JPH06502361A - 特に飛行機の貨物室に小口荷物を積載するための装置 - Google Patents

特に飛行機の貨物室に小口荷物を積載するための装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念に基づく、特に飛行機の貨物室に小口荷 物を積載するための装置に関する。
例えば小型飛行機の手荷物用積載スペースは胴体下部に僅かな高さで配設され、 胴体の縦方向に伸張することが多い。ここに小口荷物、例えば乗客手荷物を積み 込もうとすると、最初の荷物を貨物室の奥の後壁の区域まで持って行かなければ ならない。その後は後壁側から逐次積載口の区域まで貨物室を埋めて行けばよい 。これは面倒であり、時間がわかる。
積載を容易にするために、請求の範囲第1項の上位概念に相当する装置が米国特 許第4216927号により公知である。これによると貨物室におけ状部材の配 設される。
おけ状部材は入れ予成に相互に可動であり、差し込んだ状態で重なり合って堆積 されている。堆積の最上位の最も小さいおけ状部材は後壁を装備する。積み込み 操作の開始時におけ状部材は堆積又は収縮した状態で積載口の区域にあり、後壁 を備えた最初のおけ状部材に小口荷物が詰め込まれる。次にサーボモータとスピ ンドル駆動装置により最上位のおけ状部材が積載口から遠のいて後退させられ、 その下にあるおけ状部材を開放する。そこでこのおけ状部材に同様に積み込む。
続いて第1及び第2のおけ状部材が再び積載口から後方へ移動させられ、第3の おけ状部材が露出し、これに積載することができる。やがて後壁を備えた最初の おけ状部材が最後部の位置に達し、貨物室が完全に充填される。荷おろしするに は、まず最前部のおけ状部材から小口荷物を全部取出し、次にその後方にあるお け状部材が上に来るようにして、その小口荷物も積載口区域で荷さばきできるよ うにし、やがて最後の即ち最上位のおけ状部材が後壁と共に積載口区域へ移動し 、空にされる。
この公知の装置は貨物室の後部に立入らずに、すべての手荷物等を積載口区域で 片付けることを可能にし、しかも貨物室に完全に詰込むことが保証される。とこ ろが公知の装置には多数の重大な欠点がある。まず第一に形状安定な金属製おけ 状部材の重量がかなり大きい。このことはとりわけ最大可能な重量節減が要求さ れる飛行機分野で使用する場合、特に不利である。またおけ状部材は積載口区域 の堆積位置に、すべり部材を間挿して重なり合って保管される。このことはいず れにしても上側にあるおけ状部材の区域で積載スペースの顕著な損失を招く。最 後に、荷おろしの時に後側のおけ状部材を前方へ移動する荊に、その都度最前部 のおけ状部材を必ず完全に片付けなければならないため、最初のおけ状部材の最 後部に配置された比較約手が届きにくい小口荷物も手で引き出さなければならな いという不都合が生じる。このことはおけ状部材の当該の奥行のもとて依然とし てかなり面倒であり、荷おろしの時に積載口で荷物を引渡すという得られる利点 が成る程度無駄になる。こうした労苦を避けるために、係員は次のiけ状部材を 早目に前進させて、後方の手荷物を一緒に前方へ移動させようとする。ところが その結果、例えばスェード仕上の革製バッグの場合、荷物の一部がおけ状部材の 間のギャップに挾まって潰され、荷物と装置の双方の損傷を招く恐れがある。
おけ状部材の支承は非連続の線に沿って行なわれ、その間隙はおけ状部材の当該 の壁体部分によって自由に橋絡される。おけ状部材の壁体を過度に安定に、従つ て重く構成しない限り、支承の間の区域に点状の最大荷重があれば損傷の危険を 招く。もう一つの危険なおけ状部材の間のギャップに入り込む汚れ又は小さな品 物、例えばトランクの荷札等によって起こる。これもまた早期の機能障害の誘因 となる。最後におけ状部材の下の貨物室の床の検査のために大損りな解体を行な わなければならない。これも大変費用がかかり、短い合間に検査を行なうことを 困難にする。
しかし米国特許第4216927号により公知の装置の1つの利点は、おけ状部 材の形状をはがならぬ飛行機でしばしば見られる、貨物室の凹凸ある床構造にも 問題なく適応させることができることにある。運搬手段として無限巡回コンベヤ ベルトを使用しようとすると、特に貨物室の床が大きくわん曲している場合、互 いに傾斜した複数個の単位コンベヤベルトを配列しなければならないため、克服 しがたい実際的困難に出会う。
−これに対して本発明の根底にあるのは、なるべく僅少な重量で貨物室の容積の 最良可能な利用を特徴とする請求の範囲第1項の上位概念に示された類別の装置 を提供するという課題である。
この課題の解決は請求の範囲第1項の特徴によって行それによれば、運搬手段は 機能上おおむね複数個の、間隔を置いて並列された、引張に強い柔軟な牽引部材 、ベルトから成る。ベルトは適当な引張強さを有し、小口荷物の移動のために高 い牽引力を伝達することができる。貨物室の奥行に相当する長手区間で各ベルト の間の間隙は織物材料例えばナイロン織物によって橋絡される。ナイロン織物は ベルトと共にカーペット状の運搬ベースを構成する。
但しその場合重要なのは、ベルトの引張荷重によりベルトから織物材料に顕著な 張力が伝達されないで、むしろベルトがカーペット状運搬ベースの区域でも相変 らず張力を伝達することである。ベルトは貨物室の後端区域でリールに巻取られ る。その場合積み込み方向に見て運搬ベースの後縁は、貨物室の満載状態で依然 としてリールの手前で終わる。従って運搬ベースが巻取られることは決してなく 、個別ベルトだけが巻取られるのである。ベルトは相互に傾斜したリールに僅か に向きを転じて巻取られ、又は別法により個別に操作することができ、ベルト間 にある材料に支障が生じることはない。
積載口区域では薄い案内形材に沿ってベルトと織物材料の変向が行なわれる。案 内形材は最小限の高さしか必要とせず、従って最小限の運搬スペースを占めるに 過ぎない。
ここでも機能上、個別ベルトの変向が行なわれるが、ベルトの間に張った織物材 料は、案内形材が飛行機の胴体形状におおむね近偏してわん曲している場合でも 、変向の際に障害にならない。ベルトは積み込み方向に見てカーペット状運搬ベ ースの前縁から案内形材の下へ再び返送され、貨物室の裏側区域に至り、完全に 荷おろしした状態でも、積み込み方向に見てカーペット状運搬ベースの前端は依 然としてリールの手前にあり、ベルトだけの巻取り過程を妨げることはない。
その結果、本発明に基づく装置の運搬手段は、間隔を置いて並列された複数個の 独立の牽引部材例えばベルト又は類似の適当な牽引部材から成り、これらの牽引 部材がそれぞれ独自に巻取られ、案内形材に沿って変向され、その際同期して駆 動されるかのように振舞うのである。カーペット状運搬ベースを形成するための 織物材料は、貨物室の床を覆うのに十分だが、前端も後端も巻取り区域に達せず 、ベルトの変向の時に妨げにならないような区間に限られている。これによって 極めて軽い重量と僅かな高さ及びカーペット状運搬ベースの上にある小口荷物の 任意の歩道的運搬による最適の操作条件が生まれる。張力が牽引部材に集中し、 巻取り区域に牽引部材しか無い設計の結果、貨物室の床の形状はたいした役割を 演じない。恐らく巻取り区域の若干の調整を除き、実際上同一の運搬手段を選択 に応じて平坦な案内形材を有する平坦な床及びわん曲した案内形材を存する任意 にわん曲した床にも使用することができる。
ベルトの数は伝達すべき張力によって決まる。走行1メートル当りの貨物室面積 に例えば600kgの荷重を運搬することが必要な場合は、張力が極めて大きな ものになる。
従ってベルトの配列は原則としてまず運搬手段の幅員に均等ニ分布して行ない、 ベルトの間にある織物材料はベルトの間に載った小口荷物を牽引する時に、無理 な負荷を受けないようにする。請求の範囲第2項によれば、その場合ベルトを案 内形材の縦中心平面に配設しないこととする。なぜならそこでは与えられた張力 に対して最大の曲げ及びねじりモーメントが案内形材に伝達されることになるか らである。また案内形材への力の伝達の最小化の観点からすれば、請求の範囲第 2項により運搬手段の縦中心平面の区域にはこれから隔たる区域よりもなるべく 少数のベルトを配設すべきであるが、しかしそれはベルトから小口荷物への力の 伝達による織物材料の負荷限度の範囲内においてである。
多くの用途にとって運搬手段のモータ駆動による積み込みで十分であろうが、例 えば飛行機の貨物室には請求の範囲第3項により運搬手段の駆動装置を両方向に 、即ち貨物室の積載用と荷おろし用の両方に設けることが好ましい。
荷おろしの時に最大の力が案内形材の区域に現われる。なぜならその場合は荷お ろし運動の開始時に積まれたすべての小口荷物の移動のために、案内形材を介し て全張力を変向させなければならないからである。それ故運搬手段のモータ駆動 による荷おろしの場合は、請求の範囲第2項に基づき牽引部材を負荷に有利なよ うに配列することに特に注意しなければならない。
請求の範囲第4項によれば、牽引部材を非弾性織物材料例えばケヴラー(Kev lar)として形成することが好ましい。ケヴラーはデュポン社の登録商標であ って、極めて高い伸び抵抗、大きな強さとたわみ性を有するアラミド繊維(ポ’ J (1,4−フェニレンテレフタルアミド))を表わす。ベルトを非弾性的に 形成することは、荷物の運搬のために引張荷重が加わる時に事前のかなりの伸び を回避する。
このような伸びは運搬ベースと支える床との間の付着摩擦からすべり摩擦に移行 する時に、荷物の衝撃的加速をもたらすことになる。非弾性的に形成することに よって、むしろあらゆる駆動運動が運搬ベース及びその上に載る小口荷物の当該 の追従運動に事実上遅滞なく変換される。
機能上の設計からすれば、一方では案内形材を通り、他方ではブーりを通って無 限に巡回するベルトを使用することができる。しかし緊張したエンドレスベルト は、例えば保守作業の過程で組立と解体の時に場合によっては手数がかかる。こ で請求の範囲第5項に基づき一方では〉ルトの前端部、他方では後端部をそれぞ れ独自のブーりに巻取ることが好ましい。こうして各ベルト端部を所属のプーリ から簡単に取り外し、運搬手段をこうして解体及び再組立することができる。
ところが各々1個の巻取りリールと巻戻しリールで現われる負荷のもとてベルト が事実上非弾性であれば、巻取りリールと巻戻しリールが同期回転する時にロー ル径が異なるため種々異なるベルト長さが放出され、それが緊張したベルト区間 により、牽引方向に見て運搬ベースの前方に恐らく故障を誘発するという問題が 生まれる。例えば小さなロール径のリールが牽引し、大きなロール径の対応する リールが同期回転数でベルトを放出するときは、まず牽引するリールの回転毎に 巻戻しリールが放出するより少いベルトが巻取られる。等しいロール径に達する とこの差がゼロになるが、その後は牽引するリールが巻戻しリールの放出より多 くのベルトを巻取るから、予め系に余分に送り込まれたベルト長さが再び吸収さ れる。そこでベルト緊張部材、例えば弾支されたテンションローラ等が使用され るが、これは付加重量をもたらす。
請求の範囲第6項により各ベルト毎に柔軟な弾性ばね部材でたるみを取ることが できる少くとも1個のループ区間により、最小の付加重量でベルトの不断の緊張 が得られる。その場合ベルトの初期位置で柔軟な弾性ばね部材が伸び、ループ区 間は伸びており、従って大きなロール径の隣接の巻戻しリールが余分に送ったベ ルトを収縮しつつ弾性的に吸収し、その後伸張しつつ再び放出することができる 運動方向が逆転して上記のループ区間が牽引リール側にあるときは、荷積みした 運搬ベースは差当り動かず、ループ区間が完全に伸びるから弾性を失い、その上 で運搬運動力(始まる。
請求の範囲第7項により前端用及び後端用リールを別個に駆動することができれ ば、系のリールの内の一方だ:すを駆動することによって選択的にベクトルを送 り、こうして運搬手段の緊張を除くことができる。このようにして、飛行機に使 用する場合に特に運搬手段の下にある底部壁の点検のための検査を僅かな手操作 で行なうことができる。
これに対して運転中は各リールの同期駆動が行なわれる。
一方、エンドレスベルトを使用する場合は、プーリで簡単な変向が可能であるか ら、巻取りリールと巻戻しリールによる長さの変化という問題は起こらな(1゜ その場合1よ長さ変化の補償を廃止することができ、必要ならば所望の最小張力 を保証するためにばね部材例えばばね付きブー1〕を使用すれば十分である。し かしこの場合はブーりでベルトの駆動が精々最小限のスリップで、なるべく−切 のス1ノツプなしで行なわれるように配慮しなければならな0゜従ってプーリと ベルトは確実拘束的駆動手段を持たなけれi?ならない。このために例えばリー ルを突起のある歯形ロール式に形成し、この突起がベルトの対応する駆動空欠部 に係合するか、又はそれ自体公知のことであるが、例えばブーりと接触するベル トの区域を歯形ベルトとして又はプーリを歯車として形成することができる。言 うまでもなくその場合は牽引部材を狭い意味のベルトとして形成しないで 。
