JPH0649806B2 - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH0649806B2
JPH0649806B2 JP60006606A JP660685A JPH0649806B2 JP H0649806 B2 JPH0649806 B2 JP H0649806B2 JP 60006606 A JP60006606 A JP 60006606A JP 660685 A JP660685 A JP 660685A JP H0649806 B2 JPH0649806 B2 JP H0649806B2
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ethylene
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敏昭 嶋
健次 奥野
昇二 角名
映 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、木材、パルプ紙等がその機能的特長を生して
用いられている用途において特に好適にその代替として
用いられる樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、木
材、パルプ紙等の持つ高弾性率と高内部損失を生す用
途、たとえば音響機器用途に使用される木材またはパル
プ紙の代替、すなわち、スピーカーボツクス、レコード
プレーヤーキヤビネツト、モーター等駆動部の基板また
は、音響振動板等の用途において好適に用いられるマイ
カ充填熱可塑性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、木材、パルプ紙等が用いられてきた用途におい
て、木材、パルプ紙等の持つ問題点、例えばデザインの
自由度が低い、成形、組立に要する時間が長い、乾湿状
態において物性変化が大きい等の問題を改善するため、
最近、合成樹脂を原料とする合成木材、合成紙の開発が
進められている。これらの合成木材、合成紙は一般にフ
イラー又は強化材を配合した樹脂、あるいは低発泡の発
泡樹脂であり、すでにこれらの素材は家具、建材等の分
野で実用化されている。しかし、木材、パルプ紙等が持
つ機能的特性、例えば高弾性率/高内部損失を併せ持つ
という特性を再現した素材は、まだ開発されておらず、
鋭意な研究開発がなされているのが現状である。
本発明者らも、すでに、現在パルプ紙が主として用いら
れている音響振動板についてポリオレフイン、ポリアミ
ド、ポリエステル等の樹脂とマイカより成る音響振動板
を開発したが、弾性率/内部損失のバランスにおいて、
更にすぐれた組成物の開発が要望されている(特開昭5
7−154994号公報、特開昭57−164697号
公報、特開昭58−3499号公報、特開昭58−20
4699号公報など)。また特開昭58−172100
号公報に開示されるポリオレフイン樹脂/酢酸ビニル系
樹脂/マイカよりなる組成物は弾性率/内部損失のバラ
ンスという点では優れているが、成形時腐食性のガスを
発生するという問題点があつた。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、木材、パルプ紙等に代替しうる、弾性率、内
部損失が高くかつ成形性の良好な熱可塑性樹脂組成物を
開発することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上述の問題点につき鋭意検討を行つたとこ
ろ、(A)結晶性脂肪族ポリオレフイン樹脂と(B)ガラス転
移温度(以下Tgと略す)が−50〜+20℃の範囲内に
あるアクリル酸アルキルエステル又はメタアクリル酸ア
ルキルエステルを共重合した脂肪族ポリオレフインと、
(C)重量平均アスペクト比10以上のマイカを必須成分
として含有する組成物が、すぐれた性能および成形性を
有することを見い出し、本発明を完成させるに至つた。
本発明におけるTgとは、東洋ボールドウイン製動的粘弾
性測定装置、“バイブロンDDV−IIIEA”を用いて
周波数110Hzで内部損失の温度依存性を測定し、内部
損失が極大となる温度を言う。
本発明におけるマイカの重量平均アスペクト比とは下記
の方法で測定した重量平均フレーク径lと重量平均フレ
ーク厚さdより(1)式を用いて求められる値である。
重量平均アスペクト比=l/d (1) ここでマイカ粉末の重量平均フレーク径lとは、マイカ
粉末を各種の目開きの標準ふるいを用いて湿式分級を行
い、その結果をRosin-Rammlar線図にプロツトして測定
に供したマイカ粉体の50重量%が通過するふるいの目
開きl50を求め、その値から(2)式により算出した値
である。
またマイカ粉末の、重量平均フレーク厚さdとは、C.E.
Capesらの報告による水面単粒子膜法(C.E.Capes and R.
