JPH09177489A - トンネル掘進機のテールシール装置 - Google Patents
トンネル掘進機のテールシール装置Info
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- JPH09177489A JPH09177489A JP7351055A JP35105595A JPH09177489A JP H09177489 A JPH09177489 A JP H09177489A JP 7351055 A JP7351055 A JP 7351055A JP 35105595 A JP35105595 A JP 35105595A JP H09177489 A JPH09177489 A JP H09177489A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 急曲線・大深度下での長距離掘進を可能にす
るために、耐圧・耐久性を向上するトンネル掘進機のテ
ールシール装置を提供する。 【解決手段】 内側保護板と外側保護板との間にワイヤ
ブラシ層を挟持するように形成したトンネル掘進機のテ
ールシール装置において、前記外側保護板よりも外側に
設置され、かつスキンプレートの内方に折曲した折曲部
を有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重なる複
数の裏込材シール部材よりなるトンネル掘進機のテール
シール装置。
るために、耐圧・耐久性を向上するトンネル掘進機のテ
ールシール装置を提供する。 【解決手段】 内側保護板と外側保護板との間にワイヤ
ブラシ層を挟持するように形成したトンネル掘進機のテ
ールシール装置において、前記外側保護板よりも外側に
設置され、かつスキンプレートの内方に折曲した折曲部
を有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重なる複
数の裏込材シール部材よりなるトンネル掘進機のテール
シール装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル掘進機のテ
ールシール装置に関し、特に、急曲線・大深度下での長
距離掘進を可能とするトンネル掘進機のテールシール装
置に関する。
ールシール装置に関し、特に、急曲線・大深度下での長
距離掘進を可能とするトンネル掘進機のテールシール装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘進機のテールシール装置に関
する従来技術としては、図8〜図11に示すような従来
技術があった。
する従来技術としては、図8〜図11に示すような従来
技術があった。
【0003】図8および図9に示す第1の従来技術につ
いて説明する。図8(A)に縦断面図を示すように、ト
ンネル掘進機のテールリング51の内径面に3段のテー
ルシール装置50(前段テールシール50a、中段テー
ルシール50b、後段テールシール50c)を装着して
セグメント52の外周面との間をシールしている。前記
テールシール装置50は、図8(A)のS部詳細として
図8(B)およびその下面図である図8(C)に示すよ
うに、幅a,bを有する内側、外側の各保護板53,5
4に挟まれたワイヤブラシ層55の一端側55aをバン
ド56により束ねて、その外側を幅aのベースプレート
57により皿リベット58で固定することにより保持し
て構成された、複数のテールシールエレメント50a1
〜50an ,50b1 〜50bn ,50c1 〜50cn
よりなる。なお、前記テールシール装置50がセグメン
ト52に過度に押し付けられて破損しないように、テー
ルリング51の内径面に沿ってゲージリング59が設置
されている。
いて説明する。図8(A)に縦断面図を示すように、ト
ンネル掘進機のテールリング51の内径面に3段のテー
ルシール装置50(前段テールシール50a、中段テー
ルシール50b、後段テールシール50c)を装着して
セグメント52の外周面との間をシールしている。前記
テールシール装置50は、図8(A)のS部詳細として
図8(B)およびその下面図である図8(C)に示すよ
うに、幅a,bを有する内側、外側の各保護板53,5
4に挟まれたワイヤブラシ層55の一端側55aをバン
ド56により束ねて、その外側を幅aのベースプレート
57により皿リベット58で固定することにより保持し
て構成された、複数のテールシールエレメント50a1
〜50an ,50b1 〜50bn ,50c1 〜50cn
よりなる。なお、前記テールシール装置50がセグメン
ト52に過度に押し付けられて破損しないように、テー
ルリング51の内径面に沿ってゲージリング59が設置
されている。
【0004】前記テールシール装置50は図9(A)に
示す一部を切欠いた斜視図のように、複数のテールシー
ルエレメント501 〜50n をテールリング51の内径
面に沿って円形に組み立ててテールリング51に溶接さ
れる。この時、図9(C)に示す外側保護板54の
〔(b−a)/2〕の部分は、図9(B)において斜線
で示すように、互いに隣接するテールシールエレメント
501 〜50n の外側保護板54およびワイヤブラシ層
55をラップさせることによりシール性を向上させてい
る。図9(C)は図10(B)の縦断面図である。
