JPH0649672Y2 - シールド掘削機のテールシール - Google Patents
シールド掘削機のテールシールInfo
- Publication number
- JPH0649672Y2 JPH0649672Y2 JP1990075390U JP7539090U JPH0649672Y2 JP H0649672 Y2 JPH0649672 Y2 JP H0649672Y2 JP 1990075390 U JP1990075390 U JP 1990075390U JP 7539090 U JP7539090 U JP 7539090U JP H0649672 Y2 JPH0649672 Y2 JP H0649672Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- shield excavator
- brush
- packing
- tail seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はシールド掘削機のテールシールに関する。
従来の技術 シールド掘削機の後部のスキンプレートの裏面に、ブラ
シ状パッキンの基部を取付けたテールシールはすでに公
知となっている。
シ状パッキンの基部を取付けたテールシールはすでに公
知となっている。
そして前記のようなテールシールにあっては、ブラシ状
パッキンがフィルタ機能があって前後の圧力が同じとな
るため、通常パテグリスと呼ばれる増粘剤を添付して止
水性をもたせている。
パッキンがフィルタ機能があって前後の圧力が同じとな
るため、通常パテグリスと呼ばれる増粘剤を添付して止
水性をもたせている。
考案が解決しようとする課題 ところで近年シールド掘削機は、都市部の地下空間を有
効利用して地下鉄、地下道等の大深度長距離トンネルを
掘削するのに多く使用される。
効利用して地下鉄、地下道等の大深度長距離トンネルを
掘削するのに多く使用される。
この場合高水圧下の長距離掘進となるため、前記のよう
な従来のテールシールでは、耐久性と止水性との面から
満足な成果がえられないという問題がある。
な従来のテールシールでは、耐久性と止水性との面から
満足な成果がえられないという問題がある。
そこでこの考案の目的は、前記のような従来のテールシ
ールのもつ問題を解消し、耐久性及び止水性に優れて、
高水圧下の長距離掘進の際も予期した成果をあげること
のできるテールシールを提供するにある。
ールのもつ問題を解消し、耐久性及び止水性に優れて、
高水圧下の長距離掘進の際も予期した成果をあげること
のできるテールシールを提供するにある。
課題を解決するための手段 この考案は前記のような目的を達成するために、シール
ド掘削機の後部のスキンプレートの裏面に、周方向に連
続した押え板、弾性止水板およびブラシ状パッキンを順
次積層して取付けたことを特徴とするとするものであ
る。
ド掘削機の後部のスキンプレートの裏面に、周方向に連
続した押え板、弾性止水板およびブラシ状パッキンを順
次積層して取付けたことを特徴とするとするものであ
る。
作用 前記のようなこの考案のテールシールにおいて、弾性止
水板の自由端がセグメントの外周面上に密着して、地下
水の侵入が防止される。
水板の自由端がセグメントの外周面上に密着して、地下
水の侵入が防止される。
実施例 第1,2図にはこの考案の第１実施例が示されており、１
はシールド掘削機の後部のスキンプレートを示し、これ
の裏面に弾性止水板2,ブラシ状パッキン３が順次積層さ
れ、これらが取付板４でスキンプレート１に取付けら
れ、なお５は押え板を示し、これらの図面では各部材２
〜５がスキンプレート１から分離して示されている。
はシールド掘削機の後部のスキンプレートを示し、これ
の裏面に弾性止水板2,ブラシ状パッキン３が順次積層さ
れ、これらが取付板４でスキンプレート１に取付けら
れ、なお５は押え板を示し、これらの図面では各部材２
〜５がスキンプレート１から分離して示されている。
第３図に示すこの考案の第２実施例は、止水板２がブラ
シ状パッキン３の中間に位置するものとなっている。
シ状パッキン３の中間に位置するものとなっている。
これらの実施例における弾性止水板２は、例えばばね
鋼、ゴム板、樹脂板のように耐圧性、耐油性、耐摩耗性
及び耐久性にすぐれたものであって、ブラシ状パッキン
３の動作に追随できるものからなり、スキンプレート１
の周方に連続した環状体となっており、その自由端はブ
ラシ状パッキン３の自由端より前方にまで延びている。
鋼、ゴム板、樹脂板のように耐圧性、耐油性、耐摩耗性
及び耐久性にすぐれたものであって、ブラシ状パッキン
３の動作に追随できるものからなり、スキンプレート１
の周方に連続した環状体となっており、その自由端はブ
ラシ状パッキン３の自由端より前方にまで延びている。
前記のような第１実施例の使用状態が第２図に示されて
おり、弾性止水板２の自由端がその弾性によりセグメン
ト６の外周面に、ブラシ状パッキン３の自由端より前方
において、ブラシ状パッキン３とともに追随しながら密
着し、それを押え板５が補助することとなり、このこと
により地下水や土砂の漏洩を防ぎ、高水圧下で長距離の