よく、例えば鎖状等に形成することができるが、重量の節減の理由からプラスチ ック製でなければならない。
請求の範囲第10項に基づき運搬ベースの後端区域でベルトに積荷用後壁を配設 し、これを運搬ベースと共に往復動させることが特に好ましい。こうしてそれぞ れ利用される積載スペースが明確に閉鎖されることになり、積載スペースの後部 区域にある手荷物等を積荷用後壁に整然と当接することができる。荷おろし操作 の時に積荷用後壁はすべての運搬物の確実な搬出を特徴する 請求の範囲第11項によれば貨物室の奥行方向に相互に間隔を置いて配設され、 貨物室の側壁の走行レールに沿って走行し及び/又は法例の後方転倒止めをもた らす支持ローラを備えた張り出し部材、例えばアーム又は壁体により積荷用後壁 の傾倒運動を防止することにより、直立する積荷用後壁のための、ベルトに余計 な力を加える高価な支持構造を回避することができる。その場合はベルトに積荷 用後壁の駆動の役目が負わされるだけであり、その直立姿勢は貨物室の側壁の走 行レールによって直接保証される。
積荷用後壁を自立性材料例えば金属で形成することは機能の面で所望の目的を満 足するが、必ずしも無理できない重量増加を招く。そこで請求の範囲第12項に より積荷用後壁に縁端側の安定な支え棒だけ設け、その相互間隔に織物を張って 橋渡しすることが特に飛行機の分野で好ましい。
必要ならば索引方向に、特に上端区域もベルトで補強し、カーペット状運搬ベー スの設計と同様に本来の緊張力をベルトで吸収し、小口荷物の圧力による布張り の負荷と変形をこのベルトで制限することができる。
縁端側の支え棒は極めて形状安定であり、例えば周囲を一巡するように形成する ことができるから、支え棒自体が布張りの緊張を保証するが、請求の範囲第13 項に基づき貨物室の側壁のレールに沿って移動するキャリニジに横支え棒を支持 することが好ましい。これによって支え棒の形状安定な枠状構造を廃止すること ができる。なぜなら支え棒を貨物室の側壁側へ支持することによりて適当な緊張 力が加えられ、必要に応じて選択的に調整することもできるからである。その場 合、積荷用後壁の当該の張り出し部材が移動するためのものと同じレールに支持 すればよい。
特に牽引部材をエンドレスベルト等として構成した場合は、各ベルトの駆動を後 部プーリから行なわず、その代わりに積荷用後壁を駆動し、積荷用後壁がベルト を駆動することが好ましい。このために請求の範囲第14項によれば積荷用後壁 の裏側に少くとも1個の駆動モータを固定し、これが貨物室の側壁の側部レール に支えられ、こうして積荷用後壁自体が並進運動を行ない、モータが停止すれば 特にロックされる。このようにしてベルト自体の区域に駆動装置を全く設けない でよい。特に好都合なのは、駆動モータの停止の時に必ず積荷用後壁が直接ロッ クされ、積荷用後壁に働く力に対してこれを特に安定して確保することである。
上記の力はは特定の飛行状況、緊急着陸等の時にすこぶる大きく、NM物の重量 の1.5倍に及ぶことがある。
ところが積荷用後壁をそこに取付けた駆動装置により、ベルトへ力を伝達せずに 、直接ロックすることができる。
請求の範囲第15項に基づき駆動モータがピニオンを有し、これがラック状に形 成されたレール面で回転し、こうして確実拘束的駆動と確実拘束的ロッキングを 保証するように構成することが積荷用後壁の駆動にとって特に有利である。対称 支持を保証するために、もちろん1台のモータ又は2台の同期制御されるモータ に基づき貨物室の両方の側壁寄りの積荷用後壁の両側で上記の駆動を行なうこと ができる。駆動モータが作動するとピニオンが回転して、ラック状に形成された レールの上を走行するから、これによってモータが積荷用後壁と共に、従って全 運搬ベースが確実拘束的に移動させられる。
カーペット状運搬ベースの整然とした側部閉鎖を保証し、例えば特に小口荷物か ら力が掛かった時に縁端が折り返されることを防止するために、請求の範囲第1 6項に基づき織物ベースの側縁を望ましくない横収縮運動に対して機械的に保護 し、例えば請求の範囲第18項により縁材を設け、貨物室の当該の側壁に配設し た縁材保持レールに通した構成とする。請求の範囲第17項によれば多くの貨物 室、特に事実上すべての飛行機貨物室で慣用の側部異形レールに当該の保持構造 を定着することができる。またこの異形レールは飛行機の加速と減速、傾きの変 化の時に、遊離する小口荷物の移動を防止するためにも利用される。このように して縁材保持レール又はその他の機械的保持構造のために貨物室の側壁に直接に 固定を設けることが回避される。飛行機の場合、貨物室の側壁は支持部材を固定 する可能性がほとんどないし、万一にも傷つけたり弱めたりしてはならないので ある。
案内形材は僅かな高さで、しかも積載口区域でベルト及びベルトの間に配設され た織物材料の柔軟な変向と、続いて運搬ベースの前部と後部の間の重なり区域で 柔軟な移行を可能にしなければならない。そこで請求の範囲第19項に基づき翼 の輪郭のように丸みのある案内端又は案内縁ととがった後縁を設けて形成するこ とが好ましく、一方では強度、他方では重量の節減の理由から実際に翼と同様に トラス式補剛と閉じた表皮を具備することができる。
請求の範囲第20項により案内形材が個別部分に区分され、その間にあって軸線 が貨物室の床に少くとも近似的に平行する各々1個のリンクによって、各個別部 分が相互に又は隣接する貨物室側壁に対して旋回することができるならば、検視 又は接近を妨げる案内形材部分を検査のために簡単にはね上げて除くことができ る。このことはほかならぬ飛行機の分野で必要な、構造部材の簡易かつ頻繁な点 検を著しく容易にする。
請求の範囲第21項により案内形材が伸び測定要素を具備するならば、伸び測定 要素例えば抵抗線ひずみ計等の状態で案内形材の負荷を随時監視し、過負荷の危 険があれば警報信号を発生し、モータ駆動装置を自動的に遮断することもできる 。このようにして案内形材は積み込みの時にいわば自動限界値はかりとして働き 、例えば高い比重の小口荷物によって貨物室の床の局部的過負荷の恐れがある場 合を表示することができる。その場合はこの小口荷物を特別に貨物室の床に均等 に分配して配列しなければならない。
案内形材は積載口の下縁をなし、従って特に重い運搬物が直接に案内形材の上に 載せられ、その上で運搬ベースにより後方へ送られるから、案内形材の端部は圧 縮荷重にさらされるが、薄く形成されているのでこの荷重を限られた範囲でしか 吸収できない。そこで請求の範囲第22項により案内形材の本体に枢支され、浮 動状態で揺動し得るように保持されたフラップに案内形材の後縁を配設すること が好ましい。それによってフラップは圧縮力が加わると、下側で適当に支えられ るまで簡単に偏ることができる。
とがった構造の場合は、フラップの旋回範囲が比較的大きければ、ベルトが荷お ろし方向に走る時にフラップの尖端部が何らかの縫目部分に張っ掛かって固定さ れ、損傷をこうむる恐れがある。そこで請求の範囲第23項によりフラップの旋 回範囲が4@以下の僅かな偏りに制限される。
積み込み又は荷おろしの半行程の所で運搬ベースの前部と後部が、積み込み方向 に見て案内形材の後方で直接に相接する。従って圧縮力が高ければ、織物材料の 相互の相対運動が場合によっては極めて高い圧縮力のもとで生じ、その結果、張 り出した縫目等が損傷することがある。対応策として請求の範囲第24項により 案内形材の後縁にすべり板が接続し、貨物室の奥行のほぼ半分、即ち運搬ベース の一部の相互接触が問題になる部分に伸張する構成とする。
すべり板の材料として鉄板等が適するが、しかし重量の節減及びすべり特性の最 適化の理由からすべり性能のあるプラスチック例えば四フッ化カーボン(テフロ ン)から成るすべり板表面が好ましい。その場合すべり板は全体がテフロンから 成るか、又はテフロンの表面を備えた別の材料例えば炭素繊維から成る。
すべり板は運搬ベースの運動に関与しないから、定置することができる。運搬ベ ースの側部縁材が縁材保持棒に通されている場合は、請求の範囲第24項に基づ き縁材保持部も上述の定置のために適している。その場合は既存の縁材保持棒に 、運搬ベースの各部のための案内溝の間に補助案内溝を穿設すればよい。
すべり板が圧縮力の大部分をその平面の方向に伝達することができるように、す べり板を形成することが特に好ましい。その場合請求の範囲第25項によりベル トから案内縁に働く力に対する案内形材の補助支持のために、すべり板を利用す ることができる。
支持機能を得るために、請求の範囲第26項によればすべり板が貨物室の全奥行 に伸張し、例えば後部ギヤ箱に支えられ、このためにすべり板の側部固定は不要 である。
しかし請求の範囲第27項によりすべり板を貨物室の側壁の飛行機側異形レール に固定することとが特に好ましく、すべり板が貨物室の全奥行にわたって伸張し ていないか又はその裏側が別途に支持されていない場合でも、こうして支持機能 を働かせることができる。しかしすべり板をこのように固定した場合、特にすべ り板が貨物室の全奥行にわたって伸張していれば、請求の範囲第28項によりす べり板が貨物室の法則支持構造の上に懸垂して支持され、その法則閉鎖を形成す るという特に有利な可能性が生まれる。
それによって貨物室区域に元来、メーカー側で設ける法例板張りはもはや必要で なく、重量の節減のために廃止することができ、すべり板に置き換えられる。貨 物室の慣用の床のための飛行機側支持構造だけは少くとも部分的に存続し、重量 の負荷特に飛行中の遠心力によりすべり板が更にわん曲し、強いわん曲に対して 支えが必要な場合に、すべり板の支持のために利用される。
この場合請求の範囲第29項によりすべり板の側部固定をばねを介して行なうこ とが特に好ましい。運搬ベースの最大公称荷重でなおすべり板が貨物室の法則支 持構造の上に載坐しないように、ばねのこわさを選定する。これによって積みお ろしの時にすべり板の下側でも運搬ベースの全く支障のない案内が可能であるが 、飛行中の極端な負荷の場合にはばねと、−次的ではないがすべり板とが適当に 変形して、支持構造への支持を行なうことができる。このために請求の範囲第3 0項によれば、貨物室の床の中央区域に縦方向に走る支持レールを設けることが 好ましい。すべり板が過度に沈んだ時に、この支持レールがすべり板のための所 定の支承を成し、望ましくない力を伝達することなくすべり板を整然と支えるの である。
特にすべり板がこうして貨物室の法則閉鎖の機能を受持つときは、請求の範囲第 31項によりすべり板を複合軽量構造によりハニカム構造又はサンドイッチ構造 として形成することが好ましい。異形レールへの固定は、案内形材の固定と同様 に行なうことができる。
すべり板を貨物室の全長に連続して形成する場合は、請求の範囲第32項により 運搬ベースの側縁のための機械的保持構造をすべり板の上面に配設し、すべり板 を介して飛行機側異形レールに固定することが好ましい。必要ならばすべり板の 下面にも同様の保持構造を設けることができるが、運搬ベースの横収縮を引き起 こす大半の力はすべり板の上面にだけ働く。請求の範囲第33項により機械的保 持構造を引掛は縁のある保持レールとして形成することが好ましい。引掛は縁は 運搬ベースの上面に配設された、突出する保持部材の上に、好ましくは遊隙を置 いて張り出す。
保持部材として例えばプラスチックの突子等を運搬ベースの縁端区域に配設する ことができる。プラスチック突子は無負荷状態で引掛は縁から隔たって縦方向に 移動することができるが、運搬ベースの当該の縁端部の横収縮の傾向があるとき に、引掛は縁と係合すれば内側への移動が妨げられる。このようにして通常の使 用時に最小の摩擦が生じるが、運搬ベースの側縁が確実に保持される。
側部固定の間で貨物室の法例に支えを持たない案内形材をわん曲して形成した場 合及び特に平坦に形成した場合に、その上に配列された小口向物により不可避の 圧縮加重上から掛かると、必然的に多かれ少かれ強いたわみが起こる。このよう な圧縮荷重のもとて案内形材の下を走る運搬ベース部分が余りに強い圧縮力で締 め付けられるため、運搬ベースの運動のために余計な力が必要になることを回避 するために、請求の範囲第34項により特にころがり支承を案内形材と貨物室の 床又は案内形材の下を走る運搬ベース部分との間に設ける。その場合圧縮荷重の もとて大きな保持力を運搬ベースに伝達しないように、適当なローラを案内形材 の下面又は貨物室の床の上面又は両方の場所に設けることができる。またベルト を案内形材の上面で上述のローラに支えることにより、圧縮力を受ける運搬ベー スの、案内形材の上面でのすべり性能を改善することができる。
