JPH0650093A - シールドテールシールの交換方法 - Google Patents
シールドテールシールの交換方法Info
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- JPH0650093A JPH0650093A JP4218813A JP21881392A JPH0650093A JP H0650093 A JPH0650093 A JP H0650093A JP 4218813 A JP4218813 A JP 4218813A JP 21881392 A JP21881392 A JP 21881392A JP H0650093 A JPH0650093 A JP H0650093A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 損傷が最も激しい最外側のテールシールも交
換できるとともに、地盤改良の必要がなく、交換作業を
安全かつ能率的に行うことができ、交換後の止水性も高
い、シールドテールシールの交換方法を提供する。 【構成】 旧テールシール14a に連続して新テールシ
ール14b をスキンプレート13の内周面に添わせ、新
テールシールがスキンプレートに随伴しないように新テ
ールシールの移動を規制したままシールド掘進機を推進
させる。その推進により、旧テールシールをスキンプレ
ート外へ出すと同時に、新テールシールをスキンプレー
トのテール部に位置させた後、新テールシールをスキン
プレートのテール部に固定する。
換できるとともに、地盤改良の必要がなく、交換作業を
安全かつ能率的に行うことができ、交換後の止水性も高
い、シールドテールシールの交換方法を提供する。 【構成】 旧テールシール14a に連続して新テールシ
ール14b をスキンプレート13の内周面に添わせ、新
テールシールがスキンプレートに随伴しないように新テ
ールシールの移動を規制したままシールド掘進機を推進
させる。その推進により、旧テールシールをスキンプレ
ート外へ出すと同時に、新テールシールをスキンプレー
トのテール部に位置させた後、新テールシールをスキン
プレートのテール部に固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドテールシー
ル、つまりシールド掘進機のスキンプレートのテール部
に取り付けられてシールド覆工体の外周面との間をシー
ルするテールシールを、現場で交換する方法に関する。
ル、つまりシールド掘進機のスキンプレートのテール部
に取り付けられてシールド覆工体の外周面との間をシー
ルするテールシールを、現場で交換する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テールシールの交換方法としては
次の2つの方法があった。 最外側のテールシールを残して交換する方法 図18及び図19に示すように、シールド掘進機のスキ
ンプレート1のテール部に前後に多段に固定されたテー
ルシール2のうちの最外側のテールシール2aと、組み
立てられたシールドセグメント3とでシールド掘進機内
への土砂や地下水の流入を防止しながら、最外側のテー
ルシール2a がシールドセグメント3から外れない範囲
でシールドセグメントを解体し、最外側のテールシール
2a 以外のテールシール2を取り外して交換する。な
お、4は推進ジャッキである。
次の2つの方法があった。 最外側のテールシールを残して交換する方法 図18及び図19に示すように、シールド掘進機のスキ
ンプレート1のテール部に前後に多段に固定されたテー
ルシール2のうちの最外側のテールシール2aと、組み
立てられたシールドセグメント3とでシールド掘進機内
への土砂や地下水の流入を防止しながら、最外側のテー
ルシール2a がシールドセグメント3から外れない範囲
でシールドセグメントを解体し、最外側のテールシール
2a 以外のテールシール2を取り外して交換する。な
お、4は推進ジャッキである。
【0003】 地盤改良を行う方法 図20に示すように地山が自立するように地盤改良した
後、テールシール2がある範囲のシールドセグメントを
解体し又はシールド掘進機を推進させ、テールシール2
を組み立てられたシールドセグメント3の範囲外まで移
動させ、テールシール2を取り外して交換する。
後、テールシール2がある範囲のシールドセグメントを
解体し又はシールド掘進機を推進させ、テールシール2
を組み立てられたシールドセグメント3の範囲外まで移
動させ、テールシール2を取り外して交換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法
では、最外側のテールシール2a は交換せずにその内側
のテールシール2のみを応急処置的に交換するため、交
換後のテールシールの止水性が充分でないことが多い。
すなわち、最外側のテールシール2a は裏込め材等が付
