JP2015040372A - シールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠 - Google Patents

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Mitsuo Chijiiwa
三夫 千々岩
八代 浩二
Koji Yashiro
浩二 八代
米三郎 島根
Yonezaburo Shimane
米三郎 島根
昭一郎 長崎
Shoichiro Nagasaki
昭一郎 長崎
将英 田村
Masahide Tamura
将英 田村
庄二 松尾
Shoji Matsuo
庄二 松尾
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【課題】特に曲線施工の際に脱型した内型枠を短時間で簡単に組み立てることができる、シールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠を提供する。
【解決手段】分割面が型枠軸線に対して傾斜するように前後に分割されて、それぞれテーパ面3a、3bを有する2つの分割型枠2a、2bからなり、シールド機が直線施工する場合は、一方の分割型枠2aの最大幅を規定するテーパ面3a部分と他方の分割型枠2bの最小幅を規定するテーパ面3b部分とが当接するように組み立て、シールド機が曲線施工する場合は、2つの分割型枠2a、2bの最大幅を規定するテーパ面3a、3b部分どうしが当接するように組み立てる。
【選択図】図2

Description

この発明は、シールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠に関する。
シールドを用いた場所打ちライニングコンクリート工法として、SENS(Shield ECL NATM System)工法が知られている。この工法は、シールド機のテール部後方に多数のリング状の内型枠をトンネル軸方向に整列して配置して、シールド機の掘進に伴って内型枠と地山との間にコンクリートを打設し、一次覆工ライニングを築造する工法である(例えば特許文献1参照)。
この工法において、シールド機が所定距離(型枠1リング分)掘進するごとに、最後部の内型枠を脱型して、脱型した内型枠は最前部のものとして再度組み立てられる。シールド機による施工は、直線施工のみならず曲線施工があり、直線施工が続く場合は、脱型した内型枠をそのまま組み立てればよい。しかしながら、曲線施工に移行する場合は脱型した内型枠に一方の端面がテーパ面となっているテーパリングを取り付けなければならない。このテーパリングの取付けには時間と手間を要する。
特開2006ー241800号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、特に曲線施工の際に脱型した内型枠を短時間で簡単に組み立てることができる、シールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠を提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、シールド機のテール部後方に多数のリング状の内型枠をトンネル軸方向に整列して配置して、シールド機の掘進に伴って前記内型枠と地山との間にコンクリートを打設し、シールド機が所定距離掘進するごとに最後部の前記内型枠を脱型して、最前部のものとして組み立てる場所打ちライニングコンクリート工法に用いる前記内型枠であって、
分割面が型枠軸線に対して傾斜するように前後に分割されて、それぞれテーパ面を有する2つの分割型枠からなり、
前記シールド機が直線施工する場合は、一方の分割型枠の最大幅を規定するテーパ面部分と他方の分割型枠の最小幅を規定するテーパ面部分とが当接するように組み立て、
前記シールド機が曲線施工する場合は、2つの分割型枠の最大幅を規定するテーパ面部分どうしが当接するように組み立てることを特徴とするシールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠にある。
より具体的には、前記分割型枠は、両端面が型枠軸線に対して直角をなす直リングと、この直リングの一方の端面に固定され、前記テーパ面が形成されたテーパリングとからなる。また、前記直リング及びテーパリングは周方向に分割された複数のセグメントからなる。
この発明によれば、内型枠は分割面がテーパ面となっている前後2つの分割型枠からなるので、脱型した一方の分割型枠のテーパ面と他方の分割型枠のテーパ面との当接位置を変えて組み立てることにより、シールド機の直線施工及び曲線施工のいずれにも対応させることができる。したがって、特に曲線施工の際に脱型した内型枠を短時間で簡単に組み立てることができる。
この発明による内型枠の実施形態を示し、シールド機が直線施工する場合に組み立てられる形態を示す平面図である。 内型枠を分割した分割型枠を示す斜視図である。 シールド機が曲線施工する場合に組み立てられる内型枠の形態を示す平面図である。 シールド機が曲線施工する場合の内型枠の連続を示す平面図である。 シールドによる場所打ちライニングコンクリート工法の手順を示す断面図である。
この発明の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。まず、図5を参照して、この発明が適用されるシールドによる場所打ちライニングコンクリート工法について説明する。図5は、トンネルの軸方向断面図(天端部分のみを示す)である。
この工法では、シールド機の本体胴部(スキンプレート)50の後方に複数の内型枠1、1・・・が配置される。内型枠1はリング状のものでありトンネルの軸方向に整列して配置される。本体胴部50の内部には内型枠1、1・・・から反力をとってシールド機を推進させるためのシールドジャッキ51が周方向に沿って複数配置されている。
また、本体胴部50のテール部50aの内周には、内型枠1とテール部50aとの間を閉塞するリング状の妻枠52が内型枠1に対して摺動するように配置されている。妻枠52は本体胴部50の内部に周方向に複数配置された妻枠ジャッキ53に連結され、内型枠1、1・・・と地山Eとの間に形成されたライニングコンクリート54を常時加圧している。
図5(a)は、掘進開始時の状態を示し、この状態から同図(b)に示すようにシールドジャッキ51を伸張させ、本体胴部50を推進させる。同時に妻枠52の後方の地山Eと内型枠1との間にコンクリートを打設し、既設コンクリートライニング54と連続する新たなコンクリートライニング54aを形成する。
1工程でのシールド機の掘進距離は内型枠1の1リング長さ分であり、同図(c)に示すように、その長さ分掘進したら、シールドジャッキ51を短縮させる。そして、最後部の内型枠1aを脱型して、最前部のものとしてテール部50a内で組み立てる。以下、同様の工程を繰り返すことにより、掘削したトンネル地山にコンクリートライニング54を形成する。
図1は、この発明による内型枠1を示す平面図である。内型枠1は、分割面3が型枠軸線に対して傾斜するように前後に分割された2つの分割型枠2a、2bからなる。したがって、分割型枠2aの後端面及び分割型枠2bの前端面はテーパ面3a、3bとなっている。
図2に内型枠1を分割して示すように、分割型枠2a、2bは直リング4a、4bとテーパリング5a、5bとからなっている。直リング4a、4bは、両端面の双方が型枠軸線に対して直角になっているリングである。テーパリング5a、5bは、一方の端面が型枠軸線に対して直角で、他方の端面が型枠軸線に対して傾斜しているリングである。テーパ面3a、3bは、このテーパリング5a、5bによって形成される。
直リング4a、4bは周方向に分割された複数のセグメント6a、6bによって構成されている。内型枠1の組立時には、これらのセグメント6a,6bの周方向に隣接するものどうしをボルト等によって繋ぎ合わせ、リング状にされる。このセグメント6a,6bは、プレキャストコンクリートや鋼などの金属で作られる。
テーパリング5a、5bも周方向に分割された複数のセグメント7a、7bによって構成されている。これらのセグメント7a、7bは、直リング4a、4bのセグメント6a,6bの一方の端面にボルト等によって固定されることにより、リング状にされる。このセグメント7a,7bは、鋼材やアルミニウムなどの金属、あるいは合成樹脂で作られる。
シールド機が直線施工する場合、分割型枠2a、2bは、一方の分割型枠2aのテーパリング5aの最大幅(型枠軸方向の最大長さ)を規定するセグメント7aと、他方の分割型枠2bのテーパリング5bの最小幅(型枠軸方向の長さ)を規定するセグメント7bとが当接するように配置され、各セグメント7a、7bどうしがボルト等により固定される。これにより、内型枠1は図1に示したような直円筒状のものとなる。
この内型枠1を脱型する場合は、前後の分割型枠2a、2bごとに、またテーパリング5a、5bのセグメント7a、7bを取り付けたまま、複数のセグメント6a、6bに分離する。そして、直線施工が続く場合は、上記のようにして内型枠1を直円筒状に組み立てる。
他方、シールド機が曲線施工する場合は、分割型枠2a、2bは、一方の分割型枠2aのテーパリング5aの最大幅(型枠軸方向の最大長さ)を規定するセグメント7aと、他方の分割型枠2bのテーパリング5bの最大幅(型枠軸方向の長さ)を規定するセグメント7bとが当接するように配置され、各セグメント7a、7bどうしがボルト等により固定される。これにより、内型枠1は図3に示すように、中間部が屈曲した屈曲円筒状のものとなる。すなわち、直円筒状に組み立てた内型枠1において、テーパリング5a、5bの一方を他方に対して180度回転させた組立形態である。図4は、このようにして組み立てた内型枠1を連続させ、曲線施工を行っている状態を示している。
以上のように、この発明によれば、内型枠1は分割面がテーパ面3a、3bとなっている前後2つの分割型枠2a、2bからなるので、脱型した一方の分割型枠2aのテーパ面3aと他方の分割型枠2bのテーパ面3bとの当接位置を変えて組み立てることにより、シールド機の直線施工及び曲線施工のいずれにも対応させることができる。したがって、特に曲線施工の際に脱型した内型枠を短時間で簡単に組み立てることができる。
1:内型枠
2a、2b:分割型枠
3a、3b:テーパ面
4a、4b:直リング
5a、5b:テーパリング
6a、6b:直リングのセグメント
7a、7b:テーパリングのセグメント
50:本体胴部(スキンプレート)
50a:テール部
51:シールドジャッキ
52:妻枠
53:妻枠ジャッキ
54:コンクリートライニング

