JPS62187210A - パルス分配型位置検出装置 - Google Patents
パルス分配型位置検出装置Info
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- JPS62187210A JPS62187210A JP61029023A JP2902386A JPS62187210A JP S62187210 A JPS62187210 A JP S62187210A JP 61029023 A JP61029023 A JP 61029023A JP 2902386 A JP2902386 A JP 2902386A JP S62187210 A JPS62187210 A JP S62187210A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/244—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
- G01D5/245—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains using a variable number of pulses in a train
-
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01D5/24404—Interpolation using high frequency signals
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/22—Analogue/digital converters pattern-reading type
- H03M1/24—Analogue/digital converters pattern-reading type using relatively movable reader and disc or strip
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- H03M1/303—Circuits or methods for processing the quadrature signals
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、パルス分配型位置検出装置に関し、特にNC
等の移動する作業機械あるいはロボットの腕等の移動位
置を高分解能に検出するパルス型位置検出装置に関する
。
等の移動する作業機械あるいはロボットの腕等の移動位
置を高分解能に検出するパルス型位置検出装置に関する
。
従来の技術
従来より、この秤の位置検出器は、空間的に90度の位
相差を持った2相の正弦波信号(以下に説明するように
これらをVa及びvbとする)を利用して位置検出を行
っており、通常この種の位置検出器をエンコーダと称し
ている。
相差を持った2相の正弦波信号(以下に説明するように
これらをVa及びvbとする)を利用して位置検出を行
っており、通常この種の位置検出器をエンコーダと称し
ている。
そして、在来のエンコーダは、例えば発光ダイオードか
らの射出光を、その回転位置が検出されるべき所定の回
転軸に取(−1けられた回転コード板(通常類回転コー
ド板の周囲には所定間隔をJ3いて多数の(例えば20
00個の)スリットが設けられる)に当て、該回転コー
ド板及び該回転コード板と対向する固定板に設けられた
スリン1−を通過した光をフォトダイオード等の受光素
子で受光して電圧に変換し、それによって該回転コード
板の回転に応じて該回転コード板に設けられた相隣接す
るスリット間隔(1ピツチ)を1畑期とする正弦波信号
Va 、 Vb @得る。
らの射出光を、その回転位置が検出されるべき所定の回
転軸に取(−1けられた回転コード板(通常類回転コー
ド板の周囲には所定間隔をJ3いて多数の(例えば20
00個の)スリットが設けられる)に当て、該回転コー
ド板及び該回転コード板と対向する固定板に設けられた
スリン1−を通過した光をフォトダイオード等の受光素
子で受光して電圧に変換し、それによって該回転コード
板の回転に応じて該回転コード板に設けられた相隣接す
るスリット間隔(1ピツチ)を1畑期とする正弦波信号
Va 、 Vb @得る。
なお、この場合、該2つの正弦波信号Va。
vbについて空間的に90度の位相差を持たせるために
、該固定スリット・板に、該回転コード板に設けられた
スリン1−間隔(1ピツチ)の整数倍から1/4ピツチ
だけずれた2個のスリットを設け、それらの各スリット
とそれぞれ対向して設けられた各受光素子によって受光
されて生じた電気信号によって該2つの正弦波信号Va
、Vbを得るようにしている(第6図(a)参照)。
、該固定スリット・板に、該回転コード板に設けられた
スリン1−間隔(1ピツチ)の整数倍から1/4ピツチ
だけずれた2個のスリットを設け、それらの各スリット
とそれぞれ対向して設けられた各受光素子によって受光
されて生じた電気信号によって該2つの正弦波信号Va
、Vbを得るようにしている(第6図(a)参照)。
次いで、これらの各正弦波信SVa 、Vbをそれぞれ
コンパレータに入力してその出力側からは該正弦波信号
の正・負の値に応じてそれぞれハイレベル及びロウレベ
ルとなる出力信号AP及びBPを作り、■該当力信号A
Pの立上り時に出力信号BPがハイレベルとなっている
とぎ、■類比力信号BPの立下り時に出力信号APがハ
イレベルとなっているとき、■該当力信号APの立下り
時に出力信号BPがロウレベルとなっているとき、■該
当力信号BPの立上り時に出力信号APがロウレベルと
なっているとき(第6図(b)参照)にはアップダウン
カウンタを逐次カウントアツプさせる所謂プラスパルス
を生じさt!(このことは該回転コード板が一方向例え
ば時計方向に回転していることを意味する)、一方、■
該当力信号APの立上り時に出力信号BPがロウレベル
となっているとき、■類比力信号BPの立下り時に出力
信号APがロウレベルとなっているとき、■該当力信号