示す一部を切欠いた斜視図のように、複数のテールシー
ルエレメント501 〜50n をテールリング51の内径
面に沿って円形に組み立ててテールリング51に溶接さ
れる。この時、図9(C)に示す外側保護板54の
〔(b−a)/2〕の部分は、図9(B)において斜線
で示すように、互いに隣接するテールシールエレメント
501 〜50n の外側保護板54およびワイヤブラシ層
55をラップさせることによりシール性を向上させてい
る。図9(C)は図10(B)の縦断面図である。
【0005】図10に示す第2の従来技術について説明
する。図10(A)においてブラシ型パッキン76はス
キンプレート71の内周に沿って多数設けられている。
各ブラシ型パッキン76は従来のものと同様に、外側保
護板77、内側保護板78、ワイヤブラシ79および金
網80を備えている。ブラシ型パッキン76は外側保護
板77の外端部86がスキンプレート71の半径方向内
側に向かって折り曲げられている。図10(B)には、
ブラシ型パッキン76を用いたテール構造が示されてい
る。前ブラシ部81も後ブラシ部82も前記ブラシ型パ
ッキン76が採用されているが、後ブラシ部82だけに
前記ブラシ型パッキン76を採用してもよい。前ブラシ
部81と後ブラシ部82の間の空間83にはグラウトホ
ール84または配管から止水用のグリースが注入され
る。稼働中、マシン(M)が前進(矢印(F)方向)し
ても、外端部86がセグメント75にほぼ垂直に接して
おり、空間83内のグリースが地山(A)に流出するこ
とが防止されると同時に、地山(A)と機内側の圧力差
により地山(A)からの泥、水、裏込注入材の逆流が防
止される。また目開からグリースが機内に逆流するのを
防ぐことにも効果がある。
する。図10(A)においてブラシ型パッキン76はス
キンプレート71の内周に沿って多数設けられている。
各ブラシ型パッキン76は従来のものと同様に、外側保
護板77、内側保護板78、ワイヤブラシ79および金
網80を備えている。ブラシ型パッキン76は外側保護
板77の外端部86がスキンプレート71の半径方向内
側に向かって折り曲げられている。図10(B)には、
ブラシ型パッキン76を用いたテール構造が示されてい
る。前ブラシ部81も後ブラシ部82も前記ブラシ型パ
ッキン76が採用されているが、後ブラシ部82だけに
前記ブラシ型パッキン76を採用してもよい。前ブラシ
部81と後ブラシ部82の間の空間83にはグラウトホ
ール84または配管から止水用のグリースが注入され
る。稼働中、マシン(M)が前進(矢印(F)方向)し
ても、外端部86がセグメント75にほぼ垂直に接して
おり、空間83内のグリースが地山(A)に流出するこ
とが防止されると同時に、地山(A)と機内側の圧力差
により地山(A)からの泥、水、裏込注入材の逆流が防
止される。また目開からグリースが機内に逆流するのを
防ぐことにも効果がある。
【0006】図11に示す第3の従来技術について説明
する。図11(A)において、L字型の規制具107
が、外側保護板97の基部およびスキンプレート91に
取り付けられており、この規制具107の先端が外側保
護板97の表面に接するようになっている。なお内側保
護板98、ワイヤブラシ99および金網100について
は図11と同様のため説明を省略する。図11(B)に
おいて、前記ブラシ型パッキン96を用いたシール構造
が示されている。図示の例では、前ブラシ部101も後
ブラシ部102も(A)に示すブラシ型パッキン96で
あるが、後ブラシ部102だけに同じタイプのブラシ型
パッキン96を採用してもよい。稼働中にセグメント9
5の外表面に外側保護板97が強制的に押しつけられる
ので、空間103内のグリースが外部に持ち去られるこ
とがないと同時に、地山(A)からの泥、水、裏込注入
材の逆流が防止される。また目開からグリースが機内に
逆流するのを防ぐことにも効果がある。
する。図11(A)において、L字型の規制具107
が、外側保護板97の基部およびスキンプレート91に
取り付けられており、この規制具107の先端が外側保
護板97の表面に接するようになっている。なお内側保
護板98、ワイヤブラシ99および金網100について
は図11と同様のため説明を省略する。図11(B)に
おいて、前記ブラシ型パッキン96を用いたシール構造
が示されている。図示の例では、前ブラシ部101も後
ブラシ部102も(A)に示すブラシ型パッキン96で
あるが、後ブラシ部102だけに同じタイプのブラシ型
パッキン96を採用してもよい。稼働中にセグメント9
5の外表面に外側保護板97が強制的に押しつけられる
ので、空間103内のグリースが外部に持ち去られるこ
とがないと同時に、地山(A)からの泥、水、裏込注入
材の逆流が防止される。また目開からグリースが機内に
逆流するのを防ぐことにも効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記第1の従
来の技術においては次のような問題があった。テールシ
ール50がセグメント52の外周に接触して変形すると
き、ワイヤブラシ層55が裏込材に対してむきだしとな
るため、裏込材がワイヤブラシ層55内に侵入して付着
固化する。また、テールクリアランスの変化に応じてグ
リース室内の容積が増大変化する場合には、裏込材をグ
リース室に吸い込む作用が生じてテールシール50ある