前方へ走る運搬ベースの下側部分に対してフラップの端縁が余りに強く押圧する ことを回避するために、案内形材のフラップもこのように法例で支えることがで きる。重要なのは、ベルトの間の織物材料に付加張力を伝達しないために、案内 形材の幅方向に見て同じベルト走行区域にすべての支持ローラを配設しなければ ならないことである。各ローラは支持力を決して常時吸収する必要はなく、案内 形材の適当な許容たわみ又はフラップの偏りの後に初めて支持位置に到達すれば よい。
請求の範囲第35項によれば、上記の法例支持ローラはいずれにせよ案内縁の近 傍に、即ち比較的近い後方に配設しなければならない。なぜならここでは重量負 荷に基づくたわみに加えて、ねじり力に基づき貨物室の法例への最大たわみも現 われるからである。ねじり力は特に荷おろし操作の開始時に、全積載物の移動の ために必要な牽引力を案内縁に沿って変向しなければならないために生じる。そ の結果、張力の増加が締め付は力又は緊圧力の相応の増加をもたらす自己増力締 め付はロッキングでも現われる効果が生まれる。それ故とりわけ全部では支持ロ ーラが圧縮力を加えることによって運搬ベースを締め付けることが、極端な条件 のもとでも回避されるように配慮しなければならない。
牽引力がベルトに集中するので、請求の範囲第36項により、支持ローラをベル トの区域で案内形材の案内縁の近傍に配設し、そこで変向するベルトを転勤しつ つ支持することができる。これによって圧縮力のもとて案内形材の案内縁の周囲 に巻き掛けられた材料の摩擦が大幅に減少する。ベルトの間の区域では織物材料 が案内縁の丸みを帯びた表面に多かれ少かれゆるく接するが、張力がベルト区域 に集中しているので、大きな摩擦力は現われない。
飛行機で通例のことだが、慣用の側部異形レールがある場合は、請求の範囲第3 7項により案内形材の固定を既存の異形レールに直接行なうことができるから、 特に飛行機貨物室で困難に出会う別の固定対策を回避することがある。
その場合請求の範囲第3項により貨物室の奥行方向に多きな相互間隔で隔たる2 個の保持区間を設けるならば、極めて大きな力も異形レールに伝達することがで きる。なぜなら飛行機メーカーの仕様書によれば、当該の固定点が十分な相互間 隔を持つならば、異形レールの所定の公称保持荷重による力の伝達を多重に行な うことができる。
請求の範囲第39項に基づく構造によって、特に有利な位置ぎめが得られる。な ぜならこれによって安定な、隙間の無い固定が簡単に得られこれを迅速に補設及 び再組立することもできるからである。
運搬ベースの下の空間の汚れ及び異物の侵入の一切の危険が請求の範囲第40項 により案内縁の区域で密封装置を運搬ベースの至近に又はこれに接触して配設す ることにより回避される。こうしてこの縁端区域も異物や汚れの侵入から守られ る訳である。請求の範囲第41項によれば、密封装置をブラシ構造として構成す ることが好ましい。運搬装置をプラン構造として構成することが好ましい。運搬 ベースが移動する時に、このブラシ構造が適当な自己清浄効果をもたらす。請求 の範囲第42項によりブラシ構造の下に配設された汚れ捕集槽によって、発生す る汚れを定期的にたやすく取除くことができる。
請求の範囲第43項によりベルトの前端部及び/又は後端部の巻き取りのための リールを、床と平行の共通の軸上に構造上特に簡単に配設することができる。貨 物室の床がわん曲した構造の場合は、請求の範囲第44項により単数側又は複数 個の共通の軸の下に横置きガイローラを配設することができる。このガイドロー ラはその床部性の当該の高さにあって、ベルトを共通の巻取り軸側へ上向きに案 内する。
代案として請求の範囲第45項により床がわん曲した構造の場合に当該のローラ を有する個別軸の多重配列を設けることができる。個別軸な床の輪郭に従って互 (為(こ傾斜して配列され、例えばカルダン継手を介して互いに連結することが できる。
事故防止の理由からもベルト巻取りリールはケーシングの中に配設される。異な る高さのリールから出るベルトは、請求の範囲第46項により押さえ装置を介し てケーシングから所定の高さで導き出すことができる。こうして作業区域でベル トの整然とした床平行の配列が生まれる。
特に飛行機の貨物室に通常設けられる、小口荷物の係留のための異形レールは、 本発明の範囲内でもちろん縁材保持棒及び案内形材の固定のためだけでなく、別 の目的のためにも使用することができる。しかしその場合は、運搬物が異形レー ルから解放される前に荷おろしの試みが行なわれないための対策を講じなければ ならない。さもなければ損傷が生じる恐れがあるからである。請求の範囲第47 項により押圧に応答する接触バーを異形レールに固着することによって、これが 特に簡単に達成される。接触バーはその固定位置で慣用の「ロッカー」の頭部の 作用を受ける。
当該の信号が例えばモータ駆動装置を自動的に切って置(ために使用される。こ うして運搬物がなお係留されている時に、モータの始動が確実かつ簡単に排除さ れる。
本発明のその他の細部、特徴及び利点は、図面に基づ〈実施態様の以下の説明に より明らかである。
第1図は本発明装置を備えた飛行機貨物室の下部の内出力の斜視図、第2図は第 1図■−■線による断面概略図、第3図は客室の細部を示さない飛行機貨物室の 第1図m−■線による断面概略図、第4図は第3図の円■の細部の拡大図、第5 図は第4図の細部の平面拡大図、第6図は第5図VIJ−Vl線による断面図、 第7図は図示の便宜上運搬ベースの一部を切除して示した、第1図の矢印■の方 向に見た図、第8図は第7図の矢印■の方向から見た、案内形材の側部区域だけ の図、第9図は第8図の円■の細部の拡大図、第10図は第11図のx−xiに よる、第9図と同様の断面図、第11図は第10図のX I −X I線による 断面図、第11a図は第11図の矢印XIaの方向から見た保持板だけの図、第 12図は第7図又は第13図xn−xn線による、第7図に比して拡大した断面 図、第13図は図示の便宜上運搬ベースの一部を切除した、第12図の矢印X■ の方向から見た図、第14図は第7図XrV−XIV線による断面拡大図、第1 5図は本発明の変更実施態様の、第14図と同様の図、第16図は運搬手段の前 部の断面概略図、第17図は第16図X■−X■線による運搬手段の側部区域の 断面拡大図、第18図は運搬手段の積荷用後壁の高さの飛行機貨物室下部の断面 概略図、第19図は第18図の円XIXの詳細図、第20図は、積荷用後壁の区 域の、第1図II−II線に相当する断面図、第21図は運搬ベースを除いた、 第20図の円XXIの細部の拡大図、第22図は第21図の矢印XXIIの方向 から見た図、第23図は本発明の変更実施態様の、第18図と同様の図、第23 a図は第23図の円XXnIaの詳細図、第24図は第23図XXIV−XXI V線による断面拡大図、第25図は駆動装置を明示するための貨物室後端区域の 、第18図及び第23図と同様の断面図、第26図は本発明の変更実施態様の、 第25図と同様の図、第27図は本発明の別の変更実施態様の、第25図及び第 26図と同様の図、第28図は第25図XX■−XX■線による断面拡大図、第 29図は第26図の円XXIXの細部の拡大図、第30図は本発明の変更実施態 様の、第2図と同様の概略図、第31図は第30図の円XXX Iの詳細図、第 32図は変更の核心を成す細部を含む本発明の変更実施態様の、第3図と同様の 図、第33図は第32図による実施態様の別の位置の図、第34図は第32図及 び第33図による実施態様の更に別の位置の図、第35図は第5図に示したもの と異なる縦部分の、第4図の矢印Vの方向から見た拡大部分図、第36図は第3 5図xxxvr−xxxvr線による断面図、第37図は保持ボルトを装着した 第36図と同様の図、第38図は異形レールの別の区域の、第35図と同様の図 、第39図は第38図XXXIX−XXXIX線による断面図、第40図は保持 ボルトを挿着した第39図と同様の図、第41図は本発明の変更実施態様の、第 2図と同様の図、第42図は支持すべり板を有する本発明の別の変更実施態様の 、第3図の下部におおむね相当する図、第43図は円XLIIIの細部の拡大図 図面で1は飛行機貨物室を示す。第1図では貨物室の下部だけが見える。貨物室 は横下部貨物ハツチ2を有し、ここを通って、全体を3で示す貨物室に出入りす ることができる。
貨物室3は本例では小型旅客機の旅客手荷物の収容のためのものであって、貨物 ハツチ2の区域に配設された作業区域4に続いて、本例では作業区域4に接続す る貨物室3の人口横断面から成る積載口5及び積載口5の反対側の端部6を有す る。詳しく図示しないが、端部6は隔壁によって閉鎖され、ケーシング7の中に 配設された駆動装置(第2図を参照)がこの区域に配設される。駆動装置8は運 搬手段9の注復運動を生じるために使用される。運搬手段9は積載口5の区域に 挿入された荷物を積載口5から貨物室3の反対側端部6の方向へ間欠的に順次移 動させて、係員が作業区域4を離れることなく、作業区域4から低く奥深い貨物 室3に完全に積載することを可能にするためのものである。
特に第1図及び第2図に関連して明らかなように、運搬手段は引張に強いベルト 10を有する。ベルトは駆動装置8の区域でリール11及び12に巻取られてい る。詳しく図示しないが、これらのリールは同期回転するように一部2図の例で は逆向きに同期して一駆動される。ベルト10は積載口5の区域で、14で示す 貨物室3の床の真上の薄い案内形材13に沿って誘導される。下記で改めて詳述 するように、貨物室3の側壁15の区域に剛固定された案内形材13は、前部案 内縁16により狭い空間でベルト10の円滑な誘導を保圧し、こうしてベルト1 0の誘導と駆動装置8との間の間隔を確定する。案内形材13のとがった後縁1 7は、案内形材13の後方で例えば30關という極めて小さな高さしかないが、 ベルト10の互いに近接した位置への円滑な移行を保証する。
こうしてリール11及び12を適宜駆動することにより、案内形材13の案内縁 16を介してベルト10を往復牽引して、貨物室3の中へ又は貨物室3から外へ 適当な運搬運動を生じることができる。
この運搬の時に荷物例えば手荷物の駆動を保証するために、荷物が置かれる区域 のベルト10の間の間隙を柔軟な織物材料のカーペット状運搬ベース18で橋絡 する。図示の便宜上、第2図及びその他の図にカーペット状運搬ベース18をベ ルト10の上にかなり厚く載っているように示した場合もあるが、実際には運搬 ベース18は一重のナイロン布から成り、その重なり区域はベルト10に縫い付 けられているので、はとんどかさばらないことを指摘しなければならない。
第1図及び第2図には積み込み又は荷おろし時の中間位置が示されている。その 場合矢印19は積み込み方向、矢印20は荷おろし方向を示す。なお積み込み方 向19に見て運搬ベースの後端21は案内形材13と駆動装置8の間の中間区域 で運搬手段9の上側にあり、一方、矢印19による積み込み方向に見て運搬ベー ス18の前端22は運搬手段9の下側にありって、矢印19による積み込み方向 に運搬手段が更に移動すると、下側から案内形材13に接近する。満載位置で運 搬手段18の端部22は案内形材13の案内縁16の区域にあるが、端部21は 駆動装!f8のケーシング7の直前に来るから、運搬ベース18は貨物室3の全 有効奥行をカバーする。一方、完全な荷おろし位置で端部21は積載口5の後方 で作業区域4がら到達範囲内にあり、端部22は駆動装置8のケーシング7の手 前に隔たっている。こうして駆動装置8は必ずベルト10だけを巻取り又は巻戻 すが、運搬ベース18の区域を決して巻取ろうとしないことが保証される。
運搬ベース18の端部21の区域に積荷用後壁23が設けらけている。積荷用後 壁は運搬ベース18上のそれぞれ利用される積載面の、積載口5と反対の側を画 定する。
それによって荷物を積荷用後壁23に沿って積み重ねることができ、運搬ベース 18から駆動装置8の方向へ落下する恐れがない。第20図ないし第22図に基 づき下記で改めて詳述するが、積荷用後壁23はベルト10に直接固定され、従 ってベルト10と共に往復牽引される。ベルト10に固定された底部壁24及び 側板として形成された側部張り出し部材25が積荷用後壁23に接続する。本例 のように運搬ベース18が底部壁24を越えて、直立する積荷用後壁23まで張 られているときは、下記で改めて詳述するように貨物室3の側壁15の区域に保 持するために、運搬ベース18が底部壁24と側板状張り出し部材25の間の横 スリット26を貫通するか、又は底部壁24又は側板状張り出し部材25に運搬 ベース18の当該の縁端部の特別の固定を設ける。
