JPH0648856B2 - プリンタ付テレビカメラ - Google Patents

プリンタ付テレビカメラ

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JPH0648856B2
JPH0648856B2 JP1218208A JP21820889A JPH0648856B2 JP H0648856 B2 JPH0648856 B2 JP H0648856B2 JP 1218208 A JP1218208 A JP 1218208A JP 21820889 A JP21820889 A JP 21820889A JP H0648856 B2 JPH0648856 B2 JP H0648856B2
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伸二 益子
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビ画面の一齣を、静止画像としてドット
カウンタにより印刷し得るプリンタ付テレビカメラに関
するものである。
[従来の技術] CCDカメラ等の小型テレビカメラで撮影した画像の映
像信号を、RAM又はミニフロッピーディスク等に記憶
させ、静止画像としてプリントアウトし得るプリンタ付
テレビカメラが開発されつつある。
このプリンタ付テレビカメラは、映像信号をデジタル信
号としてRAM又はミニフロッピーディスク等の記録媒
体に記録し、記憶媒体に記録した信号を、記録した順番
に従って読み出し、ドットプリンタ等のプリント装置に
より画像を印刷する様にしている。
[発明が解決しようとする課題] プリンタ付テレビカメラのドットプリンタは、周囲の温
度やプリンタヘッドの温度により印字濃度が変化し、映
像信号に基く画像を印刷する場合の様に、濃度信号に基
き正確な濃度で印刷することが要求されるプリンタ付テ
レビカメラにおいては、濃度調整の為の試験が容易に行
なわれ得る様にしなければならない。
[課題を解決するための手段] 本発明は映像信号をデジタル信号として記憶するプリン
タ付テレビカメラであって、テレビカメラが出力する映
像信号の内、1フィールド分の映像信号を書き込むメモ
リー回路と、該メモリー回路のRAMに記録した映像信
号を読み出させる制御回路を設けると共に、映像信号を
RAMに書き込む際には順次1ずつ増加する番地を指定
し、書き込まれた映像信号を読み出す際には特定の番地
を初期値とし、該初期値に一走査線の画素数に対応した
数値を順次加えた番地を記憶した走査線の本数に対応し
た回数だけ指定した後、初期値から1を減算し、この数
値に一走査線の画素数に対応した数値を順次走査線の本
数に対応した回数だけ加算し、初期値から更に1を減算
することを繰り返し、この数値を番地信号としてメモリ
ー回路に出力する番地指定回路と、RAMに記憶された
映像信号を読み出す際、映像信号における各画素の濃度
情報をRAMから読み出して一旦記憶すると共に、新た
に読み出した濃度情報と前回に読み出している濃度情報
とを平均した平均値情報を記憶する読出しバッファ回路
と、読出しバッファ回路の濃度情報又は平均値情報の何
れかを選択する選択回路と、階調カウンタ回路からの濃
度信号の値と選択回路で選択した濃度情報とを比較する
比較回路と、前記読出しバッファ回路及び選択回路を制
御する補間回路とを有するプリンタ付テレビカメラにお
いて、テストスイッチとパターン信号を出力するテスト
パターン作成回路と、前記ADコンバータからのデジタ
ル信号と該パターン信号とを切換えて書込みバッファ回
路に送る映像切換回路を設けることとする。
[作用] 本発明に係るプリンタ付テレビカメラは、番地指定回路
により映像信号をRAMに記憶させるときは、走査線を
画素に分解して各画素の濃度情報を順番にRAMの所定
番地へ記憶させ、プリンタ部で印刷する際にRAMから
各画素の濃度情報を読み出すときは、特定の番地を初期
値として一走査線の画素数に対応した数を順次加えた番
地の濃度情報を読み出す様に番地指定回路により番地を
指定し、この指定番地に記憶された情報を読出しバッフ
ァ回路へ移し、然る後、選択回路等を介してプリンタ部
へ情報を送る故、画像を印刷するに際してはテレビ画面
における縦に並べた画素の各濃度情報を順次プリンタ部
に送ることができる。
又、RAMに記憶させる際の画素数は走査線の数に応じ
て約250個程度とされていても、2つの画素の濃度情報
から平均値の濃度情報を作り得る読出しバッファ回路を
設け、補間回路及び選択回路により、RAMに記憶され
た各画素の濃度情報の他、平均値の濃度情報により画素
数を増加させることが可能となり、ドットプリンタにお
ける一列の画素数がテレビの走査線の数よりも多い場合
にも各ドットに画素の濃度に応じた印刷濃度情報を与え
ることができる。
そして、テストスイッチを操作することにより、テレビ
カメラからの映像信号に換えてパターン信号を書込みバ
ッファ回路を介してメモリー回路に記憶させ、該パター
ン信号に基く画像をプリンタ部で印刷させることもでき
る。
[実施例] 本発明に係る実施例は、テレビカメラによる映像信号の
