JP4092241B2 - 冷却貯蔵庫の開口部構造 - Google Patents

冷却貯蔵庫の開口部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4092241B2
JP4092241B2 JP2003111458A JP2003111458A JP4092241B2 JP 4092241 B2 JP4092241 B2 JP 4092241B2 JP 2003111458 A JP2003111458 A JP 2003111458A JP 2003111458 A JP2003111458 A JP 2003111458A JP 4092241 B2 JP4092241 B2 JP 4092241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
plate
peripheral surface
inner peripheral
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003111458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004317028A (ja
Inventor
英将 安在
光幸 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2003111458A priority Critical patent/JP4092241B2/ja
Publication of JP2004317028A publication Critical patent/JP2004317028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4092241B2 publication Critical patent/JP4092241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/08Parts formed wholly or mainly of plastics materials
    • F25D23/082Strips
    • F25D23/085Breaking strips

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却貯蔵庫の開口部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば4ドアタイプの冷却貯蔵庫では、図12(A)に示すように、貯蔵庫本体を構成する断熱箱体1の前面開口に、十字形をなす断熱性の仕切枠2が嵌められることにより、出入口となる縦横4個の開口部3が形成され、各開口部3に断熱扉が揺動開閉可能に装着されている。この仕切枠2は、例えば同図(B)に示すように、磁性金属板製の外装板4と、合成樹脂製の内装板5とを備える。外装板4が磁性金属板製であるのは、扉に装着されたマグネットパッキンを吸着させ、また仕切枠2の剛性を確保するためである。
より具体的には、外装板4は開口部の口縁から内周面を構成するコ字形断面に形成され、一方内装板5は一回り大きいコ字形断面に形成されて、外装板4の後面開口側から内周面側を覆うようにして嵌められ、内部に断熱材6が充填される。また、内装板5の前面開口の端縁に突当部5Aが直角曲げされて形成され、これが外装板4に当てられることで空気層7が形成され、庫内外のさらなる断熱性が図られている。
なお、この種の開口部構造は、例えば特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−180038公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した仕切枠2のうち特に横枠2Aについては、冷蔵室内に貯蔵物を出し入れする際に、貯蔵物を一旦載せて滑らせつつ出し入れするといった使い方がされるために、横枠2Aの上面に対して荷重が繰り返し掛かり、場合によっては衝撃的に荷重が掛かるおそれがある。そのため、図12(B)の鎖線に示すように、合成樹脂製の内装板5が潰れるように塑性変形し、折角の空気層7が無くなって断熱効果が低減するおそれがあった。