第2因で斜線で示した積荷用後壁23の位置23′は積み込んだ運搬手段9の最 終位置を示し、位置23′は荷おろしの後に新しい積載サイクルのために待機中 の運搬手段9の最終位置を示す。なお原理図を簡素化するために、第2図には第 1図Ir−IT線による切断面だけを完全に示し、この切断面の後方にある、わ ん曲した運搬ベース9及び貨物室3の部材はごく不完全に略示するに留めた。ま たその場合、第18図及び第19図に基づいて下記で改めて詳述するように、張 り出し部材25に配設した支持ローラ27゜28が貨物室3の各側壁15の各々 1本の側部走行レール29に沿って走行することにより、底部壁24へのベルト 10の引張荷重による積載用後壁23の傾倒運動が更に防止されることが明らか である。
基本的機能と基本的構造について前述した運搬手段9の構成によれば、この運搬 対策で貨物室3の極めて小さな有効空間しか失われず、しかも荷物を積載口5の 区域で作業区域4から運搬手段9の上に搭載し、荷物室3のあらゆる所望の位置 へ歩道的に送り込むことが保証される。同様に荷おろしの時もおろす荷物を係員 の手の届く範囲にそれぞれ最適に運ぶために、運搬手段9の歩道的前進行程を行 なうことができる。駆動装置8の区域ではベルト10だけけを操作すればよいの で、貨物室3の床14、それと共に運搬手段9のわん曲した構造は何ら困難を称 せず、また第1図で明らかなように、案内形材13のわえ曲した構造により案内 形材13の案内縁16に沿った緊張ベルト10の誘導が簡単に行なわれ、独自に 緊張せずにベルト10を橋絡する運搬ベース18はその点で何ら困難を生じない 。
ところが特に飛行機の貨物室3においては局部的条件がとりわけ案内形材13の 位置ぎめ、カーペット状運搬ベース18の側縁の案内及び積荷用後W23の上部 区域の案内に関連して一連の問題を生じる。本発明に基づくその解決策を以下で 詳述する。
貨物室3が飛行機の胴体1の下部区域で客室の床30の下に配設され、わん曲し た床14を具備することが第3図の略図で明らかである。この点に関連して第3 図はとりわけ、第4図に拡大して示した側壁15の下部区域の案内及び保持手段 の位置を明示するために役立つ。第4図の詳細図で分かるように、各側壁15に 異形レール31が通っており、導入スロット33を備えた箱形材2を有する。保 持ボルト35の頭部34が導入スロット33の背後に接する。
構造と機能は下記で改めて詳述するが、このような異形レール31は、必要に応 じて荷物を係留して定位する、いわゆるロッカーを所望の位置に固定するために 、飛行機貨物室の側部区域で慣用される。従って異形レール31は高い荷重容量 の定着機能を有する。
jf!4図で明らかなように、本例では異形レール31に積荷用後壁23の支持 ローラ27,28のための走行レール29と縁材保持ロッカー36が固定されて いる。この目的のためにロッカーに似た構造の保持板37が設けられる。
保持板37は保持ボルト35の軸39のための貫通孔38(第6図を参照)を有 する。保持板37は他端に必要に応じて弾性的に押し込むことができる位置ぎめ ビン40を具備する。異形レールは導入スロット33に沿って相互に間隔を置い てくぼみ41を有する。くぼみは、ボルト頭部34がこのくぼみ41の場所で導 入スロット33を貫いて、箱形材32の中に入ることができるように設計されて いる。
このようにしてくぼみ41の区域はボルト頭部34のための貫通帯42を成し、 一方、くぼみ41の間にある区域は、導入スロット33のこの狭隘区域でボルト 頭部34の貫通が不可能であるから、ボルト頭部34に対する保持帯43を形成 する。
位置ぎめビン40と保持板37の貫通孔38との間の間隔は、第5図ではっきり 分かるように、位置ぎめビン40が貫通帯42にあれば貫通孔38が保持帯43 にあるように選定される。このようにしてボルト頭部34をまず貫通帯42を貫 いて箱形材32の内部区域に挿入し、次に位置ぎめビン40が貫通区域42に係 止するまで、隣接の保持帯43へ横に移動することができる。この位置で保持ボ ルト35を保持ナツト44でロックし、保持板37を異形レール31の内側に確 実に固定することができる。ボルト頭部34の適当な寸法の延長部45は箱形材 32の内側の適当なストップにより、保持ナツト44をねじ込む時にボルト頭部 34の回転運動が起こらないためのねじり止めに利用される。
本例では保持板37は一端に保持連結板4δを有する。
保持連結板46は走行レール29の取付けのために使用され、本例では例えばね じ47による連結を得るために走行レールの区域へ上に張り出す。縁材保持棒3 6もそれに固定された保持連結板48を有する。保持連結板48は異形レール3 1の区域へ上に張り出し、そこで保持板37と共に保持ボルト35により保持ナ ツト44を介して固定される。このようにして貨物室3の側壁15に構造上の処 置を行わずに、走行レール29も縁材保持棒36も支承することができる。ほか ならぬ飛行機においては、構造上の処置は極めて厳格な検査を受けなければなら ず、骨組方式の壁体構造に関連して通常特に高価な固定対策を必要とするのであ る。いずれにせよ飛行機側にあって支持力のある異形レール31を走行レール2 9と縁材保持棒36の固定のために利用すればよい。走行レール29の機能は第 18ないし第20図又は第23図、第23a図及び第24因に基づき、縁材保持 棒36の機能は第16図、第17図に関連して下記で改めて詳述する。
貨物室3の側壁15の間の案内形材13の配列が第7図で明らかである。なお案 内形材13の区域には運搬ベース18が示してない。′!J7図の図示によりベ ルト10の分布で明らかなように、ベルト10は運搬手段9の縦中心平面49に 対しておおむね対称に配列されているが、縦中心平面49に対して外側になるべ く遠くずらされている。これによってベルト10の与えられた張力のもとて案内 形材13に伝達される曲げモーメントが、てこ比の最小化によって最小になる。
ところが現われる高い張力と曲げモーメントを整然と吸収するために、案内形材 13を側壁15に極めて安定に固定することが必要である。
この点について第7図ないし第11図、第11a図で明らかなように、案内形材 13は両側に各々1個の保持レール50を具備する。保持レール50は互いに大 きな間隔を置く2つの保持部分51を有し、これで異形レール31に固定される 。例えば20英インチを超える適当に大きな間隔があればもはや保持部分51の 相互影響が問題にならず、各保持部分51は許容されるすべての力を異形レール 31へ伝達することができるから、保持部分51の相互間隔は重要である。
第8図及び第9図で詳しく見られるように、各保持部分51は複数個、本例では 3個の空欠部52,53.54を存する。中央の空欠部は円形を有するが、外側 の空欠部52及び54は外側張り出し部55及び56を具備する。
第10図及び第11図の図示で明らかなように、空欠部52.53.54は異形 レール31の対応するくぼみ41又は貫通帯42と一線に並ぶから、異形レール 31の上に保持部分51を置けば保持ボルト35の頭部34が空欠部52.54 も異形レール31の導入スロット33のくぼみ41又は貫通帯42も貫通するこ とができる。この位置から保持ボルト35を外側へ横に移動することができ、こ うしてボルト頭部34は異形レール31の隣接の保持帯43に入り、その際ボル ト軸39が張り出し部55又は56の区域に到達する。場合によっては遊隙を置 いてボルトの軸をこの区域に収容することがてできる。
この位置で保持板57が保持部分51の上に配置される。貫通孔58を貫通する とボルトの軸39が張り出し部55及び56の間隔に相当する相互間隔で位置ぎ めされるような相互間隔でボルトの軸39のための貫通孔が保持板51にあり、 このため保持ボルト35は導入スロット33の貫通帯42の区域にもはや戻るこ とができない。また保持板57は中央ビン59を有する。保持板57を保持部分 51と共に保持ナツト60で保持ボルト35に固定する時に、中央ビン59が保 持部分51の開口53及びその背後にある異形レール31の導入スロット33の 貫通帯42をおおむね遊びなく貫通する。こうして空欠部53及び貫通帯42の 中のビン59のおおむね遊びのない嵌合は異形レール31の縦方向の保持板57 、特に保持部分51の位置を確保し、一方、保持ナツト60は異形レール31に 保持力をもたらす。このようにして大きな相互間隔にある2つの保持部分51は 案内形材13の両側で異形レール31に確実に固定され、案内形材13はベルト 10からの張力に抗して支承される。
同様にして、第7図が示すように矢印19による積み込み方向に見て案内形材1 3の前方に、横保持部62を有する傾斜路61が異形レール31に支承される。
その点について第14図及び第15図で明らかなように、傾斜路61は案内縁1 6の区域を損傷から守り、積載口5の区域で運搬手段9の上に荷物を押し上げる ことを可能にするように、案内形材13の上面への駈は上がり斜面63を形成す るためのものである。
またその点で第14図及び第15図で明らかなように、傾斜路61に密封装置6 4又は代替構造として密封装置65から支承される。これによって汚れや異物が 案内形材13の下の区域に侵入することを回避しようとするのである。
第14図の例では密封装置64はブラシ構造66として構成される。ブラシ構造 66はばね67を介して傾斜路の空欠部68の中心に配設された支持部材69を 存し、これが剛毛70を案内縁16に沿って誘導される運搬ベース18に押し付 ける。第15図による実施態様の場合は傾斜路61の空欠部73の中のブラシ構 造72の支持部材71に3つの剛毛列74a、74b、74cが支承される。こ れらの剛毛列は異なるこわさを存することができ、汚れ及び異物に対して選択的 に作用する。プラン構造66又は72の下側に汚れ捕集I!75が配設され、ブ ラシ構造66又は72を通過した微細な汚物を受け、これを簡単に除去すること ができる。
案内形材13の区域の好適な実施態様が第12図及び第13図に詳しく示されて いる。それによれば案内形材13は翼の輪郭に似た形状を有し、矢印19による 積み込み方向に見て前側の本体76とその後方にリンク77を介して本体に保持 されたフラップ78を有する。フラップ78は後縁17を有する。本体76だけ が側部保持レール50を介して同文され、フラップ78はリンク77の周りに自 由に旋回し得るように保持される。なおフラップ78は第12図の図示では最下 位に示されており、この位置から上へ数度、鎖線で略示した位置へ旋回すること ができる。
その場合フラップ78の過大な偏りを回避するために、ストップ面79.80又 は81.82によって旋回行程が制限される。このようにして本体76からフラ ップ78の後縁17の後方の区域への円滑な移行が常に生じるのである。
案内形材13は側部保持レール50の間に自由に懸垂して支承され、その際ベル ト10と運搬ベース18の通過のために貨物室3の床14側に設計上のギャップ 83を残すから、ベルト10の高い張力に関連して案内形材13の本体76の振 れも予想される。特に荷おろし操作の開始時にベルト10が案内縁16を周回し て下へ牽引するから、ギャップ83が閉鎖され、ベルト1oと運搬ベース18が 床14と本体76の下面との間で、特に本体の案内縁16の近傍で締め付けられ 、このため運搬運動が不都合に妨げられる恐れがある。
これに対処するために、案内縁16に沿ってベルト10の区域にガイドローラ8 4が設けられる。ガイドローラ84は案内縁16の輪郭とおおむね一線に並び、 又はごく僅かに突出する。ベルト10の区域に限られたガイドローラ84は案内 縁16の周囲に誘導する時にベルト10の摩擦を減少すると共に、案内形材に伝 達される縦ゆれ及び首振りモーメントを減少する。
案内形材13の本体76の下側でベルト10の区域に支持ローラ85を配設する ことによって、上記の締め付けに対する別の防止策が得られる。支持ローラ85 は本体76の下面から僅かに突出する。こうして貨物室3の床14の方向に案内 形材13の本体76が沈む場合に、支持ローラ85によって支えられ、それと共 にベルト1oの可動性が維持される。支持ローラ85に対向して床14に支持ロ ーラ86を配設し、その上にこの場合は支持ローラ85がベルト10又は運搬ベ ース18を介在して支えられ、両側にころがり摩擦が現われるようにすることに より、法例の摩擦を更に最小化することができる。荷おろし操作の開始時の特に 危険の大きな状況にがんがみ、発生する力のもとで支持ローラ85又は86の前 方の本体部分のたわみを望ましい範囲内に保つために、前部支持ローラ85又は 86若しくはローラ対85/86を案内縁16のなるべく近傍に配設すべきであ る。
