JP3277187B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/10—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
- B60R25/102—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device a signal being sent to a remote location, e.g. a radio signal being transmitted to a police station, a security company or the owner
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00182—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with unidirectional data transmission between data carrier and locks
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- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C2009/00753—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys
- G07C2009/00769—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリモートコントロール装
置に係り、詳しくはリモートコントロール装置を構成す
る送信機から出力される識別コードのコピー防止を図っ
たリモートコントロール装置に関するものである。
置に係り、詳しくはリモートコントロール装置を構成す
る送信機から出力される識別コードのコピー防止を図っ
たリモートコントロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車のドアはドア内に
設けられたモータの駆動によりロック機構を動作させて
施錠又は解錠が行われているものがある。このドアの施
錠又は解錠の操作は運転手が運転席に着座している場合
にはドアの内側に設けられたスイッチの操作により行わ
れる。又、運転者が自動車の車外からドアの施錠又は解
錠の操作を行う場合、ドアに設けられた鍵孔にキーを挿
入し、キーを回動させることにより行われる。
設けられたモータの駆動によりロック機構を動作させて
施錠又は解錠が行われているものがある。このドアの施
錠又は解錠の操作は運転手が運転席に着座している場合
にはドアの内側に設けられたスイッチの操作により行わ
れる。又、運転者が自動車の車外からドアの施錠又は解
錠の操作を行う場合、ドアに設けられた鍵孔にキーを挿
入し、キーを回動させることにより行われる。
【0003】ところで、最近では、送信機と受信機とか
ら構成されるリモートコントロール装置を用いて自動車
外の近傍から遠隔操作によりドアの施錠又は解錠を行う
システムが採用されている。このリモートコントロール
装置の送信機はイグニッションキーのグリップに設けら
れたり、キーホルダに設けられたりして使用される。そ
して、受信機は自動車の車内に設けられている。
ら構成されるリモートコントロール装置を用いて自動車
外の近傍から遠隔操作によりドアの施錠又は解錠を行う
システムが採用されている。このリモートコントロール
装置の送信機はイグニッションキーのグリップに設けら
れたり、キーホルダに設けられたりして使用される。そ
して、受信機は自動車の車内に設けられている。
【0004】図11にはリモートコントロール装置の送
信機T及び受信機Rのブロック図を示す。送信機Tは操
作回路41、デコーダ回路42、変調回路43、キャリ
ア信号発生回路44及び発光回路45から構成されてい
る。又、受信機Rは受光回路46、増幅回路47、復調
回路48、デコーダ回路49及びコード判別回路50か
ら構成されている。コード判別回路50にはドアの施錠
又は解錠を制御するドアロック制御回路51が接続され
ている。
信機T及び受信機Rのブロック図を示す。送信機Tは操
作回路41、デコーダ回路42、変調回路43、キャリ
ア信号発生回路44及び発光回路45から構成されてい
る。又、受信機Rは受光回路46、増幅回路47、復調
回路48、デコーダ回路49及びコード判別回路50か
ら構成されている。コード判別回路50にはドアの施錠
又は解錠を制御するドアロック制御回路51が接続され
ている。
【0005】そして、送信機Tの操作回路41に設けら
れた送信スイッチ52を押すと、送信機Tに記憶された
識別コード(以下IDコードという)がデコーダ回路4
2から変調回路43に出力される。変調回路43にはキ
ャリア信号発生回路44から所定の周波数(例えば、3
8kHz)のキャリア信号が入力される。そして、変調
回路43はIDコードをキャリア信号で周波数変調し、
変調信号として発光回路45に出力する。発光回路45
は変調信号を赤外線に変換して受信機Rに送信する。
れた送信スイッチ52を押すと、送信機Tに記憶された
識別コード(以下IDコードという)がデコーダ回路4
2から変調回路43に出力される。変調回路43にはキ
ャリア信号発生回路44から所定の周波数(例えば、3
8kHz)のキャリア信号が入力される。そして、変調
回路43はIDコードをキャリア信号で周波数変調し、
変調信号として発光回路45に出力する。発光回路45
は変調信号を赤外線に変換して受信機Rに送信する。
【0006】自動車内に設けられた受信機Rの受光回路
46は送信機Tの発光回路45から送信された赤外線の
変調信号を受信し、この信号を増幅回路47に出力す
る。増幅回路47は変調信号を所定のレベルに増幅して
復調回路48に出力する。復調回路48はこの信号の中
のIDコードのみを取り出して復調し、受信信号を得
る。この受信信号はデコーダ回路49に出力される。デ
コーダ回路49は受信信号に基づいて受信コードに変換
し、コード判別回路50に出力する。
46は送信機Tの発光回路45から送信された赤外線の
変調信号を受信し、この信号を増幅回路47に出力す
る。増幅回路47は変調信号を所定のレベルに増幅して
復調回路48に出力する。復調回路48はこの信号の中
のIDコードのみを取り出して復調し、受信信号を得
る。この受信信号はデコーダ回路49に出力される。デ
コーダ回路49は受信信号に基づいて受信コードに変換
し、コード判別回路50に出力する。
【0007】コード判別回路50は受信コードと予め受
信機Rに記憶された判別コードと比較する。受信コード
が判別コードと一致しない場合、コード判別回路50は
受信コードを消去して次の受信コードが入力されるまで
待機する。受信コードが判別コードと一致する場合、コ
ード判別回路50はドアが施錠されているときにはドア
ロック制御回路51に信号を送出してドアを解錠し、ド
アが施錠されていないときにはドアロック制御回路51
に信号を送出してドアの施錠を行う。
信機Rに記憶された判別コードと比較する。受信コード
が判別コードと一致しない場合、コード判別回路50は
受信コードを消去して次の受信コードが入力されるまで
待機する。受信コードが判別コードと一致する場合、コ
ード判別回路50はドアが施錠されているときにはドア
ロック制御回路51に信号を送出してドアを解錠し、ド
アが施錠されていないときにはドアロック制御回路51
に信号を送出してドアの施錠を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年AV機
器や家電製品に対して一つの送信機により幾つかの機器
の操作が可能となる学習リモコンが使用されるようにな
ってきている。この学習リモコンには各機器のデータを
記憶する際に三通りの記憶方法がある。まず一つは、各
機器の送信機からの操作信号に同期をとり、所定の周波
数で復調してデータ圧縮を行ってから各機器のデータを
記憶領域に取り込む方法がある。第二として、各機器の
送信機からの操作信号の先頭に同期をとり、変調周波数
を検知し、その周波数で全信号を復調し、データ圧縮を
行ってから各機器のデータを記憶領域に取り込む方法が
ある。第三として、送信機から出力される操作信号の周
波数を判断し、その周波数が所定の周波数以上であれば
変調方式とみなし、変調周波数と操作信号を復調して学
習リモコンが記憶領域に取り込む。又、IDコードの周
波数が特定の周波数以下であればベースバンド方式とみ
なし、IDコードのオン・オフ時間を計測し、その時間
を学習リモコンが記憶領域に取り込む。従って、車両用
の送信機に対してもこれらの方法でIDコードが容易に
記憶(コピー)され、自動車の所有者以外の者が不正に
ドアを解錠してしまうおそれがある。
器や家電製品に対して一つの送信機により幾つかの機器
の操作が可能となる学習リモコンが使用されるようにな
ってきている。この学習リモコンには各機器のデータを
記憶する際に三通りの記憶方法がある。まず一つは、各
機器の送信機からの操作信号に同期をとり、所定の周波
数で復調してデータ圧縮を行ってから各機器のデータを
記憶領域に取り込む方法がある。第二として、各機器の
送信機からの操作信号の先頭に同期をとり、変調周波数
を検知し、その周波数で全信号を復調し、データ圧縮を
行ってから各機器のデータを記憶領域に取り込む方法が
ある。第三として、送信機から出力される操作信号の周
波数を判断し、その周波数が所定の周波数以上であれば
変調方式とみなし、変調周波数と操作信号を復調して学
習リモコンが記憶領域に取り込む。又、IDコードの周
波数が特定の周波数以下であればベースバンド方式とみ
なし、IDコードのオン・オフ時間を計測し、その時間
を学習リモコンが記憶領域に取り込む。従って、車両用
の送信機に対してもこれらの方法でIDコードが容易に
記憶(コピー)され、自動車の所有者以外の者が不正に
ドアを解錠してしまうおそれがある。
【0009】ところで、学習リモコンは、各機器のデー
タをデータ圧縮して記憶する際に一定容量の記憶領域し
か使用することができないので、この容量を越えさせる
ような情報を送信すれば、記憶できないことになる。
又、操作信号の先頭に同期をとり、変調周波数を検知す
るタイプの学習リモコンに対しては、同期をとる先頭の
信号を、変調周波数とは異なる周波数とすれば、それに
続く信号は正確に読み取れなくなる。
タをデータ圧縮して記憶する際に一定容量の記憶領域し
か使用することができないので、この容量を越えさせる
ような情報を送信すれば、記憶できないことになる。
又、操作信号の先頭に同期をとり、変調周波数を検知す
るタイプの学習リモコンに対しては、同期をとる先頭の
信号を、変調周波数とは異なる周波数とすれば、それに
続く信号は正確に読み取れなくなる。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであって、第1の目的は、学習リモコンに識
別コードが記憶されないように防止することができるリ
モートコントロール装置を提供することにある。
されたものであって、第1の目的は、学習リモコンに識
別コードが記憶されないように防止することができるリ
モートコントロール装置を提供することにある。
【0011】第2の目的は、より確実に学習リモコンに
識別コードが記憶されないように防止することができる
リモートコントロール装置を提供することにある。
識別コードが記憶されないように防止することができる
リモートコントロール装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明においては、予め設定された
識別コードを周波数変調するための第1周波数のキャリ
ア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、周波数
変調された識別コードを送信する送信手段と、を備えた
リモートコントロール装置において、前記第1周波数と
は異なる第2周波数のキャリア信号を発生させる第2キ
ャリア信号発生手段と、前記第2周波数のキャリア信号
を周波数変調された識別コードに一定時間付加して送信
手段に出力する付加手段とを設け、前記第1キャリア信
号発生手段又は第2キャリア発生手段のいずれか一方は
他方の信号を分周又は逓倍することをその要旨とする。
めに、請求項1記載の発明においては、予め設定された
識別コードを周波数変調するための第1周波数のキャリ
ア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、周波数
変調された識別コードを送信する送信手段と、を備えた
リモートコントロール装置において、前記第1周波数と
は異なる第2周波数のキャリア信号を発生させる第2キ
ャリア信号発生手段と、前記第2周波数のキャリア信号
を周波数変調された識別コードに一定時間付加して送信
手段に出力する付加手段とを設け、前記第1キャリア信
号発生手段又は第2キャリア発生手段のいずれか一方は
他方の信号を分周又は逓倍することをその要旨とする。
【0013】請求項2記載の発明においては、予め設定
された識別コードを周波数変調するための第1周波数の
キャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、
周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、を
備えたリモートコントロール装置において、前記第1周
波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を発生させる
第2キャリア信号発生手段と、第2周波数のキャリア信
号を周波数変調された識別コードの任意の複数の箇所
に、該複数の箇所の第2周波数のキャリア信号の総時間
が予め定められた一定時間以上となるようにして付加し
て送信手段に出力する付加手段とを設けたことをその要
旨とする。
された識別コードを周波数変調するための第1周波数の
キャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、
周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、を
備えたリモートコントロール装置において、前記第1周
波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を発生させる
第2キャリア信号発生手段と、第2周波数のキャリア信
号を周波数変調された識別コードの任意の複数の箇所
に、該複数の箇所の第2周波数のキャリア信号の総時間
が予め定められた一定時間以上となるようにして付加し
て送信手段に出力する付加手段とを設けたことをその要
旨とする。
【0014】請求項3記載の発明においては、予め設定
された識別コードを周波数変調するための第1周波数の
キャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、
周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、そ
の送信手段から送信される識別コードを受信する受信手
段とを備えたリモートコントロール装置において、前記
受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2周波
数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発生手
段と、その第2周波数のキャリア信号を周波数変調され
た識別コードに一定時間付加して送信手段に出力する付
加手段とを設けたことをその要旨とする。
された識別コードを周波数変調するための第1周波数の
キャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、
周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、そ
の送信手段から送信される識別コードを受信する受信手
段とを備えたリモートコントロール装置において、前記
受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2周波
数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発生手
段と、その第2周波数のキャリア信号を周波数変調され
た識別コードに一定時間付加して送信手段に出力する付
加手段とを設けたことをその要旨とする。
【0015】請求項4記載の発明においては、予め設定
された識別コードを周波数変調するための第1周波数の
キャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、
周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、そ