いはグリース室に裏込材が侵入して付着固化する。この
ように、テールシール50が固着を生じた状態では柔軟
性がなくなり、テールクリアランスの変化に対して追従
性が損なわれる。このためテールクリアランスCまたは
cが小さくなる方向に偏心すると、セグメント52の剛
性が大きいためテールシール50が無理矢理押しつぶさ
れ、かつ掘進に伴う摺動で内側保護板53やブラシ層5
5が引きちぎられて損傷を起こしテールシール50の止
水性が損なわれる。
来の技術においては次のような問題があった。テールシ
ール50がセグメント52の外周に接触して変形すると
き、ワイヤブラシ層55が裏込材に対してむきだしとな
るため、裏込材がワイヤブラシ層55内に侵入して付着
固化する。また、テールクリアランスの変化に応じてグ
リース室内の容積が増大変化する場合には、裏込材をグ
リース室に吸い込む作用が生じてテールシール50ある
いはグリース室に裏込材が侵入して付着固化する。この
ように、テールシール50が固着を生じた状態では柔軟
性がなくなり、テールクリアランスの変化に対して追従
性が損なわれる。このためテールクリアランスCまたは
cが小さくなる方向に偏心すると、セグメント52の剛
性が大きいためテールシール50が無理矢理押しつぶさ
れ、かつ掘進に伴う摺動で内側保護板53やブラシ層5
5が引きちぎられて損傷を起こしテールシール50の止
水性が損なわれる。
【0008】また、第2の従来の技術においては次のよ
うな問題があった。外側保護板77自身がスキンプレー
ト71の内方に折り曲げられているため、この外側保護
板77の折曲部86先端がセグメント75外周に摺接し
てテールシールが変形する時、外側保護板77がセグメ
ント75外周により押し上げられるので、外側保護板7
7と内側保護板78に挟まれているワイヤブラシ79の
圧密性を確保することが困難であり、テールシールの止
水性が低下する。また、外側保護板77の折曲部86先
端には耐磨耗材がないため磨耗の進行が早く、磨耗した
際に、裏込材等のワイヤブラシ79への侵入を防止でき
ないため、テールシールの止水性が低下する。
うな問題があった。外側保護板77自身がスキンプレー
ト71の内方に折り曲げられているため、この外側保護
板77の折曲部86先端がセグメント75外周に摺接し
てテールシールが変形する時、外側保護板77がセグメ
ント75外周により押し上げられるので、外側保護板7
7と内側保護板78に挟まれているワイヤブラシ79の
圧密性を確保することが困難であり、テールシールの止
水性が低下する。また、外側保護板77の折曲部86先
端には耐磨耗材がないため磨耗の進行が早く、磨耗した
際に、裏込材等のワイヤブラシ79への侵入を防止でき
ないため、テールシールの止水性が低下する。
【0009】更に、第3の従来の技術においては次のよ
うな問題があった。稼働中にはセグメント95の外表面
に外側保護板97が強制的に押しつけられるので、空間
103内のグリースが外部に持ち去られることがないと
同時に、地山(A)からの泥、水、裏込材の逆流が防止
されるが、反面、急曲線トンネル施工時のようにテール
クリアランスが小さくなり、規制具107の規制量をオ
ーバすると外側保護板97およびワイヤブラシ99に過
度の力が作用するため、外側保護板97およびワイヤブ
ラシ99が磨耗し易くなる。
うな問題があった。稼働中にはセグメント95の外表面
に外側保護板97が強制的に押しつけられるので、空間
103内のグリースが外部に持ち去られることがないと
同時に、地山(A)からの泥、水、裏込材の逆流が防止
されるが、反面、急曲線トンネル施工時のようにテール
クリアランスが小さくなり、規制具107の規制量をオ
ーバすると外側保護板97およびワイヤブラシ99に過
度の力が作用するため、外側保護板97およびワイヤブ
ラシ99が磨耗し易くなる。
【0010】本発明に係るテールシール装置は、前記問
題を解決するために耐圧・耐久性を向上させることによ
り、急曲線・大深度下での長距離掘進を可能にすること
を目的とする。
題を解決するために耐圧・耐久性を向上させることによ
り、急曲線・大深度下での長距離掘進を可能にすること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段、および作用効果】上記目
的を達成するため、本発明に係るトンネル掘進機のテー
ルシール装置は次のように構成される。
的を達成するため、本発明に係るトンネル掘進機のテー
ルシール装置は次のように構成される。
【0012】第1の発明に係るトンネル掘進機のテール
シール装置は、内側保護板と外側保護板との間にワイヤ
ブラシ層を挟持するように形成したトンネル掘進機のテ
ールシール装置において、前記外側保護板よりも外側に
設置し、かつスキンプレートの内方に折曲した折曲部を
有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重なる複数
の裏込材シール部材よりなる。
シール装置は、内側保護板と外側保護板との間にワイヤ
ブラシ層を挟持するように形成したトンネル掘進機のテ
ールシール装置において、前記外側保護板よりも外側に
設置し、かつスキンプレートの内方に折曲した折曲部を
有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重なる複数
の裏込材シール部材よりなる。