案内形材13の上面でベルトの区域に配設され、そこでころがり11!擦を可能 にする支持ローラ87により、案内形材13の本体76の上側でもベルト10の 運動を容易にすることができる。それによって特に重量物の運搬が一層容易にな る。最後にフラップ78の下側、場合によっては上側にも支持ローラ88を配設 することができる。フラップ78の下側でベルト10の区域に支持ローラ88を 配設すれば、フラップ78の上に平たく載った重量物がフラップ78を貨物室3 の床14に強く押付けるため、運動が妨げられることが防止される。
第2図で明らかなように、積み込み操作の開始後ベルト10又は運搬ベース18 はその上にある荷重により相接し、その後次第に端部22が前進して案内形材1 3の区域に達し、相互作用が再び中断する。貨物室3の有効奥行のおよそ半分に わたって、上に載った荷物により生じるベルト10又は運搬ベース18の相互接 触帯の間に、特に縫目沿いの相互摩擦により大きな摩耗が生じる恐れがある。こ れを回避するために、第16図で明らかなように案内形材13の後縁17に続い てすべり板89が設けられる。すべり板89はこの区域でベルト10及び運搬ベ ース18の相互接触を防止する。すべり板89は鉄板製であってもよいが、飛行 機の場合は重量の節減が必要であるから、プラスチック製であることが好ましく 、ベルト10及び運搬ベース18の低摩耗のすべり摩擦をもたらす。すべり板8 9がテフロン又はその他の良くすべるプラスチックの表面を有し、場合によって は全体がテフロン製であるならば、特に良好なすべり特性が生まれる。第16図 特にそこに示した詳細図では、分かり易く図示することができるように、運搬ベ ース18とベルト10が剛体として示されているが、実際にはもちろん運搬ベー ス18はベルト10の間の区域が荷重の圧力のもとですべり板89に密接し、本 例ではすべり板の下にあるベルト10によってベルトの区域がすべり板8つから 押し離されることを指摘して置こう。
第3図ないし第6図に関連して既に述べたように、運搬ベース18の側縁は縁材 保持棒36に保持され、このために第17図で明らかなように縁端側に縁材90 を設けて形成される。縁材90は運搬ベース18の折縁91と共に縁材保持棒3 6の案内/s92に摺動自在に通されている。
本例では案内溝92の間に別の案内溝93が配設され、ここにすべり板89の折 縁94が不動に保持される。本例では折縁94もまた縁材95によって拡張され 、案内溝93の中に保持される。縁材95は折縁94と共に、詳しく図示しない 端部側停止部材により案内溝93の中でその軸方向位置に保持され、運搬手段9 の運動のスベリが阻止される。このようにしてすべり板89は両側が全長にわた って縁材保持棒36に最小の追加費用で整然と通され、しかも運搬ベース18と 違って貨物室3の縦方向に移動しないように保持されている。
もちろん貨物室3の有効奥行の半分より大きな長さにわたってすべり板8つを通 してもよい。この点について補足的に第41図で明らかなように、すべり板96 を案内形材13の一部として構成することができる。その場合は案内形材に可動 後縁がない。このすべり板は案内形材13の案内縁16を補助的に駆動装置8の ケーシング7に支えることに直接役立つ。短いすべり板96で案内形材13をこ のように支えようとするときは、基本的に案内形材13について既に前述したよ うに、異形レール31にすべり板96の圧縮力に安定な側部定着を行なえばよい 。その場合は運搬ベース18の縁端の上部案内を異形レール″31の上側に配置 しなければならない。これによって案内形材13の補助的補剛及び必要ならば貨 物室3の全奥行にわたる上側及び下側ベルト10及び運搬ベース18の分離が得 られる。必要ならばすべり板96の上側及び/又下側又は−第12図及び第13 図に関連して述べたように一貨物室3の床14の適当な場所でベルトの区域に支 持ローラ97を設けることができる。支持ローラはすべり性を更に改善する。
この点に関連して重要なのは、すべての支持ローラ85゜86.87.88及び 97をベルト10の区域にだけ配設しなければならないことである。なぜなら力 がベルト10にだけ集中するので、当該の支持もそこでだけ特に意義があるから である。
すべり板96の側部定着は、案内形材13と同様にすべり板を懸垂して支えるた めにも役立つ。こうしてすべり板は無負荷の場合、好ましくは最大公称荷重の場 合でも付加遠心力がなければ側部固定区域の間に自由に懸垂し、その下面に沿っ てベルト10と運搬ベース18の円滑な通過を許す。
上記の設計が第42図で明らかである。図は積荷用後壁23の手前、但し案内形 材13の後方の貨物室3の中間区域の断面を概略図で示す。その場合、飛行機胴 体1の床14にすべり板143が張り渡され、側部異形棒31aに懸架され、全 幅にわたって床14との間にギヤ・ツブ144を残す。こうしてすべり板143 は貨物室3の全長にわたってその法例閉鎖をもたらし、第42図には詳しく図示 しないが上側と下側が運搬ベース18又はベルト10によって覆われる。このよ うにしてベルト10と運搬ベース18はギャップ144の中で自由に運動するこ とができ、この運動は相互の接触、締め付は等によって妨げられない。このため にすべり板143は当該の張力を吸収することができなければならない。僅かな 重量と僅かな高さのもとて適当な複合軽量構造、例えば下記で改めて詳述するサ ンドイッチ構造又はハニカム構造によって構造によって上記を達成することがで きる。その場合、最大公称積載荷重のもとでいずれ1こしてもすべり板143の C申びがギヤ・ツブ144を決して完全にふさがな−い程度であり、積みおろし の時に必ず自由なギャップ144があるように構成することが好ましい。
ところが大きな遠心力が床14の方向に働き、すべり板143の上に載る小口荷 物の重量が増倍する飛行状態が現われることがある。こうしてすべり板143が 変形するときにその損傷を回避すめために、過度の負荷例えば最大公称荷重の約 1.5倍ですべり板143の変形が法例の支え、例えば床14自体によって受け 止められるように、特に貨物室3の中央区域のギヤ・ツブ144を選定する。
しかし例えば第16図の実施態様によるすべり板の配列と比較して、このような 支持すべり板143はもちろん余計な重量負荷をもたらす。これを補償するため に、貨物室3の区域で慣用の床14の表面側構造即ち板張りの一部を取り去るこ とができる。しかし概略図で示す未開支持構造145は存続する。本例では未開 支持構造145が飛行機の縦中心平面の両側に直立する2個の支え146を備え るとしよう。床14のそこの平坦な区域の板張りの代わりに、横に控えを取った 2本の支持レール147が設けられる。支持レール147は下側が支え146に 支持され、それ自体が過度の変形のときのすべり板143の受座の役割をする。
二のようにして異常な飛行状態ですべり板143の変形能が制限される。
ギャップ144の十分な高さが得られるにしてもすべり板143の材料変形を最 小限にするために、第43図に示すようにすべり板の両側を適当なこわさのばね 148で支える。このために例えば第7図ないし第11図、第11a図に関連し て既に詳述した保持構造が異形レール31aに配設され、雄ねじを具備する保持 ボルト159を担持する。
すべり板143は側縁に肥厚部149、保持ボルト149のための貫通孔150 及び止めナツト152とばね148を配設するための局部的空欠部151を有す る。ばね148は本例では皿ばねパケットとして構成されている。
すべり板143の縁端部の垂直支持は肥厚部149の区域で異形棒31aの支持 レール153に行なわれる。第43図にはすべり板143の全荷重状態が示され ている。すべり板のばね143が完全に圧縮され、肥厚部149は外側端部支承 から距離Xだげ離れている。肥厚部は静止状態で止めねじ152によりばね14 8を介して端部支承に押圧される。このようにして異常な荷重の時にすべり板1 43のたわみを可能にし、その材料の変形を回避するために、両側にばね行程X が利用可能である。第43図に示唆したように、本例ですべり板143は垂直l \ニカム壁154から成る。ハニカム璧は例えば互いに隣接する六角形を形成し 、両側が覆い板155及び156で閉鎖され、その上を運搬ベース18が摺動す る。
また第43図で明らかなように、第17図の代案をなす実施態様で運搬ベース1 8の縁端部の側部位置ぎめが得られる。このために運搬ベース18の側縁部は、 例えばリベット締めした突出するプラスチック突子の形の保持部材157を有す る。運搬ベース18の無負荷状態でその材料剛性によりプラスチック突子は側部 位置に支えられる。1゜かし例えば小口荷物により力が働き、保持部材157を 飛行機の中心線の方向に引張ろうとすると、直つにプラスチック突子が保持レー ル159の引掛は縁158と係合し、それ以上の内向き運動が阻止される。この ようにして正常な運転時に運搬ベース18の側縁部の保持による摩擦妨害が生じ ないが、小口荷物から収縮力が働くときは、この力が保持部材157を、保持部 材157の上に張り出す保持レール159の引掛は縁に接するので、整然と位置 ぎめされる。
一般に保持レール159をすべり板143の上側に設ければ十分である。その場 合保持レールは肥厚部1491;l:支承され、例えば160でねじ締めするこ とができ、こうして異形レール31aに間接的に固定されるに過ぎない。
下側では運搬ベース18の材料剛性が側縁の位置ぎめのために十分である。その 場合下側を移動する保持部材157は肥厚部149の直近に来るから、すべり板 143の変形の時に締め付は力から守られる。もちろん運搬ベース18の側縁部 のための上記の機械的保持構造は、必要ならば例えば縁材保持レール36の摩擦 を減少するために別の図示した実施gHでも適宜応用することができる。
第18図ないし第22図に積荷用後壁の配列と支承のための第1の実施態様を示 す。前述のようにこの配列は直立する積荷用後壁23のほかに、これに固定され た底部壁24及び側板状張り出し部材25を有する。張り出し部材25と底部壁 24の間には底部壁24の上に載る運搬ベース18を縁材保持棒36側へ横に通 すために、本例では両側に1個ずつのスロット26が設けである。図示の便宜上 、第18図には運搬ベース18を詳しく示さないで、連続するベルト10だけを 略図する。
張り出し部材25に)目互に隔てて配設した1対の支持ローラ27及び28によ り、直立位置の積荷用後壁23の補助案内が得られる。支持ローラ27,28は 走行レール29の軌道溝29に係合し、積荷用後壁23の直立位置を確保する。
この点について特に第19図で明らかなように、ローラ27及び28は輔ビン1 00及び101を中心に回転し得るように支承される。軸ピン100及び101 は、支持ローラ27及び28が上側及び下側から走行レール29に作用するよう にして、張り出し部材25の外側の片持腕102に固定される。
第18図に略示し、第20図ないし第22図で詳しく分かるように、ベルト10 は積荷用後壁23のための配列の底部壁24の下を貫通するが、前側及び後側牽 引ループ103により底部壁24と連結される。もちろん代案としてベルト10 が牽引ループ103に移行し、底部壁24をベルト10の引張継手に接続するこ ともできる。しかしこれは大きな張力を伝達するようにベルト10を底部壁24 に固定するのに相当の費用を必要とし、しかもこの固定区域に伸びが生じて、ベ ルトの非弾性的性質を一部無効にすることがないことを保証しなければならない 。ベルト10はアラミド繊維、例えばデュポン社の材料ケヴラーから成り、伸び が少いのが特徴である。特別の対策を講じなければ、連結部によってこの性質が 一部無効になる恐れがある。
上記の配列により積荷用後壁23はベルト10の挙動に何ら影響せず、積荷用後 壁23はベルト10によって駆動されるだけである。またその場合牽引ループ1 03の区域に現れる力は、引張継手に接続した場合より小さい。特に第21図と 第22図で明らかなように、牽引ループ103は縫目104によってベルト10 と結合され、縫目105により閉じてループを形成する。ループは、例えば横ね じ107により底部壁24と連結された保持板106を取囲む。積荷用後壁23 の積載口5と反対の側にはベルト10しがないが、積荷用後壁23の積載口5側 の前方にある運搬ベース18の織物材料は牽引ループ103及び底部壁24の上 に張ってあり、積荷用後壁23に適当に近接して108(第20図を参照)で底 部壁24に固定される。
これによって積荷用後壁23の積み込み方向前方にほぼ均一な、邪魔のない積載 面が生まれる。
第18図ないし第20図による実施態様では、積荷用後g123そのものが自立 し、例えば厚い鉄板又は骨Mi溝構造構成されていると仮定した。それは運搬手 段9の若干の重量負荷を招き、飛行機においては望ましくない。第23図、第2 3a図及び第24図による積荷用後壁23aの実施態様によってこの重量負荷を 回避することができる。それによれば底、部壁24が両側にリンク109を具備 し、ここに張り出し部材25aが枢着される。特に第24図で明らかなように、 張り出し部材25aは貨物室3の奥行方向に間隔を置いて所望の支持を行なうこ とができるように、走行レール29及び支持ローラ27,28の高さまでだけ側 板状に構成され、この支えの上側は専ら保持棒110としして構成されている。