の送信手段から送信される識別コードを受信する受信手
段とを備えたリモートコントロール装置において、前記
受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2周波
数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発生手
段と、第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識
別コードの任意の複数の箇所に、該複数の箇所の第2周
波数のキャリア信号の総時間が予め定められた一定時間
以上となるようにして付加して送信手段に出力する付加
手段とを設けたことをその要旨とする。
された識別コードを周波数変調するための第1周波数の
キャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手段と、
周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、そ
の送信手段から送信される識別コードを受信する受信手
段とを備えたリモートコントロール装置において、前記
受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2周波
数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発生手
段と、第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識
別コードの任意の複数の箇所に、該複数の箇所の第2周
波数のキャリア信号の総時間が予め定められた一定時間
以上となるようにして付加して送信手段に出力する付加
手段とを設けたことをその要旨とする。
【0016】請求項5記載の発明においては、付加手段
は第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コ
ードの先頭に一定時間付加して送信手段に出力すること
をその要旨とする。
は第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コ
ードの先頭に一定時間付加して送信手段に出力すること
をその要旨とする。
【0017】請求項6記載の発明においては、予め設定
された複数の識別コードを周波数変調するための第1周
波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手
段と、周波数変調された識別コードを送信する送信手段
と、を備えたリモートコントロール装置において、前記
第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を発生
させる第2キャリア信号発生手段と、前記第2周波数の
キャリア信号を周波数変調された複数の識別コードのそ
れぞれに一定時間付加して送信手段に出力する付加手段
とを設けたことをその要旨とする。
された複数の識別コードを周波数変調するための第1周
波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手
段と、周波数変調された識別コードを送信する送信手段
と、を備えたリモートコントロール装置において、前記
第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を発生
させる第2キャリア信号発生手段と、前記第2周波数の
キャリア信号を周波数変調された複数の識別コードのそ
れぞれに一定時間付加して送信手段に出力する付加手段
とを設けたことをその要旨とする。
【0018】請求項7記載の発明においては、予め設定
された複数の識別コードを周波数変調するための第1周
波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手
段と、周波数変調された識別コードを送信する送信手段
と、その送信手段から送信される識別コードを受信する
受信手段とを備えたリモートコントロール装置におい
て、前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である
第2周波数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信
号発生手段と、その第2周波数のキャリア信号を周波数
変調された複数の識別コードのそれぞれに一定時間付加
して送信手段に出力する付加手段とを設けたことをその
要旨とする。
された複数の識別コードを周波数変調するための第1周
波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手
段と、周波数変調された識別コードを送信する送信手段
と、その送信手段から送信される識別コードを受信する
受信手段とを備えたリモートコントロール装置におい
て、前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である
第2周波数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信
号発生手段と、その第2周波数のキャリア信号を周波数
変調された複数の識別コードのそれぞれに一定時間付加
して送信手段に出力する付加手段とを設けたことをその
要旨とする。
【0019】請求項8記載の発明においては、予め設定
された複数の識別コードを周波数変調するための第1周
波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手
段と、周波数変調された識別コードを送信する送信手段
と、を備えたリモートコントロール装置において、前記
第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を発生
させる第2キャリア信号発生手段と、第2周波数のキャ
リア信号を周波数変調された識別コードの任意の複数の
箇所に、該複数の箇所の第2周波数のキャリア信号の総
時間が予め定められた一定時間以上となるようにして付
加して送信手段に出力する付加手段とを設けたことをそ
の要旨とする。
された複数の識別コードを周波数変調するための第1周
波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信号発生手
段と、周波数変調された識別コードを送信する送信手段
と、を備えたリモートコントロール装置において、前記
第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を発生
させる第2キャリア信号発生手段と、第2周波数のキャ
リア信号を周波数変調された識別コードの任意の複数の
箇所に、該複数の箇所の第2周波数のキャリア信号の総
時間が予め定められた一定時間以上となるようにして付
加して送信手段に出力する付加手段とを設けたことをそ
の要旨とする。
【0020】請求項9記載の発明においては、付加手段
は第2周波数のキャリア信号を周波数変調した複数の識
別コードの各先頭に付加して送信手段に出力することを
その要旨とする。
は第2周波数のキャリア信号を周波数変調した複数の識
別コードの各先頭に付加して送信手段に出力することを
その要旨とする。
【0021】請求項10記載の発明においては、第1キ
ャリア信号発生手段又は第2キャリア発生手段のいずれ
か一方は他方の信号を分周又は逓倍する手段であること
をその要旨とする。
ャリア信号発生手段又は第2キャリア発生手段のいずれ
か一方は他方の信号を分周又は逓倍する手段であること
をその要旨とする。
【0022】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1キャリア信
号発生手段からは識別コードを周波数変調する第1周波
数のキャリア信号が出力される。第2キャリア信号発生
手段からは第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア
信号が出力される。付加手段は第1周波数のキャリア信
号に基づいて周波数変調された識別コードの任意の箇所
に第2周波数のキャリア信号を一定時間付加して送信手
段に出力する。
号発生手段からは識別コードを周波数変調する第1周波
数のキャリア信号が出力される。第2キャリア信号発生
手段からは第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア
信号が出力される。付加手段は第1周波数のキャリア信
号に基づいて周波数変調された識別コードの任意の箇所
に第2周波数のキャリア信号を一定時間付加して送信手
段に出力する。
【0023】従って、識別コードを含んだ第1周波数の
キャリア信号と識別コードを含まない第2周波数のキャ
リア信号が一定時間分存在するので、常に第1周波数で
復調するタイプの学習リモコンが識別コードを記憶しよ
うとすると、第2周波数のキャリア信号も第1周波数で
復調してデータ圧縮を行い、記憶しようとするので、記
憶領域の容量を越えてしまい、記憶することができな
い。又、先頭の信号に同期をとり、変調周波数を検知す
るタイプの学習リモコンが識別コードを記憶しようとす
ると、先頭に付加された第1周波数のキャリア信号又は
第2周波数のキャリア信号に基づいて復調するため、そ
れに続くキャリア信号は正しく復調されず、識別コード
を正確に記憶することはできない。又、周波数に応じて
変調信号がベースバンド信号が判別するタイプの学習リ
モコンが識別コードを記憶しようとすると、前記と同様
に先頭に付加された信号に基づいて判別して復調するた
め、それに続く異なる周波数の信号は学習リモコンの記
憶容量を越えてしまい、正確に記憶することができな
い。また、第1キャリア信号発生手段又は第2キャリア
信号発生手段のいずれか一方は他方の信号を分周又は逓
倍する。従って、それぞれの信号発生手段に発振回路を
設ける必要がなくなる。
キャリア信号と識別コードを含まない第2周波数のキャ
リア信号が一定時間分存在するので、常に第1周波数で
復調するタイプの学習リモコンが識別コードを記憶しよ
うとすると、第2周波数のキャリア信号も第1周波数で
復調してデータ圧縮を行い、記憶しようとするので、記
憶領域の容量を越えてしまい、記憶することができな
い。又、先頭の信号に同期をとり、変調周波数を検知す
るタイプの学習リモコンが識別コードを記憶しようとす
ると、先頭に付加された第1周波数のキャリア信号又は
第2周波数のキャリア信号に基づいて復調するため、そ
れに続くキャリア信号は正しく復調されず、識別コード
を正確に記憶することはできない。又、周波数に応じて
変調信号がベースバンド信号が判別するタイプの学習リ
モコンが識別コードを記憶しようとすると、前記と同様
に先頭に付加された信号に基づいて判別して復調するた
め、それに続く異なる周波数の信号は学習リモコンの記
憶容量を越えてしまい、正確に記憶することができな
い。また、第1キャリア信号発生手段又は第2キャリア
信号発生手段のいずれか一方は他方の信号を分周又は逓
倍する。従って、それぞれの信号発生手段に発振回路を
設ける必要がなくなる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、第1キャリ
ア信号発生手段からは識別コードを周波数変調する第1
周波数のキャリア信号が出力される。第2キャリア信号
発生手段からは第1周波数とは異なる第2周波数のキャ
リア信号が出力される。付加手段は第1周波数のキャリ
ア信号に基づいて周波数変調された識別コードの任意の
箇所に第2周波数のキャリア信号を一定時間付加して送
信手段に出力する。そして、一定時間以上となる第2周
波数のキャリア信号を周波数変調された識別コードの任
意の箇所に付加したので、この第2周波数のキャリア信
号によって識別コードを記憶する学習リモコンの記憶容
量を確実に越えさせることができ、識別コードを記憶で
きないようにすることが可能となる。又、第2周波数の
キャリア信号は第1周波数のキャリア信号の任意の箇所
に付加されているので、学習リモコンが識別コードのみ
を記憶することは難しくなる。
ア信号発生手段からは識別コードを周波数変調する第1
周波数のキャリア信号が出力される。第2キャリア信号
発生手段からは第1周波数とは異なる第2周波数のキャ
リア信号が出力される。付加手段は第1周波数のキャリ
ア信号に基づいて周波数変調された識別コードの任意の
箇所に第2周波数のキャリア信号を一定時間付加して送
信手段に出力する。そして、一定時間以上となる第2周
波数のキャリア信号を周波数変調された識別コードの任
意の箇所に付加したので、この第2周波数のキャリア信
号によって識別コードを記憶する学習リモコンの記憶容
量を確実に越えさせることができ、識別コードを記憶で
きないようにすることが可能となる。又、第2周波数の
キャリア信号は第1周波数のキャリア信号の任意の箇所
に付加されているので、学習リモコンが識別コードのみ
を記憶することは難しくなる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、第1キャリ
ア信号発生手段は識別コードを周波数変調する第1周波
数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号発生手
段は受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2
周波数のキャリア信号を出力する。付加手段は第1周波
数のキャリア信号に基づいて周波数変調された識別コー
ドの任意の箇所に第2周波数のキャリア信号を一定時間
付加して送信手段に出力する。
ア信号発生手段は識別コードを周波数変調する第1周波
数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号発生手
段は受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2
周波数のキャリア信号を出力する。付加手段は第1周波
数のキャリア信号に基づいて周波数変調された識別コー
ドの任意の箇所に第2周波数のキャリア信号を一定時間
付加して送信手段に出力する。
【0026】従って、第1キャリア信号発生手段からは
識別コードを周波数変調する第1周波数のキャリア信号
が出力される。第2キャリア信号発生手段からは第1周
波数とは異なる第2周波数のキャリア信号が出力され
る。付加手段は第1周波数のキャリア信号に基づいて周
波数変調された識別コードの任意の箇所に第2周波数の
キャリア信号を一定時間付加して送信手段に出力する。
そして、第2周波数のキャリア信号は受信手段において
減衰されるので、識別コードを含んだ第1周波数のキャ
リア信号のみが取り出される。
識別コードを周波数変調する第1周波数のキャリア信号
が出力される。第2キャリア信号発生手段からは第1周
波数とは異なる第2周波数のキャリア信号が出力され
る。付加手段は第1周波数のキャリア信号に基づいて周
波数変調された識別コードの任意の箇所に第2周波数の
キャリア信号を一定時間付加して送信手段に出力する。
そして、第2周波数のキャリア信号は受信手段において
減衰されるので、識別コードを含んだ第1周波数のキャ
リア信号のみが取り出される。
【0027】請求項4記載の発明によれば、受信手段の
受信感度の減衰域内の周波数である一定時間以上となる
第2周波数のキャリア信号を複数分割して周波数変調さ
れた識別コードの任意の箇所に付加したので、この第2
周波数のキャリア信号によって識別コードを記憶する学
習リモコンの記憶容量を確実に越えさせることができ、
識別コードを記憶することができないようにすることが
可能となる。又、第2周波数のキャリア信号は第1周波
数のキャリア信号の任意の箇所に付加されているので、
学習リモコンが識別コードを含んだ第1周波数のキャリ
ア信号のみを記憶することは難しくなる。
受信感度の減衰域内の周波数である一定時間以上となる
第2周波数のキャリア信号を複数分割して周波数変調さ
れた識別コードの任意の箇所に付加したので、この第2
周波数のキャリア信号によって識別コードを記憶する学
習リモコンの記憶容量を確実に越えさせることができ、
識別コードを記憶することができないようにすることが
可能となる。又、第2周波数のキャリア信号は第1周波
数のキャリア信号の任意の箇所に付加されているので、
学習リモコンが識別コードを含んだ第1周波数のキャリ
ア信号のみを記憶することは難しくなる。
【0028】請求項5記載の発明によれば、識別コード
の先頭に第2周波数のキャリア信号を一定時間付加する
ので、第2周波数のキャリア信号を付加する時間設定を
容易に行うことが可能となる。又、受信手段により送信
信号を受信した際に、第1周波数のキャリア信号と先頭
に付加された識別コードを含まない第2周波数のキャリ
ア信号とを弁別することによって、取り出された識別コ
ードに修正を加えることなく識別コードのみを容易に取