【0013】第1の発明によれば、外側保護板よりも外
側に設置され、かつスキンプレートの内方に折曲した折
曲部を有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重な
る複数の裏込材シール部材により、ワイヤブラシ層が裏
込材に対してむきだしとならないように覆われるため、
ワイヤブラシ層内に裏込材が侵入して付着固化すること
を防止することができる。そのため、裏込材の固着によ
るテールシールの追従性不良によるワイヤブラシ層、保
護板の破損が防止できるため、テールシールの破損を防
ぎ、内側保護板のむしれ、破断およびその後のブラシ層
の急速な磨耗に対する耐久性を向上させ、シールド掘進
機の長距離掘進を可能とする。同時に、裏込材シール部
材がセグメントの外周に接触して変形しても、ワイヤブ
ラシ層は内側保護板と外側保護板との間に挟持されてい
るため、ワイヤブラシ部の圧密性を従来どおり確保で
き、この面からも止水性を維持できる。
側に設置され、かつスキンプレートの内方に折曲した折
曲部を有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重な
る複数の裏込材シール部材により、ワイヤブラシ層が裏
込材に対してむきだしとならないように覆われるため、
ワイヤブラシ層内に裏込材が侵入して付着固化すること
を防止することができる。そのため、裏込材の固着によ
るテールシールの追従性不良によるワイヤブラシ層、保
護板の破損が防止できるため、テールシールの破損を防
ぎ、内側保護板のむしれ、破断およびその後のブラシ層
の急速な磨耗に対する耐久性を向上させ、シールド掘進
機の長距離掘進を可能とする。同時に、裏込材シール部
材がセグメントの外周に接触して変形しても、ワイヤブ
ラシ層は内側保護板と外側保護板との間に挟持されてい
るため、ワイヤブラシ部の圧密性を従来どおり確保で
き、この面からも止水性を維持できる。
【0014】第2の発明に係るトンネル掘進機のテール
シール装置は、第1の発明において前記裏込材シール部
材はテールリング内周に設置する。第2の発明によれ
ば、裏込材シール部材の設置スペースが比較的広いた
め、裏込材シール部材のスキンプレートへの取り付けが
簡単となる。
シール装置は、第1の発明において前記裏込材シール部
材はテールリング内周に設置する。第2の発明によれ
ば、裏込材シール部材の設置スペースが比較的広いた
め、裏込材シール部材のスキンプレートへの取り付けが
簡単となる。
【0015】第3の発明に係るトンネル掘進機のテール
シール装置は、第1の発明において、前記裏込材シール
部材はテールリング後端面に設置する。第3の発明によ
れば、裏込材シール部材の設置スペースは狭いが、スキ
ンプレート外であるため、取付・取外作業が簡単とな
る。
シール装置は、第1の発明において、前記裏込材シール
部材はテールリング後端面に設置する。第3の発明によ
れば、裏込材シール部材の設置スペースは狭いが、スキ
ンプレート外であるため、取付・取外作業が簡単とな
る。
【0016】第4の発明に係るトンネル掘進機のテール
シール装置は、第1の発明において、前記裏込材シール
部材は外側保護板と別体的に設置する。第4の発明によ
れば、裏込材シール部材を外側保護板と別体にすること
でテールシール変形時、裏込材シール部材のみセグメン
トに押し上げられるが、外側保護板と内側保護板に挟ま
れているワイヤブラシ部の圧密性は従来どおり確保でき
るので止水性を損なわない。
シール装置は、第1の発明において、前記裏込材シール
部材は外側保護板と別体的に設置する。第4の発明によ
れば、裏込材シール部材を外側保護板と別体にすること
でテールシール変形時、裏込材シール部材のみセグメン
トに押し上げられるが、外側保護板と内側保護板に挟ま
れているワイヤブラシ部の圧密性は従来どおり確保でき
るので止水性を損なわない。
【0017】第5の発明に係るトンネル掘進機のテール
シール装置は、第1の発明において、前記裏込材シール
部材の後端部先端に設置された、セグメント外周と摺接
する耐磨耗材を設置する。第5の発明によれば、裏込材
シール部材後端部先端に耐磨耗材を設けたことにより、
裏込材シール部材後端部先端の耐久性は向上するため、
裏込材がワイヤブラシ層内に侵入することがないのでワ
イヤブラシの耐久性が更に向上すると共に、テールシー
ル変形時、裏込材シール部材のみセグメントに押し上げ
られるので、ワイヤブラシの止水性を向上させる。
シール装置は、第1の発明において、前記裏込材シール
部材の後端部先端に設置された、セグメント外周と摺接
する耐磨耗材を設置する。第5の発明によれば、裏込材
シール部材後端部先端に耐磨耗材を設けたことにより、
裏込材シール部材後端部先端の耐久性は向上するため、
裏込材がワイヤブラシ層内に侵入することがないのでワ
イヤブラシの耐久性が更に向上すると共に、テールシー
ル変形時、裏込材シール部材のみセグメントに押し上げ
られるので、ワイヤブラシの止水性を向上させる。
【0018】第6の発明に係るトンネル掘進機のテール
シール装置は、第1〜第5の発明において、前記裏込材
シール部材または外側保護板の内表面または外表面のす
くなくとも一方に裏込材付着防止剤を塗布する。第6の
発明によれば、裏込材シール部材または外側保護板の内
表面または外表面のすくなくとも一方には裏込付着防止
