
CN107988166B (zh) 2011-07-01 2022-03-15 美国安进公司 哺乳动物细胞培养
KR20170140251A (ko) * 2015-04-01 2017-12-20 베링거 인겔하임 인터내셔날 게엠베하 세포 배양 배지

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB852052A (en) * 1958-01-07 1960-10-19 Research Corp Propagation of mammalian cells
US3850748A (en) * 1973-06-28 1974-11-26 Lilly Co Eli Method of producing animal cells in suspension culture
US4124448A (en) * 1976-04-09 1978-11-07 The Regents Of The University Of Minnesota Process for the large scale production of human growth hormone by serial secondary suspension culture
GB8516415D0 (en) * 1985-06-28 1985-07-31 Celltech Ltd Culture of animal cells
DE68917642T2 (de) * 1988-05-25 1995-02-09 Teijin Ltd Verfahren zur kontinuierlichen Züchtung von haftenden tierischen Zellen.
US4896069A (en) * 1988-05-27 1990-01-23 Makash - Advanced Piezo Technology Piezoelectric switch
US5122469A (en) * 1990-10-03 1992-06-16 Genentech, Inc. Method for culturing Chinese hamster ovary cells to improve production of recombinant proteins
GB9022545D0 (en) * 1990-10-17 1990-11-28 Wellcome Found Culture medium

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511330A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 ワイス・リサーチ・アイルランド・リミテッド TNFR−Ig融合タンパク質の製法
JP2008511328A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 ワイス・リサーチ・アイルランド・リミテッド 抗アミロイドベータ抗体の製法
JP2012095671A (ja) * 2004-08-27 2012-05-24 Wyeth Research Ireland Ltd 抗アミロイドベータ抗体の製法

Also Published As

Publication number Publication date
GB9118664D0 (en) 1991-10-16
ES2118827T3 (es) 1998-10-01
WO1993005145A1 (en) 1993-03-18
EP0555454B1 (en) 1998-07-22
JP3116066B2 (ja) 2000-12-11
EP0555454A1 (en) 1993-08-18
DK0555454T3 (da) 1998-10-26
ATE168717T1 (de) 1998-08-15
DE69226350T2 (de) 1999-01-07
US5871999A (en) 1999-02-16
DE69226350D1 (de) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10745672B2 (en) Method of producing a polypeptide or virus of interest in a continuous cell culture
CN105861422B (zh) 一种适应无血清全悬浮培养的mdck细胞系的制备方法及通过该制备方法获得的mdck细胞系
CN102224239A (zh) 高效价抗体生产
Hiller et al. A kinetic analysis of hybridoma growth and metabolism in continuous suspension culture on serum‐free medium
JPH06502551A (ja) 付着性動物細胞の増殖のための細胞培養方法および培地
JPH06511389A (ja) 動物細胞培養
CN109370985A (zh) 一种人脐带间充质干细胞大规模培养无血清培养基
CN111454877A (zh) 一种cho细胞培养方法
WO2020035050A1 (zh) 用于调节哺乳动物细胞乳酸代谢的培养基及其应用
EP0191356B1 (en) Culture apparatus and method
CN115976145A (zh) 一种用于生产pd-1抗体的cho细胞高效灌流补料培养方法
JPH01101882A (ja) 動物細胞の培養方法
CN1158388C (zh) 连续灌流式培养杂交瘤细胞制备抗体的方法
JP2749011B2 (ja) 無血清培地で増殖継代可能な細胞およびその取得方法
US5602025A (en) Non-tumorigenic cell lines for expression of genes
WO1998000521A1 (fr) Milieux exempts de serum, methode de culture de cellules d'origine animale, et procede de production de substances physiologiquement actives
JPH05207874A (ja) 無血清培地
Wang et al. High cell density perfusion culture of hybridoma cells for production of monoclonal antibodies in the celligen packed bed reactor
AU610518B2 (en) Serum free tissue culture medium containing polymeric cell-protective agent
JPH05207875A (ja) 無血清培地
JPH07135968A (ja) 付着非依存性細胞のマイクロキャリアへの細胞接着方法
JPS62285780A (ja) 動物細胞増殖用組成物および増殖方法
Weiss et al. Enhancement of Biological Productivity in Serum-Free Culture
Matsuya et al. Culture conditions necessary to sustain the serial culture of lung cells of newborn hamster in albumin fortified medium
WO1989011530A1 (en) Growth of animal cells at high oxygen concentration

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071006

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term