JPH0650254B2 - 計測装置、及び該計測装置を用いたサーボ制御装置 - Google Patents

計測装置、及び該計測装置を用いたサーボ制御装置

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JPH0650254B2
JPH0650254B2 JP14321884A JP14321884A JPH0650254B2 JP H0650254 B2 JPH0650254 B2 JP H0650254B2 JP 14321884 A JP14321884 A JP 14321884A JP 14321884 A JP14321884 A JP 14321884A JP H0650254 B2 JPH0650254 B2 JP H0650254B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、機械的な変位あるいは回転等、被測定物理量
に応じてレベルが周期的に変化する2相信号を入力し、
これらの信号を内挿して計数することによつて、被測定
物理量を知るようにした計測装置に関するものである。
更に詳しくは、本発明は、周期的パターンを用いたエン
コーダ装置や、レーザー干渉を用いた測長装置の信号処
理装置に使用して有効な計測装置に関するものである。
〔発明の背景〕
従来のこの種の装置においては、2相信号を何らかの手
法で内挿し、その結果として信号の位相の進み量に等し
いパルスを得、このパルスをカウンタで計数することに
より累積の移動量等、被測定物理量を知るようにしてい
た。
しかしながら、このような従来装置においては、例えば
移動速度が速くなる等、被測定物理量の変化が大きくな
ると、単位時間当りのパルス数が多くなり、カウンタが
計数ミスを起こすという問題点があった。この問題は、
発生したパルスを累積的に加算(または減算)するタイ
プの計測装置、所謂インクリメンタル型の計数装置に共
通する欠点である。このような欠点に関しては、移動位
置や回転角度位置について一義的に決まつたデジタル値
を出力するような計測装置、所謂アブソリユート型の計
数装置を用いることで解決できるが、計測分解能はイン
クリメンタル型よりもかなり低いのが一般的であり、高
精度の計測には不向きであつた。さらに、インクリメン
タル型の場合は所望の原点位置でカウンタの計数値を任
意の値(例えば零)に簡単にリセツト(初期化)するこ
とができるのに対し、アブソリユート型の場合は、回路
的に複雑になりすぎるという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来技術における問題点に鑑みて
なされたもので、被測定物理量の変化量が大きい場合で
あつても、正確に物理量を測定することができるととも
に、任意の時点でリセット等の初期化ができる装置を実
現しようとするものである。さらに本発明は、被測定物
理量の粗い変化量についてはインクリメンタル方式で計
測し、それよりも小さい変化量についてはアブソリユー
ト方式で計測する装置を提供することを目的とする。ま
た本発明は、そのような計測装置を用いて可動体の運動
量を計測して可動体をサーボ制御する装置を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明に係る計測装置は、上記の目的を達成するため
に、被測定物の物理量の変化に応じて周期的にレベル変
化する時系列的な第1交流信号(1a)と、該信号に対
して一定量だけ移相した第2交流信号(1b)とを発生
する手段(1)と;前記第1交流信号と第2交流信号と
に基づいて該2つの交流信号の中間的な位相の交流信号
を出力する中間位相信号発生回路(2)と;前記第1交
流信号、第2交流信号、及び中間位相信号をそれぞれ2
値化する回路(5)と;この2値化された各信号が同一
時刻に取り得る並列的なビットパターン(5a〜5h)
の状態を検出して、一義的なデジタル2進数(D)に
対応付けて出力するコード変換回路(ROM6)と;該
コード変換回路を初期化する際、前記ビツトパターンの
状態と前記デジタル2進数との一義的な対応付けを変化
させる初期化回路(ラッチ回路21)とを備えている。
そして、このような構成により、被測定物の物理量を前
記デジタル2進数によつて計測するようにしている。さ
らに本発明においては、第1交流信号と第2交流信号と
の間の位相差(例えば90°)をN等分(例えば4等
分)する位相角(22.5°毎)を持ち、かつ2つの交
流信号(1a,1b)と同一周期の2(N−1)個(例
えば2×3個)の中間位相信号を生成し、第1交流信
号、第2交流信号、及び中間位相信号の2N個(例えば