APの立下り時に出力信号BPがハイレベルとなってい
るとき、■該当力信号BPの立上り時に出力信号APが
ハイレベルとなっているとき(第6図(C)参照)には
、該アップダウンカウンタを逐次カウントダウンさせる
所謂マイナスパルスを生じさせ(このことは該回転コー
ド板が反対方向例えば反時計方向に回転していることを
意味する)、これによって、該回転コード板の回転角度
、従って該回転コード板が取付けられた回転軸の回転位
置を検出(場合によっては該回転コード板の回転角度を
直線状に展開することによって直線状に移動する移動体
の移動位置を検出)するようにしている。
コンパレータに入力してその出力側からは該正弦波信号
の正・負の値に応じてそれぞれハイレベル及びロウレベ
ルとなる出力信号AP及びBPを作り、■該当力信号A
Pの立上り時に出力信号BPがハイレベルとなっている
とぎ、■類比力信号BPの立下り時に出力信号APがハ
イレベルとなっているとき、■該当力信号APの立下り
時に出力信号BPがロウレベルとなっているとき、■該
当力信号BPの立上り時に出力信号APがロウレベルと
なっているとき(第6図(b)参照)にはアップダウン
カウンタを逐次カウントアツプさせる所謂プラスパルス
を生じさt!(このことは該回転コード板が一方向例え
ば時計方向に回転していることを意味する)、一方、■
該当力信号APの立上り時に出力信号BPがロウレベル
となっているとき、■類比力信号BPの立下り時に出力
信号APがロウレベルとなっているとき、■該当力信号
APの立下り時に出力信号BPがハイレベルとなってい
るとき、■該当力信号BPの立上り時に出力信号APが
ハイレベルとなっているとき(第6図(C)参照)には
、該アップダウンカウンタを逐次カウントダウンさせる
所謂マイナスパルスを生じさせ(このことは該回転コー
ド板が反対方向例えば反時計方向に回転していることを
意味する)、これによって、該回転コード板の回転角度
、従って該回転コード板が取付けられた回転軸の回転位
置を検出(場合によっては該回転コード板の回転角度を
直線状に展開することによって直線状に移動する移動体
の移動位置を検出)するようにしている。
しかしながら、かかる従来の位置検出方法においては、
上述したように回転コード板の回転に応じて該出力信号
APまたはBPの1サイクル(回転コード板に設けられ
た相隣接するスリット間隔1ビツヂに相当)中に、その
回転角度を31数するアップダウンカウンタをカウント
させるパルス(上記プラスパルスまたはマイナスパルス
)を4回発生させ得るにすぎず、仮りに回転コード板の
周囲に2000個のスリットが設けられているとすれば
、その回転角度検出についての分解能は1/2000X
4=1/8000回転にすぎず、要するに回転コード板
が回転するとき該スリットによる1回転あたりの分割数
の4倍以上の高い検出分解能が得られないという問題点
があった。そこで、本出願人は、上述したような従来形
の移動位置検出方法に比較して格段に高い検出分解能(
例えば1/2000X1000回転)で、回転体さらに
一般的にいえば移動体の移動位置を、その初期位置から
の移動量(変位量)によって検出する位置検出方法及び
装置を提案したく特願昭59−231353号)。
上述したように回転コード板の回転に応じて該出力信号
APまたはBPの1サイクル(回転コード板に設けられ
た相隣接するスリット間隔1ビツヂに相当)中に、その
回転角度を31数するアップダウンカウンタをカウント
させるパルス(上記プラスパルスまたはマイナスパルス
)を4回発生させ得るにすぎず、仮りに回転コード板の
周囲に2000個のスリットが設けられているとすれば
、その回転角度検出についての分解能は1/2000X
4=1/8000回転にすぎず、要するに回転コード板
が回転するとき該スリットによる1回転あたりの分割数
の4倍以上の高い検出分解能が得られないという問題点
があった。そこで、本出願人は、上述したような従来形
の移動位置検出方法に比較して格段に高い検出分解能(
例えば1/2000X1000回転)で、回転体さらに
一般的にいえば移動体の移動位置を、その初期位置から
の移動量(変位量)によって検出する位置検出方法及び
装置を提案したく特願昭59−231353号)。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、本願出願人がすでに提案した(特願昭59−
231353号)高分解能な位置検出器をさらに改良し
、位置検出器から出力される正弦波信号の1サイクル内
を内挿補間して高分解能に位置を検出し、検出した位置
の変化量に応じてパルス数を出力できるようにしたパル
ス分配型位置検出装置を提供することにある。
231353号)高分解能な位置検出器をさらに改良し
、位置検出器から出力される正弦波信号の1サイクル内
を内挿補間して高分解能に位置を検出し、検出した位置
の変化量に応じてパルス数を出力できるようにしたパル
ス分配型位置検出装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段
本発明は、移動体の移動に応じて空間的に90度の位相
差を有する2相の正弦波信号を発生させる手段と、一定
寸ンプリング周期で上記2相の正弦波信号の各電圧値V
a 、Vbをサンプルホールドする手段と、該サンプル
ホールドされた2相の正弦波信号の各電圧値■a、Vb
をデジタル信号に変換するA/D変換器と、該A/D変
換器からの2相の正弦波信号のデジタル信号値■a、v
bを入力し、V−V a ’ CO3αV b #S!
nαの値をOにするαの1直と前回の周期で求めたαの
値との差Δαを算出する演算手段と、該差Δαをパルス
数として出力するパルス発生器とを設けることによって
上記問題点を解決した。
差を有する2相の正弦波信号を発生させる手段と、一定
寸ンプリング周期で上記2相の正弦波信号の各電圧値V
a 、Vbをサンプルホールドする手段と、該サンプル
ホールドされた2相の正弦波信号の各電圧値■a、Vb
をデジタル信号に変換するA/D変換器と、該A/D変
換器からの2相の正弦波信号のデジタル信号値■a、v
bを入力し、V−V a ’ CO3αV b #S!
