JPH0650065A - シャッター - Google Patents

シャッター

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Publication number
JPH0650065A
JPH0650065A JP22465692A JP22465692A JPH0650065A JP H0650065 A JPH0650065 A JP H0650065A JP 22465692 A JP22465692 A JP 22465692A JP 22465692 A JP22465692 A JP 22465692A JP H0650065 A JPH0650065 A JP H0650065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
slat
fitting
joint pieces
slat body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22465692A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachiko Maeda
幸子 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIYUUG SHIYA KK
Original Assignee
NIYUUG SHIYA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIYUUG SHIYA KK filed Critical NIYUUG SHIYA KK
Priority to JP22465692A priority Critical patent/JPH0650065A/ja
Publication of JPH0650065A publication Critical patent/JPH0650065A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は例えば保冷車等の荷箱に用いることが
好ましいシャッターの構造を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明のシャッター1は複数のスラット本体1
0がジョイントピース20を介して互いに屈曲自在に接
続される構造において、前記ジョイントピース20はそ
れ自体が接続方向に撓んで屈曲することを特徴とする。 【効果】本発明はジョイントピース20を介してスラッ
ト本体10相互が接続されているから、シャッター1本
体の接続部位においてその密閉性が向上するとともに作
動時の騒音の発生が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は例えば保冷車等の荷箱に
用いることが好ましいシャッターの構造に関するもので
ある。
【0002】
【発明の背景】従来、この種の保冷車のシャッターは断
熱材等を貼設して保冷効果をもたせているが、スラット
本体相互の屈曲自在な接続構造については蝶番状のピン
ジョイントで接続されているにとどまる。このため、こ
の接続部位では接続されるスラット本体相互の間にわず
かながら間隙が生ずることは免れられず、断熱効果も低
下してしまうという問題を有していた。また当然ながら
スラット本体相互が蝶番状のピンジョイントで接続され
ているときには、開閉操作の都度大きな騒音が発生する
という欠点があった。
【0003】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景を
認識してなされたものであって、本発明者は断熱効果に
優れ、且つ騒音の発生の少ないスラット本体の接続構造
を具えた新規なシャッターの開発を試みたものである。
【0004】
【発明の構成】
【目的達成の手段】本出願に係るシャッターの第一の発
明は、複数のスラット本体がジョイントピースを介して
互いに屈曲自在に接続される構造において、前記ジョイ
ントピースはそれ自体が接続方向に撓んで屈曲すること
を特徴として成るものである。
【0005】また本出願に係るシャッターの第二の発明
は、前記要件に加え、前記スラット本体とジョイントピ
ースとは互いに一方に形成した嵌込ポケットと、他方に
形成した嵌込リブとの嵌め合いによって接続されること
を特徴として成るものである。
【0006】更にまた本出願に係るシャッターの第三の
発明は、前記要件に加え、前記スラット本体は内側に断
熱材を貼設していることを特徴として成るものである。
【0007】更にまた本出願に係るシャッターの第四の
発明は、前記要件に加え、前記スラット本体は裏板を取
り付けていることを特徴として成るものである。
【0008】更にまた本出願に係るシャッターの第五の
発明は、前記要件に加え、前記断熱材はスラット本体内
側と裏板との間に設けられていることを特徴として成る
ものである。
【0009】更にまた本出願に係るシャッターの第六の
発明は、前記要件に加え、前記スラット本体は接続側端
部に弾性変形するパッキンを具えていることを特徴とし
て成るものである。これら発明により前記目的を達成し
ようとするものである。
【0010】
【発明の作用】本発明ではスラット本体相互がジョイン
トピースを介して接続され、且つジョイントピース自体
が撓んで屈曲することによりスラット本体相互の折れ曲
がりがなされる。従ってピンジョイント等を廃すること
ができ、スラット本体の接続部位における密閉性が確保
される。
【0011】またスラット本体とジョイントピンとが互
いに嵌合構造によって接続されるときには、その組み立
て等は容易に行われる。
【0012】更にまたスラット本体は内側に断熱材を貼
設することにより、断熱作用を奏する。
【0013】更にまた前記スラット本体に裏板を取り付
けるときには、スラット本体全体として見た場合に内部
が中空状態となり、断熱性の向上が図られる。
【0014】更にまた裏板とスラット本体との間に前記
断熱材を保持するような状態とするときには断熱材の保
護がされるとともに、更にその断熱効果が向上する。
【0015】更にまたスラット本体における接続側端部
に弾性変形するパッキンを設けているときには、接続部
位における断熱作用も確実に奏せられる。
【0016】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。符号1は本発明たるシャッターであって、
例えば保冷車2における荷箱3の開閉部材として適用で
きる。勿論、シャッター1はこのような保冷車以外、冷
凍車、保温車等の車両、更には倉庫、保冷・冷凍庫、家
屋、ガレージ等の建造物にも適用できる。
【0017】このシャッター1の保冷車2の荷箱3に設
