JPH0650132B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0650132B2 JPH0650132B2 JP31076889A JP31076889A JPH0650132B2 JP H0650132 B2 JPH0650132 B2 JP H0650132B2 JP 31076889 A JP31076889 A JP 31076889A JP 31076889 A JP31076889 A JP 31076889A JP H0650132 B2 JPH0650132 B2 JP H0650132B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- resistance
- power transmission
- transmission device
- resistance plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/005—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with multiple lamellae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば四輪駆動車に使用される動力伝達装
置に係り、さらに詳しくは、作動室内の抵抗板が受ける
粘性流体の粘性抵抗により動力を伝達する動力伝達装置
に関する。
置に係り、さらに詳しくは、作動室内の抵抗板が受ける
粘性流体の粘性抵抗により動力を伝達する動力伝達装置
に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の動力伝達装置としては、例えば特開昭5
8−50349号公報に記載のいわゆるビスカスカップ
リング装置がある。このビスカスカップリング装置は、
作動室内に封入されたシリコンオイル等の粘性流体内で
ケース側、シャフト側にそれぞれ抵抗板が回転方向に係
合して交互に配設されたもので、ケース、シャフトと一
体に回転する複数の抵抗板が相対回転を起そうとすると
き、粘性流体の粘性抵抗によって動力を伝達するもので
ある。
8−50349号公報に記載のいわゆるビスカスカップ
リング装置がある。このビスカスカップリング装置は、
作動室内に封入されたシリコンオイル等の粘性流体内で
ケース側、シャフト側にそれぞれ抵抗板が回転方向に係
合して交互に配設されたもので、ケース、シャフトと一
体に回転する複数の抵抗板が相対回転を起そうとすると
き、粘性流体の粘性抵抗によって動力を伝達するもので
ある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようなビスカスカップリング装置のトルク特性
は、作動室内に封入されるシリコンオイル等の粘性流体
に左右される。この粘性流体の粘度は、抵抗板間のシヤ
レート(速度勾配)によって変化するものである。
は、作動室内に封入されるシリコンオイル等の粘性流体
に左右される。この粘性流体の粘度は、抵抗板間のシヤ
レート(速度勾配)によって変化するものである。
第6図はシヤレートに対する見掛け粘度の関係図であ
り、粘度1000mm2/Sかそれ以上のシリコンオイル
は、シヤレートに応じて粘度が変化することを示してい
る。ここで、見掛けの粘度はある決められた量の液を毛
細管中を押し流すのに必要な圧力の関数として測定され
る。
り、粘度1000mm2/Sかそれ以上のシリコンオイル
は、シヤレートに応じて粘度が変化することを示してい
る。ここで、見掛けの粘度はある決められた量の液を毛
細管中を押し流すのに必要な圧力の関数として測定され
る。
ところで、ビスカスカップリング装置のトルク特性を向
上するために、各抵抗板間の間隙を小さくすることによ
り、粘性流体の粘性抵抗を高めることが考えられる。こ
の場合、従来のビスカスカップリング装置にあっては、
ケース側、シャフト側のそれぞれの抵抗板間の間隙が同
一に構成されているため、各抵抗板間の間隙を小さくす
ると、周速が速い外周部分におけるシヤレートが増加
し、第6図に示すようにこのシヤレートの増加によって
粘性流体の見掛けの粘度が低下するので、トルクアップ
が阻害されトルク特性の向上に限界があった。
上するために、各抵抗板間の間隙を小さくすることによ