り出すことが可能となる。更に、先頭の信号に同期をと
り、その変調周波数に基づいて識別コードの記憶の仕方
が異なる学習リモコンにおいては、先頭となった第2周
波数のキャリア信号に基づいて復調を行うため、それに
続く第1周波数のキャリア信号は正しく復調されず、識
別コードが記憶されないように防止する。
の先頭に第2周波数のキャリア信号を一定時間付加する
ので、第2周波数のキャリア信号を付加する時間設定を
容易に行うことが可能となる。又、受信手段により送信
信号を受信した際に、第1周波数のキャリア信号と先頭
に付加された識別コードを含まない第2周波数のキャリ
ア信号とを弁別することによって、取り出された識別コ
ードに修正を加えることなく識別コードのみを容易に取
り出すことが可能となる。更に、先頭の信号に同期をと
り、その変調周波数に基づいて識別コードの記憶の仕方
が異なる学習リモコンにおいては、先頭となった第2周
波数のキャリア信号に基づいて復調を行うため、それに
続く第1周波数のキャリア信号は正しく復調されず、識
別コードが記憶されないように防止する。
【0029】請求項6記載の発明によれば、第1キャリ
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は第1周波数と異なる第2周波数のキャリア信
号を出力する。付加手段は第2周波数のキャリア信号を
周波数変調された複数の識別コードのそれぞれに一定時
間付加して送信手段に出力する。
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は第1周波数と異なる第2周波数のキャリア信
号を出力する。付加手段は第2周波数のキャリア信号を
周波数変調された複数の識別コードのそれぞれに一定時
間付加して送信手段に出力する。
【0030】従って、複数の識別コードが送信されると
き、各識別コードのそれぞれに第2周波数のキャリア信
号が一定時間付加されるので、識別コードが含まれる第
1周波数のキャリア信号のみを取り出すことが難しくな
る。又、先頭の信号に同期をとり、その変調周波数に基
づいて識別コードの記憶の仕方が異なる学習リモコンに
おいては、第1又は第2周波数のキャリア信号に基づい
て復調を行うため、それに続くキャリア信号は正しく復
調されず、識別コードを正確に記憶することはできな
い。
き、各識別コードのそれぞれに第2周波数のキャリア信
号が一定時間付加されるので、識別コードが含まれる第
1周波数のキャリア信号のみを取り出すことが難しくな
る。又、先頭の信号に同期をとり、その変調周波数に基
づいて識別コードの記憶の仕方が異なる学習リモコンに
おいては、第1又は第2周波数のキャリア信号に基づい
て復調を行うため、それに続くキャリア信号は正しく復
調されず、識別コードを正確に記憶することはできな
い。
【0031】請求項7記載の発明によれば、第1キャリ
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は受信手段の受信感度の減衰域内の周波数とな
る第2周波数のキャリア信号を出力する。付加手段は第
2周波数のキャリア信号を周波数変調された複数の識別
コードのそれぞれに一定時間付加して送信手段に出力す
る。
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は受信手段の受信感度の減衰域内の周波数とな
る第2周波数のキャリア信号を出力する。付加手段は第
2周波数のキャリア信号を周波数変調された複数の識別
コードのそれぞれに一定時間付加して送信手段に出力す
る。
【0032】従って、請求項6の作用に加え、第2周波
数のキャリア信号は受信手段において減衰されるので、
識別コードを含んだ第1周波数のキャリア信号のみが取
り出される。
数のキャリア信号は受信手段において減衰されるので、
識別コードを含んだ第1周波数のキャリア信号のみが取
り出される。
【0033】請求項8記載の発明によれば、第1キャリ
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は第1周波数と異なる第2周波数のキャリ信号
を出力する。付加手段は一定時間以上となる第2周波数
のキャリア信号を複数分割し、この第2周波数のキャリ
ア信号を周波数変調された複数の識別コードの任意の箇
所に付加して送信手段に出力する。
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は第1周波数と異なる第2周波数のキャリ信号
を出力する。付加手段は一定時間以上となる第2周波数
のキャリア信号を複数分割し、この第2周波数のキャリ
ア信号を周波数変調された複数の識別コードの任意の箇
所に付加して送信手段に出力する。
【0034】従って、識別コードを含んだ第1周波数の
キャリア信号に対して全体として一定時間となる第2周
波数のキャリア信号が存在する。そのため、先頭の信号
に同期をとり、変調周波数を検知するタイプの学習リモ
コンが識別コードを記憶しようとすると、先頭に付加さ
れた第1周波数のキャリア信号又は第2周波数のキャリ
ア信号に基づいて復調するため、それに続くキャリア信
号は正しく復調されず、識別コードを正確に記憶するこ
とはできない。又、常に第1周波数で復調するタイプの
学習リモコンが識別コードを記憶しようとすると、第2
周波数のキャリア信号も第1周波数で復調してデータ圧
縮を行い、記憶しようとするので、記憶領域の容量を越
えてしまい、記憶することができない。
キャリア信号に対して全体として一定時間となる第2周
波数のキャリア信号が存在する。そのため、先頭の信号
に同期をとり、変調周波数を検知するタイプの学習リモ
コンが識別コードを記憶しようとすると、先頭に付加さ
れた第1周波数のキャリア信号又は第2周波数のキャリ
ア信号に基づいて復調するため、それに続くキャリア信
号は正しく復調されず、識別コードを正確に記憶するこ
とはできない。又、常に第1周波数で復調するタイプの
学習リモコンが識別コードを記憶しようとすると、第2
周波数のキャリア信号も第1周波数で復調してデータ圧
縮を行い、記憶しようとするので、記憶領域の容量を越
えてしまい、記憶することができない。
【0035】請求項9記載の発明によれば、第1キャリ
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は第2周波数のキャリア信号を出力する。付加
手段は第2周波数のキャリア信号を周波数変調された複
数の識別コードの各先頭に一定時間付加して送信手段に
出力する。
ア信号発生手段は複数の識別コードを周波数変調する第
1周波数のキャリア信号を出力する。第2キャリア信号
発生手段は第2周波数のキャリア信号を出力する。付加
手段は第2周波数のキャリア信号を周波数変調された複
数の識別コードの各先頭に一定時間付加して送信手段に
出力する。
【0036】従って、複数の識別コードが送信されると
き、各識別コードの各先頭に第2周波数のキャリア信号
が一定時間付加されるので、識別コードが含まれる第1
周波数のキャリア信号のみを取り出すことが難しくな
る。又、先頭の信号に同期をとり、その変調周波数に基
づいて識別コードの記憶の仕方が異なる学習リモコンに
おいては、第1又は第2周波数のキャリア信号に基づい
て復調を行うため、それに続くキャリア信号は正しく復
調されず、識別コードを正確に記憶することはできな
い。
き、各識別コードの各先頭に第2周波数のキャリア信号
が一定時間付加されるので、識別コードが含まれる第1
周波数のキャリア信号のみを取り出すことが難しくな
る。又、先頭の信号に同期をとり、その変調周波数に基
づいて識別コードの記憶の仕方が異なる学習リモコンに
おいては、第1又は第2周波数のキャリア信号に基づい
て復調を行うため、それに続くキャリア信号は正しく復
調されず、識別コードを正確に記憶することはできな
い。
【0037】請求項10記載の発明によれば、第1キャ
リア信号発生手段又は第2キャリア信号発生手段のいず
れか一方は他方の信号を分周又は逓倍する。従って、そ
れぞれの信号発生手段に発振回路を設ける必要がなくな
る。
リア信号発生手段又は第2キャリア信号発生手段のいず
れか一方は他方の信号を分周又は逓倍する。従って、そ
れぞれの信号発生手段に発振回路を設ける必要がなくな
る。
【0038】
【実施例】以下、本発明を車両用リモートコントロール
装置に具体化した第1実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。 [第1実施例]図2に示すようにキーホルダ1には送信
機Tが内蔵されている。キーホルダ1の上面には押しボ
タン2が設けられている。キーホルダ1の前面には赤外
線発光素子からなる発光部3が設けられている。又、図
示しない自動車の車内には受信機Rが設けられている。
装置に具体化した第1実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。 [第1実施例]図2に示すようにキーホルダ1には送信
機Tが内蔵されている。キーホルダ1の上面には押しボ
タン2が設けられている。キーホルダ1の前面には赤外
線発光素子からなる発光部3が設けられている。又、図
示しない自動車の車内には受信機Rが設けられている。
【0039】図1に示すように、送信機Tは操作回路1
1、デコーダ回路12、IDコードメモリ13、付加手
段を構成する変調回路14、付加手段を構成する第1キ
ャリア信号発生回路15、第2キャリア信号発生回路1
6及び送信手段としての発光回路17から構成されてい
る。
1、デコーダ回路12、IDコードメモリ13、付加手
段を構成する変調回路14、付加手段を構成する第1キ
ャリア信号発生回路15、第2キャリア信号発生回路1
6及び送信手段としての発光回路17から構成されてい
る。
【0040】操作回路11には前記押しボタン2が設け
られている。操作回路11にはデコーダ回路12が接続
されており、操作回路11は押しボタン2の操作によ
り、押下信号をデコーダ回路12に出力する。
られている。操作回路11にはデコーダ回路12が接続
されており、操作回路11は押しボタン2の操作によ
り、押下信号をデコーダ回路12に出力する。
【0041】デコーダ回路12にはIDコードメモリ1
3と変調回路14とが接続されている。IDコードメモ
リ13は不揮発性の記憶装置であって、予め設定された
IDコードSが記憶されている。デコーダ回路12に押
しボタン2の操作に基づく押下信号が入力されると、該
デコーダ回路12はIDコードメモリ13からIDコー
ドSを読み出し、並列−直列変換して変調回路14に出
力する。
3と変調回路14とが接続されている。IDコードメモ
リ13は不揮発性の記憶装置であって、予め設定された
IDコードSが記憶されている。デコーダ回路12に押
しボタン2の操作に基づく押下信号が入力されると、該
デコーダ回路12はIDコードメモリ13からIDコー
ドSを読み出し、並列−直列変換して変調回路14に出
力する。
【0042】変調回路14には第1キャリア信号発生回
路15、第2キャリア信号発生回路16及び発光回路1
7が接続されている。第1キャリア信号発生回路15は
所定の周波数fM (本実施例では38kHz)の第1の
キャリア信号S1が発生する。第2キャリア信号発生回
路17は第1のキャリア信号S1をα分周(本実施例に
おいては4分周した周波数で9.5kHzとなってい
る)した周波数fMAの第2のキャリア信号S2を発生す
る。
路15、第2キャリア信号発生回路16及び発光回路1
7が接続されている。第1キャリア信号発生回路15は
所定の周波数fM (本実施例では38kHz)の第1の
キャリア信号S1が発生する。第2キャリア信号発生回
路17は第1のキャリア信号S1をα分周(本実施例に
おいては4分周した周波数で9.5kHzとなってい
る)した周波数fMAの第2のキャリア信号S2を発生す
る。
【0043】前記押しボタン2の操作に基づいて変調回
路14にIDコードSが入力される前に第2キャリア信
号発生回路17から第2のキャリア信号S2が変調回路
14に出力される。そのため、発光回路17には先頭に
第2のキャリア信号S2が周波数変調され変調信号H2
としてそのまま一定時間出力される。その後、第1キャ
リア信号発生回路17から第1のキャリア信号S1が変
調回路14に出力される。この第1のキャリア信号S1
に基づいて変調回路14はIDコードSを周波数変調
し、発光回路17にはIDコードSの変調信号H1が出
力される。
路14にIDコードSが入力される前に第2キャリア信
号発生回路17から第2のキャリア信号S2が変調回路
14に出力される。そのため、発光回路17には先頭に
第2のキャリア信号S2が周波数変調され変調信号H2
としてそのまま一定時間出力される。その後、第1キャ
リア信号発生回路17から第1のキャリア信号S1が変
調回路14に出力される。この第1のキャリア信号S1
に基づいて変調回路14はIDコードSを周波数変調
し、発光回路17にはIDコードSの変調信号H1が出
力される。
【0044】発光回路17には前記発光部3が設けられ
ている。発光回路17は変調回路14から入力された変
調信号H1,H2に基づいて発光部3を発光させ、変調
信号H1,H2を赤外線で送信する。
ている。発光回路17は変調回路14から入力された変
調信号H1,H2に基づいて発光部3を発光させ、変調
信号H1,H2を赤外線で送信する。
【0045】次に受信機Rの構成について説明する。図
1に示すように、受信機Rは受光回路21、増幅回路2
2、復調回路23、デコーダ回路24及びコード判別回
路25から構成されている。
1に示すように、受信機Rは受光回路21、増幅回路2
2、復調回路23、デコーダ回路24及びコード判別回
路25から構成されている。
【0046】受光回路21には受光素子26が設けられ
ている。又、受光回路21には増幅回路22が接続され
ている。受光素子26が赤外線を受光すると、受光回路
21はその信号を電気信号に変換し増幅回路22に出力
する。
ている。又、受光回路21には増幅回路22が接続され
ている。受光素子26が赤外線を受光すると、受光回路
21はその信号を電気信号に変換し増幅回路22に出力
する。
【0047】増幅回路22には復調回路23が接続され
ている。そして、増幅回路22には受光素子26にて受
光した信号が入力され、入力された信号を復調回路23
に適したレベルに増幅し、復調回路23に出力する。
ている。そして、増幅回路22には受光素子26にて受
光した信号が入力され、入力された信号を復調回路23
に適したレベルに増幅し、復調回路23に出力する。
【0048】復調回路23にはデコーダ回路24が接続
されている。又、復調回路23にはフィルタ回路27が
内蔵されている。このフィルタ回路27には増幅された
変調信号H1,H2が入力され、その後、フィルタ回路
27から出力された信号のみが復調回路23によって復
調される。前記フィルタ回路27は図4に示すように、
第1のキャリア信号S1の周波数fM に対して最もゲイ
ンが大きくなり、第2のキャリア信号S2の周波数fMA
に対してはゲインの小さい減衰域になるように設定され
ている。実際には、第2のキャリア信号S2の周波数f
MAを設定する際に、フィルタ回路27の減衰域に入る周
波数が選択されている。
されている。又、復調回路23にはフィルタ回路27が
内蔵されている。このフィルタ回路27には増幅された
変調信号H1,H2が入力され、その後、フィルタ回路
27から出力された信号のみが復調回路23によって復
調される。前記フィルタ回路27は図4に示すように、
第1のキャリア信号S1の周波数fM に対して最もゲイ
ンが大きくなり、第2のキャリア信号S2の周波数fMA
に対してはゲインの小さい減衰域になるように設定され
ている。実際には、第2のキャリア信号S2の周波数f
MAを設定する際に、フィルタ回路27の減衰域に入る周
波数が選択されている。
【0049】従って、変調信号H2における第2のキャ
リア信号S2の周波数fMA分は取り出されず、変調信号
H1における第1のキャリア信号S1の周波数fM 分の
みが取り出され、復調回路23によって変調信号H1が
復調される。そして、復調回路23は復調したIDコー
ドSを受信信号としてデコーダ回路24に出力する。
リア信号S2の周波数fMA分は取り出されず、変調信号
H1における第1のキャリア信号S1の周波数fM 分の
みが取り出され、復調回路23によって変調信号H1が
復調される。そして、復調回路23は復調したIDコー
ドSを受信信号としてデコーダ回路24に出力する。
【0050】デコーダ回路24にはコード判別回路25
が接続されている。デコーダ回路24には受信信号が入
力され、その受信信号を直列−並列変換し、受信コード
S4としてコード判別回路25に出力する。
が接続されている。デコーダ回路24には受信信号が入
力され、その受信信号を直列−並列変換し、受信コード