逆に空気層7を設ける構造となっているために、内装板5の潰れ変形も大きく、外観が損なわれるし、極端な場合は内装板5が破損するおそれもあって、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、庫内外の断熱効果を発揮した上で合成樹脂板の塑性変形を防止するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、断熱箱体からなる貯蔵庫本体の前面開口に断熱性の仕切枠が嵌められることにより出入口となる複数の開口部が形成された冷却貯蔵庫における、前記仕切枠または前記貯蔵庫本体の前面開口の下縁によって構成される前記各開口部の下縁の構造であって、前記開口部の口縁側から内周面側にわたり金属板が配されてその内部に断熱材が充填されるとともに、前記金属板における内周面部を覆うようにして合成樹脂板が配されたものにおいて、前記合成樹脂板における前記金属板の内周面部と対向した面には厚肉部が設けられ、この厚肉部の内部には、周面が閉鎖された状態の複数個の空気層が、仕切壁を間に挟んで奥行方向に沿って並んで形成されている構成としたところに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記合成樹脂板の前記厚肉部における前記金属板の前記内周面部と対応する面には、本体部分よりも剛性の低い突部が一体に設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記突部は二色成形により一体形成されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
空気層は合成樹脂板の内部において仕切りを介して設けられているから、合成樹脂板に荷重が掛かった場合にも潰れ難くて空気層が維持される。そのため、庫内外の断熱効果が発揮される。また、合成樹脂板の塑性変形や破損もし難くなる。
<請求項2の発明>
合成樹脂板に荷重が掛かった場合、剛性の低い突部側が優先的に弾性変形し、内部に設けられた空気層がより確実に維持される。また、突部の弾性変形によって荷重や衝撃が吸収され、合成樹脂板の塑性変形や破損がより確実に防止される。
<請求項3の発明>
突部の形成が簡単にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。この実施形態では、4ドアタイプの冷蔵庫を例示している。
図1及び図2において、符号10は、冷蔵庫本体を構成する前面開口の断熱箱体であって、その内部が冷蔵室11となっており、断熱箱体10の前面開口10Aには、横枠12Aと縦枠12Bとを十字に組んだ仕切枠12が嵌められることにより、出入口となる4個の開口部14が形成されている。各開口部14は、その4縁のうちの2縁が仕切枠12により形成され、残りの2縁が断熱箱体10の開口10Aにより形成されている。各開口部14には、それぞれ断熱扉15が揺動開閉可能に装着されている。
【0009】
<仕切枠12による開口部構造>
仕切枠12のうちの横枠12Aの構造を、図3ないし図5によって説明する。この横枠12Aは、上側の2個の開口部14の下縁と同時に、下側の2個の開口部14の上縁を構成するものである。
この横枠12Aは、図3に示すように、外装板20と内装板25とを備えている。
外装板20は、ステンレス鋼板等の磁性金属板をプレス成形して形成され、所定幅の口縁部21の上下両縁から内周面部22が直角曲げされたコ字形断面をなしている。
【0010】
一方の内装板25は、合成樹脂材の押出成形によって形成されており、上記の外装板20よりも一回り大きいほぼ断面コ字形をなしている。
より詳細には、外装板20の後面の開口を塞ぐような後面部26の上下両縁から、同外装板20の内周面部22の外側を覆うカバー部27が形成されている。両カバー部27の先端側と基端側ではそれぞれ内面が厚肉状に形成され、先端側の厚肉部28A内には、2個の空気層30が仕切壁31を間に挟んで奥行方向の前後に並んで形成され、また、基端側の厚肉部28B内には1個の空気層30が形成されている。
先端側の厚肉部28Aの内面には、奥行方向の両端部にそれぞれ背の低いリブ33が立てられている。内装板25は、両カバー部27の先端側の厚肉部28A、詳細には両厚肉部28Aのリブ33の間で外装板20の内周面部22の基端側を挟むようにして、外装板20の回りに嵌められるが、成形時には、両カバー部27の先端側が間隔を狭めるように曲げられている。
【0011】
また、両カバー部27の先端側の厚肉部28Aにおける内面には、それぞれ2本ずつの突条35が形成されている。突条35は、上記したリブ33よりも少し背の高いほぼ半円形断面に形成され、1本は開口縁に寄った位置で、もう1本は、奥行方向の中央部から少し後方に寄った位置に形成されている。
ここで、内装板25は上記のように合成樹脂材の押出成形により形成されるが、二色成形によって形成され、例えば、突条35は軟質ABS樹脂を素材とし、それ以外の部分はABS樹脂を素材としている。端的には、突条35は、他の部分よりも低剛性で弾力性に富んでいる。
【0012】
横枠12Aは以下のようにして製造される。内装板25が、図3の矢線に示すように、両カバー部27の先端を広げつつ、外装板20の外側に後方から嵌められ、図4に示すように、後面部26が外装板20の内周面部22の先端に突き当たるまで押し込まれる。そのとき、両カバー部27の先端側の厚肉部28Aが、外装板20の両内周面部22の基端側を弾性的に挟み、外装板20と内装板25とが密閉された角筒状に組み付けられる。詳細には、両カバー部27の先端側では、厚肉部28Aの内面に形成されたリブ33が当てられ、またその間の突条35が若干弾縮されて当てられた状態となる。係る状態から、外装板20と内装板25との間に、発泡樹脂等からなる断熱材37が充填され、横枠12Aが完成される。
