JPH0649032Y2 - 光信号受信装置 - Google Patents

光信号受信装置

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JPH0649032Y2
JPH0649032Y2 JP1988050376U JP5037688U JPH0649032Y2 JP H0649032 Y2 JPH0649032 Y2 JP H0649032Y2 JP 1988050376 U JP1988050376 U JP 1988050376U JP 5037688 U JP5037688 U JP 5037688U JP H0649032 Y2 JPH0649032 Y2 JP H0649032Y2
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JP
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circuit
wiring film
optical signal
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signal receiving
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JP1988050376U
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壹城 冨居
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序に従って本考案を説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.背景技術[第6図、第7図] D.考案が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図乃至第5図] H.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は光信号受信装置、特に例えばテレビジョン受像
機(TV)、ビデオテープレコーダ(VTR)等の各種機器
内において赤外光による信号を受信する光信号受信装置
に関する。
(B.考案の概要) 本考案は、上記の光信号受信装置において、 出力回路側の信号が入力回路側に侵入しないようにする
ため、 入力回路を構成する配線膜群及び出力回路を構成する配
線膜群をそれぞれアース配線膜により囲繞するようにし
たものである。
(C.背景技術)[第6図、第7図] テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等の電気製
品にはリモートコントローラにより赤外光を利用して遠
隔制御できるようにしたものが多くなっている。このよ
うに遠隔制御できるようにした機器は、機器本体とは別
体のリモートコントローラから発生される赤外光による
リモートコントロール信号を受信する光信号受信装置を
本体に内蔵している。
この種の光信号受信装置は、例えば第6図に示すよう
に、前方板部aに受光窓bが穿設されたシールドケース
c内に受光素子d等を有した回路基板eが、その受光素
子dが受光窓部bに対向するように挿入配置されてな
る。該回路基板eの受光素子dが配置された側と反対側
の面には、所定のパターンを有する配線膜fが何本か形
成され、更に、増幅回路、リミッタ、検波回路、デコー
ダ、パルス発生回路等が構成された信号処理集積回路
と、例えばアルミニウム電解コンデンサ、セラミックコ
ンデンサ、抵抗等の各種電気部品g、g…が装着されて
いる。
ところで、光信号受信装置は、それを内蔵するテレビジ
ョン受像機、ビデオテープレコーダに小型化、多機能
化、高性能化が要求される関係上大きな空間を占有する
ことが許されなくなりつつある。即ち、光信号受信装置
にも小型化が要求されているのである。
その一方において、赤外光を受光素子により変換して得
た電気信号が非常に微弱であることから信号処理集積回
路の入力回路の利得が非常に大きくされているため出力
回路の信号が入力回路に侵入しないようにすることが要
求される。しかし、装置を小型化する程出力回路から入
力回路へのクロストークが生じ易くなるので、その小型
化とクロストークの防止とは二律背反の関係になり、そ
の両方の要求を満たすことは難しかった。
そのため、本願考案者は回路基板の配線パターンを第7
図に示すようにして出力回路・入力回路間のクロストー
クを少なくすることを案出した。同図において、hは入
力回路、iは出力回路、jは信号処理集積回路、kは入
力回路hと出力回路iとの間を横切るように形成された
第1の配線膜、lは回路基板に形成された回路の多くを