内、1フィールド分の映像信号により静止画像を印刷す
るプリンタ付テレビカメラであり、1フィールドを構成
する走査線の内、240本の走査線を各走査線について408
個の画素とし、各画素の濃度を32階調の濃淡に区分けし
たデジタル信号で記憶するものであり、映像信号に換え
てパターン信号を記憶させることもできるものである。
この実施例に係るプリンタ付テレビカメラは、第1図に
示す様に、カメラ部としてのテレビカメラ12からの映像
信号をデジタル信号に変換するADコンバータ14を有
し、該ADコンバータ14は、例えば8MHzのタイミン
グ周期をもってアナログ信号である映像信号をサンプリ
ングし、各サンプルを5ビットのデジタル信号に変換す
ることにより映像信号の各走査期間を約420個の画素に
分け、各画素を32階調の濃淡に区分した濃度信号とし、
映像切換回路95を介して書込みバッファ回路30に送るも
のである。
この映像切換回路95は後述するテストパターン作成回路
90からのパターン信号と前記ADコンバータ14からの濃
度信号とを切換えて書込みバッファ回路30に送るもので
あり、書込みバッファ回路30は、第2図に示す様に5ビ
ットのレジスタ6個とラッチ制御回路とで構成し、ラッ
チ制御回路31は、前記ADコンバータ14のクロック信号
に同期した8MHzのクロック信号に合せて第1レジス
タ32乃至第6レジスタ37に順次書込み信号を出力し、ク
ロック信号の6パルスに1回だけ第1レジスタ32乃至第
3レジスタ34と第4レジスタ35乃至第6レジスタ37とへ
交互に読出し信号を出力し、以て第1レジスタ32乃至第
6レジスタ37に通常は前記ADコンバータ14からのデジ
タル信号を順次記憶させ、第1レジスタ32乃至第3レジ
スタ34に記憶された3画素分の情報をまとめて15ビット
のデジタル信号としてメモリー回路45に送らせ、又、第
4レジスタ35乃至第6レジスタ37に記憶された3画素分
の情報をまとめて15ビットのデジタル信号としてメモリ
ー回路45に送らせるものであり、第1レジスタ32乃至第
3レジスタ34と第4レジスタ35乃至第6レジスタ37とに
読出し信号を出力する毎に、即ち、クロック信号の3パ
ルス毎にメモリー回路45にメモリー信号を出力するもの
である。
尚、このラッチ制御回路31は、制御回路40からの書込み
命令信号により、所定の期間のみ書込み信号や読出し信
号及びメモリー信号を出力し、書込みバッファ回路30は
1フィールドにおける240本の走査線につき、各走査線
における408画素の濃度情報をメモリー回路45に送るも
のである。
そして制御回路40は、制御部41及び走査線カウンタ回路
42と終了検出回路43とで構成し、制御部41にはテレビカ
メラ12からの映像信号の内、同期信号を同期分離回路16
を介して入力し、又、メモリースイッチ回路18からのメ
モリースタート信号及びプリントスイッチ回路22からの
プリントスタート信号を、更に後述のテスト信号を入力
するものである。
尚、メモリースイッチ回路18はメモリースイッチ20のチ
ャタリングを防止しつつメモリースイッチ20の押されて
いる持続時間を計測して確実にメモリースイッチ20が操
作されたときにメモリースタート信号を出力するもので
あり、又、プリントスイッチ回路22も、プリントスイッ
チ24のチャタリングを防止しつつプリントスイッチ24が
確実に操作されたことを検出してプリントスタート信号
を出力する回路とする。
そして制御回路40における制御部41は、同期分離回路16
からの同期信号により水平同期及び垂直同期のタイミン
グ、更に第1フィールド及び第2フィールドの判別を行
ないつつ、メモリースタート信号が入力されると、1フ
レーム終了後の垂直同期信号が入力された後に所要個数
の水平同期信号が入力されたとき、該水平同期信号及び
以後入力される各水平同期信号の終了後所要時間経過し
た時点から51μ秒間だけ前記書込みバッファ回路30に書
込み命令信号を出力するものであり、例えば第1フィー
ルドの第3走査線からの各走査線における走査線期間の
内の帰線期間を除く走査期間である52.7μ秒の期間にお
ける映像信号をデジタル化した約420個の5ビット情報
の内、408個の5ビット情報を書込みバッファ回路30を
介してメモリー回路45に記憶させ、走査線カウンタ回路
42により240本の走査線の濃度情報をメモリー回路45に
記憶させたことを検出すると書込み命令信号の出力を停
止する。
又、該制御部41は書込みバッファ回路30に書込み命令信
号を出力すると共に、メモリー回路45にメモリー作動信
号を出力し、更に番地指定回路50に複数種類の書込み動
作信号を出力するものである。
このメモリー作動信号が入力されるメモリー回路45は、
65.536バイト(64KB)の記憶容量を持つRAM48とメ
モリー制御回路47とで構成し、前記書込みバッファ回路
30における第1レジスタ32乃至第3レジスタ34の濃度情
報及び第4レジスタ35乃至第6レジスタ37の濃度情報を
2バイト情報として書込みバッファ回路30からのメモリ
ー信号により順次RAM48に記憶し、このRAM48への