C.Coleman,Ind.Eng.Chem.Fundam.,12,124(1973))により
測定されるフレークの水面での占有面積Sを用いて、
(3)式より算出される値である。
ここでWは、測定に供したフレークの重量、Sはフレー
クの水面での占有面積、ρはフレークの比重、(1−
ε)は、フレークが水面上で最密充填状態をとつた場合
の占有率であり、フレークが雲母の場合にはρの値とし
ては2.86g/cm3が、(1−ε)の値としては0.9が、
計算に際して用いられる。
本発明における結晶性脂肪族ポリオレフインとしては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4メチルペンテン
−1およびそれらを主成分とする共重合体をあげること
ができるが、成形性が良く安価な点よりポリプロピレ
ン、ポリエチレンが好しく、それに加えて室温領域にお
ける弾性率、内部損失が高く、かつ耐熱性が良好な点よ
りポリプロピレン又はエチレン共重合ポリプロピレンが
更に好ましい。上述の結晶性脂肪族ポリオレフイン樹脂
としては極性基を有する化合物、例えば無水マレイン
酸、アクリル酸、グリシジルメタクリレート、エチレン
性不飽和結合を有するシラン化合物を共重合した樹脂も
用いることができる。これらの極性基を付与した結晶性
脂肪族ポリオレフイン樹脂は、組成物の力学的性能の改
良に極めて有効である。
本発明におけるTgが−50〜+20℃の範囲にあるアク
リル酸アルキルエステル又はメタアクリル酸アルキルエ
ステルを共重合した脂肪族ポリオレフイン(以下ポリオ
レフイン共重合体と略すことがある)としてはエチレン
−アクリル酸メチル、エチレン−アクリル酸エチル、エ
チレン−アクリル酸イソプロピル、エチレン−アクリル
酸n−プロピル、エチレン−アクリル酸n−ブチル、エ
チレン−メタアクリル酸n−ヘキシル、エチレン−メタ
アクリル酸n−オクチル等をあげることができるが、結
晶性脂肪族ポリオレフイン樹脂との複合により、室温領
域における内部損失の改良効果が著しいエチレン−アリ
クル酸エチル共重合体が好ましく用いられる。
本発明において用いられるポリオレフイン共重合体はア
クリル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエ
ステルの共重合率(以下単にアクリル酸共重合率とい
う)が5〜40重量%の範囲にあることが望ましい。ア
クリル酸共重合率が5重量%未満の共重合体を用いる場
合には組成物の内部損失の改良効果が不満足であり一
方、アクリル酸共重合率が40重量%を越える共重合体
を用いる場合にはポリオレフイン樹脂への混和性が不良
となり、組成物の耐熱性も低下するので好ましくない。
ポリオレフイン共重合体の配合率は全組成物重量の5〜
40重量%であることが必要であり、10〜35重量%
であることが望ましい。共重合体の配合率が5重量%未
満の場合には、組成物の内部損失改良効果が不満足であ
り、一方40重量%を越える場合には、組成物の弾性
率、耐熱性が不満足となる。
本発明において用いるマイカとしては、フロゴパイト、
マスコバイト、合成フロロフロゴパイト等より広く選ぶ
ことができるが、(1)式により算出される重量平均アス
ペクト比が10以上であることが必要である。重量平均
アスペクト比が10未満のマイカを用いた組成物は弾性
率および内部損失が低くなるので用いることができな
い。本発明の組成物におけるマイカの配合率は10〜5
0重量%であることが必要であり、20〜45重量%で
あることが望ましい。マイカの配合率が10重量%未満
の組成物は弾性率、内部損失の値が不満足であり、一方
マイカの配合率が50重量%を越えるの組成物は成形性
に於て問題が発生することがある。
本発明において用いられるマイカは、マトリツクス樹脂
に対して良好な親和性を有するようにシランカツプリン
グ剤等による表面処理がなされていることが望ましい。
該シランカツプリング剤としては、γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン等があげることができる。これら
シランカツプリング剤の配合割合に関しては、特に制限
はないが、一般的にはマイカの重量に対して0.05〜
3重量%である。なお、シランカツプリング剤等の表面
処理剤は、予め、雲母粉体を表面処理する方法で用いて
もよいが、樹脂と雲母粉末を溶融混練する際、直接添加
しても効果を発揮する。
本発明の組成物には発泡剤を添加することができる。本
発明において用いられる発泡剤の種類については特に制
限はないが、例えばアゾジカルボンアミド、ジニトロソ
ペンタメチレンテトラミン、PP′オキシビス(ベンゼ
ンスルホニルヒドラジド)等をあげることができる。こ
れら発泡剤の併用およびステアリン酸カルシウム ラウ
リン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩、酸化亜鉛等の金属酸化物
等の発泡助剤を併用することは何らさしつかえはない。
本発明における発泡剤を用いた組成物は射出成形、押出
成形時に発泡させることができ、発泡により比重を0.