nαの値をOにするαの1直と前回の周期で求めたαの
値との差Δαを算出する演算手段と、該差Δαをパルス
数として出力するパルス発生器とを設けることによって
上記問題点を解決した。
作 用
本発明は、上記2相の正弦波信号を発生させる手段から
の正弦波信号の各電圧値va 、vbを一定サンプリン
グ周期で上記サンプルホールドする手段でサンプルホー
ルドし、各電圧値をA/D変換器でデジタル信号に変換
し、この変換されたデジタル信号の各正弦波信号の値V
a 、Vbより上記演算手段は、各ザンブル周期毎に V=Va−cosa−Vb−sina の値をOにするαの値を算出する。
の正弦波信号の各電圧値va 、vbを一定サンプリン
グ周期で上記サンプルホールドする手段でサンプルホー
ルドし、各電圧値をA/D変換器でデジタル信号に変換
し、この変換されたデジタル信号の各正弦波信号の値V
a 、Vbより上記演算手段は、各ザンブル周期毎に V=Va−cosa−Vb−sina の値をOにするαの値を算出する。
これは、
Va=VO−3inθ、Vb=VO−cosa(ただし
θはそのときの回転角) であることから、結局 V=VO(sina−QO3(Z −cosa−5in
α)−VO5in(θ−α) の姶を0にするαの値を節用することとなり、その解は α=θ±2nπ(ただしnは整数) となる。
θはそのときの回転角) であることから、結局 V=VO(sina−QO3(Z −cosa−5in
α)−VO5in(θ−α) の姶を0にするαの値を節用することとなり、その解は α=θ±2nπ(ただしnは整数) となる。
したがってθが変化した場合、θの変化速度に比較して
短い周期(具体的には上記正弦波信号がπだけ変化する
時間より短い周期)で順次αを求め、次に前回の周期で
求めた上記αの値α0と今回求めたαとの差Δα=α−
α0を求めることにより。
短い周期(具体的には上記正弦波信号がπだけ変化する
時間より短い周期)で順次αを求め、次に前回の周期で
求めた上記αの値α0と今回求めたαとの差Δα=α−
α0を求めることにより。
Δα=α−α0
= (θ ± 2 n π )−(θ〇 二七 2 n
π )=θ−θ0 =Δθ となり、回転角(回転位置)θの変化mΔθを求め、こ
の演13からのΔα−Δθの出力をパルス発生回路によ
りパルス数として次の周期に出力することにより、正弦
波の1サイクル内を所定の分割数で直線状に補間分割し
て、その変化量Δα=Δθをパルス数として出力し高分
解能な位置を検出することができる。
π )=θ−θ0 =Δθ となり、回転角(回転位置)θの変化mΔθを求め、こ
の演13からのΔα−Δθの出力をパルス発生回路によ
りパルス数として次の周期に出力することにより、正弦
波の1サイクル内を所定の分割数で直線状に補間分割し
て、その変化量Δα=Δθをパルス数として出力し高分
解能な位置を検出することができる。
なお、この際、上記■の値をOにするαの値は、検出誤
差の大きな原因となるvOの値(このvOの1直は回転
コード板が回転するにつれて固定スリット板との間のギ
ャップが変動すること等のために回転板が1回転する間
においても変動し、さらに発光ダイオードの発光潰の時
間的変動等によっても変動する)とは無関係に上記した
α=θ±2nπの関係を満たしており、結局類αの値に
より、該正弦波1サイクル(回転コード板上のスリット
の1ピッチ間隔に相当する)内を、所要の分割数(例え
ば1000)で直線状に補間分割(等分割)し、それに
よって、回転コード板の変位最(一般的には移動体の移
11を従来例のものより飛躍的に高い分解能(例えば回
転コード板上のスリット数を2000とし上記補間分割
数を1000とすれば、1/2000x1000回転)
で検出することができる。
差の大きな原因となるvOの値(このvOの1直は回転
コード板が回転するにつれて固定スリット板との間のギ
ャップが変動すること等のために回転板が1回転する間
においても変動し、さらに発光ダイオードの発光潰の時
間的変動等によっても変動する)とは無関係に上記した
α=θ±2nπの関係を満たしており、結局類αの値に
より、該正弦波1サイクル(回転コード板上のスリット
の1ピッチ間隔に相当する)内を、所要の分割数(例え
ば1000)で直線状に補間分割(等分割)し、それに
よって、回転コード板の変位最(一般的には移動体の移
11を従来例のものより飛躍的に高い分解能(例えば回
転コード板上のスリット数を2000とし上記補間分割
数を1000とすれば、1/2000x1000回転)
で検出することができる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例のブロック図で、第2図は
同実施例におけるタイミングヂャートであり、第3図は
第1図におけるパルス発生器の詳細ブロック図である。
同実施例におけるタイミングヂャートであり、第3図は
第1図におけるパルス発生器の詳細ブロック図である。
まず、本発明のパルス分配型位置検出回路の動作原理を
説明すると、先の出願で述べたように、回転コード板の
回転角度(一般的には移動体の移動位置)に応じて上記
従来技術で説明したようにして出力される2相の正弦波
信号の電圧値va。
説明すると、先の出願で述べたように、回転コード板の
回転角度(一般的には移動体の移動位置)に応じて上記
従来技術で説明したようにして出力される2相の正弦波
信号の電圧値va。
vbを一定周l1l(例えば50マイクロ秒)毎に読取
り、次式すなわち V=VaOcosα−Vb#5inczをOにするαを
求め、このようにして求めたαを、該正弦波1ナイクル
(すなわち回転コード板上における相隣接するスリット
間隔に対応する)内を所定の分割数で直線的に補間分割
(当分υ1)した位置情報(この場合は回転角度を表わ
す情報)を得て、一定周期毎のこの位置情報の変化Φを
パルス数に変換して高分解能の位置を検出するものであ
る。このような方法によって位置情報を求める理由を詳
述すれば、上式 V=va −cosa−Vlr −sinα −
”・ < 1>において、 Va =VO−sin/7. Vb −VO−aosa
(ただしVOは2相の正弦波信号の振幅、θは回転コー
ド板の回転位置(回転角)) であるから、これらを上記第(1)式に代入すれば、 V=VO(sinθ−aosa−aosa・sinα)
=VO5in(θ−a ) −−−−−−(2
)どなり、 したがって、該■の値をOとするαの値は、α=θ±2
nπ(ただしnは整数) となる。
