JPH0650204Y2 - インクリボン - Google Patents

インクリボン

Info

Publication number
JPH0650204Y2
JPH0650204Y2 JP8010189U JP8010189U JPH0650204Y2 JP H0650204 Y2 JPH0650204 Y2 JP H0650204Y2 JP 8010189 U JP8010189 U JP 8010189U JP 8010189 U JP8010189 U JP 8010189U JP H0650204 Y2 JPH0650204 Y2 JP H0650204Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
viscosity
ribbon
ink ribbon
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8010189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0320170U (ja
Inventor
光洋 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Co Ltd
Original Assignee
General Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Co Ltd filed Critical General Co Ltd
Priority to JP8010189U priority Critical patent/JPH0650204Y2/ja
Publication of JPH0320170U publication Critical patent/JPH0320170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0650204Y2 publication Critical patent/JPH0650204Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインパクト印字用のファブリックインクリボン
に関する。
〔従来の技術〕
タイプライターやドットインパクト型プリンタなどによ
るインパクト印字用に、ファブリックインクリボンが用
いられている。この場合、打字されるのはインクリボン
の全幅ではなく、その一部である中央部だけである。そ
して両側部には、中央部のインクが打字されて消耗した
ときに、両側部のインクが中央部に浸透してきて中央部
のインクを補充するという作用がある。この作用を有効
に利用することにより印字耐久性の良いインクリボンが
得られることから、従来はインク流動性の良いすなわち
粘度の低いインクをファブリックに塗布して印字耐久性
の良いインクリボンを製造していた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、粘度の低いインクは印字初期において印
字汚れや印字滲みを生じやすいという欠点があった。こ
うした印字汚れや印字滲みをすくなくするためには粘度
の高いインクを塗布すればよいのであるが、これでは上
記作用を有効に利用することが出来ず、このため印字耐
久性が悪くなってしまう。
したがって、印字初期における印字汚れや印字滲みを生
ずることがなく、しかも印字耐久性の良いインクリボン
が求められていた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、打字される帯状領域のインクの粘度をその両
側の帯状領域のインクの粘度よりも高くしたインパクト
印字用のインクリボンを提供することにより、上記課題
を解決するものである。
以下に、本考案を図面を用いて説明する。
本考案のインクリボン1は、典型的には、その幅方向に
3つの帯状領域2、3、4を有する。
リボン中央部の帯状領域3はタイプライターやプリンタ
ーなどにより打字される幅Aよりもわずかに大きい幅を
有し、比較的粘度の高いインクが塗布されている。打字
幅Aより約1〜5mm程度大きいことが好ましい。またイ
ンク粘度は、3000cP以上であることが好ましい。
帯状領域2、4は領域3の両側に位置し、比較的粘度の
低いインクが塗布されている。インク粘度は、1000cP以
下であることが好ましい。領域2および4には一般に同
じ粘度のインクが塗布されるが、必ずしも同じ粘度でな
くてもよい。
いずれにしても、打字される部分とそれ以外の部分と
で、粘度の異なるインクが帯状に塗布される。
それぞれの領域に塗布するインクは、同系統のインクで
粘度だけを変えたものであってもよいし、異系統のイン
クでもよい。また、色目も全く同じでもよいし、少し異
なった色目のものでも良い。
さらに、各領域に塗布するインクの塗布量が同じであっ
てもよいし、異なる塗布量として印字耐久性の濃度変化
を種々コントロールしてもよい。
なお、打字領域が2以上の帯状領域に分かれているとき
は、それにあわせて比較的粘度の高いインクを2以上の
帯状領域に塗布することができる。
〔作用および効果〕
本考案のインクリボンにおいては、打字される領域には
粘度の高いインクが塗布されているため、印字初期にお
いても印字汚れや印字滲みがほとんどない鮮明な印字を
得ることができる。
また、打字される領域のインクが消耗してくれば、その
両側の領域の流動性の良いインクが打字される漁期に浸
透していく。このため、印字濃度があまり低下せず、印
字耐久性も改善される。なお、このときはインクリボン
全体のインク量が少なくなっているので、流動性の良い
インクが浸透してきてそれが印字されても印字汚れや印
字滲みを生ずることはない。
以上のように、本考案によれば、印字汚れや印字滲みが
ほとんどなく、しかも印字耐久性のよいリボンが提供さ
れる。
なお、各帯状領域のインクの種類や塗布量を種々変える
ことにより、印字耐久による濃度変化の移り変わりを微
妙にコントロールすることができ、1種類のインクを塗
布しただけではできないリボン特性を得ることが可能と
なる。
〔実施例〕
13mm幅のファブリックリボンの中央部に、5mm幅で粘度
の高いインクIを塗布し、その両側の各4mm幅の領域に
粘度の低いインクIIを塗布して、インクリボンを製造し
た。各インクの成分および粘度は以下の通りである。
このインクリボンを用いてセイコーエプソン社製VP−13
0Kで300万字の印字を行ったところ、印字の初期におい
ても印字汚れや印字滲みは発生せず、また、印字濃度の
低下はわずかであった。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のインクリボンの好適な態様を示すもので
ある。 〔主要部分の符号の説明〕 1……インクリボン 3……打字される帯状領域 2,4……両側の帯状領域 A……打字幅