8個)の信号の夫々を、互いの位相関係を保存した状態
で矩形波信号(5a〜5h)に変換して出力する多相信
号生成回路(2,5)と、その2N個の矩形波信号(5
a〜5h)が同一時刻に取り得る並列的なビットパター
ンの変化の全ての夫々と一義的に対応付けられた複数の
増分的なデジタル2進数(例えば4ビットで表される0
〜15までの16個の2進数データD)を、ビットパ
ターンの変化の順番と関係付けて出力するコード変換回
路(ROM6)と、所定のリセット信号(RS)に応答
して、複数の増分的なデジタル2進数(D)と複数の
矩形波信号(5a〜5h)のビットパターンの変化の全
ての夫々との一義的な対応付けを、リセット時の矩形波
信号のビットパターンに応じて変更する初期化回路(ラ
ッチ回路21)とを設けた上で、さらに複数の矩形波信
号のうちの少なくとも1つの矩形波信号の周期に応答し
たパルスを作り、そのパルスを計数する計数回路(7、
8、9、10、11、12)を設ける。そして矩形波信
号の周期以上に及ぶ物理的変化量については、計数回路
の計数値(デジタル2進数D、D)によってインク
リメンタルに計測し、矩形波信号の周期以下の物理変化
量については、コード変換回路からのデジタル2進数
(D)によってアブソリュートに計測するようにし
た。
また、本願の特定発明と関連した可動体のサーボ制御装
置においては、上述の多相信号生成手段(2、5)、コ
ード変換回路(ROM6)、及び計数回路(7〜12)
を設けた計測装置を用いて、可動体(ステージ等)の運
動速度が所定値よりも大きい間は計数回路(7〜12)
から出力されるデジタル2進数(D、D)のみに基
づいて可動体をサーボ制御し、運動速度が所定値よりも
小さいとき(停止状態も含む)はコード変換回路(RO
M6)からのデジタル2進数(D)を用いて可動体を
サーボ制御するように構成した。
〔実施例〕 第1図は、本発明に係る装置の一例を示す構成ブロック
図である。この図において、1はエンコーダ、レーザー
干渉を利用した測長装置等の検出部を示し、ここから
は、測定物理量の変化に応じて周期的にレベルが変化す
る互いに例えば90°位相差を有した2種の正弦波状の
交番信号1a,1bを出力する。2は、検出部1から出
力される第1,第2の交番信号1a,1bを入力し、こ
の第1,第2の交番信号に基づいて2つの信号の中間的
な位相の交番信号を出力する中間位相信号発生回路で、
第1の交番信号1aを入力する正転アンプ24及び反転
アンプ23、第2の交番信号1bを入力する正転アンプ
22、各アンプ及び反転アンプ間に直列接続した8個の
抵抗Rで構成されており、各抵抗Rの共通接続点には、
上から順番に、22.5°,45°,67.5°,11
2.5°,135°,157.5°の中間位相の各交番
信号を出力する。すなわち、交番信号1a,1bから原
信号の位相を8分割した信号を得る。5は、第1,第2
の交番信号及び6つの中間位相信号を入力するシユミツ
トトリガ回路であつて、入力信号を矩形波信号(2値信
号)に変換する。
第2図は、この各シユミツトトリガ回路5の各矩形波出
力信号5a,5b,5c,5d,5e,5f,5g,5
hの信号波形図である。これらの各矩形波信号は、互い
に、22.5°の位相を有したものとなつている。
6は、各矩形波信号5a〜5hを下位アドレスA0〜A7
として入力し、そのアドレス値に応じて同一時刻におけ
る8つの矩形波信号5a〜5hの並列的なビツトパター
ンを符号化(デコード)し、このビツトパターンに応じ
たデジタル2進数を出力するランダム・アクセス可能な
リード・オンリー・メモリ(以下ROMとする)であり、
ここでは8つの矩形波信号(2値信号)を入力し、その
ビツトパターンに応じて4ビツト(B0〜B3)の2進数
0に変換して出力するコード変換回路(テコーダ)を
構成する。
7,8は位相0°の矩形波信号5a(交番信号1aと同
位相である)を入力するワンシヨツト回路で、一方のワ
ンシヨツト回路7は矩形波信号5aの立上りを検出し、
他方のワンシヨツト回路8は矩形波信号5aの立下りを
検出する。9及び10は各ワンシヨツト回路7及び8
と、位相90°の矩形波信号5eとを入力するアンド回
路で、ここから入力信号1a,1bの1周期につき、1
パルスずつ出力されるアツプパルスUP、又はダウンパ
ルスDPを得る。11はアンド回路9,10から得られ
るアツプパルスUPとダウンパルスDPを入力し、アツ
プパルスUPについては加算計数、ダウンパルスDPに
ついては減算計数するアツプダウンカウンタ、12はこ
のアツプダウンカウンタ11に縦属接続されたアツプダ
ウンカウンタであり、アツプダウンカウンタ11のキヤ