なお縦枠12Bも同様にして形成され、十字に組まれて仕切枠12が形成され、上記したように、断熱箱体10の前面開口10Aに嵌められて開口部14が形成される。
【0013】
上記した横枠12Aによる開口部構造では、断熱扉15が閉鎖された場合、図4に示すように、断熱扉15の裏面の周縁に嵌着されたマグネットパッキン16が、外装板20の口縁部21に吸着されて密閉される。
一方、外装板20の内周面部22の表面側には、合成樹脂製の内装板25のカバー部27が配されていることに加え、カバー部27内には3個の空気層30が予め形成され、また両厚肉部28A,28Bの間にも空気層30Aが形成され、これらが断熱効果を発揮して、冷蔵室11内の冷気が外装板20の口縁部21に伝達されることが極力抑制される。すなわち、外装板20の口縁部21が冷却されることが抑えられるために、その表面に結露したり、さらにはパッキン16との間で凍り付きが生じることが防止される。
【0014】
ここで、冷蔵室11、例えば上側の冷蔵室11内に貯蔵物を出し入れする際に、開口部14の下縁の上に貯蔵物を一旦載せて滑らせつつ出し入れする場合がある。より具体的には、図5に示すように、内装板25の上側のカバー部27の上面に貯蔵物が載せられて荷重が掛かることになるが、カバー部27は、剛性の低い突条35を弾縮させつつ変形する。荷重が除去されれば、突条35が復元変形しつつ、カバー部27も同図の鎖線に示すように、元形に復元する。
すなわち、荷重が作用した場合に、突条35を優先的に弾性変形させることでカバー部27の本体部分の内部には変形が及び難く、また、手前側の空気層30では間に仕切壁31が設けられて潰れ難くなっているから、荷重が掛かったのちにもカバー部27内に設けられた空気層30が形成時のままに維持される。そのため、庫内外の断熱効果が発揮される。また、突条35の弾性変形によって荷重や衝撃が吸収され、カバー部27の塑性変形や破損が防止される。
【0015】
<断熱箱体10の開口による開口部構造>
断熱箱体10の開口10Aにおける下縁の構造を、図6及び図7によって説明する。この開口10Aの下縁は、下側の2個の開口部14の下縁を構成するものである。
断熱箱体10は、前面に開口した鋼板製の外箱40内に、同じく前面に開口した鋼板製の内箱45が間隔を開けて収容され、両箱40,45の間に発泡樹脂等からなる断熱材37が充填された構造であり、断熱箱体10の開口部構造は、例えばその下縁を例に取ると、外箱40と内箱45との開口縁にわたり合成樹脂製のジョイナ50が装着されて閉じられた構造となっている。
【0016】
ジョイナ50は、合成樹脂材の押出成形によって形成され、全体として厚板状に形成されている。ジョイナ50の内面には、外箱40と内箱45との開口縁に設けられた係止部41,46に弾性的に引っ掛けられたり、嵌められる係止爪部51が突設されているとともに、同内面の奥端側に、内箱45の開口縁側の直角折曲部47に係止する係止爪部52が形成されている。なお、同内面の奥行方向の両端部には、外箱40と内箱45におけるそれぞれ開口部14の内周面を構成する面43,48に当たる背の低いリブ53が形成されている。
【0017】
さて本実施形態のジョイナ50では、複数個、例えば6個の空気層55が仕切壁56を間に挟んで奥行方向の前後に並んで形成されている。また、ジョイナ50の内面における手前側の端部寄りの位置と、奥側の端部寄りの位置とに、それぞれ2本ずつの突条57が形成されている。突条57は、上記したリブ53よりも少し背の高いほぼ半円形断面に形成されている。
ジョイナ50は、上記のように合成樹脂材の押出成形により形成されるが、二色成形によって形成され、例えば、突条57は軟質ABS樹脂を素材とし、それ以外の部分はABS樹脂を素材としている。端的には、突条57は、他の部分よりも低剛性で弾力性に富んでいる。
【0018】
断熱箱体10の開口10Aの下縁による開口部14では、図示はしないが断熱扉15が閉鎖された場合、マグネットパッキン16が外箱40の口縁部42に吸着されて密閉される。
外箱40と内箱45の開口縁は切り離されており、かつ両箱40,45の内周面部43,48の表面側には合成樹脂製のジョイナ50が配されていることに加え、ジョイナ50内には6個の空気層55が予め形成されていることから、これらが断熱効果を発揮して、冷蔵室11内の冷気が外箱40の口縁部42に伝達されることが極力抑制される。すなわち、外箱40の口縁部42が冷却されることが抑えられるために、その表面に結露したり、さらにはパッキン16との間で凍り付きが生じることが防止される。
【0019】
また、下側の冷蔵室11内に貯蔵物を出し入れする際に、開口部14の下縁、すなわちジョイナ50の上に貯蔵物を一旦載せて滑らせつつ出し入れする場合がある。そのためジョイナ50に荷重が掛かることになるが、ジョイナ50は剛性の低い突条57を弾縮させつつ変形し、荷重が除去されれば突条57が復元変形しつつジョイナ50も元形に復元する。