S4としてコード判別回路25に出力する。
【0051】コード判別回路25にはIDコードメモリ
28及びドアロック制御回路29が接続されている。I
Dコードメモリ28には予め設定された判別コードS5
が記憶されている。この判別コードS5は前記IDコー
ドSと一致している。コード判別回路25は受信コード
S4が入力されると、IDコードメモリ28に記憶され
た判別コードS5を読み出し、受信コードS4と判別コ
ードS5とを比較する。そして、受信コードS4と判別
コードS5とが一致する場合、コード判別回路25はド
アロック制御回路29にドアロック制御信号S6を出力
し、ドアの施錠又は解錠を行う。
28及びドアロック制御回路29が接続されている。I
Dコードメモリ28には予め設定された判別コードS5
が記憶されている。この判別コードS5は前記IDコー
ドSと一致している。コード判別回路25は受信コード
S4が入力されると、IDコードメモリ28に記憶され
た判別コードS5を読み出し、受信コードS4と判別コ
ードS5とを比較する。そして、受信コードS4と判別
コードS5とが一致する場合、コード判別回路25はド
アロック制御回路29にドアロック制御信号S6を出力
し、ドアの施錠又は解錠を行う。
【0052】次に前記のように構成されたリモートコン
トロール装置の作用について説明する。運転者は自動車
に近づき、ドアを解錠すべくキーホルダ1の押しボタン
2を押す。キーホルダ1に内蔵された送信機Tの操作回
路11は押しボタン2の操作に基づいて押下信号をデコ
ーダ回路12に出力する。このとき、第2キャリア信号
発生回路16は周波数fMAの第2キャリア信号S2を変
調回路14に一定時間出力する。変調回路14は第2キ
ャリア信号S2をそのまま周波数変調して発光回路17
に出力する。
トロール装置の作用について説明する。運転者は自動車
に近づき、ドアを解錠すべくキーホルダ1の押しボタン
2を押す。キーホルダ1に内蔵された送信機Tの操作回
路11は押しボタン2の操作に基づいて押下信号をデコ
ーダ回路12に出力する。このとき、第2キャリア信号
発生回路16は周波数fMAの第2キャリア信号S2を変
調回路14に一定時間出力する。変調回路14は第2キ
ャリア信号S2をそのまま周波数変調して発光回路17
に出力する。
【0053】一方、デコーダ回路12は押下信号に基づ
いてIDコードメモリ13に記憶されたIDコードSを
読み出す。そして、デコーダ回路12は読み出したID
コードSを並列−直列変換し、第2キャリア信号S2が
変調回路14に出力されなくなった後、IDコードSを
出力する。又、第1キャリア信号発生回路15はIDコ
ードSが変調回路14に出力されると同時又は第2キャ
リア信号S2が変調回路14に出力されなくなった後に
周波数fM の第1のキャリア信号S1を変調回路14に
出力する。
いてIDコードメモリ13に記憶されたIDコードSを
読み出す。そして、デコーダ回路12は読み出したID
コードSを並列−直列変換し、第2キャリア信号S2が
変調回路14に出力されなくなった後、IDコードSを
出力する。又、第1キャリア信号発生回路15はIDコ
ードSが変調回路14に出力されると同時又は第2キャ
リア信号S2が変調回路14に出力されなくなった後に
周波数fM の第1のキャリア信号S1を変調回路14に
出力する。
【0054】変調回路14はIDコードS及び第1のキ
ャリア信号S1が入力されると、この第1のキャリア信
号S1に基づいてIDコードSを周波数変調し、変調信
号H1として発光回路17に出力する。発光回路17は
入力された変調信号H1,H2に基づいて発光部3を発
光させ、赤外線として受信機Rに送信する。
ャリア信号S1が入力されると、この第1のキャリア信
号S1に基づいてIDコードSを周波数変調し、変調信
号H1として発光回路17に出力する。発光回路17は
入力された変調信号H1,H2に基づいて発光部3を発
光させ、赤外線として受信機Rに送信する。
【0055】受信機Rの受光回路21は送信機Tから送
信された赤外線を受光素子26にて受光する。そして、
受光回路21は受光した赤外線を電気信号に変換し、増
幅回路22に変調信号H1,H2を出力する。増幅回路
22は変調信号H1,H2を復調回路23の入力に適し
たレベルに増幅し、復調回路23に出力する。復調回路
23のフィルタ回路27によって変調信号H1,H2の
内の第2のキャリア信号S2の周波数fMA分が減衰し、
第1のキャリア信号S1の周波数fM 分のみが取り出さ
れる。復調回路23はフィルタ回路27によって取り出
された第1のキャリア信号S1の変調信号H1を復調
し、デコーダ回路24に出力する。デコーダ回路24は
入力したIDコードSとなる受信信号を直列−並列変換
し、受信コードS4としてコード判別回路25に出力す
る。
信された赤外線を受光素子26にて受光する。そして、
受光回路21は受光した赤外線を電気信号に変換し、増
幅回路22に変調信号H1,H2を出力する。増幅回路
22は変調信号H1,H2を復調回路23の入力に適し
たレベルに増幅し、復調回路23に出力する。復調回路
23のフィルタ回路27によって変調信号H1,H2の
内の第2のキャリア信号S2の周波数fMA分が減衰し、
第1のキャリア信号S1の周波数fM 分のみが取り出さ
れる。復調回路23はフィルタ回路27によって取り出
された第1のキャリア信号S1の変調信号H1を復調
し、デコーダ回路24に出力する。デコーダ回路24は
入力したIDコードSとなる受信信号を直列−並列変換
し、受信コードS4としてコード判別回路25に出力す
る。
【0056】コード判別回路25は入力した受信コード
S4とIDコードメモリ28に記憶されている判別コー
ドS5とを比較する。この時、受信コードS4と判別コ
ードS5が一致する。その結果、コード判別回路25は
ドアロック制御回路29にドアロック制御信号S6を出
力する。そして、ドアロック制御回路29はドアロック
制御信号S6に応答してドアを施錠又は解錠する。
S4とIDコードメモリ28に記憶されている判別コー
ドS5とを比較する。この時、受信コードS4と判別コ
ードS5が一致する。その結果、コード判別回路25は
ドアロック制御回路29にドアロック制御信号S6を出
力する。そして、ドアロック制御回路29はドアロック
制御信号S6に応答してドアを施錠又は解錠する。
【0057】従って、本実施例のリモートコントロール
装置においては、送信機Tから送信するIDコードSの
先頭にIDコードSを変調する第1のキャリア信号S1
の周波数fM とは異なった周波数fMAの第2のキャリア
信号S2を一定時間付加して送信する。
装置においては、送信機Tから送信するIDコードSの
先頭にIDコードSを変調する第1のキャリア信号S1
の周波数fM とは異なった周波数fMAの第2のキャリア
信号S2を一定時間付加して送信する。
【0058】そのため、所定の周波数で復調するタイプ
の学習リモコンがIDコードSを記憶しようとする際に
は、第1のキャリア信号S1の周波数fM に基づいて復
調し、データ圧縮を行うので、第2のキャリア信号S2
も周波数fM により復調し、データ圧縮を行うと、その
周波数が異なる分だけ記憶領域を多く必要とする。この
結果、学習リモコンの記憶容量を越えることになる。
の学習リモコンがIDコードSを記憶しようとする際に
は、第1のキャリア信号S1の周波数fM に基づいて復
調し、データ圧縮を行うので、第2のキャリア信号S2
も周波数fM により復調し、データ圧縮を行うと、その
周波数が異なる分だけ記憶領域を多く必要とする。この
結果、学習リモコンの記憶容量を越えることになる。
【0059】又、先頭の信号に同期をとり、変調周波数
を検知するタイプの学習リモコンがIDコードSを記憶
しようとする際には、先頭に付加された第2のキャリア
信号S2の周波数fMAに基づいて復調するので、第1の
キャリア信号S1の周波数f M で周波数変調されたID
コードSを正しく読み取ることができない。
を検知するタイプの学習リモコンがIDコードSを記憶
しようとする際には、先頭に付加された第2のキャリア
信号S2の周波数fMAに基づいて復調するので、第1の
キャリア信号S1の周波数f M で周波数変調されたID
コードSを正しく読み取ることができない。
【0060】この結果、上記2つのいずれのタイプの学
習リモコンであってもIDコードSが学習リモコンに記
憶されないように防止することができる。ところで、送
信機Tから送信される変調信号H1,H2の周波数が異
なることにより、学習リモコンの記憶容量をオーバーさ
せることができるかを簡単に説明する。
習リモコンであってもIDコードSが学習リモコンに記
憶されないように防止することができる。ところで、送
信機Tから送信される変調信号H1,H2の周波数が異
なることにより、学習リモコンの記憶容量をオーバーさ
せることができるかを簡単に説明する。
【0061】図6に示すように、図示しない学習リモコ
ンを学習モードに設定し、送信機Tを学習リモコンと対
向させる。そして、送信機の押しボタン2を操作する。
すると、38kHzとなる第1のキャリア信号S1に基
づいてIDコードSが周波数変調されて出力され、学習
リモコンに送信される。学習リモコンはIDコードSが
どのような周波数で変調されているかを判断する。学習
リモコンは38kHzの周波数であると判断すると、変
調信号H1のHレベル(高電位)の時間、Lレベル(低
電位)の時間を基準パルスT0に基づいて計測する。こ
の場合、変調信号H1の各時間が5T0、2T0、2T
0、3T0、2T0、3T0、1T0、1T0、2T0
となったとする。すると、学習リモコンはこの各時間を
記憶し、この時間に基づいて変調信号H1を送信するこ
とになる。
ンを学習モードに設定し、送信機Tを学習リモコンと対
向させる。そして、送信機の押しボタン2を操作する。
すると、38kHzとなる第1のキャリア信号S1に基
づいてIDコードSが周波数変調されて出力され、学習
リモコンに送信される。学習リモコンはIDコードSが
どのような周波数で変調されているかを判断する。学習
リモコンは38kHzの周波数であると判断すると、変
調信号H1のHレベル(高電位)の時間、Lレベル(低
電位)の時間を基準パルスT0に基づいて計測する。こ
の場合、変調信号H1の各時間が5T0、2T0、2T
0、3T0、2T0、3T0、1T0、1T0、2T0
となったとする。すると、学習リモコンはこの各時間を
記憶し、この時間に基づいて変調信号H1を送信するこ
とになる。
【0062】又、図7に示すように、15kHz以下と
なるキャリア信号に基づいてIDコードSが送信される
場合、学習リモコンは送信機Tの発光部3のオン・オフ
時間を計測する。この場合の時間が、t10、t11、
t12、t13、t14、t15、t16、t17とな
ったとする。すると、学習リモコンはこの各時間を記憶
し、この時間に基づいて学習リモコンの発光部をオン・
オフ制御してIDコードSを送信することになる。
なるキャリア信号に基づいてIDコードSが送信される
場合、学習リモコンは送信機Tの発光部3のオン・オフ
時間を計測する。この場合の時間が、t10、t11、
t12、t13、t14、t15、t16、t17とな
ったとする。すると、学習リモコンはこの各時間を記憶
し、この時間に基づいて学習リモコンの発光部をオン・
オフ制御してIDコードSを送信することになる。
【0063】従って、IDコードSの先頭に9.5kH
zとなる第2のキャリア信号S2を送信すると、学習リ
モコンは送信機Tの発光部3のオン・オフ時間を計測す
るモードになる。その後、38kHzの第1のキャリア
信号S1に基づいてIDコードSが周波数変調された変
調信号H1が送信されると、変調信号H1の各周期にお
けるオン・オフ時間も計測する。従って、第1のキャリ
ア信号S1の周波数の周期は短いので、オン・オフ時間
を記憶する数も多くなる。このため、学習リモコンの記
憶領域は変調信号H1のオン・オフ時間を全て記憶する
ことができなくなり、記憶容量がオーバーすることにな
る。この結果、IDコードSを学習リモコンに記憶され
ないように防止することができる。
zとなる第2のキャリア信号S2を送信すると、学習リ
モコンは送信機Tの発光部3のオン・オフ時間を計測す
るモードになる。その後、38kHzの第1のキャリア
信号S1に基づいてIDコードSが周波数変調された変
調信号H1が送信されると、変調信号H1の各周期にお
けるオン・オフ時間も計測する。従って、第1のキャリ
ア信号S1の周波数の周期は短いので、オン・オフ時間
を記憶する数も多くなる。このため、学習リモコンの記
憶領域は変調信号H1のオン・オフ時間を全て記憶する
ことができなくなり、記憶容量がオーバーすることにな
る。この結果、IDコードSを学習リモコンに記憶され
ないように防止することができる。
【0064】又、第2のキャリア信号S2の周波数fMA
は第1のキャリア信号S1の周波数fM のα分周された
周波数であるので、簡易な回路構成によって発生させる
ことができる。しかも、周波数fMAは受信機Rのフィル
タ回路27のゲイン−周波数特性の減衰域内に含まれる
ように設定されるので、受信機Rに変更を加えなくて
も、送信機Tから送信された変調信号H1,H2から第
1のキャリア信号S1によって変調されている受信信号
のみを取り出すことができる。 [第2実施例]次に、本発明の第2実施例を説明する。
尚、送信機T及び受信機Rの電気的構成は上記第1実施
例と同一となるため、図1を援用し、その構成の説明を
省略する。
は第1のキャリア信号S1の周波数fM のα分周された
周波数であるので、簡易な回路構成によって発生させる
ことができる。しかも、周波数fMAは受信機Rのフィル
タ回路27のゲイン−周波数特性の減衰域内に含まれる
ように設定されるので、受信機Rに変更を加えなくて
も、送信機Tから送信された変調信号H1,H2から第
1のキャリア信号S1によって変調されている受信信号
のみを取り出すことができる。 [第2実施例]次に、本発明の第2実施例を説明する。
尚、送信機T及び受信機Rの電気的構成は上記第1実施
例と同一となるため、図1を援用し、その構成の説明を
省略する。
【0065】図5に示すように、押しボタン2の操作に
基づいて操作回路11は押下信号をデコーダ回路12に
出力すると、デコーダ回路12はIDコードメモリ13
からIDコードSを読み出し、所定時間t1経過後、I
DコードSを3回、並列−直列変換して変調回路14に
出力するようになっている。又、IDコードSの各デー
タの時間間隔t2〜t6は予め定められている。更に、
1回目のIDコードSを変調回路14に出力した後、2
回目のIDコードSを出力するまでの時間t7、2回目
のIDコードSを出力した後、3回目のIDコードSを
出力するまでの時間t8も予め定められている。尚、こ
こでは時間t7=時間t8となっている。
基づいて操作回路11は押下信号をデコーダ回路12に
出力すると、デコーダ回路12はIDコードメモリ13
からIDコードSを読み出し、所定時間t1経過後、I
DコードSを3回、並列−直列変換して変調回路14に
出力するようになっている。又、IDコードSの各デー
タの時間間隔t2〜t6は予め定められている。更に、
1回目のIDコードSを変調回路14に出力した後、2
回目のIDコードSを出力するまでの時間t7、2回目
のIDコードSを出力した後、3回目のIDコードSを
出力するまでの時間t8も予め定められている。尚、こ
こでは時間t7=時間t8となっている。
【0066】又、押下信号が操作回路11からデコーダ
回路12に出力され、所定時間t1が経過するまでの間
に、第2キャリア信号発生回路16は周波数fM をα分
周した周波数fMA(本実施例においては、9.5kH
z)となる第2のキャリア信号S2を一定時間(本実施
例においては、数10ms)の間、変調回路14に出力
するようになっている。
回路12に出力され、所定時間t1が経過するまでの間
に、第2キャリア信号発生回路16は周波数fM をα分
周した周波数fMA(本実施例においては、9.5kH
z)となる第2のキャリア信号S2を一定時間(本実施
例においては、数10ms)の間、変調回路14に出力
するようになっている。
【0067】そして、1回目のIDコードSがデコーダ
回路12から変調回路14に出力され、2回目のIDコ
ードSがデコーダ回路12から変調回路14に出力され
るまでの時間t7においても第2キャリア信号発生回路
16は周波数fMAとなる第2のキャリア信号S2を一定
時間の間、変調回路14に出力するようになっている。
同様に、2回目のIDコードSがデコーダ回路12から
変調回路14に出力され、2回目のIDコードSがデコ
ーダ回路12から変調回路14に出力されるまでの時間
t8においても第2キャリア信号発生回路16は周波数
fMAとなる第2のキャリア信号S2を一定時間の間、変
調回路14に出力するようになっている。
回路12から変調回路14に出力され、2回目のIDコ