リーパルスCSで減算計数し、ボローパルスBSで加算
計数する。
このような装置によれば、アツプダウンカウンタ11
は、第1,第2の交流信号1a,1bをパルス化した信
号5a,5eを計数するもので、各アツプダウンカウン
タ11,12の計数値D1,D2は入力交流信号1a(1
b)の移相の進み量、すなわち累積の移動量等となる。
また、ROM6からの出力D0は、入力交流信号の位相を1/
16の分解能で内挿したものとなり、アツプダウンカウン
タ11,12の計数値を上位桁としたとき下位桁とな
る。従つて、各アツプダウンカウンタ11,12の出力
2,D1及びROM6の出力D0から、測定物理量を高分解
能で計測することができる。
さらに本発明では、ROM6のデジタル2進数D0を入力す
るラツチ回路21を初期化回路として設けてある。ラツ
チ回路21は外部からのリセツトパルスRSに応答し
て、デジタル2進数D0を保持し、その後は保持したデ
ジタル2進数D0をROM6の上位アドレスA8〜A11に印
加するものである。尚、リセツトパルスRSはアツプダ
ウンカウンタ11,12にも印加され、デコーダとして
のROM6の初期化、すなわち下位桁(D0)のリセツトと
同時に上位桁(D1,D2)のリセツトも行なわれる。こ
こで以後の説明を簡単にするため、リセツトとは各桁
(D0,D1,D2)の値を零にクリアすることを意味す
るものとする。また、ラツチ回路21はリセツトパルス
RSがハイレベル(論理値「H」)の間、入力するデジ
タル2進数D0の如何を問わず、4ビツトの出力が全て
ローレベル(論理値「L」)になり、上位アドレスA8
〜A11は「0000」になる。
さて、ROM6にはアドレスA0〜A11に入力するデジタル
値のビツトパターンに応じてデジタル2進数D0を出力
するための変換テーブルが予め記憶されている。その変
換テーブルは本実施例では16通りのものが用意されて
いて、ROM6の上位アドレスA8〜A11に印加されるデジ
タル値に応じてそのうちの1つのテーブルが選択され
る。1つのテーブル内には下位アドレスA0〜A7に印加
されるデジタル値のビツトパターンに応じて16個のデ
ータが選択できるように記憶されている。
第3図は16通りの変換テーブルのうち、上位アドレス
8〜A11の全ビツトが「0」のときに選択されるオリ
ジナルテーブルの一例を示す図である。オリジナルテー
ブルでは8つの矩形波信号5a〜5hが全ビツト「0」
になつたとき出力すべきデジタル2進数D0の4ビツト
を全て「0」にするデータ以外に15個のデータ(16
進表示で1からFまでの)値が記憶されている。第4図
はそのオリジナルテーブルのROM6上でのアドレスマツ
プを示す図である。ただしアドレスは10進数で表わし
た。矩形波信号5a〜5hの8ビツトで表わし得る最大
のアドレス数は10進数で0番地から255番地までの
256個であるが、このうち矩形波信号5a〜5hの取
り得る8ビツトのビツトパターンは第2図、第3図から
も明らかなように16通りしかない。そこで、その8ビ
ツトのビツトパターンをアドレス値としたとき、ROM6
の0番地から255番地の間に離散的に16個の変換デ
ータが記憶されている。ただし、第2図のタイミングチ
ヤートからも明らかなように、時刻T1以前(時刻T16
以降と同一)では矩形波信号5a〜5hの全ビツトが
「0」であり、時刻T1とT2の間で最下位ビツトである
矩形波信号5aのみが論理値「H」になるので、0番地
と1番地に連続してデータ「0」,「1」が記憶されて
いる。このように連続する番地に記憶されるデータは、
時刻T7とT8の間における8ビツトの値(番地127)
に対するデータ「7」と、時刻T15とT16の間における
8ビツトの値(番地128)に対するデータ「F」、及
び時刻T9とT10の間における8ビツトの値(番地25
4)に対するデータ「9」と、時刻T8とT9の間におけ
る8ビツトの値(番地255)に対するデータ「8」で
ある。
第5図はROM6内のオリジナルテープ以外のテーブルの
一例を示す図であり、ここではROM6の上位4ビツトの
アドレスA8〜A11に「0011」(16進数の3)が
印加された場合に選択されるテーブルを示す。このテー
ブルはオリジナルテープと比べて、矩形波信号5a〜5
hのビツトパターンの時間的な変化順に一義的に出力さ
れたデジタル2進数D0の順序を3つだけシフトしたよ
うな変換を行なうように各データが記憶されている。す
なわち、オリジナルテープにおける矩形波信号5a〜5
hの8ビツトのビツトパターンとデジタル2進数D0
の一義的な対応関係を、ROM6の上位アドレスA8〜A11
に印加されるデータ(ラツチ回路21に保持された直前
のデジタル2進数D0)に応じて、変化(シフト)させ