り、粘性流体の粘性抵抗を高めることが考えられる。こ
の場合、従来のビスカスカップリング装置にあっては、
ケース側、シャフト側のそれぞれの抵抗板間の間隙が同
一に構成されているため、各抵抗板間の間隙を小さくす
ると、周速が速い外周部分におけるシヤレートが増加
し、第6図に示すようにこのシヤレートの増加によって
粘性流体の見掛けの粘度が低下するので、トルクアップ
が阻害されトルク特性の向上に限界があった。
そこでこの発明は、より一層のトルク特性の向上を図る
ことができる動力伝達装置の提供を目的とする。
ことができる動力伝達装置の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの発明は、回転入力を受け
る第1回転体と、この第1回転体に相対回転可能に嵌合
された第2回転体と、前記第1回転体および第2回転体
間に形成され粘性流体を封入した作動室と、前記作動室
内において前記第1回転体と第2回転体とにそれぞれ回
転方向に係合して交互に配設された複数の抵抗板とを備
えてなる動力伝達装置において、前記両抵抗板間の隙間
を外周側が内周側よりも相対的に広くなるように形成す
る構成とした。
る第1回転体と、この第1回転体に相対回転可能に嵌合
された第2回転体と、前記第1回転体および第2回転体
間に形成され粘性流体を封入した作動室と、前記作動室
内において前記第1回転体と第2回転体とにそれぞれ回
転方向に係合して交互に配設された複数の抵抗板とを備
えてなる動力伝達装置において、前記両抵抗板間の隙間
を外周側が内周側よりも相対的に広くなるように形成す
る構成とした。
(作用) 上記構成によれば、第1回転体側の抵抗板と第2回転体
側の抵抗板との間隙が、外周側へ向けて相対的に大きく
なっている。
側の抵抗板との間隙が、外周側へ向けて相対的に大きく
なっている。
このため、各抵抗板間の間隙を小さくした場合にも抵抗
板の外周側部分でのシヤレートの増加が抑制され、これ
に伴って粘性流体の粘度の低下が抑制される。
板の外周側部分でのシヤレートの増加が抑制され、これ
に伴って粘性流体の粘度の低下が抑制される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る動力伝達装置の縦断
面図、第2図はこの発明に係る動力伝達装置を適用した
四輪駆動車全体を示す図である。
面図、第2図はこの発明に係る動力伝達装置を適用した
四輪駆動車全体を示す図である。
第2図に示すように、エンジン1およびトランスミッシ
ョン3が車両の前部に横向きに配置されている。トラン
スミッション3からの出力は、トランスファ5を介して
一方では左右の前輪7に伝達され、また、他方ではビス
カスカップリング装置9およびプロペラシャフト11を
介してファイナルドライブユニット13に伝達され、さ
らに、ファイナルドライブユニット13から左右の後輪
15に伝達される。
ョン3が車両の前部に横向きに配置されている。トラン
スミッション3からの出力は、トランスファ5を介して
一方では左右の前輪7に伝達され、また、他方ではビス
カスカップリング装置9およびプロペラシャフト11を
介してファイナルドライブユニット13に伝達され、さ
らに、ファイナルドライブユニット13から左右の後輪
15に伝達される。
前記ビスカスカップリング装置9は、入力軸と出力軸と
の間にわずかな回転数差が生じた場合に、わずかなトル
クを伝達するという特性を有し、大きな回転数差に対し
て極めて大きなトルクを伝達する機能を有している。
の間にわずかな回転数差が生じた場合に、わずかなトル
クを伝達するという特性を有し、大きな回転数差に対し
て極めて大きなトルクを伝達する機能を有している。
このビスカスカップリング装置9は、第1図に示すよう
に、前記トランスファ5から延出された回転入力を受け
る第1回転体としての伝達軸17(第1図では1部省
略)にスプライン19により嵌挿されたスリーブ21の
外周に、第2回転体としてのケース23が相対回転可能
に嵌合され、前記スリーブ21とケース23との間には
密閉状に形成された作動室25が設けられている。ケー
ス23は筒状の外筒27の一端側にフランジ29、他端
側に出力部31が嵌合され、これらを溶接等の手段によ
り一体化して形成されている。そして、出力部31には
フランジヨーク33がボルト35等によって連結され、
さらにプロペラシャフト11が連結されている。
に、前記トランスファ5から延出された回転入力を受け