り、次式すなわち V=VaOcosα−Vb#5inczをOにするαを
求め、このようにして求めたαを、該正弦波1ナイクル
(すなわち回転コード板上における相隣接するスリット
間隔に対応する)内を所定の分割数で直線的に補間分割
(当分υ1)した位置情報(この場合は回転角度を表わ
す情報)を得て、一定周期毎のこの位置情報の変化Φを
パルス数に変換して高分解能の位置を検出するものであ
る。このような方法によって位置情報を求める理由を詳
述すれば、上式 V=va −cosa−Vlr −sinα −
”・ < 1>において、 Va =VO−sin/7. Vb −VO−aosa
(ただしVOは2相の正弦波信号の振幅、θは回転コー
ド板の回転位置(回転角)) であるから、これらを上記第(1)式に代入すれば、 V=VO(sinθ−aosa−aosa・sinα)
=VO5in(θ−a ) −−−−−−(2
)どなり、 したがって、該■の値をOとするαの値は、α=θ±2
nπ(ただしnは整数) となる。
なお、上記■の値がOとなるαの値は正弦波であるから
、α=θ±nπとなるが、Va 、Vbの符号とsin
α、 COSαの符号が各々等しいことを考口するこ
とによりα=θ±2nπとしたちので、またnの値も、
何波長目かを限定するためのもので一疾固定するとその
値を使用して順次求めるものである。
、α=θ±nπとなるが、Va 、Vbの符号とsin
α、 COSαの符号が各々等しいことを考口するこ
とによりα=θ±2nπとしたちので、またnの値も、
何波長目かを限定するためのもので一疾固定するとその
値を使用して順次求めるものである。
したがって、回転コード板が回転してθが変化した場合
、該θの変化速度に比較して所定の7.0いサンプル周
期で(具体的には回転コード板の回転に伴って上記正弦
波信号がπだけ変化する時間より短い周期で)上記αを
求めてい()ば、該αの変化Δαによりθすなわち回転
角の変位置−Δθ(その初期位置からの移動1)を正し
く検出することができる。すなわち、今回回転位置θが
θ1と仮定すると、そのとき得られた上記αの値α1は
α1=θ1±2nπである。そして、次のサンプル周期
で得られたαの値をα2とηると、α2=02±2nπ
であり、該αの変化量Δαは次式に示すように、 Δα=α2−α1 =(θ2±2nπ)−(θ1±2nπ)=θ2−01 =Δθ ・・・・・・(3)となり
、上記αの変化量が1サンプル周期間の回転位置θの変
化mΔθを意味することとなる。
、該θの変化速度に比較して所定の7.0いサンプル周
期で(具体的には回転コード板の回転に伴って上記正弦
波信号がπだけ変化する時間より短い周期で)上記αを
求めてい()ば、該αの変化Δαによりθすなわち回転
角の変位置−Δθ(その初期位置からの移動1)を正し
く検出することができる。すなわち、今回回転位置θが
θ1と仮定すると、そのとき得られた上記αの値α1は
α1=θ1±2nπである。そして、次のサンプル周期
で得られたαの値をα2とηると、α2=02±2nπ
であり、該αの変化量Δαは次式に示すように、 Δα=α2−α1 =(θ2±2nπ)−(θ1±2nπ)=θ2−01 =Δθ ・・・・・・(3)となり
、上記αの変化量が1サンプル周期間の回転位置θの変
化mΔθを意味することとなる。
そこで、このαの変化量Δαを求めることによって回転
位置θの変化量Δθが求められ、初期位置からの移動a
が求められることとなる。このことは回転コード板が回
転するにつれて固定スリット板との間のギャップが変動
することや、発光ダイオードの発光量の時間的変動、さ
らには電源電圧の変動等によって変動する上記正弦波信
号■a。
位置θの変化量Δθが求められ、初期位置からの移動a
が求められることとなる。このことは回転コード板が回
転するにつれて固定スリット板との間のギャップが変動
することや、発光ダイオードの発光量の時間的変動、さ
らには電源電圧の変動等によって変動する上記正弦波信
号■a。
vbの振幅vOに影響されることなく回転位置が検出さ
れることとなるから、これらによる検出誤差をなくし、
高分解能の回転位置を検出することができることとなる
。
れることとなるから、これらによる検出誤差をなくし、
高分解能の回転位置を検出することができることとなる
。
そこで、上記第(2)式の方程式を先の出願で述べたよ
うにニュートン・オイラー法等の適当な数値解法を使っ
て解くが、一定サンプル周期毎に正弦波信号Va 、V
bを入力し、上記αの値を求め、−周期内の位冒の変化
が小さければ前回求めたαの値を次回の初期値として使
用し数値解法を行うことにより位胃の変化量Δθ(=Δ
α=αn−αn−1)を求める。そして、本発明は、該
変化mΔθをパルス数として出力する。
うにニュートン・オイラー法等の適当な数値解法を使っ
て解くが、一定サンプル周期毎に正弦波信号Va 、V
bを入力し、上記αの値を求め、−周期内の位冒の変化
が小さければ前回求めたαの値を次回の初期値として使
用し数値解法を行うことにより位胃の変化量Δθ(=Δ
α=αn−αn−1)を求める。そして、本発明は、該
変化mΔθをパルス数として出力する。
第1図は、本発明を実施する一実施例のブロック図で、
1は第2図に示すような各種指令のタイミングパルスa
〜eを出力するタイミング制御回路、2,3は各々上記
正弦波信号Va 、Vbを上記タイミング制御回路1か
らの一定周期毎の正弦波信号Va 、Vbのホールド指
令aにより上記正弦波信号■a、vbをサンプルホール
ドするサンプルホールド回路、4はサンプルホールド回
路2゜3にサンプルホールドされた各周期の正弦波信号
Va 、Vbの値をタイミングυ制御回路1からのマル
チプレクサ選択指令すにより切換えてA/D変換器5に
入力させるマルチプレクサ、5はA/D変換指令Cによ
って各正弦波信号Va 、Vbの値をデジタル信号に変
換して演σ器6に入力づるA/D変換器、6は数値解法
演樟指令dにより上記した第(2)式の方程式を数値解
法によって解き、上記αの変化量Δαを求め、これによ
り回転位置の変化量Δ0を求める演算器、7は演停器6
によって求められた回転位置の変化固へ〇をパルス発生
開始指令eにより次の周期間にパルス数として出力する
パルス発生器である。
1は第2図に示すような各種指令のタイミングパルスa
〜eを出力するタイミング制御回路、2,3は各々上記
正弦波信号Va 、Vbを上記タイミング制御回路1か
らの一定周期毎の正弦波信号Va 、Vbのホールド指
令aにより上記正弦波信号■a、vbをサンプルホール