記録に際しては番地指定回路50からの番地信号によりR
AM48の所定番地へ順次記録するものである。
この番地指定回路50は、初期値設定回路51、減算レジス
タ52、スイッチ回路53、加算減算回路55、第1加算回路
56、第2加算回路57及びラッチ回路58で構成し、制御回
路40から書込み動作信号が入力されたときは、書込み動
作信号の内のリセット信号により先ずラッチ回路58をゼ
ロクリアし、番地信号として「0」番地を最初に出力
し、又、スイッチ回路53を介して入力される加算演算回
路55の初期値を「0」とし、8MHzのクロック信号の
3周期に相当する第1加算信号により第1加算回路56を
もって順次「1」ずつ加算演算回路55の数値を増加さ
せ、この数値を書込み動作信号の内の一つであるラッチ
信号によりラッチ回路58に読み込ませ、ラッチ回路58か
ら番地信号として出力し、5ビットのデジタル信号とさ
れた映像信号を順次2バイトの濃度情報として3画素分
をメモリー回路45におけるRAM48の1番地に記憶させ
る様にして、帰線期間等を除きつつ一走査線につき408
画素の濃度情報をRAM48に記憶させる際の番地として
0番地から32.639番地迄の番地信号を出力する。
本実施例は、上述の様に各走査線を約420個の画素に分
け、各画素を5ビットデータによりその濃淡を分解する
故、各画素の濃度を32階調として精密な濃度を現わすこ
とができ、且つ、3画素分の5ビットデータをまとめて
2バイトの濃度情報としてメモリー回路45におけるRA
M48に記憶させる故、RAM48の記憶容量を有効に利用
しつつ精密な濃度差を有する映像信号として記憶させる
ことができる。
この様にしてメモリー回路45は、一走査線における420
画素の内、各走査線における408画素の濃度情報を、
又、245本の走査線の内204本の走査線における各画素の
データを記憶することにより1フィールド分の映像信号
を記憶する。
そして、前記メモリー回路45におけるRAM48に記憶さ
せた1フィールドの映像信号に基いて静止画像を印刷す
るに際し、本実施例は320ドットを一列に配置したライ
ンプリンターをプリンタ部85に用いて408×320画素の画
像を印刷するものであり、240本の走査線による画面上
縦方向240画素を読出しバッファ回路60、補間回路71、
選択回路72により320画素に増大させてプリンタ部85に
おける横一行に印刷を行なうものである。
この読出しバッファ回路60は、第3図に示す様に5個の
レジスタと1個の平均化レジスタとを有し、第1レジス
タ61はメモリー回路45から読み出す2バイトの濃度情報
の内、第1ビット乃至第5ビットの情報を、第2レジス
タ62は第6ビット乃至第10ビットの情報を、第3レジス
タ63は第11ビット乃至第15ビットの情報を読み込むもの
であり、第4レジスタ64は一定の周期で第1レジスタ61
乃至第3レジスタ63の何れかから5ビットの濃度情報を
受け、この5ビットの濃度情報を選択回路72に出力する
ものであって、第5レジスタ65は補間回路71からの記憶
命令信号により第1レジスタ61乃至第3レジスタ63の何
れかからの5ビット情報を記憶し、平均化レジスタ67は
第4レジスタ64の情報と第5レジスタ65の情報との平均
値を濃度情報として選択回路72に出力するものである。
この読出しバッファ回路60が作動して前記メモリー回路
45から映像信号を順次読み出すに際し、制御回路40にお
ける制御部41は、番地指定回路50に読出し動作信号とし
て減算レジスタ52に初期値を読み込ませる読込み信号、
減算レジスタ52に読み込まれた数値をスイッチ回路53を
介して加算演算回路55に移す伝達信号、加算演算回路55
へ第2加算回路57により一定の数値を加えさせる第2加
算信号、加算演算回路55で算出された数値をラッチ回路
58に読み込ませ、ラッチ回路58から番地信号として出力
させるラッチ信号及び動作信号を出力し、この読出し動
作信号に併せて補間回路71に補間信号を、ドットカウン
タ回路76に開始信号を出力し、又、プリンタ部85に印刷
信号を出力する。
この制御部41から出力される各信号は、先ず、読出し動
作信号としての読込み信号、伝達信号、及びラッチ信号
と動作信号とが出力され、続いて補間信号が出力された
後、読出し動作信号としての第2加算信号が3回出力さ
れ、補間信号が1回出力されると第2加算信号が3回出
力されることが繰り返され、第2加算信号が240回出力
されると伝達信号が1回出力された後、補間信号1回、
第2加算信号3回の出力が繰り返されつつ、第2加算信
号が240回出力されると再度伝達信号が1回出力され、
この伝達信号と第2加算信号とが出力される毎にラッチ
信号と動作信号とが出力され、伝達信号が31回出力され
ると印刷信号が出力されるものであり、開始信号は補間
信号と第2加算信号とが出力される毎に出力されるもの
である。
従って、番地指定回路50は制御回路40における制御部41
から読出し動作信号を受け、初期値設定回路51に記録さ
れている「135」の値を読込み信号により減算レジスタ5
2へ、更に伝達信号によりスイッチ回路53を介して加算
演算回路55に記憶させ、この数値をラッチ信号によりラ