囲むように形成された第2の配線膜で、第1の配線膜k
及び第2の配線膜lは接地レベルに保たれる。mはアー
ス端子、n、oは別の端子で、回路基板の配線膜により
形成されている。尚、この技術については実願昭62−11
8007により提案済である。
(D.考案が解決しようとする問題点) ところで、第7図に示すような光信号受信装置によれ
ば、入出力間のクロストークをある程度は防止すること
ができた。しかし、第2の配線膜lは出力回路iを完全
には囲繞しておらず、そのことが出力回路iと入力回路
hとの間のクロストークの完全な防止を妨げていた。
本考案はこのような問題点を解決すべく為されたもので
あり、出力回路・入力回路間のクロストークをより有効
に防止することを目的とする。
(E.問題点を解決するための手段) 本考案光信号受信装置は上記問題点を解決するため、入
力回路を構成する配線膜群及び出力回路を構成する配線
膜群をそれぞれアーム配線膜により囲繞するようにした
ことを特徴とする。
(F.作用) 本考案光信号受信装置によれば、入力回路を構成する配
線膜群及び出力回路を構成する配線膜群が共にアース配
線膜により囲繞されているので、入力回路・出力回路間
がアース配線膜により非常に有効に静電シールドされ
る。従って、入力回路・出力回路間のクロストークを有
効に防止することができる。
(G.実施例)[第1図乃至第5図] 以下、本考案光信号受信装置を図示実施例に従って詳細
に説明する。
第1図乃至第5図は本考案光信号受信装置の一つの実施
例を示すもので、第1図は装置の斜視図、第2図は回路
図、第3図は回路基板の底面図、第4図は部品が取り付
けられた状態の回路基板の平面図、第5図は装置の断面
図である。
図面において、1は下面が開口された直方体形状のケー
ス、2は該ケース1の上面の一隅角部に形成された受光
窓、3はケース1に内蔵されたリモートコントロール信
号受信回路の後述する受光素子(13)の受光レンズで、
この光軸と上記受光窓2の中心軸とは合致せしめられて
いる。4はケース1の開口した下面を閉塞するキャッ
プ、5、5はケース1の下面から突出するピンで、リモ
ートコントロール信号受信回路の端子を成す。
6は回路基板で、裏面にのみ配線膜7i、7i、…、7o、7
o、…、7eが形成されている。7i、7i、…は入力回路を
構成する配線膜群、7o、7o、…は出力回路を構成する配
線膜群、7eはアース配線膜であり、該アース配線膜7eは
回路基板1の周縁部を占有し略8字状のパターンを有し
ており、該8字状アース配線膜7eにより囲繞された2つ
の領域のうちの一方の領域(第3図における右側の方の
領域)内に上記入力回路を構成する配線膜群7i、7i、…
が形成されている。そして、もう一方の領域(第3図に
おける左側の方の領域)内には出力回路を構成する配線
膜群7o、7o、…が形成されている。尚、第3図におい
て、8iは入力回路を構成する部品が配置される領域、8o
は出力回路を構成する部品が配置される領域である。入
力回路及び出力回路を構成する各電気部品は回路基板6
の表側の面にマウントされる。9は信号処理集積回路10
が配置される領域であり、信号処理集積回路10は後述す
る受光素子(13)とのクロストークを小さくするために
回路基板6の裏面に配置されているのである。11、11、
11、11は電気部品であるコンデンサ、12、12、12、12は
抵抗、13は受光素子(PINフォトダイオード)である。
該受光素子13は回路基板6の表側に取り付けられたシー
ルド台14上に固定されている。該シールド台14は金属か
らなり、アース配線膜7eに半田付けされて静電的に受光
素子13と信号処理集積回路10との間を遮蔽し、その間の
クロストークをより完全に防止する役割を果す。このシ
ール台14の設置により感度、S/Nが上昇し、リモートコ
ントロール信号の到達距離を例えば20〜30%程度長くす
ることができ得る。尚、アース配線膜7eが回路基板6裏
面の周縁部を占有しているので、受光素子13の一方のリ
ードはそのアース配線膜7eに半田付けされているが、他
方のリードはアース配線膜7eよりも内側にある配線膜7i
に半田付けされており、この2本のリードはそれと最も
近い回路基板6の側縁と直角な方向に離間している。
また、4つのコンデンサ11、11、11、11のうちの最も小
さいものを除く3つのコンデンサはアルミニウム電解コ
ンデンサであり、充放電によってノイズを発生してしま
う。そのため、その3つのアルミニウム電解コンデンサ
11、11、11の配置位置が信号処理集積回路10の配置位置
とできるだけ離れるようにする必要があり、従って、3
つのアルミニウム電解コンデンサ11、11、11は回路基板
1の一つの側縁に沿って並んで配置されるのに対して、
信号処理集積回路10はその側縁と反対側の側縁近傍に配