着して損傷が最も激しいのに、これを交換できないた
め、止水性回復の根本的解決にはならない。
では、最外側のテールシール2a は交換せずにその内側
のテールシール2のみを応急処置的に交換するため、交
換後のテールシールの止水性が充分でないことが多い。
すなわち、最外側のテールシール2a は裏込め材等が付
着して損傷が最も激しいのに、これを交換できないた
め、止水性回復の根本的解決にはならない。
【0005】の方法の場合、テールシールの全てを交
換するには、大規模な地盤改良が必要であり、工期が長
くなるのに加え工費も高い。
換するには、大規模な地盤改良が必要であり、工期が長
くなるのに加え工費も高い。
【0006】そこで、本発明の目的は、損傷が最も激し
い最外側のテールシールについても、その内側のテール
シールと同様に交換できるとともに、地盤改良の必要が
なく、しかも交換作業を安全かつ能率的に行うことがで
き、また交換後の止水性も高い、シールドテールシール
の交換方法を提供することにある。
い最外側のテールシールについても、その内側のテール
シールと同様に交換できるとともに、地盤改良の必要が
なく、しかも交換作業を安全かつ能率的に行うことがで
き、また交換後の止水性も高い、シールドテールシール
の交換方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による方法では、
シールド掘進機のスキンプレートのテール部に取り付け
られている旧テールシールの固定を解除するとともに、
旧テールシールに連続して新テールシールをスキンプレ
ートの内周面に添わせ、新テールシールがスキンプレー
トに随伴しないように新テールシールの移動を規制した
ままシールド掘進機を推進させる。その推進により、旧
テールシールをスキンプレート外へ出すと同時に、新テ
ールシールをスキンプレートのテール部に位置させた
後、新テールシールをスキンプレートのテール部に固定
する。
シールド掘進機のスキンプレートのテール部に取り付け
られている旧テールシールの固定を解除するとともに、
旧テールシールに連続して新テールシールをスキンプレ
ートの内周面に添わせ、新テールシールがスキンプレー
トに随伴しないように新テールシールの移動を規制した
ままシールド掘進機を推進させる。その推進により、旧
テールシールをスキンプレート外へ出すと同時に、新テ
ールシールをスキンプレートのテール部に位置させた
後、新テールシールをスキンプレートのテール部に固定
する。
【0008】スキンプレートの内周面に案内溝、旧テー
ルシール及び新テールシールの外周面に凸部を設け、該
凸部を案内溝に嵌合させてスキンプレートと新旧のテー
ルシールとを相対移動させると良い。新テールシールを
前後に複数組取り付ける場合には、スペーサを介在させ
て相互に所定の間隔を保持したまま、案内溝に沿ってス
キンプレートのテール部に位置させる。
ルシール及び新テールシールの外周面に凸部を設け、該
凸部を案内溝に嵌合させてスキンプレートと新旧のテー
ルシールとを相対移動させると良い。新テールシールを
前後に複数組取り付ける場合には、スペーサを介在させ
て相互に所定の間隔を保持したまま、案内溝に沿ってス
キンプレートのテール部に位置させる。
【0009】新テールシールを前後に離してそれぞれ複
数段設けた複数の分割リングプレートを用い、これら分
割リングプレートをスキンプレート内で接合して連続し
たリングプレートとしてスキンプレートの内周面に添わ
せ、シールド掘進機を推進させて旧テールシールをスキ
ンプレート外へ出すと同時に、新テールシールをスキン
プレートのテール部に位置させた後、リングプレートを
スキンプレートのテール部に固定することもできる。
数段設けた複数の分割リングプレートを用い、これら分
割リングプレートをスキンプレート内で接合して連続し
たリングプレートとしてスキンプレートの内周面に添わ
せ、シールド掘進機を推進させて旧テールシールをスキ
ンプレート外へ出すと同時に、新テールシールをスキン
プレートのテール部に位置させた後、リングプレートを
スキンプレートのテール部に固定することもできる。
【0010】
【作用】本発明の方法によれば、シールド掘進機の推進
に伴い旧テールシールをスキンプレート外へ自動的に送
り出すことができると同時に、新テールシールをスキン
プレートの内周面に沿ってそのテール部へ自動的に位置
させることができるので、新旧テールシールの交換を能
率的に行える。
に伴い旧テールシールをスキンプレート外へ自動的に送
り出すことができると同時に、新テールシールをスキン
プレートの内周面に沿ってそのテール部へ自動的に位置
させることができるので、新旧テールシールの交換を能
率的に行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1において、シールド掘進機10は、組み立てられてた
シールドセグメント11(トンネル覆工体)に反力をと