ドするサンプルホールド回路、4はサンプルホールド回
路2゜3にサンプルホールドされた各周期の正弦波信号
Va 、Vbの値をタイミングυ制御回路1からのマル
チプレクサ選択指令すにより切換えてA/D変換器5に
入力させるマルチプレクサ、5はA/D変換指令Cによ
って各正弦波信号Va 、Vbの値をデジタル信号に変
換して演σ器6に入力づるA/D変換器、6は数値解法
演樟指令dにより上記した第(2)式の方程式を数値解
法によって解き、上記αの変化量Δαを求め、これによ
り回転位置の変化量Δ0を求める演算器、7は演停器6
によって求められた回転位置の変化固へ〇をパルス発生
開始指令eにより次の周期間にパルス数として出力する
パルス発生器である。
次に、本実施例の動作を説明する。
タイミング制御回路1から第2図に示すような正弦波信
号Va 、Vbのホールド指令aが出力され、サンプル
ホールド回路2,3は各々上記正弦波15号Va 、V
bをサンプルホールドする。一方、タイミング制御回路
1からのマルチプレクサ選択指令すによってマルチプレ
クサ4は前半にサンプルホールド回路2の出力(サンプ
ルホールドされた正弦波信号Va )を選択し、A/D
変換器5に出力し、A/D変換器5はA/D変換指令C
に基づき、デジタル信号にして演算器6に出力する。
号Va 、Vbのホールド指令aが出力され、サンプル
ホールド回路2,3は各々上記正弦波15号Va 、V
bをサンプルホールドする。一方、タイミング制御回路
1からのマルチプレクサ選択指令すによってマルチプレ
クサ4は前半にサンプルホールド回路2の出力(サンプ
ルホールドされた正弦波信号Va )を選択し、A/D
変換器5に出力し、A/D変換器5はA/D変換指令C
に基づき、デジタル信号にして演算器6に出力する。
また、タイミング制御回路1からの切換えられたマルチ
プレクサ選択指令すによってマルチプレクサ4はサンプ
ルホールド回路3の出力(正弦波信号Vb)を選択し、
A/D変換器5に出力し、A/′D変換器5はA/D変
換指令Cでデジタル信号に変換して演0器6に出力する
。そこで、演算器6はタイミング制御回路1からの数値
解法演算指令dによって演算を開始する。そこで、演算
器6はA/D変換器5から入力されたデジタル信号の正
弦波信号Va 、Vbをもとにして、上記αに関する第
(1)式の非線形方式 v=va ” cosa−Vb −sinα=0を先
の出願(特願昭59−231353号)で述べたように
前回求めたαの値を初期値として適当な数値解法で解き
新しいαの値を求め、前回と今回のαの値の差を求めて
位置の変化量として出力するものである。
プレクサ選択指令すによってマルチプレクサ4はサンプ
ルホールド回路3の出力(正弦波信号Vb)を選択し、
A/D変換器5に出力し、A/′D変換器5はA/D変
換指令Cでデジタル信号に変換して演0器6に出力する
。そこで、演算器6はタイミング制御回路1からの数値
解法演算指令dによって演算を開始する。そこで、演算
器6はA/D変換器5から入力されたデジタル信号の正
弦波信号Va 、Vbをもとにして、上記αに関する第
(1)式の非線形方式 v=va ” cosa−Vb −sinα=0を先
の出願(特願昭59−231353号)で述べたように
前回求めたαの値を初期値として適当な数値解法で解き
新しいαの値を求め、前回と今回のαの値の差を求めて
位置の変化量として出力するものである。
例えばニュートン・オイラー法で解くとすると、V (
(2) =Va −cosa−Vb −sinαとする
と、そのαについての微分値V’ (α)は、 V’ (α )=−Va −5incr−Vb
−coscxとなり、該非線形方程式の近似解は
次の反復によって求められる。
(2) =Va −cosa−Vb −sinαとする
と、そのαについての微分値V’ (α)は、 V’ (α )=−Va −5incr−Vb
−coscxとなり、該非線形方程式の近似解は
次の反復によって求められる。
今、ある検出周期における位置情報αiを求めようとす
るときには、まず、その1周期前に求めた位置情報αi
−1をもとにして、これを該αiの最初の近似値(第0
近似という意味でαi−1−α10とする)とし、 α11=α10×Δα10 ただし、 Δαi0= −(V (αid) /V’ (αio
> )Va −cosα1O−Vb −sinαi。
るときには、まず、その1周期前に求めた位置情報αi
−1をもとにして、これを該αiの最初の近似値(第0
近似という意味でαi−1−α10とする)とし、 α11=α10×Δα10 ただし、 Δαi0= −(V (αid) /V’ (αio
> )Va −cosα1O−Vb −sinαi。
を求め、該α10を該αiの第1近似とする。
以下、この演咋過程を繰り返し、その第n近似をα1n
とすると、第(n+1)近似は、αi (n+i)=
αin+Δα1n(n =0.1.2・・・) ただし、 Δa:n= −(V (αin) /V’ (αin
) )Va −cosα1n−Vb −sinα1nV
a −5inczin+Vb −cosainとなる。
とすると、第(n+1)近似は、αi (n+i)=
αin+Δα1n(n =0.1.2・・・) ただし、 Δa:n= −(V (αin) /V’ (αin
) )Va −cosα1n−Vb −sinα1nV
a −5inczin+Vb −cosainとなる。
そして、該Δαinの絶対1alΔαinlがlΔαi
nl<ε(ただしεは要求精度に応じた所定の微小量)
となったとき上記反復を止め、該近似解αt(n+1)
を該検出周期における位置情報αiとし、1周期前に求
めた位置情報αi−1との差(α1−α1−1)=Δα
=Δθを回転位置の変化量として出力するものである。
nl<ε(ただしεは要求精度に応じた所定の微小量)
となったとき上記反復を止め、該近似解αt(n+1)
を該検出周期における位置情報αiとし、1周期前に求
めた位置情報αi−1との差(α1−α1−1)=Δα
=Δθを回転位置の変化量として出力するものである。
こうして、演算器6から出力されたΔα=Δθと該Δα
の符号はパルス発生器7に入力され、タイミング制御回
路1からのパルス発生開始指令eに基づき、パルス発生
器7からは次の周期時に回転位置の変化量Δθに対応す
るパルス数と、そのときの符号を出力し高分解能の位置
情報を得ることができる。この分解能は上記A/D変換
器5のビット数に応じて決まるもので、正弦波信号va
、vbの電圧値を所定ビットのA/D変換器を用いる