7〜1.1とした成形品は比弾性率においてすぐれた性
能を発揮する。音響部品用素材としては、音速が重要視
されることが多いが、音速は、比弾性率と相関関係があ
る故に、本発明の組成物より成形される発泡成形体が特
に好ましく用いられることが多い。
本発明の組成物には必要に応じてマイカ以外のフイラー
例えば、ガラス繊維、タルク、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、グラフアイト、ガラスフレーク、ガラスビー
ズ、炭素繊維等を併用することができる。その他必要に
応じて着色剤、可塑剤、滑剤、酸化防止剤、銅害防止剤
等公知の添加剤を加えることは何らさしつかえない。
本発明の組成物は、各成分を単軸押出機、二軸押出機、
ロール混練機等により混練して製造される。そしてこの
組成物はその後さらに射出成形機、押出成形機、圧縮成
形機、カレンダー成形機等に供給され、音響部品等の電
気、機械用途に用いられる各種形状の成形体、シート、
棒、パイプ等が製造される。
〔実施例〕
以下、実施例、比較例をあげて本発明を更に具体的に説
明するが、これらの実施例は本発明を何ら制限するもの
ではない。
実施例1 メルトフローレート15g/10分の低温耐衝撃グレー
ドポリプロピレン(以下ポリプロピレンをPPと略すこ
とがある)(宇部興産社製J−815HK)、エチルア
クリレート共重合率25重量%でTgが−30℃のエレチ
ン−エチルアクリレート共重合体(以下EEAと略すこ
とがある)(日本ユニカー社製NUC−6570)、重
量平均アスペクト比65の金マイカ(マリエツタリソー
シーズインターナシヨナル社製スゾライト150S)、
およびγ−アミノプロピルトリエトキシシランを原材料
とし、ポリプロピレン/エチレン−エチルアクリレート
共重合体/マイカ/シランカツプリング剤=60/10
/30/0.15(重量比)の組成物をヘンシエルミキ
サーで調整し、該混合物を単軸押出機で、シリンダー温
度230℃の条件下にて混練ペレツト化した。該ペレツ
トを射出成形機を用いてシリンダー温度230℃の条件
下にて成形し、厚さ2mmの試験片を得た。成形時におけ
るガスの発生、成形機の腐食等の問題はみとめられなか
つた。該成形品を用いて、東洋ボールドウイン社製レオ
バイブロンDDVIIIEAを用い温度23℃、周波数1
10Hzの条件下にて動的弾性率E′、および内部損失ta
nδを測定した。表1に結果を示すように、E′、tanδ
共極めてすぐれた値が得られた。
実施例2 ポリプロピレン/エチレン−エチルアクリレート共重合
体/マイカ/シランカツプリング剤の配合比を40/2
0/40/0.2(重量比)とするほかは実施例1の場
合と全く同じ実験を行つた。結果は表1に示すように、
極めてすぐれた値が得られた。
実施例3 エチレン−エチルアクリレート共重合体として、エチル
アクリレート共重合率8重量%、Tgが−20℃の共重合
体を用い、PP/EEA/マイカ/シランカツプリング
剤の配合率を20/40/40/0.2(重量比)とす
るほかは実施例1の場合と全く同じ実験を行つた。結果
は表1に示すように、極めてすぐれた値が得られた。
比較例1,2,3 実施例1に用いたPPのみ(比較例1)、実施例1に用
いたPPとマイカより成る組成物(比較例2)、実施例
1におけるEEAとマイカより成る組成物(比較例3)
の性能を表1に示した。比較例1の組成物はE′、tan
δ共に低く、比較例2の組成物はE′は高いがtanδが
低く、比較例3の組成物はtanδは高いがE′が低く、
いずれも性能は不満足であつた。
実施例4 マイカとして重量平均アスペクト比20の銘柄を用い、
PP/EEA/マイカ/シランカツプリング剤の配合比
を50/10/40/0.2(重量比)とするほかは、
実施例1の場合と全く同じ実験を行つた。結果を表1に
示すようにE′、tanδの値とも満足しうる結果が得ら
れた。
比較例4 マイカとして重量平均アスペクト比8の銘柄を用いるほ
かは実施例4の場合と全く同じ実験を行つた。結果を表
1に示すようにE′、tanδ共に値は低い。
比較例5 PP/EEA/マイカ/シランカツプリング剤の配合比
を90/10/0/0(重量比)とするほかは実施例1
の場合と全く同じ実験を行つた。表1に結果を示すよう
にE′、tanδの値は低かつた。
実施例5 PPとしてメルトフローレート15g/10分のホモポ
リプロピレン(宇部興産社製J−115G)を用いるほ
かは実施例1の場合と全く同じ実験を行つた。結果は表
1に示すようにE′、tanδ共に満足しうる値が得られ
た。
実施例6 PPの代りにメルトインデツクス5.5g/10分の高
密度ポリエチレン(三井石油化学製ハイゼツクス220
0J)を用い高密度ポリエチレン/EEA/マイカ/シ
ランカツプリング剤の配合比を50/10/40/0.