ッチ回路58がラッチし、動作信号によりラッチ回路58が
番地信号として「135」の値を先ず出力し、メモリー回
路45におけるRAM48の135番地に記憶したデータを最
初に読み出させるものであり、このデータを読出しバッ
ファ回路60における第1レジスタ61乃至第3レジスタ63
に送る。このとき、読出しバッファ回路60ではデータ切
換回路82からの切換信号により第3レジスタ63が作動状
態とされ、RAM48における135番地のデータ中、第11
ビット乃至第15ビットのデータが第3レジスタ63に記憶
され、この第3レジスタ63に入力された濃度情報は第4
レジスタ64を介して選択回路72に送られ、更に比較回路
74に送られる。
そして、補間回路71に補間信号が入力されることによ
り、補間回路71は読出しバッファ回路60に記憶命令信号
を出力し、読出しバッファ回路60における第5レジスタ
65は第3レジスタ63の濃度情報を記憶する。
次に、番地指定回路50では制御回路40からの読出し動作
信号の内の第2加算信号により第2加算回路57が作動
し、加算演算回路55は初期値「135」に「136」の値を加
算することによりその値を「271」とし、この値を読出
し動作信号の内のラッチ信号によりラッチ回路58が読み
込み、ラッチ回路58から「271」の値を番地信号として
出力し、RAM48の271番地に記憶したデータを読出し
バッファ回路60に送り、第3レジスタ63及び第4レジス
タ64を介して選択回路72に5ビットの濃度情報を送ると
共に、第5レジスタ65に記憶させた前記135番地の第11
ビット乃至第15ビットによる値と新たに第4レジスタ64
に記憶された271番地の第11ビット乃至第15ビットによ
る値との平均値を平均化レジスタ67で算出し、平均化レ
ジスタ67の出力である5ビットの情報を平均値濃度情報
として選択回路72に出力する。
この平均値濃度情報と第4レジスタ64の濃度情報とが入
力される選択回路72は、補間回路71からの選択信号が入
力されることにより先ず平均化レジスタ67からの平均値
濃度情報を比較回路74に送り、次に第4レジスタ64の濃
度情報を比較回路74に送る。
その後、番地指定回路50では第2加算信号により第2加
算回路57が加算演算回路55の数値に更に「136」を加算
し、この値である「408」を番地信号としてラッチ回路5
8から出力し、RAM48の408番地のデータを読出しバッ
ファ回路60に送り第3レジスタ及び第4レジスタ64を介
して選択回路72、更に比較回路74に送る。
従って比較回路74には、先ずメモリー回路45におけるR
AM48の135番地に記憶されている第11ビット乃至第15
ビットのデータ、即ち記憶された画面上の第1走査線に
おける第408番ドットの画素の濃度情報が入力され、次
にRAM48の271番地に記憶されている第11ビット乃至
第15ビットのデータ即ち第2走査線における第408番ド
ットの画素の濃度と前記第1走査線における第408番ド
ットの画素の濃度との平均濃度の情報が入力され、更に
第2走査線における第408番ドットの画素の濃度情報が
入力され、続いてRAM48の407番地のデータにより第
3走査線における第408番ドットの画素の濃度情報が比
較回路74に入力されることになる。
この様に番地指定回路50は制御回路40における制御部41
からの読出し動作信号の内の第2加算信号により第2加
算回路57を作動させて加算演算回路55に於て順次「13
6」の数値を加算しつつこの数値をラッチ回路58から番
地信号として出力することを240回繰り返し、各走査線
における第406番ドット乃至第408番ドットの各濃度情報
を読出しバッファ回路60における第1レジスタ61乃至第
3レジスタ63に移し、読出しバッファ回路60では第3レ
ジスタ63のみを作動させて、240本の各走査線における
第408番ドットの濃度情報を選択回路72に送ると共に、
制御回路40における制御部41からの補間信号により、番
地指定回路50における第2加算回路57が3回動作する毎
に補間回路71が先ず読出しバッファ回路60に記憶命令信
号を出力して第5レジスタ65に濃度情報を記憶させ、以
て平均値の濃度情報を平均化レジスタ67に算出させ、次
で選択信号を選択回路72に出力して平均値濃度情報を比
較回路74に送るものであり、一画面240本の走査線によ
る画面上縦方向に240画素の記録を320画素に増大させて
プリンタ部85のドット数に一致した濃度情報を作成す
る。
又、制御回路40における制御部41は読み出し動作信号や
補間信号を出力すると共に、加算信号のパルスと補間信
号のパルスとを加算した開始信号をドットカウンタ回路
76に出力している故、読出しバッファ回路60が240個の
濃度情報を読み込むと、このドットカウンタ回路76には
320パルスが入力され、該ドットカウンタ回路76は桁上
げ信号を階調カウンタ回路78に出力することとなり、階
調カウンタ回路78は初期値を「1」とし、桁上げ信号が
入力される毎に値を「1」ずつ増加させる5ビットの濃
度信号を比較回路74に出力すると共に、桁上げ信号が31