る第1回転体としての伝達軸17(第1図では1部省
略)にスプライン19により嵌挿されたスリーブ21の
外周に、第2回転体としてのケース23が相対回転可能
に嵌合され、前記スリーブ21とケース23との間には
密閉状に形成された作動室25が設けられている。ケー
ス23は筒状の外筒27の一端側にフランジ29、他端
側に出力部31が嵌合され、これらを溶接等の手段によ
り一体化して形成されている。そして、出力部31には
フランジヨーク33がボルト35等によって連結され、
さらにプロペラシャフト11が連結されている。
ケース23は伝達軸17に一体的に嵌挿されたスリーブ
21に対してフランジ29と出力部31とが軸受37,
39を介して回転自在に支持されている。ケース23の
フランジ29と出力部31とにはスリーブ21に対して
シール部材41,43が設けられている。そして、シー
ル部材41,43によって作動室25は密封形成され、
この作動室25にはシリコンオイル等のような粘性流体
が封入されている。
21に対してフランジ29と出力部31とが軸受37,
39を介して回転自在に支持されている。ケース23の
フランジ29と出力部31とにはスリーブ21に対して
シール部材41,43が設けられている。そして、シー
ル部材41,43によって作動室25は密封形成され、
この作動室25にはシリコンオイル等のような粘性流体
が封入されている。
前記作動室25内には、ケース23の外筒27の内周壁
に形成されたスプライン45により回転方向に係合され
た複数の第1抵抗板47と、スリーブ21の外周に形成
されるスプライン49により回転方向に係合された複数
の第2抵抗板51とが交互に配設され、ケース23側の
第1抵抗板47間に所定間隔を保つための位置決めスペ
ーサリング53がスリーブ21側の第2抵抗板51の外
周に接触しないように各第1抵抗板47間に挿入されて
いる。なお、スペーサリング53は内周側のみ、あるい
は双方に設けるようにすることもできる。
に形成されたスプライン45により回転方向に係合され
た複数の第1抵抗板47と、スリーブ21の外周に形成
されるスプライン49により回転方向に係合された複数
の第2抵抗板51とが交互に配設され、ケース23側の
第1抵抗板47間に所定間隔を保つための位置決めスペ
ーサリング53がスリーブ21側の第2抵抗板51の外
周に接触しないように各第1抵抗板47間に挿入されて
いる。なお、スペーサリング53は内周側のみ、あるい
は双方に設けるようにすることもできる。
第3図にその詳細を示すように、前記ケース23側の第
1抵抗板47は、均一な肉厚の薄板状に形成されてお
り、また、スリーブ21側の第2抵抗板51は、内周か
ら外周に向けて肉厚が連続的に薄くなるテーパ状に形成
されている。従って、ケース23側の第1抵抗板47と
スリーブ21側の第2抵抗板51との隙間は、スリーブ
21側(内周側)からケース23側(外周側)に向けて
連続的に大きくなっている。
1抵抗板47は、均一な肉厚の薄板状に形成されてお
り、また、スリーブ21側の第2抵抗板51は、内周か
ら外周に向けて肉厚が連続的に薄くなるテーパ状に形成
されている。従って、ケース23側の第1抵抗板47と
スリーブ21側の第2抵抗板51との隙間は、スリーブ
21側(内周側)からケース23側(外周側)に向けて
連続的に大きくなっている。
つぎに、上記一実施例の作用について説明する。
エンジン1の駆動力は、トランスミッション3によって
所定の変速を行われた後、トランスファ5を経て一方で
は前輪7に伝達され、また、他方ではビスカップリング
装置9、プロペラシャフト11およびファイナルドライ
ブユニット13を介して後輪15に伝達される。
所定の変速を行われた後、トランスファ5を経て一方で
は前輪7に伝達され、また、他方ではビスカップリング
装置9、プロペラシャフト11およびファイナルドライ
ブユニット13を介して後輪15に伝達される。
トランスファ5の伝達軸17からビスカスカップリング
装置9に伝達される回転力は、前記伝達軸17にスプラ
イン19により嵌挿されたスリーブ21と一体的に回転
する第2抵抗板51と、作動室25内に封入された粘性
流体の粘性抵抗とから第1抵抗板47に伝わり、第1抵
抗板47と一体的に回転するケース23に伝えられ、出
力部31に連結されたフランジヨーク33を介してプロ
ペラシャフト11に伝送される。
装置9に伝達される回転力は、前記伝達軸17にスプラ