積荷用後壁23aは、底部壁24と張り出し部材25a又は保持棒110の間に 張った布張り111として構成されている。布張り111は例えば運搬ベース1 8と同じナイロン織物である。たわみに対する抵抗力及び緊張を得るために、布 張り111をベルト112で補強する。ベルト112は張り出し部材25aの間 を通り、特に布張り111の上縁を成端する。運搬物が接すると、布張りは特に たやすく膨出させられる。特に第23a図で明らかなように、保持棒110の間 に通るベル)112に所望の張力を加えるために、保持棒110は貨物室3の側 壁15の方へ横に緊定される。このために貨物室3の側壁15の上部区域に別の 走行レール29aが配設される。必要ならば走行レール29aは、詳しく図示し ないがそこにある異形レール31に支承してもよい。第4図ないし第6図に関連 して走行レール29について詳しく説明したように、通常この区域にも異形レー ル29aがある。
走行レール2つの軌道溝113及び114に緊張ローラ115及び116が係合 する。但しローラ115.116は支持ローラ27及び28と異なり軸線が一線 に並び、側壁15の反対側にあって側壁15と平行の軌道溝113゜114の面 に当接し、キャリニジ117に支承される。キャリニジ117の底板118に、 保持棒110を貫通する止めねじ119の軸が係合する。このようにして全体を 120で示す緊張装置が作り出される。止めねじ119をキャリニジ117の底 板118に適当にねじ込むことにより、この緊張装置で所望の力を、保持棒11 0に隣接して固定したベルト112に加えることができる。
第24図で明らかなように、本例では図の下側のベルト112を適当に緊張する ために、同様のキャリニジ117が更にガイドレール29に設けであるが、これ は必ず必要という訳ではない。なぜなら上側走行レール29aへの緊定がリンク 109をめぐって有利なてこ比で緊張力をもたらすからである。
例えば第19図又は第23a図で明らかなように、ローラ27及び28が駆動さ れる場合は、ローラ27,28又は場合によっては更に115,116の上述の 配列を積荷用後壁23又は23Bの直接駆動のために利用することができる。例 えば第19図の例では支持ローラ27又は28若しくは両方の支持ローラ27, 28をピニオンとして形成し、対応する軌道溝98又は99の底部をラック状に 形成して、支持ローラ27又は28がこのラック状形材の上を確実拘束的に転勤 することにより、確実駆動が可能である。その場合積荷用後壁23又は23aの 、貨物室3の端部6に隣接する側に固定した駆動モータで支持ローラ27又は2 8を駆動すれば、モータによるピニオンの回転が積荷用後壁23又は23a、そ れと共に運搬ベース18全体とベクトル10の直接運動をもたらすことになる。
そしてベルト10は貨物室3の後端6で適当なブーりによって誘導されるだけで あるから、ベルト10の直接駆動を全廃することができる。積荷用後壁23又は 23aによるこのような駆動は部品の小型化と共に、とりわけ飛行中又は着陸時 又は事故状況で積荷用後壁23又は23aに働く高い加速力は減速力を積荷用後 壁によって直接吸収し、走行レール29又は29aを介して貨物室3の側壁15 に伝達することができ、これによって差当りベルトが引張荷重を受けないという 利点がある。それ故、この実施態様は、詳しく図示しないが、まさしく飛行機の 分野で特に有利である。対称の支持を得るために同様の駆動を例えば1台のモー タから逆転装置を介して支持ローラ27及び28により貨物室3の両方の側壁6 に沿って行なうことができ、又は同期制御される2台の小型電動機とによって行 なうこともできることは言うまでもない。その場合重要なのは、駆動モータが停 止時に一切の回転を阻止され、この場合ロッキングの働きをすることである。特 に積荷用後壁23aを使用する場合は、なるべく均等な支持を得るために、上記 の駆動又は上記のロッキングを下側走行レール29と上側走行レール29aの双 方で行なえばよい。その場合、これらの場所の内の一方でだけ実際に駆動し、他 方の場所、例えば上側走行レール29aの区域では停止時に支えとして働くよう に、電気制御ロッキングを得るだけであり、駆動のためにそれぞれ特別の駆動モ ータ又は特別の変速装置を持たず、このような力が発生しないように構成するこ とができる。
重量負荷を伴ない、走行レール29とローラ27及び28により例えば積荷用後 壁23又は23aに接する小口荷物の転倒力を阻止しなければならない角おけ形 底部璧24の代わりに、積荷用後壁23又は23aのおおむね二次元の構造を使 用してもよい。その場合は第24図で保持棒110の前方に示す、底部壁24に 関連する別の構造を緊定することができる。またこれによって積荷用後壁23又 は23aが正確な平行案内を必要とせず、荷重又はベルト10からの張力に応じ て、傾倒しないで飛行機の横断面に対して僅かに傾いた位置を取ることができる という利点も生まれる。この場合は底部壁24と反対側の積荷用後壁23又は2 3Hの背面に、てこモーメントを生じる、詳しく示さない適当な張出し腕を介し て法則支持輪を設けることによって、積荷用後壁23が接する小口荷物の重量で 後転するのを回避することができる。このような構造は第41図ないし第43図 による連続するすべり板に関して特に適している。なぜならその場合積荷用後壁 23又は23aの背面の支持輪がベルト10の間の区域ですべり板96又は14 3の上面に直接に載り、そこで積荷用後壁23又は23gを背後から支えて転倒 を防ぐことができるからである。転倒に逆行する起立モーメントを生じる逆方は ベルト10の緊張力である。接する小口荷物により傾倒モーメントが発生する場 合は、ほかならぬこの小口荷物の重量によって上記の逆方が大いに促進される。
ガイドレール29及び29aに沿ったローラ115,116の遊びの範囲内で僅 かな傾倒運動は無害である。
積載口5の反対側にある、各ベルトのためのり−ル11及び12による運搬手段 9の駆動の種々の可能性が第27図ないし第27図に示されている。
第25図による実施態様においてはそれぞれ互いに平行の水平軸121及びこれ に接続する傾斜軸122が設けられ、それぞれステップ軸受123を介して貨物 室3の床14に支えてハウジング7の中に配設されている。軸121及び122 の間にそれぞれ自在継手124が設けられ、強制同期回転を得るためにこの継手 により軸が連結される。すべての軸121及び122の駆動は詳しく図示しない 電動機と変速機によって行なわれる。変速機はリール12を駆動する軸121又 は122と、リール11を駆動する軸121又は122を逆向きに同期して駆動 する。ハウジング7に接してリール11及び12の上に圧縮ばね125が配設さ れ、ベルト10をリール11及び12の巻輪の上に確実に保持する。
第25図で明らかなように、ベルト10はリール11及び12の下側で僅かな垂 直相互間隔を置いて引き出され又は巻き取られるから、第1図で示唆したように ハウジング7の前壁の適当な貫通孔を通って直接に貨物室3の積載面区域に進入 することができる。
それぞれ異なる軸121又は122にリール11及び12を配設することは、必 要に応じてベルト10の前端用リール12と後端用リール11を別個に駆動し、 こうして貨物室3の積載面区域にベルト材料を送り込み、そこの緊張を緩和する 可能性を開く。これによって、もちろん貨物室3が空の時に運搬ベース18をベ ルト10と一緒に持ち上げ、その下の区域を迅速簡単に検査することが可能にな る。しかも使用中は強制同期運動を問題なく保証することができる。
第26図による実施例においてはリール11及び12が互いに直接隣接してそれ ぞれ単一の軸121又は122に配設されている。なおその他の同じ部材には同 じ参照符号を付した。これによって重量の節減及び部品の節減の利点が生まれる 。こめ場合リール11及び12が逆向きに巻かなければならないから、ベルト1 0の退出端と侵入端の間に大きな垂直間隔が生じる。従って下記で第18図に関 連して詳述するように、この場合はいずれにしても押さえ126により垂直調整 を行なわなければならない。
第26図による実施例においてはり−ル11及び12が互いに直接隣接してそれ ぞれ単一の軸121股は122に配設されている。なおその他の同じ部材には同 じ参照符号を付した。これによって重量の節減及び部品の節減の利点が生まれる 。この場合リール11及び12が逆向きに間かなげればならないから、ベルト1 0の退出橋と侵入橋の間に多きな垂直感覚が生じる。従って下記で題18図に関 連して詳述するように、この場合はいずれにしても押さえ126により垂直調整 を行なわなければならない。
第27図による実施態様においては、まず自在継手のない単一の連続する軸12 7を使用できる利点が生まれる。
しかしこの場合はベルト10をまず下に向けてガイドローラ128に通さなけれ ばならない。ガイドローラ128は所望の高さに置かれる。その際ベルト10の 前端と後端が僅かな垂直間隔で、場合によっては図面に例示するように垂直間隔 無しでガイドローラ128を退去し又はガイドローラ128に受領される。従っ てこの実施態様では補助ベルト押さえ126を廃止することができる。
第29図で明らかなように、軸121又は122自体の柄が巻き心の役割をし、 軸121又は122上の側板129により巻輪の形成を保証することによって、 軸121又は122上にリール11又は12が形成される。
またステップ軸受123の1つに軸122を支持し、自在継手124を介して軸 121と連結することが分かる。
第28図は第25図による実施態様の細部を拡大図で示す。この図で明らかなよ うに、ハウジング7はヒンジ132の周りにはね上げることができるM2B5を 有する。
リール11上の巻輪133の一番外側の輪に圧縮力を加えるための圧縮ばね12 5が蓋130の内側に固定されている。なお圧縮ばね125はプラスチックの一 貫わん曲片ばねとして形成され、巻輪133の直径の増加により、次第に偏平に 押圧される。ハウジングの蓋130を開くと、巻輪133の上側に自由に到達す ることができる。
図示のわん曲片形圧縮ばね125の代わりに、詳しく図示しないが押さえ部材を 受座付きブロックとして構成し、これを巻輪の一番外側の輪に押し付けることが できる。例えば歯形ベルト等の形のエンドレスベルト10を歯車により誘導する 場合は、剛直に弾支し又は非弾性的に支承した上記の押圧ブロックは、歯形ベル トの形のベルト10が確実係合からとび出す一切の危険を回避することができる 。
ベルト10は所定の高さの通過スリット131を通ってハウジング7を退出する 。巻輪133の直径は運搬手段の運動過程で変化するから、ベルト10はガイド ローラ形の前述のベルト押さえ126に通される。ベルト押さえ126は当該の 通過スリット131と一致するベルト10の位置を保証する。
w428図にはおおむね第2図に基づく状態が示されている。その場合積荷用後 壁23が貨物室3の有効積載面の中央区域にあるから、本例では積載操作時に牽 引するり−ル12がその上に巻取られるベルト10のおよそ半分を既に受領し、 逆にベルト10が出て行くリール11はそこに予め巻取られたベルト10のおよ そ半分しか収容していない。こうして第28図により示したリールはほぼ等しい 直径の巻輪133を有する。しかし直ちに分かるように、積載操作のほぼ開始時 にはリール12の巻輪133の直径はリール11の巻輪の直径より遥かに小さい 。2個のリールは逆向きに同期して連結されているから、リール12の巻取りの 1回転はリール11の巻戻しの1回転に相当するが、積載操作時にはこの回転と 共にリール11はリール12が巻取るより遥かに多くのベルト10を放出する。
その結果ベルト10が系に余分に供給され、それと共にリール11と案内形材1 3又は運搬ベース18上の荷物との間でベルト10のたるみが生じる。
これを回避すめために、例えば当該のベルト押さえ126と巻輪133の間にば ね荷重テンションローラを挿入すればよい。しかしこれによって余計の取付は場 所が必要であるだけでなく、これによって望ましくない重量増加が生じる。この 点で対応策を講じるために、運搬ベース9のベルト10だけから成る区域に、第 30図及び第31図で詳しく分かるように各々1個の伸縮自在なループ区間13 4を設ける。ループ区間134は第31図で詳しく分かるように、軟かな弾性ば ね部材、本例では2個の軟かなばね帯条135によって収縮させられる。ばね帯 条135はばね力がすこぶる小さいので、使用引張応力のもとで完全に伸び、伸 張状態で同じく平らに伸びたベルト10の上に平らに載っている。なお第31図 のばね帯条135の機能図はもちろんその構造を再現するものでない。ばね帯条 135はもちろん偏平に形成されているからである。本例で牽引するリール12 はこうしてまずリール12と荷物の間にあるベルト10のループ区間134を完 全に伸張し、その上でベルト10を介して非弾性的力伝達を開始する。