って推進ジャッキ12で推進される。シールド掘進機1
0のスキンプレート13のテール部には、リング状のテ
ールシール14が例えば前後3段に所定の間隔をおいて
取り付けられ、スキンプレート13のテール部と組み立
てられてたシールドセグメント11の外周面との間を止
水する。本発明では、このようなテールシール構造にお
いて、前後3段のテールシール14の全て又は一部を新
しいテールシールと交換する。
1において、シールド掘進機10は、組み立てられてた
シールドセグメント11(トンネル覆工体)に反力をと
って推進ジャッキ12で推進される。シールド掘進機1
0のスキンプレート13のテール部には、リング状のテ
ールシール14が例えば前後3段に所定の間隔をおいて
取り付けられ、スキンプレート13のテール部と組み立
てられてたシールドセグメント11の外周面との間を止
水する。本発明では、このようなテールシール構造にお
いて、前後3段のテールシール14の全て又は一部を新
しいテールシールと交換する。
【0012】図1に示した前後3段のテールシール14
の各段は、例えば図2から図4に示すようなワイヤブラ
シ型テールシールセグメント15の多数個を円周方向に
組み立てて構成される。テールシールセグメント15
は、ヘの字形をなすワイヤブラシ束16の基端部をばね
板17の基端部と共に基板18で挟持し、ワイヤブラシ
束16の外表面をばね板17で押さえるようにして基板
18からワイヤブラシ束16を斜めに突出させ、また基
板18の外表面に台形の長い凸部19を中心線に沿って
設けたものである。
の各段は、例えば図2から図4に示すようなワイヤブラ
シ型テールシールセグメント15の多数個を円周方向に
組み立てて構成される。テールシールセグメント15
は、ヘの字形をなすワイヤブラシ束16の基端部をばね
板17の基端部と共に基板18で挟持し、ワイヤブラシ
束16の外表面をばね板17で押さえるようにして基板
18からワイヤブラシ束16を斜めに突出させ、また基
板18の外表面に台形の長い凸部19を中心線に沿って
設けたものである。
【0013】一方、スキンプレート13は、図5から図
7に示すようにその後端まで所要範囲にわたり肉厚が内
側で段差的に薄くなっており、その薄くなった範囲の内
周面に、トンネル軸方向に延びる多数の台形の案内溝2
0が所定の間隔で平行に設けられている。そして、各案
内溝20の前端部に、その幅員を広くする挿入口21が
形成されている。
7に示すようにその後端まで所要範囲にわたり肉厚が内
側で段差的に薄くなっており、その薄くなった範囲の内
周面に、トンネル軸方向に延びる多数の台形の案内溝2
0が所定の間隔で平行に設けられている。そして、各案
内溝20の前端部に、その幅員を広くする挿入口21が
形成されている。
【0014】図2から図4に示したテールシールセグメ
ント15を使用する場合には、各テールシールセグメン
ト15の凸部19を挿入口21から案内溝20に嵌合
し、テールシールセグメント15相互のワイヤブラシ束
16が一部分前後にオーバーラップするようにしてリン
グ状に連続させ、一組のリング状のテールシールを組み
立てる。
ント15を使用する場合には、各テールシールセグメン
ト15の凸部19を挿入口21から案内溝20に嵌合
し、テールシールセグメント15相互のワイヤブラシ束
16が一部分前後にオーバーラップするようにしてリン
グ状に連続させ、一組のリング状のテールシールを組み
立てる。
【0015】図8から図13は、このようにして組み立
てられたテールシールの交換方法の一例の手順を示す。
なお、以下の説明では、スキンプレート13から取り外
す既使用のテールシールを旧テールシール14a 、新た
に取り付ける未使用のテールシールを新テールシール1
4b と記す。
てられたテールシールの交換方法の一例の手順を示す。
なお、以下の説明では、スキンプレート13から取り外
す既使用のテールシールを旧テールシール14a 、新た
に取り付ける未使用のテールシールを新テールシール1
4b と記す。
【0016】図8に示すように、最外側(最後端)の旧
テールシール14a が、スキンプレート13外の既設の
シールドセグメント11a の前端部にかかる位置でシー
ルド掘進機の掘進を停止させる。
テールシール14a が、スキンプレート13外の既設の
シールドセグメント11a の前端部にかかる位置でシー
ルド掘進機の掘進を停止させる。
【0017】この後、図9に示すように推進ジャッキ1
2のロッド22を収縮させてから、スキンプレート13
内のシールドセグメント11b を解体し、3組の新テー
ルシール14b を順次組み立て、組み終えたものから案
内溝20に沿って順次後方へ摺動させる。そして、組み
立てた新テールシール14b 相互が所定の間隔を保持す
るように、相互の間に図10に示すようにスペーサ23
を介在させておく。また、旧テールシール14a につい