剤が塗布されているため、仮に裏込材が侵入することが
あっても、テールリング内周と外側保護板の内表面また
は外表面に裏込材が付着し、このため外側保護板の追従
性が損なわれて破損することを防止できる。
シール装置は、第1〜第5の発明において、前記裏込材
シール部材または外側保護板の内表面または外表面のす
くなくとも一方に裏込材付着防止剤を塗布する。第6の
発明によれば、裏込材シール部材または外側保護板の内
表面または外表面のすくなくとも一方には裏込付着防止
剤が塗布されているため、仮に裏込材が侵入することが
あっても、テールリング内周と外側保護板の内表面また
は外表面に裏込材が付着し、このため外側保護板の追従
性が損なわれて破損することを防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトンネル掘進
機のテールシール装置に関する各実施例を図1〜図8に
より詳述する。図1は、本発明に係るテールシール装置
を装着したトンネル掘進機の縦断面図、図2は、本発明
に係るテールシール装置の第1実施例を示す図で、図1
のP部詳細図、図3は、図2のQ部詳細斜視図で、
(A)は、Y視図、(B)は、Z視図、図4は、図2の
Q部詳細断面図、図5は、本発明の第3実施例を示す図
で、図2に相当する図、図6は、図5のR部詳細斜視図
で、(A)は、Y視図、(B)は、Z視図、図7は、図
5のR部詳細断面図である。
機のテールシール装置に関する各実施例を図1〜図8に
より詳述する。図1は、本発明に係るテールシール装置
を装着したトンネル掘進機の縦断面図、図2は、本発明
に係るテールシール装置の第1実施例を示す図で、図1
のP部詳細図、図3は、図2のQ部詳細斜視図で、
(A)は、Y視図、(B)は、Z視図、図4は、図2の
Q部詳細断面図、図5は、本発明の第3実施例を示す図
で、図2に相当する図、図6は、図5のR部詳細斜視図
で、(A)は、Y視図、(B)は、Z視図、図7は、図
5のR部詳細断面図である。
【0020】図1を参照してトンネル掘進機の概要につ
いて説明する。トンネル掘進機1のシールド本体2は、
前胴2aと後胴2bとに分割されており、前胴2aの前
端にはカツタヘッド3が回転自在に取り付けられ、後胴
2bにはセグメントエレクタ装置4が設置されている。
また、後胴2bにはシールドジャッキ5が設けられ、前
胴2aと後胴2bとに跨がってアーティキュレートジャ
ッキ6が設けられている。トンネル掘進機1は、シール
ド本体2の内周に沿って複数個配設された前記シールド
ジャッキ5が、セグメント7から反力をとって前胴2a
を推進させながらカツタヘッド3を回転させ、前方の地
山8を掘削する。
いて説明する。トンネル掘進機1のシールド本体2は、
前胴2aと後胴2bとに分割されており、前胴2aの前
端にはカツタヘッド3が回転自在に取り付けられ、後胴
2bにはセグメントエレクタ装置4が設置されている。
また、後胴2bにはシールドジャッキ5が設けられ、前
胴2aと後胴2bとに跨がってアーティキュレートジャ
ッキ6が設けられている。トンネル掘進機1は、シール
ド本体2の内周に沿って複数個配設された前記シールド
ジャッキ5が、セグメント7から反力をとって前胴2a
を推進させながらカツタヘッド3を回転させ、前方の地
山8を掘削する。
【0021】アーティキュレートジャッキ6はシールド
本体2の内周に沿って複数個配設され、アーティキュレ
ートジャッキ6の操作により、シールド掘進機1の掘進
方向を変更して曲線掘削することができる。そして、前
胴2aに設けた隔壁9の背面には、カッタヘッド3を回
転させるカッタ駆動モータ10が取り着けられている。
また、隔壁9の前面とカッタヘッド3との間にはチャン
バ12が設けられ、このチャンバ12に取り込まれた掘
削土砂を排出可能な適度の泥土とするため、チャンバ1
2に適量の泥水を供給する送泥管13と、チャンバ12
内の泥土を後方に搬送する排泥管14とが前記隔壁9に
取り付けられている。
本体2の内周に沿って複数個配設され、アーティキュレ
ートジャッキ6の操作により、シールド掘進機1の掘進
方向を変更して曲線掘削することができる。そして、前
胴2aに設けた隔壁9の背面には、カッタヘッド3を回
転させるカッタ駆動モータ10が取り着けられている。
また、隔壁9の前面とカッタヘッド3との間にはチャン
バ12が設けられ、このチャンバ12に取り込まれた掘
削土砂を排出可能な適度の泥土とするため、チャンバ1
2に適量の泥水を供給する送泥管13と、チャンバ12
内の泥土を後方に搬送する排泥管14とが前記隔壁9に
取り付けられている。
【0022】また、後胴2bに旋回自在に装着された旋
回リング11にはセグメントエレクタ装置4が取り付け
られ、旋回リング11を旋回させることにより、セグメ
ントエレクタ装置4に把持されたセグメント7を、掘削
したトンネル壁に沿って円筒状に組み立てることができ
る。このようにして組み立てられたセグメント7の外周
とトンネル掘進機1の後胴2bとの間隙は、図1のP部
詳細図である図2に示すように、後胴2bの後端に接続
されたテールリング2cの内周面、あるいは図6に示す
ように、テールリング2cの後端に設置されたテールシ
ール装置20(前段テールシール20a,中段テールシ
ール20b,後段テールシール20c)により、トンネ
ル掘進機1内へ地下水あるいは裏込材等が侵入しないよ
うにシールされている。
回リング11にはセグメントエレクタ装置4が取り付け
られ、旋回リング11を旋回させることにより、セグメ
ントエレクタ装置4に把持されたセグメント7を、掘削
したトンネル壁に沿って円筒状に組み立てることができ
る。このようにして組み立てられたセグメント7の外周
とトンネル掘進機1の後胴2bとの間隙は、図1のP部
詳細図である図2に示すように、後胴2bの後端に接続
されたテールリング2cの内周面、あるいは図6に示す
ように、テールリング2cの後端に設置されたテールシ
ール装置20(前段テールシール20a,中段テールシ
ール20b,後段テールシール20c)により、トンネ
ル掘進機1内へ地下水あるいは裏込材等が侵入しないよ
うにシールされている。
【0023】図2において後胴2bの外周面には裏込材
付着防止剤注入管36が固定されており、この注入管3
6から掘進機1後方のボイドに裏込材付着防止剤を注入
すると共に、裏込材付着防止剤注入口37からは、各テ
ールシール20a,20b,20c間の空間に裏込材を
注入することにより、図3および図4に後述する裏込材
シール部材30または外側保護板22の内表面および外
表面に裏込材付着防止剤が塗布される。
付着防止剤注入管36が固定されており、この注入管3
6から掘進機1後方のボイドに裏込材付着防止剤を注入
すると共に、裏込材付着防止剤注入口37からは、各テ
ールシール20a,20b,20c間の空間に裏込材を
注入することにより、図3および図4に後述する裏込材
シール部材30または外側保護板22の内表面および外
表面に裏込材付着防止剤が塗布される。
【0024】図2のQ部詳細図である図3および図4に
基づいて、本発明に係るテールシール装置の第1実施例
を説明する。テールシール20の構成については図8、
図9に示す第1の従来技術と同様のため説明を省略す
る。テールシール20を構成するベースプレート25と
テールリング2c内周との間には、裏込材シール部材3
0の前部が挟持固定されており、この裏込材シール部材
30の後部は外側保護板22の外側において、テールリ
ング2cの内方に折曲した折曲部31を有すると共に、
円周方向の各隣接部が互いにLなる幅だけ重なる状態に
設置されている。また裏込材シール部材30の折曲部3
1先端部には耐磨耗部材32が固定されている。
基づいて、本発明に係るテールシール装置の第1実施例
を説明する。テールシール20の構成については図8、
図9に示す第1の従来技術と同様のため説明を省略す
る。テールシール20を構成するベースプレート25と
テールリング2c内周との間には、裏込材シール部材3
0の前部が挟持固定されており、この裏込材シール部材
30の後部は外側保護板22の外側において、テールリ
ング2cの内方に折曲した折曲部31を有すると共に、
円周方向の各隣接部が互いにLなる幅だけ重なる状態に
設置されている。また裏込材シール部材30の折曲部3
1先端部には耐磨耗部材32が固定されている。
【0025】次に図3および図4に示す本発明の第1実
施例の作用について説明する。テールシール20がセグ
メント7の外周に乗り上げたシール状態のときには、裏
込材シール部材30の折曲部31先端に固定された耐磨
耗部材32がセグメント7の外周上P点でFなる力を受
けて、図3および図4に二点鎖線で示す状態に変形して
セグメント7の外周を摺接する。このように、テールシ
ール20の外方は裏込材シール部材30により覆われる
ため、裏込材がテールシール20に侵入することがない
と共に、耐磨耗部材32はセグメント7の外周からFな
る力を受けて摺接するが、耐磨耗部材32であるため、
裏込材がテールシール20に侵入することを確実に防止
する。特に裏込材シール部材30は外側保護板22と別
体に形成されているため、裏込材シール部材30と外側
保護板22との間には隙間33が形成されて、テールシ
ール20のセグメント7へのシール機能を保証すること
ができる。なお本実施例では耐磨耗部材32を設けた
が、裏込材シール部材30と外側保護板22との隙間3
3を形成すれば、耐磨耗部材32がなくてもよい。この
場合簡素な構成にすることができる。
施例の作用について説明する。テールシール20がセグ
メント7の外周に乗り上げたシール状態のときには、裏
込材シール部材30の折曲部31先端に固定された耐磨
耗部材32がセグメント7の外周上P点でFなる力を受
けて、図3および図4に二点鎖線で示す状態に変形して
セグメント7の外周を摺接する。このように、テールシ
ール20の外方は裏込材シール部材30により覆われる
ため、裏込材がテールシール20に侵入することがない
と共に、耐磨耗部材32はセグメント7の外周からFな
る力を受けて摺接するが、耐磨耗部材32であるため、
裏込材がテールシール20に侵入することを確実に防止
する。特に裏込材シール部材30は外側保護板22と別
体に形成されているため、裏込材シール部材30と外側
保護板22との間には隙間33が形成されて、テールシ
ール20のセグメント7へのシール機能を保証すること
ができる。なお本実施例では耐磨耗部材32を設けた
が、裏込材シール部材30と外側保護板22との隙間3
3を形成すれば、耐磨耗部材32がなくてもよい。この
場合簡素な構成にすることができる。
【0026】図1の別のP部詳細図を示す図5におい
て、この図5のR部詳細図である図6および図7に基づ
き、本発明に係るテールシール装置の第2実施例を説明