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インパクト印字用のファブリックインクリ
    リボンにおいて、打字される帯状領域のインクの粘度を
    その両側の各帯状領域のインクの粘度より高くしたこと
    を特徴とするインクリボン。
  2. 【請求項2】インパクト印字用のファブリックインクリ
    ボンにおいて、打字されるリボン中央部帯状領域のイン
    クの粘度を両側帯状領域のインクの粘度より高くしたこ
    とを特徴とするインクリボン。
  3. 【請求項3】打字される帯状領域のインクの粘度が3000
    cP以上であり、その両側の各帯状領域のインクの粘度が
    1000cP以下である請求項1または2記載のインクリボ
    ン。
JP8010189U 1989-07-10 1989-07-10 インクリボン Expired - Lifetime JPH0650204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8010189U JPH0650204Y2 (ja) 1989-07-10 1989-07-10 インクリボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8010189U JPH0650204Y2 (ja) 1989-07-10 1989-07-10 インクリボン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0320170U JPH0320170U (ja) 1991-02-27
JPH0650204Y2 true JPH0650204Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31624857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8010189U Expired - Lifetime JPH0650204Y2 (ja) 1989-07-10 1989-07-10 インクリボン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0650204Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0320170U (ja) 1991-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5181045A (en) Bleed alleviation using pH-sensitive dyes
EP0791473A3 (en) Ink jet recording ink and recording method
US6464334B2 (en) Method for improving the quality of printing processes involving black pixel depletion
EP0623473A2 (en) Increased print resolution in the carriage scan axis of an inkjet printer
JPH0657192A (ja) インクジェットインクセットおよびカラーブリードの軽減方法
JP3831419B2 (ja) インクジェット印刷ヘッドによってカラー印刷する方法
US3154183A (en) Ribbon shift for error-obliterating typewriters
US3114447A (en) Ribbon for typing and obliterating
JPH0650204Y2 (ja) インクリボン
JP2001205800A (ja) インクジェットプリンタ用定着剤発生装置
KR960033770A (ko) 블랙부내의 칼라를 강화하는 잉크젯 프링팅 방법
CA2218224A1 (en) A method of operating a thermal printer
JP2730907B2 (ja) インクジェット・プリント方法
JP2651227B2 (ja) インクジェット画像記録装置
US6318265B1 (en) Inking system including reusable paper and water-humectant ink
US2094550A (en) Typewriter
JPH07113707B2 (ja) プリンタヘツド
JPS5747676A (en) Dot printer
JP3019553B2 (ja) 熱転写インクリボン
JP2735852B2 (ja) インクジェット記録方法
JPH0512048Y2 (ja)
US639379A (en) Type for arabic characters.
JPS6017332Y2 (ja) インクリボン機構
ITTO950172A1 (it) Stampante a colori a getto di inchiostro
JPH0148877B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term