ては、ボルト等による固定を解除して案内溝20に沿っ
て摺動できる状態にしておく。
2のロッド22を収縮させてから、スキンプレート13
内のシールドセグメント11b を解体し、3組の新テー
ルシール14b を順次組み立て、組み終えたものから案
内溝20に沿って順次後方へ摺動させる。そして、組み
立てた新テールシール14b 相互が所定の間隔を保持す
るように、相互の間に図10に示すようにスペーサ23
を介在させておく。また、旧テールシール14a につい
ては、ボルト等による固定を解除して案内溝20に沿っ
て摺動できる状態にしておく。
【0018】次に、図11に示すようにスキンプレート
13内で2組のシールドセグメント11b ・11c を組
み立て、最先端のシールドセグメント11c の前端に押
さえ金物(テールシールストッパ)24をセットする。
この場合、押さえ金物24の先端部を案内溝20内に挿
入しておく。
13内で2組のシールドセグメント11b ・11c を組
み立て、最先端のシールドセグメント11c の前端に押
さえ金物(テールシールストッパ)24をセットする。
この場合、押さえ金物24の先端部を案内溝20内に挿
入しておく。
【0019】次いで、図12に示すように推進ジャッキ
12のロッド22で押さえ金物24をシールドセグメン
ト11c の前端に押し付けて固定したまま、該シールド
セグメント11c で反力を取ってシールド掘進機を掘進
させる。この場合、スキンプレート13が前進しても、
新テールシール14b は押さえ金物24により移動を規
制されてスキンプレート13に随伴しないため、3組
(3段)の新テールシール14b は所定の間隔を保持し
て停止したまま、摺動可能となっている3段の旧テール
シール14a をスキンプレート13の前進に伴いその外
方へ順次押し出すような状態となる。
12のロッド22で押さえ金物24をシールドセグメン
ト11c の前端に押し付けて固定したまま、該シールド
セグメント11c で反力を取ってシールド掘進機を掘進
させる。この場合、スキンプレート13が前進しても、
新テールシール14b は押さえ金物24により移動を規
制されてスキンプレート13に随伴しないため、3組
(3段)の新テールシール14b は所定の間隔を保持し
て停止したまま、摺動可能となっている3段の旧テール
シール14a をスキンプレート13の前進に伴いその外
方へ順次押し出すような状態となる。
【0020】図13に示すように、3段の旧テールシー
ル14a の全てがスキンプレート13外に押し出され、
最外側(最後端)の新テールシール14b が、スキンプ
レート13外に出たシールドセグメント11b の前端部
にかかる位置でシールド掘進機の掘進を停止する。そし
て、推進ジャッキ12のロッド22を収縮させて押さえ
金物24を撤去し、またスキンプレート13内の最先端
のシールドセグメント11c を解体してから、3組の新
テールシール14b をボルト等でスキンプレート13の
テール部の所定の箇所に固定する。この後、シールドセ
グメント11cを再び組み立てる。
ル14a の全てがスキンプレート13外に押し出され、
最外側(最後端)の新テールシール14b が、スキンプ
レート13外に出たシールドセグメント11b の前端部
にかかる位置でシールド掘進機の掘進を停止する。そし
て、推進ジャッキ12のロッド22を収縮させて押さえ
金物24を撤去し、またスキンプレート13内の最先端
のシールドセグメント11c を解体してから、3組の新
テールシール14b をボルト等でスキンプレート13の
テール部の所定の箇所に固定する。この後、シールドセ
グメント11cを再び組み立てる。
【0021】次に、図14から図17はテールシールの
他の例を示す。この例では、円形を等分に3分割した3
つの分割リングプレート25のそれぞれに、ワイヤブラ
シ束による前後3段のテールシール26を設けている。
そして、これら分割リングプレート25を接合して連続
したリングプレート27とすることにより、前後3段の
テールシール26をそれぞれリング状に連続させたしか
も前後3段が一体化された図14に示すようなテールシ
ールユニットとする。この場合、分割リングプレート2
5同士の接合に当たっては、その両端に継手部として例
えば図17に示すような凹部28と凸部29とを設け、
これら凹部28と凸部29とを相互に嵌合させる。
他の例を示す。この例では、円形を等分に3分割した3
つの分割リングプレート25のそれぞれに、ワイヤブラ
シ束による前後3段のテールシール26を設けている。
そして、これら分割リングプレート25を接合して連続
したリングプレート27とすることにより、前後3段の
テールシール26をそれぞれリング状に連続させたしか
も前後3段が一体化された図14に示すようなテールシ
ールユニットとする。この場合、分割リングプレート2
5同士の接合に当たっては、その両端に継手部として例
えば図17に示すような凹部28と凸部29とを設け、