けられている場合においては、一例としてその両側をガ
イドレール4によって滑動自在に支持されるとともに、
荷箱3の天井面内側に収納部5が設けられ、天井面に沿
うような収納形態がとられる。勿論、収納スペースさえ
許せば例えば巻取状態にシャッターを格納することも可
能である。またシャッター1は図示の実施例のような昇
降方向への移動がされるもののほか、側面等において横
方向に開くいわゆるスライドタイプのものであっても適
用できる。
【0018】以下シャッター1について詳細に説明する
と、符号10はスラット本体であって、多数のスラット
本体10がジョイントピース20を介して接続され、一
つのシャッター1のユニットを構成する。スラット本体
10は例えばアルミニウムの押出成形材料等や、あるい
は金属をプレスないしはカーリング加工して形成した
り、更には合成樹脂材料を成形して構成したり、適宜の
構成がとり得る。そしてスラット本体10の接続方向の
両端部には嵌込ポケット11を有するとともに、これに
対応して前記ジョイントピース20に対しても接続方向
の両端近くに嵌込リブ21を設ける。更にスラット本体
10における嵌込ポケット11の近傍には当接面12を
設けるとともに、これに対応してジョイントピース20
の嵌込リブ21の当接面22とする。
【0019】このような構成によりジョイントピース2
0をスラット本体10に嵌め合わせて接続させた場合に
おいて、両者は嵌込ポケット11と嵌込リブ21との間
において回動はせず、固定した状態に維持される。従っ
て隣り合ったスラット本体10相互の屈曲はジョイント
ピース20の弾性変形により奏せられる。勿論、嵌込ポ
ケット11と嵌込リブ21との間において回動自在とな
るように構成し、ここの部分においても屈曲状態が奏せ
られるように構成することももとより差し支えない。ま
たジョイントピース20は嵌込ポケット11と嵌込リブ
21との間における回動動作がされない場合にあって
は、それ自体がスラット本体10の接続方向側に撓み得
るような材料、例えば合成樹脂材料、金属材料等である
ことが必要である。
【0020】なおスラット本体10とジョイントピース
20との接続部位、あるいはジョイントピース20等の
構成は種々とり得るものであり、図1〜3に示す実施例
に限られない。例えば図4に示すように種々の形態がと
り得る。例えば図4(a)はジョイントピース20にお
ける嵌込リブ21をシャッター1の内側ではなく、外側
に形成した例である。また図4(b)に示す例は嵌込リ
ブ21をジョイントピース20の接続側の端縁部に形成
したものである。更にまた図4(c)に示す実施例はジ
ョイントピース20の接続方向における中間部位20A
を肉薄に形成し、その撓みがより積極的に奏されるよう
に構成したものである。更にまた図4(d)で示す実施
例はジョイントピース20の幅方向の中間部位を内側ま
たは外側に向けた褶曲状としたものである。更にまた図
4(e)に示す実施例はジョイントピース20自体を例
えば中空の厚みのある形態としたものである。
【0021】更にこのようなスラット本体10に対して
は断熱効果を向上されるために種々の部材を設けること
が好ましい。まずスラット本体10の接続端縁側の裏面
側には裏面張出フラップ14を延長形成し、その先端側
に裏板嵌込ポケット15を形成する。そしてこの裏板嵌
込ポケット15に対し偏平な台形断面を有する裏板16
を嵌め込むようにするとともに、前記スラット本体10
の内側面と裏板16との間にはウレタンフォーム等の断
熱材17を充填することが好ましい。因みに裏板16の
立ち上がり寸法Dを何種類か用意することにより断熱材
17を貼設する厚みを設定することも可能である。勿
論、断熱材17は裏板16が存在しない状態でスラット
本体10に貼り付けられたものであってもよい。
【0022】更にスラット本体10の内側の接続部位に
は一例としてその間隙を塞ぐように発泡ゴム等の弾性変
形するパッキン18を設ける。勿論この接続部のパッキ
ン18は多くはスラット本体10における裏面張出フラ
ップ14の外側と裏板16における屈曲縁部16Aに張
り出したように設けられるものであるが、例えばジョイ
ントピース20にあらかじめ固着されたような状態で設
けられていてもよい。
【0023】本発明たるシャッター1は以上述べたよう
な具体的な構造を有するものであり、このものが用いら
れる場合にあっては、例えばシャッター1が屈曲して閉
鎖状態から開放状態に移行する際には、図2に示すよう
にジョイントピース20が順次屈曲し、収納部5に移行
してゆくのである。このときパッキン18は互いに押圧
されるが、それ自体弾性変形自在であるのでその屈曲を
許容した状態で変形する。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
ものであって、ジョイントピース20を介してスラット
本体10相互が接続されているから、シャッター1本体
の接続部位においてその密閉性が向上するとともに作動
時の騒音の発生が抑えられる。またスラット本体10と
ジョイントピース20とが互いに嵌込構造とされている
ときには、その組み立ても容易であり、また規格化した
部品を生産するだけでシャッター1全体の構成が可能と
なる。
【0025】更にまたスラット本体10の内側に断熱材
17が設けられているときには優れた断熱効果を発揮す
る。
【0026】更にまたスラット本体10と裏板16が設
けられているときにはあたかもスラット本体10の内側
に中空部が形成され、この構造によっても断熱効果が高
められる。
【0027】更にまたスラット本体10の内側と裏板1
6との間に前記断熱材17を保持した状態とするときに
は、断熱材17の保護も積極的になされる。
【0028】更にまたスラット本体10の接続部位にパ
ッキン18を具えているときには、この部位の断熱性も
更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッターを保冷車における荷箱の開
閉部材として適用した実施例を示す斜視図である。
【図2】同上シャッターの屈曲部の状態を示す縦断側面
図である。
【図3】同上シャッターの一部を拡大して示す縦断側面
図である。
【図4】スラット本体とジョイントピースとの接続部位
の構成またはジョイントピースの構成を異ならせた種々
の実施例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 シャッター 2 保冷車 3 荷箱 4 ガイドレール 5 収納部 10 スラット本体 11 嵌込ポケット 12 当接面 14 裏面張出フラップ 15 裏板嵌込ポケット 16 裏板 16A 屈曲縁部 17 断熱材 18 パッキン 20 ジョイントピース 20A 中間部位 21 嵌込リブ 22 当接面 D 立ち上がり寸法