置されている。そのうえ、アルミニウム電解コンデンサ
11、11、11は回路基板6の表側の面に配置されるのに対
して、信号処理集積回路10は回路基板6の裏側の面に配
置されている。従って、アルミニウム電解コンデンサで
発生するノイズの信号処理集積回路10内への侵入を確実
に防止することができる。
このような光信号受信装置によれば、入力回路と出力回
路が混在しないように分けて配置され、そして、入力回
路を構成する配線膜群7i、7i、…と出力回路を構成する
配線膜群7o、7o、…は共にアース配線膜7eによって囲繞
され、そのアース配線膜7eによって入力回路・出力回路
間が分離されている。従って、入出力間のクロストーク
を防止することができる。
尚、第7図に示した提案済の回路基板は、端子m、n、
oを回路基板裏面に形成した配線膜により構成し、該端
子m、n、oを回路基板の一側縁から突出させた構成な
ので、出力回路を構成する配線膜に対してだけでなく入
力回路を構成する配線膜に対してもアース配線膜で完全
に囲繞するようにすることができなかった。勿論、両面
に配線膜を有し、表面と裏面の配線膜をスルーホールを
介して接続できるような回路基板を用いればそれは不可
能ではないが、そのような回路基板は非常に高価なので
光信号受信装置の著しいコスト増を招き、実際上用いる
ことはできない。しかるに、本光信号受信装置の回路基
板においてはピン5、5を回路基板6に貫設し配線膜7
に半田付けしこのピン5、5をもってリモートコントロ
ール信号受信回路の外部端子とするので、配線膜7i、
i、…と配線膜7o、7o、…をそれぞれアース配線膜7eに
よって囲繞するようにすることが可能になったのであ
る。
また、ノイズ源となってしまうアルミニウム電解コンデ
ンサ11、11、11は上述したように信号処理集積回路10か
ら遠ざけられているので、ノイズの信号処理集積回路10
への侵入を極力少なくすることができる。
そして、受光素子13のアノードと信号処理集積回路10と
の間にクローストークが生じることは避ける必要がある
が、受光素子13は回路基板6の表側の面に配置され、信
号処理集積回路10は回路基板6の裏面に配置されている
うえにシールド台14によって支持されているのでかかる
クロストークをより有効に防止することができるのであ
る。
(H.考案の効果) 以上に述べたように、本考案光信号受信装置は、回路基
板の一方の面にのみ配線膜を形成し、該回路基板の配線
膜形成面に信号処理集積回路を配置し、上記回路基板の
他方の面に受光器を含む他の電気部品をマウントした光
信号受信回路を有する光信号受信装置であって、上記配
線膜のパターンは、入力回路を構成する配線膜群及び出
力回路を構成する配線膜群がそれぞれアース配線膜によ
って囲繞されるようにされてなることを特徴とするもの
である。
従って、本考案光信号受信装置によれば、入力回路・出
力回路間がアース配線膜により有効に静電シールドされ
る。従って、入力回路・出力回路間のクロストークをよ
り完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案光信号受信装置の一つの実施
例を説明するためのもので、第1図は斜視図、第2図は
回路図、第3図は回路基板の裏面図、第4図は電気部品
が装着された状態の回路基板の平面図、第5図は断面
図、第6図は光信号受信装置の従来例の断面図、第7図
は提案済装置の回路基板の裏面図である。 符号の説明 6…回路基板、 7e…アース配線膜、 7i…入力回路を構成する配線膜、 7o…出力回路を構成する配線膜、 10…信号処理集積回路、 11、12…電気部品、 13…受光器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板の一方の面にのみ配線膜を形成
    し、該回路基板の配線膜形成面に信号処理集積回路を配
    置し、上記回路基板の他方の面に受光器を含む他の電気
    部品をマウントした光信号受信回路を有する光信号受信
    装置であって、 上記配線膜のパターンは、上記光信号受信回路の入力回
    路を構成する配線膜群及び同じく出力回路を構成する配
    線膜群がそれぞれアース配線膜によって囲繞されるよう
    にされてなる ことを特徴とする光信号受信装置
JP1988050376U 1988-04-14 1988-04-14 光信号受信装置 Expired - Lifetime JPH0649032Y2 (ja)

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JPH01153791U JPH01153791U (ja) 1989-10-23
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