これら凹部28と凸部29とを相互に嵌合させる。
【0022】このようにシールド掘進機のスキンプレー
ト内で組み立てたテールシールユニットは、スキンプレ
ート13の内周面に上記のような案内溝20等のガイド
手段を設けなくとも(設けても良い)、前後3段のテー
ルシール26を一括して同時に新旧交換できる。
ト内で組み立てたテールシールユニットは、スキンプレ
ート13の内周面に上記のような案内溝20等のガイド
手段を設けなくとも(設けても良い)、前後3段のテー
ルシール26を一括して同時に新旧交換できる。
【0023】なお、上記の実施例では、前後3段のテー
ルシールの全てを交換する場合について説明したが、最
外側のものより1段ずつ交換しても良い。また、テール
シールの段数は3段に限られるものではない。
ルシールの全てを交換する場合について説明したが、最
外側のものより1段ずつ交換しても良い。また、テール
シールの段数は3段に限られるものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明の交換方法によれば次のような効
果がある。 シールド掘進機の推進に伴い旧テールシールをスキ
ンプレート外へ自動的に送り出すことができると同時
に、新テールシールをスキンプレートの内周面に沿って
そのテール部へ自動的に位置させることができるので、
新旧テールシールの交換を能率的に行える。
果がある。 シールド掘進機の推進に伴い旧テールシールをスキ
ンプレート外へ自動的に送り出すことができると同時
に、新テールシールをスキンプレートの内周面に沿って
そのテール部へ自動的に位置させることができるので、
新旧テールシールの交換を能率的に行える。
【0025】 テールシールの取り付け構造及び機構
を簡素化できる。 地盤改良の必要がない。 工費の逓減及び工期の短縮が図れる。
を簡素化できる。 地盤改良の必要がない。 工費の逓減及び工期の短縮が図れる。
【0026】 交換作業を安全に行うことができる。 損傷の激しい最外側のテールシールも交換できるの
で、交換後の止水性が高い。 損傷の少ない内側のテールシールを順次外側へ移動
させて一部だけ交換することも可能で、交換方法として
合理的であるに加え経済的でもある。
で、交換後の止水性が高い。 損傷の少ない内側のテールシールを順次外側へ移動
させて一部だけ交換することも可能で、交換方法として
合理的であるに加え経済的でもある。
【0027】 請求項3のように、テールシール間に
スペーサを介在させて交換作業を行えば、テールシール
をスキンプレートに固定する際の位置決めが容易にな
る。 請求項4のように、テールシールを前後に離してそ
れぞれ複数段設けた複数の分割リングプレートを用い、
これら分割リングプレートを接合して連続したリングプ
レートとすれば、複数段のテールシールを一括して交換
できる。
スペーサを介在させて交換作業を行えば、テールシール
をスキンプレートに固定する際の位置決めが容易にな
る。 請求項4のように、テールシールを前後に離してそ
れぞれ複数段設けた複数の分割リングプレートを用い、
これら分割リングプレートを接合して連続したリングプ
レートとすれば、複数段のテールシールを一括して交換
できる。
【図1】本発明の交換方法によりテールシールを交換す
る前のシールド掘進機の概要図である。
る前のシールド掘進機の概要図である。
【図2】本発明の交換方法において使用するテールシー
ルセグメントの一例の側面図である。
ルセグメントの一例の側面図である。
【図3】同上の一部を切欠した後面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】シールド掘進機のスキンプレートの拡大横断面
図である。
図である。
【図6】同縦断面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】本発明の交換方法の一例の手順の第1段階を示
す図である。
す図である。
【図9】同上の第2段階を示す図である。
【図10】同上の第3段階を示す図である。
【図11】同上の第4段階を示す図である。
【図12】同上の第5段階を示す図である。
【図13】同上の最終段階を示す図である。
【図14】本発明の交換方法において使用するテールシ
ールの他の例を示し、テールシールを設けた3つの分割
リングプレートを接合して連続したリングプレートとし
た後面図である。
ールの他の例を示し、テールシールを設けた3つの分割
リングプレートを接合して連続したリングプレートとし
た後面図である。
【図15】同上の側面図である。
【図16】分割リングプレートの後面図である。
【図17】分割リングプレートの継手部を示す図であ
る。
る。
【図18】最外側のテールシールを残して交換する従来
の交換方法の手順の第1段階を示す図である。
の交換方法の手順の第1段階を示す図である。
【図19】同上の第2段階を示す図である。