個入力されるとキャリー信号をデータ切換回路82に送
り、且つ、比較回路74に出力する濃度信号の値を「1」
に戻す。
この階調カウンタ回路78からの濃度信号と前記選択回路
72からの濃度情報が入力される比較回路74は、選択回路
72から送られる濃度情報と階調カウンタ回路78から送ら
れる濃度信号の値との一致を検出し、各ドットを印字す
るか否かの印字信号をプリンタ部85のラインバッファ87
に送るものである。
従って、番地指定回路50が135番地から32、639番地迄の
値を「136」ずつ加算して第1走査線の第408番ドットか
ら第240走査線における第408番ドット迄の各第408番ド
ットの濃度情報240個をRAM48から読み出させ、補間
回路71及び選択回路72等により240画素の濃度情報を320
画素の濃度情報とし、比較回路74でこの320画素の各濃
度情報を階調カウンタ回路78が出力する最も淡い第1階
調の濃度情報と比較してプリンタ部85に送り、320画素
の各ドットが第1階調の濃さで印字するか否かを判別し
てプリンタ部85のラインバッファ87に蓄積し、320画素
の濃度情報が蓄積されるとプリンタ部85は先ず第1階調
で第1行を印字する。次に階調カウンタ回路78はドット
カウンタ回路76からの桁上げ信号によりその出力する濃
度信号の値を「2」とし、番地指定回路50及び補間回路
71等は前記と同一の動作を行ない、RAM48に記憶され
た240画素の濃度情報を320ドットの濃度情報とし、比較
回路74では第2階調の濃度で印字するか否かの印字信号
をプリンタ部85におけるラインバッファ87に送り、ライ
ンバッファ87に320画素につき第2階調で印字するか否
かの情報が蓄積されるとロール紙を送ることなく第2階
調の濃度で印字するものであり、階調カウンタ回路78は
濃度信号の値を「1」から「31」に順次増加させ、番地
指定回路50及び補間回路71等は同様の動作を31回繰り返
し、プリンタ部85では31種類の濃度と白とによる32階調
とされた320ドット1行の印刷が完了する。
尚、該実施例は選択回路72からの濃度情報と階調カウン
タ回路78からの濃度信号との一致により印字信号をプリ
ンタ部85に送り、所定の階調とされた濃度のドットを印
刷するものとしているも、ドットプリンタが常に一定の
濃度で印字する場合、比較回路74は選択回路72からの濃
度情報の値が、階調カウンタ回路78からの濃度信号の値
よりも大きい場合に印字信号を出力するものとし、同一
ラインの同一ドットについて濃度情報の値が大きい場合
はその値に応じて印字を繰り返すことにより該ドットの
濃度を高くすることも有り、この比較回路74はドットプ
リンタの形式に合せて、一致又は大小比較を行なって印
字信号を出力させれば足りるものである。
この様にして32階調の濃度により1行が印刷されるとロ
ール紙は1行分だけ紙送りされ、又階調カウンタ回路78
からのキャリー信号によりデータ切換回路82は切換信号
を変更して出力し、以て読出しバッファ回路60における
第2レジスタ62を作動状態とする。
この状態において、読出し動作信号の内の伝達信号によ
り番地指定回路50におけるスイッチ回路53を介して減算
レジスタ52に記憶されている初期値である「135」を加
算演算回路55及びラッチ回路58に移し、再度135番地か
ら順次「136」ずつ増加させて32、639番地迄の番地信号
を出力すれば、RAM48の各番地に記憶されたデータの
内、第6ビット乃至第10ビットの5ビットのデータが読
出しバッファ回路60における第2レジスタ62を介して第
4レジスタ64及び平均化レジスタ67から出力されること
となり、第1走査線乃至第240走査線における各第407番
ドットの濃度情報が第1行と同様に320ドットの濃度情
報として処理され、31回の印字により第2ラインの印刷
が完了し、階調カウンタ回路78からのキャリー信号によ
りデータ切換回路82が切換信号を変更して読出しバッフ
ァ回路60における第1レジスタ61を作動状態とし、この
状態で番地指定回路50は135番地から「136」ずつ増加さ
せた番地の出力を240回出力することを31回繰り返す。
この様にしてプリンタ部85において1行320画素の画像
が3行印刷されると、データ切換回路82は読出しバッフ
ァ回路60に出力する切換信号を読出しバッファ回路60に
おける第3レジスタ63を作動させる切換信号に戻すと共
に、一巡信号を番地指定回路50に送る。
この一巡信号が入力される番地指定回路50では、初期値
設定回路51からの値「135」を記録している減算レジス
タ52が一巡信号によりその値を「1」減算して「134」
とし、この値をスイッチ回路53を介して加算演算回路55
及びラッチ回路58に記憶させ、番地信号の値として「13
4」を最初に出力し、順次「136」を加えた番地を240回
出力することを31回繰り返し、この動作を3回行なうこ
とにより第1走査線乃至第240走査線における各第405番
ドットの濃度情報による320画素1行の印刷、各走査線
における第404番ドットの濃度情報による320画素1行の
印刷、第403番ドットの濃度情報による320画素1行の印