本例では追従リール11の巻輪133が一杯になると、反対側のループ区間13 4もまた少なくともほとんど伸張する。追従リール11から過剰のベルト10の 材料を巻戻す過程で、ループ区間134は第31図に示す形になる。
この形でループ区間134はばね帯条135の収縮により過剰のベルト材料を吸 収する。この位置は、巻輪133の直径がほぼ等しい、第28図に示す位置にお おむね相当する。牽引するリール12は次に回転毎に追従リール11が放出する より多くのベルト10を受取るから、ループ区間134が再び次第に伸び、運搬 運動の終期には再び伸張している。次に運動が逆転すると、リール11に前置さ れたループ区間134が場合によっては更に完全に伸び切った上で、再び運搬物 への本来の力伝達が行なわれ、逆にリール12に前置された、その時追従するル ープ区間134がそこでまず過剰に送られるベルト材料を前述のようにばね帯条 135の収縮によって吸収する。場合によっては運搬手段9のモータ駆動装置が 積み込み方向又は荷おろし方向にだけ必要でありかつ設けられているならば、こ のような伸縮ループ区間134はもちろん運搬手段9の使用引張応力を受けない 側にだけあればよい。
例えば第19図に関連して説明したように積荷用後壁23又は23aを介して駆 動を行なう場合は、例えば第27図による軸127の区域にベルト10毎に単一 のガイドローラを設けるだけでよい。ガイドローラは軸127に、必要に応じて 軽快に回転するように支承することができる。
一方、2つのベルト区間は貨物室3の床14の上方の所望の位置にある、貨物室 3の縦方向に見て順次続くガイドローラ128を一第28図に見られるベルト押 さえ126と同様に一通過する。これによって貨物室3の端部6の区域の一切の 駆動装置費が回避される。しかし積荷用後壁23又は23aの区域で駆動を行な わない場合に、ベルト10をエンドレスに形成し、ベルト10を巻取らずにベル ト10毎に1個のプーリ11又は12を介して誘導するとしても、貨物室3の端 部6の区域で例えば第27図の軸127により駆動することができる。その場合 、積荷用後壁23又は23gによる駆動の場合の構造に相当にするこの構造にお いては、駆動力をプーリ11又は12から当該のベルト10へなるべくスリップ せずに加えることができるように配慮しさえすればよい。その場合もちろん軸1 27と共に回転するプーリ11又は12の、例えばゴム等から成る摩擦増加面の ほかに、この点については詳しく図示しないが、例えば歯形ベルトとして、又は リール11又は12の駆動部材が係合する駆動ノツチにより、ベルト10の確実 拘束構造を設けることができる。プーリ11又は12とガイドローラ128又は ベルト押さえ126の間を走るベルト10の区間で、必要ならばベルト張り装置 が各ベルト10に最小張力を維持させ、一方、本来の駆動な第25図ないし第2 7図に関連して説明したように行なうことができる。確実駆動に適した歯形ベル ト、穴あきベルト等としてのベルト10の特殊構造は、連続する牽引部材を形成 するために全長に設けることができるが、機能上は往復運動の時にプーリ11又 は12と接触するベルト10の区域にだけ必要である。従って運搬ベース18の 区域では、必要ならば本来の駆動区域と異なる、例えばベルト10の偏平な構造 を選ぶこともできる。無端巡回ベルト10のこのような多重構造も機能上はエン ドレスベルトと解される。これまで説明したすべての実施態様のように、駆動モ ータが停止すると駆動装置がロックされ、積荷用後壁23がそこに設けた駆動装 置により直接に又はベルト10を介してそれぞれの位置で運動に抗してロックさ れるように、駆動装置を構成することが好ましい。
案内形材13−場合によってはこれを延長するすべり板89又は96を備えたー は、積載口5の区域で貨物室3の床14の上に配設された唯一の形状安定な部材 である。
案内形材13はベルト10及び運搬ベース18がその下面と貨物室3の床14の 間のギャップ83を通過することを許すから、特に支持ローラ85及び86がな いか又はこのような運動を可能にする適当な相互間隔を保持しないときは、案内 形材13の上にある荷重のもとて僅かにたわみ、ギャップ83を僅かに減少する 。それ故保持レール50の間の案内形材13の応力状態は運搬手段9が静止する 時にその上にある荷重に対する指標である。従って案内形材13は上に置かれた 荷物のいわば自動はかりとして利用することができる。このために第7図に略図 で示す接続端137と共に示したように、案内形材13の上面の圧縮荷重のもと て引張荷重が働く面に、少くとも1個の伸び測定要素136を設けることができ る。もちろん伸び測定要素136は荷物の点荷重又はその他摩耗力又は損傷力に さらされないように、従って例えば案内形材13の外面又は内面に沈設されるよ うに配設することが好ましい。例えば抵抗線ひずみ計の形の複数個の伸び測定要 素136を設け、適当な解析装置を介して重量に対する指標を確かめることがで きる。重量があまりに高いときは、簡単な電子装置により表示灯を作動し、また は運搬手段9の駆動装置を停止することができる。このようにして床14の積み 過ぎが確実に回避され、その場合センサの適当な多重配列と個別解析により必要 に応じて局部的超過荷重だけを確かめることもできる。
剛性部材としての案内形材13が積載口5の区域の床14を覆うという事情は、 その周期的検査を困難にする。
対応策のために第32図ないし第34図に基づきそこの案内形材13を2つの部 分13a及び13bに分け、これらの部分がほぼ床平行の軸線を有するリンク1 37により相互に旋回し得る構成とする。また部分13bはリンク138により 所属の保持レール50に対して適当に旋回運動を行なうように支承される。こう して本例では第32図左側で保持レール50を外しさえすればよい。その上で、 第33図で明らかなように、このように外された部分13aをリンク104の周 りに上へはね上げることができ、その下にある貨物室3の床14の区域を検査の ために解放する。部分13aを部分13bの上に折り返したならば、次に第34 図で明らかなようにリンク138の周りに部分13bを上へ旋回することができ る。こうして検査目的のために貨物室3の床14の全域に到達することができる 。
特に第41図ないし第43図による実施態様においては、必要ならば検査及び修 理を容易にするために、すべり板96又143にも適当にリンクを設けて構成す ることができる。
リンク137及び138が曲げ剛性ヒンジ等として形成され、現われる大きな力 がその軸線方向におおむね遊びなく吸収されることは明瞭である。異形レール3 1で傾斜路61、すべり板96、走行レール又は縁材保持某36の固定のために 使用されない部分は、いずれにしても異形レール31を本来の目的即ち荷物の係 留のために使用することができる。係留の後に荷物をもはや運搬ベース18によ って移動してはならない特殊な場合には、荷物が係留されるときに運搬手段9の 駆動装置を作動させないことを保証しなければならないのは自明のことである。
このために第35図ないし第37図によれば、異形レール31の箱形材32の中 に接触レバー139が挿置され、箱形材32に導入された保持ボルト35の頭部 34により操作される。このように接触バー139はホースのように柔軟に形成 され、通常は第36図に見られるように膨張状態で箱形材32をふさぐ。その場 合2個の接触片140及び141が導入スロット33の平面にあって互いに隔た っている。ボルト頭部34が導入されると接触バー139のホース状体が第7図 で明らかなように圧縮されるから、接触片140及び141が相接し、こうして 接触を生じる。
このようにして荷物を係留するロッカーの固定のために保持ボルト35を導入す ると、接触片140及び141が接触し、簡単な電気回路により駆動装置8の始 動を阻止することができる。接触バー139は多くの用途のために利用される市 販の部品である。
このようにして荷物を係留するロッカーを取付ける時に、駆動装置8の誤操作を 確実に回避することができる。
ところが異形レール31には上記で詳述したように他の部材、例えば傾斜路61 、案内形材13、走行レール29及び29a1縁材保持棒36も固定されている 。これらも保持ボルト35の使用を必要とするが、それによって駆動装置8を停 止してはならない。このような意図せぬ停止を回避するために、このような保持 ボルト35が入り込む区域では第38図ないし第40図で明らかなように分離板 142が接触レバー139に挿入され、ボルト頭部34を挿入したときに接触片 140及び141が電気絶縁体から成る分離板142の両側に接し、このため相 互の接触が起こらないようにする。このようにして異形レール31全体に接触バ ー139を連続的に挿入することをやめずに、荷物の係留以外の目的のために挿 入される保持ボルト35がモータの停止を生じることが防止されるのである。
以上の説明で明らかなように、本発明の範囲を逸脱せずに、本発明の様々な変更 と変型が可能である。例えばベルト10のための駆動力をリール11及び12以 外により、例えば積載面の区域にあって確実係合によりベルトに所望の運搬運動 を生じる送りロールによって加えることができる。しかしいずれにしても重要な のは、運搬手段9が貨物−室3の床14を平面的に覆い、小さな高さの結集積載 容積の目立った減少をもたらさないことである。また運搬手段9を必要に応じて 歩道的に運動させることができ、こうし。
て個々の場合のそれぞれの事情に応じて運搬機能を遂行できることが重要である 。また互いに隔たる個々のベルト10にすべての牽引力が集中するので、一方で は軸121又は122とガイドローラ128の適当な配列により、他方では案内 形材13を適当に平坦でなく形成することにより、貨物室3のわん曲した床14 も全く問題なく平面的にカバーされることが特に重要である。運搬手段9は任意 のあらゆる床構造に問題なく適応させることができるからである。飛行機貨物室 に通常設けられる荷物係留用の異形レール31を利用することによって、高い力 を吸収することができ、必要ならば貨物室3の積載面区域の運搬手段9のすべて の部分の支承のために、特に飛行機分野で問題である補助固定対策を廃止するこ とができる。
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FR,GB、IT、LU、NL、SE)、0A(BJ、CF、CG、CM、GA 、ML、MR,SN、TD、TG)、AT、AU、BB、BG、BR,CH,D E、DK、FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU。
MC,MG、 MW、 NL、 No、 RO,SD、SE、 SU、 US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.貨物室(3)の積載口(5)から反対側の貨物室端部の方向にモータで移動 することができ、貨物室(3)の床(14)を平面的に覆い、積載口(5)の区 域で運搬手段(9)に搭載される小口荷物を間欠的に積載口(5)から貸物室( 3)の中へ歩進的に運搬することができる少くとも1個の運搬手段(9)を有す る、特に飛行機の質物室(3)に小口荷物を積載するための装置において、運搬 手段(9)が間隔を置いて並置された、引張に強い複数個の柔軟な牽引部材(ベ ルト10)を有し、牽引部材が積載口(5)の反対側の貨物室(3)の端部(6 )でリール(11,12)に巻取られ、積載口(5)の区域で薄い案内形材(1 3)により誘導され、少くとも近似的に質物室(3)の奥行に相当する区間で牽 引部材(ベルト10)の間隙が柔軟な織物材料例えばナイロン布で橋絡され、カ ーペット状運搬ベース(18)を形成することを特徴とする装置。 2.牽引部材(ベルト10)が運搬手段(9)の縦中心平面(49)ではなく、 縦中心平面(49)の両側に配列されていることを特徴とする、請求の範囲第1 項に記載の装置。 3.運搬手段(9)が貨物室(3)の床(14)をカバーする位置から逆に積載 口(5)の方向にもモータにより移動可能であることを特徴とする、請求の範囲 第1項又は第2項に記載の装置。 4.牽引部材として非弾性繊維材料、例えばアラミド繊維から成るベルト(10 )が設けられていることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ か1項に記載の装置。 5.ベルト(10)の前端及び後端がそれぞれ独自のリール(11又は12)に 巻取られていることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1 項に記載の装置。 6.各ベルト(10)に少なくとも牽引方向(矢印19又は20)に見て運搬ベ ース(18)の前方で、軟かな弾性ばね部材(ばね帯条135)により伸縮自在 なループ区間(134)が設けられ、このループ区間が異なる巻取り位置で相違 するベルト長さに対する長さの予備の働きをし、使用引張応力のもとで伸張して いることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項に記載の 装置。 7.前端用及び後端用リール(11.12)を別個に駆動し得ることを特徴とす る、請求の範囲第5項又は第6項に記載の装置。 8.いずれにせよ機能的に見てベルトがエンドレスベルトとして形成され、積載 口(5)と反対側の貨物室(3)の端部(6)のプーリによって誘導されること を特徴とする、請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の装置。 9.ベルトが確実拘束的運動駆動のために形成され、例えば駆動ノッチを具備し 、又は歯形ベルトとして形成されていることを特徴とする、請求の範囲第8項に 記載の装置。 10.積み込み方向(矢印19)に見て運搬ベース(18)の後端の区域でベル ト(10)上に、運搬手段(9)の一部を成す積荷用後壁(23)が配設されて いることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか1項に記載の 装置。 11.運動方向(矢印19,20)に互いに間隔を置いて配設され、貸物室(3 )の側壁(15)の走行レール(29)に沿って走り及び/又は床側に支えられ た支持ローラ(27,28)を有する側部張り出し部材(25,25a)により 、積荷用後壁(23,23a)の転倒が防止されることを特徴とする、請求の範 囲第10項に記載の装置。 12.積荷用後壁(23a)が縁端側保持棒(110)を有し、その相互間隔が 布張り(111)によって橋絡され、布張りが牽引方向に好ましくはベルト(1 12)により補強されていることを特徴とする、請求の範囲第10項又は第11 項に記載の装置。 13.貸物室(3)の側壁(15)の走行レール(29a)に沿って走るキャリ エジ(117)に対して側部保持棒(110)が緊定されていることを特徴とす る、請求の範囲第12項に記載の装置。 14.駆動モータが積荷用後壁(23、23a)の積載口(5)と反対の側に固 定され、貸物室(3)の側壁(15)の少くとも1本の走行レール(29)に支 えられて積荷用後壁(23,23a)を駆動することを特徴とする、請求の範囲 第10項ないし第13項のいずれか1項に記載の装置。 15.駆動のために、駆動モータから駆動される少くとも1個のピニオンが走行 レール(29)のラック状に形成された区域と係合することを特徴とする、請求 の範囲第14項に記載の装置。 16.機械的保持構造(縁材保持棒36、保持レール(59)により運搬ベース (18)の側縁部の望ましくない横収縮運動を阻止することを特徴とする、請求 の範囲第1項ないし第15項のいずれか1項に記載の装置。 17.飛行機貸物室で小口荷物の位置ぎめのために慣用に異形レール(31)が 貸物室(3)の各側壁(15)に定着され、異形レール(31)に機械的保持構 造が保持されることを特徴とする、請求の範囲第16項に記載の装置。 18.運搬ベース(18)の側縁部(折縁91)が縁材(90)を具備し、機械 的保持構造が縁材保持レール(36)として形成され、ここに縁材(90)が通 されていることを特徴とする、請求の範囲第16項又は第17項に記載の装置。 19.案内形材(13)が丸みのある案内縁(16)ととがった後縁(17)を 備え、翼形のように形成されていることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし 第18項のいずれか1項に記載の装置。 20.案内形材(13)が個別部分(13a,13b)に区分され、これらの部 分が少くとも近似的に床に平行の軸線を有するリンク(137,138)により 旋回し得ることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第19項のいずれか1項 に記載の装置。 21.案内形材(13)が負荷センサ、例えば伸び測定要素(136)を具備す ることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第20項のいずれか1項に記載の 装置。 22.案内形材(13)の本体(76)に枢支され、浮遊して旋回運動し得るよ うに保持されたフラップ(78)に接して案内形材(13)の後縁(17)が配 設されていることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第21項のいずれか1 項に記載の装置。 23.フラップ(78)の旋回範囲が各方向に好ましくは4°の偏りに制限され ていることを特徴とする、請求の範囲第22項に記載の装置。 24.良好なすべり特性を有する、例えば四フッ化炭素(テフロン)のようなよ くすべるプラスチックから成る表面を備えたすべり板(89;96)が案内形材 (13)の後縁(17)に接続し、すべり板(89:96)が貸物室(3)の奥 行の少くとも半分以上に達することを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第2 3項のいずれか1項に記載の装置。 25.すべり坂(96;143)が案内形材(13)の、案内縁(16)と反対 の側を支えることを特徴とする、請求の範囲第24項に記載の装置。 26.すべり板(96;143)が貨物室(3)の全奥行に伸張することを特徴 とする、請求の範囲第24項又は第25項に記載の装置。 27.すべり板(96;143)が貸物室(3)の側壁(15)の飛行機側異形 レール(31;31a)に固定されていることを特徴とする、請求の範囲第24 項ないし第26項のいずれか1項に記載の装置。 28.すべり板(143)が貨物室(3)の床側支持構造(145)の上方に懸 垂して支えられ、貨物室(3)の床側閉鎖を成すことを特徴とする、請求の範囲 第27項に記載の装置。 29.すべり板(143)の側部固定がばね(148)を介して行なわれ、運搬 ベース(18)の最大公対称荷重でなおすべり板(143)が貨物室(3)の床 側支持構造(145)の上に載らないように上記のばねのこわさが選定されてい ることを特徴とする、請求の範囲第28項に記載の装置。 30.貸物室(3)の中央床区域に縦方向に走る支持レール(147)が設けて あり、すべり板(143)が過度に沈下するときにすべり板(143)に対する 所定の受座を成すことを特徴とする、請求の範囲第28項又は第29項に記載の 装置。 31.すべり板(143)が複合軽量型のハニカム構造又はサンドイッチ構造と して設けられていることを特徴とする、請求の範囲第24項ないし第30項のい ずれか1項に記載の装置。 32.機械的保持構造がすべり板の上面に配設されていることを特徴とする、請 求の範囲第16項又は第17項及び請求の範囲第25項ないし第31項のいずれ か1項に記載の装置。 33.機械的保持構造が引掛け縁(158)を備えた保持レール(159)を有 し、引掛け縁(158)が運搬ベース(18)の上側に配設された突出する保持 部材(157)の上に好ましくは遊隙を置いて張り出すことを特徴とする、請求 の範囲第32項に記載の装置。 34.貨物室(13)の側壁(15)の間の案内形材(13)の少くとも中央部 のベルト(10)の区域で、支持ローラ(85,86,87,88;97)が貸 物室(3)の床(14)及び/又は案内形材(13)即ち案内形材(13)の本 体(76)及び/又はフラップ(78)及び/又はこれに接続するすべり板(9 6)の下面及び/又は上面に設けられていることを特徴とする、請求の範囲第1 項ないし第33項のいずれか1項に記載の装置。 35.床面支持ローラ(85.86)が案内形材(13)の案内縁(16)の近 傍に設けられていることを特徴とする、請求の範囲第34項に記載の装置。 36.案内縁(16)のベルト(10)の区域に案内形材(13)に支承された ガイドローラ(84)が配設され、ガイドローラ(84)が場合によっては案内 縁(16)の輪郭から僅かに突出することを特徴とする、請求の範囲第19項な いし第35項のいずれか1項に記載の装置。 37.飛行機貨物室で小口荷物の位置ぎめのために慣用の異形レール(31)が 貨物室(3)の各側壁(15)に定着され、案内形材(13)が異形レール(3 1)に固定されていることを特徴とする、請求の範囲第19項ないし第36項の いずれか1項に記載の装置。 38.案内形材(13)が所属の異形レール(31)への固定のために、側部に 各々2個の、貸物室(3)の奥行方向に大きな相互間隔を置いた保持部(51) を有することを特徴とする、請求の範囲第37項に記載の装置。 39.異形レール(31)が貸物室(3)側に導入スロット(33)を具備する 箱形材(32)を有し、導入スロット(33)の少くとも一方の縁端がボルト頭 部(34)等のための交互に隣接する貫通帯(42)と保持帯(43)を設ける ために互いに隔たるくぼみ(41)を有し、異形レール(31)の一部に重なる 案内形材(13)の保持部(51)が異形レール(31)のくぼみ(41)と一 線に並ぶ空欠部(52,53,54)を有し、その内の外側の2個の空欠部がボ ルトの軸(39)を収容するための、それぞれ外側の張り出し部(55,56) を有し、張り出し部(55,56)に配置されるボルトの軸(39)に保持板( 57)が固定され、頭部(34)が張り出し部(55,56)の縁端の背後に接 する保持ボルト(35)が張り出し部(55,56)に位置ぎめされ、その間に ある少くとも1個のピン(59)が案内形材(13)の保持部(51)の少くと も1個の空欠部(53)及び導入スロット(33)の縁端の当該のくぼみ(41 )をおおむね遊びなく貫通することを特徴とする、請求の範囲第29項又は第3 8項に記載の装置。 40.運搬ベース(18)の、案内形材(13)の案内縁(16)と反対の側に 密封装置(64,65)が、運搬ベース(18)の至近に又はこれと接触して配 設されることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第39項のいずれか1項に 記載の装置。 41.密封装置(64,65)がブラシ構造(66;72)として形成されてい ることを特徴とする、請求の範囲第40項に記載の装置。 42.ブラシ構造(66;72)の下に汚れ捕集槽(75)が配設されているこ とを特徴とする、請求の範囲第41項に記載の装置。 43.ベルト(10)の前端及び/又は後端を巻取るためのリール(11,12 )が床に平行の共通の軸(127)に配設されていることを特徴とする、請求の 範囲第1項ないし第42項に記載の装置。 44.貨物室(3)の床(14)又は運搬ベース(18)がわん曲して形成され ている場合に、ベルト(10)が種種異なる高さのガイドローラ(128)を経 てその上の共通の軸(127)へ導かれることを特徴とする、請求の範囲第43 項に記載の装置(第27図)。 45.貸物室(3)の床(14)又は運搬ベース(18)がわん曲して形成され ている場合に、ベルト(10)の前端及び/又は後端を巻取るためのリール(1 1,12)が並列して互いに傾斜して配設された軸(121,122)に固定さ れていることを特徴とする、請求の範囲第1項ないし第44項のいずれか1項に 記載の装置(第25図,第26図)。 46.ベルト(10)の前端及び/又は後端を巻取るためのリール(11,12 )がハウジング(7)の中に配設され、ベルト(10)が場合によってはベルト 押さえ(126)を経て所定の高さでハウジング(7)から導き出されることを 特徴とする、請求の範囲第1項ないし第45項のいずれか1項に記載の装置。 47.飛行機貨物室で小口荷物の位置ぎめのために慣用の異形レール(31)が 貨物室(3)の各側壁(15)に定着され、かつ異形レール(31)に定着され た固定部材(保持ボルト35)による圧縮力に応答する接触バー(139)が異 形レール(31)に設けられ、固定部材(保持ボルト35)を定着すると接触バ ー(139)が運搬ベース(9)のモータ駆動装置(8)を遮断することを特徴 とする、請求の範囲第1項ないし第46項のいずれか1項に記載の装置。
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