ードSがデコーダ回路12から変調回路14に出力され
るまでの時間t7においても第2キャリア信号発生回路
16は周波数fMAとなる第2のキャリア信号S2を一定
時間の間、変調回路14に出力するようになっている。
同様に、2回目のIDコードSがデコーダ回路12から
変調回路14に出力され、2回目のIDコードSがデコ
ーダ回路12から変調回路14に出力されるまでの時間
t8においても第2キャリア信号発生回路16は周波数
fMAとなる第2のキャリア信号S2を一定時間の間、変
調回路14に出力するようになっている。
【0068】又、デコーダ回路12が1回目から3回目
までの各IDコードSを出力する時間t2〜t6の間、
第1キャリア信号発生回路15は第1のキャリア信号S
1を変調回路14に出力するようになっている。尚、第
1のキャリア信号S1を変調回路14に出力する時間は
1つのIDコードSが出力される時間t2〜t6よりも
若干長くてもよいが、第2のキャリア信号S2と重なり
合わないようにする。必要がある。
までの各IDコードSを出力する時間t2〜t6の間、
第1キャリア信号発生回路15は第1のキャリア信号S
1を変調回路14に出力するようになっている。尚、第
1のキャリア信号S1を変調回路14に出力する時間は
1つのIDコードSが出力される時間t2〜t6よりも
若干長くてもよいが、第2のキャリア信号S2と重なり
合わないようにする。必要がある。
【0069】従って、第2のキャリア信号S2は変調回
路14によってそのまま周波数変調され、変調信号H2
となって発光回路17に出力される。又、各IDコード
Sは第1のキャリア信号S1に基づいて周波数変調さ
れ、変調信号H1となって発光回路17に出力される。
発光回路17は変調回路14から入力された変調信号H
1,H2に基づいて発光部3を発光させ、変調信号H
1,H2を赤外線で受信機Rに送信するようになってい
る。
路14によってそのまま周波数変調され、変調信号H2
となって発光回路17に出力される。又、各IDコード
Sは第1のキャリア信号S1に基づいて周波数変調さ
れ、変調信号H1となって発光回路17に出力される。
発光回路17は変調回路14から入力された変調信号H
1,H2に基づいて発光部3を発光させ、変調信号H
1,H2を赤外線で受信機Rに送信するようになってい
る。
【0070】この結果、押しボタン2の操作に基づいて
各IDコードSの先頭には第1のキャリア信号S1の周
波数fM をα分周(本実施例においては4分周)し、か
つ、第1のキャリア信号S1よりも低い周波数fMAとな
る第2のキャリア信号S2が一定の時間だけ付加され、
送信機Tから受信機Rに送信されるようになっている。
発光部3から送信された赤外線の変調回路H1,H2を
受光回路21の受光素子26が受光すると、該受光回路
21はその変調信号H1,H2を電気信号に変換し増幅
回路22に出力する。増幅回路22は電気信号に変換さ
れた変調信号H1,H2を復調回路23に適したレベル
に増幅して復調回路23に出力するようになっている。
各IDコードSの先頭には第1のキャリア信号S1の周
波数fM をα分周(本実施例においては4分周)し、か
つ、第1のキャリア信号S1よりも低い周波数fMAとな
る第2のキャリア信号S2が一定の時間だけ付加され、
送信機Tから受信機Rに送信されるようになっている。
発光部3から送信された赤外線の変調回路H1,H2を
受光回路21の受光素子26が受光すると、該受光回路
21はその変調信号H1,H2を電気信号に変換し増幅
回路22に出力する。増幅回路22は電気信号に変換さ
れた変調信号H1,H2を復調回路23に適したレベル
に増幅して復調回路23に出力するようになっている。
【0071】増幅された変調信号H1,H2は復調回路
23のフィルタ回路27によって第2のキャリア信号S
2となる変調信号H2が減衰し、第1のキャリア信号S
1となる変調信号H1のみが取り出される。この変調信
号H1を復調回路23が復調する。復調回路23は復調
したIDコードSを受信信号としてデコーダ回路24に
出力するようになっている。デコーダ回路24は受信信
号を直列−並列変換し、受信コードS4としてコード判
別回路25に出力するようになっている。
23のフィルタ回路27によって第2のキャリア信号S
2となる変調信号H2が減衰し、第1のキャリア信号S
1となる変調信号H1のみが取り出される。この変調信
号H1を復調回路23が復調する。復調回路23は復調
したIDコードSを受信信号としてデコーダ回路24に
出力するようになっている。デコーダ回路24は受信信
号を直列−並列変換し、受信コードS4としてコード判
別回路25に出力するようになっている。
【0072】コード判別回路25はデコーダ回路24か
ら受信コードS4が入力されると、IDコードメモリ2
8から判別コードS5を読み出し、受信コードS4と判
定コードS5とが一致するか否かを判定するようになっ
ている。そして、受信コードS4と判定コードS5とが
一致しない場合、コード判別回路25はIDコードSが
異なっていると判断し、デコーダ回路24から出力され
た受信コードS4をクリアする。そして、新たにデコー
ダ回路24から出力される受信コードS4が入力される
のを待つようになっている。
ら受信コードS4が入力されると、IDコードメモリ2
8から判別コードS5を読み出し、受信コードS4と判
定コードS5とが一致するか否かを判定するようになっ
ている。そして、受信コードS4と判定コードS5とが
一致しない場合、コード判別回路25はIDコードSが
異なっていると判断し、デコーダ回路24から出力され
た受信コードS4をクリアする。そして、新たにデコー
ダ回路24から出力される受信コードS4が入力される
のを待つようになっている。
【0073】又、受信信号S4と判定コードS5とが一
致している場合、コード判別回路25は正常なIDコー
ドSが送信されてきたと判断してドアロック制御回路2
9にドアロック制御信号S6を出力し、ドアの施錠又は
解錠を行うようになっている。
致している場合、コード判別回路25は正常なIDコー
ドSが送信されてきたと判断してドアロック制御回路2
9にドアロック制御信号S6を出力し、ドアの施錠又は
解錠を行うようになっている。
【0074】次に、上記のように構成されたリモートコ
ントロール装置の作用について説明する。運転者は自動
車に近づき、ドアを解錠すべくキーホルダ1の押しボタ
ン2を押す。キーホルダ1に内蔵された送信機Tの操作
回路11は押しボタン2の操作に基づいて押下信号をデ
コーダ回路12に出力する。そして、デコーダ回路12
はIDコードメモリ13に記憶されているIDコードS
を読み出す。一方、押下信号が操作回路11からデコー
ダ回路12に出力され、所定時間t1が経過するまでの
間に第2キャリア信号発生回路16は周波数fMAとなる
第2のキャリア信号S2を変調回路14に一定時間出力
する。この第2のキャリア信号S2は変調回路14によ
って変調され、変調信号H2となって発光回路17に出
力される。発光回路17は変調信号H2に基づいて発光
部3を発光させ、変調信号H2を赤外線にて受信機Rに
送信する。
ントロール装置の作用について説明する。運転者は自動
車に近づき、ドアを解錠すべくキーホルダ1の押しボタ
ン2を押す。キーホルダ1に内蔵された送信機Tの操作
回路11は押しボタン2の操作に基づいて押下信号をデ
コーダ回路12に出力する。そして、デコーダ回路12
はIDコードメモリ13に記憶されているIDコードS
を読み出す。一方、押下信号が操作回路11からデコー
ダ回路12に出力され、所定時間t1が経過するまでの
間に第2キャリア信号発生回路16は周波数fMAとなる
第2のキャリア信号S2を変調回路14に一定時間出力
する。この第2のキャリア信号S2は変調回路14によ
って変調され、変調信号H2となって発光回路17に出
力される。発光回路17は変調信号H2に基づいて発光
部3を発光させ、変調信号H2を赤外線にて受信機Rに
送信する。
【0075】押下信号がデコーダ回路12に入力されて
から所定時間t1経過すると、該デコーダ回路12は1
回目のIDコードSを変調回路14に出力する。又、デ
コーダ回路12がIDコードSを変調回路14に出力し
ている間、即ち、時間t2〜t6の間は第1キャリア信
号発生回路15が第1のキャリア信号S1を変調回路1
4に出力する。変調回路14は第1のキャリア信号S1
に基づいてIDコードSを周波数変調し、変調信号H1
として発光回路17に出力する。発光回路17は変調信
号H1に基づいて発光部3を発光させ、変調信号H1を
赤外線にて受信機Rに送信する。
から所定時間t1経過すると、該デコーダ回路12は1
回目のIDコードSを変調回路14に出力する。又、デ
コーダ回路12がIDコードSを変調回路14に出力し
ている間、即ち、時間t2〜t6の間は第1キャリア信
号発生回路15が第1のキャリア信号S1を変調回路1
4に出力する。変調回路14は第1のキャリア信号S1
に基づいてIDコードSを周波数変調し、変調信号H1
として発光回路17に出力する。発光回路17は変調信
号H1に基づいて発光部3を発光させ、変調信号H1を
赤外線にて受信機Rに送信する。
【0076】そして、1回目のIDコードSが変調信号
H1として送信され、時間t7が経過するまでの間に第
2キャリア信号発生回路16は第2のキャリア信号S2
を変調回路14に一定時間出力する。この第2のキャリ
ア信号S2は上記と同様に、変調信号H2となって受信
機Rに送信される。又、時間t7が経過し、2回目のI
DコードSが変調回路14に出力されると同時又はそれ
よりも若干前に第1キャリア信号発生回路は第1のキャ
リア信号S1が変調回路14に出力される。そして、I
DコードSが変調回路14に出力されている間、この第
1のキャリア信号S1も変調回路14に出力される。
H1として送信され、時間t7が経過するまでの間に第
2キャリア信号発生回路16は第2のキャリア信号S2
を変調回路14に一定時間出力する。この第2のキャリ
ア信号S2は上記と同様に、変調信号H2となって受信
機Rに送信される。又、時間t7が経過し、2回目のI
DコードSが変調回路14に出力されると同時又はそれ
よりも若干前に第1キャリア信号発生回路は第1のキャ
リア信号S1が変調回路14に出力される。そして、I
DコードSが変調回路14に出力されている間、この第
1のキャリア信号S1も変調回路14に出力される。
【0077】変調回路14は第1のキャリア信号S1に
基づいてIDコードSを周波数変調し、変調信号H1を
発光回路17に出力する。発光回路17は変調信号H1
に基づいて発光部3を発光させ、変調信号H1を赤外線
にて受信機Rに送信する。
基づいてIDコードSを周波数変調し、変調信号H1を
発光回路17に出力する。発光回路17は変調信号H1
に基づいて発光部3を発光させ、変調信号H1を赤外線
にて受信機Rに送信する。
【0078】前記2回目のIDコードSが変調信号H1
として送信され、時間t8が経過するまでの間に第2の
キャリア信号S2が一定時間、変調回路14に出力さ
れ、時間t8が経過すると、3回目のIDコードSが及
び第1のキャリア信号S1がそれぞれ変調回路14に出
力される。そして、上記と同様に、変調回路14はID
コードSを第1のキャリア信号S1に基づいて周波数変
調し、第2のキャリアS2を周波数変調する。これらの
変調信号H1,H2を発光回路17に出力し、発光回路
17は発光部3を介して変調信号H1,H2を赤外線に
て受信機Rに送信する。
として送信され、時間t8が経過するまでの間に第2の
キャリア信号S2が一定時間、変調回路14に出力さ
れ、時間t8が経過すると、3回目のIDコードSが及
び第1のキャリア信号S1がそれぞれ変調回路14に出
力される。そして、上記と同様に、変調回路14はID
コードSを第1のキャリア信号S1に基づいて周波数変
調し、第2のキャリアS2を周波数変調する。これらの
変調信号H1,H2を発光回路17に出力し、発光回路
17は発光部3を介して変調信号H1,H2を赤外線に
て受信機Rに送信する。
【0079】順次送信機Tから送信される変調信号H
1,H2は受光素子26を介して受信回路21により電
気信号に変換され、増幅回路22によって増幅される。
増幅された変調信号H1,H2は復調回路23のフィル
タ回路27に出力される。フィルタ回路27によって周
波数fMAとなる第2のキャリア信号S2の変調信号H2
は減衰され、周波数fM となる第1のキャリア信号S1
の変調信号H1のみが取り出される。この変調信号H1
は復調回路23によって復調される。復調回路23は復
調したIDコードSを受信信号としてデコーダ回路24
に出力する。デコーダ回路24は受信信号を直列−並列
変換し、受信コードS4としてコード判別回路25に出
力する。
1,H2は受光素子26を介して受信回路21により電
気信号に変換され、増幅回路22によって増幅される。
増幅された変調信号H1,H2は復調回路23のフィル
タ回路27に出力される。フィルタ回路27によって周
波数fMAとなる第2のキャリア信号S2の変調信号H2
は減衰され、周波数fM となる第1のキャリア信号S1
の変調信号H1のみが取り出される。この変調信号H1
は復調回路23によって復調される。復調回路23は復
調したIDコードSを受信信号としてデコーダ回路24
に出力する。デコーダ回路24は受信信号を直列−並列
変換し、受信コードS4としてコード判別回路25に出
力する。
【0080】コード判別回路25はデコーダ回路24か
ら受信コードS4が入力されると、IDコードメモリ2
8から判別コードS5を読み出し、受信コードS4と判
定コードS5とが一致するか否かを判定する。そして、
受信コードS4と判定コードS5とが一致しない場合、
コード判別回路25はIDコードSが異なっていると判
断し、デコーダ回路24から出力された受信コードS4
をクリアする。そして、新たにデコーダ回路24から出
力される受信コードS4が入力されるのを待つ。
ら受信コードS4が入力されると、IDコードメモリ2
8から判別コードS5を読み出し、受信コードS4と判
定コードS5とが一致するか否かを判定する。そして、
受信コードS4と判定コードS5とが一致しない場合、
コード判別回路25はIDコードSが異なっていると判
断し、デコーダ回路24から出力された受信コードS4
をクリアする。そして、新たにデコーダ回路24から出
力される受信コードS4が入力されるのを待つ。
【0081】又、受信信号S4と判定コードS5とが一
致している場合、コード判別回路25は正常なIDコー
ドSが送信されてきたと判断してドアロック制御回路2
9にドアロック制御信号S6を出力し、ドアの施錠又は
解錠を行う。
致している場合、コード判別回路25は正常なIDコー
ドSが送信されてきたと判断してドアロック制御回路2
9にドアロック制御信号S6を出力し、ドアの施錠又は
解錠を行う。
【0082】従って、この第2実施例においては、複数
のIDコードSが送信機Tから受信機Rに送信する場
合、各IDコードSの先頭に周波数の異なった第2のキ
ャリア信号S2を一定時間付加している。
のIDコードSが送信機Tから受信機Rに送信する場
合、各IDコードSの先頭に周波数の異なった第2のキ
ャリア信号S2を一定時間付加している。
【0083】これは、最初のIDコードSの先頭のみに
第2のキャリア信号S2を付加した場合の送信機Tにお
いては、第2のキャリア信号S2を送信し終えた後、タ
イミングよく2回目又は3回目のIDコードSを学習リ
モコンに記憶させることができる場合がある。そのた
め、各IDコードSの先頭に一定時間の第2のキャリア
信号S2を付加すれば、第2のキャリア信号S2を除い
たIDコードSのみを学習リモコンに送信することは難
しくなる。この結果、IDコードSが学習リモコンに記
憶されることを確実に防止することができる。
第2のキャリア信号S2を付加した場合の送信機Tにお
いては、第2のキャリア信号S2を送信し終えた後、タ
イミングよく2回目又は3回目のIDコードSを学習リ
モコンに記憶させることができる場合がある。そのた
め、各IDコードSの先頭に一定時間の第2のキャリア
信号S2を付加すれば、第2のキャリア信号S2を除い
たIDコードSのみを学習リモコンに送信することは難
しくなる。この結果、IDコードSが学習リモコンに記
憶されることを確実に防止することができる。
【0084】又、学習リモコンの記憶容量をオーバーさ
せてIDコードSが記憶されないようにするためには、
第2のキャリア信号S2の周波数が15kHz以下とな
るのが望ましい。更に、第2のキャリア信号S2が9.
5kHzのときには128個以上のパルス信号を学習リ
モコンに読み込ませなければ記憶容量をオーバーさせる
ことができない。しかも、周波数が低くなれば128個
以上のパルス信号を出力する時間は長くなる。
せてIDコードSが記憶されないようにするためには、
第2のキャリア信号S2の周波数が15kHz以下とな
るのが望ましい。更に、第2のキャリア信号S2が9.