すなわち、荷重が作用した場合に、突条57を優先的に弾性変形させることでジョイナ50の本体部分の内部には変形が及び難く、また空気層55では間に仕切壁56が設けられて潰れ難くなっているから、荷重が掛かったのちにもジョイナ50内に設けられた空気層55が形成時のままに維持される。そのため、庫内外の断熱効果が発揮される。また、突条57の弾性変形によって荷重や衝撃が吸収され、ジョイナ50の塑性変形や破損も防止される。
【0020】
<関連技術1>
図8に示す関連技術1は、仕切枠60の構造に関するものであり、内装板65は、合成樹脂材の押出成形により、金属製の外装板61よりも一回り大きいほぼ断面コ字形に形成されるが、両カバー部67の先端側の内面に、2本ずつの突条69が形成されている。突条69は、カバー部67の先端のリブ68よりも背の高いほぼ半円形断面に形成されており、二色成形により、突条69は、他の部分よりも低剛性に形成されている。また成形時には、両カバー部67の先端側が間隔を狭めるように曲げられている。
【0021】
内装板65が、カバー部67の先端を広げつつ外装板61の外側に後方から嵌められ、図8(B)に示すように、後面部66が外装板61の内周面部63の先端に突き当たるまで押し込まれると、両カバー部67の先端側が突条69を弾縮しつつ外装板61の内周面部63の基端側を挟んで、外装板61と内装板65とが密閉された角筒状に組み付けられる。係る状態から、外装板61と内装板65との間に、発泡樹脂等からなる断熱材70が充填され、仕切枠60が完成される。
突条69がシール材として機能して、断熱材70を充填する際の洩れが防止され、また、完成後は、仕切枠60内への水の浸入が防止される。
<関連技術2>
図9に示すように、内装板65のカバー部67の内面に設ける突条69Aは、環形断面であってもよい。
【0022】
<関連技術3>
図10に示す関連技術3では、内装板65における両カバー部67の内面に、奥行方向に幅広となった厚板部71が形成され、この厚板部71は二色成形により軟質樹脂製となっている。
この関連技術3では、例えば内装板65のカバー部67の上に貯蔵物を載せる等で衝撃的に荷重が掛かった場合にも、厚板部71がクッションの機能を果たし、カバー部67の変形や破損が防止される。また、内装板65と外装板61との間のずれ止めに有効である。
【0023】
<関連技術4>
図11に示す関連技術4では、断熱箱体の開口構造に関し、金属板製の外箱80と内箱81との開口縁にわたり合成樹脂製のジョイナ82が装着されているが、ジョイナ82における外箱80または内箱81と対向する面に、軟質樹脂製の厚板部83が、同様に二色成形により一体形成されている。
同様に、ジョイナ82の上に衝撃的に荷重が掛かった場合にも、厚板部83がクッションの機能を果たし、ジョイナ82の変形や破損が防止される。また、ジョイナ82のずれ止めにも有効である。
【0024】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態において、仕切枠を構成する内装板のカバー部は奥行方向の全幅にわたって厚肉とし、その厚肉部内の全幅にわたって多数の空気層を形成するようにしてもよい。
(2)軟質樹脂からなる突条の断面形状、配設する本数、配設位置は、目的等に応じて適宜に変更し得るものである。
(3)内装板のカバー部やジョイナに軟質樹脂の突条を設けることなく、内部に空気層を複数に仕切って形成しただけでも、潰れ難くて空気層が維持できるから、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の外観斜視図
【図2】 断熱箱体の斜視図
【図3】 仕切枠の分解断面図
【図4】 横枠による開口部構造を示す図1のX−X線拡大断面図
【図5】 横枠への荷重作用状態を示す部分断面図
【図6】 断熱箱体の開口の分解断面図
【図7】 断熱箱体の開口による開口部構造を示す図1のY−Y線拡大断面図
【図8】 (A)関連技術1の内装板の断面図
(B)同仕切枠の断面図
【図9】 (A)関連技術2の内装板の断面図
(B)同仕切枠の断面図
【図10】 関連技術3の仕切枠の断面図
【図11】 関連技術4の断熱箱体の開口の断面図
【図12】 (A)従来例の断熱箱体の斜視図
(B)同仕切枠の断面図
【符号の説明】
10…断熱箱体 10A…(断熱箱体10の)前面開口 11…冷蔵室 12…仕切枠 12A…横枠 14…開口部 20…外装板(金属板) 21…口縁部 22…内周面部 25…内装板(合成樹脂板) 27…カバー部 28A,28B…厚肉部 30…空気層 31…仕切壁 35…突条(突部) 37…断熱材 40…外箱(金属板) 42…口縁部 43…内周面部 45…内箱(金属板) 48…内周面部 50…ジョイナ(合成樹脂板) 55…空気層 56…仕切壁 57…突条(突部)

Claims (3)

  1. 断熱箱体からなる貯蔵庫本体の前面開口に断熱性の仕切枠が嵌められることにより出入口となる複数の開口部が形成された冷却貯蔵庫における、前記仕切枠または前記貯蔵庫本体の前面開口の下縁によって構成される前記各開口部の下縁の構造であって、