刷を行ない、再度一巡信号により減算レジスタ52の値か
ら「1」を減じて番地信号の値を「133」とし、この数
値に「136」加算することを繰り返す。
そして番地指定回路50における減算レジスタ52の出力
は、スイッチ回路53を介して加算演算回路55及びラッチ
回路58に送るのみでなく、制御回路40における終了検出
回路43にも送り、この終了検出回路43にはデータ切換回
路82からの一巡信号も入力する。従って、減算レジスタ
52が値「0」を出力し、番地信号として0番地から「13
6」を加えた値の番地信号が順次所定回数出力され、デ
ータ切換回路82から一巡信号が出力されたとき、終了検
出回路43から終了信号を出力させることができ、この終
了信号により制御部41は印刷動作の制御を終了停止す
る。
尚、制御部41はプリンタ部85からのストローブ信号を受
けて320ドットの印字信号をラインバッファ87に送るタ
イミングを制御し、又、プリンタ部85への印刷信号をも
出力することによりプリンタ部85の動作に合せて濃度信
号の情報処理を行なわせるものである。
又、上記実施例は各ドットの濃度を32階調の5ビット
信号とし、3ドットの濃度情報を2バイト情報としてR
AM48の有効利用率を高めているも、1ドットの濃度情
報をRAM48の1番地8ビットに記憶させることも可能
であり、この場合は、第4図に示す様に書込みバッファ
回路30におけるレジスタを前記実施例に比較して2個に
減少させ、読出しバッファ回路60も第1レジスタ乃至第
3レジスタを省略し、データ切換回路82を省くと共に、
番地指定回路50を書込み時は0番地から順次「1」を加
えて97、920番地迄の番地信号を順次出力させ、印刷時は
初期値設定回路51の値を「407」とし、第2加算回路57
による加算の数値を「408」として「408」の加算を240
回行なうことを31回繰り返し、各走査線の第408番ドッ
トの印刷後、初期値から「1」を減算して番地信号の値
を「406」として各走査線における第407番ドットの濃度
情報を読み出させる様にし、終了検出回路43は減算レジ
スタ52からの値が「0」となった後、階調カウンタ回路
78からのキャリー信号により終了信号を出力する様にす
れば、制御の為の回路等を多少単純化することができ
る。
この様にテレビ画面の一フィールドをプリンタ部で印刷
し得る様にしたプリンタ付テレビカメラに組込んだテス
トスイッチ回路26は、第2図に示す様に、テストスイッ
チ28とメモリースイッチ20とが操作されたときにテスト
信号を出力するものとし、映像切換回路95が第1バッフ
ァ回路96及び第2バッファ回路97で構成し、該第1バッ
ファ回路96は前記テスト信号を入力されないときに作動
してADコンバータ14からのデジタル信号を書込みバッ
ファ回路30に送り、前記テスト信号が入力されると第1
バッファ回路96の作動が停止して第2バッファ回路97が
作動し、テストパターン作成回路90からのパターン信号
を第2バッファ回路97が読み込み、書込みバッファ回路
30に該パターン信号を送ることによりメモリー回路45へ
映像信号に換えてパターン信号を記憶させる様にするも
のである。
このパターン信号を出力するテストパターン作成回路90
は、カウント制御回路91、アップダウンカウンタ92、及
び一定値出力回路93で構成し、アップダウンカウンタは
前記濃度信号の階調に合せて「0」から「31」迄の値を
順次アップカウント又は順次ダウンカウントしつつ5ビ
ットの信号をパターン信号として出力するものであり、
一定値出力回路は5ビットの出力の内、最上位ビットの
みを「1」とし、下位4ビットを「0」とする一定値を
出力する回路とし、この一定値出力回路93は、カウント
制御回路91からアップダウンカウンタ92にカウント信号
が出力されていないとき、及びアップダウンカウンタ92
からキャリー信号又はボロー信号が出力されたときに
「10000」の5ビット信号である一定値を出力する。更
にカウント制御回路91は、テストスイッチ回路26からの
テスト信号が入力されると共に、前記制御回路40におけ
る制御部41からのパターン作成信号が入力されるとアッ
プダウンカウンタ92にカウント信号やダウンカウント信
号を出力するものであり、パターン作成信号は、制御部
41から出力されるメモリー信号や書込み動作信号と合せ
て制御部41から出力され、カウント制御回路91は、書込
み動作信号における第1加算信号が例えば水平同期後45
回出力された時点からカウント信号を出力し、アップダ
ウンカウンタ92はカウント信号が入力されると第1加算
信号の10パルスに1回の割合でカウント値を「0」から
順次「1」ずつ増加させ、パターン信号としての出力信
号の値が「31」になると次にキャリー信号を出力するも
のである。又、カウント制御回路91には制御回路40にお
ける走査線カウンタ回路42からの中間値信号も入力し、
該中間値信号はメモリー回路45に記録する走査線の数の
1/2である「120」を走査線カウンタ回路42が数えたとき
に出力され、この中間値信号が入力されるとカウント制
御回路91はアップダウンカウンタ92にダウンカウント信
号を出力し、アップダウンカウンタ92は「31」から順次