掘進中止水作用を行う。この場合従来と同様にブラシ状
パッキンに増粘剤を添加すれば、防止効果をさらに向上
する。
おり、弾性止水板２の自由端がその弾性によりセグメン
ト６の外周面に、ブラシ状パッキン３の自由端より前方
において、ブラシ状パッキン３とともに追随しながら密
着し、それを押え板５が補助することとなり、このこと
により地下水や土砂の漏洩を防ぎ、高水圧下で長距離の
掘進中止水作用を行う。この場合従来と同様にブラシ状
パッキンに増粘剤を添加すれば、防止効果をさらに向上
する。
このような防水作用は第２実施例においても同様に行わ
れる。
れる。
考案の効果 この考案は前記のようであって、シールド掘削機の後部
のスキンプレートの裏面に、周方向に連続した押え板、
弾性止水板及びブラシ状パッキンを順次積層して取付け
たので、使用時にブラシ状パッキンと、その前方に位置
して押え板で変形が防止されている弾性止水板とがセグ
メントの周面に密着し、高水圧下の長距離掘進施工に際
しても、スキンプレートとセグメントとの間からの裏込
材の侵入及び漏水を確実に防止し、しかも弾性止水板は
表裏から押え板及びブラシ状パッキンで守られて、その
損耗が防止されて長期間使用に耐えることができるとい
う効果がある。
のスキンプレートの裏面に、周方向に連続した押え板、
弾性止水板及びブラシ状パッキンを順次積層して取付け
たので、使用時にブラシ状パッキンと、その前方に位置
して押え板で変形が防止されている弾性止水板とがセグ
メントの周面に密着し、高水圧下の長距離掘進施工に際
しても、スキンプレートとセグメントとの間からの裏込
材の侵入及び漏水を確実に防止し、しかも弾性止水板は
表裏から押え板及びブラシ状パッキンで守られて、その
損耗が防止されて長期間使用に耐えることができるとい
う効果がある。
第１図はこの考案の実施例の一部分解斜面図、第２図は
同上の使用時における同様の斜面図、第３図はこの考案
の第２実施例の一部の斜面図である。 １…スキンプレート、２…弾性防水板 ３…ブラシ状パッキン、４…取付板 ６…セグメント
同上の使用時における同様の斜面図、第３図はこの考案
の第２実施例の一部の斜面図である。 １…スキンプレート、２…弾性防水板 ３…ブラシ状パッキン、４…取付板 ６…セグメント
Claims (1)
- 【請求項１】シールド掘削機の後部のスキンプレートの
裏面に、周方向に連続した押え板、弾性止水板およびブ
ラシ状パッキンを順次積層して取付けたことを特徴とす
るとするシールド掘削機のテールシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990075390U JPH0649672Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | シールド掘削機のテールシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990075390U JPH0649672Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | シールド掘削機のテールシール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0433795U JPH0433795U (ja) | 1992-03-19 |
| JPH0649672Y2 true JPH0649672Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31615929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990075390U Expired - Lifetime JPH0649672Y2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | シールド掘削機のテールシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649672Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6120157U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-05 | 雪印乳業株式会社 | クリ−ムの気泡発生防止器 |
| JPH0540157Y2 (ja) * | 1987-08-13 | 1993-10-12 | ||
| JPS6444635U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-16 |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP1990075390U patent/JPH0649672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0433795U (ja) | 1992-03-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |