JPH06501291A - 耐火性のガラス製隔壁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 耐火性のガラス製隔壁 本発明は、固定要素及び／又は閉鎖要素のための金具が設けられ、防火ガラス製 の少なくとも１つの板から形成された区画を有する耐火性のガラス製隔壁に関す る。

耐火性のガラス製隔壁は今まで、金属製輪郭でフレームが製造され、そのフレー ムの中に防火ガラス製の板が入れられ、対応するガラス保持桟によって保持され る様にして構成されていた。部屋の方に向いた金属製輪郭の面に耐火性の材料か らなる被覆を適当に行うことによって、金属製輪郭の領域に対しても必要な耐　 。

天性か得られた。この技術は固定のガラス製隔壁、適当なドアのあるガラス製隔 壁のためにも耐火性のガラスドアに対しても適用された。これに対応して本発明 の意味での概念「ガラス製隔壁ｊとは、防火ガラス製の唯一の区画によって形成 される簡単な耐火性のドアも、ドアが有ったり無かったりする幾区画の固定性の ガラス隔壁をも含むものである。この種のガラス製隔壁は良いことか分かったが 、しかしながら面積の大きなガラス製隔壁に関して最近の建築的な要件に完全に は適合しない。

普通の構造のガラス製隔壁に対して、ガラス製隔壁を、ガラス製隔壁がそれ自身 支持する構成部材として壁領域、床領域及び天井領域に固定されて、薄い継続弾 性的なシリコーン−パテ継ぎ目を有する互いに境を接する板ガラスが相互に結合 される様にして構成することは、更にいわゆる安全ガラスか用いられて公知とな っている。幾分必要な金具特にドア領域においてドアの蝶番、錠及び把手のだめ の必要な金具は、板ガラスには複数の孔が設けられ、また金具か貫通ネジを用い て両側に位置する締付はプレートを介して固定されるようにしてようにして固定 される。防火ガラスを使用した場合自体、二の様に構成されたガラス製隔壁は耐 火性の区画壁に課された要件を満たすものではない。

本発明の課題とするところは、初めに述へた種の耐火性のフレームの無（Ａガラ ス製隔壁を創ることである。

この課題は本発明によれば、板の端面が弾性材料から成る縁部を包みこむシール 輪郭でぐるりと被覆され、その材料には少なくともガラス板の方に向いたその領 域に熱作用を受けて発泡する材料か設けられ、そして縁部領域内に突出する金具 部分がシール輪郭によって一緒に取り圓まれ、その際包囲された領域における全 体の厚さはほぼ板の全体の厚さと等しくなる様にして解決される。この種の装置 には、板を自己保持する構成部材として適用しつるという長所があり、その際そ れぞれの継ぎ目領域は、壁接続部、天井接続部又は床接続部の領域においてであ れ、２つの互いに境を接するガラス板によって形成された区画の間の領域におい てであれ、燃焼した場合には使用した防火ガラスの耐用期間の長さのため耐火性 が確保される様に構成されている。燃焼した場合に熱い側の方に向けられたシー ル輪郭の部分が熱作用に襲われ又は破壊されるや否や、発泡する材料は熱作用に 曝され、この場合そこにある分離継ぎ目は完全に発泡させることができ、その結 果予定した時間のため熱も煙も燃焼とは反対側に通さない。この場合、ガラス板 に付いている金具が、ガラス板と一緒にシール輪郭によって取り囲まれた領域に おいてこの領域内で防火ガラスの外側層の部分的な距離によって多層の防火ガラ ス−板の全体厚さに等しくなることが重要である。これによって、ドアにも途切 れのない肩囲を取り巻ぐ耐火性のシールを設けることが可能であり、そのシール では燃焼した場合に発泡材料によって継ぎ目が閉じられる。

この装置の更に別の長所は、多層の防火ガラスの端面が被覆され、従って傷に対 しても、特に湿気の侵入に対しても又はドアの所に生ずるような端面を塞ぐ傷が 避けられるという点にある。前記したことから、区画壁がドアとして形成した区 画を含んでいる時でも、この種の特に多区画の区画壁は、光学的にも従って建築 学的な着想においてもフレームの無い全ガラス壁に相当することがはっきりする 。従来技術によるガラス製隔壁に対して、支えているフレーム構造と比較して個 別の区画を制限するシール輪郭を非常に狭く構成することができ、そのためここ では単に個々の区画の境界だけか真っ直ぐに見えるように成る。

本発明の特に有利な実施形態では、シール輪郭がほぼＵ字形の断面を備え、少な くとも１つの脚部には、外側に向き長手方向に貫通するウェブ状の突起か設けら れている襟に構成されている。シール輪郭のＵ字形の領域がほぼ該当する板の端 面を保護し、発泡する材料を収容し、そしてシール輪郭自身を板に固定するのに 役立てる一方で、貫通し外側に向くウェブ状の突起が境界面に間して密閉するの に役立つ。このことは、床及び天井を含めた境界を接する建物壁の領域を境を接 し固定する別の板及び／又は境を接するドアとしても良いということである。

ウェブのこの形状及び幾何学的な向きはこの場合それぞれの使用状態に合わせら れる。

特に好ましい実施例では、少なくとも１つのウェブ状の突起がシール輪郭に曲が り易く構成されているにする。この様な曲がり易い突起はこの場合シールリップ 式に作用し、従ってこの突起はその固有の予緊張で境界付けるシール面に接合す る。特に有利にはこの場合、曲がり易くウェブ状の突起はＵ字形輪郭の自由な脚 部端部に当たり、反対方向で脚部の方へ延びている。

本発明の更に別の実施例では、Ｕ字形輪郭の少なくとも１つの脚部には横ウェブ にそれが当たる範囲には、横ウェブによって形成されたＵ字形輪郭の背を越えて 突出し、特に有利にはウェブ状の突起に比べて強い長手方向に貫通するストッパ ーウェブが設けられているようにする。この様に形成されたシール輪郭は、２つ の固定区画の間の継ぎ目を密閉するためにも固定区画と可動区画、即ちドアとの 間の継ぎ目を密閉するためにも使用することが出来る。ストッパーウェブはこの 場合境界付ける区画においてシール輪郭の曲がり易くウェブ状の突起に対する対 抗面として役立つ。

本発明の別の実施例では、Ｕ字形の輪郭には、横ウェブと一緒にＵ字形の対抗輪 郭を形成する２つのストッパーウェブが設けられている。この種のシール輪郭は 特に有利には２つの固定区画の間を密閉するために設けられている。この種のシ ール輪郭内にその時、曲がり易くウェブ状の複数の突起を存する２つの曲かり易 くウェブ状の突起を設けたノール輪郭をずらし入れることが出来る。両方のガラ ス板の縁部を取り囲む両方のシール輪郭の対応する対称的な形状では完璧な光学 系が達成され、その光学系は２つの分離された輪郭により両方の互いに境を接す るガラス板の間の継ぎ目の密閉が形成されることを分からないようにする。この 実施例の更に別の長所というのは、一方ではＵ字形の対抗輪郭と、本発明の実施 例におけるシール輪郭との間の中間室内には、距離要素及び／又は貫通する補強 要素を挿入することが出来る点にある。この場合両方の入り予成にずれるシール 輪郭の間に残っている中間室が熱作用を受けて発泡する材料で満たされている時 により目的に適っている。

本発明の実施例では更に、金具がガラス板とネジ止めされる締付はプレートを備 えており、そのプレートは縁部側で締付けられる板部分から突出され、そして耐 火性で熱絶縁性の材料からなるプレート形状の被覆で締付はプレートが被覆され ている様にする。これにより、それがガラス層を結合する中間層を含めた外側に 位置するガラス層を取り除くことによって補償され、その結果金具領域を含めた 板面全体がほぼ同じ耐火性を備えることになる。

本発明の更に別の実施例では、耐火性で熱絶縁性の材料が被覆カセットの中に保 持され、それらの直角に曲げた縁部は板の縁にまで達し、シール輪郭によって包 囲されている様にする。これにより丁度臨界的な移行領域がシール輪郭により一 緒に取り囲まれ、確実に密閉されることが補償されている。

本発明は、幾つかの実施例の略図的な図面に基づいて詳細に説明される。

図１は、２枚の両開き罪状のドアの形をしたガラス製隔壁を示し、図２は図１に おける線［１−Ｉｆによる水平断面を示し、図３は図１における線ｌｌｌ−ｌｆ ｆによる水平断面を示し、図４は図１における線［Ｖ−［Ｖによる垂直断面を示 し、図５は図１における線Ｖ−■による垂直断面を示し、図６は図１における線 Ｖｒ−Ｖｌによる水平断面を示し、図７は図１における線ｖｏ−ｖｒ＋による断 面を示し、図８は固定のガラス製隔壁を示し、 図９は図８における線ＩＸ−ｒＸによる横断面を示し、図］Ｏは図９による装置 の別の実施形を示し、図１１は図１３における［Ｉ−ＸＩによる垂直断面図を示 し、図１２は図１３におけ６［ｌｌ−Ｘ１ｒによる垂直断面図を示し、図１３は 図８における詳細部分Ａを拡大した図を示す。