【図20】地盤改良して交換する従来の交換方法を示す
図である。
図である。
10 シールド掘進機 11 シールドセグメント 12 推進ジャッキ 13 スキンプレート 14a 旧テールシール 14b 新テールシール 15 テールシールセグメント 19 凸部 20 案内溝 25 分割リングプレート 27 リングプレート
Claims (4)
- 【請求項1】シールド掘進機のスキンプレートのテール
部に取り付けられている旧テールシールの固定を解除す
るとともに、旧テールシールに連続して新テールシール
をスキンプレートの内周面に添わせ、新テールシールが
スキンプレートに随伴しないように新テールシールの移
動を規制したままシールド掘進機を推進させることによ
り、旧テールシールをスキンプレート外へ出すと同時
に、新テールシールをスキンプレートのテール部に位置
させた後、新テールシールをスキンプレートのテール部
に固定することを特徴とするシールドテールシールの交
換方法。 - 【請求項2】前記スキンプレートの内周面に案内溝、前
記旧テールシール及び新テールシールの外周面に凸部を
設け、該凸部を案内溝に嵌合させてスキンプレートと新
旧のテールシールとを相対移動させることを特徴とする
請求項1に記載のシールドテールシールの交換方法。 - 【請求項3】前記新テールシールを前後に複数組しかも
スペーサを介在させて相互に所定の間隔を保持したま
ま、前記案内溝に沿ってスキンプレートのテール部に位
置させることを特徴とする請求項2に記載のシールドテ
ールシールの交換方法。 - 【請求項4】新テールシールを前後に離してそれぞれ複
数段設けた複数の分割リングプレートを用い、これら分
割リングプレートを前記スキンプレート内で接合して連
続したリングプレートとしてスキンプレートの内周面に
添わせ、シールド掘進機を推進させて旧テールシールを
スキンプレート外へ出すと同時に、新テールシールをス
キンプレートのテール部に位置させた後、リングプレー
トをスキンプレートのテール部に固定することを特徴と
する請求項1に記載のシールドテールシールの交換方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4218813A JPH0650093A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | シールドテールシールの交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4218813A JPH0650093A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | シールドテールシールの交換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650093A true JPH0650093A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16725749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4218813A Pending JPH0650093A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | シールドテールシールの交換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650093A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102562081A (zh) * | 2012-03-15 | 2012-07-11 | 中交天和机械设备制造有限公司 | 盾构机的盾尾密封装置 |
JP2016037719A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | トンネル掘削機及びトンネル施工時のシール径切り替え方法 |
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1992
- 1992-07-27 JP JP4218813A patent/JPH0650093A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102562081A (zh) * | 2012-03-15 | 2012-07-11 | 中交天和机械设备制造有限公司 | 盾构机的盾尾密封装置 |
JP2016037719A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | トンネル掘削機及びトンネル施工時のシール径切り替え方法 |
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