    前記開口部の口縁側から内周面側にわたり金属板が配されてその内部に断熱材が充填されるとともに、前記金属板における内周面部を覆うようにして合成樹脂板が配されたものにおいて、
    前記合成樹脂板における前記金属板の内周面部と対向した面には厚肉部が設けられ、この厚肉部の内部には、周面が閉鎖された状態の複数個の空気層が、仕切壁を間に挟んで奥行方向に沿って並んで形成されていることを特徴とする冷却貯蔵庫の開口部構造。
  2. 前記合成樹脂板の前記厚肉部における前記金属板の前記内周面部と対応する面には、本体部分よりも剛性の低い突部が一体に設けられていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫の開口部構造。
  3. 前記突部は二色成形により一体形成されていることを特徴とする請求項2記載の冷却貯蔵庫の開口部構造。
JP2003111458A 2003-04-16 2003-04-16 冷却貯蔵庫の開口部構造 Expired - Fee Related JP4092241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003111458A JP4092241B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 冷却貯蔵庫の開口部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003111458A JP4092241B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 冷却貯蔵庫の開口部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004317028A JP2004317028A (ja) 2004-11-11
JP4092241B2 true JP4092241B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=33472006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003111458A Expired - Fee Related JP4092241B2 (ja) 2003-04-16 2003-04-16 冷却貯蔵庫の開口部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4092241B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7190262B2 (ja) * 2018-05-11 2022-12-15 シャープ株式会社 冷蔵庫の扉および冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004317028A (ja) 2004-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100336049B1 (ko) 냉각 저장고
US9810477B2 (en) Refrigerator
JP4693828B2 (ja) 冷蔵庫のキャビネット及びこのキャビネットを用いた冷蔵庫
JP4092241B2 (ja) 冷却貯蔵庫の開口部構造
US7162885B2 (en) Showcase
JP5603620B2 (ja) 冷却貯蔵庫
US20050115286A1 (en) Showcase
JP7170227B2 (ja) 冷蔵庫
JP4077633B2 (ja) 発泡樹脂製包装箱
JP2002022351A (ja) 冷蔵庫の仕切り構造
JP2005156133A (ja) 冷蔵庫
JP3403999B2 (ja) 冷蔵庫等の庫口構造
JP3301343B2 (ja) 冷却貯蔵庫のドアシール構造
KR200481531Y1 (ko) 저장부의 개폐구조가 개선된 쌀 보냉고
JPH10288455A (ja) 野菜室付き冷蔵庫
JPS6325504Y2 (ja)
JP3337977B2 (ja) 冷却貯蔵庫のドア装置
JPH0650065A (ja) シャッター
JP2007113871A (ja) 保冷庫等における結露防止構造
JP7079063B2 (ja) 冷蔵庫
JP2003222464A (ja) 冷蔵庫の引き出し扉
JP2003021455A (ja) 冷蔵庫
JP4358461B2 (ja) 天井下部格納型シャッタを備えたバン型車両における車両後部へのエバポレーター取付構造
JP2007107760A (ja) 冷却貯蔵庫
KR101889548B1 (ko) 수납공간의 하단으로 저장공간을 구비한 쇼케이스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060323

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees