JPH0648826B2 - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH0648826B2
JPH0648826B2 JP60019034A JP1903485A JPH0648826B2 JP H0648826 B2 JPH0648826 B2 JP H0648826B2 JP 60019034 A JP60019034 A JP 60019034A JP 1903485 A JP1903485 A JP 1903485A JP H0648826 B2 JPH0648826 B2 JP H0648826B2
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JP
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transmission
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JP60019034A
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猛雄 森田
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Original Assignee
Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、例えば、自動車やホテルのドアのロックある
いはアンロックなどに用いられる送受信装置。
(発明の概要) 本発明は、赤外線式リモートコントロール装置によって
作動操作される被動部材が、外乱によって不測に作動操
作されることを防止するために、受信手段側において、
データ信号の取り込みに先立ち、受信した信号がリモー
トコントロール装置からのものであるかどうかを判別し
ようとするものである。
(従来技術とその問題点) 従来のこの種の送受信方式では、リモートコントロール
装置によってデータ信号を赤外線信号として送信し、受
信手段側では、その送信されたデータ信号を受信して取
り込むようになっている。
ところで、例えば、蛍光灯などでは、その商用電源周波
数のゼロクロス点で、また、無線などでは、その外部電
波周波数のゼロクロス点でそれぞれ赤外線を発生するこ
とが知られている。
しかしながら、従来例の場合では、上述のような商用電
源や外部電波に起因する赤外線を受信手段が受信し、そ
れをデータ信号として受信手段が常に取り込むようにな
っている。そのため、外乱による赤外線がリモートコン
トロール装置による赤外線送信信号と偶然に一致して、
受信手段に連係された被動部材が不測に作動操作されて
しまう欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、外乱の周波数特性に着目し、外乱による赤外線をデ
ータ信号として取り込むことを防止できるようにするこ
とを目的とする。
(発明の構成と効果) 本発明は、赤外線信号の送受信により被動部材の動作制
御を行うもので、前記被動部材とは独立して設けられか
つオペレータの操作に応じて所定の信号を送信する送信
手段と、前記被動部材側に設けられかつ前記送信手段か
らの送信信号に基づいて前記被動部材の動作を制御する
受信手段とを備える送受信装置において、次の構成とす
る。
本発明では、前記送信手段として、前記受信手段側の起
動可否判断のための判断チェック信号と、前記被動部材
の動作制御のためのデータ信号とを赤外線信号として送
信する構成とし、前記受信手段として、前記送信手段か
らの送信信号を受信したとき、この信号のうちの判断チ
ェック信号の内容に基づいてデータ信号を取り込むか否
かを判断するとともに、この判断に基づいてデータ信号
を取り込んだ場合には前記被動部材の動作制御を行う構
成とし、さらに、前記判断チェック信号として、外部電
波周波数の半波長周期よりも長く、かつ、商用電源周波
数の半波長周期よりも短く設定される設定時間T内に所
定数のパルスを含む第1信号と、前記設定時間T内に前
記所定数よりも少ないパルスを含む第2信号とを組み合
わせたものとすることに特徴を有する。
要するに、本発明では、送信手段からの送信信号を受信
手段が受信したときに、まず、受信した信号のうちの判
断チェック信号に基づいて、この受信した信号が対応す
る送信手段からの適正な信号であるのか、あるいは商用
電源や外部電波に起因する赤外線などの外乱信号なのか
をチェックするようになっていて、適正な場合にのみ前
記受信した信号のうちの被動部材の動作制御のためのデ
ータ信号を取り込むようにしている。しかも、本発明で
は、前述のチェック処理において、特に商用電源や外部
電波に起因する赤外線などの外乱信号と差別化した判断
チェック信号を用いることにより、外乱信号が適正な判
断チェック信号と偶然に一致することをも回避させてい
る。
したがって、本発明によれば、商用電源や外部電波に起
因する赤外線などの外乱信号によって被動部材の動作制
御を間違って行うといったことを確実に回避できるよう
になる。ゆえに、本発明の送受信装置を例えば錠の制御
装置に用いた場合、錠が誤動作によりアンロックされて
盗難に合うといった不測の事態の発生を未然に防ぐこと
ができる。
(実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。ここでは、本発明の送受信装置を錠の制御装置に
用いた例を挙げている。第1図は、本発明の錠の制御装
置の一実施例の回路ブロック図である。図中、1は送信
手段としての赤外線リモートコントロール装置、2は受
光部、3は制御回路、4はドライバー、5は被動部材で
ある。なお、前述の受光部2、制御回路3およびドライ
バー4によって請求の範囲に記載の受信手段が構成され
ている。また、被動部材5は、自動車やホテルなどのド
アの錠をロックおよびアンロックするものであり、例え
ばソレノイドやドアロック用モータなどで構成される。
リモートコントロール装置1は、前記受信手段側の起動
可否判断のための判断チェック信号と、前記被動部材5
の動作制御のためのデータ信号とを赤外線信号として送
信するものである。この判断チェック信号としては、外
部電波周波数の半波長周期よりも長く、かつ、商用電源
周波数の半波長周期よりも短く設定される設定時間T内
に所定数のパルスを含む第1信号と、前記設定時間T内
に前記所定数よりも少ないパルスを含む第2信号とを組
み合わせたものとされる。
前記制御回路3は、前記第1信号を論理「1」、第2信
号を論理「0」として2値化する2値化手段6と、判断
チェック信号を2値化したコードと予め内蔵したチェッ
クデータとしての設定コードとを比較する比較手段7
と、データ信号を2値化したデータコードを記憶する記
憶手段8と、前記比較手段7においてチェックコードと
設定コードとが一致したときに前記記憶手段8からのデ
ータを取り込むデータ取り込み手段9と、取り込まれた
データが正しいかどうかを判別するデータ正誤判別手段
10とを備えている。
第2図は、受信手段側に内蔵された信号コードの構成図
であり、この信号コードは、前記判断チェック信号に対
するチェックとしての設定コードCと、前記データ信
号に対するデータコードを取り込む、例えば、16ビット
などの固定コードCと、それに所定の変換処理を施し
て、固定コードCの内容が正しいときのデータ設定コ
ードと比較し、データ信号に対してチェックするための
変換コードCとを備えている。前記変換コードC
より、前記データ正誤判別手段(いわゆるパリティチェ
ック)が構成されている。
第3図に示すように、設定時間(例えば、2ms)T内に
2個のパルスを含んで送信するものが前記第1信号に、
そして、1個のパルスを含んで送信するものが第2信号
にそれぞれ設定されている。この第1信号を2値化した
ときに論理「1」に、他方、第2信号を2値化したとき
に論理「0」になるようにされていて、これらの組み合
わせにより、判断チェック信号を2値化したときに、例
えば、(1,0,1,0)のチェックコードが得られるように
なっている。この判断チェック信号は、誤動作の原因と
なる商用電源や外部電波に起因する赤外線からなる外乱
信号の周波数特性を考慮して、それらと判別化するよう
に設定されている。
すなわち、商用電源周波数の場合は、第5図(イ)に示
すように、その半波長周期tが前記パルスの設定時間
Tよりも長く、それに伴ない、第5図(ロ)に示すよう
に、ゼロクロス点で発生される赤外線の周期tも長く
なるので、受信手段側で2値化したときには、(0,0,0,
0)となる。一方、外部電波周波数の場合は、第6図に
示すように、その半波長周期が、即ち、ゼロクロス点で
発生される赤外線の周期tが前記パルスの設定時間T
よりも短くなるので、受信手段側で2値化したときに
は、(1,1,1,1)となる。このような外乱信号と一致し
ないように前述のチェックデータを設定している。これ
により、外乱信号がチェックデータと偶然と一致するこ
とをも阻止するようにしている。
次に、この実施例の作用を第4図に示すフローチャート
を用いて説明する。
先ず、リモートコントロール装置1からの送信信号を受
信したかどうかを判別する(F1)。受信であれば、判
断チェック信号に対するチェックコードとチェックデー
タとしての設定コードとが一致しているかどうかを比較
判別する(F2)。ここで、一致と判断すれば、前記デ
ータ信号に対するデータコードを取り込む(F3)。
次いで、その取り込まれたデータが正しいかどうかを判
別し(F4)、正しければ、そのデータ取り込み回数を
カウントし(F5)、更に、データ取り込み回数が1回
かどうかを判別する(F6)。1回であれば、ドアロッ
ク用の制御信号を出力し(F7)、前記被動部材5を作
動してドアをロックする。1回でなければ2回と判断し
てドアアンロック用の制御信号を出力し(F8)、前記
被動部材5を作動してドアのロックを解除(アンロッ
ク)する。
前記ステップF4において、取り込みデータが正しくな
いと判断すれば、そのデータ取り込み回数が設定回数
(N回:例えば、10回)以上であるかどうかを判別す
る(F9)。設定回数以下であれば、カウント回数を1
回加算して(F10)からステップF1に戻す。設定回
数以上になれば、設定時間のタイムロックをかける(F
11→F12)。これにより、前記受信手段での信号受
信にかかわらず、データの取り込みを設定時間だけ停止
する。そして、設定時間経過後にカウントを0にして
(F13)からステップF1に戻す。
上記実施例では、第1信号を論理「1」、第2信号を論
理「0」としているが、本発明としては、第1信号を論
理「0」、第2信号を論理「1」としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の錠の制御装置の実施例の回路ブロッ
ク図、第2図は信号コードの構成図、第3図は、判断チ
ェック信号の2値化の説明図、第4図はフローチャー
ト、第5図は商用電源周波数の説明図、第6図は外部電
波周波数の説明図である。 1……リモートコントロール装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線信号の送受信により被動部材の動作
    制御を行うもので、前記被動部材とは独立して設けられ
    かつオペレータの操作に応じて所定の信号を送信する送
    信手段と、前記被動部材側に設けられかつ前記送信手段
    からの送信信号に基づいて前記被動部材の動作を制御す
    る受信手段とを備える送受信装置であって、 前記送信手段は、前記受信手段側の起動可否判断のため
    の判断チェック信号と、前記被動部材の動作制御のため
    のデータ信号とを赤外線信号として送信するものであ
    り、 前記受信手段は、前記送信手段からの送信信号を受信し
    たとき、この信号のうちの判断チェック信号の内容に基
    づいてデータ信号を取り込むか否かを判断するととも
    に、この判断に基づいてデータ信号を取り込んだ場合に
    は前記被動部材の動作制御を行うものであり、 かつ、前記判断チェック信号が、外部電波周波数の半波
    長周期よりも長く、かつ、商用電源周波数の半波長周期
    よりも短く設定される設定時間T内に所定数のパルスを
    含む第1信号と、前記設定時間T内に前記所定数よりも
    少ないパルスを含む第2信号とを組み合わせたものであ
    る、ことを特徴とする送受信装置。
JP60019034A 1985-02-01 1985-02-01 送受信装置 Expired - Lifetime JPH0648826B2 (ja)

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JP60019034A JPH0648826B2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01 送受信装置

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JPS61177848A JPS61177848A (ja) 1986-08-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0188590U (ja) * 1987-12-04 1989-06-12
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JPS605654A (ja) * 1983-06-23 1985-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送受信装置

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