ことにより高精度に読取ることによって、該A/D変換
器5のビット数に応じて該正弦波1サイクル(回転コー
ド根土の相隣接するスリット間のピッチに相当)を所要
の分割数〈例えば1000)で直線状に補間分割した高
分解能の位置情報を得るものである。
の符号はパルス発生器7に入力され、タイミング制御回
路1からのパルス発生開始指令eに基づき、パルス発生
器7からは次の周期時に回転位置の変化量Δθに対応す
るパルス数と、そのときの符号を出力し高分解能の位置
情報を得ることができる。この分解能は上記A/D変換
器5のビット数に応じて決まるもので、正弦波信号va
、vbの電圧値を所定ビットのA/D変換器を用いる
ことにより高精度に読取ることによって、該A/D変換
器5のビット数に応じて該正弦波1サイクル(回転コー
ド根土の相隣接するスリット間のピッチに相当)を所要
の分割数〈例えば1000)で直線状に補間分割した高
分解能の位置情報を得るものである。
第3図は上記パルス発生器の例として、DDA方式のパ
ルス発生器のブロック図を示すもので、演算器6から出
力された回転位置の変化量の絶対値1Δα1がレジスタ
8に記憶され、また、該Δαの符号はレジスタ12に記
憶される。そして、タイミング制御回路1からのパルス
発生開始指令eにより、各レジスタ8.12に記憶され
た値は各々レジスタ9,13に記憶され、レジスタ9゜
11及び加算器10のアキュームレータの桁数を0桁と
し、1周期間に加えられるクロックパルス数を20とす
るとくなお、タイミング制御回路1から発生する各パル
スはクロックパルスを1/2nに分周して各々出力され
るもので、1周期は2nのパルスで構成されているもの
である。)、レジスタ9に記憶された上記Δαの値はク
ロックパルス1回毎にレジスタ11の値に加算され、再
びレジスタ11に加専されていき、クロックパルスの数
2n回加算されると、加算器10からオーバーフローす
る数はレジスタ9に設定されたΔαの数となる(2n×
Δα/2n=Δα)。その結果、回転位置の変位量Δα
=Δθはパルス数として出力されることとなる。また、
上記Δαの符号はレジスタ13から出力されるので、プ
ラス。
ルス発生器のブロック図を示すもので、演算器6から出
力された回転位置の変化量の絶対値1Δα1がレジスタ
8に記憶され、また、該Δαの符号はレジスタ12に記
憶される。そして、タイミング制御回路1からのパルス
発生開始指令eにより、各レジスタ8.12に記憶され
た値は各々レジスタ9,13に記憶され、レジスタ9゜
11及び加算器10のアキュームレータの桁数を0桁と
し、1周期間に加えられるクロックパルス数を20とす
るとくなお、タイミング制御回路1から発生する各パル
スはクロックパルスを1/2nに分周して各々出力され
るもので、1周期は2nのパルスで構成されているもの
である。)、レジスタ9に記憶された上記Δαの値はク
ロックパルス1回毎にレジスタ11の値に加算され、再
びレジスタ11に加専されていき、クロックパルスの数
2n回加算されると、加算器10からオーバーフローす
る数はレジスタ9に設定されたΔαの数となる(2n×
Δα/2n=Δα)。その結果、回転位置の変位量Δα
=Δθはパルス数として出力されることとなる。また、
上記Δαの符号はレジスタ13から出力されるので、プ
ラス。
マイナスの方向をともなった回転位置の変化同士Δα=
±Δθが出力されることとなる。例えば、回転コード板
の相隣接するスリット間隔(1ピツチ)を補間分割する
数をL(例えば1000)とすると、スリット1サイク
ルのθの値は2πラジアンであるから、2π/L(=2
π/1000)単位で補間分割され、回転位置の変化m
Δα=Δθは高分解能に検出されることとなる。
±Δθが出力されることとなる。例えば、回転コード板
の相隣接するスリット間隔(1ピツチ)を補間分割する
数をL(例えば1000)とすると、スリット1サイク
ルのθの値は2πラジアンであるから、2π/L(=2
π/1000)単位で補間分割され、回転位置の変化m
Δα=Δθは高分解能に検出されることとなる。
第4図は、上記演算器6にコンピュータを用いるときの
一実施例のブロック図で、該コンピュータ内のマイクロ
プロセッサ20はタイミング制御回路1から一定周期毎
に入力されるタイミング信号に基づいてその一定周期毎
に各サンプルホールド回路2,3(該サンプルホールド
回路2.3にはそれぞれ上記正弦波信号Va 、Vbが
入力される)にマイクロプロセッサ20を介してホール
ド指令aを出力して各正弦波信号Va 、Vbの値をタ
ンブルホールドし、サンプルホールド回路2及び3にそ
れぞれサンプルホールドされた出力を、該マイクロプロ
セッサ20を介してマルチプレクサ4に入力されるタイ
ミング制御回路1からのマルチプレクサ選択指令すによ
り各周期の途中で切換えて共通のA/D変換器5に順次
入力させ、該変換器5のデジタル出力を順次マイクロプ
ロセッサ20に入力させるようにしている。
一実施例のブロック図で、該コンピュータ内のマイクロ
プロセッサ20はタイミング制御回路1から一定周期毎
に入力されるタイミング信号に基づいてその一定周期毎
に各サンプルホールド回路2,3(該サンプルホールド
回路2.3にはそれぞれ上記正弦波信号Va 、Vbが
入力される)にマイクロプロセッサ20を介してホール
ド指令aを出力して各正弦波信号Va 、Vbの値をタ
ンブルホールドし、サンプルホールド回路2及び3にそ
れぞれサンプルホールドされた出力を、該マイクロプロ
セッサ20を介してマルチプレクサ4に入力されるタイ
ミング制御回路1からのマルチプレクサ選択指令すによ
り各周期の途中で切換えて共通のA/D変換器5に順次
入力させ、該変換器5のデジタル出力を順次マイクロプ
ロセッサ20に入力させるようにしている。
そして、これらのデジタル入力を上記第(1)式の■a
及びvbの値として、各周期毎に該マイクロプロセッサ
20において該第(1)式すなわちVの値をOとするα
の値を演算する。なお、その各周期毎の演算結果、すな
わち、該周期毎の位置情報αは逐次コンピュータのメモ
リに記憶すると共に、前回のサンプル周期で求めた位置
情報αとの差±Δαをパルス発生器7に出力している。
及びvbの値として、各周期毎に該マイクロプロセッサ
20において該第(1)式すなわちVの値をOとするα
の値を演算する。なお、その各周期毎の演算結果、すな
わち、該周期毎の位置情報αは逐次コンピュータのメモ
リに記憶すると共に、前回のサンプル周期で求めた位置