イン19により嵌挿されたスリーブ21と一体的に回転
する第2抵抗板51と、作動室25内に封入された粘性
流体の粘性抵抗とから第1抵抗板47に伝わり、第1抵
抗板47と一体的に回転するケース23に伝えられ、出
力部31に連結されたフランジヨーク33を介してプロ
ペラシャフト11に伝送される。
ところで、上記ビスカスカップリング装置9は回転入力
を受けるスリーブ21側の第2抵抗板51が内周から外
周に向けて肉厚が連続的に薄くなるテーパ状に形成され
ており、ケース23側の第1抵抗板47との間隙がスリ
ーブ21側からケース23側に向けて連続的に大きくな
るように形成しているため、第1抵抗板47と第2抵抗
板51との間隙を小さくした場合でも、第2抵抗板51
の外周部分のシヤレート(速度勾配)の増加が従来例に
比較して小さくなり、これに伴って粘性流体の見掛け粘
度の変化が小さくなって、粘度の良好なシヤレート範囲
を利用することができる。すなわち、内外周の見掛けの
粘度が同一になれば、この粘度が減少しないシヤレート
ぎりぎりまで両抵抗板47,51を近接させることがで
きる。
を受けるスリーブ21側の第2抵抗板51が内周から外
周に向けて肉厚が連続的に薄くなるテーパ状に形成され
ており、ケース23側の第1抵抗板47との間隙がスリ
ーブ21側からケース23側に向けて連続的に大きくな
るように形成しているため、第1抵抗板47と第2抵抗
板51との間隙を小さくした場合でも、第2抵抗板51
の外周部分のシヤレート(速度勾配)の増加が従来例に
比較して小さくなり、これに伴って粘性流体の見掛け粘
度の変化が小さくなって、粘度の良好なシヤレート範囲
を利用することができる。すなわち、内外周の見掛けの
粘度が同一になれば、この粘度が減少しないシヤレート
ぎりぎりまで両抵抗板47,51を近接させることがで
きる。
従って、同一容積の作動室25で高トルクを得ることが
でき、さらに、トルク特性をリニア化することができる
(第4図参照)。
でき、さらに、トルク特性をリニア化することができる
(第4図参照)。
第5図はこの発明に係る他の実施例を示すもので、この
実施例は、スリーブ21側に設ける第2抵抗板55を、
2個の皿バネ形状のプレート57を背中合せで組合せ、
内周から外周に向けて抵抗板47との隙間が変化するよ
うにテーパ状に形成している。
実施例は、スリーブ21側に設ける第2抵抗板55を、
2個の皿バネ形状のプレート57を背中合せで組合せ、
内周から外周に向けて抵抗板47との隙間が変化するよ
うにテーパ状に形成している。
従って、この実施例でも、ケース23側の第1抵抗板4
7とスリーブ21側の第2抵抗板55との間隙がスリー
ブ21側からケース23側に向けて連続的に大きくなる
ので、上記実施例と同様な効果を得ることができる。ま
た、抵抗板そのものは厚みの一定な板で形成でき、製造
が容易となる。又、この実施例ではスペーサリング53
を用いずプレート57を内周側で当接させ、第2抵抗板
55を位置決めしてもよい。なお、スペーサリング53
は外周側のみ、あるいは双方に設けることもできる。
7とスリーブ21側の第2抵抗板55との間隙がスリー
ブ21側からケース23側に向けて連続的に大きくなる
ので、上記実施例と同様な効果を得ることができる。ま
た、抵抗板そのものは厚みの一定な板で形成でき、製造
が容易となる。又、この実施例ではスペーサリング53
を用いずプレート57を内周側で当接させ、第2抵抗板
55を位置決めしてもよい。なお、スペーサリング53
は外周側のみ、あるいは双方に設けることもできる。
なお、この発明は抵抗板間の隙間に変化があればよいも
ので、抵抗板そのものの形状は限定されず、断面台形
状、翼形状等種々のものがある。又隙間も抵抗板の両側
で変化させる必要はなく片側でもよい。さらに、外周側
の抵抗板47の形状を変えるようにすることもできる。
ので、抵抗板そのものの形状は限定されず、断面台形
状、翼形状等種々のものがある。又隙間も抵抗板の両側
で変化させる必要はなく片側でもよい。さらに、外周側
の抵抗板47の形状を変えるようにすることもできる。
[発明の効果] 以上の説明より明らかなように、この発明の構成によれ
ば、各抵抗板間の間隙を小さくした場合でも、抵抗板の
外周側のシヤレートの増加が抑制され、粘性流体の見掛
け粘度の低下が抑制される。
ば、各抵抗板間の間隙を小さくした場合でも、抵抗板の