るように、16個のデータ(16進数で0からFまでの
値)を配列して記憶するものである。第5図では、第2
図に示した矩形波信号5a〜5hの時刻T3とT4との間
におけるビツトパターンに対応して出力するデジタル2
進数D0が16進数で「0」になるように定められてい
る。その他の14通りのテーブルについても全く同様の
方法で16個のデータが記憶されている。
第6図は第5図に示したテーブルのROM6内でのアドレ
スマツプを示す図である。第5図のテーブルはROM6の
上位アドレスA8〜A11のうち、アドレスビツトA8とA
9のみが論理値「H」に保持された状態で、下位アドレ
スA0〜A7の値の変化のみでアクセスされる番地領域に
記憶される。すなわち、768番地から1023番地の
256個の番地のうち16個に16進数で0からFまで
の16個のデータが離散的に記憶される。尚、第6図中
のアドレスは10進数で表わしてある。第6図中のアド
レス値は第4図中のアドレス値に単に768をオフセツ
ト値として加えたものにすぎない。このように、16通
りのテーブルの各テーブルが記憶されている256個の
番地領域を1セグメントと考えれば、ラツチ回路21の
出力データ(アドレスA8〜A11)で16セグメントの
うちの特定の1セグメントを選び、その1セグメント内
の番地は矩形波信号5a〜5hのビツトパターン(アド
レスA0〜A7)、すなわち2相信号1a,1bの1周期
を16分割したとき、各分割点における信号1a,1b
の16通りの位相状態に応じてアクセスするものであ
る。
次に本実施例の回路動作を説明する。初期状態として説
明を簡単にするため、ROM6内の16通りのテーブルの
うちオリジナルテーブルが選択されているものとする。
(すなわちラツチ回路21の出力データは全ビツト
「0」)被測定物が正方向又は逆方向に移動(又は回
転)すると、検出部1からは2相信号1a,1bが発生
する。ここで、被測定物の単位移動量を8μmとする
と、この8μmの移動は信号1a,1bの1周期に相当
する。正方向移動の場合は第2図に示したように矩形波
信号5a(信号1aと同相)に対して矩形波信号5e
(信号1bと同相)は90°の位相遅れで発生し、逆方
向移動の場合はその逆になる。正方向移動のとき、ワン
シヨツト回路7は矩形波信号5aの立上り(時刻T1
においてヒゲ状のパルスを発生し、ワンシヨツト回路8
は信号5aの立下り(時刻T9)においてヒゲ状のパル
スを発生する。時刻T1では矩形波信号5eが論理値
「L」であるため、アンド回路9,10のゲートはとも
に閉じたままである。そして時刻T9では信号5eが論
理値「H」になつているため、ワンシヨツト回路8から
のパルスがアンド回路10を通つてアツプパルスUPと
してアツプダウンカウンタ11に印加される。このた
め、計数値D1は1だけ増加(インクリメント)する。
もし、そのインクリメントによつてアツプダウンカウン
タ11がオーバーフローする場合は、ボローパルスBS
を出力するとともに、計数値D1は零になる。そのボロ
ーパルスBSは次の桁を表わすアツプダウンカウンタ1
2にアツプパルスとして印加されるので、計数値D2
1だけ増加する。尚、アツプダウンカウンタ11,12
は4ビツトのデジタル2進数D0の型に合せて4ビツト
のデジタル2進数(計数値D,D)を出力する構成
にするとよい。このように、アツプダウンカウンタ1
1,12によつて計数される上位桁のデジタル2進数
(D1,D2)は被測定物の単位移動量(8μm)毎に1
だけ増加(逆方向移動のときは1だけ減少)するので、
上位桁のデジタル2進数(D1,D2)だけで最小分解能
8μmの位置計測ができる。
一方、ROM6内のオリジナルテーブルに従つて出力され
るデジタル2進数D0は、単位移動量(8μm)をさら
に16分割した移動量(0.5μm)毎に0からFまで
の値のいずれか1つに順次サイクリツクに更新される。
下位桁のデジタル2進数D0は2相信号1a,1bの1
周期内、すなわち単位移動量(8μm)内の絶対的な位
置を表わすものである。従つて、下位桁のデジタル2進
数D0と上位桁のデジタル2進数D1,D2とを共に読み
取れば最小分解能0.5μmの高精度な位置計測ができ
る。しかも、下位桁のデジタル2進数D0は所謂アブソ
リユート型の変換(デコード)を行なつて得られたもの
なので、デジタル2進数D0の計数ミス(正確には変換
ミス)が上位桁のデジタル2進数D1,D2に累積されな
いという効果がある。また被測定物が2点間を高速に移
動した後停止し、その停止位置を計測する場合、停止位
置では矩形波信号5a〜5hのビツトパターンは、かな
らず第3図(又は第5図)に示した16通りのいずれか