図１は正面図で耐火性のガラス製隔壁を示し、それら両方の区画ｌと２がドアと して形成されている。この区画１はこの場合可動扉であり、一方区画２は固定扉 を成す。両方の扉は普通の大枠３を介して壁開口の中に保持されている。

区ｗｉ１と２はそれぞれ多層の防火ガラス製の貫通する板から出来ており、以下 にもっと詳しく説明するように、フレーム無に構成されている。

３層の防火ガラス製の板の大枠領域に対する図２による水平断面図か示すように 、ガラス板にはぐるりと縁を取り囲むシール輪郭４か設けられている。このシー ル輪郭４はほぼＵ字形の横断面を備え、その際両方の脚部５．６は縁部領域でガ ラス板を取り囲んでいる。ガラス板の端面を向けたシール輪郭４の領域には、熱 作用を受けて発泡する材料でできたストライプ７が設けられている。シール輪郭 ４は差し込まれ、接着により脚部５と６とを介してガラス板に保持されている。

燃焼した場合には燃焼側の輪郭部分を壊した後、発泡材料は大枠３に対してシー ル輪郭４の残り作用を促進し、従ってガラス板と大枠との間の継ぎ目は燃焼した 場合にも密閉して閉鎖されたままとなる。すきま風に対して密閉するためシール 輪郭４の脚部６には曲がり易くウェブ状の突起８が設けられ、この突起は脚部６ の自由な脚部端部に当たり、これに対して反対方向に延びる。

図３はドア扉として形成された区画ｌの下方の蝶番バンド９を通る水平断面を示 す。蝶番バンド９はこの場合２つの締付はプレート１０．１１を介してガラス板 と結合されており、その際締付はプレーＮＯ，ＩＩの移行領域において防火ガラ スの両方の外側に位置するガラス層１２．１３は除去されており、その結果締付 はプレーＮ０．１１は普通の全ガラス扉の場合の如く貫通するネジボルトを用い て中央の厚いガラス層１４と締付けられている。締付はプレート１０．１１の厚 さは、全厚さがこの領域において防火ガラスの全厚さと等しくなる様な寸法とな っている。

締付はプレート１０．１１の領域は両側で耐火性材料製のプレート１５て被覆さ れ、この材料はそれ自体強さと固定するという理由から薄い薄板カセット１６内 に保持されている。カセットＩ６はそれぞれネジ１７て締付はプレート１０乃至 は１１とネジ止めされている。カセット１６の外側縁部１８はこの場合中央の厚 いガラス板１４に対して直角に曲がり、材料１５製の中間層で外側縁部の所まで 前方・＼出ており、その結果この領域はシール輪郭４によって同様に取り囲まれ 、従って途切れず貫通し耐火性の密閉が保証されている。固定扉２における蝶番 バンド９は同じ様に形成されている。

図４には下方に位置する蝶番バンド９を通る垂直断面が示されている。この断面 図から一方では両方の締付はプレート１０．１１を接続するネジボルト１９の配 置が分かる。ガラス板１４を通る孔２０はこの場合より目的に合うように被覆２ ］か設けられており、この被覆は、ネジウオームの縁と孔２０の内側面との間の 直接的な接触を阻止するという課題がある。外側に位置するガラス層１２．１３ の縁部２２上と、両締付はプレート１０，１１の縁部との間には中間室があり、 この中間室は同様に耐火性材料のストライプ２３て満たされている。この材料は 、可能な時には、それが同時に中央のガラス板１４と、それぞれ両方の外側に位 置するガラス層１２．１３の間の敏感な中間層を封鎖するよう作られるべきであ る。純粋に美学的な理由から図示の実施例では薄板カセット１６は例えばアルミ ニウムから成る装飾用被覆２４で被覆されている。図５が示すように、上方の蝶 番バンドはそれ相応に形成されている。

図６は水平断面て綻領域と把手領域とを示す。この例でも金具は適当な締付はプ レート１０．Ｉｆ上の蝶番バンドと同様に、ここに図示していない貫通ボルトを 介して中央のガラス板に固定されている。締付はプレート１０．１１はこれまた 耐火性材！ｆｊｒ１５を介して被覆されており、その際綻２５と閉め箱２６の領 域では錠と閉め箱とは耐火性の材料の被覆を形成する。他側にもまたカセット形 状の被覆１６と装飾用被覆２４とが設けられている。