2(重量比)とするほかは実施例1の場合と全く同じ実
験を行つた。表1に結果を示すようにE′、tanδの値
ともすぐれた値が得られた。
実施例7 メルトフローレート5g/10分のホモポリプロピレン
(宇部興産社製J−105G)100重量部にγ−メタ
クリロキシプロピルトリエトキシシランを0.5重量
部、t−ブチルパ−オキシベンゾエート0.2重量部を
添加してヘンシエルミキサーで充分混合した後、単軸押
出機を用いてシリンダー温度240℃で溶融混練を行
い、極性基の共重合したPP(以下極性PPと略す)を
得た。該極性PPを用い配合組成をPP/極性PP/E
EA/マイカ/シランカツプリング剤=50/10/1
0/30/0.15(重量比)とするほかは実施例1の
場合と全く同じ実験を行つた。結果を表1に示すように
E′、tanδの値とも、すぐれた値が得られた。また該
組成物の引張強さは390kg/cm2、熱変形温度は110
℃であり、実施例1の組成物(引張強さ350kg/cm2
熱変形温度95℃)に比べて著しい改良効果が得られ
た。
実施例8および9 EEAの代りにエチレン−アクリル酸イソブチル共重合
体(アクリル酸イソブチル共重合体率25重量%、Tg−
28℃)を用いる(実施例8)またはエチレン−メタク
リル酸n−オクチル共重合体(メタクリル酸n−オクチ
ル共重合率25重量%、Tg−32℃)を用いる(実施例
9)ほかは実施例1の場合と全く同じ実験を行つた。表
1に結果を示すように、E′、tanδとも満足しうる値
が得られた。
実施例10 PPとしてメルトフローレート0.8g/10分の耐衝
撃タイプのポリプロピレン(宇部興産製B−301H)
を用いるほかは実施例1の場合と全く同じ実験を行いペ
レツトを得た。該ペレツトをシートダイを取付けた押出
機に供給してシリンダー温度230℃で押出を行い厚み
0.5mmのシートを得た。該シートは表1に示すように
E′、tanδとも極めてすぐれた性能を有しており、音
響振動板として好適に用いられた。
実施例11 実施例1の組成物100部にアゾジカルボンアミド0.
25gを均一に混合し、該混合ペレツトを射出成形機に
供給してシリンダー温度210℃で射出成形を行うこと
により、発泡試験片を得た。該試験片の比重は0.85
であり、表1に示すように該発泡試験片はすぐれた弾性
率、比弾性率、強度を有していた。
実施例12 PP/EEA/マイカの配合比を40/20/40(重
量比)とするほかは実施例1の場合と全く同じ実験を行
った。成形品の動的弾性率E′および内部損失tanδ共
実施例1の成形品と同様に極めて優れていた。
〔発明の結果〕 本発明に従えば、従来、木材、パルプ紙等が用いられて
きた用途において有効に利用される成形性の良好な合成
樹脂組成物が提供される。そして該樹脂組成物よりなる
又は該樹脂組成物から成形された成形体は弾性率並びに
内部損失が高く、特に音響振動板として用いたときに良
好な性質を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 映 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社クラ レ内 (56)参考文献 特開 昭58−167637(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)結晶性脂肪族ポリオレフィン樹脂と
    (B)ガラス転移温度が−50〜+20℃の範囲内にあ
    り、アクリル酸アルキルエステルまたはメタアクリル酸
    アルキルエステルを5〜40重量%共重合した脂肪族ポ
    リオレフィンと(C)重量平均アスペクト比10以上の
    マイカを必須成分とし、全組成物重量に対して(B)成
    分5〜40重量%および(C)成分10〜50重量%を
    混練含有してなる樹脂組成物。
  2. 【請求項2】結晶性脂肪族ポリオレフィン樹脂がポリプ
    ロピレンまたはプロピレン−エチレン共重合体である特
    許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】脂肪族ポリオレフィンが、エチレン/アク
    リル酸エチル共重合体である特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の樹脂組成物。
JP60006606A 1985-01-16 1985-01-16 樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0649806B2 (ja)

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