する。テールシール20の構成については図8、図9に
示す第1の従来技術と同様のため説明を省略する。本第
2実施例における裏込材シール部材30bは、テールリ
ング2cの後端面に固定された取付部材35に設置され
ており、この裏込材シール部材30bの後部は外側保護
板22の外側において、テールリング2cの内方に折曲
した折曲部31bを有すると共に、円周方向の各隣接部
が互いにLbなる幅だけ重なる状態に設置されている。
また裏込材シール部材30bの折曲部31b先端部には
耐磨耗部材32bが固定されている。
て、この図5のR部詳細図である図6および図7に基づ
き、本発明に係るテールシール装置の第2実施例を説明
する。テールシール20の構成については図8、図9に
示す第1の従来技術と同様のため説明を省略する。本第
2実施例における裏込材シール部材30bは、テールリ
ング2cの後端面に固定された取付部材35に設置され
ており、この裏込材シール部材30bの後部は外側保護
板22の外側において、テールリング2cの内方に折曲
した折曲部31bを有すると共に、円周方向の各隣接部
が互いにLbなる幅だけ重なる状態に設置されている。
また裏込材シール部材30bの折曲部31b先端部には
耐磨耗部材32bが固定されている。
【0027】図2と同様に、図5において後胴2bの外
周面には裏込材付着防止剤注入管36bが固定されてお
り、この注入管36bから掘進機1後方のボイドに裏込
材付着防止剤を注入すると共に、裏込材付着防止剤注入
口37bからは、各テールシール20a,20b,20
c間の空間に裏込材を注入することにより、図3および
図4に後述する裏込材シール部材30bまたは外側保護
板22の内表面および外表面に裏込材付着防止剤が塗布
される。
周面には裏込材付着防止剤注入管36bが固定されてお
り、この注入管36bから掘進機1後方のボイドに裏込
材付着防止剤を注入すると共に、裏込材付着防止剤注入
口37bからは、各テールシール20a,20b,20
c間の空間に裏込材を注入することにより、図3および
図4に後述する裏込材シール部材30bまたは外側保護
板22の内表面および外表面に裏込材付着防止剤が塗布
される。
【0028】次に図6および図7に示す本発明の第2実
施例の作用について説明する。テールシール20がセグ
メント7の外周に乗り上げたシール状態のときには、裏
込材シール部材30bの折曲部31b先端に固定された
耐磨耗部材32bがセグメント7の外周上Pb点でFb
なる力を受けて、図6および図7に二点鎖線で示す状態
に変形してセグメント7の外周を摺接する。このよう
に、テールシール20の外方は裏込材シール部材30b
により覆われるため、裏込材がテールシール20に侵入
することがないと共に、耐磨耗部材32bはセグメント
7の外周からFbなる力を受けて摺接するが、耐磨耗部
材32bであるため、裏込材がテールシール20に侵入
することを確実に防止する。特に裏込材シール部材30
bは外側保護板22と別体に形成されているため、裏込
材シール部材30bと外側保護板22との間には隙間3
3bが形成されて、テールシール20のセグメント7へ
のシール機能を保証することができる。
施例の作用について説明する。テールシール20がセグ
メント7の外周に乗り上げたシール状態のときには、裏
込材シール部材30bの折曲部31b先端に固定された
耐磨耗部材32bがセグメント7の外周上Pb点でFb
なる力を受けて、図6および図7に二点鎖線で示す状態
に変形してセグメント7の外周を摺接する。このよう
に、テールシール20の外方は裏込材シール部材30b
により覆われるため、裏込材がテールシール20に侵入
することがないと共に、耐磨耗部材32bはセグメント
7の外周からFbなる力を受けて摺接するが、耐磨耗部
材32bであるため、裏込材がテールシール20に侵入
することを確実に防止する。特に裏込材シール部材30
bは外側保護板22と別体に形成されているため、裏込
材シール部材30bと外側保護板22との間には隙間3
3bが形成されて、テールシール20のセグメント7へ
のシール機能を保証することができる。
【図1】本発明に係るテールシール装置を装着したトン
ネル掘進機の縦断面図である。
ネル掘進機の縦断面図である。
【図2】本発明に係るテールシール装置の第1実施例を
示す図で、図1のP部詳細図である。
示す図で、図1のP部詳細図である。
【図3】図2のQ部詳細斜視図で、(A)は、Y視図、
(B)は、Z視図である。
(B)は、Z視図である。
【図4】図2のQ部詳細断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す図で、図2に相当す
る図である。
る図である。
【図6】図5のR部詳細斜視図で、(A)は、Y視図、
(B)は、Z視図である。
(B)は、Z視図である。
【図7】図5のR部詳細断面図である。
【図8】第1の従来技術の詳細を示す図である。
【図9】第1の従来技術の組立状態を示す図である。
【図10】第2の従来技術を示す図である。
【図11】第3の従来技術を示す図である。