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスラット本体がジョイントピース
    を介して互いに屈曲自在に接続される構造において、前
    記ジョイントピースはそれ自体が接続方向に撓んで屈曲
    することを特徴とするシャッター。
  2. 【請求項2】 前記スラット本体とジョイントピースと
    は互いに一方に形成した嵌込ポケットと、他方に形成し
    た嵌込リブとの嵌め合いによって接続されることを特徴
    とする請求項1記載のシャッター。
  3. 【請求項3】 前記スラット本体は内側に断熱材を貼設
    していることを特徴とする請求項1または2記載のシャ
    ッター。
  4. 【請求項4】 前記スラット本体は裏板を取り付けてい
    ることを特徴とする請求項1、2または3記載のシャッ
    ター。
  5. 【請求項5】 前記断熱材はスラット本体内側と裏板と
    の間に設けられていることを特徴とする請求項3または
    4記載のシャッター。
  6. 【請求項6】 前記スラット本体は接続側端部に弾性変
    形するパッキンを具えていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載のシャッター。
JP22465692A 1992-07-31 1992-07-31 シャッター Pending JPH0650065A (ja)

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JP22465692A JPH0650065A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 シャッター

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JP22465692A JPH0650065A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 シャッター

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Family

ID=16817148

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124454A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 株式会社豊田自動織機 車両の開閉構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019124454A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 株式会社豊田自動織機 車両の開閉構造
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