情報αとの差±Δαをパルス発生器7に出力している。
第5図は、マイクロプロセッサ20が上記ニュートン・
オイラー法によって演算処理を行う場合のフローチャー
トを示すもので、タイミング制御回路1から一定周期で
タイミング信号が発生し、それにより、該マイクロプロ
セッサ20は該タイミング信号が入力される毎に次の処
理を始める。
オイラー法によって演算処理を行う場合のフローチャー
トを示すもので、タイミング制御回路1から一定周期で
タイミング信号が発生し、それにより、該マイクロプロ
セッサ20は該タイミング信号が入力される毎に次の処
理を始める。
すなわち、ステップS1でスタート後、ステップS2で
サンプルホールド回路2,3にホールド指令aを出し、
その時点での2つの正弦波信号Va 、Vbの値をサン
プルホールドし、ステップS3でマルチプレクサ選択指
令すを出すことにより、サンプルホールドされた正弦波
信号Va。
サンプルホールド回路2,3にホールド指令aを出し、
その時点での2つの正弦波信号Va 、Vbの値をサン
プルホールドし、ステップS3でマルチプレクサ選択指
令すを出すことにより、サンプルホールドされた正弦波
信号Va。
vbの各々のff1(アナログ値)をA/D変換器5に
通して所定の精度のデジタル値Va、Vbを読取る。
通して所定の精度のデジタル値Va、Vbを読取る。
次に、ステップS4において、その1周期前に求められ
た検出値(位置情報)α0を取り出しこれをαnとする
。
た検出値(位置情報)α0を取り出しこれをαnとする
。
そして、ステップS5において、
及び αΩ+1=αn+Δαn
(ただしn =0.1.2.・・・とじ、最初はn=o
からスタートする)を計算する。
からスタートする)を計算する。
次いで、ステップS6において、1Δα01がε(ただ
しεは検出精度誤差を規定する吊で予め与えられている
とする)より小か否かを判断し、小になっていなければ
該αn+1を新たなαnとして(ステップS7)、同様
の演障を繰り返し、該1Δαn1が該εより小となれば
ステップs8において該αn+1をその周期における新
しい検出位置情報αとして前回の検出位置情報α0との
差Δα−α−α0の絶対値1Δα1と該Δαの符号をパ
ルス発生器7の各々のレジスタ8,12に出力し、ステ
ップS9で新しい検出位置情報αをコンピュータ内のメ
モリに記憶すると共にホールド指令aを解除し、その周
期に43ける演口処理を終了する(ステップ510)。
しεは検出精度誤差を規定する吊で予め与えられている
とする)より小か否かを判断し、小になっていなければ
該αn+1を新たなαnとして(ステップS7)、同様
の演障を繰り返し、該1Δαn1が該εより小となれば
ステップs8において該αn+1をその周期における新
しい検出位置情報αとして前回の検出位置情報α0との
差Δα−α−α0の絶対値1Δα1と該Δαの符号をパ
ルス発生器7の各々のレジスタ8,12に出力し、ステ
ップS9で新しい検出位置情報αをコンピュータ内のメ
モリに記憶すると共にホールド指令aを解除し、その周
期に43ける演口処理を終了する(ステップ510)。
そして、次の周期の処理を再び開始するが、この間パル
ス発生器7はタイミング制御回路1がらのパルス発生指
令eにより、前述したように回転位置の変化値Δα−Δ
θがパルス数として出力され、回転コード板の相隣接す
るスリット間隔を補間分割した高分解能の位置が出力さ
れることとなる。
ス発生器7はタイミング制御回路1がらのパルス発生指
令eにより、前述したように回転位置の変化値Δα−Δ
θがパルス数として出力され、回転コード板の相隣接す
るスリット間隔を補間分割した高分解能の位置が出力さ
れることとなる。
発明の効果
以上述べたように、本発明は、従来型の位置検出方法と
比較して格段に高い分解能でかつパルス数として出力す
るから、移動体における移動量を高分解能で正確に検出
することができる。
比較して格段に高い分解能でかつパルス数として出力す
るから、移動体における移動量を高分解能で正確に検出
することができる。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は同実
施例におけるタイミング−チャート、第3図は第1図に
おけるパルス発生器の詳細ブロック図、第4図は演算器
にコンピュータを用いたときの一実施例のブロック図、
第5図は同動作フローチャート、第6図(a)、(b)
、(c)は従来技術におけるこの種の位置検出方法を説
明するための波形図である。 1・・・タイミング制御回路、2.3・・・サンプルホ
ールド回路、6・・・演算器、7・・・パルス発生器。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
施例におけるタイミング−チャート、第3図は第1図に
おけるパルス発生器の詳細ブロック図、第4図は演算器
にコンピュータを用いたときの一実施例のブロック図、
第5図は同動作フローチャート、第6図(a)、(b)
、(c)は従来技術におけるこの種の位置検出方法を説
明するための波形図である。 1・・・タイミング制御回路、2.3・・・サンプルホ
ールド回路、6・・・演算器、7・・・パルス発生器。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 移動体の移動に応じて空間的に90度の位相差を有する
2相の正弦波信号を発生させる手段と、一定サンプリン
グ周期で上記2相の正弦波信号の各電圧値Va、Vbを
サンプルホールドする手段と、該サンプルホールドされ
た2相の正弦波信号の各電圧値Va、Vbをデジタル信
号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器からの2
相の正弦波信号のデジタル信号値Va、Vbを入力しV
=Va・cosα−Vb・sinαの値を0にするαの
値と前回の周期で求めたαの値との差Δαを算出する演
算手段と、該差Δαをパルス数として出力するパルス発
生器とを有することを特徴とするパルス分配型位置検出
装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61029023A JPS62187210A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | パルス分配型位置検出装置 |
PCT/JP1987/000097 WO1987005101A1 (en) | 1986-02-14 | 1987-02-14 | Pulse distribution type position detector |