図６により表したものから明らかな様に、この範囲にはシール輪郭４が幾らか違 って形成されている。ガラス板Ｉ乃至はガラス板２の縁を垂直領域内で取り囲む シール輪郭４．１は、図２で述べた様に曲がり易くウェブ状の突起８に対して付 加的に更に１つのストッパーウェブ２７を備え、このウェブはシール輪郭４．１ の背を形成する横方向ウェブ２８に繋がり、この横方向ウェブを別の方向へと突 出させる。それ相応により大きな材料の厚さによってストッパーウェブ２７はウ ェブ状突起２８よりも強く、その結果図示の閉鎖位置においてそれぞれ一方のシ ール輪郭４、■のウェブ状突起４．１は変形を受けて別のシール輪郭４．１の強 いストッパーウェブ２８の内側に接合するが、これは図示の閉鎖位置で明瞭であ る。更に構造、配置及び固定方法は図４に述べたものに等しい。

図７による水平断面から、両方のシール輪郭４．１が床から天井まで途切れず可 動扉１と固定部２との間の扉間隙を貫通して被覆することが分かる。この例でも 燃焼する場合には両輪郭４．１のＵ字形領域の内側で熱作用を受けて発泡する材 料７によって間隙は密閉される。

図８には更に明瞭なものとするために固定し耐火性でフレームの無い全ガラス製 隔壁か図示されている。図示の実施例では区画１．　２．　３はこれまた階と階 との間が高く前記した種の防火ガラスの板から形成されている。個々の区画１． 　２１３の間の垂直な継ぎ目は、図７を用いて既に図１による実施例に対して述 べられた様に、シール輪郭４．１を介して密閉され、又は図９に示した形に成っ ている。図９に示した形のシール輪郭４．２と４．３は図７を用いて述べたシー ル輪郭４．１の変形例を示す。シール輪郭４．２はこの例ては、シール輪郭４． ２には２つのストッパーウェブ２７があり、従って輪郭４．３に対してＵ字形の 対抗輪郭を形成し、その対抗輪郭自体は対称的に形成されており、曲がり易くウ ェブ状の２つの突起８を備えている。これにより図９による配置は図７による実 施例に比へて中心が合うように作用する。

図９による実施例の更に別の長所は図１０に示した変形例から明らかである。

この実施例の場合には輪郭４．２と輪郭４．３とによって境界付けられた中間室 内に、例えば金属レールの如き補強部２９を挿入することが出来る。この補強部 ２９はそこでは両側に熱絶縁性て耐火性の材料から成るストライプ３０で被覆さ れ、この材料は熱作用によって発泡する材料とすることも良い。図１０に示した ソール輪郭４．２の形状は接続用輪郭として壁領域、床領域又は天井領域に適用 することも出来る。特に床領域ではその時図１０に示した貫通する補強部の代わ りにガラス板か”詰められ″、従って挿入された詰め物を介してガラス板の重量 が床に支えられる。Ｕ字形の対抗輪郭の残っている中空室の中にここでも熱作用 を受けて発泡する材料のストライブが挿入され、その結果燃焼する場合には継ぎ 目は自動的に密閉される。輪郭形４．２は図示の実施例に制限されるものではな い。ストッパーウェブ２７は特にこの種の壁接続輪郭に対してより壁が薄く形成 することができ、特に有利にはその他が同じ外側輪郭の場合により薄く形成する ことかでき、従ってウェブ２７はシールリップ式に作用する。

ガラス製隔壁の固定の区画は、図１１に天井領域に対する垂直断面で示されてい る様に、金具要素を介して床領域及び天井領域で天井とネジ止めすることか出来 る。この例でもカセット１６内の耐火性の材料１５を介して被覆されている締付 はプレートｉｏ、ｉｔを用いて耐火性が得られる。この固定金具３１は、ここで 中央の厚いガラス板１４が同じく縁部側の切欠きを備えているという点では別の 金具とは違っており、その為ガラス板１４の一部だけか締付はプレート１０゜１ １によって取り囲まれている。切欠きの縁部側の部分も耐火性材料でできた角材 ３２によって置換され、この角材３２は縁部領域にまで延び、前記した方法でシ ール輪郭によって取り囲まれている。角材を用いて全体の装置は天井乃至は床に 対してネジ止めされ、従ってここで横方向の力は確実に吸収される。