5kHzのときには128個以上のパルス信号を学習リ
モコンに読み込ませなければ記憶容量をオーバーさせる
ことができない。しかも、周波数が低くなれば128個
以上のパルス信号を出力する時間は長くなる。
【0085】しかし、この第2実施例においては、複数
のIDコードSを送信する所定時間t1、時間t7,t
8の時間間隔を自由に変更することができるので、確実
に128個以上のパルス信号を各IDコードSの先頭に
一定時間付加することができる。この結果、各IDコー
ドSの先頭に確実に第2のキャリア信号S2を一定時間
付加し、第2のキャリア信号S2によって学習リモコン
の記憶容量をオーバーさせることができ、IDコードS
を記憶することができないように防止することができ
る。
のIDコードSを送信する所定時間t1、時間t7,t
8の時間間隔を自由に変更することができるので、確実
に128個以上のパルス信号を各IDコードSの先頭に
一定時間付加することができる。この結果、各IDコー
ドSの先頭に確実に第2のキャリア信号S2を一定時間
付加し、第2のキャリア信号S2によって学習リモコン
の記憶容量をオーバーさせることができ、IDコードS
を記憶することができないように防止することができ
る。
【0086】又、第2実施例において、仮に、学習リモ
コンが第1のキャリア信号S1に基づいて周波数変調さ
れた1回目又は2回目の変調信号H1の途中を最初に検
出すると、図6に示すように、変調信号H1のHレベル
及びLレベルの時間を計測するモードになるが、そのと
きの変調信号H1に基づくIDコードSを正確に記憶す
ることはできない。従って、学習リモコンは次に送信さ
れる変調信号H1の記憶をしようとする。しかし、次の
IDコードSが周波数変調された変調信号H1が入力さ
れる前に第2のキャリア信号S2の変調信号H2が入力
される。この第2のキャリア信号S2のパルス信号は1
28個以上となっている。従って、学習リモコンは第2
のキャリア信号S2のLレベル及びHレベルの時間を計
測して記憶しようとすると、記憶容量がオーバーして次
に送信されるIDコードSを正確に記憶することができ
ない。この結果、確実にIDコードSが学習リモコンに
記憶されないように防止することができる。
コンが第1のキャリア信号S1に基づいて周波数変調さ
れた1回目又は2回目の変調信号H1の途中を最初に検
出すると、図6に示すように、変調信号H1のHレベル
及びLレベルの時間を計測するモードになるが、そのと
きの変調信号H1に基づくIDコードSを正確に記憶す
ることはできない。従って、学習リモコンは次に送信さ
れる変調信号H1の記憶をしようとする。しかし、次の
IDコードSが周波数変調された変調信号H1が入力さ
れる前に第2のキャリア信号S2の変調信号H2が入力
される。この第2のキャリア信号S2のパルス信号は1
28個以上となっている。従って、学習リモコンは第2
のキャリア信号S2のLレベル及びHレベルの時間を計
測して記憶しようとすると、記憶容量がオーバーして次
に送信されるIDコードSを正確に記憶することができ
ない。この結果、確実にIDコードSが学習リモコンに
記憶されないように防止することができる。
【0087】第2実施例においては、各IDコードSの
先頭に第2のキャリア信号S2を一定時間付加した実施
例としたが、次のように変更することも可能である。図
8に示すように、押しボタン2の操作してから1回目の
IDコードSがデコーダ回路12から変調回路14に出
力されるまでの所定時間t1、IDコードSの各データ
の時間間隔t2〜t6、各IDコードSが送信された
後、次のIDコードSが送信されるまでの時間t7,t
8は予め定められている。そして、1つのIDコードS
のデータがLレベルとなる間の時間(この場合、時間t
3,t5)にも第2キャリア信号発生回路16から変調
信号14に出力するように設定する。すると、変調信号
H2が変調信号H1のLレベルとなるときにも出力され
ることになる。
先頭に第2のキャリア信号S2を一定時間付加した実施
例としたが、次のように変更することも可能である。図
8に示すように、押しボタン2の操作してから1回目の
IDコードSがデコーダ回路12から変調回路14に出
力されるまでの所定時間t1、IDコードSの各データ
の時間間隔t2〜t6、各IDコードSが送信された
後、次のIDコードSが送信されるまでの時間t7,t
8は予め定められている。そして、1つのIDコードS
のデータがLレベルとなる間の時間(この場合、時間t
3,t5)にも第2キャリア信号発生回路16から変調
信号14に出力するように設定する。すると、変調信号
H2が変調信号H1のLレベルとなるときにも出力され
ることになる。
【0088】又、各IDコードSのLレベルとなる時間
は短いので、この各時間毎に第2のキャリア信号S2を
学習リモコンの記憶容量をオーバーさせる程の一定時間
を付加することは困難である。そのため、一定時間とな
る第2のキャリア信号S2を複数に分割する。このと
き、分割した第2のキャリア信号S2がIDコードSに
おけるデータのHレベルと重なり合わないように分割す
る。そして、1回目のIDコードSを変調回路14に出
力する場合において、第2キャリア信号発生回路16
は、まず所定時間t1にて分割した第2のキャリア信号
S2を変調回路14に出力し、次に、時間t3にて分割
した第2のキャリア信号S2を変調回路14に出力し、
更に、時間t5にて分割した第2のキャリア信号S2を
変調回路14に出力する。
は短いので、この各時間毎に第2のキャリア信号S2を
学習リモコンの記憶容量をオーバーさせる程の一定時間
を付加することは困難である。そのため、一定時間とな
る第2のキャリア信号S2を複数に分割する。このと
き、分割した第2のキャリア信号S2がIDコードSに
おけるデータのHレベルと重なり合わないように分割す
る。そして、1回目のIDコードSを変調回路14に出
力する場合において、第2キャリア信号発生回路16
は、まず所定時間t1にて分割した第2のキャリア信号
S2を変調回路14に出力し、次に、時間t3にて分割
した第2のキャリア信号S2を変調回路14に出力し、
更に、時間t5にて分割した第2のキャリア信号S2を
変調回路14に出力する。
【0089】従って、各所定時間t1、時間t3,t5
にて分割されて出力された第2のキャリア信号S2の合
計時間が一定時間となり、128個以上のパルス信号が
出力されている。
にて分割されて出力された第2のキャリア信号S2の合
計時間が一定時間となり、128個以上のパルス信号が
出力されている。
【0090】又、2回目のIDコードSを変調回路14
に出力する場合において、第2キャリア信号発生回路1
6は、時間t7にて分割した第2のキャリア信号S2を
変調回路14に出力し、以下、IDコードSの時間t
3,t5にて分割した第2のキャリア信号S2を変調回
路14に出力する。同様に、3回目のIDコードSを変
調回路14に出力する場合において、第2キャリア信号
発生回路16は、時間t8にて分割した第2のキャリア
信号S2を変調回路14に出力し、以下、IDコードS
の時間t3,t5にて分割した第2のキャリア信号S2
を変調回路14に出力する。
に出力する場合において、第2キャリア信号発生回路1
6は、時間t7にて分割した第2のキャリア信号S2を
変調回路14に出力し、以下、IDコードSの時間t
3,t5にて分割した第2のキャリア信号S2を変調回
路14に出力する。同様に、3回目のIDコードSを変
調回路14に出力する場合において、第2キャリア信号
発生回路16は、時間t8にて分割した第2のキャリア
信号S2を変調回路14に出力し、以下、IDコードS
の時間t3,t5にて分割した第2のキャリア信号S2
を変調回路14に出力する。
【0091】従って、変調回路14は順次入力される第
2のキャリア信号S2をそのまま周波数変調し、変調信
号H2として発光回路17の発光部3から受信機Rに送
信する。又、IDコードSは第1のキャリア信号S1に
基づいて周波数変調し、変調信号H1として発光回路1
7の発光部3から受信機Rに送信する。そして、受信機
Rは順次赤外線にて送信される変調信号H1,H2を受
信し、上記第2実施例と同様の処理によってドアの施錠
又は解錠を行う。
2のキャリア信号S2をそのまま周波数変調し、変調信
号H2として発光回路17の発光部3から受信機Rに送
信する。又、IDコードSは第1のキャリア信号S1に
基づいて周波数変調し、変調信号H1として発光回路1
7の発光部3から受信機Rに送信する。そして、受信機
Rは順次赤外線にて送信される変調信号H1,H2を受
信し、上記第2実施例と同様の処理によってドアの施錠
又は解錠を行う。
【0092】この別例においては、IDコードSの任意
の箇所に一定時間となる第2のキャリア信号S2を分割
して付加している。従って、IDコードSに対応した変
調信号H1のみをタイミングよく学習リモコンが読み取
ることは不可能になる。この結果、より一層学習リモコ
ンにIDコードSが記憶されないように防止することが
できる。
の箇所に一定時間となる第2のキャリア信号S2を分割
して付加している。従って、IDコードSに対応した変
調信号H1のみをタイミングよく学習リモコンが読み取
ることは不可能になる。この結果、より一層学習リモコ
ンにIDコードSが記憶されないように防止することが
できる。
【0093】又、学習リモコンが第2のキャリア信号S
2に基づく変調信号H2を最初に検出すると、発光回路
17における発光部3のオン・オフ時間を計測する。そ
の後、学習リモコンは第1のキャリア信号S1に基づい
て発光部3がオン・オフする時間まで記憶しようとする
ため、第2実施例と同様に学習リモコンの記憶容量をオ
ーバーさせることができる。この結果、IDコードSが
学習リモコンに記憶されないように防止することができ
る。
2に基づく変調信号H2を最初に検出すると、発光回路
17における発光部3のオン・オフ時間を計測する。そ
の後、学習リモコンは第1のキャリア信号S1に基づい
て発光部3がオン・オフする時間まで記憶しようとする
ため、第2実施例と同様に学習リモコンの記憶容量をオ
ーバーさせることができる。この結果、IDコードSが
学習リモコンに記憶されないように防止することができ
る。
【0094】更に、学習リモコンが第1のキャリア信号
S1に基づく変調信号H1を最初に検出すると、発光部
3から送信される変調信号H1のHレベル及びLレベル
の時間を基準パルスT0に基づいて計測する。そのた
め、第2のキャリア信号S2に基づいて発光部3から送
信される変調信号H2のHレベル及びLレベルの時間も
基準パルスT0に基づいて計測することになる。しか
し、1つのIDコードSが送信されるまでの間に、分割
された第2のキャリア信号S2の合計のパルス信号は1
28個以上となっているため、学習リモコンの記憶容量
を分割された第2のキャリア信号S2によって確実にオ
ーバーさせることができる。この結果、IDコードSが
学習リモコンに記憶されないように確実に防止すること
ができる。
S1に基づく変調信号H1を最初に検出すると、発光部
3から送信される変調信号H1のHレベル及びLレベル
の時間を基準パルスT0に基づいて計測する。そのた
め、第2のキャリア信号S2に基づいて発光部3から送
信される変調信号H2のHレベル及びLレベルの時間も
基準パルスT0に基づいて計測することになる。しか
し、1つのIDコードSが送信されるまでの間に、分割
された第2のキャリア信号S2の合計のパルス信号は1
28個以上となっているため、学習リモコンの記憶容量
を分割された第2のキャリア信号S2によって確実にオ
ーバーさせることができる。この結果、IDコードSが
学習リモコンに記憶されないように確実に防止すること
ができる。
【0095】又、この別例においては、第2実施例にお
ける一定時間となる第2のキャリア信号S2を複数に分
割し、IDコードSの各時間t3,t5にて出力するよ
うにした。この結果、経過時間t1、時間t7,t8の
間隔を短く、即ち、複数のIDコードSを送信する時間
間隔を短くすることができる。
ける一定時間となる第2のキャリア信号S2を複数に分
割し、IDコードSの各時間t3,t5にて出力するよ
うにした。この結果、経過時間t1、時間t7,t8の
間隔を短く、即ち、複数のIDコードSを送信する時間
間隔を短くすることができる。
【0096】この別例においては、IDコードSの各時
間t3,t5に第2のキャリア信号S2を規則正しく出
力させたが、これに限定されるものではなく、必要に応
じて第2のキャリア信号S2を任意の場所に出力させる
ようにしてもよい。この場合、1つのIDコードSが出
力されたとき、分割された第2のキャリア信号S2の合
計の時間が一定時間となるように設定することが条件と
なる。
間t3,t5に第2のキャリア信号S2を規則正しく出
力させたが、これに限定されるものではなく、必要に応
じて第2のキャリア信号S2を任意の場所に出力させる
ようにしてもよい。この場合、1つのIDコードSが出
力されたとき、分割された第2のキャリア信号S2の合
計の時間が一定時間となるように設定することが条件と
なる。
【0097】この別例では、押下信号に基づいて3つの
IDコードSを送信するようにしたが、一定時間となる
第2のキャリア信号S2を複数分割して1つのIDコー
ドSの任意の箇所に付加し、押下信号に基づいてこの1
つのIDコードSを送信するように構成することも可能
である。
IDコードSを送信するようにしたが、一定時間となる
第2のキャリア信号S2を複数分割して1つのIDコー
ドSの任意の箇所に付加し、押下信号に基づいてこの1
つのIDコードSを送信するように構成することも可能
である。
【0098】この他に、図9に示すように、各IDコー
ドSが送信される時間t1,t7,t8は予め定められ
ており、IDコードSの各データの時間間隔t2〜t6
も予め定められている。従って、第2キャリア信号発生
回路16は一定時間となる第2のキャリア信号S2を複
数分割する。分割された第2のキャリア信号S2を1つ
のIDコードSにおける各データのHレベルとなる両側
の立上がりエッジ及び立下がりエッジと隣接させ、ID
コードSと第2のキャリア信号S2とを連続的に出力す
るように構成することも可能である。
ドSが送信される時間t1,t7,t8は予め定められ
ており、IDコードSの各データの時間間隔t2〜t6
も予め定められている。従って、第2キャリア信号発生
回路16は一定時間となる第2のキャリア信号S2を複
数分割する。分割された第2のキャリア信号S2を1つ
のIDコードSにおける各データのHレベルとなる両側
の立上がりエッジ及び立下がりエッジと隣接させ、ID
コードSと第2のキャリア信号S2とを連続的に出力す
るように構成することも可能である。
【0099】この構成においても、上記第2実施例の別
例と同様の作用効果を得ることができる。更に、第2の
キャリア信号S2とIDコードSとを連続的に出力させ
ても、通常は受信機Rにおける復調回路23内のフィル
タ回路27によって第2のキャリア信号S2に対応する
変調信号H2は減衰し、第1のキャリア信号S1に対応
する変調信号H1のみが取り出されて復調される。従っ
て、図9中の(A)に示すように、通常は変調信号H1
が復調され、IDコードSに等しい信号のみがデコーダ
回路24に出力される。
例と同様の作用効果を得ることができる。更に、第2の
キャリア信号S2とIDコードSとを連続的に出力させ
ても、通常は受信機Rにおける復調回路23内のフィル
タ回路27によって第2のキャリア信号S2に対応する
変調信号H2は減衰し、第1のキャリア信号S1に対応
する変調信号H1のみが取り出されて復調される。従っ
て、図9中の(A)に示すように、通常は変調信号H1
が復調され、IDコードSに等しい信号のみがデコーダ
回路24に出力される。
【0100】ここで、フィルタ回路27の特性が低下
し、第2のキャリア信号に対応する変調信号H2も取り
出されて復調されると、図9中の(B)に示すように、
IDコードに等しい信号の両側に第2のキャリア信号S
2に等しい信号が付加された状態で出力される。
し、第2のキャリア信号に対応する変調信号H2も取り
出されて復調されると、図9中の(B)に示すように、
IDコードに等しい信号の両側に第2のキャリア信号S
2に等しい信号が付加された状態で出力される。
【0101】ところで、受信機Rのコード判別回路24
はIDコードSにおける各データの立上がりエッジから
次の立上がりエッジの時間間隔tAに基づいてそのデー
タが「0」であるか「1」であるかを判定する。そし
て、IDコードに等しい信号の両側に第2のキャリア信
号S2に等しい信号が付加された場合、第2のキャリア
信号S2に等しい信号の立上がりエッジから次の第2の
キャリア信号S2に等しい信号の立上がりエッジ信号の
立上がりエッジまでの時間間隔tBに基づいてデータが
「0」であるか「1」であるかを判断する。この場合、
時間tA=時間tBとなっているため、相対的な時間は
変化しない。この結果、フィルタ回路27の特性が低下
しても送信されてきたIDコードSは実質的には変化し
ないように防止できるので、確実にドアを施錠又は解除
することができる。
はIDコードSにおける各データの立上がりエッジから
次の立上がりエッジの時間間隔tAに基づいてそのデー
タが「0」であるか「1」であるかを判定する。そし
て、IDコードに等しい信号の両側に第2のキャリア信
号S2に等しい信号が付加された場合、第2のキャリア