DE8787901632T DE3778609D1 (de) | 1986-02-14 | 1987-02-14 | Stellungsgeber der impulsverteilerart. |
KR1019870700864A KR900005879B1 (ko) | 1986-02-14 | 1987-02-14 | 펄스 분배형 위치 검출 장치 |
EP87901632A EP0257100B1 (en) | 1986-02-14 | 1987-02-14 | Pulse distribution type position detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61029023A JPS62187210A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | パルス分配型位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62187210A true JPS62187210A (ja) | 1987-08-15 |
Family
ID=12264818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61029023A Pending JPS62187210A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | パルス分配型位置検出装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0257100B1 (ja) |
JP (1) | JPS62187210A (ja) |
KR (1) | KR900005879B1 (ja) |
DE (1) | DE3778609D1 (ja) |
WO (1) | WO1987005101A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01141308A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-02 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | エンコーダを用いた計測装置 |
EP0323696A2 (en) * | 1987-12-01 | 1989-07-12 | Hewlett-Packard Company | Tracking and resampling method and apparatus for monitoring the performance of rotating machines |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE19530386A1 (de) * | 1995-08-18 | 1997-02-20 | Philips Patentverwaltung | Positionssensor |
US7191527B2 (en) | 2005-08-02 | 2007-03-20 | Electro-Sensors, Inc. | Linear distance measurement by non-driven arm |
JP4957192B2 (ja) * | 2006-11-06 | 2012-06-20 | 株式会社デンソー | 回転角検出装置及び回転角検出方法 |
US7444751B1 (en) | 2007-09-28 | 2008-11-04 | Electro-Sensors, Inc. | Linear distance measurement by non-driven arm |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2729697A1 (de) * | 1977-07-01 | 1979-01-04 | Heidenhain Gmbh Dr Johannes | Verfahren zur interpolation |
JPS56118611A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-17 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Highly accurate split reader for signal |
US4547858A (en) * | 1983-06-13 | 1985-10-15 | Allied Corporation | Dynamic control for manipulator |
JPS61120920A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-09 | Asahi Optical Co Ltd | エンコ−ダ方式の測角・測長回路 |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP61029023A patent/JPS62187210A/ja active Pending
-
1987
- 1987-02-14 KR KR1019870700864A patent/KR900005879B1/ko active Search and Examination
- 1987-02-14 DE DE8787901632T patent/DE3778609D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-02-14 WO PCT/JP1987/000097 patent/WO1987005101A1/ja active IP Right Grant
- 1987-02-14 EP EP87901632A patent/EP0257100B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0555804B2 (ja) * | 1987-11-27 | 1993-08-18 | Dainippon Screen Mfg | |
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