図１２及び図１３において断面図及び正面図において図８における詳細部分への 拡大図として固定部材３３が図示されている。固定部材３３はその構造がほぼ固 定部材３１に対応し、従って図１１による断面図は図１３における断面ＸＩ−Ｘ Ｉに対応している。固定ネジに代わって、押圧バネ３４を介して支えられたスナ ップピン３５が孔の中で固定ネジ用の貫通孔の代わりに角材３２内に案内されて おり、このスナップピンは図１２と関連して図１３から明らかである様に、建物 壁の対応する孔の中にスナップ休止する。

図１３が示す様に、両方の被覆板１２．１３は隅領域て縁部領域３６に対応して 切断されている。厚い中央のガラス板１４は輪郭３７に対応して切断されており 、従って締付はプレート１０．１１は直接このガラス板に締付けることが出来る 。

フロントページの続き （７２）発明者　クーヤス・ブトレフ ドイツ連邦共和国、デー−５０００ケルン１、カイザー−ウィルヘルム−リング 、１３グラスダツハ・ラント・メタルバラ・ニー・ファウ （７２）発明者　ヴイーデマン・ギュンタードイツ連邦共和国、デー−４０３０ ラテインゲン、シャイフェンカンプ、１６　プロマート・ゲゼルシャフト・ミド ・ベシュレンクテル・ハフツング

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）多層−防火ガラス襲の板から形成された少なくとも１つの区画を存し、こ の区画には固定部材及び／又は閉鎖部材用の金具が設けられている耐火性のガラ ス製隔壁において、ガラス板の端面が弾性材料でできた縁部を取り囲んでいるシ ール輪郭（４）でぐるりと被覆されており、少なくともガラス板の端面の方に向 けられた領域には熱作用を受けて発泡する材料（７）が設けられており、そして 縁部領域内へ突出する金具部材（１８）がシール輪郭（４）によって一緒に取り 囲まれており、その際取り囲まれた領域における全体の厚さがほぼガラス板の全 体の厚さに等しいことを特徴とする耐火性のガラス製隔壁。
2. （２）シール輪郭（４）がほぼＵ字形の断面を備え、シール輪郭は少なくとも一 方の脚部（５，６）の所に外側に向き長手方向に貫通するウェブ状の突起（８， ２７）限設けていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のガラス製隔壁。
3. （３）少なくとも１つのウェブ状の突起（８）がシール輪郭（４）の所に曲がり 易く形成されていること限特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載のガラ ス製隔壁。
4. （４）曲がり易くウェブ状の突起（８）がＵ字形輪郭の自由な脚部端（５，６） に当たり、脚部（５，６）に対して反対方向に延びていることを特徴とする請求 の範囲第１項から第３項のうちの１項に記載のガラス製隔壁。
5. （５）シール輪郭（４．１，４．２）の少なくとも一方の脚部（５，６）にはそ の突起の領域で横ウェブの所に、横ウェブにより形成されシール輪郭（４）の背 を介して突出するストッパーウェブ（２７）で、特に有利にはウェブ伏突起（８ ）に比較してより強く長手方向に貫通するストッパーウェブ（２７）が設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第１項から第４項のうちの１項に記載のガラ ス製隔壁。
6. （６）シール輪郭（４．２）には２つのストッパーウェブ（２７）が設けられ、 これらウェブは横ウェブと共にｕ字形の対抗輪郭を形成していることを特徴とす る請求の範囲第１項から第５項のうちの１項に記載のガラス製隔壁。
7. （７）Ｕ字形の対抗輪郭が特に有利な様に貫通する補強部材（２９）を取り囲ん でいることを特徴とする請求の範囲第１項から第６項のうちの正項に記載のガラ ス製隔壁。
8. （８）補強部材（２９）は対抗輪郭の内側で少なくとも一側に、熱絶縁性で、特 に有利には熱作用を受けて発泡する材料（３０）で被覆されていることを特徴と する請求の範囲第７項に記載のガラス製隔壁。
9. （９）ガラス板（１４）を有する金具はネジ止め可能な締付けプレート（１０， １１）を備え、これらプレートは縁部側で締付けられる板部分から突出され、そ して締付けプレート（１０，１１）は耐火性で熱絶縁性の材料からなるプレート 状の被覆（１５）で被覆されていることを特徴とする請求の範囲第二項から第８ 項のうちの１項に記載のガラス製隔壁。
10. （１０）耐火性の材料（１５）がガラス板縁部にまで達し、シール輪郭（４）に よって取り囲まれていることを特徴とする請求の範囲第１項から第９項のうちの １項に記載のガラス製隔壁。