信号S2に等しい信号の立上がりエッジから次の第2の
キャリア信号S2に等しい信号の立上がりエッジ信号の
立上がりエッジまでの時間間隔tBに基づいてデータが
「0」であるか「1」であるかを判断する。この場合、
時間tA=時間tBとなっているため、相対的な時間は
変化しない。この結果、フィルタ回路27の特性が低下
しても送信されてきたIDコードSは実質的には変化し
ないように防止できるので、確実にドアを施錠又は解除
することができる。
【0102】この別例においては、一定時間となる第2
のキャリア信号S2を複数分割し、この分割した第2の
キャリア信号S2を1つのIDコードSにおける立上が
りエッジ及び立下がりエッジと隣接するように付加し、
このIDコードSを3つ送信するようにしたが、必要に
応じてはIDコードSを1つだけ送信するように構成し
てもよい。
のキャリア信号S2を複数分割し、この分割した第2の
キャリア信号S2を1つのIDコードSにおける立上が
りエッジ及び立下がりエッジと隣接するように付加し、
このIDコードSを3つ送信するようにしたが、必要に
応じてはIDコードSを1つだけ送信するように構成し
てもよい。
【0103】又、一定時間となる第2のキャリア信号S
2を複数分割し、1つのIDコードSにおける立上がり
エッジ及び立下がりエッジの両側に隣接するように設け
たが、必要に応じてはいずれか一方のみに複数分割した
第2のキャリア信号S2を付加するように構成してもよ
い。
2を複数分割し、1つのIDコードSにおける立上がり
エッジ及び立下がりエッジの両側に隣接するように設け
たが、必要に応じてはいずれか一方のみに複数分割した
第2のキャリア信号S2を付加するように構成してもよ
い。
【0104】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
でなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、例え
ば次のように変更してもよい。 (1)上記実施例では、送受信に赤外線を用いたが、短
波長等他の波長の信号を用いてもよい。
でなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、例え
ば次のように変更してもよい。 (1)上記実施例では、送受信に赤外線を用いたが、短
波長等他の波長の信号を用いてもよい。
【0105】(2)上記実施例では、キーホルダ1に送
信機Tを搭載した場合を示したが、図2に示すようなイ
グニッションキー4に送信機Tを搭載した場合に適用し
てもよい。
信機Tを搭載した場合を示したが、図2に示すようなイ
グニッションキー4に送信機Tを搭載した場合に適用し
てもよい。
【0106】(3)上記実施例では、第2のキャリア信
号S2の周波数fMAとして第1のキャリア信号S1の周
波数fM のα分周した周波数を適用したが、周波数fMA
は受信機Rのフィルタ回路27のゲイン−周波数特性の
減衰域内に含まれる範囲内であれば、任意の周波数を適
用してもよい。又、第2のキャリア信号S2の周波数f
MAとして任意の周波数を設定し、その周波数を減衰域内
に含むゲイン−周波数特性を持つフィルタ回路27を用
いるようにしてもよい。
号S2の周波数fMAとして第1のキャリア信号S1の周
波数fM のα分周した周波数を適用したが、周波数fMA
は受信機Rのフィルタ回路27のゲイン−周波数特性の
減衰域内に含まれる範囲内であれば、任意の周波数を適
用してもよい。又、第2のキャリア信号S2の周波数f
MAとして任意の周波数を設定し、その周波数を減衰域内
に含むゲイン−周波数特性を持つフィルタ回路27を用
いるようにしてもよい。
【0107】(4)上記実施例では、第1キャリア信号
発生回路15と第2キャリア信号発生回路16は別々の
回路であるとしたが、次のように変更してもよい。図1
0(a)に示すように変調回路14には第1のキャリア
信号S1を発生するキャリア信号発生回路31及び分周
回路32が接続されている。又、分周回路32はキャリ
ア信号発生回路31に接続されている。分周回路32は
キャリア信号発生回路31の第1のキャリア信号S1を
入力し、第2のキャリア信号S2を変調回路14へ出力
する。
発生回路15と第2キャリア信号発生回路16は別々の
回路であるとしたが、次のように変更してもよい。図1
0(a)に示すように変調回路14には第1のキャリア
信号S1を発生するキャリア信号発生回路31及び分周
回路32が接続されている。又、分周回路32はキャリ
ア信号発生回路31に接続されている。分周回路32は
キャリア信号発生回路31の第1のキャリア信号S1を
入力し、第2のキャリア信号S2を変調回路14へ出力
する。
【0108】図10(b)に示すように変調回路14に
は第2のキャリア信号S2を発生するキャリア信号発生
回路33及び逓倍回路34が接続されている。又、逓倍
回路34はキャリア信号発生回路33に接続されてい
る。逓倍回路34はキャリア信号発生回路33の第2の
キャリア信号S2を入力し、第1のキャリア信号S1を
変調回路14へ出力する。
は第2のキャリア信号S2を発生するキャリア信号発生
回路33及び逓倍回路34が接続されている。又、逓倍
回路34はキャリア信号発生回路33に接続されてい
る。逓倍回路34はキャリア信号発生回路33の第2の
キャリア信号S2を入力し、第1のキャリア信号S1を
変調回路14へ出力する。
【0109】これらの回路構成は、第2のキャリア信号
S2の周波数fMAとして第1のキャリア信号S1の周波
数fM のα分周した周波数を用いる場合に有効である。
図10(c)に示すように変調回路14には可変キャリ
ア信号発生回路35が接続されている。可変キャリア信
号発生回路35にはデコーダ回路12が接続されてい
る。可変キャリア信号発生回路35は第1のキャリア信
号S1及び第2のキャリア信号S2をデコーダ回路12
からの制御信号により切り換え、変調回路14に出力し
ている。
S2の周波数fMAとして第1のキャリア信号S1の周波
数fM のα分周した周波数を用いる場合に有効である。
図10(c)に示すように変調回路14には可変キャリ
ア信号発生回路35が接続されている。可変キャリア信
号発生回路35にはデコーダ回路12が接続されてい
る。可変キャリア信号発生回路35は第1のキャリア信
号S1及び第2のキャリア信号S2をデコーダ回路12
からの制御信号により切り換え、変調回路14に出力し
ている。
【0110】この回路構成は、第2のキャリア信号S2
の周波数fMAとして、フィルタ回路27のゲイン−周波
数特性の減衰域内に含まれる任意の周波数が設定された
場合に有効である。
の周波数fMAとして、フィルタ回路27のゲイン−周波
数特性の減衰域内に含まれる任意の周波数が設定された
場合に有効である。
【0111】(5)上記実施例では、車両用リモートコ
ントロール装置に適用した場合を示したが、例えば、車
庫に設ける自動シャッター等の開閉装置に適用してもよ
い。この場合も、学習リモコンにデータを記憶される虞
がなくなり、不正にシャッターが開閉されることがな
く、リモートコントロール装置の安全性が向上する。
ントロール装置に適用した場合を示したが、例えば、車
庫に設ける自動シャッター等の開閉装置に適用してもよ
い。この場合も、学習リモコンにデータを記憶される虞
がなくなり、不正にシャッターが開閉されることがな
く、リモートコントロール装置の安全性が向上する。
【0112】(6)又、分周した周波数fMAにおけるオ
ン時間をオフ時間に比べて短くするようにしてもよい。
この結果、オン時間を短くすることにより低消費電力を
図ることができ、電池の寿命を長くすることができる。
ン時間をオフ時間に比べて短くするようにしてもよい。
この結果、オン時間を短くすることにより低消費電力を
図ることができ、電池の寿命を長くすることができる。
【0113】次に、上記実施例から把握される請求項以
外の技術思想を、その効果とともに以下に記載する。 (1)予め設定された識別コードを周波数変調するため
の第1周波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信
号発生手段と、周波数変調された識別コードを送信する
送信手段と、その送信手段から送信される識別コードを
受信する受信手段とを備えたリモートコントロール装置
において、前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数
である第2周波数のキャリア信号を発生させる第2キャ
リア信号発生手段と、予め定められた一定時間となる第
2周波数のキャリア信号を複数分割し、この分割した第
2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コード
を構成する立上がりエッジ又は立下がりエッジの少なく
とも一方に連続的に付加して送信手段に出力する付加手
段とを設ける。
外の技術思想を、その効果とともに以下に記載する。 (1)予め設定された識別コードを周波数変調するため
の第1周波数のキャリア信号を発生する第1キャリア信
号発生手段と、周波数変調された識別コードを送信する
送信手段と、その送信手段から送信される識別コードを
受信する受信手段とを備えたリモートコントロール装置
において、前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数
である第2周波数のキャリア信号を発生させる第2キャ
リア信号発生手段と、予め定められた一定時間となる第
2周波数のキャリア信号を複数分割し、この分割した第
2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コード
を構成する立上がりエッジ又は立下がりエッジの少なく
とも一方に連続的に付加して送信手段に出力する付加手
段とを設ける。
【0114】この構成によれば、受信手段における減衰
率が低下して第2周波数のキャリア信号も識別コードと
一緒に出力されても、識別コードの周期は相対的に変化
しないので、識別コードが異なっているか否かを正確に
判断することができる。
率が低下して第2周波数のキャリア信号も識別コードと
一緒に出力されても、識別コードの周期は相対的に変化
しないので、識別コードが異なっているか否かを正確に
判断することができる。
【0115】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、識別コードを含む第1周波数のキャリア信
号に対して一定時間となり、第1周波数とは異なる第2
周波数のキャリア信号が存在するので、常に第1周波数
で復調するタイプの学習リモコンが識別コードを記憶し
ようとしても、第2周波数のキャリア信号も第1周波数
で復調して記憶してしまうので、記憶容量をオーバーさ
せることができ、識別コードが記憶されないように防止
することができる。又、先頭の信号に同期をとり、変調
周波数を検知するタイプの学習リモコンが識別コードを
記憶しようとすると、先頭に付加された第1周波数のキ
ャリア信号又は第2周波数のキャリア信号に基づいて復
調する。この結果、これに続くキャリア信号は正しく復
調されないので識別コードが記憶されないように防止す
ることができる。又、周波数に応じて変調信号がベース
バンド信号が判別するタイプの学習リモコンが識別コー
ドを記憶しようとすると、前記と同様に先頭に付加され
た信号に基づいて判別して復調するため、それに続く異
なる周波数の信号は学習リモコンの記憶容量を越えてし
まう。この結果、学習リモコンに識別コードが記憶され
ないように防止することができる。また、第1及び第2
キャリア信号発生手段にそれぞれ発振回路を設ける必要
がなくなるので、装置の簡略化を図ることができるとと
もに、コンパクト化を図ることができる。
明によれば、識別コードを含む第1周波数のキャリア信
号に対して一定時間となり、第1周波数とは異なる第2
周波数のキャリア信号が存在するので、常に第1周波数
で復調するタイプの学習リモコンが識別コードを記憶し
ようとしても、第2周波数のキャリア信号も第1周波数
で復調して記憶してしまうので、記憶容量をオーバーさ
せることができ、識別コードが記憶されないように防止
することができる。又、先頭の信号に同期をとり、変調
周波数を検知するタイプの学習リモコンが識別コードを
記憶しようとすると、先頭に付加された第1周波数のキ
ャリア信号又は第2周波数のキャリア信号に基づいて復
調する。この結果、これに続くキャリア信号は正しく復
調されないので識別コードが記憶されないように防止す
ることができる。又、周波数に応じて変調信号がベース
バンド信号が判別するタイプの学習リモコンが識別コー
ドを記憶しようとすると、前記と同様に先頭に付加され
た信号に基づいて判別して復調するため、それに続く異
なる周波数の信号は学習リモコンの記憶容量を越えてし
まう。この結果、学習リモコンに識別コードが記憶され
ないように防止することができる。また、第1及び第2
キャリア信号発生手段にそれぞれ発振回路を設ける必要
がなくなるので、装置の簡略化を図ることができるとと
もに、コンパクト化を図ることができる。
【0116】請求項2記載の発明によれば、一定時間以
上となる第2周波数のキャリア信号を識別コードの任意
の箇所に付加することによって、学習リモコンは識別コ
ードを含んだ第1周波数のみを取り出すことができなく
なる。この結果、識別コードが記憶されないように防止
することができる。又、全体として一定時間となる第2
周波数のキャリア信号と第1周波数のキャリア信号とを
学習リモコンが記憶する場合、第2周波数のキャリア信
号によって記憶容量をオーバーさせることができ、識別
コードが記憶されないように防止することができる。
上となる第2周波数のキャリア信号を識別コードの任意
の箇所に付加することによって、学習リモコンは識別コ
ードを含んだ第1周波数のみを取り出すことができなく
なる。この結果、識別コードが記憶されないように防止
することができる。又、全体として一定時間となる第2
周波数のキャリア信号と第1周波数のキャリア信号とを
学習リモコンが記憶する場合、第2周波数のキャリア信
号によって記憶容量をオーバーさせることができ、識別
コードが記憶されないように防止することができる。
【0117】請求項3記載の発明によれば、従来の受信
機に変更を加える必要が生じないので、学習リモコンに
識別コードが記憶されないように防止するリモートコン
トロール装置を提供する際に大幅なコストアップになら
ないようにすることができる。
機に変更を加える必要が生じないので、学習リモコンに
識別コードが記憶されないように防止するリモートコン
トロール装置を提供する際に大幅なコストアップになら
ないようにすることができる。
【0118】請求項4記載の発明によれば、請求項3の
効果に加え、全体として一定時間以上となる第2周波数
のキャリア信号を周波数変調された識別コードの任意の
箇所に付加することによって学習リモコンは識別コード
を含んだ第1周波数のみを取り出すことができなくな
る。この結果、識別コードが記憶されないように防止す
ることができる。又、全体として一定時間以上となる第
2周波数のキャリア信号と第1周波数のキャリア信号と
を学習リモコンが記憶する場合、第2周波数のキャリア
信号によって記憶容量をオーバーさせることができ、識
別コードが記憶されないように防止することができる。
効果に加え、全体として一定時間以上となる第2周波数
のキャリア信号を周波数変調された識別コードの任意の
箇所に付加することによって学習リモコンは識別コード
を含んだ第1周波数のみを取り出すことができなくな
る。この結果、識別コードが記憶されないように防止す
ることができる。又、全体として一定時間以上となる第
2周波数のキャリア信号と第1周波数のキャリア信号と
を学習リモコンが記憶する場合、第2周波数のキャリア
信号によって記憶容量をオーバーさせることができ、識
別コードが記憶されないように防止することができる。
【0119】請求項5記載の発明によれば、第2周波数
のキャリア信号を付加する時間設定を容易に行うことが
できる。そして、受信手段により送信信号を受信した際
に、第2周波数のキャリア信号と識別コードを含む第1
周波数のキャリア信号とを弁別することによって、取り
出された識別コードに修正を加えることなく識別コード
のみを容易に取り出すことができる。しかも、先頭の信
号に同期をとり、その変調周波数に基づいて識別コード
の記憶の仕方が異なる学習リモコンにおいては、先頭と
なった第2周波数のキャリア信号に基づいて復調を行う
ため、それに続く第1周波数のキャリア信号は正しく復
調されず、識別コードが記憶されないように防止するこ
とができる。
のキャリア信号を付加する時間設定を容易に行うことが
できる。そして、受信手段により送信信号を受信した際
に、第2周波数のキャリア信号と識別コードを含む第1
周波数のキャリア信号とを弁別することによって、取り
出された識別コードに修正を加えることなく識別コード
のみを容易に取り出すことができる。しかも、先頭の信
号に同期をとり、その変調周波数に基づいて識別コード
の記憶の仕方が異なる学習リモコンにおいては、先頭と
なった第2周波数のキャリア信号に基づいて復調を行う
ため、それに続く第1周波数のキャリア信号は正しく復
調されず、識別コードが記憶されないように防止するこ
とができる。
【0120】請求項6記載の発明によれば、複数の識別