Claims (3)

  1. シールド機のテール部後方に多数のリング状の内型枠をトンネル軸方向に整列して配置して、シールド機の掘進に伴って前記内型枠と地山との間にコンクリートを打設し、シールド機が所定距離掘進するごとに最後部の前記内型枠を脱型して、最前部のものとして組み立てる場所打ちライニングコンクリート工法に用いる前記内型枠であって、
    分割面が型枠軸線に対して傾斜するように前後に分割されて、それぞれテーパ面を有する2つの分割型枠からなり、
    前記シールド機が直線施工する場合は、一方の分割型枠の最大幅を規定するテーパ面部分と他方の分割型枠の最小幅を規定するテーパ面部分とが当接するように組み立て、
    前記シールド機が曲線施工する場合は、2つの分割型枠の最大幅を規定するテーパ面部分どうしが当接するように組み立てることを特徴とするシールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠。
  2. 前記分割型枠は、両端面が型枠軸線に対して直角をなす直リングと、この直リングの一方の端面に固定され、前記テーパ面が形成されたテーパリングとからなることを特徴とする請求項1記載のシールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠。
  3. 前記直リング及びテーパリングは周方向に分割された複数のセグメントからなることを特徴とする請求項2記載のシールドによる場所打ちライニングコンクリート工法用内型枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016180211A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 大成建設株式会社 内型枠、および直線区間と曲線区間を備えたトンネルを構築する方法

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