1 トンネル掘進機 2 シールド本体 2a 前胴 2b 後胴 2c テールリング 3 カツタヘッド 4 セグメントエレクタ装置 5 シールドジャッキ 6 アーティキュレートジャッキ 7 セグメント 8 地山8 9 隔壁 10 カッタ駆動モータ 11 旋回リング 12 チャンバ 13 送泥管 14 排泥管 15 ガイドローラ 20 テールシール 20a 前段テールシール 20b 中段テールシール 20c 後段テールシール 20c1 〜20cn 後段テールシールエレメント 21 内側保護板 22 外側保護板 23 ワイヤブラシ 24 金網 25 ベースプレート 27 ゲージリング 30,30a,30b 裏込材シール部材 31,31a,31b 折曲部 32 耐摩耗部材 33,33a,33b 隙間 34 裏込材付着防止層 35 固定部材
Claims (6)
- 【請求項1】 内側保護板と外側保護板との間にワイヤ
ブラシ層を挟持するように形成したトンネル掘進機のテ
ールシール装置において、前記外側保護板よりも外側に
設置し、かつスキンプレートの内方に折曲した折曲部を
有すると共に、円周方向の各隣接部が互いに重なる複数
の裏込材シール部材よりなることを特徴とするトンネル
掘進機のテールシール装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のトンネル掘進機のテール
シール装置において、前記裏込材シール部材はテールリ
ング内周に設置することを特徴とするトンネル掘進機の
テールシール装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のトンネル掘進機のテール
シール装置において、前記裏込材シール部材はテールリ
ング後端面に設置することを特徴とするトンネル掘進機
のテールシール装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のトンネル掘進機のテール
シール装置において、前記裏込材シール部材は外側保護
板と別体的に設置することを特徴とするトンネル掘進機
のテールシール装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のトンネル掘進機のテール
シール装置において、前記裏込材シール部材の後端部先
端に、セグメント外周と摺接する耐磨耗材を設置するこ
とを特徴とするトンネル掘進機のテールシール装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5記載のトンネル掘進
機のテールシール装置において、前記裏込材シール部材
または外側保護板の内表面または外表面の少なくとも一
方に裏込材付着防止剤を塗布することを特徴とするトン
ネル掘進機のテールシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7351055A JPH09177489A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | トンネル掘進機のテールシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7351055A JPH09177489A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | トンネル掘進機のテールシール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177489A true JPH09177489A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18414741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7351055A Pending JPH09177489A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | トンネル掘進機のテールシール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09177489A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118239A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Okumura Corp | シールド掘進機のテールシール方法およびシールド掘進機 |
JP7036331B1 (ja) * | 2021-10-13 | 2022-03-15 | ゴメスインターナショナル インク | シールド機械用テールシール |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP7351055A patent/JPH09177489A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006118239A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Okumura Corp | シールド掘進機のテールシール方法およびシールド掘進機 |
JP7036331B1 (ja) * | 2021-10-13 | 2022-03-15 | ゴメスインターナショナル インク | シールド機械用テールシール |
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