コードが送信されるとき、各識別コードのそれぞれに第
2周波数のキャリア信号が一定時間付加されるので、識
別コードが含まれる第1周波数のキャリア信号のみを取
り出して識別信号を学習リモコンに記憶させることが難
しくなる。この結果、識別コードが記憶されないように
防止することができる。又、第1キャリア発生手段に簡
易な変更を加えるのみで、第2キャリア発生手段を設け
ることができ、学習リモコンに識別コードが記憶される
ないように防止することができる。
コードが送信されるとき、各識別コードのそれぞれに第
2周波数のキャリア信号が一定時間付加されるので、識
別コードが含まれる第1周波数のキャリア信号のみを取
り出して識別信号を学習リモコンに記憶させることが難
しくなる。この結果、識別コードが記憶されないように
防止することができる。又、第1キャリア発生手段に簡
易な変更を加えるのみで、第2キャリア発生手段を設け
ることができ、学習リモコンに識別コードが記憶される
ないように防止することができる。
【0121】請求項7記載の発明によれば、請求項6の
作用に加え、第2周波数のキャリア信号と識別コードを
含む第1周波数のキャリア信号とを弁別することによっ
て、取り出された識別コードに修正を加えることなく識
別コードのみを容易に取り出すことができる。
作用に加え、第2周波数のキャリア信号と識別コードを
含む第1周波数のキャリア信号とを弁別することによっ
て、取り出された識別コードに修正を加えることなく識
別コードのみを容易に取り出すことができる。
【0122】請求項8記載の発明によれば、一定時間と
なる第2周波数のキャリア信号を複数の識別コードの任
意の箇所に付加することによって、学習リモコンは識別
コードを含んだ第1周波数のみを取り出すことができな
くなる。この結果、識別コードが記憶されないように防
止することができる。又、全体として一定時間となる第
2周波数のキャリア信号と第1周波数のキャリア信号と
を学習リモコンが記憶する場合、第2周波数のキャリア
信号によって記憶容量をオーバーさせることができ、識
別コードが記憶されないように防止することができる。
なる第2周波数のキャリア信号を複数の識別コードの任
意の箇所に付加することによって、学習リモコンは識別
コードを含んだ第1周波数のみを取り出すことができな
くなる。この結果、識別コードが記憶されないように防
止することができる。又、全体として一定時間となる第
2周波数のキャリア信号と第1周波数のキャリア信号と
を学習リモコンが記憶する場合、第2周波数のキャリア
信号によって記憶容量をオーバーさせることができ、識
別コードが記憶されないように防止することができる。
【0123】請求項9記載の発明によれば、複数の識別
コードが送信されるとき、各識別コードの先頭に第2周
波数のキャリア信号が一定時間付加されるので、識別コ
ードが含まれる第1周波数のキャリア信号のみを取り出
して識別信号を学習リモコンに記憶させることが難しく
なる。この結果、識別コードが記憶されないように防止
することができる。又、第1キャリア発生手段に簡易な
変更を加えるのみで、第2キャリア発生手段を設けるこ
とができ、学習リモコンに識別コードが記憶されるない
ように防止することができる。
コードが送信されるとき、各識別コードの先頭に第2周
波数のキャリア信号が一定時間付加されるので、識別コ
ードが含まれる第1周波数のキャリア信号のみを取り出
して識別信号を学習リモコンに記憶させることが難しく
なる。この結果、識別コードが記憶されないように防止
することができる。又、第1キャリア発生手段に簡易な
変更を加えるのみで、第2キャリア発生手段を設けるこ
とができ、学習リモコンに識別コードが記憶されるない
ように防止することができる。
【0124】請求項10記載の発明によれば、第1及び
第2キャリア信号発生手段にそれぞれ発振回路を設ける
必要がなくなるので、装置の簡略化を図ることができる
とともに、コンパクト化を図ることができる。
第2キャリア信号発生手段にそれぞれ発振回路を設ける
必要がなくなるので、装置の簡略化を図ることができる
とともに、コンパクト化を図ることができる。
【図1】本発明に係るリモートコントロール装置の送信
機及び受信機のブロック図である。
機及び受信機のブロック図である。
【図2】キーホルダ、イグニッションキー及び受信機を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例における変調回路の入出力
信号を示す説明図である。
信号を示す説明図である。
【図4】復調回路内蔵のフィルタ回路のゲイン−周波数
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例における変調回路の入出力
信号を示す説明図である。
信号を示す説明図である。
【図6】学習リモコンがIDコードをどのように記憶す
るかを説明する説明図である。
るかを説明する説明図である。
【図7】学習リモコンがIDコードをどのように記憶す
るかを説明する説明図である。
るかを説明する説明図である。
【図8】第2実施例を基本にした別例となる変調回路の
入出力信号を示す説明図である。
入出力信号を示す説明図である。
【図9】第2実施例を基本にした別例となる変調回路の
入出力信号を示す説明図である。
入出力信号を示す説明図である。
【図10】本発明の別例を示すリモートコントロール装
置の送信機の要部ブロック図である。
置の送信機の要部ブロック図である。
【図11】従来のリモートコントロール装置の送信機及
び受信機を示すブロック図である。
び受信機を示すブロック図である。
14…付加手段を構成する変調回路、15…第1キャリ
ア信号発生手段としての第1キャリア信号発生回路、1
6…付加手段及び第2キャリア信号発生手段としての第
2キャリア信号発生回路、17…送信手段としての発光
回路、R…受信機、S…識別コード(IDコード)、S
1…第1周波数のキャリア信号としての第1のキャリア
信号、S2…第2周波数のキャリア信号としての第2の
キャリア信号
ア信号発生手段としての第1キャリア信号発生回路、1
6…付加手段及び第2キャリア信号発生手段としての第
2キャリア信号発生回路、17…送信手段としての発光
回路、R…受信機、S…識別コード(IDコード)、S
1…第1周波数のキャリア信号としての第1のキャリア
信号、S2…第2周波数のキャリア信号としての第2の
キャリア信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 敦久 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (72)発明者 山本 幸宏 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (72)発明者 鈴木 智則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (72)発明者 神谷 昌史 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−46681(JP,A) 特開 平2−296495(JP,A) 特開 昭60−223288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 B60R 25/00 E05B 49/00
Claims (10)
- 【請求項1】 予め設定された識別コードを周波数変調
するための第1周波数のキャリア信号を発生する第1キ
ャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、 を備えたリモートコントロール装置において、 前記第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を
発生させる第2キャリア信号発生手段と、 前記第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別
コードに一定時間付加して送信手段に出力する付加手段
とを設け、 前記第1キャリア信号発生手段又は第2キャリア発生手
段のいずれか一方は他方の信号を分周又は逓倍する リモ
ートコントロール装置。 - 【請求項2】 予め設定された識別コードを周波数変調
するための第1周波数のキャリア信号を発生する第1キ
ャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、を
備えたリモートコントロール装置において、 前記第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を
発生させる第2キャリア信号発生手段と、 第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コー
ドの任意の複数の箇所に、該複数の箇所の第2周波数の
キャリア信号の総時間が予め定められた一定時間以上と
なるようにして付加して送信手段に出力する付加手段と
を設けたリモートコントロール装置。 - 【請求項3】 予め設定された識別コードを周波数変調
するための第1周波数のキャリア信号を発生する第1キ
ャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、 その送信手段から送信される識別コードを受信する受信
手段とを備えたリモートコントロール装置において、 前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2
周波数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発
生手段と、 その第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別
コードに一定時間付加して送信手段に出力する付加手段
とを設けたリモートコントロール装置。 - 【請求項4】 予め設定された識別コードを周波数変調
するための第1周波数のキャリア信号を発生する第1キ
ャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、 その送信手段から送信される識別コードを受信する受信
手段とを備えたリモートコントロール装置において、 前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2
周波数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発
生手段と、 第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コー
ドの任意の複数の箇所に、該複数の箇所の第2周波数の
キャリア信号の総時間が予め定められた一定時間以上と
なるようにして付加して送信手段に出力する付加手段と
を設けたリモートコントロール装置。 - 【請求項5】 付加手段は第2周波数のキャリア信号を
周波数変調された識別コードの先頭に一定時間付加して
送信手段に出力する請求項1又は3記載のリモートコン
トロール装置。 - 【請求項6】 予め設定された複数の識別コードを周波
数変調するための第1周波数のキャリア信号を発生する
第1キャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、を
備えたリモートコントロール装置において、 前記第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を
発生させる第2キャリア信号発生手段と、 前記第2周波数のキャリア信号を周波数変調された複数
の識別コードのそれぞれに一定時間付加して送信手段に
出力する付加手段とを設けたリモートコントロール装
置。 - 【請求項7】 予め設定された複数の識別コードを周波
数変調するための第1周波数のキャリア信号を発生する
第1キャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、 その送信手段から送信される識別コードを受信する受信
手段とを備えたリモートコントロール装置において、 前記受信手段の受信感度の減衰域内の周波数である第2
周波数のキャリア信号を発生させる第2キャリア信号発
生手段と、 その第2周波数のキャリア信号を周波数変調された複数
の識別コードのそれぞれに一定時間付加して送信手段に
出力する付加手段とを設けたリモートコントロール装
置。 - 【請求項8】 予め設定された複数の識別コードを周波
数変調するための第1周波数のキャリア信号を発生する
第1キャリア信号発生手段と、 周波数変調された識別コードを送信する送信手段と、を
備えたリモートコントロール装置において、 前記第1周波数とは異なる第2周波数のキャリア信号を
発生させる第2キャリア信号発生手段と、 第2周波数のキャリア信号を周波数変調された識別コー
ドの任意の複数の箇所に、該複数の箇所の第2周波数の
キャリア信号の総時間が予め定められた一定時間以上と
なるようにして付加して送信手段に出力する付加手段と
を設けたリモートコントロール装置。 - 【請求項9】 付加手段は第2周波数のキャリア信号を
周波数変調した複数の識別コードの各先頭に付加して送
信手段に出力する請求項6又は7記載のリモートコント
ロール装置。 - 【請求項10】 第1キャリア信号発生手段又は第2キ
ャリア発生手段のいずれか一方は他方の信号を分周又は
逓倍する手段である請求項3記載のリモートコントロー
ル装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21149094A JP3277187B2 (ja) | 1993-09-16 | 1994-09-05 | リモートコントロール装置 |
KR1019950702032A KR100195841B1 (ko) | 1993-09-16 | 1994-09-13 | 원격 제어 장치 및 원격 제어 방법 |
DE69416505T DE69416505T2 (de) | 1993-09-16 | 1994-09-13 | Fernbedienungsvorrichtung |
EP94926395A EP0668198B1 (en) | 1993-09-16 | 1994-09-13 | Remote control device |
US08/436,201 US5638056A (en) | 1993-09-16 | 1994-09-13 | Remote control apparatus |
PCT/JP1994/001516 WO1995007829A1 (fr) | 1993-09-16 | 1994-09-13 | Commande a distance |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-230416 | 1993-09-16 | ||
JP23041693 | 1993-09-16 | ||
JP21149094A JP3277187B2 (ja) | 1993-09-16 | 1994-09-05 | リモートコントロール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07135690A JPH07135690A (ja) | 1995-05-23 |
JP3277187B2 true JP3277187B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=26518680
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
US (1) | US5638056A (ja) |
EP (1) | EP0668198B1 (ja) |
JP (1) | JP3277187B2 (ja) |
KR (1) | KR100195841B1 (ja) |
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WO (1) | WO1995007829A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
US6069567A (en) * | 1997-11-25 | 2000-05-30 | Vlsi Technology, Inc. | Audio-recording remote control and method therefor |
US6005306A (en) * | 1998-08-14 | 1999-12-21 | Jon J. Dillon | Remote control door lock system |
DE19913366C2 (de) * | 1999-03-24 | 2001-11-15 | Siemens Ag | Vorrichtung zum Überprüfen der Identität eines Senders |
DE20315106U1 (de) * | 2003-09-30 | 2003-12-18 | Topseed Technology Corp., Chung Ho | Automatische Schutzvorrichtung für einen unbeaufsichtigten Computer |
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