「1」ずつ減算を行ないパターン信号としての5ビット
の出力信号の値を「0」とした後にボロー信号を出力す
るものである。
従って、メモリースイッチ24とテストスイッチ28とを操
作したときは、制御回路40にメモリースタート信号が入
力されることにより書込み命令信号、メモリー作動信
号、及び書込み動作信号が出力されて書込みバッファ回
路30、メモリー回路45及び番地指定回路50が作動して前
記RAM48に映像信号を記憶させる動作と同じ動作が行
なわれ、テストスイッチ回路からのテスト信号により映
像切換回路95がADコンバータ14からのデジタル信号に
換えてテストパターン作成回路からのパターン信号を書
込みバッファ回路30へ送り、前記テストスイッチ回路26
からのテスト信号と制御回路40からのパターン作成信号
及び中間値信号とにより、テストパターン作成回路90は
一定値出力回路91からの一定値のパターン信号や、アッ
プダウンカウンタ92からの順次増加のパターン信号及び
順次減少のパターン信号を出力する故、メモリー回路45
におけるRAM48に記憶される画像としての情報内容
は、第5図に示す様に、第1走査線乃至第240走査線の
各走査線における第1ドット乃至第45ドットの画素の情
報を記憶するA領域には一定値出力回路93から出力され
る「10000」の5ビット情報が記憶され、第1走査線乃
至第120走査線における第46ドット乃至第365ドットの画
素の情報を記憶するB領域には各走査線における10ドッ
ト毎に値を「0」から「31」迄順次「1」ずつ増加させ
た値が記憶され、第121走査線乃至第241走査線における
第46ドット乃至第365ドットの画素の情報を記憶するC
領域には各走査線における10ドット毎に値を「31」から
「0」に順次「1」ずつ減少させた値が記憶され、第1
走査線乃至第240走査線における各第366ドットから第40
8ドットの画素の情報を記憶するD領域には中間濃度の
値となる「10000」の5ビット情報がパターン信号とし
て記憶される。
この様にしてRAM48に記憶されたパターン信号に基
き、プリントスイッチ24を操作して画像の印刷を行なえ
ば、印刷画面の左右両端において上端から下端に至る所
要幅の中間調濃度を有する帯が印刷され、中央部は上半
が右側の前記帯から左側の帯に至る間に32階調で白から
黒に順次色が濃くなり、下半は右から左へ黒から白へ順
次色が淡くなるパターンが印刷されることとなり、全て
の階調での印刷状態を見ることができる。
尚、別途に切換スイッチを設け、該切換スイッチの操作
によりテストパターン作成回路90におけるカウント制御
回路91から出力されるカウント信号の出力を阻止する様
にすれば、RAM48に記憶されるパターン信号は一定値
出力回路93から出力される一定の値のみとなり、容易に
印刷されるテストパターンを中間調濃度一色とし、濃淡
の有無によりプリンタの調子等を点検することができ
る。
[発明の効果] 本発明に係るプリンタ付テレビカメラは、各走査線を40
8ドット等の画素に分けて1フィールド分の映像信号を
メモリー回路に記憶し、印刷に際しては各走査線におけ
る同一個数目の画素をメモリー回路から読み出してプリ
ンタ部で印刷する故、テレビ画面において縦に並んだ画
素をプリンタ部では横に並べて印刷することとなり、画
像の上では画素数が多く要求される水平方向をプリンタ
部では紙送り方向に変換し、画素数の少ない垂直方向を
プリンタ部における横方向としている故、プリンタ部の
幅を小さくしつつロール紙等に印刷される静止画像を大
きくし、小型のプリンタ付テレビカメラでの画面を水き
くして画像を見易くすることができるプリンタ付テレビ
カメラであり、テストスイッチ回路により容易にテスト
パターンを印刷させ、プリンタ部のみならず回路全体の
作動が適切であるか否かを容易に検査することができ、
美麗にして見易い画像を常に印刷し得る状態に調整する
ことが容易なプリンタ付テレビカメラである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプリンタ付テレビカメラのブロッ
ク図であり、 第2図は本実施例における記憶動作時の要部を示すブロ
ック図、 第3図は本実施例における印刷動作時の要部を示すブロ
ック図、 第4図は他の実施例を示すブロック図、 第5図はメモリー回路に記憶されるパターン画像を示す
図である。 12……テレビカメラ、14……ADコンバータ、16……同
期分離回路、18……メモリースイッチ回路、22……プリ
ントスイッチ回路、24……テストスイッチ回路、30……
書込みバッファ回路、40……制御回路、41……制御部、
45……メモリー回路、48……RAM、50……番地指定回
路、60……読出しバッファ回路、71……補間回路、72…
…選択回路、74……比較回路、76……ドットカウンタ回
路、78……階調カウンタ回路、85……プリンタ部、87…
…ラインバッファ、90……テストパターン作成回路、95
……映像切換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を出力するカメラ部及びカメラ部