1つになるので、移動中にデジタル2進数D0の計数ミ
スが生じても何ら問題とはならない。
さて、被測定物がある位置(例えば原点位置)にきたと
き、デジタル2進数D0,D1,D2の全桁を「0」にリ
セツトするには、その位置で不図示のリセット回路から
リセツトパルスRSを発生すればよい。今、その位置で
デジタル2進数D0が「3」であつたとする。この場
合、リセツトパルスRSの発生直前では、前述のように
ROM6内のオリジナルテーブルが選択されているとした
ので、矩形波信号5a〜5hのビツトパターンは第2図
に示したように「00000111」になつている。リセツトパ
ルスRSが立上つて論理値「H」になると、ラツチ回路
21の出力は4ビツトが全て「0」になり、ROM6は第
4図に示したオリジナルテーブルを選択する。すなわ
ち、リセツトパルスRSの入力直前までに選択されてい
たテーブルの如何を問わず、リセツトパルスRSが論理
値「H」の間はかならずオリジナルテーブルが選択され
る。そしてオリジナルテーブルの中から矩形波信号5a
〜5hのそのときのビツトパターン「00000111」(第4
図中の7番地)に対応したデジタル2進数D0(データ
「3」)がアクセスされ、ROM6から出力されるそし
て、リセツトパルスRSが論理値「H」から「L」に立
下つた時で、ラツチ回路21はそのアクセスされたデジ
タル2進数D0を記憶し、以後新しいリセツトパルスR
Sが入力されるまでその値を保持する。このためラツチ
回路21の出力、すなわちROM6の上位アドレスA8〜A
11には「0011」(3)なるデータ値が印加され、この
時初めてROM6は第6図に示したテーブルを選択する。
この時点におけるROM6の全アドレス入力A0〜A11のビ
ツトパターンは「001100000111」(10進数の775で
あり、ROM6は第6図に示したテーブルの中から775
番地に格納されたデータ「0」をデジタル2進数D0
して出力する。このようにして、原点位置における下位
桁のデジタル2進数D0のリセツトが完了する。もちろ
ん、リセツトパルスRSはアツプダウンカウンタ11,
12にも印加されるから、上位桁のデジタル2進数
1,D2も零にリセツトされる。上記リセツトの完了
後、ROM6は新たなリセツトパルスRSが発生するま
で、第5図(第6図)に示したテーブルに基づいて矩形
波信号5a〜5hのビツトパターンのデジタル2進数D
0へのデコード(変換)動作を行なう。
さて、ROM6内のテーブルとして第5図(第6図)のも
のが選択されている状態で、新たなリセツトパルスRS
が発生した場合を、さらに第7図を参照して説明する。
このときリセツトパルスRSの発生直前のデジタル2進
数D0が「5」であつたものとすると、そのときの矩形
波信号5a〜5hのビツトパターンは第5図に示したテ
ーブルから全ビツト「1」、すなわち「11111111」であ
る。先に述べたのと同様にリセツトパルスRSが立上つ
て論理値「H」になると、まずROM6内のオリジナルテ
ーブルが選択され、ROM6はオリジナルテーブルの中か
ら矩形波信号5a〜5hのビツトパターン「11111111」
(10進数の255)でアクセスされる255番地のデ
ータ「8」をデジタル2進数D0として出力する(第4
図参照)。そしてリセツトパルスRSが立下がつた時点
でそのデータ「8」を保持するから、ROM6の全アドレ
ス入力A0〜A11のビツトパターンは「100011111111」
になる。第7図はオリジナルテーブルに対して変換の対
応関係を8つだけシフトしたテーブルを示し、矩形波信
号5a〜5hのビツトパターンが全ビツト「1」のとき
データとして「0」がアクセスされる。またそのテーブ
ルはROM6の2048番地から2303番地までに記憶
されている。そこでROM6は第7図に示したテーブルに
従つて、デジタル2進数D0として「0」を出力し、リ
セツト動作を完了する。
以上本実施例では安価で大容量のROM6を使うことで、
極めて簡単にリセツト動作を行なうことができる。本実
施例では変換すべき16個のデジタル2進数D0が1セ
グメント内で離散的にしか記憶されておらず、メモリの
利用効率が低いという問題がある。しかしながら、記憶
するデータのビツト数を5ビツト以上にし、その最上位
の5ビツト目をROM6から単独に読み出せるようにする
と、下位桁のデジタル2進数D0の計数(変換)ミス等
が検出可能になる。そのためにはROM6に記憶すべき変
換データの番地以外の全ての番地に5ビツト目を「1」
にしたデータを記憶しておく。こうすれば、例えば矩形
波信号5a〜5hが第3,5,7図に示したような16
通りのビツトパターンのときは5ビツト目が「0」であ