外周側のシヤレートの増加が抑制され、粘性流体の見掛
け粘度の低下が抑制される。
従って、粘度の良好なシヤレート範囲を利用することが
できるため、同一容積の作動室で高トルクを得ることが
でき、さらに、トルク特性をリニア化することもでき
る。
できるため、同一容積の作動室で高トルクを得ることが
でき、さらに、トルク特性をリニア化することもでき
る。
第1図はこの発明の一実施例に係る動力伝達装置の断面
図、第2図はこの発明に係る動力伝達装置を適用した四
輪駆動車全体を示す図、第3図は要部拡大断面図、第4
図はトルク特性を示す図、第5図は他の実施例の要部拡
大断面図、第6図は粘性流体のシヤレートに対する見掛
け粘度の関係を示す図である。 17……伝達軸 21……スリーブ(第1回転体) 23……ケース(第2回転体) 25……作動室 47……第1抵抗板 51,55……第2抵抗板
図、第2図はこの発明に係る動力伝達装置を適用した四
輪駆動車全体を示す図、第3図は要部拡大断面図、第4
図はトルク特性を示す図、第5図は他の実施例の要部拡
大断面図、第6図は粘性流体のシヤレートに対する見掛
け粘度の関係を示す図である。 17……伝達軸 21……スリーブ(第1回転体) 23……ケース(第2回転体) 25……作動室 47……第1抵抗板 51,55……第2抵抗板
Claims (1)
- 【請求項1】回転入力を受ける第1回転体と、この第1
回転体に相対回転可能に嵌合された第2回転体と、前記
第1回転体および第2回転体間に形成され粘性流体を封
入した作動室と、前記作動室内において前記第1回転体
と第2回転体とにそれぞれ回転方向に係合して交互に配
設された複数の抵抗板とを備えてなる動力伝達装置にお
いて、前記両抵抗板間の隙間を外周側が内周側よりも相
対的に広くなるように形成したことを特徴とする動力伝
達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31076889A JPH0650132B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31076889A JPH0650132B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03292424A JPH03292424A (ja) | 1991-12-24 |
JPH0650132B2 true JPH0650132B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=18009243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31076889A Expired - Fee Related JPH0650132B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650132B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5662196A (en) * | 1994-06-01 | 1997-09-02 | Gkn Viscodrive Gmbh | Viscous coupling having a toothed hub used as carrier for the inner plates |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP31076889A patent/JPH0650132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5662196A (en) * | 1994-06-01 | 1997-09-02 | Gkn Viscodrive Gmbh | Viscous coupling having a toothed hub used as carrier for the inner plates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03292424A (ja) | 1991-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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