    から出力される映像信号をデジタル信号に変換するAD
    コンバータと、 映像信号から同期信号を分離する同期分離回路と、 印字中はストローブ信号を出力するドットプリンタであ
    るプリンタ部と、 メモリースタート信号を出力し得るメモリースイッチ回
    路及びプリントスタート信号を出力し得るプリントスイ
    ッチ回路と、 映像信号における1フィールド分のデジタル信号を記録
    するメモリー回路と、 前記ADコンバータからのデジタル信号を所定のタイミ
    ングで読み込み、各画素の濃度情報として前記メモリー
    回路に記憶させる書込みバッファ回路と、 前記メモリー回路に記録された情報を所定のタイミング
    で読み出すと共に、メモリー回路から新たに読み出した
    濃度情報と前回にメモリー回路から読み出した濃度情報
    との平均値を作り、該平均値の濃度情報と新たにメモリ
    ー回路から読み出した濃度情報とを選択回路に出力する
    読出しバッファ回路と、 前記読出しバッファ回路がメモリー回路から読み出す各
    画素の濃度情報の個数をカウントし、テレビ画面におけ
    る縦一行分の画素数に対応する濃度情報が読み出される
    と桁上げ信号を出力するドットカウンタ回路と、 ドットカウンタ回路からの桁上げ信号により順次異なる
    値の濃度信号を出力する階調カウンタ回路と、 書込みバッファ回路からの濃度情報をメモリー回路に記
    録する際、記録番地を順次1ずつ増大させ、読出しバッ
    ファ回路がメモリー回路から濃度情報を読み出す際、一
    走査線の画素数に対応する数値を基準値とし、一走査線
    における画素数に対応する数値を順次加算することを所
    定回数繰り返した後、前記基準値から1を減算して一走
    査線における画素数に対応する数値を所定回数加えた後
    に1を減算することを繰り返し、この加算及び減算によ
    り算出した各数値を番地信号とてしてメモリー回路に送
    る番地指定回路と、 前記同期分離回路からの同期信号に基いて走査線の数を
    カウントする走査線カウンタ回路及び番地指定回路が出
    力する番地信号が最終番地の値になることを検出する終
    了検出回路、更に制御部を有する制御回路であって、前
    記メモリースイッチ回路からのメモリースタート信号に
    基き、同期分離回路からの垂直同期信号から一定時間遅
    れにして、且つ、水平同期信号から一定時間経過後にお
    ける所要時間幅だけ書込みバッファ回路に書込み命令信
    号を、メモリー回路にメモリー作動信号を、更に番地指
    定回路に書込み動作信号を制御部から出力すると共に、
    走査線カウンタ回路が所要数の走査線をカウントすると
    制御部からの書込み指令信号、メモリー作動信号及び書
    込み動作信号の出力を停止し、プリントスイッチ回路か
    らのプリントスタート信号に基き、制御部からメモリー
    回路へメモリー作動信号を出力すると共に番地指定回路
    へ読出し動作信号を出力し、読出し動作信号における加
    算信号を所定回数出力する毎に補間回路へ補間信号を出
    力し、読出し動作信号の出力に合せて前記ドットカウン
    タ回路の動作を開始させる開始信号、及びプリンタ部へ
    印刷信号を出力し、終了検出回路からの終了信号により
    制御部からのメモリー作動信号、読出し動作信号、補間
    信号、開始信号及び印刷信号の出力を停止する制御回路
    と、 制御回路からの補間信号により前記読出しバッファ回路
    に平均値を算出させる記憶命令信号を出力すると共に選
    択回路へ選択信号を出力する補間回路と、 前記読出しバッファ回路からの濃度情報を比較回路に送
    り、補間回路からの選択信号が入力されると、先ず読出
    しバッファ回路から出力される平均値の濃度情報を、次
    に読出しバッファ回路がメモリー回路から新たに読み出
    した濃度情報を比較回路に送る選択回路と、 該選択回路から送られる濃度情報と前記階調カウンタ回
    路が出力する濃度信号の値とを比較してプリンタ部に印
    字信号を出力する比較回路と、 を有するプリンタ付テレビカメラであって、 前記メモリースタート信号の出力時にテストスイッチが
    操作されるとテスト信号を出力するテストスイッチ回路
    と、 テスト信号が入力されたとき、中間濃度信号及び0から
    最大値迄の順次増加数と最大値から0迄の順次減少数と
    の数値を有する信号をパターン信号として出力するテス
    トパターン作成回路と、 前記ADコンバータと書込みバッファ回路との間に挿入
    され、前記テスト信号が入力されないときはADコンバ
    ータからのデジタル信号を、テスト信号が入力されると
    前記パターン信号を書込みバッファ回路に送る映像切換
    回路と、 を有することを特徴とするプリンタ付テレビカメラ。
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