り、それ以外のパターンになつたときは5ビツト目が
「1」になるので、容易に移動中の計数ミスの判断がで
きる。その5ビツト目が「1」のときにLED等を点灯さ
せるようにすれば、エンコーダやレーザ干渉測長器等の
検出部1の速度追従性能を知ることもできる。また、第
1図に示したような計測装置を使つて、例えば移動ステ
ージの位置を検出し、その位置情報(デジタル2進数D
0,D1,D2)に基づいて、ステージの駆動をデジタル
的にサーボ制御する場合、従来の計測装置を使つた場合
にくらべてステージの速度を上げることが可能になる。
具体的な例として、レーザ干渉測長器を使つた場合を考
えてみる。レーザ干渉測長器による2相信号1a,1b
の1周期が0.32μmだとすると、従来の装置ではこ
れを16分割して0.02μm毎のアツプパルス,ダウ
ンパルスを得ている。従来のアツプダウンカウンタの計
数速度(応答性)を5MHzとすると、ステージの最高速
度は(0.02×10-6)×(5×106)=0.1m/secとな
る。従つて、従来の装置ではステージがこの速度以上に
なると計数ミスが多発し、しかもそれが累積したものに
なつた。ところが、本発明の装置によれば、アツプダウ
ンカウンタ11,12は2相信号1a,1bの1周期に
つき1だけ加算(又は減算)するだけなので、5MHzの
アツプダウンカウンタを用いたとしても、ステージの最
高速度は(0.32×10-6)×(5×106)=1.6m/sec
となり、理論的には16倍のスピードアツプが可能であ
る。もちろん高速になればなる程、下位桁のデジタル2
進数D0への変換速度も高くしなければならないが、ROM
6のアクセスタイムは有限であり、ステージの速度はRO
M6のアクセスタイムによつて決まるものと思われる。
ただし、例えばステージの速度がある速度以上のときは
下位桁のデジタル2進数D0を零とみなして、上位桁の
デジタル2進数D1,D2を使つてステージのデジタルサ
ーボ制御を行ない、ある速度以下(あるいは停止目標位
置の直前)になつたときは下位桁のデジタル2進数D0
を読み込んで、ステージの正確な位置を読み取りつつサ
ーボ制御を行なうようにすれば、ROM6のアクセスタイ
ムによつてステージの最高速度値が制限されることはな
い。
また、本実施例の第1図の回路構成では、ROM6のアド
レス入力のビツト数は、矩形波信号5a〜5hの8ビツ
トとデジタル2進数D0の4ビツトとの合計12ビツト
を必要とした。すなわちアドレス領域として0番地から
4095番地までのメモリ空間を必要とする。しかしな
がら、矩形波信号5a〜5hの8ビツトのビツトパター
ンは16通りしかないので、矩形波信号5a〜5hをゲ
ート回路等のハードウエアで作つたデコーダで一度4ビ
ツトの純2進数に変換した後、ROMのアドレス入力とす
るようにすればROM6のアドレス入力は8ビツトだけで
よく、メモリの利用効率が向上する。
また、本実施例の回路構成では、矩形波信号5a〜5h
をROM6のアドレス入力としたが、公知のマイクロコン
ピユータを用いて矩形波信号5a〜5hのビツトパター
ンを判断し、リセツト時にデジタル2進数D0を零とす
るようなテーブルから逐次、又はステージ等の被測定物
が停止したときに、変換すべきデータを選択するように
してもよい。さらに本実施例の回路においては初期化と
して零リセツトを主に説明したが、任意の値を設定す
る、所謂プリセツトも全く同様に可能である。この場合
はラツチ回路21にプリセツト値入力付きのものを使
い、リセツトパルスRSがローレベルに立下がつた時に
ラツチしたデジタル2進数D0(オリジナルテーブル中
のデータ)からプリセツト値(16進数で0〜Fまで)
を引いた値をROM6の上位アドレス値として出力するよ
うにすればよい。
なお、本実施例の中間位相信号発生回路2は交番信号1
a,1bから原信号の位相を8分割する場合について示
したが、本発明においてこの分割数は任意の数をとるこ
とができることはいうまでもない。また、デコーダ6及
びアツプダウンカウンタ11,12の出力であるデジタ
ル2進数D0,D1,D2は16進表示となつているが、B
CDにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、最下位桁を出力
する回路手段として、並列的なビツトパターンに応じた
デジタル2進数を出力するコード変換回路を用いたこと
により直接デジタル2進数が得られるので、被測定物理
量の変化量が大きい場合、すなわち高速入力時でも、計
数ミスが発生することはなく、正確に物理量を測定する
ことのできるとともに、任意の時点でリセツト(初期
化)が可能な計測装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一例を示す構成ブロック
図、第2図は各シユミツトトリガ回路の矩形波信号の信
号波形図、第3図はROM内の上位アドレスA8〜A11の全
ビツトが「0」のときに選択されるオリジナルテーブル
の一例を示した説明図、第4図は第3図のオリジナルテ
ーブルのROM内でのアドレスマツプを示した説明図、第
5図はROM内のオリジナルテーブル以外のテーブルの一
例を示した説明図、第6図は第5図のテーブルのROM内
でのアドレスマツプを示した説明図、第7図はオリジナ
ルテーブルに対して変換の対応関係を8つシフトしたRO
M内のテーブルを示した説明図である。 1……検出部、2……中間位相信号発生回路、5……シ
ユミツトトリガ回路、6……デコーダ、11,12……
アツプダウンカウンタ、21……ラツチ回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物の物理量の変化に応じて周期的に
    レベル変化する時系列的な第1交流信号と、該信号と同
    一周期で、かつ一定量だけ移相した第2交流信号とを発
    生する測定手段と;前記第1交流信号と第2交流信号と
    に基づいて、該2つの交流信号の間の位相差をN等分す
    る位相角を持ち、かつ前記2つの交流信号と同一周期の
    2(N−1)個の中間位相信号を生成するとともに、前
    記第1交流信号、第2交流信号、及び2(N−1)個の
    中間位相信号の夫々を、互いの位相関係を保存した2N
    個の矩形波信号に変換して出力する多相信号生成回路
    と;を備え、該2N個の矩形波信号に基づいて前記被測
    定物の物理量の変化をデジタル計測する装置において、 前記2N個の矩形波信号が同一時刻に取り得る並列的な
    ビットパターンの4N通りを4N個の増分的なデジタル
    2進数の夫々に対応させたとき、該デジタル2進数のビ
    ット長を持つ上位アドレス値と、前記2N個のビット
    長、若しくは前記4N通りを表す2進数のビット長を持
    つ下位アドレス値とで規定されるメモリ回路を備え、前
    記4N個の増分的なデジタル2進数のいずれか1つを出
    力するコード変換回路を設け、 前記メモリ回路は、下位アドレス値でアクセス可能なメ
    モリ領域をセグメントとしたとき、上位アドレス値でア
    クセスされる4N個のセグメントを持ち、各セグメント
    は前記下位アドレス値として印加されたビットパターン
    の変化と一義的に対応付けられた4N個の増分的なデジ
    タル2進数を記憶するとともに、各セグメント毎に前記
    ビットパターンの変化と前記4N個の増分的なデジタル
    2進数との一義的な対応関係を1つずつシフトさせて記
    憶しており、 さらに所定のリセット信号の入力中に前記コード変換回
    路が出力している4N個の増分的なデジタル2進数のい
    ずれか1つを、前記リセット信号の入力完了後に前記上
    位アドレス値として前記メモリ回路へ継続的に印加する
    初期化回路を設け、 リセット時に前記多相信号生成回路が出力している2N
    個の矩形波信号の並列的なビットパターンに応じて前記
    4N個のセグメントのいずれか1つを選ぶことにより、
    前記4N個の増分的なデジタル2進数と前記4N通りの
    ビットパターンのそれぞれとの一義的な対応関係を変更
    することを特徴とする計測装置。
  2. 【請求項2】前記第1交流信号と第2交流信号との間の
    位相差を90°としたとき、前記多相信号生成回路は、
    位相差90°を4等分する22.5°の位相角毎の8個
    の矩形波信号を発生するとともに、該8個の矩形波信号
    が同一時刻に取り得る並列的なビットパターンの16通
    りを4ビットの2進数に変換して前記メモリ回路の下位
    アドレスに印加するデコーダを含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記初期化回路は、前記リセット信号の立
    上りに応答して前記メモリ回路の上位アドレスに印加す
    るデジタル2進数を零にし、前記リセット信号の立下り
    の時点で前記コード変換回路が出力している1つのデジ
    タル2進数をラッチして前記メモリ回路の上位アドレス
    に印加するラッチ回路を含み、前記コード変換回路は、
    前記リセット信号の立上りと立下りの期間の間だけ前記
    メモリ回路内の一番小さい番地領域のオリジナルセグメ
    ントを選び、該オリジナルセグメントに記憶された4N
    個の増分的なデジタル2進数のいずれか1つをその期間
    内での前記2N個の矩形波信号の並列的なビットパター
    ンに応答して出力することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】被測定物の回転量や移動量等の物理的な変
    化に応じて同一周期でレベル変化するとともに、互いに
    一定の位相差を持つ第1交流信号と第2交流信号とを発
    生する測定手段と;前記第1交流信号と第2交流信号と
    に基づいて、該2つの交流信号の間の位相差をN等分す
    るような位相角を持ち、かつ前記2つの交流信号と同一
    周期の2(N−1)個の中間位相信号を生成するととも
    に、前記第1交流信号、第2交流信号、及び中間位相信
    号の夫々を互いの位置関係を保存した2N個の矩形波信
    号に変換して出力する多相信号生成手段と;を備え、該
    2N個の矩形波信号に基づいて前記物理的変化量をデジ
    タル計測する計測装置において、 該多相信号生成手段から出力される2N個の矩形波信号
    が同一時刻に取り得る並列的なビットパターンの4N通
    りの変化に応答して、該ビットパターンの全ての夫々と
    一義的に対応付けられた増分的な4N個のデジタル2進
    数のいずれか1つを、前記ビットパターンの変化の順番
    と関係付けて出力するコード変換回路と; 所定のリセット信号に応答して、前記4N個の増分的な
    デジタル2進数と前記4N通りのビットパターンの夫々
    との一義的な対応付けを、リセット時に前記多相信号生
    成手段が出力している2N個の矩形波信号のビットパタ
    ーンに応じて変更する初期化回路と; 前記2N個の矩形波信号のうち少なくとも1つの矩形波
    信号の変化に応答したパルスを作り、該パルスを計数す
    るとともに、前記リセット信号に応答して計数値をリセ
    ットする計数回路とを備え、 前記矩形波信号の周期以上に及ぶ物理的変化量について
    は前記計数回路の計数値によってインクリメンタルに計
    測するとともに、前記矩形波信号の周期以下の物理的変
    化量については前記コード変換回路からのデジタル2進
    数によってアブソリュートに計測することを特徴とする
    計測装置。
  5. 【請求項5】可動体の運動に応じて同一周期でレベル変
    化するとともに、互いに一定の位相差を有する第1交流
    信号と第2交流信号とを発生する測定手段と;前記第1
    交流信号と第2交流信号とに基づいて、該2つの交流信
    号の間の位相差をN等分するような位相角を持ち、かつ
    前記2つの交流信号と同一周期の2(N−1)個の中間
    位相信号を生成するとともに、前記2つの交流信号と前
    記複数の中間位相信号との夫々を、互いの位相関係を保
    存した2N個の矩形信号に整形して出力する多相信号生
    成手段と;該2N個の矩形信号に基づいて前記可動体の
    運動量をデジタル計測する回路と;を備えた計測装置を
    用いて、前記可動体の運動をサーボ制御する装置におい
    て、 該多相信号生成手段から出力される2N個の矩形信号が
    同一時刻に取り得る並列的なビットパターンの4N通り
    の変化に応答して、該ビットパターンの全ての夫々と一
    義的に対応付けられた互いに異なる4N個の増分的なデ
    ジタル2進数のいずれか1つを、前記ビットパターンの
    変化の順番と関係付けて出力するコード変換回路と; 所定のリセット信号に応答して、前記4N個の増分的な
    デジタル2進数と前記4N通りのビットパターンの夫々
    との一義的な対応付けを、リセット時に前記多相信号生
    成手段が出力している2N個の矩形波信号のビットパタ
    ーンに応じて変更する初期化回路と; 前記多相信号生成手段から出力される少なくとも1つの
    矩形信号の変化に応答したパルスを作り、該パルスを計
    数した値をデジタル2進数として出力する計数回路と; 前記可動体の運動速度が所定値よりも大きい間は、前記
    計数回路から出力されるデジタル2進数のみに基づいて
    前記可動体をサーボ制御し、前記運動速度が所定値より
    も小さいときには前記コード変換回路から出力されるデ
    ジタル2進数を用いて前記可動体をサーボ制御する制御
    手段とを設けたことを特徴とする計測装置を用いたサー
    ボ制御装置。
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